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- 本場、フラメンコ (スペイン)セビーリャ
-
エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>セビリア
- テーマ:街中・建物・景色 鑑賞・観戦 世界遺産
- 投稿日:2001/04/01 10:53
アルカサル、大聖堂、スペイン広場と、今日は朝からスペイン・アンダルシア地方一の名所と言われるセビーリャの見所を、精力的に見て回る。
そして夜、アンダルシアに来て見逃せないのは、そうフラメンコ!
アンダルシアはフラメンコの本場なのだ。
夜9時、ライブハウスの様な、小さな芝居小屋の様な客席の、一番手前を陣取り、これまた小さなステージを見上げながら開演を待ちわびる。
何がどうなったのか、普段はアルコールを飲まないJunkoがワイングラスに入った赤いシャングリアをかたむけ、気取っている。
そしてギターの音色と、脇を固めるタキシード姿のおじさんの掛け声と、見事なタップと、手拍子にのって現れるボニータ達。
フラメンコとはもっと華やかな踊りだと思っていたが、華麗な衣装を身にまとった踊り子達の表情は皆険しく、広く長いスカートの裾を客席に居る我々にぶつかりそうになる程ひるがえし、時に両手で自分の体を打ちのめしながら、極めて情熱的に踊る。
入れかわりステージを舞う一人一人の踊り子達は皆、終始しかめ面。
目を細め、みけんにしわを寄せたまま、激情のタップを打ち鳴らし、手にしたカスタネットを連打する。
この情熱的なステージが、満員の狭い密室内で、ノンストップで延々2時間も続いたのだ。
その見事なステージにくぎ付けになりながらも、胸は熱くせつなく締め付けられ、息苦しくなる程だ。
ただ最後の最後、それまで一人一人ステージで踊っていた踊り子達が全員揃い踏みで踊る場面だけは、ボニータ(美女)達の表情に笑顔も混じる。
「ふぅー」そのステージを最前列で見上げ、その迫力に押されっぱなしだった我々も、ホッと一息。
情熱のフラメンコ、ここでもその激しい美しさと魅惑に、ため息をつかされる。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:ガスパッチョ(アンダルシア名物の野菜の冷スープ)、パエリヤ、魚フライ、スパニッシュ・オムレツ、フラン
夜:タパス(魚、豆シチュー、パエリヤ等の小皿料理)、ガスパッチョ、フラン(スペイン風手作りカスタードプリン)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
*本日まわったセビーリャ各見所と入場料*
・アルカサル :700pt
・アルカサル宮殿内ガイドツアー :400pt(宮殿内はガイドツアーでしか入れない)
→宮殿内は、スペイン国宝級の素晴らしい調度品や豪華な部屋の数々。
ここを見ずしてアルカサルは語れません。
ガイドツアーは30分おきに行われ、一回定員わずか11名。
団体ツアーでは絶対見る事はできません。
アルカサル入場口を入ってすぐの広場のカウンターで、先着で受け付けています。
尚、国宝級の豪華な品々が並ぶ室内では、ガイドの他、いかつい警備員の監視付。
ビデオ撮影に夢中のJunkoは、つい出てはいけないと言われたじゅうたんから足を踏み出し、
「セニョリーター!」と、注意される一場面も。
くれぐれもそそうのない様に。
・大聖堂(カテドラル) :無料
・大聖堂内ヒラルダの塔 :無料
→最上階からセビーリャの街を一望できる。無料なのは日曜日だけだと思われる。
・スペイン広場 :単なる広場なので無料
→キレイだが、特に時間をさいて足を運ぶ必要は無いと思う。
・(フラメンコ)ロス・ガリョス :3500pt/1人ドリンク付
【宿】
(セビーリャ)La Montorena 4000pt/W-1室
そして夜、アンダルシアに来て見逃せないのは、そうフラメンコ!
アンダルシアはフラメンコの本場なのだ。
夜9時、ライブハウスの様な、小さな芝居小屋の様な客席の、一番手前を陣取り、これまた小さなステージを見上げながら開演を待ちわびる。
何がどうなったのか、普段はアルコールを飲まないJunkoがワイングラスに入った赤いシャングリアをかたむけ、気取っている。
そしてギターの音色と、脇を固めるタキシード姿のおじさんの掛け声と、見事なタップと、手拍子にのって現れるボニータ達。
フラメンコとはもっと華やかな踊りだと思っていたが、華麗な衣装を身にまとった踊り子達の表情は皆険しく、広く長いスカートの裾を客席に居る我々にぶつかりそうになる程ひるがえし、時に両手で自分の体を打ちのめしながら、極めて情熱的に踊る。
入れかわりステージを舞う一人一人の踊り子達は皆、終始しかめ面。
目を細め、みけんにしわを寄せたまま、激情のタップを打ち鳴らし、手にしたカスタネットを連打する。
この情熱的なステージが、満員の狭い密室内で、ノンストップで延々2時間も続いたのだ。
その見事なステージにくぎ付けになりながらも、胸は熱くせつなく締め付けられ、息苦しくなる程だ。
ただ最後の最後、それまで一人一人ステージで踊っていた踊り子達が全員揃い踏みで踊る場面だけは、ボニータ(美女)達の表情に笑顔も混じる。
「ふぅー」そのステージを最前列で見上げ、その迫力に押されっぱなしだった我々も、ホッと一息。
情熱のフラメンコ、ここでもその激しい美しさと魅惑に、ため息をつかされる。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:ガスパッチョ(アンダルシア名物の野菜の冷スープ)、パエリヤ、魚フライ、スパニッシュ・オムレツ、フラン
夜:タパス(魚、豆シチュー、パエリヤ等の小皿料理)、ガスパッチョ、フラン(スペイン風手作りカスタードプリン)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
*本日まわったセビーリャ各見所と入場料*
・アルカサル :700pt
・アルカサル宮殿内ガイドツアー :400pt(宮殿内はガイドツアーでしか入れない)
→宮殿内は、スペイン国宝級の素晴らしい調度品や豪華な部屋の数々。
ここを見ずしてアルカサルは語れません。
ガイドツアーは30分おきに行われ、一回定員わずか11名。
団体ツアーでは絶対見る事はできません。
アルカサル入場口を入ってすぐの広場のカウンターで、先着で受け付けています。
尚、国宝級の豪華な品々が並ぶ室内では、ガイドの他、いかつい警備員の監視付。
ビデオ撮影に夢中のJunkoは、つい出てはいけないと言われたじゅうたんから足を踏み出し、
「セニョリーター!」と、注意される一場面も。
くれぐれもそそうのない様に。
・大聖堂(カテドラル) :無料
・大聖堂内ヒラルダの塔 :無料
→最上階からセビーリャの街を一望できる。無料なのは日曜日だけだと思われる。
・スペイン広場 :単なる広場なので無料
→キレイだが、特に時間をさいて足を運ぶ必要は無いと思う。
・(フラメンコ)ロス・ガリョス :3500pt/1人ドリンク付
【宿】
(セビーリャ)La Montorena 4000pt/W-1室
- アグレッシブ!アフリカン・ビート!! (ガーナ)アクラ
-
エリア:
- アフリカ>ガーナ>アクラ
- テーマ:鑑賞・観戦
- 投稿日:2001/02/11 18:51
昨日、病院で点滴や注射をしてもらったお陰か、薬が効いているせいか、気分は大変良い。
ただ油断は禁物。
しばらくはあまり動き回らず、静養しようと決めていたのだが、同じ宿に泊まっている日本人旅行者から、今日、日曜日、郊外のビーチにあるホテルで、ガーナの伝統音楽とダンスのライブがあると言う情報を聞き、
「座ってボーッと音楽を聞くだけなら、体力も使わないし大丈夫だろう。」
と午後、タクシーでアクラ郊外のコクロバイト・ビーチへ向かう。
ヤシの木が茂り、大西洋から荒波が押し寄せるビーチが続く、コクロバイト・ビーチ。
道端では、人の顔よりも大きい、巨大な巻貝が売られている。ウネウネと貝殻から気味悪い軟体をくねらせている巨大な巻貝が生きたまま売られている所を見ると、どうやら地元の人々はこれを食用にしているようだ。
そんなコクロバイト・ビーチに面した、AAMALと言うホテルのビーチに臨む屋外テラスがライブの会場。
ライブは、まだ日が空に高い午後3時にスタート。
直射日光の下、激しいドラムとパーカッションの連打、連打。
そのリズムに合わせて、作り笑顔で汗だくで激しく体を揺すり振るダンサー達。
何とこれがノンストップで延々3時間も続いたのだ!
途中トーキングドラムの演奏などもまじえ、アグレッシブなライブはなかなかの迫力だが、演者達は皆汗だくの3時間、観客も皆ぐったり打ちのめされている。
今日は静養する筈だったのに、すっかり打ちのめされ、夜、コクロバイト・ビーチを後にし、宿に戻る。
「明日こそは一日静養しよう。」
【食事】
朝:パン、アカラ、バナナ
昼:まぜご飯
夜:バナナ、ヤムイモ揚げ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 6600C(ガーナ・セディ)
・アクラ→KOKURO BITE Beach
行(タクシー) 30000C/1台 40分位
帰(トロトロ「ミニバス」) 1000C/1台 1時間弱
・AAMALでのライブ 毎週日曜15:00〜18:00 2000C/1人 (≒50円以下、安い!!)
【宿】
・(アクラ)Hotel Calfornia 28000C/W-1室
※1階の部屋は暗くて息苦しい。翌日2階の部屋に変えてもらった。2階の部屋は広くて明るい。しかしどちらもメンテナンスは悪く、しかも蚊だらけ。宿のスタッフの態度も悪く、安いだけがとりえと言って良いと思う
ただ油断は禁物。
しばらくはあまり動き回らず、静養しようと決めていたのだが、同じ宿に泊まっている日本人旅行者から、今日、日曜日、郊外のビーチにあるホテルで、ガーナの伝統音楽とダンスのライブがあると言う情報を聞き、
「座ってボーッと音楽を聞くだけなら、体力も使わないし大丈夫だろう。」
と午後、タクシーでアクラ郊外のコクロバイト・ビーチへ向かう。
ヤシの木が茂り、大西洋から荒波が押し寄せるビーチが続く、コクロバイト・ビーチ。
道端では、人の顔よりも大きい、巨大な巻貝が売られている。ウネウネと貝殻から気味悪い軟体をくねらせている巨大な巻貝が生きたまま売られている所を見ると、どうやら地元の人々はこれを食用にしているようだ。
そんなコクロバイト・ビーチに面した、AAMALと言うホテルのビーチに臨む屋外テラスがライブの会場。
ライブは、まだ日が空に高い午後3時にスタート。
直射日光の下、激しいドラムとパーカッションの連打、連打。
そのリズムに合わせて、作り笑顔で汗だくで激しく体を揺すり振るダンサー達。
何とこれがノンストップで延々3時間も続いたのだ!
途中トーキングドラムの演奏などもまじえ、アグレッシブなライブはなかなかの迫力だが、演者達は皆汗だくの3時間、観客も皆ぐったり打ちのめされている。
今日は静養する筈だったのに、すっかり打ちのめされ、夜、コクロバイト・ビーチを後にし、宿に戻る。
「明日こそは一日静養しよう。」
【食事】
朝:パン、アカラ、バナナ
昼:まぜご飯
夜:バナナ、ヤムイモ揚げ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 6600C(ガーナ・セディ)
・アクラ→KOKURO BITE Beach
行(タクシー) 30000C/1台 40分位
帰(トロトロ「ミニバス」) 1000C/1台 1時間弱
・AAMALでのライブ 毎週日曜15:00〜18:00 2000C/1人 (≒50円以下、安い!!)
【宿】
・(アクラ)Hotel Calfornia 28000C/W-1室
※1階の部屋は暗くて息苦しい。翌日2階の部屋に変えてもらった。2階の部屋は広くて明るい。しかしどちらもメンテナンスは悪く、しかも蚊だらけ。宿のスタッフの態度も悪く、安いだけがとりえと言って良いと思う
- エチオピアの民族舞踊 (エチオピア)アジスアベバ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
- テーマ:街中・建物・景色 鑑賞・観戦 グルメ
- 投稿日:2000/12/07 18:46
朝、スーダンビザの申請に必要なレター(添え状)を日本大使館に申請に行くと、その足でアジスアベバの街をふらふらと散策。
とある喫茶店のような店を覗いて見ると、ガラスのショーケースの中にズラッとケーキやドーナッツが並んでいる。店内に入って良く見ると、シュークリームらしき姿もあるではありませんか。
聞くとどれも一つわずか1.25B。20円もしない。
イスに座ってレモンティーとシュークリームを頂く。サクサクとした食感、甘すぎずしつこくないシナモン風味のカスタードはふんわりとしている。
旨い。まさかこんなにおいしいシュークリームが、こんなに安く楽しめるなんて。やっぱり、エチオピアはあなどれません。
散策を終えて宿に帰ると、同じ宿に泊まっているという日本人旅行者の人とバッタリ会い、
「そこに住んでるエチオピア人の女の人と結婚したって言う日本人の人に、今夜エチオピアの伝統音楽を聴きに行こう、って言われてるんですけど、一緒にどうですか?」
エチオピア人と結婚した日本人だって?間違いない。ツルミでカメラマンのフナオさんが話していたあの人の事だ。
エチオピアの伝統音楽も気になるが、そのエチオピア女性と日本人男性の夫婦の方が気になる。いったいどんな人達なんだろう。是非話をしてみたい。
「良かったら是非ご一緒させてください。」
「こんばんわ。おじゃまします。」
夜6時、ナショナルホテルの向かいの細い路地を少し入った小さい家の扉をくぐる。
そこには、小柄だがやや長髪、口元にヒゲをたくわえた精悍な男前の日本人と、細く茶髪のエチオピア人女性の姿。ノブさん、イヌエさん夫婦だ。
イヌエさんのお母さん、妹さん、弟さん達も勢ぞろい。インジェラをごちそうになると、皆でタクシーでエチオピアの伝統音楽を聴かせてくれるというライブハウスのような所へ。
エチオピアの伝統様式を模して建てられた店内に入ると、中は薄暗く、ベリーダンスでも踊りだしそうな妖艶な服装の女性たちが徘徊し、男性客をエスコートしている。
女性を含む我々一行、特に夜遊びになれていない自分とJunkoは、エチオピアの夜の顔に目を白黒。
中にはスケスケの衣装に、腰の下のおしりの割れ目の部分まで露わに見せているうら若き女性の姿も。
客席に座ると、奥まった小さい格子の向う側で、伝統様式のドラムや小さい琴のようなマシンゴという楽器の奏者を従えたバンドとボーカルが、奥で黙々と演奏している。
ただでさえ暗いのに、そんなに奥の方にいては客席からはよく見えない。むしろワザと見にくいようにしているのかもしれない。謙虚に見せびらかさないようにするのが、こっちのスタイルなのかもしれない。
男女ペアによる民族舞踏は、格子の前で始まる。ステージはなく、客席と同じ高さで次々に衣装を着替え、時に激しく頭を振り、クイックイッと肩を震わせて踊る。
盛り上がってくると、踊り子は客席を徘徊し、客も一緒に肩をクイクイして踊り、楽しんだ後は踊り子のハチマキにおひねりのおさつをねじ込む。
何とも奇妙な、エチオピアの伝統音楽にあわせて歌われる日本の演歌にも似たこぶしの効いた歌と、肩を震わす踊り。これらはエチオピアでは過去のものではなく現在も人々に愛されるポピュラーなものなのだ。
その証拠に、その後行ったバーでは、狭い店内に、数人の伝統衣装姿の若き踊り子兼歌い手と、マシンゴの音色をバックに、夜半を過ぎても地元の人々で大いに盛り上がっていた。
【食事】
朝:なし
昼:シュークリーム、ドーナッツ、ケーキ
夜:インジェラ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ピアッサよりタクシー 30B/1台
・伝統音楽(歌とダンス)ボレロード沿の「カラマラ」という店
飲食代のみでOK。コーラ1本でもOK。ただし高め コーラ10B。
【宿】 ・アジスアベバ National Hotel 40B/1室
とある喫茶店のような店を覗いて見ると、ガラスのショーケースの中にズラッとケーキやドーナッツが並んでいる。店内に入って良く見ると、シュークリームらしき姿もあるではありませんか。
聞くとどれも一つわずか1.25B。20円もしない。
イスに座ってレモンティーとシュークリームを頂く。サクサクとした食感、甘すぎずしつこくないシナモン風味のカスタードはふんわりとしている。
旨い。まさかこんなにおいしいシュークリームが、こんなに安く楽しめるなんて。やっぱり、エチオピアはあなどれません。
散策を終えて宿に帰ると、同じ宿に泊まっているという日本人旅行者の人とバッタリ会い、
「そこに住んでるエチオピア人の女の人と結婚したって言う日本人の人に、今夜エチオピアの伝統音楽を聴きに行こう、って言われてるんですけど、一緒にどうですか?」
エチオピア人と結婚した日本人だって?間違いない。ツルミでカメラマンのフナオさんが話していたあの人の事だ。
エチオピアの伝統音楽も気になるが、そのエチオピア女性と日本人男性の夫婦の方が気になる。いったいどんな人達なんだろう。是非話をしてみたい。
「良かったら是非ご一緒させてください。」
「こんばんわ。おじゃまします。」
夜6時、ナショナルホテルの向かいの細い路地を少し入った小さい家の扉をくぐる。
そこには、小柄だがやや長髪、口元にヒゲをたくわえた精悍な男前の日本人と、細く茶髪のエチオピア人女性の姿。ノブさん、イヌエさん夫婦だ。
イヌエさんのお母さん、妹さん、弟さん達も勢ぞろい。インジェラをごちそうになると、皆でタクシーでエチオピアの伝統音楽を聴かせてくれるというライブハウスのような所へ。
エチオピアの伝統様式を模して建てられた店内に入ると、中は薄暗く、ベリーダンスでも踊りだしそうな妖艶な服装の女性たちが徘徊し、男性客をエスコートしている。
女性を含む我々一行、特に夜遊びになれていない自分とJunkoは、エチオピアの夜の顔に目を白黒。
中にはスケスケの衣装に、腰の下のおしりの割れ目の部分まで露わに見せているうら若き女性の姿も。
客席に座ると、奥まった小さい格子の向う側で、伝統様式のドラムや小さい琴のようなマシンゴという楽器の奏者を従えたバンドとボーカルが、奥で黙々と演奏している。
ただでさえ暗いのに、そんなに奥の方にいては客席からはよく見えない。むしろワザと見にくいようにしているのかもしれない。謙虚に見せびらかさないようにするのが、こっちのスタイルなのかもしれない。
男女ペアによる民族舞踏は、格子の前で始まる。ステージはなく、客席と同じ高さで次々に衣装を着替え、時に激しく頭を振り、クイックイッと肩を震わせて踊る。
盛り上がってくると、踊り子は客席を徘徊し、客も一緒に肩をクイクイして踊り、楽しんだ後は踊り子のハチマキにおひねりのおさつをねじ込む。
何とも奇妙な、エチオピアの伝統音楽にあわせて歌われる日本の演歌にも似たこぶしの効いた歌と、肩を震わす踊り。これらはエチオピアでは過去のものではなく現在も人々に愛されるポピュラーなものなのだ。
その証拠に、その後行ったバーでは、狭い店内に、数人の伝統衣装姿の若き踊り子兼歌い手と、マシンゴの音色をバックに、夜半を過ぎても地元の人々で大いに盛り上がっていた。
【食事】
朝:なし
昼:シュークリーム、ドーナッツ、ケーキ
夜:インジェラ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ピアッサよりタクシー 30B/1台
・伝統音楽(歌とダンス)ボレロード沿の「カラマラ」という店
飲食代のみでOK。コーラ1本でもOK。ただし高め コーラ10B。
【宿】 ・アジスアベバ National Hotel 40B/1室
- 森の妖精・ゴリラのベイビー (ウガンダ)ムガヒンガ→キソロ→カバレ
-
エリア:
- アフリカ>ウガンダ>ウガンダその他の都市
- テーマ:鑑賞・観戦
- 投稿日:2000/11/14 14:55
朝、小鳥のさえずりを聞いて、ロッジの木窓を開ける。何と…快晴だ。空には雲一つない。雨季だっていうのに信じられない。
毎日申し訳なさげに小さくなって公園ゲートの隅でウェイティングしていた我々だが、今日は自分達の番だ。
堂々と胸を張って、公園オフィスの敷居をまたぐ。
他の4名はまだ来ていない。どうやら我々が一番乗りのようだ。
Junkoの風邪もすっかり良くなって、咳もほとんど出なくなった。もしもの時の為に、アメと水も準備。ノドがムズムズしてきたり、咳が出そうになったら、すかさずアメと水分で咳を抑える作戦だ。
公園オフィスで支払いを済ませ、屋外のブリーフィングポイントで出発を待つ。
すると、また信じられない事が起きる。
これまでの丸4日間、毎日定員6人ほぼ満員だったのに、この日のトレッキング参加者は我々2人だけだと言うのだ。これはラッキー。
「ゴリラには5m以内に近付かないように。ゴリラに会ったら、飲食は避けるように…。」
と注意事項のブリーフィングが始まる。
「咳やくしゃみは出ませんか。」
とガイドが聞いてきた。
「はい、出ません。」と伝えたいので、日本人の悪いクセでつい、「Yes」と危うく答えそうになるも、寸での所で飲み込んで、
「No.Not at all」
と声高らかに返答する。ふう、危ない、危ない。
そして、いよいよ出発。
トレッキングにはガイドの他に、武装した護衛の兵士が数人付く。
ここはルワンダ、ウガンダ、コンゴ三国の国境地帯。別の国立公園ブウンディでは、かつて観光客がゲリラに襲われて殺害されるという事件も起きているのだ。
おとといの朝などは、ロケットランチャーで完全武装するアーミー達の姿も目にしている。
山を登り始めて2時間程は上りも緩やか。
トレッキングコースは草が刈られ良く整備されているし、何と言っても景色が素晴らしい。登れば登るほど、朝のまばゆい陽射しにくっきりと照らされた水と緑の大パノラマ。
すっかり爽快で全く疲れを感じさせない。眼下にはコンゴの大地も見える。
それでも、たっぷりと水を含んだ草が積もる道はソフトで、時折足も取られ、それなりに汗をかかせられる。
気持ち良い汗を程良くかいた頃、いよいよゴリラ探しに道なき森へ分け入る。
辺りは竹が生い茂り、山菜やぜんまい、キノコが顔を出す険しい森。
行手でアーミーが大型のナイフで茂みをカットしてくれる。
その後ろから我々が続くも、上下左右から鋭いササの葉やトゲトゲの木の枝、足元にはナイフでカットされた竹の切り株などがあり、身をかがめ、顔の前に両手で手刀を作って、ブッシュから上半身を防御し、湿った草の上を一歩一歩慎重に踏みしめながらついて行く。
湿った草の上を歩いているので、クツはもうビショビショだ。
所々細く若い竹が何本もへし折られ、草の上に横たわっている。ゴリラが食べた後だと言う。ゴリラのウンチも現れだした。
ゴリラが食べ散らかした竹やウンチの跡を追い、更に深く分け入って行くと、
「いた。」
大きく背中が銀色のマウンテンゴリラが腹ばいになって横たわっている。
その隣の茂みからザワザワと音がするので、周り込んで近付いて行ってみると、いました。マウンテンゴリラのファミリー。
大きなオスが一匹。小柄なメスが3匹、そしてカワイイ、カワイイ、ベイビーが2匹も。
実際に見ると、野生のゴリラは動物園の不機嫌そうなゴリラとは全く違う。もちらん、今見ているのはマウンテンゴリラ、動物園にいるのはローランドゴリラ、という違いはあるのだが、それ以上に、明らかに違うのは、野生のゴリラは毛並みがいい、フサフサのツヤツヤ。そして何より活き活きしている。
気持ち良さそうに、のんびりと寝返りを打つ黒光りしてフサフサの体の大人のゴリラたち。
ベイビーゴリラはそのまわりで転がり、枝にぶら下がり、竹のまわりをぐるぐる追いかけっこしたり、つかみ合いのケンカをしたり。皆、気が付いたように、時折、若い竹をむしって、ムシャムシャ食べている。
しばらく眺めていると、一匹のベイビーが我々に気づいて、竹の枝をスルスル伝って、こっちにやって来るではないか。
Junkoの目の前まで来ると、潤んだ瞳で何か訴えている。あいさつにでも来たのだろうか。すいっと手を前に出し、手のひらをこちらに向けて広げて、まるで握手でも求めているかのようだ。「カワイイ!」 もう、自分もJunkoも目がハート状態。 でもゴリラには触れてはいけない事になっているので、握手は我慢。
ゴリラのベイビーとは、ほんの数cmの大接近。少し離れた所にいる大人のゴリラ達とも2m程しか離れていない。、
「(事前の注意では)5m以上近付いちゃいけなかったんじゃなかったっけ?」
険しいブッシュの間からその様子をのぞいているので、何人もいたら見えにくかっただろうなと思うと、本当に今日は2人きりで天気も良く、ラッキーだ。
ゴリラというと、巨体でノソノソとしたイメージしかないが、こんなぬいぐるみのようなツヤツヤでフサフサの毛に包まれたカワイイのが深い森の中で、日々コロコロとでんぐり返りをしたり、側転をしたりしているのかと思うと、ゴリラは正に森の妖精だ。
1時間、たっぷりと森の妖精達との時間を楽しんだ後、興奮覚めやらぬまま、夕日の澄んだ斜めの陽射しに輝く緑の森に包まれた山を下りる。
夜は久しぶりにレストランでディナー。コーラで祝杯を揚げる。
【食事】
朝:パン、バナナ
昼:パン
夜:チキンシチュー、豆スープ、ごはん、アボガド
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ムガヒンガ国立公園ゴリラ・トレッキング 予約はカバレ、又はキソロの公園事務所で受付。料金はパーミッション175US$+入場料15US$/1人。キャッシュ払のみ。定員は1日6人 8:30に公園ゲート集合。トレッキングは9:00〜14:00位。 ブウンディはなかなか予約が取れないそうだが、ムガヒンガは1週間以内程度なら予約可能。料金もブウンディより安くてオススメ。
ルワンダの国立公園は予約は取りやすいが、料金が高い。コンゴ観光も難しい。今、アクセスのし易さから言っても、ゴリラ/トレッキングにはここムガヒンガがベスト。 ただ、問題は雨(これは、どこの国立公園にも言える事だが)。ゴリラは食料の豊富な雨季を好み、山を国境に関係なく移動しているとの事。つまり、雨季の方がゴリラに会い易いようだが、それなりの雨対策が必要。 また、フラッシュ撮影は厳禁なので、高感度フィルムのほうが良い。
・ムガヒンガ→キソロ 材木トラックをヒッチ 10000Ush/2人 1台片道10000Ushが相場と決まっているらしい。今回、偶然我々2人だけだったが、通常他の旅行者とシェアできる。
・ミニバス キソロ→カバレ 8000Ush/1人 3時間
【宿】(カバレ)Visitors Hotel 今回も2人でシングルに泊まらせて欲しいと言ったら、Wの部屋をシングル料金(2500Ush/1室)で使っていいよと言ってくれた。なんて親切な。感謝!!
毎日申し訳なさげに小さくなって公園ゲートの隅でウェイティングしていた我々だが、今日は自分達の番だ。
堂々と胸を張って、公園オフィスの敷居をまたぐ。
他の4名はまだ来ていない。どうやら我々が一番乗りのようだ。
Junkoの風邪もすっかり良くなって、咳もほとんど出なくなった。もしもの時の為に、アメと水も準備。ノドがムズムズしてきたり、咳が出そうになったら、すかさずアメと水分で咳を抑える作戦だ。
公園オフィスで支払いを済ませ、屋外のブリーフィングポイントで出発を待つ。
すると、また信じられない事が起きる。
これまでの丸4日間、毎日定員6人ほぼ満員だったのに、この日のトレッキング参加者は我々2人だけだと言うのだ。これはラッキー。
「ゴリラには5m以内に近付かないように。ゴリラに会ったら、飲食は避けるように…。」
と注意事項のブリーフィングが始まる。
「咳やくしゃみは出ませんか。」
とガイドが聞いてきた。
「はい、出ません。」と伝えたいので、日本人の悪いクセでつい、「Yes」と危うく答えそうになるも、寸での所で飲み込んで、
「No.Not at all」
と声高らかに返答する。ふう、危ない、危ない。
そして、いよいよ出発。
トレッキングにはガイドの他に、武装した護衛の兵士が数人付く。
ここはルワンダ、ウガンダ、コンゴ三国の国境地帯。別の国立公園ブウンディでは、かつて観光客がゲリラに襲われて殺害されるという事件も起きているのだ。
おとといの朝などは、ロケットランチャーで完全武装するアーミー達の姿も目にしている。
山を登り始めて2時間程は上りも緩やか。
トレッキングコースは草が刈られ良く整備されているし、何と言っても景色が素晴らしい。登れば登るほど、朝のまばゆい陽射しにくっきりと照らされた水と緑の大パノラマ。
すっかり爽快で全く疲れを感じさせない。眼下にはコンゴの大地も見える。
それでも、たっぷりと水を含んだ草が積もる道はソフトで、時折足も取られ、それなりに汗をかかせられる。
気持ち良い汗を程良くかいた頃、いよいよゴリラ探しに道なき森へ分け入る。
辺りは竹が生い茂り、山菜やぜんまい、キノコが顔を出す険しい森。
行手でアーミーが大型のナイフで茂みをカットしてくれる。
その後ろから我々が続くも、上下左右から鋭いササの葉やトゲトゲの木の枝、足元にはナイフでカットされた竹の切り株などがあり、身をかがめ、顔の前に両手で手刀を作って、ブッシュから上半身を防御し、湿った草の上を一歩一歩慎重に踏みしめながらついて行く。
湿った草の上を歩いているので、クツはもうビショビショだ。
所々細く若い竹が何本もへし折られ、草の上に横たわっている。ゴリラが食べた後だと言う。ゴリラのウンチも現れだした。
ゴリラが食べ散らかした竹やウンチの跡を追い、更に深く分け入って行くと、
「いた。」
大きく背中が銀色のマウンテンゴリラが腹ばいになって横たわっている。
その隣の茂みからザワザワと音がするので、周り込んで近付いて行ってみると、いました。マウンテンゴリラのファミリー。
大きなオスが一匹。小柄なメスが3匹、そしてカワイイ、カワイイ、ベイビーが2匹も。
実際に見ると、野生のゴリラは動物園の不機嫌そうなゴリラとは全く違う。もちらん、今見ているのはマウンテンゴリラ、動物園にいるのはローランドゴリラ、という違いはあるのだが、それ以上に、明らかに違うのは、野生のゴリラは毛並みがいい、フサフサのツヤツヤ。そして何より活き活きしている。
気持ち良さそうに、のんびりと寝返りを打つ黒光りしてフサフサの体の大人のゴリラたち。
ベイビーゴリラはそのまわりで転がり、枝にぶら下がり、竹のまわりをぐるぐる追いかけっこしたり、つかみ合いのケンカをしたり。皆、気が付いたように、時折、若い竹をむしって、ムシャムシャ食べている。
しばらく眺めていると、一匹のベイビーが我々に気づいて、竹の枝をスルスル伝って、こっちにやって来るではないか。
Junkoの目の前まで来ると、潤んだ瞳で何か訴えている。あいさつにでも来たのだろうか。すいっと手を前に出し、手のひらをこちらに向けて広げて、まるで握手でも求めているかのようだ。「カワイイ!」 もう、自分もJunkoも目がハート状態。 でもゴリラには触れてはいけない事になっているので、握手は我慢。
ゴリラのベイビーとは、ほんの数cmの大接近。少し離れた所にいる大人のゴリラ達とも2m程しか離れていない。、
「(事前の注意では)5m以上近付いちゃいけなかったんじゃなかったっけ?」
険しいブッシュの間からその様子をのぞいているので、何人もいたら見えにくかっただろうなと思うと、本当に今日は2人きりで天気も良く、ラッキーだ。
ゴリラというと、巨体でノソノソとしたイメージしかないが、こんなぬいぐるみのようなツヤツヤでフサフサの毛に包まれたカワイイのが深い森の中で、日々コロコロとでんぐり返りをしたり、側転をしたりしているのかと思うと、ゴリラは正に森の妖精だ。
1時間、たっぷりと森の妖精達との時間を楽しんだ後、興奮覚めやらぬまま、夕日の澄んだ斜めの陽射しに輝く緑の森に包まれた山を下りる。
夜は久しぶりにレストランでディナー。コーラで祝杯を揚げる。
【食事】
朝:パン、バナナ
昼:パン
夜:チキンシチュー、豆スープ、ごはん、アボガド
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ムガヒンガ国立公園ゴリラ・トレッキング 予約はカバレ、又はキソロの公園事務所で受付。料金はパーミッション175US$+入場料15US$/1人。キャッシュ払のみ。定員は1日6人 8:30に公園ゲート集合。トレッキングは9:00〜14:00位。 ブウンディはなかなか予約が取れないそうだが、ムガヒンガは1週間以内程度なら予約可能。料金もブウンディより安くてオススメ。
ルワンダの国立公園は予約は取りやすいが、料金が高い。コンゴ観光も難しい。今、アクセスのし易さから言っても、ゴリラ/トレッキングにはここムガヒンガがベスト。 ただ、問題は雨(これは、どこの国立公園にも言える事だが)。ゴリラは食料の豊富な雨季を好み、山を国境に関係なく移動しているとの事。つまり、雨季の方がゴリラに会い易いようだが、それなりの雨対策が必要。 また、フラッシュ撮影は厳禁なので、高感度フィルムのほうが良い。
・ムガヒンガ→キソロ 材木トラックをヒッチ 10000Ush/2人 1台片道10000Ushが相場と決まっているらしい。今回、偶然我々2人だけだったが、通常他の旅行者とシェアできる。
・ミニバス キソロ→カバレ 8000Ush/1人 3時間
【宿】(カバレ)Visitors Hotel 今回も2人でシングルに泊まらせて欲しいと言ったら、Wの部屋をシングル料金(2500Ush/1室)で使っていいよと言ってくれた。なんて親切な。感謝!!
- スワジ族 (スワジランド)マンジニ→マテンガ
-
エリア:
- アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
- テーマ:買物・土産 街中・建物・景色 鑑賞・観戦
- 投稿日:2000/09/23 11:38
今日は宿の1日ツアーでマンジニ近郊を周る。
日本のガイドブックではサファリ以外の観光についてはほとんど何も触れられていないが、たった1日連れて回ってもらっただけでも、スワジランドは魅力のある楽しい場所だ。
ツアーはまず、マンジニのマーケットへ。マーケットには、南アでは感じられなかった、アフリカらしい混沌さが漂っている。食料品の物価は南アとほとんど変わらないが、お土産の工芸品などは南アの1/5〜1/10程度。かなり安く感じる。
工芸品もスワジランド独特の伝統工芸品があり、興味深い。アフリカの風景や動物、人々を大胆にしかも繊細に描いたロウケツ染めのバディック、 アフリカンアートのろうそくなどが有名だそうだ。マーケット見学後はこれらの工芸品の工房兼ショップを訪れる。
そして何と言っても一番面白かったのは、昼食後に訪れたマテンガ・ネイチャー・リザーブにあるスワジ族の村。 観光用に開放された村ではあるが、そこには本物のスワジ族が伝統的な暮らしを営む生きた村だ。村にはアシを編んだだけのドーム状の家が並ぶ。
ダンスを見るからに、大きく足を上げる様など、先日ダーバン近郊サウザンド・ヒルズで見たズール族のダンスにそっくり。スワジ族はズール族の系統であることが良くわかる。
しかしながら、赤いバティックを羽織る衣装はこちらスワジ族独自のものだ。また、最も異なっているのは、サンゴーマと呼ばれる、占い師兼医者兼イタコ。ズールではこのサンゴーマが必ず女性と決まっているようだが、スワジ族のこの村では、奇怪な姿のおじさんだった。
ダンスではバックの女性のコーラスが美しく、ドラムは激しくリズミカル、アフリカを感じさせてくれる。
ここマテンガ・ネイチャー・リザーブは緑多く、川が流れ、滝もある。マンジニまでの道路からは満開のジャガランだの紫の花があちこちに見える。天気の良さも手伝って、なかなか楽しい一日となった。
お土産の方はと言えば、結局買ったのは、1R(20円)の木彫りの仮面のキーホルダーと12R(200円)の手編みのカゴだけだった。
【食事】
朝:パン
昼:サンドイッチ、サラダ
夜:ビスケット
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・スワジランドバックパッカーズの1日ツアー100R/1人 ランチ付き。オススメ!
【宿】(スワジランド・マンジニ)「スワジランド・パッカーズ」ドミトリー 45R/1人。
日本のガイドブックではサファリ以外の観光についてはほとんど何も触れられていないが、たった1日連れて回ってもらっただけでも、スワジランドは魅力のある楽しい場所だ。
ツアーはまず、マンジニのマーケットへ。マーケットには、南アでは感じられなかった、アフリカらしい混沌さが漂っている。食料品の物価は南アとほとんど変わらないが、お土産の工芸品などは南アの1/5〜1/10程度。かなり安く感じる。
工芸品もスワジランド独特の伝統工芸品があり、興味深い。アフリカの風景や動物、人々を大胆にしかも繊細に描いたロウケツ染めのバディック、 アフリカンアートのろうそくなどが有名だそうだ。マーケット見学後はこれらの工芸品の工房兼ショップを訪れる。
そして何と言っても一番面白かったのは、昼食後に訪れたマテンガ・ネイチャー・リザーブにあるスワジ族の村。 観光用に開放された村ではあるが、そこには本物のスワジ族が伝統的な暮らしを営む生きた村だ。村にはアシを編んだだけのドーム状の家が並ぶ。
ダンスを見るからに、大きく足を上げる様など、先日ダーバン近郊サウザンド・ヒルズで見たズール族のダンスにそっくり。スワジ族はズール族の系統であることが良くわかる。
しかしながら、赤いバティックを羽織る衣装はこちらスワジ族独自のものだ。また、最も異なっているのは、サンゴーマと呼ばれる、占い師兼医者兼イタコ。ズールではこのサンゴーマが必ず女性と決まっているようだが、スワジ族のこの村では、奇怪な姿のおじさんだった。
ダンスではバックの女性のコーラスが美しく、ドラムは激しくリズミカル、アフリカを感じさせてくれる。
ここマテンガ・ネイチャー・リザーブは緑多く、川が流れ、滝もある。マンジニまでの道路からは満開のジャガランだの紫の花があちこちに見える。天気の良さも手伝って、なかなか楽しい一日となった。
お土産の方はと言えば、結局買ったのは、1R(20円)の木彫りの仮面のキーホルダーと12R(200円)の手編みのカゴだけだった。
【食事】
朝:パン
昼:サンドイッチ、サラダ
夜:ビスケット
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・スワジランドバックパッカーズの1日ツアー100R/1人 ランチ付き。オススメ!
【宿】(スワジランド・マンジニ)「スワジランド・パッカーズ」ドミトリー 45R/1人。
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