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サファリが楽しくなるブログ

~失敗しないケニア・サファリ旅行のためのとっておき情報を、“サファリおたく”がお届けします。~

プロフィール

ニックネーム:
武田ちょっこ
居住地:
神奈川県
性別:
女性
自己紹介:
アフリカのサファリ旅行のガイドブックを作っています。
・『 まるまるサファリの本』シリーズ
取材裏ばなしもブログで発信しています!
Note 武田ちょっこ で検索してね!
・『ちょっこの直行サファリツアー!』講談社
・『どうぶつちゃんLOVE紀行』山と渓谷社
・『野生動物発見!ガイド』築地書館
など。

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キリン
季節別サファリ計画夏休み編 各国立公園の状況
エリア:
  • アフリカ>ケニア
  • アフリカ>タンザニア
テーマ:観光地 旅行準備 動物 
投稿日:2020/04/15 19:07
コメント(0)
前回でも書いた通り夏休みはサファリのベストシーズン!
この時期の各国立公園は、以下のような特徴があります↓

<ケニア>
・アンボセリNP……大乾季なので湿原地帯に多くの動物が集まってきています。また、タンザニアで繁殖していたフラミンゴも子連れで戻ってきている時期です(近年定住しているフラミンゴも多いようです)。乾季のため砂埃が舞い上がり埃っぽいので、キリマンジャロが霞んで見にくいことも多いですが、朝夕が狙い目です。
マサイマラ夏
(↑湿原地帯に動物が集まってくる)

・マサイマラNR……7月頃(早ければ6月)にはヌー、シマウマが戻ってきています。10月になると再びタンザニアへ移動。この時期は肉食獣も元気♪ どのエリアのロッジに泊まっても、間違いなく多くの動物が見られる頃です。
シマウマの群れ
(↑ヌー達と一緒にシマウマも戻ってきます)

・ナクル湖NP……この時期、雨は滅多に降らないので湖岸で散歩ができます。フラミンゴの数は減っていますが、それでも繁殖期ではないので他の時期より多いと思います。シロサイの他にクロサイも生息する国立公園で、乾季は水を飲みに森から出てきているかも!

・ナイバシャ湖……ここはゲームドライブではなく、ウォーキングサファリとボートサファリをする所。雨が少ない季節なので、中止になることもなく楽しめます。ちなみにボートサファリですが、カバが見たければ昼間、水鳥が見たければ朝がおすすめ。
クレセント島
(↑クレセント島の動物達。ウォーキングサファリで)

・ボゴリア湖……ナクル湖のフラミンゴが見られなくなった今、最高のウォッチングポイントがここです。6月終わり〜7月には、タンザニアからフラミンゴが戻ってくるので、その数も最大になります。10月になると再び約75%のフラミンゴがタンザニアへ飛んで行ってしまうので、7月〜9月はボゴリア湖のベストシーズン。ちなみに朝のサファリでは、フラミンゴはまだ餌を食べ始めていないので、顔を上げていることが多いようです。

・アバデア国立公園……ここは年中OK。標高が高い所なので夜はかなり冷えますが、特にこの時期は気温が低いので、温かいジャケット必須です。
ケニア山
(↑アバデア国立公園のロッジから見たケニア山。晴れた日の朝が見頃)

・サンブル国立保護区……大乾季のため、貴重な水場である川にゾウが集まってきます。川で水浴びをしたり飲んだりする光景が見られるのも、この時期は確率が高いということ。 乾季で葉が枯れ落ちるため、サンブル名物のゲレヌクが立ち上がる確率も高い!
ゲレヌク
(↑立ち上がって葉を食べるゲレヌク)

<タンザニア>
・セレンゲティ国立公園……ヌーはケニア側ですが、中心部セロネラには動物がいっぱい。ライオンはもちろん、チーターやヒョウなど人気の動物もしっかり見られる可能性が高いです。

・ンゴロンゴロクレーター……ここは1年中OKですが、やはり乾季はベスト。水が貴重な季節なので湿原や湖周辺の草原に動物が集まってきます。マガディ湖にフラミンゴが戻ってきている頃です。


・マニヤラ湖……乾季なので良い季節です。ただし、大乾季の終わり頃(9月下旬)、水が涸れてくると動物はタランギレに移動する傾向にあるので、その頃に行くのであればタランギレNPも追加すると良いでしょう。それぞれ朝か夕方どちらかで充分。近いので1泊で両方を回ることも可能です。

・タランギレNP……乾季は公園を縦断するタランギレ川に動物が集まってきます。
タランギレ川
(↑ピクニックサイトからタランギレ川が見える。運が良ければアフリカゾウが♪)

次回こそ!夏休みのモデルルートを書きます!
今の状況(コロナウィルス)もいずれ必ず収束。またケニア、タンザニアへ行ける日を信じて頑張ろう!

<季節別 サファリ計画記事一覧>徐々に書いていきます。
季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編
季節別 サファリ計画 夏休み編
季節別サファリ計画夏休み編 各国立公園の状況
季節別サファリ計画 夏休みモデルルート
季節別サファリ計画 冬休み編
季節別サファリ計画冬休み編 各国立公園の状況
タグ:
ケニア タンザニア ベストシーズン サファリ 夏休みのアフリカ 

タイトル
季節別 サファリ計画 夏休み編
エリア:
  • アフリカ>タンザニア
  • アフリカ>ケニア
テーマ:旅行準備 動物 
投稿日:2020/04/13 10:12
コメント(0)
アフリカでは季節によって動物達は移動をしていて、見られる光景にも様々な変化があります。
そこで長期休暇べつにお勧めの場所とその理由、モデルルートを作ってみることにしました。
一回目は夏休み。
在宅自粛の今だからこそ、じっくりサファリの計画でも立てて楽しい気分になりましょうね〜♪ 収束したら即、飛んでいきましょう♪
※どうぶつの移動マップは季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編 を!

夏休みの頃(7月〜9月)東アフリカは大乾季にあたり、サファリはまさにベストシーズンです。特におすすめはケニアのマサイマラ国立保護区。もちろんその他の国立公園もこの時期はほぼハズレなしですよ!

▶良い理由1:“ヌーの大移動”のヌー軍団が、マサイマラにやってきています。
通常7月中旬ぐらいに到着していましたが、最近は気候変動のせいか6月にやってきていたり、ちょっと読めません。でも夏休みの頃ならほぼ大丈夫でしょう。運が良ければ川渡りも見られるかも!川の近くのロッジは大人気なので、早めに予約を。

↓ヌーの川渡りマップ拡大
マラ川地図
(↑赤い印が主な川渡りポイント。先日のケニア旅行で更に分かったのでガイドブックではちょっと描きなおしまーす)

▶良い理由2:ヌーが草を食べてくれるので草丈が短くなり、見晴らしが良いです。動物が見つけやすく、草に隠れてしまうこともあまりありません。

▶良い理由3:大乾季のため、ヌーに限らず多くの動物が保護区や国立公園に集まっています(もちろんマサイマラに限らず)。動物は大雨が降るとバラけて国立公園から出ていく傾向にありますが、この時期なら「動物大陸アフリカ!」を心底実感できるほど多くの動物を見ることができるでしょう。
ヌーの群れ

▶良い理由4:フラミンゴもケニアに戻ってきています。若干遠いですがボゴリア湖まで足を伸ばせば、ピンクに染まる湖が見られるかと思います。残念ながらナクル湖のフラミンゴは減っています。とはいえこの頃はタンザニアに移動していない時期なので、そこそこいると思う。ンゴロンゴロ(タンザニア)のマガディ湖のフラミンゴも同様に戻ってきている時期です。
フラミンゴ

▶良い理由5:雨が少ないシーズンなので、ウォーキングサファリやボートサファリが中止になることはまずありません。屋根がないボートが多いので雨が降ってしまうと中止。夏休みは安心ですよ♪

……と良い事ずくめですが、残念なこともぶっちゃけておきます。
▶残念な事1:大人気のシーズンなので観光客も多く、草原(特にマサイマラNR)は車だらけ。ライオンやチーターの周りを車が取り囲み、写真を撮ると車が映っちゃうとか、車だらけでライオンが見えずに順番待ち、なんてことも起こりえます。


▶残念な事2:大乾季は草が枯れるのでサバンナは枯草色に染まります。青々とした草は少なめ。特に乾季が続くほど枯れるので、9月にもなるとちょっと寂しい風景かも。

※ヌーの軍団はケニアにいる頃ですが、もちろん大乾季のためタンザニアもVery Goodですよ。
次回は、夏休みのケニア、タンザニアのモデルコースを考えてみたいと思います。

<季節別 サファリ計画記事一覧>徐々に書いていきます。
季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編
季節別 サファリ計画 夏休み編
季節別サファリ計画夏休み編 各国立公園の状況
季節別サファリ計画 夏休みモデルルート
季節別サファリ計画 冬休み編
季節別サファリ計画冬休み編 各国立公園の状況

タイトル
季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編
エリア:
  • アフリカ>ケニア
  • アフリカ>タンザニア
テーマ:旅行準備 自然・植物 動物 
投稿日:2020/04/08 16:51
コメント(0)
コロナのせいアフリカ旅行できなーーい!(泣)
ではなくて、コロナのおかげでじっくりサファリの計画を練ることができるチャンス♪ と考えることにしました!

どうぶつ達は季節によって移動をしていて、見られる光景にも様々な変化があります。じっくり旅計画を立てると、サファリがグーーンと充実しますよ。

といういうわけで、季節(長期休暇)別にお勧めの場所とその理由、モデルルートを作ってみることにしました。徐々に書いていきます。

まずは季節によってどうぶつ達がどんな移動をしているのか、ざっくりと説明します。
動物移動マップ
(↑ガイドブック用に描いているのでまだ途中。下書きで申し訳ないですが、どうぶつの流れはこんな感じです)

<どうぶつの移動>
1.ヌーの群れは1年かけてマサイマラNR→セレンゲティNPを大移動
2.フラミンゴは繁殖と子育てのために大移動
3.年末年始、アンボセリNPにアフリカゾウが大集合
4.水が涸れてくるとマニヤラ湖NPのどうぶつはタランギレ国立公園へとシフト
5.ヨーロッパが冬の頃(12〜2月)、多くの渡り鳥ややってくる。

上記以外にも、雨が多い季節はどうぶつ達がバラけるなどの小さな移動はあり、また時間によってもどうぶつ達の行動は様々で、そのようなちょっとした“どうぶつ雑学”があると、目撃確率が上がり、ゲームドライブがより楽しくなりますよ♪

東アフリカの気候は雨季と乾季に分かれます。
こちらもざっくりですが、降雨量はこんな感じ。
ケニアの気温グラフ
(↑近年、気候変動で乾季に雨が降り続けるなど異変が起きています。一応の目安に)


まず次回は夏休みに行くお勧めサファリから(今年は無理かなぁ)書いていきます。

↓以降、長期の休暇別に書き進めていきます。
・年末年始
・卒業旅行シーズン
・ゴールデンウィーク
自粛は約1か月。“アフリカで最高のサファリを楽しんいる私”をニヤニヤ想像しながら、楽しく過ごしましょうね〜♪

<季節別 サファリ計画記事一覧>徐々に書いていきます。
季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編
季節別 サファリ計画 夏休み編
季節別サファリ計画夏休み編 各国立公園の状況
季節別サファリ計画 夏休みモデルルート
季節別サファリ計画 冬休み編
季節別サファリ計画冬休み編 各国立公園の状況
タグ:
ケニア タンザニア ベストシーズン サファリ 野生動物 

アフリカゾウアップ
ボルダーズビーチのペンギン グッドシーズン
エリア:
  • アフリカ>南アフリカ共和国>ケープタウン
テーマ:観光地 動物 
投稿日:2020/01/03 15:37
コメント(0)
ケープタウンのベストシーズンは夏。日本が冬の頃です。
南極まで行かなくたって、町からちょっと足を伸ばせばペンギンに会えるとことで人気のボルダーズビーチも夏は良い時期です。

ペンギン
(↑南極にいるイメージのペンギンが白い砂浜にいる♪)

ペンギンって羽を持つ“鳥”ですよね。でも泳ぎが得意。彼らの羽は撥水性なのです。
その羽は年に1度生え換わります。いわゆる“換羽期”、それが初夏。つまり……
↓撥水性の羽が抜けるので、ビーチにいるんです!
ペンギン2
(↑コバルトブルーの海にペンギン。これぞケープ半島)

換羽期、ペンギン達はビーチで繁殖に励んでいます。
↓“ボルダーズペンギンコロニー”のボードウォークの先に展望デッキがあります。
ペンギン3

施設内は30分〜1時間あれば充分。駐車場の近くにお土産物屋もあるので、ツアーの場合は時間配分を考えて。ビーチから駐車場まで歩くとちょっとあります。
ペンギン4
(↑入り口。毎日混んでます。ツアーなら団体で支払っているのですぐ入場できるようです)

換羽期に繁殖に励み、その後メスは卵を産み落とします。そして約1ヶ月後にはヒナが誕生!
繁殖と子育てシーズンはビーチにたくさんのペンギンが見られます。

ペンギン5
ペンギン歩きに癒される〜♪ ボルダーズビーチはケープ半島で一押し!


夏(日本が冬の頃)ならまだ泳げないヒナ、子育てするお母さんなどビーチにたくさんのペンギンが見られます。
この時期は暖かくて晴れの日も多く、ケープ半島を旅行するには良い季節ですよ。

夏に生まれた子供達も冬(7月頃〜)になる頃には泳ぎ始め、昼間は海に出て行ってしまうものも少なくありません。

ボルダーズビーチはペンギンの生息&繁殖地なので、いつでもペンギンを見ることがはきますが、
季節によって換羽期や抱卵期、赤ちゃんなど見られるペンギンの行動や数などが変わります。
これは、もうリピーターですね♬
タグ:
ケープ半島 ペンギン ボルダーズビーチ ペンギンコロニー 

タイトル
フラミンゴの大移動
エリア:
  • アフリカ>ケニア
テーマ:観光地 動物 
投稿日:2019/12/31 13:58
コメント(0)
“ヌーの大移動”はケニア好きなら誰もが知る大イベントですが、実はフラミンゴも大移動をしているんですよ。

***********

フラミンゴは1年の8ヶ月〜9ヶ月を繁殖と子育てに費やしています。
かつてケニアのナクル湖が代表的な繁殖地だったのですが、現在は水かさが増したためにフラミンゴの数は激減していました。

フラミンゴ1
↑90年代のナクル湖。ガイドさんいわくこれでも「少ないほう」。

現在は多くのフラミンゴがボゴリア湖に集まってきています。とはいえここはナクル湖のように安心して繁殖できる環境ではないので、繁殖のシーズンになるとタンザニアのナトロン湖に飛んでいくのです。その距離約500キロ。
フラミンゴ2

なんとあのか細いフラミンゴがそんな大移動を敢行しているんですね。ピンク色の羽、細い首や足のイメージから、“可憐な”、と形容されることが多いフラミンゴですが、実はとっても猛々しい生き物なんです。

ボゴリア湖のフラミンゴ1
(ボゴリア湖。12月)

ナトロン湖に飛んで行くのは毎年10月頃。
なぜそんなに長距離を飛んでまでナトロン湖で繁殖するの?という疑問の答えは、古い記事ですがこちらをお読みください!
アフリカのどうぶつ「激減しているフラミンゴ」

ナトロン湖に集まってきたフラミンゴのオスは、メスを惹きつけるためにダンスを踊ります。このダンスこそがフラミンゴを、“バレエリーナ”と呼ぶ所以なんですね。
恋の相手が見つかれば繁殖に励み、その後メスが卵を産み落とし、約1ヶ月後にはかわいい雛の誕生です。
生まれた子供達は約85日で飛べるようになりますが、500kmもの大移動にはまだまだ栄養が足りません。お母さんのフラミンゴミルクを飲んで元気を養います。
※このフラミンゴミルクは母親が雛に与える栄養素で、正確にはミルクではありません。

フラミンゴ4
(↑左はピンク色だけど、右の個体はまだ白い。幼鳥ですね)

フラミンゴミルクを飲み、スクスクと育ち、そしてついに大移動を敢行。
7月には新しい命を連れてボゴリア湖に戻ってきます!
2018年、2019年は少し早く戻ってきているようですが、その数は例年以上に多く、湖はフラミンゴであふれかえっています。
近年はボゴリア湖まで足を伸ばす観光客も増えていますよ。

10月の初め頃には再び繁殖のために多くのフラミンゴがナトロン湖へと旅立っていきます。
フラミンゴは4〜6年に1度繁殖するので全てが飛んで行くわけではありませんが、6割ほどが飛んでいくそうです。
フラミンゴ3
(↑減っている時でもこのくらいはいる)

つまりケニアでフラミンゴが多く見られるのは7月〜10月初め。この時期はヌーもマサイマラNRにやってきていてサファリもベストシーズン!
夏にケニアを訪れるのならフラミンゴを追っかけるのも楽しいかも♪
ちなみにアンボセリの湿原にも、この時期フラミンゴがやってきていますよ。

※バードウォッチャーさんなら北半球が冬の11月中〜3月初め頃にケニアを訪れるかと思いますが、この頃フラミンゴは少なめです。でもボゴリア湖なら減っているとはいえかなりの数が見られます。
タグ:
ケニア タンザニア フラミンゴ ベストシーズン サファリ 

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