1. ι? ???
  2. 特派員ブログ
  3. アフリカ
  4. ケニア
  5. アンボセリ
  6. 観光地
  7. アンボセリ国立公園「深刻な乾燥化」

サファリが楽しくなるブログ

~失敗しないケニア・サファリ旅行のためのとっておき情報を、“サファリおたく”がお届けします。~

プロフィール

ニックネーム:
武田ちょっこ
居住地:
神奈川県
性別:
女性
自己紹介:
アフリカのサファリ旅行のガイドブックを作っています。
・『 まるまるサファリの本』シリーズ
取材裏ばなしもブログで発信しています!
Note 武田ちょっこ で検索してね!
・『ちょっこの直行サファリツアー!』講談社
・『どうぶつちゃんLOVE紀行』山と渓谷社
・『野生動物発見!ガイド』築地書館
など。

カレンダー
5月<2022年6月    
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

アンボセリ国立公園「深刻な乾燥化」

2011/07/15 10:31
砂漠のライオン
エリア:
  • アフリカ > ケニア > アンボセリ
テーマ:
  • 観光地
  • / 動物
ケニア南部のアンボセリ国立公園は、白茶けた大地が広がるカラカラの半砂漠地帯。
とはいえ、公園西部の広大な砂漠は雨季になると水没し、アンボセリ湖が出現します。
ここは1万年前までは、深さ40メートルもある湖だったそうです。
乾季の湖
↑乾季はカラカラ。

中央〜東部にはキリマンジャロの雪解け水からなる湿原地帯があり、この辺りはカバやゾウが幸せそうに暮らしている楽園です。
オロケニア湿原
↑オロケニア湿原のカバ

1990年頃、この楽園周辺には疎林が存在していました。
そこはゾウやシマウマ、バッファローが湿原に向かうときの通り道で、ゾウが落とした糞に残る未消化の実を狙って、サバンナモンキーも集まってくるにぎやかな一画でした。
もちろんハイエナやジャッカルも登場。
こんな所↓ (1992年撮影)
1990年代の湿原周辺

ところが……
近年この一帯から、木が一本もなくなってしまったのです。
現在の湿原周辺
↑丸はだか (T□T)

アンボセリ国立公園は乾燥化が深刻で、最近は雨季になっても湖が現われないこともあるようです。


2008〜2009年の旱魃で、ケニア南部からタンザニア北部では、多くの野生どうぶつが犠牲となってしまいました。60%のバッファロー、70%のシマウマがやられてしまい、ヌーに至っては87%も激減してしまったそうです。

2010年の調査では、(アンボセリ、ツァボを含むケニア南部からタンザニア北部で)
シマウマの数は1万3,740頭。
ヌーは8362頭。
キリン、4164頭
ゾウ、1420頭。

一方で家畜は激増していて、
ヒツジとヤギは23万4800頭
ウシは10万頭もいるそうです。

乾燥化の主な原因は、過放牧と違法伐採だと考えられています。
日本人に特に人気のあるアンボセリ国立公園。このまま、野生どうぶつの死に絶えた砂漠になってしまわないことを、祈るばかりです(T_T)

※調査報告は、ケニア野生動物公社(Kenya Wildlife Service)より
  • この記事が参考になった人(13)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない

コメント
  • ちょこりん、久しぶり〜♪行って来たよ、ケニア・マサイマラ。
    うーん、確かに10年前に比べると動物が減ってる気がした。。。
    以前は子供を含めたライオンの大家族をよく見かけたのに、
    今回はハネムーン中のカップルかオス・メス単独しか見かけなかったかも。
    キリンと象はそこそこ見かけたけどね♪
    マラ川を渡ってマサイマラに移動中のヌーが見れたのでラッキーでした〜 Posted by mitchan 【2011/07/19 17:18:06】
  • Mitchan、お帰り〜♪
    ヌーの川渡り!?相変わらずサファリ運に恵まれているねぇ。
    今回はライオン大家族が見られなかったなんて……。
    てか、見られる方がラッキーなのですっ!
    今度、写真見せてね。 Posted by 武田ちょっこ 【2011/07/20 11:42:02】
  • 私は2019年にアンセボリに行きました。
    やはり木はなかった。
    4月で雨で、地面はぬかるんでいました。
    いつまでも、動物達の楽園であって欲しいです。 Posted by 比奈子 【2019/09/03 03:39:29】
コメント投稿
ニックネーム*
メールアドレス
※メールアドレスを記入すると、ブログ作者にのみ表示されます。
コメント(※300文字以内)*
  • ※ * は必須となります。
  • 利用規約をご確認のうえ、コメント投稿を行ってください。