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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ローマの休日? 1
ローマの休日? (35カ国目、バチカン) (イタリア)ナポリ→ローマ⇔(バチカン市国)バチカン
エリア:
  • ヨーロッパ>イタリア>ナポリ
  • ヨーロッパ>イタリア>ローマ
  • ヨーロッパ>バチカン市国>バチカン市国その他の都市
テーマ:観光地 街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/04/29 15:49
 人、ひと、ヒト・・・。
 ローマは春の観光シーズン真っ盛り。世界中から観光客、旅行者が押し寄せるのだ。
 加えて日本は今GW、日本人の団体ツアーやハネムーン・ツアーの観光客も目立つ。

 朝、列車でナポリからローマに移動し、宿を取った後、真っ先に向かったのがバチカン市国。

 昼下がりに目にしたバチカンのサンピエトロ寺院は、東京ディズニーランドに勝るとも劣らない黒山のヒトだかり。
 とぐろを巻く延々の行列に、システィナ礼拝堂への入場は断念、バチカンを後にする。
 「天気も良いし、今日はゆっくり散歩にしようよ。」

 青空をバックに程良く離れた所から眺めるバチカンのサンピエトロ広場と寺院は、さすがのたたずまいだ。
 「でも、あの中は人が溢れてるんだよね。」

 そのままゆっくり、川岸に建つサンタンジェロ城まで歩く。そして、城の前の公園のベンチで一休み。
 緑多く気持ち良い公園だ。一息入れるには丁度良い。

 一息ついた後、城の前の川に架かるサンタンジェロ橋を渡る。橋の両サイドには見事な立像が立ち並んでいる。

 その橋の上には、数mおきにカバンなどを並べた出店が出ているのだが、どれも見るからに偽物ブランド品。
 イタリアの首都ローマのど真ん中で、これ程堂々とルイビトンなどの偽ブランド品が売られているとは・・・。

 橋を渡って少し歩くと、噴水で有名なナボナ広場に到着。
 3つある噴水の造形は素晴らしいが、ここも人が多くて、イメージ通りの写真を撮るのが難しい。

 そしてパンテオンをまわり込んで訪れたのが、トレビの泉。
 本日は、相変わらずの人ごみだ。

ローマの休日? 1

 人をかき分け、かき分け、どうにか泉の前にお尻2人分のスペースを陣取り泉に背を向けて座る。

 実は我々ローマに来るのは2回目。数年前ここトレビの泉に来た時も同じ様に2人で泉に背を向けて後ろの泉にコインを投げたのだ。
 そうすると再びローマに返るという謂われ通り、我々は今2度目のローマを歩いている訳だが、
 「人混みと犬の落し物ばかりだし、別にもう何度もローマに来なくてもいいよね。」
 「物価も高いしね。」

 「だったら、何か願い事でもしながらコイン投げようよ。」
 別に、日本のお寺のおさい銭じゃあるまいし、トレビの泉でそうすれば願いが叶うなんて、聞いた事ないが、両替できなかったフランスの小さなコインを2人で泉に放り投げる。

 本日最後に訪れたのは、スペイン広場。
 有名な広場の階段を見て唖然。人だかりに囲まれた階段はまるで人の段、階段の石などまるで見えない程、人でぎっしりだ。
 スペイン広場周辺の通りなどは、まるでお正月前のアメ横の様な人混み。

ローマの休日? 2

 「これは厳しいね。この分じゃ、フィレンツェやベニスもすごい人なんだろうね。」

 我々は前回イタリアを旅した時、フィレンツェもベニスも行っている。その素晴らしさにせっかく再びイタリアに来たのなら、もう一度行ってみたいと思っていたのだが、
 「とばしちゃおうか。」
と、宿に帰る途中、駅へ立ち寄って明日発のオーストリア、ウィーン行きの列車のチケットを購入。
 駅の切符売場も混雑しており、切符を買うだけでもかなり待たされた。

 「よしっ!」
 これでウィーンへ、そして東欧へと、まだに見ぬ世界へ心の針路がぐぐっと振れ向く。

【食事】

朝:パン、クッキー
昼:パン、牛乳(おやつにジェラート)
夜:チーズサンド
【トラベルメモ】

1US$ ≒ 2000L(イタリア・リラ)
・ナポリ→ローマ(列車)2.5時間 19400L
(バチカン サンピエトロ寺院は無料)

【宿】
(ローマ)PinkFloyd 30000L/ドミトリー1人

カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド  1
カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド (チュニジア)チュニス
エリア:
  • アフリカ>チュニジア>チュニス
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/04/21 14:34
 チュニジア最大の見所が、チュニス郊外に散らばるカルタゴの遺跡群。もちろん世界遺産だ。

 だけど、正直に本音で語らせてもらいます。
 実際目の当たりにしたそのカルタゴの遺跡群は、上から見ても下から見ても、横から見ても斜めから見ても、どう見ても、ほとんどガレキが散らばっている様にしか見えない。

カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド  1

 かろうじて、博物館に展示してあった、カルタゴが栄えていた遥か昔のカルタゴの想像図を見ながら、丸く切り込まれた入り江の旧港にカルタゴの船団が行き交っていたのだななどと思いをはせる。

 ほぼガレキとなって横たわるカルタゴの廃墟の向こうに見える地中海は、そのわびしい雰囲気に色採りを添える。

 そんなカルタゴの遺跡群に程近い所に、チュニジアならではの伝統的な街並を楽しめる、シディ・ブ・サイドという所がある。

 白い壁に青いバルコニーの家並みが印象的な、チュニジア伝統の街並み。 そして、扉やバルコニーにはこちらならではの幾何学模様の装飾がほどこされている。

 街にはヨーロッパからの観光客が溢れ、小ギレイなカフェや土産物屋が軒を連ねる。
 その賑わいの向こうに、地中海が静かに青く輝く。

カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド  2

 カルタゴの遺跡もシディ・ブ・サイドの街並も、その独特な味わいで、美しい地中海を引き立ててくれている。


【食事】

朝:パン、カフェオレ
昼:サンドイッチ
夜:チュニジアンサラダ(スパイシーなツナサラダ、辛い!!ムリして食べた)、揚卵、フライドポテト

【トラベルメモ】

1US$ ≒1TD(チュニジア・ディナール)
・カルタゴの遺跡と博物館 共通チケット 11.40TD+カメラ持込1TD
→博物館のモザイク画はなかなか。博物館は高台にあり、敷地内から臨む、遺跡+地中海の見晴しはなかなか。

【宿】
(チュニス)Youth Hostel 6TD/ドミトリー1人

アントニオ・ガウディ  2
アントニオ・ガウディ (スペイン)バルセロナ
エリア:
  • ヨーロッパ>スペイン>バルセロナ
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/04/13 14:13
 バルセロナと言えば、アントニオ・ガウディ。
 今日は、アントニオ・ガウディの建築物を精力的に見てまわる。

 ガウディの作品は、バルセロナの街の広い範囲に散らばっている。
 これまでもヨーロッパでは美術館巡りで何度も足を棒にしているが、バルセロナにいたっては街全体が屋外美術館と言っても良いだろう。

 地下鉄を駆使し、地下鉄駅を出ては、地図とにらめっこしながらおろおろと歩き回り、見逃せないガウディの作品を探し出す。

 バルセロナの街そのものは、これまで旅したセビーリャやグラナダの様な趣きはなく、観光客が溢れる単なる陽気な大都会。そんな街で割高でしょぼい宿につめ込まされながらも、それでも一つ一つのガウディーの作品を見ていると、「来て良かった。」と思わさせられる。

 その形状、色合い、光輝くモザイクの装飾・・・
 Junkoもすっかりガウディのとりこになってしまっている。
 サクラダ・ファミリアがことに有名だが、その他の作品もどれも素晴らしい。

アントニオ・ガウディ  2アントニオ・ガウディ  1

 主なガウディの建物を一通り見て回った我々だが、ライトアップされた夜の姿も見てみたいと、夜、再びサクラダ・ファミリアの前へ。

 そして、夜の街にライトに浮かび上がるカサミラと、妖艶に色彩々の壁のモザイクを光らせるカサバトリョにうっとりさせられながら、長い一日を終える。

【食事】

朝:サンドイッチ
昼:サンドイッチ
夜:中華(歩き回ってお腹が空いたので)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
*本日まわったバルセロナの見所*
・グエル邸(ガウディ作)
 →外から見るのみ
・サクラダ ファミリア(ガウディ作):入場料800pt
 →塔を昇るエレベーター :200pt(歩いても登れる)
・カサミラ(ガウディ作)
 →中にも入れるが(有料)、我々は外から見ただけ。
・カサ バトリョ(ガウディ作)
 →外から見るのみ。Junkoのお気に入り
・カサ アマトリェール(ガウディではない)
 →外から見るのみ
・カサ リュオ モレラ(ガウディではない)
 →外から見るのみ
・ピカソ美術館
 →マドリッドのプラド美術館で見たラスメニナスのピカソ版が面白かった。
・グエル公園(ガウディ作):無料
 →ガウディアートが凝縮された傑作!!素晴らしい!!
・カサビセンス(ガウディ作)
 →外から見るのみ
・グエル別邸(ガウディ作)
 →外から見るのみ

【宿】
(バルセロナ)Hotel Colon 2900pt/ドミトリー1人
※昨日と同じ宿。部屋をドミトリーに移る。

トレド  1
トレド (スペイン)マドリッド→トレド
エリア:
  • ヨーロッパ>スペイン>マドリード
  • ヨーロッパ>スペイン>トレド
テーマ:鑑賞・観戦 ホテル・宿泊 世界遺産 
投稿日:2001/04/10 11:54
 おととい、配置換えされた新しい展示内容に全く対応していない、「短時間で見れるプラド美術館」なるガイド本の完全に陳腐化された内容のお陰で、すっかり迷ってしまったプラド美術館へ、リベンジにと再び向かう。

 朝一番で入館すると、数ある展示室を一室一室、数ある展示品を一作一作、丹念に見てまわる。

 そして分かった事は、人だかりが出来ている所、特にツアーの人達が立ち止まり、ガイドが解説している絵は間違いなく見逃せない名作である事。
 加えて、絵の横にオーディオガイドのマークが貼ってある作品もしかり。

 「そんな風にして絵を見るなんて・・・」
と、思う人もいるかと思いますが、プラド美術館まで来て、ベラスケスを、ゴヤを、グレコを、そしてその他数ある世界に名立たる名作中の名作を、見逃す訳にはいきますまい!

 午後、マドリッドを離れ、バスでトレドへ。

 トレドのバスターミナルから数百mの所にあると聞いていたユースホステル。だが、そのユースホステルがあると言う方向を見てみると、小高い丘の斜面を回り込む急な上り坂が待っている。

 息を切らせながら辿り着いた所は、なんと石造りのアラブ城。このユースホステル、歴史あるアラブ城の中をホステルに改造したものだったのだ。

 川を挟んで対岸の丘に拡がる、小ぢんまりしたトレドの旧市街を散策しながら、
 「あ、あれ、うちらの宿じゃない。」
旧市街から見渡す味わいあるトレドの景観の一つを形成するアラブ城に自分達が泊まっているかと思うと、何だか気分がいい。

 坂の多いトレドの旧市街、歩き疲れて、旧市街の中世ヨーロッパの城塞都市にふさわしい立派な石門を出ると、そこにある公園には藤の花が満開だ。
 しばらく、垂れ下がるたわわな藤の花の下のベンチで休憩タイム。

 夕方、ユースホステルの城のガーデンに出てみると、対岸の旧市街の上にそびえるアルカサルの向こうに、夕焼空が刻々と染まって行く。

トレド  1

 そして訪れる夜に、日中は観光客で沸き返っていたトレドの街も旅人も、ぐっすりと寝静まる。

【食事】

朝:バゲット
昼:パン、クッキー、リンゴ
夜:ツナサンド

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
・プラド美術館(マドリッド)入場料500pt
・マドリッド→トレド(バス)1時間 605pt
・エルグレコの家(トレドの旧市街散歩中に立ち寄って見学)

【宿】
(トレド)Residencia Juvenil de San Seruand 1800pt/W-1室
※アラブ城内を改装したユースホステル。部屋も広くてキレイでおススメ!!

セゴビアのアルカサル城  1
セゴビアのアルカサル城 (スペイン)マドリッド⇔セゴビア
エリア:
  • ヨーロッパ>スペイン>マドリード
  • ヨーロッパ>スペイン>セゴビア
テーマ:世界遺産 
投稿日:2001/04/09 11:50
 昨日、美術館のハシゴをして何百枚もの名画を目の当たりにし、頭の中はすっかり飽和状態。
 そこで今日は、マドリッド近郊のセゴビアへ、リフレッシュしに出掛ける。

 天気は快晴。バスがセゴビアの街に差し掛かると、まずは太陽の光を全身に浴びたでっかい水道橋が目に飛び込んでくる。

 セゴビアと言えば、美しい円錐の塔を従えた「お城」アルカサルが有名だ。

セゴビアのアルカサル城  1

 お堀の様に、お城をぐるっと囲むように小川が流れ、川沿いには木立が並ぶ。

 そこに敷かれた散歩道を、木漏れ日を浴びながら、小鳥のさえずりと小川のせせらぎをBGMに、青空をバックに眼上にそびえるお城を眺めながらゆっくり散歩。
 木立が開けた小さな野原の上に座って、昼食に持参のサンドイッチをかじる。

 静か、のどか、そして天気にも恵まれ何とも気持ちいい。

 お城に見下ろされながら、緑の木立の中をランランランとスキップでもしたい心境だ。(でもいいトシの大人なので、そんな事は実際には致しません。)

【食事】

朝:バゲット
昼:サンドイッチ
夜:パン、ソーセージ、チョコムース(スーパーで買い出した)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
・マドリッド→セゴビア(バス)片道1.5時間 1365pt/往復
・セゴビア〈アルカサル〉入場料500pt

【宿】(マドリッド)G.H.Prado 4000pt/シングルを2人で利用

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