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- 『タリンとヘルシンキのクリスマス・マーケット』
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エリア:
- ヨーロッパ>エストニア>タリン
- ヨーロッパ>フィンランド>ヘルシンキ
- テーマ:買物・土産 お祭り・イベント 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/03/30 15:27
「タリンのクリスマス・マーケットのお店に並べられたミニチュアの置き物」
エストニアのタリンと、フィンランドのヘルシンキのクリスマス・マーケットに行きました。
「クリスマス・マーケット」というと、その発祥の地とされるドレスデンをはじめ、ドイツ各地のものや、オーストリアのウイーンや、近頃はパリのクリスマスマーケットなども知られてきましたが、タリンと、ヘルシンキでも開かれています。
エストニアは、日本ではまだまだ馴染みの少ない国ですが、引退した大関 把瑠都の出身国、ということで知られています。
1991年に、旧ソ連からバルト三国の他の2国(ラトビアとリトアニア)とともに独立しました。
「タリン・旧市庁舎前のラエコヤ広場で開かれていたクリスマス・マーケット」
ボクが乗った飛行機はタリン空港に夕方17:00に到着しました。タリンは北緯59度。北欧フィンランドとはバルト海のフィンランド湾をはさんで向かい合う位置にあり、緯度が高いので、冬は夕方5時頃までには太陽が沈み長い夜の闇に包まれます。
ボクがタリンの街に着いた時は、すでに辺りは真っ暗。でも、旧市街の真ん中にあるラエコヤ広場に行くと、クリスマス・マーケットが華やかに開かれ、街の人々がたくさん集まっていました。
「仮設のカウンターでホットワインを手におしゃべりする人々」
街の人たちの多くは、手に手に紙コップのホットワインを持ち、ある人は歩きながら、またある人は広場に設けられた木造りのカウンターで、湯気を立てるホットワインを飲んでは買い物をしたりおしゃべりして楽しんでいます。
この時期にしては暖かく、小雨がぱらついていましたが、人々はフードをかぶるだけで傘も差さずにいます。
ボクも、7ユーロを払って、紙コップのホットワインを受け取りましたが、なんとまあ、その甘いこと。クランベリーのワインで、ベリーらしい酸っぱさもありましたが、甘さが格別。でもその温かい甘さが、冷えた身体を内側からホコホコと温めてくれました。
「ミニチュアの置き物やマグネットの店」
「長靴や猫のマフラーの店」
「帽子の店」
「毛織物(ミトンやセーター)の店」
並んだお店は、みんな、年に1度しか開かれないマーケットのためにしては立派な構えで、観光客向けのおみやげになるようなものを多く売っていました。
でも、マーケットに来た人の口を楽しませるお店も、ホットワインの他、ソーセージを炒めたもの、フライドポテトの店や、子供向けの大きなアメを売っている店など並んでいました。
「ホットワインの店」
「炒め物の料理の店」
「アメの店」
広場には、街の観光名所を巡る、蒸気機関車の列車を模したバスもやってきます。また広場の真ん中では舞台が作られ、子供たちを中心にダンスや楽器の演奏が披露されていました。舞台の前では、ホットワインを手にした人たちがいっぱい見ていました。
「観光用の列車を模したバス」
「舞台で踊る子供たち」
タリンから飛行機で約30分。バルト海のフィンランド湾をひとまたぎすると、フィンランドの首都ヘルシンキに着きます。こんどは昼間にヘルシンキのクリスマスマーケットを訪れました。
ヘルシンキのクリスマスマーケットは、ヘルシンキ大聖堂前の元老院広場で開かれています。ここは、街の中心で、ヘルシンキの中でも最も古くからの歴史を持つエリアです。
「ヘルシンキのクリスマスマーケット」
立ち並ぶお店は、タリンのものよりさらに立派で、とても一時期だけの臨時の露店とは思えない造りです。また、売っている商品の種類がタリンのマーケットより多く、海産物の店や、なんと鍛冶屋さんまでありました。
「お菓子の店」
「ろうそくの店」
「手作りの毛糸のサンタ」
「鍛冶屋の店」
「ベビーカーで買い物をする家族連れ」
広場の真ん中にはメリーゴーラウンドが設置されていて、たくさんの子供たちも遊びに来ています。
「ヘルシンキ大聖堂とメリーゴーラウンド」
「メリーゴーラウンドで楽しむ子供連れ」
「遊び終わって帰る子供たち」
ヘルシンキのクリスマスマーケットはタリンのマーケットより、観光客向けではなく、地元の街の人たち向けの色合いが強いと感じました。
フィンランドは、サンタクロースの故郷といわれるロバニエミや、オーロラ、ムーミンワールドなどを目当てに訪れる観光客が多いですが、クリスマスの時期に旅行されるなら、ぜひ、クリスマスマーケットに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おすすめ度
タリン ★★★★
たっかい城壁に囲まれた旧市街の中は、中世の町がそっくりそのまま残っています。
城壁の上の展望台から眺める景色もすばらしく、世界遺産登録にナットクです。
ヘルシンキ★★★
歴史を感じさせる古い建物が、広い通りに沿って整然と並ぶ町並みは、「北欧の古都」というイメージそのまま。買い物や食事も楽しく、フィンランドの旅を演出してくれる町です。
(2014年12月 小澤誠)
- 地球の熱を感じるアイスランド・・・何もなくても愛すべき島民・キヌフ島(エストニア)
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エリア:
- ヨーロッパ>エストニア>エストニアその他の都市
- ヨーロッパ>アイスランド>レイキャビック
- ヨーロッパ>アイスランド>ブルーラグーン
- テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 温泉・露天風呂
- 投稿日:2014/12/26 17:33
日本も涼しくなってきた頃、火山と間欠泉と極寒のイメージがあった世界最北の首都レイキャビックへの出張が決まった。ついでにバルトと北欧の三都市のリーガ、エストニア、ヘルシンキと4カ国を大移動する。
寒いであろうレイキャビックへはスカンジナビア航空を利用しコペンハーゲンで乗継ぎ同日には到着することが出来る。夜遅い到着でもレイキャビック空港からの市内のホテルへはフライバスが安心で便利だ。ホテルによってバスターミナルで乗り換えが必要になるがドライバーがきちんとホテル近くで降ろしてくれるので、昼寝をしてホテル名を聞き逃すと怖い顔をされるので要注意・・フライバスを利用したら、レイキャビック滞在のフリータイムのアレンジの為にシートポケットのオプショナルの案内を忘れずにピックアップしよう!
アイスランドに来たならまずはゴールデンサークルへ。
ツアーの最初に訪れたのはシングヴェトリル国立公園。世界文化遺産に登録された歴史的な場所であるだけでなく、ユーラシアプレートと北米プレートがだんだんと離れている地球の割れ目ギャウがあり興味深い場所です。アメリカ大陸からユーラシア大陸に大移動、パスポートは忘れずに?!
黄金の滝グトルフォス、アイスランド随一の規模を誇り、白い水煙を上げながら流れ落ちる様はまさに豪快そのもので迫力満点。今年の六月に世界三大瀑布のナイアガラフォールズを見たばかりだったが、大自然に囲まれるアイスランドの滝も勝るとも劣らず癒される。
そして個人的に出発前からワクワクだったのが間欠泉(ゲイシール)!世界的にも有名な間欠泉ゲイシール現在では活動を止めてしまったが、すぐ近くにあるストロックル間欠泉は数分に一度吹き出す姿を間近で観ることが出来る。何回見ても飽きることなくひたすらシャッターチャンスを待ち侘びてしまう。
南海岸の青く美しいヨークルサルロン氷河湖
アイスランドの美しい南海岸、ヴァトナーヨークトル氷河からの氷が浮かぶ青く輝く氷河湖は氷河から落ちてきた氷塊が氷山のように浮かぶ。ヨークルサルロン氷河湖では氷の青い美しさを水陸両用のボートで氷の間を通るクルーズをすることが出来た。クルーズ中には氷河から溶けだした透き通った氷を試食も体験できる。
露天温泉ブルーラグーン
ケフラヴィーク国際空港から15分、レイキャビック市内から50分程と近いこともあり、観光スポットのブルーラグーン。やはり日本人には嬉しい露天温泉ですが、外国の温泉は水着を着用して入浴します。ブルーラグーンに浸かりながら泥パックやビールを飲む人も多い。施設も充実していて、ぜひとも1日中リラックスして過ごしたい場所です。残念ながらフライトの時間があり、たったの30分しか滞在できず必ずや再度訪問したいと思った。
アイスランドを後にし、久しぶりに再訪するリーガへ。
そしてリーガからパルヌを経由し“生きた博物館”キヌフ島へ
キヌフ島は、人口は500人ほどの小さな島。エストニアの伝統文化が今でも残っており、この島全体がユネスコの世界無形文化遺産に登録されている。エストニアの夏のリゾート地であるパルヌの沖合にあるこの島は、パルヌ港(2時間半)もしくはムナライド港(50分)から夏の間だけ1日もしくは週何便かだけフェリーが運航している。このフェリーが1日1往復だったので、出発前に苦労したのである。島民の貴重な移動手段というわけだ。
キヌフ島は、車で30分もすれば島を1周出来てしまうキヌフ島。夏のオンシーズンだけオープンするたった一つのレストランや小さな商店が3つしかなく、警察や高校も存在していない。島の人は中学を卒業すると本土のパルヌやタリンに高校に通いに行くそうだ。
島には外灯などひとつない真っ暗な闇の夜空の夜空には、天の川と見違えるほどの満点の星空が望める!!B&Bやホームステイ形式の家では、赤い沢山の縦縞が入ったカラフルなキヌフ島の象徴の民族衣装を身に付けたオーナーが、温かいスープと笑顔で迎えてくれた。夏の間はレンタサイクルで自然を感じるのがベストだろう。
3時間で周るヘルシンキ
キヌフの自然の次はヘルシンキに立ち寄ったが、到着は夜、出発はお昼と時間がない中での観光となった。特急で観光をするにはトラムを利用するのがベストであった。ガイドブックを参考に良いところどりの観光の手始めに世界遺産にも登録されているスオメンリンナ島、マーケット広場、ウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂を速足で駆け回る。残念ながら北欧雑貨のショッピングとはいかなかったが短時間でも大満喫で帰国の途についた。
【スタッフおススメ度】
ゴールデンサークルツアー★★★★ 「レイキャビックに行ったなら、かならず参加しよう」
ブルーラグーン★★★★★「地熱を利用したお風呂に日本人でなくても温泉好きに」
キヌフ島★★★★「島民の魅力を直接触れよう」
2014年10月 大道隆宏
寒いであろうレイキャビックへはスカンジナビア航空を利用しコペンハーゲンで乗継ぎ同日には到着することが出来る。夜遅い到着でもレイキャビック空港からの市内のホテルへはフライバスが安心で便利だ。ホテルによってバスターミナルで乗り換えが必要になるがドライバーがきちんとホテル近くで降ろしてくれるので、昼寝をしてホテル名を聞き逃すと怖い顔をされるので要注意・・フライバスを利用したら、レイキャビック滞在のフリータイムのアレンジの為にシートポケットのオプショナルの案内を忘れずにピックアップしよう!
レイキャビック空港のFLYBUSオフィス
アイスランドに来たならまずはゴールデンサークルへ。
ツアーの最初に訪れたのはシングヴェトリル国立公園。世界文化遺産に登録された歴史的な場所であるだけでなく、ユーラシアプレートと北米プレートがだんだんと離れている地球の割れ目ギャウがあり興味深い場所です。アメリカ大陸からユーラシア大陸に大移動、パスポートは忘れずに?!
黄金の滝グトルフォス、アイスランド随一の規模を誇り、白い水煙を上げながら流れ落ちる様はまさに豪快そのもので迫力満点。今年の六月に世界三大瀑布のナイアガラフォールズを見たばかりだったが、大自然に囲まれるアイスランドの滝も勝るとも劣らず癒される。
そして個人的に出発前からワクワクだったのが間欠泉(ゲイシール)!世界的にも有名な間欠泉ゲイシール現在では活動を止めてしまったが、すぐ近くにあるストロックル間欠泉は数分に一度吹き出す姿を間近で観ることが出来る。何回見ても飽きることなくひたすらシャッターチャンスを待ち侘びてしまう。
シングヴェトリル国立公園
グトルフォス滝
ストロックル間欠泉
ストロックル間欠泉
スカウホルト教会の壁画のキリスト
南海岸の青く美しいヨークルサルロン氷河湖
アイスランドの美しい南海岸、ヴァトナーヨークトル氷河からの氷が浮かぶ青く輝く氷河湖は氷河から落ちてきた氷塊が氷山のように浮かぶ。ヨークルサルロン氷河湖では氷の青い美しさを水陸両用のボートで氷の間を通るクルーズをすることが出来た。クルーズ中には氷河から溶けだした透き通った氷を試食も体験できる。
露天温泉ブルーラグーン
ケフラヴィーク国際空港から15分、レイキャビック市内から50分程と近いこともあり、観光スポットのブルーラグーン。やはり日本人には嬉しい露天温泉ですが、外国の温泉は水着を着用して入浴します。ブルーラグーンに浸かりながら泥パックやビールを飲む人も多い。施設も充実していて、ぜひとも1日中リラックスして過ごしたい場所です。残念ながらフライトの時間があり、たったの30分しか滞在できず必ずや再度訪問したいと思った。
アイスランドを後にし、久しぶりに再訪するリーガへ。
中央市場のお花屋さん
聖ギオルギ教会
聖ギオルギ教会の展望台から
火薬塔
ドゥアマ広場
そしてリーガからパルヌを経由し“生きた博物館”キヌフ島へ
キヌフ島は、人口は500人ほどの小さな島。エストニアの伝統文化が今でも残っており、この島全体がユネスコの世界無形文化遺産に登録されている。エストニアの夏のリゾート地であるパルヌの沖合にあるこの島は、パルヌ港(2時間半)もしくはムナライド港(50分)から夏の間だけ1日もしくは週何便かだけフェリーが運航している。このフェリーが1日1往復だったので、出発前に苦労したのである。島民の貴重な移動手段というわけだ。
パルヌのタリン門
パルヌのビーチ
パルヌの旧市街
ムナライド港
キヌフ島行きフェリー
キヌフ島は、車で30分もすれば島を1周出来てしまうキヌフ島。夏のオンシーズンだけオープンするたった一つのレストランや小さな商店が3つしかなく、警察や高校も存在していない。島の人は中学を卒業すると本土のパルヌやタリンに高校に通いに行くそうだ。
キヌフ唯一の学校
キヌフ島のショップ
キヌフ名物?!カラフルなヘルメット
島の南端にある灯台
灯台からの景色
島には外灯などひとつない真っ暗な闇の夜空の夜空には、天の川と見違えるほどの満点の星空が望める!!B&Bやホームステイ形式の家では、赤い沢山の縦縞が入ったカラフルなキヌフ島の象徴の民族衣装を身に付けたオーナーが、温かいスープと笑顔で迎えてくれた。夏の間はレンタサイクルで自然を感じるのがベストだろう。
クラガファームのオーナーのオイエと
温かい自家栽培の野菜を使ったスープ
クラガファーム
キヌフ島の象徴、女性のスカート
民族衣装を身に纏うガイドの女性
キヌフの家畜たち
3時間で周るヘルシンキ
キヌフの自然の次はヘルシンキに立ち寄ったが、到着は夜、出発はお昼と時間がない中での観光となった。特急で観光をするにはトラムを利用するのがベストであった。ガイドブックを参考に良いところどりの観光の手始めに世界遺産にも登録されているスオメンリンナ島、マーケット広場、ウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂を速足で駆け回る。残念ながら北欧雑貨のショッピングとはいかなかったが短時間でも大満喫で帰国の途についた。
移動に便利なトラム
スオメンリンナ島の潜水艦ヴェシッコ号
世界遺産のスオメンリンナ島
マーケット広場
ヘルシンキの大きな小便宇宙人
ウスペンスキー寺院
ヘルシンキ大聖堂
空港行きの615のバス
【スタッフおススメ度】
ゴールデンサークルツアー★★★★ 「レイキャビックに行ったなら、かならず参加しよう」
ブルーラグーン★★★★★「地熱を利用したお風呂に日本人でなくても温泉好きに」
キヌフ島★★★★「島民の魅力を直接触れよう」
2014年10月 大道隆宏
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