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“ヌーの大移動”はケニア好きなら誰もが知る大イベントですが、実はフラミンゴも大移動をしているんですよ。
***********
フラミンゴは1年の8ヶ月〜9ヶ月を繁殖と子育てに費やしています。
かつてケニアのナクル湖が代表的な繁殖地だったのですが、現在は水かさが増したためにフラミンゴの数は激減していました。

↑90年代のナクル湖。ガイドさんいわくこれでも「少ないほう」。
現在は多くのフラミンゴがボゴリア湖に集まってきています。とはいえここはナクル湖のように安心して繁殖できる環境ではないので、繁殖のシーズンになるとタンザニアのナトロン湖に飛んでいくのです。その距離約500キロ。

なんとあのか細いフラミンゴがそんな大移動を敢行しているんですね。ピンク色の羽、細い首や足のイメージから、“可憐な”、と形容されることが多いフラミンゴですが、実はとっても猛々しい生き物なんです。

(ボゴリア湖。12月)
ナトロン湖に飛んで行くのは毎年10月頃。
なぜそんなに長距離を飛んでまでナトロン湖で繁殖するの?という疑問の答えは、古い記事ですがこちらをお読みください!
アフリカのどうぶつ「激減しているフラミンゴ」
ナトロン湖に集まってきたフラミンゴのオスは、メスを惹きつけるためにダンスを踊ります。このダンスこそがフラミンゴを、“バレエリーナ”と呼ぶ所以なんですね。
恋の相手が見つかれば繁殖に励み、その後メスが卵を産み落とし、約1ヶ月後にはかわいい雛の誕生です。
生まれた子供達は約85日で飛べるようになりますが、500kmもの大移動にはまだまだ栄養が足りません。お母さんのフラミンゴミルクを飲んで元気を養います。
※このフラミンゴミルクは母親が雛に与える栄養素で、正確にはミルクではありません。

(↑左はピンク色だけど、右の個体はまだ白い。幼鳥ですね)
フラミンゴミルクを飲み、スクスクと育ち、そしてついに大移動を敢行。
7月には新しい命を連れてボゴリア湖に戻ってきます!
2018年、2019年は少し早く戻ってきているようですが、その数は例年以上に多く、湖はフラミンゴであふれかえっています。
近年はボゴリア湖まで足を伸ばす観光客も増えていますよ。
10月の初め頃には再び繁殖のために多くのフラミンゴがナトロン湖へと旅立っていきます。
フラミンゴは4〜6年に1度繁殖するので全てが飛んで行くわけではありませんが、6割ほどが飛んでいくそうです。

(↑減っている時でもこのくらいはいる)
つまりケニアでフラミンゴが多く見られるのは7月〜10月初め。この時期はヌーもマサイマラNRにやってきていてサファリもベストシーズン!
夏にケニアを訪れるのならフラミンゴを追っかけるのも楽しいかも♪
ちなみにアンボセリの湿原にも、この時期フラミンゴがやってきていますよ。
※バードウォッチャーさんなら北半球が冬の11月中〜3月初め頃にケニアを訪れるかと思いますが、この頃フラミンゴは少なめです。でもボゴリア湖なら減っているとはいえかなりの数が見られます。
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フラミンゴは1年の8ヶ月〜9ヶ月を繁殖と子育てに費やしています。
かつてケニアのナクル湖が代表的な繁殖地だったのですが、現在は水かさが増したためにフラミンゴの数は激減していました。

↑90年代のナクル湖。ガイドさんいわくこれでも「少ないほう」。
現在は多くのフラミンゴがボゴリア湖に集まってきています。とはいえここはナクル湖のように安心して繁殖できる環境ではないので、繁殖のシーズンになるとタンザニアのナトロン湖に飛んでいくのです。その距離約500キロ。

なんとあのか細いフラミンゴがそんな大移動を敢行しているんですね。ピンク色の羽、細い首や足のイメージから、“可憐な”、と形容されることが多いフラミンゴですが、実はとっても猛々しい生き物なんです。

(ボゴリア湖。12月)
ナトロン湖に飛んで行くのは毎年10月頃。
なぜそんなに長距離を飛んでまでナトロン湖で繁殖するの?という疑問の答えは、古い記事ですがこちらをお読みください!
アフリカのどうぶつ「激減しているフラミンゴ」
ナトロン湖に集まってきたフラミンゴのオスは、メスを惹きつけるためにダンスを踊ります。このダンスこそがフラミンゴを、“バレエリーナ”と呼ぶ所以なんですね。
恋の相手が見つかれば繁殖に励み、その後メスが卵を産み落とし、約1ヶ月後にはかわいい雛の誕生です。
生まれた子供達は約85日で飛べるようになりますが、500kmもの大移動にはまだまだ栄養が足りません。お母さんのフラミンゴミルクを飲んで元気を養います。
※このフラミンゴミルクは母親が雛に与える栄養素で、正確にはミルクではありません。

(↑左はピンク色だけど、右の個体はまだ白い。幼鳥ですね)
フラミンゴミルクを飲み、スクスクと育ち、そしてついに大移動を敢行。
7月には新しい命を連れてボゴリア湖に戻ってきます!
2018年、2019年は少し早く戻ってきているようですが、その数は例年以上に多く、湖はフラミンゴであふれかえっています。
近年はボゴリア湖まで足を伸ばす観光客も増えていますよ。
10月の初め頃には再び繁殖のために多くのフラミンゴがナトロン湖へと旅立っていきます。
フラミンゴは4〜6年に1度繁殖するので全てが飛んで行くわけではありませんが、6割ほどが飛んでいくそうです。

(↑減っている時でもこのくらいはいる)
つまりケニアでフラミンゴが多く見られるのは7月〜10月初め。この時期はヌーもマサイマラNRにやってきていてサファリもベストシーズン!
夏にケニアを訪れるのならフラミンゴを追っかけるのも楽しいかも♪
ちなみにアンボセリの湿原にも、この時期フラミンゴがやってきていますよ。
※バードウォッチャーさんなら北半球が冬の11月中〜3月初め頃にケニアを訪れるかと思いますが、この頃フラミンゴは少なめです。でもボゴリア湖なら減っているとはいえかなりの数が見られます。
- タグ:
- ケニア タンザニア フラミンゴ ベストシーズン サファリ
- ケープタウンを旅行する方にお願い
-
エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>ケープタウン
- テーマ:観光地
- 投稿日:2019/12/24 17:28
- コメント(0)
地球が変ですね。
北半球では台風、大雨災害。南半球では雨が降らず水不足。
ビクトリアフォールズでは本来まだまだ水があっても良い7月初旬で、この少なさでした↓

例年降雨量が増す12月になっても、カラカラの状況だそうです。
ビクトリアフォールズの水量が最も増えるのは通常4月頃。水量は水源であるザンベジ川上流の降雨量によるのですが、来年の4月はどうなるのか心配です。
特に水不足が心配なのがケープタウン。人々は日々節水を強いられ、トイレすら“必要な時だけ流すように”という状態。
私が泊まった安宿でも、「トイレを流すときはシャワーの水をリサイクルしてください。ご協力を」と、シャワールームにバケツが置いてありました。

↑天からの恵、貴重な雨水も貯めています。
シャワールームにはこんな張り紙も↓

シャワーは2分。体を洗っているときに水を止めて流し続けなければ、トータル2分で大丈夫とのこと。
ちょっと寒いかも……なので無理はせず、でも歯を磨いているあいだ水を流しっぱなしとか、日本ではやりがちな無駄には気をつけてくださいね。
思い出に残る南アフリカ旅行のお礼の意味も込めて、皆さまご協力を!
m(_ _)m
北半球では台風、大雨災害。南半球では雨が降らず水不足。
ビクトリアフォールズでは本来まだまだ水があっても良い7月初旬で、この少なさでした↓

例年降雨量が増す12月になっても、カラカラの状況だそうです。
ビクトリアフォールズの水量が最も増えるのは通常4月頃。水量は水源であるザンベジ川上流の降雨量によるのですが、来年の4月はどうなるのか心配です。
特に水不足が心配なのがケープタウン。人々は日々節水を強いられ、トイレすら“必要な時だけ流すように”という状態。
私が泊まった安宿でも、「トイレを流すときはシャワーの水をリサイクルしてください。ご協力を」と、シャワールームにバケツが置いてありました。

↑天からの恵、貴重な雨水も貯めています。
シャワールームにはこんな張り紙も↓

シャワーは2分。体を洗っているときに水を止めて流し続けなければ、トータル2分で大丈夫とのこと。
ちょっと寒いかも……なので無理はせず、でも歯を磨いているあいだ水を流しっぱなしとか、日本ではやりがちな無駄には気をつけてくださいね。
思い出に残る南アフリカ旅行のお礼の意味も込めて、皆さまご協力を!
m(_ _)m
- タグ:
- 南アフリカ ケープタウン 水不足
- 南アフリカ楽々1人旅 ビクトリアフォールズとチョベ国立公園2
-
エリア:
- アフリカ>ボツワナ>チョベ
- アフリカ>ザンビア>リビングストン
- アフリカ>ジンバブウェ>ビクトリアフォールズ
- テーマ:観光地 旅行準備 動物
- 投稿日:2019/12/20 18:27
- コメント(0)
前回の続き。個人旅行で行く南アフリカです(南部アフリカね)。
まずはハードル低くて簡単に行けるビクトリアフォールズ&チョベ国立公園の旅。
ビクトリアフォールズからチョベ国立公園の半日ツアーや1日ツアーが出ているので、一人旅でも楽々です。
STEP4 チョベ国立公園でサファリ
ボツワナ共和国はアフリカ大陸でもとりわけディープな大自然が残り、サファリ天国。特に人気なのがチョベ国立公園です。
ここではケニアのサファリのように車で動物を見に行くゲームドライブに加え、ボートでもサファリが楽しめる嬉しい国立公園♪

ゾウが川を渡っていく。チョベ国立公園といえばこれ!!
1日あればゲームドライブとボートサファリの両方がお気軽に楽しめちゃいます。
ビクトリアフォールズのタウン(ジンバブエ)やリビングストン(ザンビア)から出ている1デイツアーを利用するのが一番簡単。
しかもホテルからドアtoドアで安心です。国境を越えるのでパスポートは忘れないでね!
ホテルから国境まで送迎してくれて、ボツワナに入国するとサファリカーが待っているという流れです。
午前は車、午後はボート(逆もあり)で昼食付き。
※国境から国立公園までの移動がオープンなサファリカーなので非常に寒いです。ブランケットを貸してくれると思いますが、暖かいジャケット必須です。特に冬(日本が夏の頃)。夏でも朝はやっぱり寒いです。
チョベ川は動物が集中しているエリアなので、1デイツアーでも多くの動物が見られますよ♪
ツアーはどの会社もだいたい150〜200米ドルです。

↑ライオンもいます!ボートより車で会える確率が高い。
カサネに宿泊するなら、カサネ出発のゲームドライブとボートサファリを申し込めば上記のツアーと同じ内容で、値段はうんと安くなります。
カサネへの移動方法は……、
ビクトリアフォールズタウン(ジンバブエ)か、リビングストン(ザンビア)からボツワナとの国境への移動はタクシー。国境からボツワナのカサネまでもタクシー。
どの町から出発するのか、一人でタクシーをチャーターするのかシェアするのかで所要時間や値段は違いますが、例えば国境→カサネ(ボツワナ)は乗り合いタクシーで200円〜300円です。目安になるかな。私のガイドブックでリビングストンやビクトリアフォールズ各町←→国境←→カサネ のタクシーの相場と、ちょっとややこしい国境→各町を地図を付きで説明しました。

↑ザンビアとボツワナの国境線は川。国境越えの橋は2019年6月時点でまだ完成していませんでした。ボートは2クワッチャ(16円)。ね、個人で行くとめっちゃ安いんです。
チョベ国立公園の入場料は8ドルくらい。ゲームドライブは3時間で35ドル〜、ボートサファリは28ドル〜。車とボートの両方楽しんでも70ドルぐらいです。
コスパ良くサファリが楽しめちゃうなんて、ボツワナって天国♪
ちなみにケニアは国立公園の入場料だけで60ドルですよ!
ボートサファリはサンセットの時間が良いので、帰りが遅くなってしまいます。個人で行く場合はカサネで1泊したほうがいいです。
逆にカサネに宿泊でも、ビクトリアフォールズの1デイツアーが出ていますよ。
今回紹介したビクトリアフォールズとチョベ国立公園を回る行程は、日本からのパックツアーでも人気のコース。
ボツワナは治安が良いし、ジンバブエもビクトリアフォールズあたりなら観光客が多いので一人旅をしている日本人バックパッカーにもよく出会います。
ただしやはり日本とは違うので、人通りが少ない所へは行かない。暗い時間は歩かない。カバンから目を離さないなど、基本的な治安対策はしっかり!ね。
ひとつ注意!!
ザンビアからボツワナに入国すると両替所がないので、出国する前にボツワナの貨幣(プラ)に替えておきましょう!
私は米ドルしか持っていなくてタクシー代が払えず困った。たまたまプラを持っているドイツ人旅行者がいたので助かりましたが。
最低限、町(カサネ)までのタクシー代が必要です。
ザンビア側の船着場で両替屋が声をかけてきますが、レートを知らないと損するかもしれないので、レート換算アプリをダウンロードしておくと良いですよ。
楽々!個人で行くビクトリアフォールズとチョベ国立公園1
まずはハードル低くて簡単に行けるビクトリアフォールズ&チョベ国立公園の旅。
ビクトリアフォールズからチョベ国立公園の半日ツアーや1日ツアーが出ているので、一人旅でも楽々です。
STEP4 チョベ国立公園でサファリ
ボツワナ共和国はアフリカ大陸でもとりわけディープな大自然が残り、サファリ天国。特に人気なのがチョベ国立公園です。
ここではケニアのサファリのように車で動物を見に行くゲームドライブに加え、ボートでもサファリが楽しめる嬉しい国立公園♪

ゾウが川を渡っていく。チョベ国立公園といえばこれ!!
1日あればゲームドライブとボートサファリの両方がお気軽に楽しめちゃいます。
ビクトリアフォールズのタウン(ジンバブエ)やリビングストン(ザンビア)から出ている1デイツアーを利用するのが一番簡単。
しかもホテルからドアtoドアで安心です。国境を越えるのでパスポートは忘れないでね!
ホテルから国境まで送迎してくれて、ボツワナに入国するとサファリカーが待っているという流れです。
午前は車、午後はボート(逆もあり)で昼食付き。
※国境から国立公園までの移動がオープンなサファリカーなので非常に寒いです。ブランケットを貸してくれると思いますが、暖かいジャケット必須です。特に冬(日本が夏の頃)。夏でも朝はやっぱり寒いです。
チョベ川は動物が集中しているエリアなので、1デイツアーでも多くの動物が見られますよ♪
ツアーはどの会社もだいたい150〜200米ドルです。

↑ライオンもいます!ボートより車で会える確率が高い。
カサネに宿泊するなら、カサネ出発のゲームドライブとボートサファリを申し込めば上記のツアーと同じ内容で、値段はうんと安くなります。
カサネへの移動方法は……、
ビクトリアフォールズタウン(ジンバブエ)か、リビングストン(ザンビア)からボツワナとの国境への移動はタクシー。国境からボツワナのカサネまでもタクシー。
どの町から出発するのか、一人でタクシーをチャーターするのかシェアするのかで所要時間や値段は違いますが、例えば国境→カサネ(ボツワナ)は乗り合いタクシーで200円〜300円です。目安になるかな。私のガイドブックでリビングストンやビクトリアフォールズ各町←→国境←→カサネ のタクシーの相場と、ちょっとややこしい国境→各町を地図を付きで説明しました。

↑ザンビアとボツワナの国境線は川。国境越えの橋は2019年6月時点でまだ完成していませんでした。ボートは2クワッチャ(16円)。ね、個人で行くとめっちゃ安いんです。
チョベ国立公園の入場料は8ドルくらい。ゲームドライブは3時間で35ドル〜、ボートサファリは28ドル〜。車とボートの両方楽しんでも70ドルぐらいです。
コスパ良くサファリが楽しめちゃうなんて、ボツワナって天国♪
ちなみにケニアは国立公園の入場料だけで60ドルですよ!
ボートサファリはサンセットの時間が良いので、帰りが遅くなってしまいます。個人で行く場合はカサネで1泊したほうがいいです。
逆にカサネに宿泊でも、ビクトリアフォールズの1デイツアーが出ていますよ。
今回紹介したビクトリアフォールズとチョベ国立公園を回る行程は、日本からのパックツアーでも人気のコース。
ボツワナは治安が良いし、ジンバブエもビクトリアフォールズあたりなら観光客が多いので一人旅をしている日本人バックパッカーにもよく出会います。
ただしやはり日本とは違うので、人通りが少ない所へは行かない。暗い時間は歩かない。カバンから目を離さないなど、基本的な治安対策はしっかり!ね。
ひとつ注意!!
ザンビアからボツワナに入国すると両替所がないので、出国する前にボツワナの貨幣(プラ)に替えておきましょう!
私は米ドルしか持っていなくてタクシー代が払えず困った。たまたまプラを持っているドイツ人旅行者がいたので助かりましたが。
最低限、町(カサネ)までのタクシー代が必要です。
ザンビア側の船着場で両替屋が声をかけてきますが、レートを知らないと損するかもしれないので、レート換算アプリをダウンロードしておくと良いですよ。
楽々!個人で行くビクトリアフォールズとチョベ国立公園1
- タグ:
- チョベ国立公園 ビクトリアフォールズ ボートサファリ 南アフリカ現地ツアー チョベ国立公園半日ツアー
- ケープタウン歩きで意外と重要?と思うこと
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エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>ケープタウン
- テーマ:観光地
- 投稿日:2019/12/16 14:53
- コメント(0)
……それは空!
ケープタウンのベストシーズンは夏。日本の冬の頃です。
この時期は気候が穏やかで雨が降る確率も低めです。
旅行中はどこにいても「晴れますよーに!」の気分だけれど、特にケープタウンで過ごす日、ピーカン(←死語。晴天のことです)になったら優先して行ってみて!と思う場所が、Bo-kaap地区とテーブルマウンテンの頂上。
この2つは晴れ渡るとめちゃくちゃ“映え”ます。 雲の流れが速い日は瞬く間に晴れたりかげったりするので、空が青く澄み渡ったらチャンス!

↑雲ひとつない青空!こんな日はケープタウン日和。
雲に覆われたテーブルマウンテンは“テーブルクロス”と呼ばれ、それはそれで感動的な美しさです。
特に夕暮れ時↓

でもこの景色は下から見たほうがいい。
頂上にいるときに雲で覆われてしまうと……

↑ケーブルウェイを降りた瞬間イヤな予感。

↑なんも見えなーい。雲に覆われた遊歩道を歩いていると遭難(?)している人もいるし、これはこれで楽しかったけど♪
ちなみに頂上で3時間粘ったら雲は流れて行き、ちゃんと町を見ることができました。

↑でもちょっと町はかげって見える。
町歩きをしている時もチラチラとてっぺんの雲をチェックして、「今だ!」と思ったら予定を変えるのも手です。タクシーでもバスでも、テーブルマウンテンのケーブルウェイ乗り場まで30分ぐらいで行けます。1日フリーパスの観光バスも、もちろんOK。20分おきに走っています。

↑ケーブルウェイの乗り場で雲とにらめっこしながら待っている人もチラホラ。
なぜなら13時を過ぎるとケーブルウウェイの値段が下がるんです。
今すぐ登らないと眺めを変えてしまいそうな雲が迫ってきているなら急いだほうが良いけれど、逆なら待つべし!?

↑晴れているほうが見晴らしは良い。写真にこだわるなら、夕方になると左手(西)のライオンズヘッドが町に影を作ってしまうので、日が傾く前の方がグッドです。
それからBo-Kaap。地区。
ここはカラフルな町並みが目を楽しませてくれる地区ですが、その歴史はちょっと複雑。

ここはピーカンだとひときわ映える!

カラフルな外壁と青い空がクリアに見えるとき♪
雲ひとつない青空が広がったら、ビルの中のお土産屋にいるのはもったいない。ぜひBo-kaap地区へ急げ!です。
また、夕陽ツアーも晴れたら決行すべき!何日か滞在する予定でも、「明日にしようか〜」とのんきに考えず、晴れた日に行っておいたほうが確実ですよ。

年末年始は激混みのため、その頃だけ赤いバスツアーは別の場所からサンセットを楽しむそうです。
雲は思いのほか早く流れているので、1日のうちでも晴れ渡ったりかげったりします。
歩くコースをあらかじめ決めてしまうより、朝晴れていたらまずはテーブルマウンテンに登ろうとか、曇っているから先にショッピングしようとか、空を見ながら歩くと、よりケープタウン日和を楽しめますよ♪
ケープタウンのベストシーズンは夏。日本の冬の頃です。
この時期は気候が穏やかで雨が降る確率も低めです。
旅行中はどこにいても「晴れますよーに!」の気分だけれど、特にケープタウンで過ごす日、ピーカン(←死語。晴天のことです)になったら優先して行ってみて!と思う場所が、Bo-kaap地区とテーブルマウンテンの頂上。
この2つは晴れ渡るとめちゃくちゃ“映え”ます。 雲の流れが速い日は瞬く間に晴れたりかげったりするので、空が青く澄み渡ったらチャンス!

↑雲ひとつない青空!こんな日はケープタウン日和。
雲に覆われたテーブルマウンテンは“テーブルクロス”と呼ばれ、それはそれで感動的な美しさです。
特に夕暮れ時↓

でもこの景色は下から見たほうがいい。
頂上にいるときに雲で覆われてしまうと……

↑ケーブルウェイを降りた瞬間イヤな予感。

↑なんも見えなーい。雲に覆われた遊歩道を歩いていると遭難(?)している人もいるし、これはこれで楽しかったけど♪
ちなみに頂上で3時間粘ったら雲は流れて行き、ちゃんと町を見ることができました。

↑でもちょっと町はかげって見える。
町歩きをしている時もチラチラとてっぺんの雲をチェックして、「今だ!」と思ったら予定を変えるのも手です。タクシーでもバスでも、テーブルマウンテンのケーブルウェイ乗り場まで30分ぐらいで行けます。1日フリーパスの観光バスも、もちろんOK。20分おきに走っています。

↑ケーブルウェイの乗り場で雲とにらめっこしながら待っている人もチラホラ。
なぜなら13時を過ぎるとケーブルウウェイの値段が下がるんです。
今すぐ登らないと眺めを変えてしまいそうな雲が迫ってきているなら急いだほうが良いけれど、逆なら待つべし!?

↑晴れているほうが見晴らしは良い。写真にこだわるなら、夕方になると左手(西)のライオンズヘッドが町に影を作ってしまうので、日が傾く前の方がグッドです。
それからBo-Kaap。地区。
ここはカラフルな町並みが目を楽しませてくれる地区ですが、その歴史はちょっと複雑。

ここはピーカンだとひときわ映える!

カラフルな外壁と青い空がクリアに見えるとき♪
雲ひとつない青空が広がったら、ビルの中のお土産屋にいるのはもったいない。ぜひBo-kaap地区へ急げ!です。
また、夕陽ツアーも晴れたら決行すべき!何日か滞在する予定でも、「明日にしようか〜」とのんきに考えず、晴れた日に行っておいたほうが確実ですよ。

年末年始は激混みのため、その頃だけ赤いバスツアーは別の場所からサンセットを楽しむそうです。
雲は思いのほか早く流れているので、1日のうちでも晴れ渡ったりかげったりします。
歩くコースをあらかじめ決めてしまうより、朝晴れていたらまずはテーブルマウンテンに登ろうとか、曇っているから先にショッピングしようとか、空を見ながら歩くと、よりケープタウン日和を楽しめますよ♪
- ナクル湖VSナイバシャ湖、どっちがいい?
-
エリア:
- アフリカ>ケニア>ナクル湖
- アフリカ>ケニア>ナイバシャ
- テーマ:観光地
- 投稿日:2019/12/13 14:24
- コメント(0)
フラミンゴが減ってしまったナクル湖の代わりにナイバシャ湖に行く人も増えているようです。
そこでナクル湖とナイバシャ湖、どう違うのか比べてみようと思います。
近年グレートリフトバレーの谷底にできた湖の水が大幅に増えているという状況にあります。

↑木が水の中から生えている。ナクル湖畔の以前は陸地だった所です。
ナクル湖国立公園はシロサイがほぼ100%見られる貴重な国立公園。サイは他のエリアで見られる確率は低めなので、そういう意味でナクル湖はおすすめ。

↑シロサイが6頭。繁殖に成功していて、増えています。
湖水が増えて岸が狭まっていますが、町と接しているナクル湖国立公園は境界線に柵が張られているため逃げ場がなく、動物が集中しているようです。特に動物達は丘の上へ上へと上がっているそうです。
ナクル湖名物といえばキリン!ここにいるキリンはマサイマラNRにいるマサイキリンではなく、ロスチャイルドキリン。

↑ヒザの下に模様がなく白いため、愛称は“ホワイトソックス”。
ナクル湖畔には実はライオンやヒョウもいます。目撃率は非常に低めですが、ライオンが町に現れて大騒ぎ!なんて事件が数年前にも起きているんですよ。

↑ナクル湖畔のライオン。湖の近くまで出てくることはまれです。ヒョウは湖畔の森が生息地。

↑ジャッカルやハイエナも生息。
フラミンゴは数こそ少ないけれど、時々やってきているようです。水量などにも寄ると思いますが、飛んできている確率が高めなのは7〜9月だと思います。

ナイバシャ湖はナクルの南に浮かぶ淡水の湖。
ここでは車でのゲームドライブではなく、ボートサファリやウォーキングサファリが楽しめます。ボートサファリは雨が降っていまうと中止なので、ナイバシャ湖を計画しているなら乾季がお勧め。

↑12月の早朝ボートサファリ。この時期は雨が少ないので明け方朝もやが見られるかも。またヨーロッパは冬なので渡り鳥がやってきていて、鳥が多い時期です。
湖畔はパピルスに覆われていますが、ボートで湖の中に出るとパピルスの茂みで暮らす鳥達が見られます。

↑カンミリカワセミ。岸からは滅多に見られない。
鳥やサンライズを見るならボートは早朝がいいです。
一方カバを見たいなら、夜間は陸地で草を食べているので早朝は戻ってきていないかも。カバなら昼間がお勧めです。

カバは湖畔のロッジの庭にもやってくることもありますよ♪

またナイバシャ湖畔ではクロシロコロブスに会える確率が高め。

確実に見たいならエルザミアと呼ばれる『野生のエルザ』の著者ジョイ・アダムソンの博物館へ行くと、たいていお庭にいます。
ナクル湖の代わりにナイバシャ湖というのも良いコース。ただナイバシャ湖はウォーキングサファリヤボートなど、雨が降ってしまうと中止の可能性もあるので、大雨季(ゴールデンウィーク頃)であれば雨でも車でサファリができるナクル湖のほうが良いかも。
※天気、自然のことなので目安として
そこでナクル湖とナイバシャ湖、どう違うのか比べてみようと思います。
近年グレートリフトバレーの谷底にできた湖の水が大幅に増えているという状況にあります。

↑木が水の中から生えている。ナクル湖畔の以前は陸地だった所です。
ナクル湖国立公園はシロサイがほぼ100%見られる貴重な国立公園。サイは他のエリアで見られる確率は低めなので、そういう意味でナクル湖はおすすめ。

↑シロサイが6頭。繁殖に成功していて、増えています。
湖水が増えて岸が狭まっていますが、町と接しているナクル湖国立公園は境界線に柵が張られているため逃げ場がなく、動物が集中しているようです。特に動物達は丘の上へ上へと上がっているそうです。
ナクル湖名物といえばキリン!ここにいるキリンはマサイマラNRにいるマサイキリンではなく、ロスチャイルドキリン。

↑ヒザの下に模様がなく白いため、愛称は“ホワイトソックス”。
ナクル湖畔には実はライオンやヒョウもいます。目撃率は非常に低めですが、ライオンが町に現れて大騒ぎ!なんて事件が数年前にも起きているんですよ。

↑ナクル湖畔のライオン。湖の近くまで出てくることはまれです。ヒョウは湖畔の森が生息地。

↑ジャッカルやハイエナも生息。
フラミンゴは数こそ少ないけれど、時々やってきているようです。水量などにも寄ると思いますが、飛んできている確率が高めなのは7〜9月だと思います。

ナイバシャ湖はナクルの南に浮かぶ淡水の湖。
ここでは車でのゲームドライブではなく、ボートサファリやウォーキングサファリが楽しめます。ボートサファリは雨が降っていまうと中止なので、ナイバシャ湖を計画しているなら乾季がお勧め。

↑12月の早朝ボートサファリ。この時期は雨が少ないので明け方朝もやが見られるかも。またヨーロッパは冬なので渡り鳥がやってきていて、鳥が多い時期です。
湖畔はパピルスに覆われていますが、ボートで湖の中に出るとパピルスの茂みで暮らす鳥達が見られます。

↑カンミリカワセミ。岸からは滅多に見られない。
鳥やサンライズを見るならボートは早朝がいいです。
一方カバを見たいなら、夜間は陸地で草を食べているので早朝は戻ってきていないかも。カバなら昼間がお勧めです。

カバは湖畔のロッジの庭にもやってくることもありますよ♪

またナイバシャ湖畔ではクロシロコロブスに会える確率が高め。

確実に見たいならエルザミアと呼ばれる『野生のエルザ』の著者ジョイ・アダムソンの博物館へ行くと、たいていお庭にいます。
ナクル湖の代わりにナイバシャ湖というのも良いコース。ただナイバシャ湖はウォーキングサファリヤボートなど、雨が降ってしまうと中止の可能性もあるので、大雨季(ゴールデンウィーク頃)であれば雨でも車でサファリができるナクル湖のほうが良いかも。
※天気、自然のことなので目安として
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