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- どうかしてるよ、エチオピアのバス!(エチオピア)ゴンダール→シャハディ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>ゴンダール
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物 グルメ
- 投稿日:2000/12/27 14:15
昨夕、ゴンダールまでの長い道のりの疲れをおして、テクテクと歩いて行ったゴンダールの見どころのひとつ、デブレ・ビルハン・セラシー教会の天井に描かれた絵を見て決心した。
以前から一目実物を見てみたいと思っていた有名なフレスコ画はここにあったんだ。バハルダールの教会にあると聞いていたが、同じ絵柄だ。疲れをおしてわざわざ来て良かった。
この絵が見られれば、もうお腹いっぱい。エチオピアは満腹。時間的な余裕もない。次に予定していたバハルダールまで足を延ばすと、また長く暑苦しいバスの移動も含めて、4〜5日は必要になる。バハルダールは跳ばしてスーダンへ向かおう。
エチオピア最後の試練だとは言え、ゴンダール発スーダン国境方面の街シャハディ行のバスの車内はこれ迄にも増して暑苦しい。最後の最後にも思う。
「エチオピア人はなぜ、バスの窓を開けないのか!?どうかしている。」
シャハディからスーダン国境の街メッタマ迄は乗合トラック。トラックの荷台で他の乗客と出発を待っていると、一人の客が薄紅色の液体の入ったジョッキグラスを傾けているのを発見。
「カルカデ?」Junkoと2人で顔を合わせる。
以前2人でエジプトの西方オアシスを旅した時よく飲んだ、乾燥させたハイビスカスの花を煮出して作った飲み物だ。
早速確かめようと、我々もタンクを持った少年に注文。大ビールジョッキ一杯50セント(1/2B)。
「ゴクゴク」口元から喉元へ。うん、間違いない、カルカデだ。しそドリンクとアセロラジュースを併せて薄めたような感じで、すっきりとした酸味が、乾燥してめちゃくちゃ暑いこの気候の中、体に染み入る。
以前聞いた話ではビタミンCがたっぷりで体に良いとか。
これ迄一ヶ月近いエチオピアの旅でカルカデを見ることはなかった。いよいよスーダンが近い証拠だろう。
国境の街、メッタマでは熱々で砂糖たっぷりのホットカルカデ(カルカデ茶)も登場。乾き疲れ切った体に、その甘さと酸味が効くのだ。
メッタマに到着して、イミグレーションに出国の申請をしたのが午後3:30過ぎ。 人の良さそうな係官は、まず我々にゆっくりとコーヒー・セレモニーを勧める。
「さっさと手続きしちゃってよ」とも思ったが、係官の機嫌を損ねて面倒くさい事になってと大変と、気をもみながら笑顔でコーヒーをすする。
ところが、今日はスーダン側で移動の車がなく、しかもスーダン側には宿はないとの事で、パスポートはイミグレに預けたまま、今夜はここエチオピア側のメッタマで一泊しろと指示される。
ハイビスカスティーに、この旅の一番のこの猛暑。灼熱の大地スーダンは目の前だ。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:パン、辛いポテトスープ、カルカデ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ゴンダール→シャハディ(バス)30B/1人+75B/荷1コ 6:30発12:30着
※エチオピアのイミグレはシャハディにあると聞いていたが実際にはメッタマの国境にある。
・シャハディ→メッタマ(トラック荷台の乗合ピックアップ/ローリー)6B/1人2時間
【宿】
・(メッタマ)宿名不明、イミグレ近く イミグレの係官に連れて来られた
6B/W1室+1B/シャワー1人
以前から一目実物を見てみたいと思っていた有名なフレスコ画はここにあったんだ。バハルダールの教会にあると聞いていたが、同じ絵柄だ。疲れをおしてわざわざ来て良かった。
この絵が見られれば、もうお腹いっぱい。エチオピアは満腹。時間的な余裕もない。次に予定していたバハルダールまで足を延ばすと、また長く暑苦しいバスの移動も含めて、4〜5日は必要になる。バハルダールは跳ばしてスーダンへ向かおう。
エチオピア最後の試練だとは言え、ゴンダール発スーダン国境方面の街シャハディ行のバスの車内はこれ迄にも増して暑苦しい。最後の最後にも思う。
「エチオピア人はなぜ、バスの窓を開けないのか!?どうかしている。」
シャハディからスーダン国境の街メッタマ迄は乗合トラック。トラックの荷台で他の乗客と出発を待っていると、一人の客が薄紅色の液体の入ったジョッキグラスを傾けているのを発見。
「カルカデ?」Junkoと2人で顔を合わせる。
以前2人でエジプトの西方オアシスを旅した時よく飲んだ、乾燥させたハイビスカスの花を煮出して作った飲み物だ。
早速確かめようと、我々もタンクを持った少年に注文。大ビールジョッキ一杯50セント(1/2B)。
「ゴクゴク」口元から喉元へ。うん、間違いない、カルカデだ。しそドリンクとアセロラジュースを併せて薄めたような感じで、すっきりとした酸味が、乾燥してめちゃくちゃ暑いこの気候の中、体に染み入る。
以前聞いた話ではビタミンCがたっぷりで体に良いとか。
これ迄一ヶ月近いエチオピアの旅でカルカデを見ることはなかった。いよいよスーダンが近い証拠だろう。
国境の街、メッタマでは熱々で砂糖たっぷりのホットカルカデ(カルカデ茶)も登場。乾き疲れ切った体に、その甘さと酸味が効くのだ。
メッタマに到着して、イミグレーションに出国の申請をしたのが午後3:30過ぎ。 人の良さそうな係官は、まず我々にゆっくりとコーヒー・セレモニーを勧める。
「さっさと手続きしちゃってよ」とも思ったが、係官の機嫌を損ねて面倒くさい事になってと大変と、気をもみながら笑顔でコーヒーをすする。
ところが、今日はスーダン側で移動の車がなく、しかもスーダン側には宿はないとの事で、パスポートはイミグレに預けたまま、今夜はここエチオピア側のメッタマで一泊しろと指示される。
ハイビスカスティーに、この旅の一番のこの猛暑。灼熱の大地スーダンは目の前だ。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:パン、辛いポテトスープ、カルカデ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ゴンダール→シャハディ(バス)30B/1人+75B/荷1コ 6:30発12:30着
※エチオピアのイミグレはシャハディにあると聞いていたが実際にはメッタマの国境にある。
・シャハディ→メッタマ(トラック荷台の乗合ピックアップ/ローリー)6B/1人2時間
【宿】
・(メッタマ)宿名不明、イミグレ近く イミグレの係官に連れて来られた
6B/W1室+1B/シャワー1人

- エンコ (エチオピア)ザレマ→ゴンダール
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>ゴンダール
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物 世界遺産
- 投稿日:2000/12/26 19:00
昨夕、アッデルカイでヒッチハイクした我々を乗せたトラックは、早朝、夜明け前、ゴンダールに向けて出発。
夜明けを迎え、朝日が射し始めると、世界遺産シミエン国立公園に抱かれた山々の風景がすがすがしい。
この大型トラック、決して速くはないが、これまで快調に走っていたのだが、お昼過ぎ、エンジンの調子が悪くなり、道端で立ち往生してしまう。
「ゴンダール、ティニッシュ」 テニッシュとはアムハラ語で少しと言う意味。ゴンダール迄後少しと助手は言っている。
どうやらガス欠の様で、助手はポリタンクを持って通り掛かった別のトラックに乗って行ってしまう。ガソリンを調達しに行ったようだ。
少したつと、通り掛かったまた別のトラックが我々を見て停まり、ドライバーが降りてきた。このトラックのドライバー、我々のトラックのドライバーと知り合いで、ガソリンを分けてくれたのだ。
「よし、出発か」と思ったのもつかの間、助手がトラックのキーを持ったまま街へガソリン調達へ行ってしまったとの事で、その助手が戻る迄、ボーッ遠くシミエンの山並みを眺めながら待ちぼうけ。
助手が戻ると、ドライバーは助手の頭をペシペシ。ガソリンを注入すると「よしっ、今度こそ再出発。」
ところがところが、なかなかエンジンの回転数が上がらず、少し進んでは停まり、その度、エンジンルームを開け、トンテン、カンテン、エンジン調整。
トホホ・・・。この調子じゃいつゴンダールへ着く事やら。

昨夜は野宿、今は炎天下でいつ直るかわからないトラックの調整待ち。さすがに疲れた。これじゃバスの方が良かったよ。
ラリベラの後、ヒッチでの移動が少々上手く行ったからって調子に乗りすぎた。急がば回れ。これからは一歩一歩着実に進もう。
反省しきりの中、ようやくトラックは復調、すると再出発してものの15分でゴンダールの街中に到着。
ティニッシュ(少し)とは言っていたけどこんなに間近だったとは。そうとわかってれば馬でも馬車でも捕まえて、さっさと来ちゃってれば良かったよ。
ゴンダールのバスターミナル近くの宿に入ったのは午後2時前。それから夕方にかけてゆっくりとゴンダールの街を散策。


世界遺産のファシリダス王の宮殿や色鮮やかなフレスコ画を見物し、散策を終えると、お気に入りのフルーツ生ジュースを2杯平らげて疲れを癒す。

「ふう、やっと着いたね、ゴンダール。見所も見終わったし、宿に戻ってゆっくり休もう。」
戻ってみると宿は停電かつ断水中。バケツの水を浴びて眠る。
【食事】
朝:ワタツ、パン
昼:アサコトレット(魚フライ)
夜:生フルーツジュース大ジョッキ2杯(グアバ、アボガド、パパイヤ/3色とグアバ、アボガド/2色で1杯2.5B旨いんだな、これが)、スパゲティ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
【宿】
・(ゴンダール)Axum HOTEL 25B/W1室 バスターミナルから近いので利用したが、値段の割に汚くお粗末。
ピアッツァにあるEthiopia Hotelの方がキレイで水も出てたし、割安の15B/1室でオススメ。
(散歩がてらチェックに行ってみた。バスターミナルまで十分歩ける距離)
夜明けを迎え、朝日が射し始めると、世界遺産シミエン国立公園に抱かれた山々の風景がすがすがしい。
この大型トラック、決して速くはないが、これまで快調に走っていたのだが、お昼過ぎ、エンジンの調子が悪くなり、道端で立ち往生してしまう。
「ゴンダール、ティニッシュ」 テニッシュとはアムハラ語で少しと言う意味。ゴンダール迄後少しと助手は言っている。
どうやらガス欠の様で、助手はポリタンクを持って通り掛かった別のトラックに乗って行ってしまう。ガソリンを調達しに行ったようだ。
少したつと、通り掛かったまた別のトラックが我々を見て停まり、ドライバーが降りてきた。このトラックのドライバー、我々のトラックのドライバーと知り合いで、ガソリンを分けてくれたのだ。
「よし、出発か」と思ったのもつかの間、助手がトラックのキーを持ったまま街へガソリン調達へ行ってしまったとの事で、その助手が戻る迄、ボーッ遠くシミエンの山並みを眺めながら待ちぼうけ。
助手が戻ると、ドライバーは助手の頭をペシペシ。ガソリンを注入すると「よしっ、今度こそ再出発。」
ところがところが、なかなかエンジンの回転数が上がらず、少し進んでは停まり、その度、エンジンルームを開け、トンテン、カンテン、エンジン調整。
トホホ・・・。この調子じゃいつゴンダールへ着く事やら。

昨夜は野宿、今は炎天下でいつ直るかわからないトラックの調整待ち。さすがに疲れた。これじゃバスの方が良かったよ。
ラリベラの後、ヒッチでの移動が少々上手く行ったからって調子に乗りすぎた。急がば回れ。これからは一歩一歩着実に進もう。
反省しきりの中、ようやくトラックは復調、すると再出発してものの15分でゴンダールの街中に到着。
ティニッシュ(少し)とは言っていたけどこんなに間近だったとは。そうとわかってれば馬でも馬車でも捕まえて、さっさと来ちゃってれば良かったよ。
ゴンダールのバスターミナル近くの宿に入ったのは午後2時前。それから夕方にかけてゆっくりとゴンダールの街を散策。


世界遺産のファシリダス王の宮殿や色鮮やかなフレスコ画を見物し、散策を終えると、お気に入りのフルーツ生ジュースを2杯平らげて疲れを癒す。

「ふう、やっと着いたね、ゴンダール。見所も見終わったし、宿に戻ってゆっくり休もう。」
戻ってみると宿は停電かつ断水中。バケツの水を浴びて眠る。
【食事】
朝:ワタツ、パン
昼:アサコトレット(魚フライ)
夜:生フルーツジュース大ジョッキ2杯(グアバ、アボガド、パパイヤ/3色とグアバ、アボガド/2色で1杯2.5B旨いんだな、これが)、スパゲティ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
【宿】
・(ゴンダール)Axum HOTEL 25B/W1室 バスターミナルから近いので利用したが、値段の割に汚くお粗末。
ピアッツァにあるEthiopia Hotelの方がキレイで水も出てたし、割安の15B/1室でオススメ。
(散歩がてらチェックに行ってみた。バスターミナルまで十分歩ける距離)

- 世界遺産「シミエン国立公園」を越えて (エチオピア)アクスム→シレ→アッデルカイ→ザレマ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>アクスム
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 グルメ
- 投稿日:2000/12/25 18:51
次に我々が目指す地はゴンダール。バスだと直通はなく、途中のシレまで行って一泊し、翌朝ゴンダール行のバスに乗り換えなくてはならず、丸2日掛かるとの事。
早朝、バスターミナルに向かう途中、Junkoが通り掛かったジープに声を掛ける「シレ?」
そして、シレまでジープのヒッチハイクに成功。
そのジープでシレのバスターミナルに朝7時前に到着すると、ゴンダール行の最終のバスがまだ出発せず停車している。
「よしっ!!」バックパックを背負って慌ててかけ寄る。しかし、バスは既に満員で我々は乗せてもらえない。
「ふうっ。」一息つくと、バスターミナルを出て、シレの街の、ゴンダール方面へ続く道の出口に向かって歩き出す。
ここまで、ヒッチハイクでの移動は、順調かつ快調に来ている。時間は未だ朝の7時過ぎ、バスには乗り損なったが、これからゴンダール行の車をヒッチハイクすれば、今日中にはゴンダールに着けるだろう。
すると、ゴンダール方面の道沿いに、ここシレ迄乗せてもらったジープが停車し、ドライバーのおじさんがエンジンルームを開け、何やら調整している様子。
「ヘイッ!どうしたんだい?」
とおじさん。
「ゴンダール行のバスは満員で乗れなかったので、トラックをヒッチハイクしようと思って。」
「それなら、オレはアッデルカイという所まで行くからアッデルカイまで乗せてってやるよ。アッデルカイは丁度ここからゴンダールまでの途中、半分の所にある街だよ。」
そういう訳で、ジープのフロントシートに乗ってアッデルカイへ。
ジープはなかなか快調なのだが、ドライバーのおじさん、街や村に通り掛るたび休憩を取るので、思った程さっさと先へ進まない。
まずは、シレから1時間も進んでいない所にある村で朝食タイム。我々もパンとワタツ(ホットミルク)を注文。
するとここのワタツ、いつものとちょっと違う。熱々ミルクのコップ底に、ふかした麦の実が入っている。これぞシリアルの原型ではないか。ミルクも濃く、砂糖が入っていて大甘なのだが、塩味がほんのり効いていて、おいしい。
また1時間程走るとと途中停車。おじさん、今度は我々にお茶をごちそうしてくれる。
見ると、おじさんはビールをごくごく2本も空けている。
アルコールが入って調子が出たのか、おじさんが運転するジープはびゅんびゅん飛ばし出す。
「まあ、こっちも急いではいるんだけど、安全第一でお願いしますよ。」
心の中でつぶやく。
今度は、タカゼ川という静かな川に架かる橋の手前の小さな集落で停車。
「ここはおいしいミルクで有名な店なんだ。カマン!」
ジープを降りて半露店の店に入るとおじさんがごちそうしてくれたのは、大きなカップに並々と注がれたヨーグルト。ここら辺ではヨーグルト菌が取れるのだろうか。
お腹には大丈夫かしらと恐る恐るすすると、決しておいしくはないが、酸味が効いていてすっきりとする。体がヨーグルトに含まれる栄養素を要求していたのかも知れない。
地元の人は皆、塩を振りかけて食べているが、自分は砂糖をもらって、ヨーグルトに入れてかき混ぜ、あれよあれよと、一気に平らげてしまった。
世界遺産でもあるシミエン国立公園から流れるタカゼ川のほとり、景色も良いし、こうやって途中の村々でゆっくりしながら進むのも悪くない。
ただ、マカレ、アクスムからここら辺は、ついこの間迄行われていたエチオピアとエリトリアとの戦争の戦闘エリア。 その跡なのだろう、戦車や空射砲の残がいや、迷彩色の服を着た兵士の姿がやたらと目に付く。
そう言えば、アクスムと周辺の村では、たたずむ兵士の姿や戦闘機が飛ぶ空の下、勇ましく銃を掲げる兵士が描かれた戦意を促す大看板も目立っていた。
ゴンダール迄の道半ば、アッデルカイに着いたのは午後1:30過ぎ。アッデルカイ路肩の木陰でゴンダール行の車を捕まえようと座り込むも、なかなか車は現れない。
1時間過ぎ、2時間過ぎる。ここからゴンダール迄、決して近くないし、かなりの峠道、もう夕方になろうかという今からゴンダールに向かう車があるようには思えない。
そうあきらめかけた時、ゴンダール方面に向かう一台のトラックが現れる。すかさずかけ寄り叫ぶ「ゴンダール?」
このトラックの運ちゃんも助手も、首を縦に振ってはいるものの英語は喋れない。とりあえずアムハラ語の数字を叫び合い値段交渉。
最初、運ちゃんは2人で80Bと言っていたが値切って70Bで決着。少し高いが、これで何とか今夜にはゴンダールに着ければ上出来だと、助手席に乗り込む。
我々が乗り込むと間髪入れずトラックは出発。「よしっ!」
ところが、このトラック、2時間程走って、次の村に着くと、停まって荷積み作業を始め出す。身ぶり手ぶりで聞くと、どうやら今夜はこの小さな村で一泊し、明日朝ゴンダールに向けて出発するようだ。
朝早くからさんざん急いで、お金もバス代より多く使ったのに、結局今日中の到着をもくろんでいたゴンダールへは明日着くことになってしまった。
これじゃゆっくり安いバスで乗り継いで行っても変わらなかったよ、トホホ。
クリスマスの夜、高く積まれたトラックの荷台の荷物の上、満天の星空の下、眠りにつく。
【食事】
朝:麦入りワタツ、パン
昼:ヨーグルト、パン
夜:パン、シュロワット(つぶした豆、辛い)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・アクスム→シレ(ジープをヒッチ)15B/1人 2.5時間
・シレ→アッデルカイ(同じジープで)15B/1人5時間
・アッデルカイ→ゴンダール(大型トラックをヒッチ)35B/1人
【宿】
・(ザレマ村)トラック荷台にて、タダ。
早朝、バスターミナルに向かう途中、Junkoが通り掛かったジープに声を掛ける「シレ?」
そして、シレまでジープのヒッチハイクに成功。
そのジープでシレのバスターミナルに朝7時前に到着すると、ゴンダール行の最終のバスがまだ出発せず停車している。
「よしっ!!」バックパックを背負って慌ててかけ寄る。しかし、バスは既に満員で我々は乗せてもらえない。
「ふうっ。」一息つくと、バスターミナルを出て、シレの街の、ゴンダール方面へ続く道の出口に向かって歩き出す。
ここまで、ヒッチハイクでの移動は、順調かつ快調に来ている。時間は未だ朝の7時過ぎ、バスには乗り損なったが、これからゴンダール行の車をヒッチハイクすれば、今日中にはゴンダールに着けるだろう。
すると、ゴンダール方面の道沿いに、ここシレ迄乗せてもらったジープが停車し、ドライバーのおじさんがエンジンルームを開け、何やら調整している様子。
「ヘイッ!どうしたんだい?」
とおじさん。
「ゴンダール行のバスは満員で乗れなかったので、トラックをヒッチハイクしようと思って。」
「それなら、オレはアッデルカイという所まで行くからアッデルカイまで乗せてってやるよ。アッデルカイは丁度ここからゴンダールまでの途中、半分の所にある街だよ。」
そういう訳で、ジープのフロントシートに乗ってアッデルカイへ。
ジープはなかなか快調なのだが、ドライバーのおじさん、街や村に通り掛るたび休憩を取るので、思った程さっさと先へ進まない。
まずは、シレから1時間も進んでいない所にある村で朝食タイム。我々もパンとワタツ(ホットミルク)を注文。
するとここのワタツ、いつものとちょっと違う。熱々ミルクのコップ底に、ふかした麦の実が入っている。これぞシリアルの原型ではないか。ミルクも濃く、砂糖が入っていて大甘なのだが、塩味がほんのり効いていて、おいしい。
また1時間程走るとと途中停車。おじさん、今度は我々にお茶をごちそうしてくれる。
見ると、おじさんはビールをごくごく2本も空けている。
アルコールが入って調子が出たのか、おじさんが運転するジープはびゅんびゅん飛ばし出す。
「まあ、こっちも急いではいるんだけど、安全第一でお願いしますよ。」
心の中でつぶやく。
今度は、タカゼ川という静かな川に架かる橋の手前の小さな集落で停車。
「ここはおいしいミルクで有名な店なんだ。カマン!」
ジープを降りて半露店の店に入るとおじさんがごちそうしてくれたのは、大きなカップに並々と注がれたヨーグルト。ここら辺ではヨーグルト菌が取れるのだろうか。
お腹には大丈夫かしらと恐る恐るすすると、決しておいしくはないが、酸味が効いていてすっきりとする。体がヨーグルトに含まれる栄養素を要求していたのかも知れない。
地元の人は皆、塩を振りかけて食べているが、自分は砂糖をもらって、ヨーグルトに入れてかき混ぜ、あれよあれよと、一気に平らげてしまった。
世界遺産でもあるシミエン国立公園から流れるタカゼ川のほとり、景色も良いし、こうやって途中の村々でゆっくりしながら進むのも悪くない。
ただ、マカレ、アクスムからここら辺は、ついこの間迄行われていたエチオピアとエリトリアとの戦争の戦闘エリア。 その跡なのだろう、戦車や空射砲の残がいや、迷彩色の服を着た兵士の姿がやたらと目に付く。
そう言えば、アクスムと周辺の村では、たたずむ兵士の姿や戦闘機が飛ぶ空の下、勇ましく銃を掲げる兵士が描かれた戦意を促す大看板も目立っていた。
ゴンダール迄の道半ば、アッデルカイに着いたのは午後1:30過ぎ。アッデルカイ路肩の木陰でゴンダール行の車を捕まえようと座り込むも、なかなか車は現れない。
1時間過ぎ、2時間過ぎる。ここからゴンダール迄、決して近くないし、かなりの峠道、もう夕方になろうかという今からゴンダールに向かう車があるようには思えない。
そうあきらめかけた時、ゴンダール方面に向かう一台のトラックが現れる。すかさずかけ寄り叫ぶ「ゴンダール?」
このトラックの運ちゃんも助手も、首を縦に振ってはいるものの英語は喋れない。とりあえずアムハラ語の数字を叫び合い値段交渉。
最初、運ちゃんは2人で80Bと言っていたが値切って70Bで決着。少し高いが、これで何とか今夜にはゴンダールに着ければ上出来だと、助手席に乗り込む。
我々が乗り込むと間髪入れずトラックは出発。「よしっ!」
ところが、このトラック、2時間程走って、次の村に着くと、停まって荷積み作業を始め出す。身ぶり手ぶりで聞くと、どうやら今夜はこの小さな村で一泊し、明日朝ゴンダールに向けて出発するようだ。
朝早くからさんざん急いで、お金もバス代より多く使ったのに、結局今日中の到着をもくろんでいたゴンダールへは明日着くことになってしまった。
これじゃゆっくり安いバスで乗り継いで行っても変わらなかったよ、トホホ。
クリスマスの夜、高く積まれたトラックの荷台の荷物の上、満天の星空の下、眠りにつく。
【食事】
朝:麦入りワタツ、パン
昼:ヨーグルト、パン
夜:パン、シュロワット(つぶした豆、辛い)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・アクスム→シレ(ジープをヒッチ)15B/1人 2.5時間
・シレ→アッデルカイ(同じジープで)15B/1人5時間
・アッデルカイ→ゴンダール(大型トラックをヒッチ)35B/1人
【宿】
・(ザレマ村)トラック荷台にて、タダ。

- ヒッチハイクで旅は続く (エチオピア)ウォルディア→アリマタ→マカレ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物 ホテル・宿泊
- 投稿日:2000/12/22 17:59
我々の次の目標はマカレ。
昨日聞き込み調査をした所、マカレ行のバスはデシが始発、朝8時頃ウォルディアを通過するが、満員で、乗れない事も多いらしい。乗れなかったらまた翌朝バスを待たなくてはならないそうだ。
我々は今、時間と格闘中、そんな悠長な事はしていられない。乗れるかどうかわからないバスを待つより、積極的に行こうと、朝4時過ぎ、まだ暗い中、ウォルディアのピアッサの道端にバックパックを置いてJunkoと2人で座り込む。
そして朝5時前、マカレへ行くと言う大型のトラックをヒッチ、助手席に乗せてもらえた。
トラックは決して早くないし、大型のせいかかなりの振動で我々を揺さぶるが、フロントガラスから臨む夜明けの風景は素晴らしく、乗れるかどうかあてにならない、乗れたとしても苦しいバスより、ずっといい。
ただ気になることが一つ。ドライバーのおじさん「スントノゥ(アムハラ語でいくら?)」といくら聞いても全く相手にしてくれないのだ。
まあ、悪い人じゃなさそうだし大丈夫だろう。
ところが徐々にギアの調子が悪くなり出し、おじさんが思い切りクラッチを踏み込んでもなかなかギアがおじさんの思い通り入らなくなる。
そして、とうとうアリマタという街で、我々は降ろされてしまう。
おじさんはトラックのエンジンルームを開けて、修理をし始めながら手を振って、
「マカレへ別の車を拾って行け。」(本当はなにを言っていたのかわからないが、多分こう言っている)
最後までお金も請求されなかった。最終目的地のマカレまで、このやさしいおじさんのトラックで、無料で連れて行ってもらいたかったのは山々だが、故障ではこれはもう仕方ない。
親切なおじさん「アムサギナロ(アムハラ語でありがとう)」
約30分後、マカレへ行くと言う荷台に荷物を高く積みこんだイスズのトラックをヒッチ。今回も助手席が空いていた。「ラッキー。」
マカレにはラクダもいるし、先にはダナキル砂漠も控えていると聞いていたので、マカレまでの道のりは荒涼たる大地が拡がっているのかと思っていたのだが、さにあらず。
峠、峠、また峠。幾つもの峠を幾重にもつづら折りした道が上り下り、トラックは超低速でその険しい峠道を進む。
段々畑が連なる峠の風景はなかなかキレイだ。
途中、あざやかなオレンジ色のニンジンを湧き水で洗って路地売りする人の姿が現れる。
トラックの乗務員助手とドライバーは、窓からそのニンジン6本1ブルで仕入れるとバリバリとそのままかじり出す。かじられたニンジンを見ると、中身もみずみずしくおいしそうだ。
エリトリアとの戦争の残骸か、幾台か廃棄されたボロボロの戦車の姿もある。
突然、トラックのカーオーディオにかけられたテープから聞き覚えのある旋律が。ワムの「ラストクリスマス」だ。
「そう言えばそろそろクリスマスだね。」
それにしても我々を乗せたトラックの低速ぶり。明るい内にマカレに着いたら、さっさとマカレの見物を済ませ、明日にもアクスムに旅立とうとも思っていたのだが、峠の向こうにこつ然と大都会マカレの街が現れたのは日の入り直前。
マカレで宿を探したりしている内に日は沈み、今日の所はここでゲームオーバー。
昨日トラックの荷台と馬車でたんまり砂をくらったままシャワーも浴びていない我々は、早速宿でシャワーをリクエスト。ところが、今、この宿は断水中だというではないか。
シャワーがあるって言うから、この宿に決めたのに・・・。甘かった。
今度から、宿を取るときには事前に部屋を見るだけでなく、蛇口もひねってみなければ。
今日もまた、砂でガビガビの頭をかきむしって眠る。トホホ。
【食事】
朝:バナナ
昼:パン
夜:スパゲティ、アボガド、パパイヤ、オレンジジュース
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ウォルディア→アリマタ(大型トラックをヒッチ)50B/1人9時間
【宿】
・マカレ マカレホテル 英字表示なし15B/W1室
※共シャワーはあるがこの日は断水中。
バスターミナル近く、安い割にはまずまず。
(同名の別ホテルを一軒別に見付けた。そちらは英字表示があった)
昨日聞き込み調査をした所、マカレ行のバスはデシが始発、朝8時頃ウォルディアを通過するが、満員で、乗れない事も多いらしい。乗れなかったらまた翌朝バスを待たなくてはならないそうだ。
我々は今、時間と格闘中、そんな悠長な事はしていられない。乗れるかどうかわからないバスを待つより、積極的に行こうと、朝4時過ぎ、まだ暗い中、ウォルディアのピアッサの道端にバックパックを置いてJunkoと2人で座り込む。
そして朝5時前、マカレへ行くと言う大型のトラックをヒッチ、助手席に乗せてもらえた。
トラックは決して早くないし、大型のせいかかなりの振動で我々を揺さぶるが、フロントガラスから臨む夜明けの風景は素晴らしく、乗れるかどうかあてにならない、乗れたとしても苦しいバスより、ずっといい。
ただ気になることが一つ。ドライバーのおじさん「スントノゥ(アムハラ語でいくら?)」といくら聞いても全く相手にしてくれないのだ。
まあ、悪い人じゃなさそうだし大丈夫だろう。
ところが徐々にギアの調子が悪くなり出し、おじさんが思い切りクラッチを踏み込んでもなかなかギアがおじさんの思い通り入らなくなる。
そして、とうとうアリマタという街で、我々は降ろされてしまう。
おじさんはトラックのエンジンルームを開けて、修理をし始めながら手を振って、
「マカレへ別の車を拾って行け。」(本当はなにを言っていたのかわからないが、多分こう言っている)
最後までお金も請求されなかった。最終目的地のマカレまで、このやさしいおじさんのトラックで、無料で連れて行ってもらいたかったのは山々だが、故障ではこれはもう仕方ない。
親切なおじさん「アムサギナロ(アムハラ語でありがとう)」
約30分後、マカレへ行くと言う荷台に荷物を高く積みこんだイスズのトラックをヒッチ。今回も助手席が空いていた。「ラッキー。」
マカレにはラクダもいるし、先にはダナキル砂漠も控えていると聞いていたので、マカレまでの道のりは荒涼たる大地が拡がっているのかと思っていたのだが、さにあらず。
峠、峠、また峠。幾つもの峠を幾重にもつづら折りした道が上り下り、トラックは超低速でその険しい峠道を進む。
段々畑が連なる峠の風景はなかなかキレイだ。
途中、あざやかなオレンジ色のニンジンを湧き水で洗って路地売りする人の姿が現れる。
トラックの乗務員助手とドライバーは、窓からそのニンジン6本1ブルで仕入れるとバリバリとそのままかじり出す。かじられたニンジンを見ると、中身もみずみずしくおいしそうだ。
エリトリアとの戦争の残骸か、幾台か廃棄されたボロボロの戦車の姿もある。
突然、トラックのカーオーディオにかけられたテープから聞き覚えのある旋律が。ワムの「ラストクリスマス」だ。
「そう言えばそろそろクリスマスだね。」
それにしても我々を乗せたトラックの低速ぶり。明るい内にマカレに着いたら、さっさとマカレの見物を済ませ、明日にもアクスムに旅立とうとも思っていたのだが、峠の向こうにこつ然と大都会マカレの街が現れたのは日の入り直前。
マカレで宿を探したりしている内に日は沈み、今日の所はここでゲームオーバー。
昨日トラックの荷台と馬車でたんまり砂をくらったままシャワーも浴びていない我々は、早速宿でシャワーをリクエスト。ところが、今、この宿は断水中だというではないか。
シャワーがあるって言うから、この宿に決めたのに・・・。甘かった。
今度から、宿を取るときには事前に部屋を見るだけでなく、蛇口もひねってみなければ。
今日もまた、砂でガビガビの頭をかきむしって眠る。トホホ。
【食事】
朝:バナナ
昼:パン
夜:スパゲティ、アボガド、パパイヤ、オレンジジュース
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ウォルディア→アリマタ(大型トラックをヒッチ)50B/1人9時間
【宿】
・マカレ マカレホテル 英字表示なし15B/W1室
※共シャワーはあるがこの日は断水中。
バスターミナル近く、安い割にはまずまず。
(同名の別ホテルを一軒別に見付けた。そちらは英字表示があった)

- 世界遺産「ラリベラ」 (エチオピア)ラリベラ→ガシェナ→ウォルディア
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>ラリベラ
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物 世界遺産
- 投稿日:2000/12/21 17:46
「我々は時間と戦っている」
ナイジェリアビザの有効期限の関係で、そういう事になっている。
早朝6:30、世界に名だたるラリベラの世界遺産の教会群へくり出す。
ラッキーだったのは、丁度この日、聖マイケル教会という教会で何やらセレモニーが行われているとのこと。早朝から、岩地を地下にくり掘って作られた教会と、岩盤に掘られた道は、巡礼の人々で溢れかえっている。
くつを脱いで教会の中に入ると、皆、司教様に独特の形の大きな十字架で体をなでてもらっている。司教様は外国人の我々を見付けると、にこやかにサービス。我々2人の体中を、握った十字架でなで回してくれる。
別の教会の内部では、楽隊が大鼓や民族楽器を奏で、歌い、その回りで拝みまくる信者が溢れかえる光景も。
そしてラリベラのハイライト、岩盤を地下に向かって見事に美しい十字架の形に掘り築いた聖ジョージ教会へ。
さすがは世界遺産、実際目にしたそれは、見事という他ない。

聖ジョージ教会は閉まっている事が多くなかなか中に入れないと聞いていたが、ラッキーにも我々が訪れた時教会の扉は開いており、司教様に、この教会に代々受け継がれたと言う独特の形の十字架などを見せてもらうことが出来た。
掘り下げられた下から見上げるその姿も美しくおごそかでもあり、見事。これを人の手で掘ったのかと思うと唖然ともさせられる。

時間と戦っている我々は、朝10:00前には一通り教会を見終えると、ウォルディア方面の道脇にバックパックを置いて座り込む。
一日一便しかないウォルディア行のバスは、早朝とっくに出てしまっている。しかし昨日ウォルディアからラリベラにバスで来る途中、何台もの車とすれ違った。
バスにこだわらなければ、「車は必ずある」。
明日のバスを待ってはいられないと、ヒッチハイクを決め込んだのだ。
まずはガシュナという所までのトラックのヒッチに成功。
地元の人の話では、ガシュナはウォルディアからの道がラリベラとゴンダールへの2本に別れる分岐点。そこでウォルディア行の車を待てば、分岐点ゆえチャンスも多いという訳だ。
例によってトラックの荷台で砂ぼこりまみれになり、ガシュナへ。バスもある所をトラックで砂まみれになりながら先を急ぐ。これが時間と戦う我々の姿だ。
ガシュナでは、運良くヒッチした小型トラックの助手席が空いており、そこでフロントガラス越しにゆっくり道中の景色を楽しむ。
昨日の暑苦しいウォルディア迄のバスの中じゃとても景色を楽しむ余裕はなかった。今回のヒッチした小型トラック、4×4で快速!!窓を開けて外の空気も吸える。昨日のノロノロバスとは大違い。
こうなってくると運次第ではあるが、エチオピアに限って言えば、狭く暑苦しいバスとヒッチハイクどちらが良いかと言ったら、ヒッチの方が良いかも知れない。
なだらかに拡がる高原地帯を、細い一本道がゆったりと右に左にくねくねと続き、白い布をまとった民族衣装の男女が道を行き交う。
女性の多くは、髪を細かく編み込んだ独特のヘアースタイルで、素焼きの壺を背負って高原を横断する人も多い。
ロバを引く者、ヤギや牛を追う者、やせた土地を牛で耕す者、馬に乗る者。家畜のフンを固め、ワラをふいた屋根の集落が散在し、そこにはどう見ても水道も電気もない。
道には車が走り、店にはコーラも売っているだろうが、古く昔と変わらないだろう風景がそこにある。
ここを飛行機で飛んでしまうのはもったいない。かといって、エチオピアのバスは狭苦しくて景色を楽しめない。
今回、幸運にもいい車のフロントシートをゲットできた我々だが、せっかくのエチオピアの旅、少々奮発しても車をチャーターしてゆっくり景色を楽しむのも悪くないんじゃないか。車のチャーター代はそう高くない筈だ。
そんなことを思いながら、ウォルディアのバスターミナルに夕方到着。バスターミナルで次の目的地、マカレ行のバスについて尋ねると、マカレ行はバスターミナルからではなく、1kmほど離れた町の中心地、ピアッツァから出ると言う。
「ピアッツァまではこれで行けるよ。」
と道端の若者が止めてくれたのは、木で作られた貧相な客車を引く馬一頭。「ガリ」と呼ばれる幌馬車だ。
1kmは歩いてもすぐだが、幾度となくバスの車窓から、田舎町でロバや馬が引くこの幌馬車のタクシーを目にしていて、一度は乗ってみたいと思っていたので、これは丁度良いとJunkoと2人で幌に乗り込む。

「ホイッ」ドライバーのおじさんが掛け声とともに手綱を引くと、我々を乗せた幌馬車タクシー「ガリ」は1馬力で走り出す。
「カパッカ、パッカ、パッカ」楽しみにわざわざ乗り込んだ幌馬車タクシーだが、客車の前方で馬が蹴り上げる砂ぼこりが、客車の我々を直撃して目が痛い。
「ゲホッゲホッ」見た目程優雅じゃないんだな。
今日は午前中もトラックの荷台で砂をかぶっているから、これで2度目の砂かぶり。
ウォルディアのピアッツァで泊まった安宿にシャワーはなかった。
【食事】
朝:パン
昼:スパゲティ
夜:アボガド、オレンジジュース、バナナ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ラリベラ入場料100/1人(効率よく回る為に子供ガイドを道案内に雇う)15B・・・公式ガイドは50Bだそうだが公式でもいい加減なガイドも多いので、安い道案内ガイドで充分。又、道はわかりにくいが、時間があれば1人でも充分回れる。教会は狭いエリアに集中している。
・ラリベラ→ガシェナ(トラックをヒッチ)15B/1人 1.5時間
・ガシェナ→ウォルディア(小型トラックをヒッチ20B/1人2時間 結局ラリベラ→ウォルディア35B/1人荷物代込みのバス料金と同額。バスより早くて景色も楽しめた。
・バスターミナル→ピアッサ(ウォルディアの幌馬車タクシー)1B/1人とバックパック1つ2B/2人
【宿】(ウォルディア)宿名不明 6B/W一室
ナイジェリアビザの有効期限の関係で、そういう事になっている。
早朝6:30、世界に名だたるラリベラの世界遺産の教会群へくり出す。
ラッキーだったのは、丁度この日、聖マイケル教会という教会で何やらセレモニーが行われているとのこと。早朝から、岩地を地下にくり掘って作られた教会と、岩盤に掘られた道は、巡礼の人々で溢れかえっている。
くつを脱いで教会の中に入ると、皆、司教様に独特の形の大きな十字架で体をなでてもらっている。司教様は外国人の我々を見付けると、にこやかにサービス。我々2人の体中を、握った十字架でなで回してくれる。
別の教会の内部では、楽隊が大鼓や民族楽器を奏で、歌い、その回りで拝みまくる信者が溢れかえる光景も。
そしてラリベラのハイライト、岩盤を地下に向かって見事に美しい十字架の形に掘り築いた聖ジョージ教会へ。
さすがは世界遺産、実際目にしたそれは、見事という他ない。

聖ジョージ教会は閉まっている事が多くなかなか中に入れないと聞いていたが、ラッキーにも我々が訪れた時教会の扉は開いており、司教様に、この教会に代々受け継がれたと言う独特の形の十字架などを見せてもらうことが出来た。
掘り下げられた下から見上げるその姿も美しくおごそかでもあり、見事。これを人の手で掘ったのかと思うと唖然ともさせられる。

時間と戦っている我々は、朝10:00前には一通り教会を見終えると、ウォルディア方面の道脇にバックパックを置いて座り込む。
一日一便しかないウォルディア行のバスは、早朝とっくに出てしまっている。しかし昨日ウォルディアからラリベラにバスで来る途中、何台もの車とすれ違った。
バスにこだわらなければ、「車は必ずある」。
明日のバスを待ってはいられないと、ヒッチハイクを決め込んだのだ。
まずはガシュナという所までのトラックのヒッチに成功。
地元の人の話では、ガシュナはウォルディアからの道がラリベラとゴンダールへの2本に別れる分岐点。そこでウォルディア行の車を待てば、分岐点ゆえチャンスも多いという訳だ。
例によってトラックの荷台で砂ぼこりまみれになり、ガシュナへ。バスもある所をトラックで砂まみれになりながら先を急ぐ。これが時間と戦う我々の姿だ。
ガシュナでは、運良くヒッチした小型トラックの助手席が空いており、そこでフロントガラス越しにゆっくり道中の景色を楽しむ。
昨日の暑苦しいウォルディア迄のバスの中じゃとても景色を楽しむ余裕はなかった。今回のヒッチした小型トラック、4×4で快速!!窓を開けて外の空気も吸える。昨日のノロノロバスとは大違い。
こうなってくると運次第ではあるが、エチオピアに限って言えば、狭く暑苦しいバスとヒッチハイクどちらが良いかと言ったら、ヒッチの方が良いかも知れない。
なだらかに拡がる高原地帯を、細い一本道がゆったりと右に左にくねくねと続き、白い布をまとった民族衣装の男女が道を行き交う。
女性の多くは、髪を細かく編み込んだ独特のヘアースタイルで、素焼きの壺を背負って高原を横断する人も多い。
ロバを引く者、ヤギや牛を追う者、やせた土地を牛で耕す者、馬に乗る者。家畜のフンを固め、ワラをふいた屋根の集落が散在し、そこにはどう見ても水道も電気もない。
道には車が走り、店にはコーラも売っているだろうが、古く昔と変わらないだろう風景がそこにある。
ここを飛行機で飛んでしまうのはもったいない。かといって、エチオピアのバスは狭苦しくて景色を楽しめない。
今回、幸運にもいい車のフロントシートをゲットできた我々だが、せっかくのエチオピアの旅、少々奮発しても車をチャーターしてゆっくり景色を楽しむのも悪くないんじゃないか。車のチャーター代はそう高くない筈だ。
そんなことを思いながら、ウォルディアのバスターミナルに夕方到着。バスターミナルで次の目的地、マカレ行のバスについて尋ねると、マカレ行はバスターミナルからではなく、1kmほど離れた町の中心地、ピアッツァから出ると言う。
「ピアッツァまではこれで行けるよ。」
と道端の若者が止めてくれたのは、木で作られた貧相な客車を引く馬一頭。「ガリ」と呼ばれる幌馬車だ。
1kmは歩いてもすぐだが、幾度となくバスの車窓から、田舎町でロバや馬が引くこの幌馬車のタクシーを目にしていて、一度は乗ってみたいと思っていたので、これは丁度良いとJunkoと2人で幌に乗り込む。

「ホイッ」ドライバーのおじさんが掛け声とともに手綱を引くと、我々を乗せた幌馬車タクシー「ガリ」は1馬力で走り出す。
「カパッカ、パッカ、パッカ」楽しみにわざわざ乗り込んだ幌馬車タクシーだが、客車の前方で馬が蹴り上げる砂ぼこりが、客車の我々を直撃して目が痛い。
「ゲホッゲホッ」見た目程優雅じゃないんだな。
今日は午前中もトラックの荷台で砂をかぶっているから、これで2度目の砂かぶり。
ウォルディアのピアッツァで泊まった安宿にシャワーはなかった。
【食事】
朝:パン
昼:スパゲティ
夜:アボガド、オレンジジュース、バナナ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ラリベラ入場料100/1人(効率よく回る為に子供ガイドを道案内に雇う)15B・・・公式ガイドは50Bだそうだが公式でもいい加減なガイドも多いので、安い道案内ガイドで充分。又、道はわかりにくいが、時間があれば1人でも充分回れる。教会は狭いエリアに集中している。
・ラリベラ→ガシェナ(トラックをヒッチ)15B/1人 1.5時間
・ガシェナ→ウォルディア(小型トラックをヒッチ20B/1人2時間 結局ラリベラ→ウォルディア35B/1人荷物代込みのバス料金と同額。バスより早くて景色も楽しめた。
・バスターミナル→ピアッサ(ウォルディアの幌馬車タクシー)1B/1人とバックパック1つ2B/2人
【宿】(ウォルディア)宿名不明 6B/W一室
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