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サファリが楽しくなるブログ

~失敗しないケニア・サファリ旅行のためのとっておき情報を、“サファリおたく”がお届けします。~

プロフィール

ニックネーム:
武田ちょっこ
居住地:
神奈川県
性別:
女性
自己紹介:
アフリカのサファリ旅行のガイドブックを作っています。
・『 まるまるサファリの本』シリーズ
取材裏ばなしもブログで発信しています!
Note 武田ちょっこ で検索してね!
・『ちょっこの直行サファリツアー!』講談社
・『どうぶつちゃんLOVE紀行』山と渓谷社
・『野生動物発見!ガイド』築地書館
など。

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記事一覧

6 - 10件目まで(11件中)

タイトル
ケニアのイメージ 残念ながらハズレ編2
エリア:
  • アフリカ>ケニア
テーマ:その他 
投稿日:2015/08/07 09:53
コメント(3)
「ケニアのイメージ」、前回の続きです。


6 アフリカ人は視力がいい
確かにすごいです。でも、巷で言われている”視力12”は大げさだろうな。

あるときのサファリ。ドライバーさんに、
「あ、ハイエナだよ。肉を食べてる」
と言われて、
「どこどこ?」
と見たものの、なーーんにもいない。

------あれ?聞き間違い?
でも私だけじゃなく、車に乗っている全員が、「あれ?」って顔をしてる。
あれ? 英語聞き間違えたかな。
と皆、気まずく黙っちゃっている。
そして数分。ようやくハイエナが見えたのでした。
いったい、どこまで見えてるんだよぉーーー!
とハイエナよりドライバーさんの視力の話で盛り上がりました。
1ハイエナ

でも、どうやら遠くが見えるのは視界が広いサバンナに住む人達の特徴で、森の中で暮らす人々は逆に遠くの景色を見ることが少なく、遠くに焦点を合わせるのは苦手なんだそうです。

でも、確かに視力はすっごくいい。
近視の割合は日本人に比べて圧倒的に少ないです。

7 アフリカゾウが、のっしのっし
ハズレ〜〜♪
ゾウって大きい体なのに、静かーーーに歩くんです。

私のお気に入りの歌、松谷冬太さんの「アフリカンドリーム」という曲でも、
「エレファントの足音、響いて〜るぅ♪」って歌っています。
なんかそういうイメージですよね。地上最大の生き物ですから。
でも、足音は聞こえないぐらい静か。

2ゾウの親子

あまりにも静かに歩くから、後ろから近づいてきていることに気がつかず、気づいた時には数メートルまで大接近!って事件も起きます。
そんなときは絶対大きく動いたり、大きな声を出さないように。
脅かすとサファリカーを倒しちゃうこともあります。子連れや、気性の荒い単独のオスは特に注意です。


8 ナイロビの治安はアフリカで2番目に悪い
これはよく聞きますねー。いったいどこの誰が言ったんだろう。無責任な。

治安等について調査している機関は世界に様々ありますが、私の調べた限り、上のような調査結果は見つからないのです。参考文献が記されていない、又聞きのようなブログは見つかりますが。
ナイロビの治安が悪いのは否定できませんが、「アフリカで2番目」って、ちょっとヒドくない?

現地のガイドさんや外務省の安全情報などは、「危ないから気をつけろ」を、ウルサイほど連呼します。そりゃ、何かあったら大変ですから。
でも、なんかユルい。
気をつけてはいるのでしょうが、実際日本人が被害に遭った話を聞くと、ダウンタウンに宿泊していたとか、夜タクシーで出かけていたとか、ローカルバスに乗ったらポケットの財布をスラれたとか、気をつけていれば防げたのに……というものが多いのです。
無茶しちゃダメですよっ。
「ちゃんと気をつけなさい!!」と、口を酸っぱくしたくなるのも分かる。
これが窃盗で済まない傷害事件だったらと思うと……
「気をつけて!!」

でも、アフリカで2番目っていうのは、大げさですよ。


9 <赤道以北では水が左回転で流れ、南では右回転する>を実証してくれる!

やっていますよー、この実験!赤道地点の看板のところで。

3赤道の遊び
(↑水に花びらを浮かべて、流して見せてくれますが……)

結論から言うと、嘘です。

数メートルの距離では証明できないとか、台風級のエネルギーでなくてはダメとか言いますが、難しいことは抜きにして、
そもそもケニアの赤道の看板が、ちょうど緯度0度のところに立てられていないみたいです。
そういうとこ、おおらかなんですよねー、アフリカって(笑)。

実験で、水に花やマッチ棒を浮かべるとき小細工しているらしいのですが、私がウガンダで見せてもらったときは、最初から花は乗せてありました。どうやったのかなぁ。
ケニアの土産話として見せてもらう分には楽しいですよ。

4赤道の遊び2
(↑あれ、北半球って左に渦巻くんじゃなかったっけ?これ……逆?)


デモンストレーションが終わると、「実験証明書」を出してきて、お金を請求されてしまうので、見せてもらう前に値段など確認しておきましょう。結構高くふっかけてくる人もいるので、くだらないと思ったら見学はパスで……。

10 宗教の争いが絶えない
うーーん。アフリカっていうと、こういうニュースが多いからね……。
ケニアについて言えば、「宗教は個人個人、それぞれ」と、尊重しているようです。

ショッピングモールがイスラム過激派に襲撃されたときも、被害者がキリスト教徒、イスラム教徒を問わず、避難所をいち早く提供してくれたのは、近くのヒンズー教寺院だったそうです。事件以降もイスラム教徒に対する偏見とか、とくに聞かないなぁ。

1998年にもアメリカ大使館を狙ったイスラム過激派のテロ事件がおき、ケニア国民は大変なとばっちりを受けたのですが、それでも偏見が強まることはなかったように思える。どっちかというと、アメリカ政府に対する不信感が募った感じ。

アフリカ大陸全体で言えば確かに紛争はあるけれど、ケニア国民はおおむね宗教についての激しい偏見は持っていないと言えると思います。

注意!Plastic bag レジ袋等をケニアに持ち込み禁止

タイトル
ケニアのイメージ 残念ながらハズレ編1
エリア:
  • アフリカ>ケニア
テーマ:その他 
投稿日:2015/07/11 14:18
コメント(11)
アフリカに抱くイメージや噂ってたくさんあるけれど、本当の所を知ると、「な〜んだ」と笑っちゃうモノも多いんですよ。
まずは、残念ながら、「ハズレ」なイメージ10連発!


1 アフリカって暑そー
いやーー、寒いっす!!少なくともケニアでサファリをするのであれば。
赤道に近い南の国だから、暑いって思われがちだけれど、ライオンがいるような草原は標高が高い所で、気温は低いのです。標高1700メートルぐらい。
富士山の5合目ぐらいですよね。夏でもひんやり。

1サファリ
(↑朝のゲームドライブ。長袖を着ている)

昼間は日射しが強いから半袖が必要だけど、風は心地よく、日陰は涼しい。夕方になると肌寒い。明け方は寒いです。キャンプ場では夜になるとみんなジャケットを着て、焚き火に集まってきます。
だから、旅行の際はコレ持って行くといいですよ!
※標高が低い海岸地方などは暑いです。
※昨年末(2014年)ケニアに行ったら、なんか例年になく暑かったな……


2 ケニア旅行で、『ライオンキング』に出てくる動物達、ぜーーんぶ見たい♪
見られません。ううぅー……。

『ライオンキング』の舞台は、ヌーの大移動があることから、東アフリカ(ケニア、タンザニア等)なんでしょうね。
でも実は、東アフリカにミーアキャットはいないのです。あれは南部アフリカに生息する動物。
まあ、ティモンがミーアキャットだとは一言も言っていないので、実はマングースかもしれないけれど。マングースなら見られますよ!

2マングース
(↑シママングース。キャンプサイトで寝転がっていたら、やってきた)

それから顔が青く、鼻が真っ赤なヒヒも登場しますが、顔の色彩から見て、あれはマンドリルでしょう。しかしマンドリルはカメルーンとかコンゴなど、アフリカ中央部〜西にかけて生息していて、やっぱり東アフリカでは見られないのです。

主題曲の出だしはズールー語(南部の言葉)だけど、「ハクナマタタ」はスワヒリ語(東部)だし。
とにかくアフリカ大陸を全部いっぺんに描きました!という壮大(?)なお話なのです。
ウンチク垂れて重箱の隅をつつかないで、楽しみましょう!

3サバンナモンキー
(↑ケニアで見られるサバンナモンキーは、顔ではなくて、ココが青と赤です)


3 「アフリカだっ♪、ジャングルだっ♪」← 『少年ケニア』より。古っ
ケニアのサファリ旅行で行くところは、ジャングルじゃなくて平原です。
ライオンとかがいるいのは、イネ科の草が生える見晴らしの良いサバンナ。
ジャングルはコンゴとかルワンダじゃないかな……。ケニアにも熱帯雨林はありますが。

4ライオン
(↑ジャングルじゃないよー)

親ライオンは子ライオンを強く育てるために、崖から突き落とすっていうのも良く聞く話だけど、崖すらあんまりないなぁ。
マサイ・マラの西側にSiria Escarpment(断崖)があるけれど、崖というか、斜面。ライオン、落ちるかなぁ……。
マラ川に谷(崖状)があるのと、タンザニアにコピエと呼ばれる大きな岩が点在する地域はあります。
でも、んーー、子供を落とすかなぁ。ライオンのお父さんを見ていると、自分の子供は“猫っかわいがり”してますよ。


4 アフリカ料理は、むちゃくちゃ辛い
辛くはないです(ケニア料理は)。
でも安食堂とかへ行くと、カレー屋さんの福神漬けのごとく、チリが無造作に置かれているお店があります。
チリの酢漬けがあるところも。お好みでどうぞ♪

5ケニア料理カチュンバリ
↑ケニアのサラダ “カチュンバリ” (サルサみたいなもの)。玉ねぎ、トマト、パクチーに加え、チリも入っているけれど、そんなに辛くはない。


5 某ミュージシャンも歌っている、“ビクトリア湖のフラミンゴが一斉に飛び立つ♪”っていう光景、見たーーい!。(映画化されたアレ)
フラミンゴの群れが一斉に飛翔する光景。壮麗でしょうねー。
ナクル湖で数百羽程度なら見たことありますが、それが、“万”という数にもなれば、それはそれはもう、生命の力強さに、ひしひしと感動しちゃうでことでしょう。

6フラミンゴ

しかし!
ビクトリア湖にフラミンゴはいないのです。
フラミンゴは藻を主食としていて、その藻はアルカリ性の水(塩湖)に生えます。そしてビクトリア湖は淡水湖。すなわちフラミンゴは、いない。

ウンチク垂れないで、素直に歌に浸りましょう。いい曲です♪

7セイタカシギ
(↑ビクトリア湖にはセイタカシギがたくさんいた!)

フラミンゴが飛び立つ光景をぜひぜひ見たい!というのであれば、ナトロン湖、ボゴリア湖、ンゴロンゴロのマガディ湖なんかがおすすめです。飛び立つかは運次第。
ナクル湖では激減していますが、ビッグ5のひとつシロサイがほぼ100%見られるので、ここは相変わらず人気ですよ。ナイロビから近いし。
昨年12月にはクロサイの赤ちゃんも目撃されています!


6から続きは次回!

注意!Plastic bag レジ袋等をケニアに持ち込み禁止

キリン
ケニア人はフレンドリー!
エリア:
  • アフリカ>ケニア
テーマ:その他 
投稿日:2013/09/28 12:23
コメント(6)
今回ショッピングモールで起きた事件は本当に残念です。

各旅行会社に問い合わせたところ、今のところツアーは通常通り出発しているそうです。
もともとパックツアーは、できるだけナイロビを避けて通るように組まれているケースが多いのですが、ただ今回のことを受けて、ショッピングモールでの買い物は中止し、他の土産物屋に立ち寄るなどの対処をしているそうです。

各ツアーのコースでは、ウエストランド地区は通らないとのことでした。

また、地元の人に問い合わせたところ、ショッピングモールなどの警備は強化されており、街に警備の警官が増えているので、身分を証明するパスポートは常に携帯するように、とのことです。



今回のテロは、隣国ソマリアの過激派組織によるものですが、これは「ケニア軍をソマリアから撤退させろ」との要求のためです。
つまりケニア政府は長年、ソマリア政府や、危険に晒されているソマリア国民のために、過激派組織を掃討するための協力をずっと行ってきたのです。
また、ケニア北部には難民キャンプを用意し、40万人以上ものソマリア難民を受け入れている状態です。
ケニアは新興国で、決して豊かな国ではありませんが、それでも隣国の平和のために国税を投じて努力しているわけです。

一方国民も、60%以上がキリスト教であるにもかかわらず、「イスラム法廷を受け入れる」という法改正案に、70%の人々が賛成票を投じるほど、宗教に対する差別や偏見を持たないフェアな人達が多いです。

これは私達観光客に対しても同じです。ヨーロッパからのお客さんでも、日本人であっても、常にフレンドリーに受け入れてくれる人達です。

実際、私の周りの旅行者で、出発前は、「チーターは見られるかしら」「天気は大丈夫かしら」とサファリの心配ばかりしていた人達が、帰国後に感想を聞くと、ライオンやチーターを見た感動より先に、「ケニアの人達って皆フレンドリーで親切で、とても楽しかった」と返ってくるほどです。

今回、旅行を中止された方々は本当に残念ですが、キャンセルも選択のひとつだと思います。また機会があったら、ぜひケニアを訪れてくださいね。
旅行を中止しないのも、選択のひとつです。私自身は、今後も外務省の海外安全情報が引き上げられない限り、出発します。
出発される方は、できる限りの情報を集め、気をつけて楽しんできてください。


治安や病気について、リスクを下げるための私なりの方法や準備など、これからも気が付く限り書いていきますので、ぜひこのブログに遊びにきてください。

CONTENTS
治安1「そんなに危ないの?」
治安2「宿について」
治安3「貴重品の管理」
治安4「服装について」
治安5「街での持ち物について
治安6「ナイロビにちょっと長く滞在するとき」
治安7「食堂などで声をかけられたら……」
治安8「しつこいサファリの客引きに困ったら」
治安9 ケニアからタンザニア、陸路で移動
治安10「最後に……」
追加1「ナイロビのホテル滞在」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋1」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋2」

キリン
ケニア・ナイロビの治安「薬物の運び屋2」
エリア:
  • アフリカ>ケニア
テーマ:その他 
投稿日:2013/04/17 09:56
コメント(3)
日本に帰国時、再入国のときに、「荷物は誰が詰めましたか?」
とか聞かれたことがありませんか?
「カバンの鍵は自分で掛けましたか?」とか。

最初コレを聞いたとき、「子供じゃないんだから当たり前でしょ。なんでだろう?」
と思いました。

これは、親切な誰かが荷造りを手伝うフリをして薬物を忍び込ませ、知らずのウチに運び屋にされてしまうことがある……ということらしいのです。
スーツケースの鍵が掛かっていないと、こっそり入れられてしまうこともあるようです。
ホテルのロビーや空港でも、鍵はしっかり掛けておきましょう!

1サファリカー
(サファリカーに荷物を載せるときも、鍵は掛けてね!)

トランジット国で運び屋にされたことが発覚し、無実のまま異国の刑務所暮らしを強いられている日本人も、実際にいます。
先日、マレーシアに麻薬を運んだとされる日本人に死刑判決が下されたことは、記憶に新しいですよね。
薬物には例え「知らず知らずのうちに」でも、近づかないような予防線を張っておきましょう!

・ホテルの部屋の中以外では、カバンの鍵は必ず掛けておく。
・人から中味が不明なものを受け取らない。
・中味が分っていても、一応開いて確かめる。
・確かめさせてくれないなら怪しい。はっきり断る。
これだけで、かなり防げます。

また、ケニアでは合法なものでも、日本では法に触れるものもあります。
覚醒や幻覚作用のある薬やタバコ、ガム(噛むタイプもあります)などは、無視しましょう。


最近、ケニアから日本に薬物を運ぶ犯罪が起きていて、運び屋にされてしまう心配があるようです。注意しましょうね!
詳しくは前回の記事もお読みください。


運び屋に限らず、例えばケニア出入国の際に必要のないお金を請求されるなど、どんなことでも「怪しいな」と思ったら、
「それは知らなかった。日本大使館に確認してみる。電話していい?」
とカマをかけてみましょう。

私の経験では、大使館、警察という言葉だけで、怪しい人は退きますよ。

ケニアの治安について
2014年12月の治安雑感
ケニア ナイロビの治安1「そんなんに危ないの?」
ケニア ナイロビの治安2「宿について」
ケニア ナイロビの治安3「貴重品の管理」
ケニア ナイロビの治安4「服装について」
ケニア ナイロビの治安5「街での持ち物について」
ケニア ナイロビの治安6「ナイロビにちょっと長く滞在するとき」
ケニア ナイロビの治安7「食堂などで声をかけられたら」
ケニア ナイロビの治安8「しつこいサファリの客引きに困ったら」
ケニア ナイロビの治安9「ケニアからタンザニア、陸路で移動」
ケニア ナイロビの治安10「最後に……」
ケニア ナイロビの治安「ナイロビのホテル滞在」2012年12月
ケニア ナイロビの治安「薬物の運び屋1」
ケニア ナイロビの治安「薬物の運び屋2」
ナイロビの治安「セキュリティの強化」2013年11月
ケニア 治安 夜は出歩かずににテイクアウェイ

キリン
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋1」
エリア:
  • アフリカ>ケニア
テーマ:その他 
投稿日:2013/04/03 17:49
コメント(2)
日本に帰国した際、再入国審査のとき、「頼まれ物はないですか?」
って聞かれたことはありませんか?
最初コレを聞いたとき、なんだろうと思いました。

でも、「あ!コレのことだったんだ」、と目の前でその事件に巻き込まれそうな場面に遭遇したことがありました。

ケニア旅行がインド経由だった頃です。

1インド
(↑わーい、ウシだ♪ インドでもサファリ!?)


ボンベイ(現ムンバイ)のトランジット・ホテルの受付での話。
近くにいた日本人夫婦にカタコトの日本語で話しかけるインド人男性がいました。
何気なく聞いていたのですが、要約すると……

「千葉に友人がいる。小さな荷物を送りたいのだが、インドから送ると時間もお金もかかってしまう。切手代を払うから成田で投函してくれないか。おつりはチップだ」

という内容。
なんか怪しいなぁと思ったけれど、そのダンナさんは、「はぁ、いいですよ」って感じで軽くOKしていました。

トロい私は、後になってようやく気が付きました。
あっ、成田で聞かれる、「頼まれ物はないですか?」ってコレだ。
あの人たち、何か危ない物の運び屋にされてしまう!
結局その夫婦は、再び彼と顔を合わすことがなく、荷物は受け取らなかったそうです。セーフ。

2インパラ
(平和なサファリで平和ボケしちゃう。 街では気を引きしめてねっ)


最近ケニア旅行をした日本人が知らないうちに薬物の運び屋にされ、逮捕される事件が起きたそうです。
詳しくは、在ケニアの日本大使館のweb「領事・安全情報」をお読みください。

知らない人から気軽に物を受け取らないように、気をつけてくださいねっ!

たとえ旅行中にお世話になった方であっても、引き受けないように。
お土産用のコーヒー豆や紅茶の中に薬物を忍び込ませている場合もあるようです。
断りにくければ、
「申し訳ないけど、日本大使館に禁止されているから、できないんです」
と言ってみましょう。

私の経験では、大使館、警察という言葉だけで、怪しい人は退きますよ。

ケニア・ナイロビの治安について
2014年12月のケニア治安について
治安1「そんなに危ないの?」
治安2「宿について」
治安3「貴重品の管理」
治安4「服装について」
治安5「街での持ち物について
治安6「ナイロビにちょっと長く滞在するとき」
治安7「食堂などで声をかけられたら……」
治安8「しつこいサファリの客引きに困ったら」
治安9 ケニアからタンザニア、陸路で移動
治安10「最後に……」
ナイロビのホテル滞在 2012年10月
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋1」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋2」
ケニアの治安 2013年8月2日
2013年ナイロビのテロ事件以降 セキュリティの強化

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