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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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記事一覧

11 - 15件目まで(15件中)

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13カ国目、エチオピア (ケニア)モヤレ→(エチオピア)モヤレ
エリア:
  • アフリカ>ケニア>ケニアその他の都市
  • アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
テーマ:鉄道・乗り物 ホテル・宿泊 
投稿日:2000/11/26 16:45
 「ドンドンドン」。ロッジの我々の部屋の扉がたたかれる。
 疲れが取り切れぬまま、眠気覚めやらぬまま、早朝6時前、ローリーはエチオピア国境に向かって再出発。

 「ガタン、ガタン、ガタン。ゴン、ゴン、パンッ、バンッ、バンッ!!」
 まるで、鉄板に引かれた熱く熱せられた油の上に投げ入れられた、細かく切られた具材のように、ローリーの鉄製の荷台の上で人も荷物もはじける。

 午前10:30、顔も体も砂だらけになった我々を乗せたローリーは、エチオピアとの国境の街、モヤレに到着。

 「早くシャワーを浴びたい!!」切にそう思う。
 あと一踏ん張りと、荷物を背負って砂だらけの額に泥の汗をしたたらせながら、1.5km程歩いて国境を通過。

 ところが、ケニアの出国はスムーズに済んだものの、今日日曜日はエチオピアのイミグレは午後2時にならないと開かないという。
 仕方無く3時間近く待つも、午後2時になると、今度は3時にならないと開かないという。
 結局、イミグレが開いたのは午後3時半過ぎ。 入国の手続きを終え、宿に入ったのは午後5時前。

 宿にチェックインして部屋に荷物を置くと、即、シャワーをリクエスト。

 シャワーの蛇口をひねると、「ザー」と水はふんだんに砂だらけの頭に体にふりかかる。
 これまで水に困った所も多かっただけに、これにはホッと一安心。髪を洗った後の泥だらけのアワを放り捨て、シャワーの水で体中さっぱり、生き返る。

 さっぱりした後は、ホテルの従業員の少年に教えてもらいながら、アムハラ語(エチオピア語)のアンチョコを作成。
 これからのエチオピアの旅に備える。


【食事】

朝:チャイ(茶)、マンタジ
昼:チャパティ、ジャガイモと肉の塩味スープ
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 75Ks(ケニア・シリング)
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・エチオピアのVISA 必要。 我々はケニアのナイロビで取得。

【宿】
・(エチオピア・モヤレ)Ethiopia-Kenya Hotel
12B/1室 スタッフは親切、水の出も良く、部屋もそれなりにクリーン。But 併設のバーが深夜までうるさい。バーの客が部屋の前まで入ってくる。

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ダルエス・サラムの快適安宿 (タンザニア)ダルエスサラム
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>ダルエスサラーム
テーマ:ホテル・宿泊 
投稿日:2000/10/23 18:38
 旅した国や場所の印象と言うものは、そこに居たわずか数日間に、どんな人に会って、どんな事が起きたかによる。 たまたまガラの悪い人にからまれたりしたら、もうその国の事は嫌いになってしまったという人も多い。

 昨日とんだサギにあってしまった我々だが、ここ、ダルエスサラムの印象はそれ程悪くない。それどころか居心地よく「沈没」してしまいそうな感さえある。どうして昨日あんな事があったのに、こう思えるかと言うと、今滞在している宿のおかげによる所が大きい。

 おとといは、深夜にダルエスサラムに到着した為、バス停近くの安宿に泊まったのだが、その評判をきいて、昨日より宿を中心街の北辺にあるYWCAに換えたのだが、評判通り、実に居心地が良いのだ。

 ダブルの部屋は決して広くはないが、清潔で、カヤも扇風機もある。共同トイレ・シャワーも広く、沢山あり、クリーンで使い易い。
 学食風の食堂では格安の定食が食べられ、禁酒禁煙、変なあばれん坊はいない。
 広いテラス風のオープンスペースの食堂は明るく、座ってゆっくりするのに丁度よい共同スペースになっている。
 洗濯場や屋上の物干し場まであって、朝食付きでダブルで一室たったの5000タンザニア・シリング(≒700円)。
 スタッフの人は皆、やさしく親切。周辺の治安も比較的良い。

 ここに宿を換えてすぐにこう思った。
 「この先旅するルワンダ、ウガンダのVISAをここダルエスで取っておこう。」

 ビザの取得にはそれなりの所要日数がいる。その間は特にする事もなく、数日間を過ごさなくてならないので、滞在費が安いとか、居心地が良い場所で取りだめしておきたくなるのだ。

 今日の朝、申請したルワンダのビザはあさっての受取り。
 それからウガンダのビザも取るから、楽園ザンジバルの海を拝める日は少し先に延びてしまうが、しばらくダルエスのYWCAにお世話になるとしよう。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:キャッサバとサツマイモ揚げ
夜:チキンとライス

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)
・ルワンダビザ シングル30日間 30US$/1人 翌々日受取
受付は9:00〜午前中 トランジットビザを申請したら、このビザをくれた。料金はトランジット料金。通常は3ヶ月でもう少し高いらしい。

【宿】(ダルエスサラム)YWCA 朝食付きでダブルで一室たったの5000タンザニア・シリング 男性も宿泊OK。

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水がない!! (マラウィ)リロングウェ
エリア:
  • アフリカ>マラウィ>リロングウェ
テーマ:ホテル・宿泊 
投稿日:2000/10/19 18:19
 宿のマスターの指示通り、早朝5時、宿の支払いを済ませ、バスステーションへ向かう。途中ポリスに道を尋ねると、こっちの方が近道だと警察署の敷地内を通してもらったりしてバスステーションへ。

 ところが、バスステーションで尋ねると、今日、タンザニア行のバスはなく、明日夕方7時の出発だと言う。
 もう、宿のマスター、いい加減な。自信満々で言うからすっかり信用してたのに。そうとわかってれば朝、宿でゆっくりするんだったよ。
 安宿とはいえ、昨晩チェックインしたのは夜11時頃だから、正味6時間ほどしか宿にいなかったことになる。何だか損した気分だ。

 仕方ないので、タンザニア行のバス停のすぐ隣にあるレストハウスに今日の宿を取る。バスステーション周辺には地元の人用の安宿が沢山あるのだが、その中ではここはかなりきれいで、レストランも併設されており、広い敷地でゆっくりできそうだ。

 ところが…。夕方シャワーを浴びようとすると、6時にならないと水が出ないから待ってと言う。シャワーは例によりバケツでくみ置き水を浴びるのだが、その水が来る迄待てと言うのだ。
 6時、尋ねると、今度は7時迄待てと言う。仕方ないので、併設のレストランでシマ(トウモロコシの粉で練ったこちらの主食)とチキンを手づかみで食べながら待つ。
 7時、宿はガランとして従業員の姿もない。
 8時過ぎ、ようやく現れた従業員に尋ねると、今度は9時だと言う。

 結局、浴びれたのは夜10時過ぎ。この宿、水道の設備は全く無く、シャワーを浴びる迄(正確にはバケツで水浴)、ずーっと顔も手も洗えず、かなり苦しい状態だったので、夜の水浴び、かなりさっぱり生き返った。
 
 水は命の源。水の大切さを実感させられる一日だった。


【食事】

朝:ポテト
昼:ポテト、チキン唐揚げ
夜:シマ、チキン 60MK シマは1人分がかなりの量なので、2人で1人分を分けて食べるも、それでも胃にもたれる感じ。

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)

【宿】(リロングウェ)MSUNGAMA Resthouse 200MK/W1室

電気なんてない 1
電気なんてない (マラウィ)リロングウェ→ケープ・マクレア
エリア:
  • アフリカ>マラウィ>リロングウェ
  • アフリカ>マラウィ>マラウィその他の都市
テーマ:鉄道・乗り物 ホテル・宿泊 
投稿日:2000/10/08 15:59
 国境を越え、マラウィの首都リロングウェのバス停には朝8時ごろ到着。

 小さいバスステーションは、ミニバス、大型バス、露天の商店、そして大勢の人々でごった返し、ものすごいカオス状態。高い塀に囲まれたバスステーションのバスの出入り口は一つしかなく、何台ものバスが四方八方からバスステーションから出ようとしたり、入ろうとしたりしていて、入口はバスの群れで詰まった状態で、やっと到着した我々のバスもなかなか中に入れない。

 「もう、出入り口を分ければいいのに!」、「誰か交通整理してよ」などと思いながら、バスステーションの入口から、バスが中に入って所定の位置に停車するまで45分余り。「ふう、やっと到着。」

 すぐにミニバスに乗り換え、マンゴチへ。マンゴチ迄の道のりは赤土が日に輝き、野菜畑が広がる。

 途中途中、バスが停車すると、葉っぱや根っこの付いた新鮮な野菜を手にした売り子がバスに群がる。キャベツ、ニンジン、トマト、ジャガイモ、トウモロコシなどなど。乗客は皆こぞって野菜を購入している。

電気なんてない 1

 マンゴチでミニバスを乗り継いで、モンキーベイへ。陽射しも傾いてきたので、早く着かないかなぁと思っているのに、乗客のおじいさん、おしっこが近くて、バスに止まる度、ゆっくりとおしっこしている。ハーッ。いつ着く事やら。

 日暮れ時、ようやくモンキーベイへ。ここからはバスはない。小型のトラックの荷台に乗って、マラウィの世界遺産、マラウィ湖畔の田舎街(村に近い)、ケープマクレアへ。

 バスがない為、ケープマクレアの村民は皆、村に出入りするトラックの荷台に乗って移動する。ダートの道は結構揺れ、荷台のヘリに腰掛けていたのだが、時に振り落とされそうにもなり、お尻が痛くなる。そう長い距離ではなかったのが幸いだが。まあ、この先、特にスーダンあたりから、トラックの荷台での移動も当たり前になると予想されるので、いい練習だ。

 すっかり日が落ちた頃到着した、ここケープマクレアには、電気は来ていない。宿の前では、自家発電の裸電球が淋しく灯されている。部屋にもトイレにもシャワーにも電球はなく、宿から支給されたロウソクで明りをとる。

 昨日ルサカを出てから27時間以上、ずーっと、座って揺られて移動しっ放し。さすがに疲れた。ロウソクの明りの中、シャワーを浴びるとすぐベッドに横になる。

 蚊帳は備え付けられていない。虫除けを付けたものの、今日も数ヶ所、蚊に刺されてしまった。


【食事】

朝:フライドポテト
昼:パンとバナナ
夜:チキンとポテト

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 70MK(マラウィ・クワチャ)
・ミニバス リロングウェ→モンキーベイ 360MK/1人 5時間 ひんぱんにある。
・トラック モンキーベイ→ケープマクレア 荷代込み 80MK/1人 いつくるかわからない。バス停近くでトラックを地元の人が何人か待っている。人の良さそうな人に聞いて、そこで一緒に待つと良い。旅行者とみると寄ってくる怪しいヤツの言う事はきかない事。

【宿】 (ケープマクレア)スティーブンス・ゲスト・ハウス 110MK/W一室

NoPhoto
5カ国目、ジンバブエへ (南アフリカ)プレトリア→(ジンバブエ)ハラレ
エリア:
  • アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
  • アフリカ>ジンバブウェ>ハラレ
テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊 グルメ 
投稿日:2000/09/27 12:26
 南ア・ジンバブエの国境(バイトブリッジ)が開くのが朝5:30。国境地帯の有刺鉄線の張られたサバンナからバブーン(ヒヒ)の群れがトラックの荷台で大暴れしている。

 両国のイミグレは難なく通過。

 ジンバブエに入ると日が明けてくる。そしてバスの車窓の向こうに見えてきたのは、そびえ立つバオバブの木々。バスのシートの位置は高く、サバンナのアカシヤの木の背は低いので、我々の目線より高い木はバオバブしかない。

 以前見たマダガスカルのものよりは小さいが、緑のアカシヤの中で、葉を一枚も付けず、根っこのような形の枝とぶっとい幹の胴体、バオバブのその姿は異様でもあり、独特の趣がある。

 バオバブの木々が姿を消すと、しばらく広いサバンナが続き、やがて白い岩肌の岩山が現れ出す。外は曇り、時折小雨が降る。その奥の岩肌の中に、まばらに木立をたずさえた盆栽のような岩山が連なるシルエットは、アフリカにあって、水墨画のような景色だ。

 この先はマシンゴという街で、この一帯の岩を組んで作られた「グレート・ジンバブエ」という世界遺産の遺跡がある。マシンゴと「グレート・ジンバブエ」にはハラレの後、ゆっくりと訪れる予定なので、またその時に。

 ハラレには午後2時到着。ハラレでは日本人バックパッカーの溜まり場となっているPawPaw Lodgeに宿泊。宿に長居する「住人」達から、我々も利用したウィントークの宿やここPawPaw Lodgeでの盗難事件の話や、エチオピアの宿でダニに沢山食われた話、トラックの荷台での厳しい移動話などを聞かされて、これ迄の快適な旅から、これからの厳しい旅へ、気を引き締めさせられる。

 夜は、初めてお鍋でのご飯炊きに挑戦。この長旅、Junkoの具合は良くなったものの、この先、「ご飯でも食べて元気を付けたい!」って時もあるだろう。スーパーでお米を仕入れて、お鍋で炊いてみたのだ。

 炊き上がりはまずます、うん、いい感じ。これを油で炒めて、チャーハンに。お皿に盛って口に運ぶ。

 「う、胸が苦しい。」ご飯の粒が形を成していない。つぶされ、練られてしまって、期待していた「ライス」とは別物だ。炊く時間が短かったかな??

 後で分かった事だが、こっちの長い形状のお米は、あまりよく研ぎ過ぎると崩れてしまうそうで、どうやら日本流で研ぎ過ぎてしまったたようだ。

 初めての挑戦は失敗作となった、ご飯炊き。でも頑張って塩をまぶしながら、一皿平らげる。

 明日こそは、おいしいご飯を炊くぞ!!


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:(自炊)失敗チャーハン

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
・プレトリア→ハラレ(トランス・ザンベジ社) 200R/1人
プレトリア 22:30発、ハラレ翌14:00着 ヨハネス発も同料金。 ヨハネス/プレトリアからは、他にグレイハンズ社、トランスラックス社もハラレへのバスがあるが料金は250R。トランス・ザンベジが割安。日本のガイドブック等では、トランス・ザンベジ社のバスは飲物と軽食が出ると紹介されているが、実際は全く無し。 (グレイハンズ、トランスラックスはコーヒーやクッキーが出ていると思われる。)。トランス・ザンベジのバスのチケットはインターケープ社で購入できる(トランス・ザンベジはインターケープ系列の会社)。
・ジンバブエのビザは、国境で即時入手できる。30US$/一人、写真不要。

【宿】(ハラレ)PawPawLodge ドミトリ130Z/一人

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