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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ゴリラを追って、1
ゴリラを追って、(ウガンダ)ムガヒンガ
エリア:
  • アフリカ>ウガンダ>ウガンダその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2000/11/10 14:19
 「さあ、ゴリラを探しにウガンダの森深くへ出発!。」とはならないんです。済みません。

 ゴリラ・トレッキングの公園に入れるのは1日にたった6人のみと制限されていて、我々がキソロの公園事務所で予約を入れる事ができたのは、来週の火曜日。
 それまで予約はいっぱいで、毎日予約したのに来ない人(つまり空予約)がもしかしたらいるかもしれないと公園前(公園内ではない)のキャンプサイトのロッジに泊まってウェイティングする事にしたのです。

 もしかして、運良く今日にでも空予約が2人分位あって、ゴリラ・トレッキングに行けるんじゃないかなあ、なんてかすかな希望もむなしく、種をあかすと、結局火曜日まで、ムガヒンガの国立公園のゲートの前で、特に何もすることもなく、のんびり静養しながら待たされる事に。

 さぞかしヒマでつらかっただろうと思われそうだが、標高2000m近くにある電気も水道もないロッジは、山小屋と言っていいたたずまい。
 目の前にドーンと標高3500m〜4000m級の山の頂きが並び、眼下には湖を囲むように緑深い山々と段々畑の大パノラマが拡がる、風光明媚この上ない所で、空気も良く、Junkoも少々風邪気味なので、まあ、のんびり静養するにはピッタリの所だ。

ゴリラを追って、1

 ただ、山の天気は気まぐれ。日が射すとポカポカと暖かいのだが、突然どこからかともなく雲が湧き上がり、大雨になったりする。時折冷たい風が吹き込んで来ると、赤道間近とは思えないほどの涼しさ。

 夜は久し振りに寝袋にくるまって眠る。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:豆スープ、ジャガイモ
夜:ジャガイモ、パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ムガヒンガ国立公園訪問には必ず事前に、カバレかキソロの公園事務所を訪ねること。

【宿】(ムガヒンガ)コミュニティ・キャンプグランド ロッジ 6000Ush/1人
(テント持参なら3000Ush/1人)

NoPhoto
11カ国目、ウガンダ (ウガンダ)カバレ→キソロ→ムガヒンガ
エリア:
  • アフリカ>ウガンダ>ウガンダその他の都市
テーマ:その他 
投稿日:2000/11/09 14:14
 ウガンダ、ルワンダ、コンゴの三国国境の山岳地帯の森には、絶滅の危機に瀕するマウンテンゴリラが潜んでおり、ここウガンダでも野生のゴリラを見に行くゴリラトレッキングが観光のハイライトと言われている。
 と言う訳で、もちろんバックパッカーのはしくれの我々だってゴリラと会ってみたい。

 カバレの国立公園事務所に足を運び、色々情報を尋ねてみると、ゴリラトレッキングで最も人気があり、各ガイド本等でももれなく掲載されている、ブウンディ国立公園の場合、トレッキングのパーミットが一人あたり250US$。それに国立公園の入場料、交通費、宿泊費などを加えると、一人あたり350〜400ドル近く掛かってしまうことが判明。2人併せて8万円近く。いくらなんでもこれは高い。

 「こんなに大枚はたいて、ゴリラを見て何になる。日本の動物園で見るのと、きっとそう変わらないんじゃないか。」
と半ば諦めかけていたのだが、ブウンディ国立公園の他に、ムガヒンガ国立公園というゴリラ・トレッキングができる山合の公園があって、ブウンディよりも格安かつここカバレからアクセスもし易いという情報をゲット。

 早速バスやトラックを乗り継いで、ムガヒンガ国立公園へ向かう。

 そしてこれから6日間、ウガンダの深い森に潜むマウンテンゴリラの姿を追う、ゴリラストーリーの始まりである。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:揚げパン(マンタジ)、バナナ
夜:豆スープ、ライス

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・バス カバレ→キソロ 5000Ush/1人 3時間 (キソロまではカンパラから毎日直バスもある。)
・小型トラックをチャーター 10000Ush/1人 1時間
我々は今回、他の英国人旅行者4人、計6人でシェアしたので3400Ush/1人
・ムガヒンガ国立公園訪問には必ず事前に、カバレかキソロの公園事務所を訪ねること。

【宿】(ムガヒンガ)コミュニティ・キャンプグランド ロッジ 6000Ush/1人
(テント持参なら3000Ush/1人)

10カ国目、ルワンダ1
10カ国目、ルワンダ (ルワンダ)キガリ→(ウガンダ)カバレ
エリア:
  • アフリカ>ルワンダ>キガリ
  • アフリカ>ウガンダ>ウガンダその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 旅行準備 
投稿日:2000/11/08 14:07
 朝、キガリの中心街の散策に出る。

 キガリは山間にある坂の多い街で、通りは、山肌の地形のせいかくねくねと湾曲している。

 ぐるっとマーケットを回り込み、中心街の中心、独立広場に行ってみるも、広場は工事中で、柵で覆われている。主要な通りもあちこち工事中で、正に現在復興中といった感じだ。

 手持ちの地図に記されているウガンダ大使館へVISAの申請に行こうと、その足で各国大使館街へ行くも、ここもあちこち工事中。お目当てのウガンダ大使館の姿もない。

 道を歩いていると、時々、手首や指がない人とすれ違う。すれ違うのは一瞬だが、生々しい、それも遠くない「悲惨な過去」を持つルワンダという国が、強烈に胸に焦げ付いてくる。

10カ国目、ルワンダ1

 ここキガリ、特に見るべき所もなく、ウガンダ大使館の場所も不明。おまけに物価も高い。ほんのわずかな滞在ではあったが、もう充分だろう。
 ルワンダを発ち、ウガンダへ行く事にする。
 バスステーションでは、ウガンダ行のミニバスの出発待ちの間も、手や指が無い子供達を何人か目にする。

 ミニバスがウガンダ国境に近付くと、辺りの山肌には茶畑が広がる。

 ウガンダのVISAは「国境でも取れるらしい。」という少々不確かな情報だったので、出来れば事前に取得しておきたかったのだが、勢いでVISAなしで国境まで来てしまい、少し心配していたのだが、ウガンダのVISAは難無く国境で取得。
 お昼過ぎウガンダに入る。

 ウガンダに入国するとすぐ、目指すカバレという街までの呼び込みタクシーに乗車。乗客は地元の女性一人と我々二人、そしてもう一人、偶然一緒になった日本人旅行者一人の計4人。
 「さあ、これからあと何人乗ってくるやら。」
と思っていたら、何とドライバーはエンジンを始動、車を走らせ始めたではないか。
 「すごい!! さすがウガンダ!!」
 思わず、叫んでしまった。

 余計な運賃徴収係の乗務員もいない。乗員はドライバーも入れて5人しか乗っていない。
 「こんなに余裕を持って車のシートに座って移動ができるなんて、これぞタクシーだ。」
と思ったのもつかの間、カバレ迄の道中、タクシーは一人、また一人と客を拾い乗せて行き、結局タクシーには8人が詰め込まれる。
 昨日の11人よりはマシとは言え、「やっぱりね…。」とJunkoと2人で思わず笑ってしまう。

 つらいのか楽しいのか面白いのか…、それがアフリカの旅だ。

 カバレの安宿にチェックインしようとすると、宿の入口に見覚えのあるバイクが停めてある。奥平さんだ。
 「奥平さーん!!」階段の踊り場から叫ぶと、いたいた、あのイガグリ頭。早速、宿のバルコニーで奥平さんと、キガリから一緒だった日本人旅行者のジローさんと旅の情報交換など、話に花を咲かす。

 奥平さんとはこれ迄、ジンバブエのハラレ、マラウィ・ケープマクレア、タンザニア・ダルエスサラムと会っているので、これで4回目の再会だ。

 「いやー、ダルエスで両替サギにやられてな。」
と奥平さん。
 「何やってるんですか、奥平さんともあろう者が。」
と急にこっちの声が張りあがる。
 「実はうちらもやられたんですよ。」
と切り出すと、お互い目を丸くして見合って笑ってしまった。

 お互い旅の達人と称される者同士なのに、意外にもろいもの。互いに旅の安全を願う。

 つい時間を忘れて語り合ってしまい、気付いて腕時計を見ると、もう午後の2時。急いで両替に行かなければ。
 銀行は早いと午後3時位には閉まってしまうし、ウガンダにはさっき着いたばかりで、こちらのお金を準備しなければと、銀行に早足で向かうも、銀行はどこももう閉まっている。

 見ると3時閉店と書かれている。自分の腕時計を見ると、まだ2時40分。
 「おかしいな、早目に閉まっちゃうのかな。」と思った次の瞬間、「ガーン」。
 やっと気が付きました。
 ルワンダとウガンダには1時間時差があって、時計の針を1時間進めるのを忘れていたのだ。

 さっき、両替サギの話をしてたばかりなのに、これまた初歩的なウッカリミス。
 「トホホ…。明日の朝、両替しにまた来よう。」


【食事】

朝:パン
昼:なし
夜:マトケ(食用バナナ)豆スープ付山盛りで500Ush。ふかしイモのような味でまずまずおいしいのだが、すごい量で胃にもたれて、2人で1人分も食べきれない。

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 400Rf(ルワンダ・フラン)
1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ミニバス(マタトゥ) キガリ→ウガンダ国境 13000Rf 1.5時間
呼び込みはカバレ行と言っているが、実際には国境までしか行かない。
・ウガンダVISA 30US$/1人 国境で取れる。
・乗合タクシー 国境→カバレ 1000Ush 30分

【宿】(カバレ)Visitours Hotel 25000Ush/シングル (Wは500Ush)
シングルを2人で利用させて頂きました。とても親切。目の前がバス停で便利。お湯あり。バルコニーでゆっくりできる。オススメ!!

橋がない橋じゃない1
橋がない橋じゃない、タクシーなのにタクシーじゃない (タンザニア)ムワンザ→ベナコ→ルスモ→(ルワンダ)キガリ
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>タンザニアその他の都市
  • アフリカ>ルワンダ>キガリ
テーマ:鉄道・乗り物 
投稿日:2000/11/07 12:51
 朝5時、まだ暗い中、ンガラ行のバスに乗って出発。

 バスは1時間程走るとパッタリ停まってしまって全く動かない。前には他のバスや車が連なっている。
 渋滞だろうか、こんな朝早くに。また行手で事故か何かあったのだろうか。

 6時半頃、あたりが明るくなり始めると、前方に水面が横たわっている。
 「もしかしたら、これは…。」と思い始めると、すぐ乗客は全員バスから降ろされ、前方の水辺に昨日のんびりと眺めていたのとそっくりなフェリーの姿。

 朝7時、連らなっていた車が次々とエンジンを始動させ、ゆっくりとフェリーに乗り始める。

 「えーっ、フェリーに乗るなんて聞いてないよ。」
 と手持ちの地図をよく見ると、我々のバスが進む道がビクトリア湖の細長く延びた入り江を横切っている。なる程、これは橋ではなくて、フェリーで越えると言う事だったんだ。

橋がない橋じゃない1

 昨日、ムワンザから見た日中のビクトリア湖は活気と喧騒に満ちていたが、朝日におぼろぐビクトリア湖は静まり返り、我々も他の乗客も静かにフェリーから朝日を臨む。
 細い入り江の部分を渡すだけのわずかな30分余りのビクトリア湖上ではあったが、中々の旅情で、予期していなかっただけに何だか得した気分だ。

 ビクトリア湖の入り江をフェリーで渡ると、再びバスはひた走る。
 ムワンザ周辺こそ舗装道路だったのだが、道はあっという間にいつものダートのラフロード。おまけに、このバス、今迄以上に見るからにオンボロ。

 このオンボロバスの特性なのか、道のせいなのか、バスは弾む、弾む。右へ、左へ、そして上下へホッピング。その度、我々乗客も体を弾ませる。居眠りする余裕なんてない。
 余裕がないおかげで、気分的には割とすぐに降車地ベナコに到着した。

 それにしても、ここベナコっていったいどこなんだろうか。我々の手持ちの地図に、そんな街載ってないし、ガイド本等でも聞いた事もない。
 昨日、バスの切符を買う時、切符売場のおじさんが、
 「ルワンダに行くなら、ベナコで降りると、キガリ(ルワンダの首都)までバスがあるよ。」
 と教えてくれたので、おじさんの言葉を信じて、ここベナコでバスを降りたのだ。

 バスを降りるとすぐ、ルワンダとの国境の街、ルスモ行のタクシーが呼び込みをしている。ムワンザでおじさんに聞いたキガリ直行のバスの姿は見当たらない。

 時間は午後2時前、朝だったらキガリまでの直通バスがあったんだろうか。見ると、国境行のタクシーに3人程乗客が乗っている。
 「よし、この人達と一緒に我々もとりあえず行ける所まで行こう。」
 と、そのタクシーに乗車する。

 このタクシー、普通の4人乗りの乗用車なのだが、我々を乗せた後も、呼び込みを続け、また1人、また1家族と乗客が乗り込んでくる。
 「ギューッ」
  もう、ギューギューで身動き一つ取れない。運転手は座っている人の上に重なって座って、半身でハンドルを握り、やっと出発。

 「一人、二人、三人…」と乗車している人数を数えてみると、「11人いる」(里中満智子ではありません)。
 想像できますか? 4人乗りの普通のセダンの乗用車、5人でもキツイのに11人も乗ってるんですよ!! 

 納得がいかないのは、11人中2人がタクシーの乗務員である事。
 1人はドライバー、もう1人は運賃徴収係、いわゆる車掌。
 つまり、これは乗用車の形をしたタクシーと呼ばれるつめ込みバスなのだ。

 それにしても、このつめ込みよう。これだけ乗客が苦しんでるのに、せめて車掌はいらないだろう。

 乗客の荷物が山積みのトランクはもちろん閉まらず、開けっ放し。
 山間の国境は時折にわか雨がパラつき、荷物がビショビショにならないかと気ももまされる。

 不幸中の幸いだったのは、乗車時間がわずか30分余りだった事。
 他の乗客の荷物の間に挟まれた我々の荷物は何とか濡れずに済んだが、それでもかなりムリな姿勢で乗車していたJunkoは、国境ルスモで降車後、足がしびれてしばらく動く事ができない。

 Junkoの回復を待って、しばらくお世話になったタンザニアと別れを告げ、歩いて国境を渡る。

 ウガンダとルワンダには1時間の時差がある。
 国境を越え、ルワンダ側の入管を済ませ、時計を1時間戻すと、時間はまだ2時半。ここから首都キガリ迄、車で3時間余りと聞いていたので、何とか明るい内にキガリに着くだろうと思ったが、甘かった。

 キガリ行のマタトゥ(ワゴンの乗合ミニバス)で国境ルスモを午後3時に出るも、我々を乗せたマタトゥは、ひんぱんに乗客の乗り降りを繰り返し、明るい内に着いて欲しいという我々の願いもむなしく、キガリに近づく頃には日はすっかり落ちてしまう。
 不安がつのる。

 午後7時頃、ようやく街らしき明りが見えてくる。キガリだ。

 キガリに入ると、何と街灯があって、結構明るいではないか。
 マラウィのリロングウェイは首都のくせに夜は真暗だったし、タンザニアのダリエスサラムでさえ、街灯は少なく暗かったので心配していたのだが、ここキガリは中々あか抜けた感じで、首都らしい洗練された都会の趣がある。

 キガリでマタトゥを降りると、乗用車に乗った英語のできるおじさんが、ホテルまで連れて行ってくれると言う。
 街灯があるとはいえ、もう夜だし、重いバックパックを背負ってウロウロ宿探しをするのも大変なので、おじさんの好意を甘える事にする。

 「中心地で安ホテルならどこでもいい。」
とリクエストすると、おじさん、少し車を走らせ、
 「あそこはどうだい、7500フランだよ(2000円位)。」
とホテルの看板を指差す。

 「1人1000円か、ルワンダが物価は高いって言うし、あんまりおじさんに迷惑を掛けられないから、ここでいいか。」
とホテルにチェックインしようとすると、何とダブル1室18000ルワンダフラン(4500円)。高い!!おじさんが言ってたのは一人7500フランくらいってことだったのだろうか?

 でももう夜も9時過ぎなので、あえなくここでギブアップ。とりあえず、今夜の所はここで一泊。
 テレビもあり、部屋はそこそこ立派だが、シャワーは例によって汲み置き水。4500円でこれか…。

 少しでも元を取らないとと、いつもの安宿にはめったに付いていない石けんやトイレットペーパー、それにナフタリンをカバンにしまう。ナフタリンは安宿のベッドに南京虫対策に置くのだ。

 「ドロボウじゃ…?」いえいえ、これらは全て消耗品です。(只今、消耗致しました。)


【食事】

朝:抜き
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)
1US$ ≒ 400Rf(ルワンダ・フラン)
…タンザニア・ルワンダ国境越に付いて…
主なガイドブック(lonly Planetや旅行人)の情報はどれも不正確でしたので、ここで2000.11.7現在の正しい情報を記します。
((タンザニア→ルワンダ))
(1)ムワンザからンガラ(Ngara)行のバスに乗り、ベナコ(Benako)で降車。ムワンザ5:00発 ンガラ13:30着(我々の場合)。8000TS/1人+フェリー代50TS/1人
(2)ベナコから国境ルスモまでタクシー30分 1500TS/1人。(ベナコからキガリまで直通バスもあるらしいが、出発時刻等不明。聞いた話では4500TSとの事)。
(3)ルスモ→キガリ ミニバス(マタトゥ)1800Rf 4時間
((ルワンダ→タンザニア))
・ルスモからベナコへ行き、バスはンガラ始発なので、ベナコからでは座れない可能性が高くなる。できればンガラまで行き、ンガラからムワンザ行のバスに乗った方が良いと思われる。

・要ルワンダビザ 我々はタンザニアのダルエスサラムで取得。

【宿】(キガリ)Isibi Hotel 18000Rf/W一室 トイレ くみ置きシャワー、TV、Tel付き

ビクトリア湖1
ビクトリア湖 (タンザニア)ムワンザ
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>タンザニアその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2000/11/06 12:39
 夜半、日付をまたいでも、我々を乗せたムワンザ行のオンボロバスは快調にノロノロと走り続ける。

 快調と言っても、2、3回程停車して、そのたび2〜30分、タイヤのあたりをトンカン調整したりしていたが、どうやらそれ位の事は折り込み済みのようで、途中のシニャンガという街に、予定よりかなり早く朝5:00前には到着してしまい、シニャンガ出発予定時刻の朝7:00まで2時間余りも、シニャンガで時間調整待ちする余裕まで見せる。

 ムワンザには朝10:30に到着。
 これ迄、明るい内に着く予定のバスが遅れに遅れて、夜の暗闇に到着してしまう事が多かったので、これは上出来。今日は一日ここムワンザでゆっくりできそうだ。
 次の目的地ルワンダの国境方面行のバスが、明日早朝の出発との事なので、バスステーション内にあるゲストハウスに宿を取る。

 バスを降りて落ち着いてみると、荷物も体も砂ぼこりまみれ。よく見ると、ミネラルウォーターも茶色くにごっている。
 ダートのガタガタ道を走ったオンボロバスの振動で、荷棚に置いてあったミネラルウォーターのペットボトルに亀裂が入り、そこから砂が入ってしまったようだ。
 昨晩、真暗な車内で、気付かずにこんな水を飲んでいたなんて…。

 宿で少々休憩後、ゆっくりとムワンザの街に散歩に出る。ムワンザはアフリカ最大の湖、ビクトリア湖に面した、ダルエスサラムに次ぐタンザニア第2の都市だ。

 ムワンザの港から見るビクトリア湖は、これ迄見て来たマラウィ湖やマニャラ湖といった静かな湖畔の風景とは異なり、ビクトリア湖に接する国内外の街へのフェリーが行き交う交易の要だ。

ビクトリア湖1

 港にはフェリー待ちのバスや車、人があふれ、屋台の商店も並ぶ。
 バスや車を何台も乗せた中型のフェリーがひっきり無しに発着していて、活気があり、その様子は海の港と変わらない。

 港で腰を下ろして、ゆっくりしていると、到着したフェリーのバスを何人もの男達が手で押している光景が目に入る。どうやら、エンジンがかからなくなってしまい、手で押してフェリーから出そうとしているようだ。
 何としてもそのバスをフェリーから出さないと、後続の車がフェリーから出る事ができない。

 ここ、ムワンザ迄のバスは順調だったが、明日我々が乗るバスは大丈夫だろうか?


【食事】

朝:パン
昼:マンタジ(揚げパン)
夜:豆スープ、ごはん

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)

【宿】(ムワンザ)Furaha Guest House 2500TS/W1室
バスステーションに直面、夜到着や早朝出発時に便利。安い割にはカヤも付いていてまあまあ。部屋はクリーンで良いが、カギがないので、自前の錠前が必要。

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