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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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NoPhoto
アドリア海に浮かぶ旧市街? (クロアチア)ドブロヴニク
エリア:
  • ヨーロッパ>クロアチア>ドブロブニク
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/05/19 14:48
 そこだけ海にせり出した小さな旧市街。
 城壁に囲まれた中に立ち並ぶ家々の、オレンジ色の屋根瓦で染まっている。

 城壁の門のひとつをくぐると、メイン通りに向かって下り行く、旧市街の家々にはさまれた細い急階段。

 視界に重なり合う、いくつもの小さなかわいらしいエントツとオレンジの屋根瓦、窓にバルコニーに洗濯物...。
 正直言って華やかさや派手さには欠けるが、見つめれば見つめるほど、まるでスルメをかむようにしみ出る深い味わい。

 その細い急階段を下って、小さな広場のような石畳のメイン通りに出ると、曇り空からはあいにくのにわか雨。

 宮殿や教会の軒先に腰を下ろし、雨宿りしながら空を見上げる。
 「明日は晴れますように。」


【食事】

朝:パン
昼:パン、ソーセージ
夜:パン、クッキー、ミルク

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8KN(クロアチア・クーナ)
1US$ ≒ 2DM(ドイツ・マルク:東欧ではドイツマルクが歓迎されることが多い)

【宿】
(ドブロブニク)Ruzica Branada's House 20DM/ダブル一室
(「SOBE」と呼ばれる民宿。昨晩泊まったユースホステルが今日は予約でいっぱいとのことで、宿を移った。)

NoPhoto
アドリア海に沿って (クロアチア)ザグレブ→ドブロヴニク
エリア:
  • ヨーロッパ>クロアチア>ザグレブ
  • ヨーロッパ>クロアチア>ドブロブニク
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/05/18 22:37
 車窓の向こうに一面咲き乱れる野花。
 途中通過した港街スピリットでは、カテドラルの高塔が、大型フェリーも行き交うアドリア海の立派な港を見守っている。

 そしてバスは、複雑に入り組むアドリア海のリアス式海岸に沿って南へと進んで行く。

 深く深く切り込んだラグーンの深緑が美しい。
 対岸はイタリアだ。

 途中ほんの少しだけボスニア・ヘルツェゴビナ領を通り、バスは再びクロアチアのドブロヴニクへ。
 ドブロヴニク近くの海では、カキの養殖の様子も見える。

 かつて旧ユーゴスラビアの一番の見どころだったアドリア海。その多くの部分は今、クロアチアとなっている。
 ドブロヴニクは、そんなクロアチアのアドリア海に、浮かぶようにある美しい旧市街で有名なところだ。
 
 だが夜到着したバスターミナルからは、斜面が多い地形にはばまれて、旧市街の姿はかけらも見えない。
 今夜のところはバスターミナルの近くに宿を取って、旧市街へは明日繰り出そう。

 「ウォーッ!」、夜にわき上がる大歓声。プハプハと鳴らされるラッパの音色。
 見るとバスターミナルのうしろにサッカースタジアムのような建物があり、観客席では歓声とともに大きな旗がいくつも振られている。
 
 スタジアム中央の競技場は全く見えないが、その様子からすっかりサッカーの試合だと思ったのだが、よく見るとサッカー場にしてはスタジアムは小さ過ぎる気がする。ミニサッカーだろうか?
 
 実はこれ「水球」のスタジアム。
 翌、日中、バスターミナルの裏手から中をのぞくと、そこには両端に小さなゴールが設置されたプールと、プールの中で水着姿で激しくボールをまわし、泳ぎさばく若者の姿。
 
 この夜の水球の試合はテレビで生中継もされ、通りに並ぶバーやレストランでは人々が熱心に見入っていた。

 日本ではかなりマイナーなスポーツなんだけど、水球でここまで盛り上がるとは...。

 アドリア海にいだかれたクロアチア、何とも不思議で面白いところだ。


【食事】

朝:パン
昼:パン、ポテトチップ、クッキー
夜:ピザ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8KN(クロアチア・クーナ)
・ザグレブ→ドブログニク(バス)12時間(7:00発19:00着) 378kn + 荷物代1個あたり7kn

【宿】
(ドブロブニク)Youth Hostel 70.5kn/ドミトリー一人
(でも部屋には我々二人だけで貸切状態だった)

43カ国目、クロアチアへ 1
43カ国目、クロアチアへ (スロベニア)リブリャーナ→(クロアチア)ザグレブ
エリア:
  • ヨーロッパ>クロアチア>ザグレブ
  • ヨーロッパ>スロヴェニア>リュブリャナ
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/05/17 14:07
 今日は、スロベニアのリブリャーナからバスでクロアチアへ入国。

 だが、クロアチアの入国はパスポートを提示するだけで何ともあっさりとしたもの。
 入国スタンプも押されない国境越えなんて、EU内以外では初めてだ。

 国境を越えると、赤と白のチェックの柄が目立つクロアチアの国旗が風になびいている。TVでよく見たクロアチアのサッカーチームのユニホームの柄だ。

 そして到着したのは、クロアチアの首都ザグレブ。

 ザグレブには特にこれといった見どころや建造物は存在しない。
 だが、それでも共和国広場に面した通りにはかわいらしい建物が並び、市場では民族衣装姿のおじいさん、おばあさんたちを見かけるなど、なかなか面白い。

43カ国目、クロアチアへ 143カ国目、クロアチアへ 2

 そんなザグレブだが、特筆すべきは夜。

 ザグレブの旧市街には、「ガス灯」が並ぶ石畳の通りが残されているのだ。

 恐らく自分もJunkoも、生きたガス灯の明かりを実際にこの目で見られるのはこれが最初で最後だろう。

 ほのかに揺れるガス灯のともし火。それに照らされる薄暗い石畳の上の旧市街。

 特に美しいわけでもない、何の派手さも華やかさもない。でも、そこにしんみりと漂う独特の雰囲気はここザグレブならでは。

 これぞ旧市街と言えるのではないでだろうか。  
43カ国目、クロアチアへ 3                
【食事】

朝:パン、シリアル、ハム、チーズ、ジュース、コーヒー
昼:(ザグレブの市場のオープンレストランにて)パン、シーフードリゾット
夜:ピザ、ピデ(カッテージチーズのクレープ包み)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 240ST(スロヴェニア・トラール)
1US$ ≒ 8KN(クロアチア・クーナ)
・リブリャーナ→ザグレブ(バス)3時間 2700st+荷物代1つ10kn
・クロアチア入国 日本人旅行者はビザ不要。
・本日訪れたザグレブの主な見どころ
 共和国広場、シュテファン寺院教会、市場、聖マルコ教会、石の門、ガス灯の通り

【宿】
(ザグレブ)Youth Hostel 204kn/ダブル一室

41カ国目、スロベニア 1
ブレッド湖?(スロベニア)ブレッド→リブリャーナ
エリア:
  • ヨーロッパ>スロヴェニア>リュブリャナ
  • ヨーロッパ>スロヴェニア>ブレッド湖畔
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/05/16 12:32
 抜けるような青空、快晴だ!!今日こそはどブレッド湖畔に出る。少し歩いて湖畔に沿って回り込むと、、いたいた、現れた。白銀の頂のユルリナアルプス。ドーンと裾野までクリアに、視界いっぱいに飛び込んでくる。

ブレッド湖?1ブレッド湖?2

 湖面に映るブレッド城に聖マリア教会。そこをスーッと白鳥が通り過ぎて行く。湖畔では、小枝を集めて作った巣で一休みしている白鳥と挨拶を交わす。
 「きれいだねー!!」
これでもう満足。ゆっくり宿に戻ってチェックアウトを済ます。

 バス停でリブリャーナ行きのバス待ちをしていると、
 「やあ、ここはいいところだね。僕はカナダから来たんだけど、
  ここはバンフそっくりだ。バンフみたいに大きなホテルが見えないし、
  静かで観光客が少ない分、こっちの方がいいねえ。」
我々はカナダに行ったことはないのだが、カナダ人が言うのだから本当なのだろう。あのあこがれのバンフにも勝るとも劣らないブレッド湖、静かにのんびり、気軽に最高の景観が楽しめる。

 そしてバスでスロベニアの首都リブリャーナへ。すっかりいい気分で三本橋のたもとの教会の階段でくつろいでいると、自転車に乗った制服姿の若い警官がこちらへ近づいてくる。
 「パスポート!」
 「パスポートはホテルに預けている(実際にそうしていた)。」
 「それは法律違反だ。外国人は常時パスポートを携帯しなければいけない。罰金を払え。」

 出ました!久しぶり、恐喝ポリスだ。恐喝ポリスはアフリカ以来、ヨーロッパでは初登場だ。制服を着ているし、恐らくニセポリスではなく本物。

 大声でごねまっくっていたら、何とか追い払うことができたけど、やれやれだ。整然とした小ぢんまりとしたきれいな街並みはまるで西欧のようだけど、こんなのが出没するとは。
 旧ユーゴから独立して10年足らずのスロベニア、まだまだ国家としての秩序がなっていない部分があるのかな。

 いいところだっただけに、自由と独立が悪い方向に行かないよう切に願う。桑原、くわばら、油断大敵。暗くならない内に宿に戻るとしよう。


【食事】

朝:パン、シリアル、ハム、チーズ、カルカデジュース、コーヒー
昼:春巻き、カッテージチーズのパプリカ詰め
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 240ST(スロヴェニア・トラール)
・ブレッド→リブリャーナ(バス)1時間 1090st

【宿】
(リブリャーナ)Hotel Bllevue 7300st/ダブル一室

41カ国目、スロベニア 1
ブレッド湖? (スロベニア)ブレッド
エリア:
  • ヨーロッパ>スロヴェニア>ブレッド湖畔
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/05/15 12:28
 すがすがしい朝の青空。

 外に出ると春とは言え、かなり涼しい。
 アフリカで長い間さんざん暑過すぎる夏を堪能してきた我々には、これ位の気候が気持ちよく感じられる。

 ブレッド湖の湖畔に出てみると、湖の向こうにかすかにユルリナアルプスの頂の白銀の縞模様が見える。
 湖上では白鳥が優雅に羽を膨らましている。

 そんなブレッド湖をぐるっと一周、ゆっくり散歩を開始。少々歩っては遊歩道に設置されたベンチに腰掛け、おいしい空気を胸いっぱい吸い、のんびりと景色を楽しむ。
 「う〜ん、気持ちいい◎」

キャンプ場近くでは湖で泳いでいる白人旅行者の姿もあるが、寒そうだ。
 「いくら気持ちいいからって、そこ迄無理しなくても・・・。」
湖からあがった彼ら、皆凍えながら体を拭いている。

 湖を三分の二周程歩いたところで、空にもくもくと雲が立ち込め出す。やがて強風に木立がゆれ始め、小雨がぱらつき始める。
 湖のうしろにドーン!とそびえるユルリナアルプスを期待していたのだが、結局今日は見えずじまい。急ぎ足で宿に戻る。

 今日歩いた感じでは、湖の外周は広くない。ゆっくり歩いても2〜3時間もあれば十分に一周できる。
 明日は晴れますように。青空をバックにドドーン!とユルリナアルプスが現れますように。。

 明朝に願いを託す。


【食事】

朝:パン、シリアル、ハム、チーズ、カルカデジュース、コーヒー
昼:サンドイッチ、クッキー、リンゴ
夜:サンドイッチ、クッキー、リンゴ、ミルク

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 240ST(スロヴェニア・トラール)

【宿】
(ブレッド)Youth Hostel Bledec 3227ST/ドミトリー1人
※上記のような豪華ビュッフェ朝食付き、ドミトリーだが我々2人だけだった。キレイで◎。

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