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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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NoPhoto
オンボロバスでムワンザ (タンザニア)アルーシャ→ムワンザ
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>アルーシャ
  • アフリカ>タンザニア>タンザニアその他の都市
テーマ:鉄道・乗り物 
投稿日:2000/11/05 12:28
 アルーシャからムワンザへのバスのルートは3つある。

 1つは、ケニアのナイロビ経由。
 国内の2都市を移動するのに、何故か外国を経由するこのルートが一番早いそうだ。道が良く整備されているのだろう。
 だが、我々のタンザニアでのビザはシングル、一度出国したら再入国できないのでパス。

 2番目は、ンゴロンゴロ、セレゲンティの2つの自然保護区、国立公園を突っ切るルート。
 ただし、ただバスで通り過ぎるだけなのに、それぞれの入場料を併せて1人当たり50US$をバス代とは別に払わなければならないという事なので、これもパス。

 残る我々が選択した3番目のルートは、最も道も悪く、所用時間も30〜48時間はかかるそうだ。
 朝、恐る恐るバスに乗車する。
 バスの外見も、中身も見るからにみすぼらしい。不安がつのる。

オンボロバスでムワンザへ1

 バスがアルーシャを出ると、間もなく道はダートのラフロードに。道はどんどん悪くなり、先日サファリで走った道の方が良い程で、こんな道を大型バスが走るなんて信じられないと言った感じ。

 ラフロードに入ってしばらくして、後から来た赤い小ギレイな大型バスにサッサと追い抜かれてしまう。どうやらあちらもムワンザ行のようだ。

 どう見ても、見かけはこっちのより良さそうなバスだ。
 「 何だ、わかっていれば少し位高くても、あっちのバスにしていたのに。」
なんて思っていたのだが、どうしてどうして、我々のオンボロバス、なかなか良く走っている。

 悪い道で速度が遅い分、お尻への負担も軽く、雄大に広がるサバンナの景色も素晴らしく、ストレスは意外に少ない。

 日が落ちて間もなく、前方で大型バスが道の真ん中に停まり、周囲で乗客がボー然としている姿に出くわす。見ると、朝、我々のオンボロバスを快調に追い越して行ったあの赤いバスだ。
 タイヤを外して何やら修理をしている、パンクだろうか。

 ボー然としていたその赤いバスの乗客が、大挙してこちらのバスに乗り換えてくる。
 こちらでは、大変不条理なのだが、こういう場合バス代は払い戻されない。バスを乗り換えた場合、またそのバスで運賃を払わなければならないのだ。

 どうみても我々のバスの方がオンボロなのに、
 「こっちのバスは、見掛けだけではわからないものだ。」
と、思うと同時に
 「いつこういう目に会うか分からない。余裕をもって両替しておかないと。」
と思い知らされる。バス代の支払いは現地通貨のみである。


【食事】

朝:パン
昼:ご飯、肉スープ
夜:バナナ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)
・夜行バス アルーシャ→ムワンザ 1800TS/1人+荷物代 1000TS/1個  9:00発 (我々のバスは)翌10:30着

マサイ1
マサイ (タンザニア)アルーシャ→カラトゥ
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>アルーシャ
  • アフリカ>タンザニア>ンゴロンゴロ
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2000/11/02 11:59
 一般的な日本人がアフリカに抱くイメージと言えばサファリ
 そしてサファリと言えばケニアに負けず劣らず、ここタンザニアも有名だ。

 タンザニアのサファリで人気のある国立公園、自然公園の多くが、ここアルーシャの近くにあり、アルーシャの街は観光客も多く集まるタンザニア・サファリの拠点となっている。

 サファリは、アフリカ南部のナミビアでさんざんしたし、どうしようかとも思ったのだが、せかくだからと、一泊二日だけ、ンゴロンゴロ自然公園へのキャンピングサファリのツアーに参加する事にした。

ツアーと言っても参加者は我々2人だけ、4WDの立派なサファリカーで、午後、アルーシャの街を出発。
 アルーシャの街中を抜けると、郊外にはキリマンジャロコーヒーのプランテーションが広がる。

 1時間程走って、ダートのラフロードの道へそれると、そこからはマサイの人々の姿が目立ち始める。

マサイ1

 道行く人、自転車に乗る人、牛を追う者、家や商店の前でたむろする人々。
 男は杖をたずさえ赤い布をさっそうとまとい、女は銀の首飾りやイヤリングを輝かせ、赤や青の布を優雅に揺らしながら、誇らしげに背の高いスラッとしたそのスタイルを見せ付けている。
 もうここは、タンザニアの中のマサイの国、と言っても良いだろう。

 やがて、道はぐんぐんと標高を高め、眼下にはマニャラ湖が静かに横たわる。湖畔には小さくゾウやキリンの姿も。早くも、空中からサファリをしているかのようだ。

 アルーシャを出て約3時間、ダートのオフロードにそれて2時間余り、今日はンゴロンゴロ自然保護区の手前の村、カラトゥのキャンプサイトにキャンプを張る。

 野生動物の宝庫と言われる、ンゴロンゴロのクレーターに降りるのは、明朝までお預けだ。


【食事】

朝:ドーナツの豆スープがけ
昼:ピラフ、豆スープ
夜:肉入りトマトスープ、ご飯

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)
・Sunny Safari社の1泊2日 ンゴロンゴロ・キャンプ・サファリツアー 363US$/2人 3食 ンゴロンゴロ入場料等全て込み クレジット払可
・マサイの人々は写真を撮られるのをとても嫌がるので、写真を撮るのは難しい。勝手に撮ると、トラブルになる。トラブっている白人の人がいた。思う存分撮りたい人は、マサイ村へのツアーを併せてアレンジしてもらった方が良い。我々は以前、ケニアでマサイ村へ行った事があるので、今回はパスした。

キリマンジャロを見たくて、1
キリマンジャロを見たくて、(タンザニア)ダルエスサラム→モシ
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>ダルエスサラーム
  • アフリカ>タンザニア>キリマンジェロ
テーマ:鉄道・乗り物 世界遺産 
投稿日:2000/10/31 11:45
 昨晩、ザンジバルを出た我々を乗せた船は、朝6時、朝焼に染まるダルエスサラムの港に到着。
 港に降りると、その足でバスステーションまで歩き、モシ行のバスに乗る。

 キリマンジャロのふもと、モシの街迄5〜6時間と聞いていたので、お昼過ぎには着くだろうと思っていたら、工事中で片側一車線だけの道路が延々と続き、道は大渋滞。
 それでものろのろと何とか進んでたのに、とたんに車の列は1時間以上も全く動かなくなってしまう。

 バスから降りて、連なる車の列の前方を見てみると、大きなタンクローリーが2台、真っ黒焦げになって道の真中に横たわっていて、今、クレーン車でそれを移動しようと作業中なのだ。これは時間が掛かりそうだ。
 2台のタンクローリーの後ろにもう1台、黒焦げになって横たわるワゴン車の姿もある。背筋がゾッとする光景だ。

 ようやく事故車の撤去が終わり、バスが進み出したのもつかの間、例によってバスは故障。乗務員の人はバスの下にもぐり込み、何やらディーゼルエンジンの部品らしき物をはずしたり、つけたり、はずしたり、洗ったり…。

 そんなこんなで、お昼過ぎに着く筈だったモシには、夕暮れ時、午後5時頃到着。
 まあ、まだ明るい内に着いて良かった。

 見晴らしの良い、中心街の外れにあるYMCAに宿を取り、キリマンジャロ山の見える部屋をリクエスト。

キリマンジャロを見たくて、1
 夕闇に沈みかけた、雲に囲まれた巨大なキリマンジャロの影がうっすら見える。そして、雲のすき間から万年雪をたずさえた頂き少しだけが顔を出している。
 明日、晴れますように…。


【食事】

朝:なし
昼:野菜スープ、ご飯
夜:ピラフ

【トラベルメモ】

1US$ = 800TS(タンザニアシリング)

・ストーンタウン→ダルエス 船フライングホース号 夜21:00発 翌6:00着  30US$/1人(往復) 帰便はオープン TC払可
  外国人は専用室で横になって寝れると聞いていたが、地元の乗客と一緒に座席で座って寝る。どうやら、フライング・ホース号は大小2種類あるようで、大きな方なら横になれるようだ。チケットは往復で事前購入。10/25参照。
イルカと泳ぐ☆ 1

・バス ダルエスサラム→モシ
9500TS/1人
ダルエス発の長距離バスは全て郊外のバスステーションから出発するが、従来の街中のバスステーション周辺にもバス会社のオフィスがあり、切符はそこで買える。まだ郊外バスステーションまでそこから無料で送迎してもらえる(だだし送迎バスの時間は決まっているので、事前にチェックが必要)。

【宿】(タンザニア)YMCA 15US$/W1室 朝食付
キリマンジャロの眺め良し

NoPhoto
9カ国目、タンザニア (タンザニア)ダルエスサラム
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>ダルエスサラーム
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2000/10/21 18:28
 朝7時、バスは国境を越えタンザニアへ。

 バナナやトウモロコシ、野菜畑の間の丘陵に茶畑が広がっている。背中にカゴを背負って茶を摘む女性の姿も見える。
 アフリカで茶摘みとは意外な風情だが、ジャガランダの花や松の木の姿も。なる程、ここら辺(国境付近)の標高が高い事が伺える。

 しばらく走ると、何と道路脇にバオバブの広大な林が広がり始める。葉を付けず地中から根っこを引っこ抜いて逆さにしたような枝っぷりが、林立する光景はまさに奇観だ。
 バオバブの林の背後の丘もいつの間にか、バオバブや乾季で葉を落としきった木々に覆われ、大地はまるで生気を失ってしまったかのようだ。

 バスはほとんど休憩らしい休憩も取らず、再び日は暮れ始め、暗くなって行く。

 バスは、緑のない、地獄絵図のような枯木とバオバブの大地をひた走る。昨日の夕方、出発してもう24時間以上、バスに座りっ放し。さすがに腰も疲れてきた。

 「この地獄絵図の闇を抜ければ、コバルトブルーの楽園ザンジバルが待っている。」と希望の灯をたよりに、夜半過ぎ、ダルエスサラムの土を踏む。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)
・タンザニアはビザが必要。 我々はジンバブエのハラレで取得。

【宿】(ダルエスサラム)Hotel tamarine 3500TS/W1室

NoPhoto
バスでタンザニアへ (マラウィ)リロングウェ→タンザニアへ
エリア:
  • アフリカ>マラウィ>リロングウェ
テーマ:鉄道・乗り物 グルメ 
投稿日:2000/10/20 18:23
 バスは夕方の7時発。それ迄、マーケットを散策したりしながら時間をつぶす。

 ひまつぶしに、ここら辺の屋台で良く見掛けるマンゴに初挑戦。
 値段を聞くと、2個で1MKのものから、1個5kwのものまで色々ある。値段が安いからといって小さい訳でもなく、高い物と大きさは変わらない。緑の皮でくるまれた見掛けも変わらない。
 まあ、試し食いなので安い方を選択。2個1MKでJunkoと2人で1個ずつ皮をむいて、ワイルドにかぶりつく。
  味はなかなか熟れていておいしいのだが、食べる所は少なく、種の周りの繊維にしゃぶりつく感じで、慣れていないせいもあって、かなり食べずらい。手もベタベタ。
 次回は高いマンゴも試してみよう。

 車体は大きいが、お世辞にも立派とは言いがたいオンボロのタンザニア行のバス。
 実は昨日、エンジンルームを開けて、大きな太いパイプを外したり付けたりしているのを目撃してしまい、「あれは整備しているのだろうか、それとも修理だろうか」と心配していたのだが、バスはリロングウェを定刻通りに出発、快調に夜道を飛ばす。

 シートは、壊れたリクライニングシートのように、かなり傾斜した背もたれに、クッションも効いている。小さいプラスチック製の窓ガラスからの隙間風も、車内の空気の循環を促し、乗り心地は悪くない。

 このバス、「VIDEO COACH」と車体に大きく描いてあるのだが、実際にはテレビもビデオも付いていない。「ホッ。これなら静かに寝られる。」 付いていない方がうるさくなくていいのだ。

 車内の電灯が、カラフルに赤や青なの位は気にしてはいけない。
 「プポ、プポ、プポ…」 時折、意味もなく鳴らされるクラクションも子守り歌替わりだ。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:パン、ゆで玉子
夜:パン、ポテト

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)
・夜行バス リロングウェ→ダルエスサラム 2500MK/1人
所要28〜30時間 月・木以外毎日夜7時発 前日までに予約した方が良い。
・タンザニアはビザが必要。 我々はジンバブエのハラレで取得。

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