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- 52カ国目、韓国入港 (韓国)仁川→ソウル
-
エリア:
- アジア>韓国>韓国その他の都市
- アジア>韓国>ソウル
- テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2001/07/30 11:44
ついにこの旅の最後の訪問国、韓国に到着。
船が到着した仁川の港で入国を済ませ、ハングルの看板が並ぶアスファルトの街角に出る。
空からは雨。雨粒を避けて地下道へ。
地下道はショッピングセンターとなっており、列車の駅まで続いている。ブティック、靴屋、携帯電話ショップ等々、日本の駅前の地下商店街を彷彿とさせる。
駅の改札の近くでは、日本にもいがちな、目をあわせたくない不良風の若者達がたむろしている。
切符は自動販売機でも買えるが、韓国初心者の我々、大事を取って窓口で購入。
自動改札に切符を通して、ホームでソウル市街への列車を待つ。列車はソウル市街の地下鉄へと乗り入れている。
間もなく現れた列車、中は日本の地下鉄にそっくりだ。
ソウルの鐘閣駅で列車を降り、階段を登って地上に出る。
外は相変わらずの雨。
伝統工芸品街、仁寺洞の、うどん屋の脇の路地に見つけた、安宿の看板の下の門をくぐる。
「アンニョハセヨー!!」
小柄で人の良さそうなおばさんが迎えてくれる。
W一室15000W(=1500円)。狭いが、ソウルの中心街のロケーションでこれはお値打だろう。
部屋にはクツを脱いで入る。テレビと敷き布団が用意されている。
街並、地下鉄、クツを脱ぐ部屋に敷き布団、そして道行く人の顔、格好、何から何まで日本そっくりだ。
韓国初日、あいにくの雨だが、それでも我々の「韓国でのお楽しみ」が流れる事はない。
夜、早速ソウルの街角で、プルコギをつつく。

そう、これが、我々の韓国の旅でもくろむ最大の「お楽しみ」。雨だろうと、台風だろうと、猛暑だろうと、構ったことではない。
今日、今ここから我々の「アフリカ喜望峰から日本へ」の旅最終章、「韓国食べまくりの旅」の幕が開く。
【食事】
朝:桃、梨、月餅
昼:パン
夜:プルコギ、トッポギ(甘辛煮の細長ダンゴ)
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室
船が到着した仁川の港で入国を済ませ、ハングルの看板が並ぶアスファルトの街角に出る。
空からは雨。雨粒を避けて地下道へ。
地下道はショッピングセンターとなっており、列車の駅まで続いている。ブティック、靴屋、携帯電話ショップ等々、日本の駅前の地下商店街を彷彿とさせる。
駅の改札の近くでは、日本にもいがちな、目をあわせたくない不良風の若者達がたむろしている。
切符は自動販売機でも買えるが、韓国初心者の我々、大事を取って窓口で購入。
自動改札に切符を通して、ホームでソウル市街への列車を待つ。列車はソウル市街の地下鉄へと乗り入れている。
間もなく現れた列車、中は日本の地下鉄にそっくりだ。
ソウルの鐘閣駅で列車を降り、階段を登って地上に出る。
外は相変わらずの雨。
伝統工芸品街、仁寺洞の、うどん屋の脇の路地に見つけた、安宿の看板の下の門をくぐる。
「アンニョハセヨー!!」
小柄で人の良さそうなおばさんが迎えてくれる。
W一室15000W(=1500円)。狭いが、ソウルの中心街のロケーションでこれはお値打だろう。
部屋にはクツを脱いで入る。テレビと敷き布団が用意されている。
街並、地下鉄、クツを脱ぐ部屋に敷き布団、そして道行く人の顔、格好、何から何まで日本そっくりだ。
韓国初日、あいにくの雨だが、それでも我々の「韓国でのお楽しみ」が流れる事はない。
夜、早速ソウルの街角で、プルコギをつつく。

そう、これが、我々の韓国の旅でもくろむ最大の「お楽しみ」。雨だろうと、台風だろうと、猛暑だろうと、構ったことではない。
今日、今ここから我々の「アフリカ喜望峰から日本へ」の旅最終章、「韓国食べまくりの旅」の幕が開く。
【食事】
朝:桃、梨、月餅
昼:パン
夜:プルコギ、トッポギ(甘辛煮の細長ダンゴ)
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室

- 天津・塘沽 (中国)北京→天津
-
エリア:
- アジア>中国>北京(ペキン)
- アジア>中国>天津(テンシン)
- テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊
- 投稿日:2001/07/28 11:28
我々は、明日の船で、天津港から韓国へ向かう。そういう訳で、今日は大事をとって、一日早く列車で天津へ向かう。
天津駅のある天津市内は、北京程大きくはないが、北京以上に洗練された大都会で、安宿の情報もない。そこで、天津駅よりぐっと港寄りの塘沽駅まで、列車に乗る。
中国沿岸部の主要都市をひんぱんに結ぶ路線は、これ迄乗って来た長距離列車より更に近代的な車両で、今回我々が乗った列車もオール2階建車両だ。
天津の塘沽駅へ降り立つと、背中の荷物をおろし、Junkoに荷物の見張番を頼んで、一人街へ探索に出る。実はここは塘沽地区の情報はほとんど持ち合わせておらず、地図もない街で、足と勘を頼りに、安宿探しに出たのだ。
これ迄旅してきたシルクロードの街のような観光地でもなければ、北京や天津市内の様な大都市でもない。きっと安宿があるはずだとふみ、情報不足を承知で塘沽に乗込んできたのだ。
人や車の流れをよみ、にぎわいを漂わせる方へと足を向け、道行く人や路端で立話をしているおばさんなどに話をきく。
そうして幾つか見つかった宿の内、一軒の「招待所」では宿泊を拒まれてしまう。恐らく外国人の宿泊は許可されていない宿だったのだろう。
そして一軒は、中に入ると未だ建設中。
バスターミナル近くの一軒は、悪くない感じではあったが、Junkoが待つ駅からは遠い。明日向かう港行の市バスは駅前から出るし、重い荷物を背負うのであんまり遠くは避けたい。
ようやく見つけた一軒、外から見るとかなり老朽化した建物に見えたので、恐る恐る中に入ってみると、外から見えたのは事務所か何かの建物で、客室の建物はまあそこそこだ。
カウンターには英語の表示もある。「海晶賓館」という名前から見て、港に出入する外国人も使うホテルなのだろう。
ドミトリーは一人15元(200円位)、うん安い。でも今日は中国最後の夜、せっかくいい安宿を見つけたのだからと、ふん発して、W一室80元の部屋にチェックイン。
窓から入るそよ風が気持ちよく、静かでいい所だ。
そして、事前にほとんど情報を持っていないここ「知らない街」を、ぶらぶらと歩いてみる。
観光地でも繁華街でもない天津・塘沽。団地風のアパートが並び、天津市内行のバスがひっきりなしに行き交う住宅地だ。

その中心にある小さな市場が、また、住宅地ならではの極めて庶民的な趣き。そんな市場で買い食いしたり、明日の船の旅に備えて、おやつや食料を買ったりするのが楽しいのだ。
「ここ、中々落ち着けていい所だね。」
「最初からわかってたら、何泊かするんだったね。」
既に韓国行の切符は購入済、明日には立たねばならない。
夜は、市場前の屋台でのテーブルでディナー。
チャーハンに、野菜炒めに、海鮮スープ。どれも相変わらずの大盛なのに、相変わらずの安さ。これで15元しかしない。
ついこの間まで胃疲れしてたと思ったら、
「こんなに食べれるかな?」
とか言い合いながら、今日は2人でぺロッとたいらげてしまった。
どうやら、胃の方も、中国に慣れて来てしまったようだ。
「こんな調子で毎日食べてたら、きっと太っちゃうよ。」
それで中国人は、毎朝、毎晩、外で太極拳やダンスをして体を動かしているのだろうか。
そう言う訳で、ここら辺が潮時で、丁度良かったのかも、少々心残りがある程度で中国をたつ位が。
何でも腹8分目がいいって言うもんね(?)
【食事】
朝兼昼:セロリ、キクラゲ等がのった中華冷麺とサラダ、桃、梨
夜:野菜炒、海鮮スープ、チャーハン
【トラベルメモ】
1$=8元(中国元)
・ 北京→(天津)塘沽 列車 2時間 40元
【宿】天津(塘沽)海晶飯店 82元/W(ドミは一人15元より)
天津駅のある天津市内は、北京程大きくはないが、北京以上に洗練された大都会で、安宿の情報もない。そこで、天津駅よりぐっと港寄りの塘沽駅まで、列車に乗る。
中国沿岸部の主要都市をひんぱんに結ぶ路線は、これ迄乗って来た長距離列車より更に近代的な車両で、今回我々が乗った列車もオール2階建車両だ。
天津の塘沽駅へ降り立つと、背中の荷物をおろし、Junkoに荷物の見張番を頼んで、一人街へ探索に出る。実はここは塘沽地区の情報はほとんど持ち合わせておらず、地図もない街で、足と勘を頼りに、安宿探しに出たのだ。
これ迄旅してきたシルクロードの街のような観光地でもなければ、北京や天津市内の様な大都市でもない。きっと安宿があるはずだとふみ、情報不足を承知で塘沽に乗込んできたのだ。
人や車の流れをよみ、にぎわいを漂わせる方へと足を向け、道行く人や路端で立話をしているおばさんなどに話をきく。
そうして幾つか見つかった宿の内、一軒の「招待所」では宿泊を拒まれてしまう。恐らく外国人の宿泊は許可されていない宿だったのだろう。
そして一軒は、中に入ると未だ建設中。
バスターミナル近くの一軒は、悪くない感じではあったが、Junkoが待つ駅からは遠い。明日向かう港行の市バスは駅前から出るし、重い荷物を背負うのであんまり遠くは避けたい。
ようやく見つけた一軒、外から見るとかなり老朽化した建物に見えたので、恐る恐る中に入ってみると、外から見えたのは事務所か何かの建物で、客室の建物はまあそこそこだ。
カウンターには英語の表示もある。「海晶賓館」という名前から見て、港に出入する外国人も使うホテルなのだろう。
ドミトリーは一人15元(200円位)、うん安い。でも今日は中国最後の夜、せっかくいい安宿を見つけたのだからと、ふん発して、W一室80元の部屋にチェックイン。
窓から入るそよ風が気持ちよく、静かでいい所だ。
そして、事前にほとんど情報を持っていないここ「知らない街」を、ぶらぶらと歩いてみる。
観光地でも繁華街でもない天津・塘沽。団地風のアパートが並び、天津市内行のバスがひっきりなしに行き交う住宅地だ。

その中心にある小さな市場が、また、住宅地ならではの極めて庶民的な趣き。そんな市場で買い食いしたり、明日の船の旅に備えて、おやつや食料を買ったりするのが楽しいのだ。
「ここ、中々落ち着けていい所だね。」
「最初からわかってたら、何泊かするんだったね。」
既に韓国行の切符は購入済、明日には立たねばならない。
夜は、市場前の屋台でのテーブルでディナー。
チャーハンに、野菜炒めに、海鮮スープ。どれも相変わらずの大盛なのに、相変わらずの安さ。これで15元しかしない。
ついこの間まで胃疲れしてたと思ったら、
「こんなに食べれるかな?」
とか言い合いながら、今日は2人でぺロッとたいらげてしまった。
どうやら、胃の方も、中国に慣れて来てしまったようだ。
「こんな調子で毎日食べてたら、きっと太っちゃうよ。」
それで中国人は、毎朝、毎晩、外で太極拳やダンスをして体を動かしているのだろうか。
そう言う訳で、ここら辺が潮時で、丁度良かったのかも、少々心残りがある程度で中国をたつ位が。
何でも腹8分目がいいって言うもんね(?)
【食事】
朝兼昼:セロリ、キクラゲ等がのった中華冷麺とサラダ、桃、梨
夜:野菜炒、海鮮スープ、チャーハン
【トラベルメモ】
1$=8元(中国元)
・ 北京→(天津)塘沽 列車 2時間 40元
【宿】天津(塘沽)海晶飯店 82元/W(ドミは一人15元より)

- 北京到着 (中国)北京
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エリア:
- アジア>中国>北京(ペキン)
- テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊
- 投稿日:2001/07/21 10:19
昨日、蘭州を出発した列車は、夕方、中国の首都、北京の西駅に到着。
改札を出て、案内表示に従って階段を登ると、小ギレイなバスターミナルにワゴンタイプの市バスが待機している。
小雨が降りしきる中、大きなマクドナルドのMマークのネオンが輝く。
北京にマクドナルド一号店が開店したニュースもまだまだ記憶に新しいと思っていたら、発展めまぐるしい中国においては、そんな話とはとっくに、「今は昔」。今や街中そこら中に、マクドナルドが幅をきかせ、大きなデパートやスーパーマーケットが軒を連ねているのだ。
そんなマクドナルドの隣に立つ大きなホテル、その名も京華飯店。情報によると、ここのドミトリーが北京で一番の安宿との事だ。
フロントで訪ねると、一部屋20人の大部屋のドミトリーで、一人25元(350円位)だと言う。
「20人の大部屋なんて聞いただけで嫌がる人もいるけど、何しろ安いし中々いいのよね。」
と、隣のベッドのスペイン人のお姉さん。普段はロンドンでウエイトレスの仕事をしていて、お金を貯めては旅に出ているそうだ。
確かに、部屋はクリーンで、じゅうたんが敷かれ、一つ一つのベッドもキレイだ。
20人部屋と言う事で部屋が広い分、小さな部屋より開放感があり、中々リラックスできる。
何より、こうして各国から集まった旅人達と話したり、情報交換したりと、合宿的な雰囲気も、ドミトリーの楽しさの一つ。
2008年、北京オリンピックを迎えても、こんなに安宿が残ってくれている事を切に望む。
「シャワーに行って来るね」とJunko。
こうして、我々の北京での滞在が、1人2元の市バスと、25元の宿で、始まった。
【食事】
朝:レーズン
昼:カップメン
夜:マーボードーフ(ホテルのレストランにて。安くておいしい店がいっぱいある北京にあってこのホテルのレストランは高くてマズイ、最悪。泊まるだけにしましょう。)
【トラベルメモ】
1$=8元(中国元)
【宿】(北京)京華飯店 25元/ドミ一人
改札を出て、案内表示に従って階段を登ると、小ギレイなバスターミナルにワゴンタイプの市バスが待機している。
小雨が降りしきる中、大きなマクドナルドのMマークのネオンが輝く。
北京にマクドナルド一号店が開店したニュースもまだまだ記憶に新しいと思っていたら、発展めまぐるしい中国においては、そんな話とはとっくに、「今は昔」。今や街中そこら中に、マクドナルドが幅をきかせ、大きなデパートやスーパーマーケットが軒を連ねているのだ。
そんなマクドナルドの隣に立つ大きなホテル、その名も京華飯店。情報によると、ここのドミトリーが北京で一番の安宿との事だ。
フロントで訪ねると、一部屋20人の大部屋のドミトリーで、一人25元(350円位)だと言う。
「20人の大部屋なんて聞いただけで嫌がる人もいるけど、何しろ安いし中々いいのよね。」
と、隣のベッドのスペイン人のお姉さん。普段はロンドンでウエイトレスの仕事をしていて、お金を貯めては旅に出ているそうだ。
確かに、部屋はクリーンで、じゅうたんが敷かれ、一つ一つのベッドもキレイだ。
20人部屋と言う事で部屋が広い分、小さな部屋より開放感があり、中々リラックスできる。
何より、こうして各国から集まった旅人達と話したり、情報交換したりと、合宿的な雰囲気も、ドミトリーの楽しさの一つ。
2008年、北京オリンピックを迎えても、こんなに安宿が残ってくれている事を切に望む。
「シャワーに行って来るね」とJunko。
こうして、我々の北京での滞在が、1人2元の市バスと、25元の宿で、始まった。
【食事】
朝:レーズン
昼:カップメン
夜:マーボードーフ(ホテルのレストランにて。安くておいしい店がいっぱいある北京にあってこのホテルのレストランは高くてマズイ、最悪。泊まるだけにしましょう。)
【トラベルメモ】
1$=8元(中国元)
【宿】(北京)京華飯店 25元/ドミ一人

- 難航、バルセロナの宿探し (スペイン)トレド→マドリッド→バルセロナ
-
エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>トレド
- ヨーロッパ>スペイン>マドリード
- ヨーロッパ>スペイン>バルセロナ
- テーマ:ホテル・宿泊
- 投稿日:2001/04/12 14:08
トレドからマドリッドでバスを乗り継ぎ、スペイン随一の観光地バルセロナへ。
ところが夜、バルセロナに着いたものの、宿探しが難航を極める。
安宿街と思われるエリアを歩いて歩いて、目に付いた宿をあたってもあたっても、宿はどこも満室。
一つ星の安宿はもちろん、バルセロナ中心街に何件かあるユースホステルも全て訪ねたが満室。2つ星、3つ星クラスのホテルでさえ、空いているところは全く無い。
我々以外にも、荷物を背負ったバックパッカー達が街中をウロウロしている。皆、宿探しをしている様だ。
それもその筈、今はイースター(復活祭)のお休み期間で、ヨーロッパのゴールデンウィークとも言える、春一番の行楽シーズンなのだ。
丁度、いい季節にヨーロッパを旅できたのは良かったが、宿が見つからないのは困り物だ。
そしてようやく見つけた宿は、大部屋に数十人分もの2段ベッドが並べられたドミトリーの1ベッドが2900ペセタ≒1700円と、これは高い。
一度は割高でもっといいホテルでもあればとそこは見送り、更に宿を探しまくったが、相変わらずどこも満室。
他にもう一軒だけ空いている安宿を見つけたのだが、何とそこは偽ユースホステル。
掲げられた「ユースホステル」と日本語でも書かれた黄色い看板には、木と家の位置が逆になった手書きの偽ホステル・インターナショナルのマークまで付けている。
料金を聞くと最初は、1ベッド2700ペセタと言うので、チェックインしようとチェックインカードを書き終えると、やっぱり2800ペセタだと言う。おまけに明日からは3000ペセタになると言い始める。
さすが偽ユースホステルをやっているだけあり、完全にこちらの足元を見ているとしか思えない。こんな宿には安心して泊まっていられない。
仕方なく、その前に見つけた安宿にチェックイン。そこでは今日一日だけダブルの部屋も空いていると言うので、今夜だけはダブルに、翌日からは大部屋のドミトリーに泊まる事にする。
まあ、高いが仕方ない。せっかくのバルセロナ、宿探しにエネルギーを使い果たしたくない。ここはあきらめて、この宿に数泊して、明日からはゆっくりバルセロナの街を楽しむとしよう。
シャワーを浴びてベッドに就いた頃には、時刻は深夜12時を越えていた。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:サンドイッチ
夜:サンドイッチ、ソーセージ
【トラベルメモ】
1US$ = 180pt(スペイン・ペセタ)
・トレド→マドリッド バス 1時間 605pt
・マドリッド→バルセロナ バス 8時間 3530pt
【宿】
(バルセロナ)Hotel Colon 8000pt/W-1室
※ここも大きくYouth Hostelと掲げられていたが、ホステル・インターナショナルのマーク(または偽マーク)はなかったので、プライベートのユースホステルと言うことなのでしょう。本文に書いた偽ユースホステルは偽ホステル・インターナショナルマークを付けているので注意!!
ところが夜、バルセロナに着いたものの、宿探しが難航を極める。
安宿街と思われるエリアを歩いて歩いて、目に付いた宿をあたってもあたっても、宿はどこも満室。
一つ星の安宿はもちろん、バルセロナ中心街に何件かあるユースホステルも全て訪ねたが満室。2つ星、3つ星クラスのホテルでさえ、空いているところは全く無い。
我々以外にも、荷物を背負ったバックパッカー達が街中をウロウロしている。皆、宿探しをしている様だ。
それもその筈、今はイースター(復活祭)のお休み期間で、ヨーロッパのゴールデンウィークとも言える、春一番の行楽シーズンなのだ。
丁度、いい季節にヨーロッパを旅できたのは良かったが、宿が見つからないのは困り物だ。
そしてようやく見つけた宿は、大部屋に数十人分もの2段ベッドが並べられたドミトリーの1ベッドが2900ペセタ≒1700円と、これは高い。
一度は割高でもっといいホテルでもあればとそこは見送り、更に宿を探しまくったが、相変わらずどこも満室。
他にもう一軒だけ空いている安宿を見つけたのだが、何とそこは偽ユースホステル。
掲げられた「ユースホステル」と日本語でも書かれた黄色い看板には、木と家の位置が逆になった手書きの偽ホステル・インターナショナルのマークまで付けている。
料金を聞くと最初は、1ベッド2700ペセタと言うので、チェックインしようとチェックインカードを書き終えると、やっぱり2800ペセタだと言う。おまけに明日からは3000ペセタになると言い始める。
さすが偽ユースホステルをやっているだけあり、完全にこちらの足元を見ているとしか思えない。こんな宿には安心して泊まっていられない。
仕方なく、その前に見つけた安宿にチェックイン。そこでは今日一日だけダブルの部屋も空いていると言うので、今夜だけはダブルに、翌日からは大部屋のドミトリーに泊まる事にする。
まあ、高いが仕方ない。せっかくのバルセロナ、宿探しにエネルギーを使い果たしたくない。ここはあきらめて、この宿に数泊して、明日からはゆっくりバルセロナの街を楽しむとしよう。
シャワーを浴びてベッドに就いた頃には、時刻は深夜12時を越えていた。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:サンドイッチ
夜:サンドイッチ、ソーセージ
【トラベルメモ】
1US$ = 180pt(スペイン・ペセタ)
・トレド→マドリッド バス 1時間 605pt
・マドリッド→バルセロナ バス 8時間 3530pt
【宿】
(バルセロナ)Hotel Colon 8000pt/W-1室
※ここも大きくYouth Hostelと掲げられていたが、ホステル・インターナショナルのマーク(または偽マーク)はなかったので、プライベートのユースホステルと言うことなのでしょう。本文に書いた偽ユースホステルは偽ホステル・インターナショナルマークを付けているので注意!!

- トレド (スペイン)マドリッド→トレド
-
エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>マドリード
- ヨーロッパ>スペイン>トレド
- テーマ:鑑賞・観戦 ホテル・宿泊 世界遺産
- 投稿日:2001/04/10 11:54
おととい、配置換えされた新しい展示内容に全く対応していない、「短時間で見れるプラド美術館」なるガイド本の完全に陳腐化された内容のお陰で、すっかり迷ってしまったプラド美術館へ、リベンジにと再び向かう。
朝一番で入館すると、数ある展示室を一室一室、数ある展示品を一作一作、丹念に見てまわる。
そして分かった事は、人だかりが出来ている所、特にツアーの人達が立ち止まり、ガイドが解説している絵は間違いなく見逃せない名作である事。
加えて、絵の横にオーディオガイドのマークが貼ってある作品もしかり。
「そんな風にして絵を見るなんて・・・」
と、思う人もいるかと思いますが、プラド美術館まで来て、ベラスケスを、ゴヤを、グレコを、そしてその他数ある世界に名立たる名作中の名作を、見逃す訳にはいきますまい!
午後、マドリッドを離れ、バスでトレドへ。
トレドのバスターミナルから数百mの所にあると聞いていたユースホステル。だが、そのユースホステルがあると言う方向を見てみると、小高い丘の斜面を回り込む急な上り坂が待っている。
息を切らせながら辿り着いた所は、なんと石造りのアラブ城。このユースホステル、歴史あるアラブ城の中をホステルに改造したものだったのだ。
川を挟んで対岸の丘に拡がる、小ぢんまりしたトレドの旧市街を散策しながら、
「あ、あれ、うちらの宿じゃない。」
旧市街から見渡す味わいあるトレドの景観の一つを形成するアラブ城に自分達が泊まっているかと思うと、何だか気分がいい。
坂の多いトレドの旧市街、歩き疲れて、旧市街の中世ヨーロッパの城塞都市にふさわしい立派な石門を出ると、そこにある公園には藤の花が満開だ。
しばらく、垂れ下がるたわわな藤の花の下のベンチで休憩タイム。
夕方、ユースホステルの城のガーデンに出てみると、対岸の旧市街の上にそびえるアルカサルの向こうに、夕焼空が刻々と染まって行く。

そして訪れる夜に、日中は観光客で沸き返っていたトレドの街も旅人も、ぐっすりと寝静まる。
【食事】
朝:バゲット
昼:パン、クッキー、リンゴ
夜:ツナサンド
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
・プラド美術館(マドリッド)入場料500pt
・マドリッド→トレド(バス)1時間 605pt
・エルグレコの家(トレドの旧市街散歩中に立ち寄って見学)
【宿】
(トレド)Residencia Juvenil de San Seruand 1800pt/W-1室
※アラブ城内を改装したユースホステル。部屋も広くてキレイでおススメ!!
朝一番で入館すると、数ある展示室を一室一室、数ある展示品を一作一作、丹念に見てまわる。
そして分かった事は、人だかりが出来ている所、特にツアーの人達が立ち止まり、ガイドが解説している絵は間違いなく見逃せない名作である事。
加えて、絵の横にオーディオガイドのマークが貼ってある作品もしかり。
「そんな風にして絵を見るなんて・・・」
と、思う人もいるかと思いますが、プラド美術館まで来て、ベラスケスを、ゴヤを、グレコを、そしてその他数ある世界に名立たる名作中の名作を、見逃す訳にはいきますまい!
午後、マドリッドを離れ、バスでトレドへ。
トレドのバスターミナルから数百mの所にあると聞いていたユースホステル。だが、そのユースホステルがあると言う方向を見てみると、小高い丘の斜面を回り込む急な上り坂が待っている。
息を切らせながら辿り着いた所は、なんと石造りのアラブ城。このユースホステル、歴史あるアラブ城の中をホステルに改造したものだったのだ。
川を挟んで対岸の丘に拡がる、小ぢんまりしたトレドの旧市街を散策しながら、
「あ、あれ、うちらの宿じゃない。」
旧市街から見渡す味わいあるトレドの景観の一つを形成するアラブ城に自分達が泊まっているかと思うと、何だか気分がいい。
坂の多いトレドの旧市街、歩き疲れて、旧市街の中世ヨーロッパの城塞都市にふさわしい立派な石門を出ると、そこにある公園には藤の花が満開だ。
しばらく、垂れ下がるたわわな藤の花の下のベンチで休憩タイム。
夕方、ユースホステルの城のガーデンに出てみると、対岸の旧市街の上にそびえるアルカサルの向こうに、夕焼空が刻々と染まって行く。

そして訪れる夜に、日中は観光客で沸き返っていたトレドの街も旅人も、ぐっすりと寝静まる。
【食事】
朝:バゲット
昼:パン、クッキー、リンゴ
夜:ツナサンド
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
・プラド美術館(マドリッド)入場料500pt
・マドリッド→トレド(バス)1時間 605pt
・エルグレコの家(トレドの旧市街散歩中に立ち寄って見学)
【宿】
(トレド)Residencia Juvenil de San Seruand 1800pt/W-1室
※アラブ城内を改装したユースホステル。部屋も広くてキレイでおススメ!!
1 - 5件目まで(15件中)


