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- 「地上の天国見つけてきました。岩と海を両方楽しむ旅はいかがでしょう」
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エリア:
- アジア>スリランカ>シギリア
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産
- 投稿日:2016/01/05 14:28
今回以上に私にドストライクな旅行先があるだろうか。いや、あるまい。
本当に私の好きなものしか無い旅であった。なので、もしこの旅行記を読んで心の琴線が少しでも震えた方には、是非私と同じルートで旅行に行っていただきたい。
美しい涅槃仏に出会い、絶品の海に包まれ、文化と自然、バックパッカーとリゾート気分をふんだんに盛り込んだ今回の旅行先、スリランカとモルディブ。
モルディブ行くなら、スリランカに寄らなきゃもったいない!
リア充アイランドと思われがちなモルディブで、(出発前まで私もそう思っていた)あの場にいた誰よりも楽しんだ自信のある私。
スリランカでも涅槃仏の前、シギリアロックの頂上で小一時間座り続けた私。
女子旅、一人旅にも是非お勧めしたいです!
反リア充実(※仕事や恋愛全てが充実している人のことをリア充と言うらしいですよ。住みにくい世の中ですね)な私が行く、素敵な涅槃仏、孤独な王様、この世のものとは思えない海に出会う旅、どうぞ皆様のご旅行の参考になりますように。
涅槃仏、それは釈迦が入滅する様子を仏像として表したものである。
何を隠そう、私は涅槃仏が大好きで、バンコクのワット・ポーを訪れた際には腰が砕けたという、まぁまぁ重度の患者なのである。
そんな涅槃仏フェチにはたまらない、なんと2000年以上もずっと大切にされている涅槃仏がスリランカにはあるらしい。
これは見たい・・!
と言うことで、ギュウギュウ詰めだった旅程にダンブッラ石窟寺院も追加してもらった。
実際行ってみて、その美しさに震えた。
窮屈な洞窟の中に、約14メートルの涅槃仏があるのですが、時間を感じさせない程、色がとっても鮮やか!
これはスリランカ独特の特徴らしいですが、足の裏が真っ赤に染められ、美しい花模様が書かれている。そしてその足元には、ブッダの十大弟子の1人であるアナンダの像があるのに感動!
常にブッダの傍でその説法を余すことなく聞き、後世へ伝えた彼が、今でもずっと傍で静かに座っているなんて素敵だと思いませんか?
(ちんぷんかんぷんな人は、聖☆おにいさんを読んで勉強しましょう)
ダンブッラは階段と坂を上った先にあるので、スニーカーで行くのがお勧めです。
そして、スリランカと言えば、一番有名なのがシギリアロック。
そして、今回の出張での一番の難所。
そう、私は高所恐怖症なのです。行った人はみんな口を揃えて「いや、全然問題ないですよ〜。階段めっちゃ古いし狭いですけどね!」と言う。
観覧車にも乗れない私には正直荷が重すぎる。ガイドさんにその旨を伝え、とりあえずいつでもリタイアさせてくれと約束を取り付け、往復約2時間のシギリア登石へ!
結果、それなりに怖いけど、登った先にはちゃんとそれを上回る素晴らしいものが待ってくれていました。
シギリヤレディに逢うために登る螺旋階段は、膝が震えるほどに怖かったけど、四つん這いでどうにか登り切り、そこに居並ぶ美女18人は流石の一言。この美女たちの正体は謎に包まれているが、黒人やアジア人らしき美女もいて、みんなとってもミステリアス美女!以前は500人もの美女が描かれていたというのだから、それはそれは圧巻な眺めであっただろうと感じる反面、こんな高い場所に絵を描いた職人魂にも心が震えました。
ジャングルの中にポツンと座っている巨大な岩山、シギリアロック。
権力に目がくらんだのか、父親を殺してまで王座についたカーパシャという王は、この巨大な岩山の頂上に王宮を建設した。最期は弟に殺されそうになり、自ら命を絶った王は、今でも狂気の王として語り継がれている。
「こんなジャングルに囲まれた寂しい場所に王宮を築き、家族にも嫌われ、彼はとても寂しい人だったのかも知れないですね。彼は孤独な王でした」
そんな前情報が吹っ飛ぶくらい、頂上は素敵な場所だった。
私が王様だったとしてもここに宮殿建てると思う。
風がよく吹いて、どこまでも静かな頂上からは、どこまでも見渡すことができる。
頂上には王様用のプールや、美女たちをはべらしていたハーレム室まであり、こんな素敵な場所に王宮を建てて、美女とプールに入っていたなんて、全然話に聞いていた「孤独な王」とはイメージが違うんだけど!
しかも彼はシギリアロックに登る時は、殿様の籠みたいなもので登っていたというのだから、かなり贅沢なリア充の部類に入るのではなかろうか。
とにかく私はこの場所がスリランカで一番好きだった。
彼がこんな場所に宮殿を建てるなんて、突拍子もないことを考えつかなかったら、私もこの素晴らしい景色に出会えていなかった。そう考えると、彼が実際にこの場所で何を思っていたかは今となっては知る由もないが、お父さんを殺してしまったことを悔やみながらも、キレイなお姉さんたちと静かにこの場で心穏やかに暮らしていたのだと信じたい。
さて、スリランカで仏像と王にメロメロになったあとは、大好きな海に出会うためにモルディブへ!!!
素潜り、ダイビング、サーフィン、ライフセービング、魚とり、ロックラグビー、海に関するものは大概大好きな私がモルディブ!しかも水上コテージ!
これは忙しくて充実した滞在になりそうだ!
いちゃいちゃする相手もいない一人旅、徹底的に海を楽しんでこようではないですか!
今回私は、「ジュメイラヴィッタベリ」と「コンスタンスムーフシ」の二つのリゾートを訪れました。どちらもとっても素敵なリゾートだったので、是非皆様にも訪れていただきたいです。
★ジュメイラヴィッタベリ
空港のあるマーレからスピードボートで約20分と、抜群のアクセスの良さでありながら、素晴らしいハウスリーフととっても居心地の良い雰囲気がここのリゾートのポイントです。
また、全ヴィラにプライベートプールがついており、全てのお部屋のプライバシーは、木を利用してさりげなく守られています。
水上ヴィラは、200平方メートルと非常に大きく、床にグラス窓は付いているし、まるで海に浸かっているように見えるプールはあるし、まさに天国!
そして噂に名高いハウスリーフを体験するため、さっそく海へ!
水上ヴィラからは直接海にアクセスでき、わくわくしながらいざジャンプイン!!
いやー、もう流石としか言いようのないほどに素晴らしいハウスリーフがそこには広がっていました。
水上ヴィラからすぐのところなので、泳力に自身の無い人でも問題ありません。
また、少し泳ぐとドロップオフがあるので、そこまで泳げばウミガメが見られることもあるそうです。
ジュメイラヴィッタベリは、スタッフが本当にフレンドリーで、その対応はディズニーランドのキャストのよう。
どう動いたらお客様が楽しく過ごせるかを常に考えて動いてくれるので、本当に居心地良く過ごすことができました。
もちろんレストランやスパも一流。まるで小さい村の中に住んでいるように滞在を楽しめる、アットホームな極上リゾートでした。
★コンスタンスムーフシ
マーレから水上飛行機で約25分のリゾート、コンスタンスムーフシ。
マーレで飛行機を待っている間は、コンスタンスリゾート専用のラウンジで飲み物や軽食をいただくことができます。
水上飛行機は運転席が丸見えな小さいもので、その外観はジブリ作品に出てきたものとそっくり。
空から見る海も絶品!こんなに美しい海があったなんて!
コンスタンスムーフシは、どちらかというと、賑やかなイメージ。
レストランだけでなく、バーのドリンクも無料だからでしょうか。みんなすごく自由に楽しそうにしていました。
そう、コンスタンスムーフシのポイントは、オールインクルーシブであること。
モルディブは一島一リゾートのため、お食事も必然リゾート内のホテルやバーで召し上がっていただくことになります。しかし、リゾートではビール一缶が約9ドル、昼食で約20〜40ドル、それにリゾート税などがかかります。しかし、ここではそんな心配は全くなし、朝昼晩の食事に加え、バーでの軽食やお食事時のアルコールを含むドリンク(一部除外有)、お部屋のミニバーなど全て料金に含まれています!また、お食事だけではなく、シュノーケリングセットやモーターを使わないウォータースポーツなども含まれていますので、追加代金を気にせず思い切り遊ぶことができるのです。
オールインクルーシブだから、お食事の質はそんなによくないんだろうな・・と思っていたのですが、もう本当に全て美味しいお食事でした!
日本のお客様だと、あまり長期で滞在される方はいらっしゃいませんが、一か月単位で滞在する方たちのために、オールインクルーシブには含まれていないレストランや、豊富なアクティビティもたくさん用意されており、お客様を飽きさせない工夫をそこかしこに感じることができました。
そんな中で、私はシュノーケルツアーとダイビング、サンライズヨガのアクティビティに参加させていただきました。
ヨガは写真が無いのですが、インドからやってきた先生がマンツーマンで教えてくれました。全身筋肉痛になりましたが、海と風の音を聞きながらするヨガは最高!
シュノーケリングツアーでは、リゾートからボートで15分程のポイントへ。
言葉を無くすような世界がそこには広がっていました。
ダイビングはハウスリーフで一本潜りましたが、大好きなウミウシも見つけ、こちらも大満足!
もし天国という場所があるのなら、こうあって欲しい。
携帯も音楽も本も必要無い。ただ海の上で過ごす、そんな夢のような時間がモルディブにはありました。
「ゆっくりしている暇なんて無いですよー!できるだけ色々な事を体験してこないともったいないですよ」と出発前に手配会社の方に言われていたが、現地のホテルマネージャーの方は「何もしないことを楽しんでくださいね。ただ座って海と風を感じるだけでいいんですよ。ここでは心が喜ぶままに過ごしてください」と言ってくださった。
何となく日本とモルディブの違いを感じた一言でしたが、どうしても、折角旅行に行ったなら様々なアクティビティに参加して、写真を撮りまくる事に重きを置きがちになってしまいますが、ここはそういう場所ではないようです。
出張で来させていただいている身の上のため、そんな事は許されませんが、できることならカメラもアイフォンも全部部屋に置いて、体全部で純粋にこの空気を楽しむのも最高の贅沢かもしれません。
今回、スリランカとモルディブという、近いけれども全然タイプの違う旅先へ行き、一気に二つの旅行ができたようなお得な気持ちになりました。
町のマーケットを見たり、岩山を登ったり、バックパッカー的な旅行の楽しみも満たされ、海の上で何もせずに波音を聞くというリゾート旅行の楽しみも満たされ、心身ともに本当にリセットされるのを感じました。
今日もシギリアロックの頂上には爽やかで静かな風が吹き、モルディブではあの美しい海が輝いているのかと思うだけで、今でも心がきらきらしてきます。
孤独な王が作った岩山の上の宮殿、母なる海が作り上げた極上の珊瑚と魚の楽園、そんな地上の天国に出会いに、次のご旅行先にはスリランカとモルディブのゴールデンコンビはいかがでしょうか。
シギリアロック ★★★★★
高所恐怖症でも何でも、登ってみれば価値がわかります。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
文句なしの極上リゾート。キッズクラブも充実しているので、ファミリーにもおススメ。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
オールインクルーシブでコスパ抜群。シーズンに行けば、マンタやジンベイにも会えます。
(2015年10月 大野史子)
本当に私の好きなものしか無い旅であった。なので、もしこの旅行記を読んで心の琴線が少しでも震えた方には、是非私と同じルートで旅行に行っていただきたい。
美しい涅槃仏に出会い、絶品の海に包まれ、文化と自然、バックパッカーとリゾート気分をふんだんに盛り込んだ今回の旅行先、スリランカとモルディブ。
モルディブ行くなら、スリランカに寄らなきゃもったいない!
リア充アイランドと思われがちなモルディブで、(出発前まで私もそう思っていた)あの場にいた誰よりも楽しんだ自信のある私。
スリランカでも涅槃仏の前、シギリアロックの頂上で小一時間座り続けた私。
女子旅、一人旅にも是非お勧めしたいです!
反リア充実(※仕事や恋愛全てが充実している人のことをリア充と言うらしいですよ。住みにくい世の中ですね)な私が行く、素敵な涅槃仏、孤独な王様、この世のものとは思えない海に出会う旅、どうぞ皆様のご旅行の参考になりますように。
さて、どこまでがプールでどこからが海でしょう
涅槃仏、それは釈迦が入滅する様子を仏像として表したものである。
何を隠そう、私は涅槃仏が大好きで、バンコクのワット・ポーを訪れた際には腰が砕けたという、まぁまぁ重度の患者なのである。
そんな涅槃仏フェチにはたまらない、なんと2000年以上もずっと大切にされている涅槃仏がスリランカにはあるらしい。
これは見たい・・!
と言うことで、ギュウギュウ詰めだった旅程にダンブッラ石窟寺院も追加してもらった。
ゴールデンブッダ
美しい足裏
壁画も美しい
実際行ってみて、その美しさに震えた。
窮屈な洞窟の中に、約14メートルの涅槃仏があるのですが、時間を感じさせない程、色がとっても鮮やか!
これはスリランカ独特の特徴らしいですが、足の裏が真っ赤に染められ、美しい花模様が書かれている。そしてその足元には、ブッダの十大弟子の1人であるアナンダの像があるのに感動!
常にブッダの傍でその説法を余すことなく聞き、後世へ伝えた彼が、今でもずっと傍で静かに座っているなんて素敵だと思いませんか?
(ちんぷんかんぷんな人は、聖☆おにいさんを読んで勉強しましょう)
ダンブッラは階段と坂を上った先にあるので、スニーカーで行くのがお勧めです。
菩提樹
そして、スリランカと言えば、一番有名なのがシギリアロック。
そして、今回の出張での一番の難所。
そう、私は高所恐怖症なのです。行った人はみんな口を揃えて「いや、全然問題ないですよ〜。階段めっちゃ古いし狭いですけどね!」と言う。
観覧車にも乗れない私には正直荷が重すぎる。ガイドさんにその旨を伝え、とりあえずいつでもリタイアさせてくれと約束を取り付け、往復約2時間のシギリア登石へ!
結果、それなりに怖いけど、登った先にはちゃんとそれを上回る素晴らしいものが待ってくれていました。
想像以上の美人
ライオンの入り口。今は足だけしか残っていないが、昔は頭まであったそう
昔は下部分の石の階段を利用していたらしい。命知らずだなぁ。
シギリヤレディに逢うために登る螺旋階段は、膝が震えるほどに怖かったけど、四つん這いでどうにか登り切り、そこに居並ぶ美女18人は流石の一言。この美女たちの正体は謎に包まれているが、黒人やアジア人らしき美女もいて、みんなとってもミステリアス美女!以前は500人もの美女が描かれていたというのだから、それはそれは圧巻な眺めであっただろうと感じる反面、こんな高い場所に絵を描いた職人魂にも心が震えました。
ジャングルの中にポツンと座っている巨大な岩山、シギリアロック。
権力に目がくらんだのか、父親を殺してまで王座についたカーパシャという王は、この巨大な岩山の頂上に王宮を建設した。最期は弟に殺されそうになり、自ら命を絶った王は、今でも狂気の王として語り継がれている。
「こんなジャングルに囲まれた寂しい場所に王宮を築き、家族にも嫌われ、彼はとても寂しい人だったのかも知れないですね。彼は孤独な王でした」
王宮跡
王様用のプール
頂上からの眺め
そんな前情報が吹っ飛ぶくらい、頂上は素敵な場所だった。
私が王様だったとしてもここに宮殿建てると思う。
風がよく吹いて、どこまでも静かな頂上からは、どこまでも見渡すことができる。
頂上には王様用のプールや、美女たちをはべらしていたハーレム室まであり、こんな素敵な場所に王宮を建てて、美女とプールに入っていたなんて、全然話に聞いていた「孤独な王」とはイメージが違うんだけど!
しかも彼はシギリアロックに登る時は、殿様の籠みたいなもので登っていたというのだから、かなり贅沢なリア充の部類に入るのではなかろうか。
とにかく私はこの場所がスリランカで一番好きだった。
彼がこんな場所に宮殿を建てるなんて、突拍子もないことを考えつかなかったら、私もこの素晴らしい景色に出会えていなかった。そう考えると、彼が実際にこの場所で何を思っていたかは今となっては知る由もないが、お父さんを殺してしまったことを悔やみながらも、キレイなお姉さんたちと静かにこの場で心穏やかに暮らしていたのだと信じたい。
狭い階段
さて、スリランカで仏像と王にメロメロになったあとは、大好きな海に出会うためにモルディブへ!!!
素潜り、ダイビング、サーフィン、ライフセービング、魚とり、ロックラグビー、海に関するものは大概大好きな私がモルディブ!しかも水上コテージ!
これは忙しくて充実した滞在になりそうだ!
いちゃいちゃする相手もいない一人旅、徹底的に海を楽しんでこようではないですか!
今回私は、「ジュメイラヴィッタベリ」と「コンスタンスムーフシ」の二つのリゾートを訪れました。どちらもとっても素敵なリゾートだったので、是非皆様にも訪れていただきたいです。
★ジュメイラヴィッタベリ
お出迎えの演奏
空港のあるマーレからスピードボートで約20分と、抜群のアクセスの良さでありながら、素晴らしいハウスリーフととっても居心地の良い雰囲気がここのリゾートのポイントです。
また、全ヴィラにプライベートプールがついており、全てのお部屋のプライバシーは、木を利用してさりげなく守られています。
水上ヴィラは、200平方メートルと非常に大きく、床にグラス窓は付いているし、まるで海に浸かっているように見えるプールはあるし、まさに天国!
水上ヴィラ
グラス窓
水上ヴィラ
プライベートプール
そして噂に名高いハウスリーフを体験するため、さっそく海へ!
水上ヴィラからは直接海にアクセスでき、わくわくしながらいざジャンプイン!!
いやー、もう流石としか言いようのないほどに素晴らしいハウスリーフがそこには広がっていました。
水上ヴィラからすぐのところなので、泳力に自身の無い人でも問題ありません。
また、少し泳ぐとドロップオフがあるので、そこまで泳げばウミガメが見られることもあるそうです。
ジュメイラヴィッタベリは、スタッフが本当にフレンドリーで、その対応はディズニーランドのキャストのよう。
どう動いたらお客様が楽しく過ごせるかを常に考えて動いてくれるので、本当に居心地良く過ごすことができました。
もちろんレストランやスパも一流。まるで小さい村の中に住んでいるように滞在を楽しめる、アットホームな極上リゾートでした。
★コンスタンスムーフシ
マンタかエイ
マーレから水上飛行機で約25分のリゾート、コンスタンスムーフシ。
マーレで飛行機を待っている間は、コンスタンスリゾート専用のラウンジで飲み物や軽食をいただくことができます。
水上飛行機は運転席が丸見えな小さいもので、その外観はジブリ作品に出てきたものとそっくり。
空から見る海も絶品!こんなに美しい海があったなんて!
水上飛行機
空から見た海
コンスタンスムーフシは、どちらかというと、賑やかなイメージ。
レストランだけでなく、バーのドリンクも無料だからでしょうか。みんなすごく自由に楽しそうにしていました。
そう、コンスタンスムーフシのポイントは、オールインクルーシブであること。
モルディブは一島一リゾートのため、お食事も必然リゾート内のホテルやバーで召し上がっていただくことになります。しかし、リゾートではビール一缶が約9ドル、昼食で約20〜40ドル、それにリゾート税などがかかります。しかし、ここではそんな心配は全くなし、朝昼晩の食事に加え、バーでの軽食やお食事時のアルコールを含むドリンク(一部除外有)、お部屋のミニバーなど全て料金に含まれています!また、お食事だけではなく、シュノーケリングセットやモーターを使わないウォータースポーツなども含まれていますので、追加代金を気にせず思い切り遊ぶことができるのです。
オールインクルーシブだから、お食事の質はそんなによくないんだろうな・・と思っていたのですが、もう本当に全て美味しいお食事でした!
日本のお客様だと、あまり長期で滞在される方はいらっしゃいませんが、一か月単位で滞在する方たちのために、オールインクルーシブには含まれていないレストランや、豊富なアクティビティもたくさん用意されており、お客様を飽きさせない工夫をそこかしこに感じることができました。
水上ヴィラ
お部屋のミニバーもオールインクルーシブ
夜はバーにてパフォーマンスも
そんな中で、私はシュノーケルツアーとダイビング、サンライズヨガのアクティビティに参加させていただきました。
ヨガは写真が無いのですが、インドからやってきた先生がマンツーマンで教えてくれました。全身筋肉痛になりましたが、海と風の音を聞きながらするヨガは最高!
シュノーケリングツアーでは、リゾートからボートで15分程のポイントへ。
言葉を無くすような世界がそこには広がっていました。
ダイビングはハウスリーフで一本潜りましたが、大好きなウミウシも見つけ、こちらも大満足!
もし天国という場所があるのなら、こうあって欲しい。
携帯も音楽も本も必要無い。ただ海の上で過ごす、そんな夢のような時間がモルディブにはありました。
「ゆっくりしている暇なんて無いですよー!できるだけ色々な事を体験してこないともったいないですよ」と出発前に手配会社の方に言われていたが、現地のホテルマネージャーの方は「何もしないことを楽しんでくださいね。ただ座って海と風を感じるだけでいいんですよ。ここでは心が喜ぶままに過ごしてください」と言ってくださった。
何となく日本とモルディブの違いを感じた一言でしたが、どうしても、折角旅行に行ったなら様々なアクティビティに参加して、写真を撮りまくる事に重きを置きがちになってしまいますが、ここはそういう場所ではないようです。
出張で来させていただいている身の上のため、そんな事は許されませんが、できることならカメラもアイフォンも全部部屋に置いて、体全部で純粋にこの空気を楽しむのも最高の贅沢かもしれません。
今回、スリランカとモルディブという、近いけれども全然タイプの違う旅先へ行き、一気に二つの旅行ができたようなお得な気持ちになりました。
町のマーケットを見たり、岩山を登ったり、バックパッカー的な旅行の楽しみも満たされ、海の上で何もせずに波音を聞くというリゾート旅行の楽しみも満たされ、心身ともに本当にリセットされるのを感じました。
今日もシギリアロックの頂上には爽やかで静かな風が吹き、モルディブではあの美しい海が輝いているのかと思うだけで、今でも心がきらきらしてきます。
孤独な王が作った岩山の上の宮殿、母なる海が作り上げた極上の珊瑚と魚の楽園、そんな地上の天国に出会いに、次のご旅行先にはスリランカとモルディブのゴールデンコンビはいかがでしょうか。
ヒトデちゃん、また会いましょう!
シギリアロック ★★★★★
高所恐怖症でも何でも、登ってみれば価値がわかります。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
文句なしの極上リゾート。キッズクラブも充実しているので、ファミリーにもおススメ。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
オールインクルーシブでコスパ抜群。シーズンに行けば、マンタやジンベイにも会えます。
(2015年10月 大野史子)
- 最新!モルディブ極上リゾート情報★
-
エリア:
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2016/01/04 16:25
今回現地オペレーターさんよりご招待いただき、モルディブにできた新しいリゾートをいくつか視察に行って参りました。
今回視察したのはアミラフシ、ロアマリゾート、サマーアイランドリゾート、マーリフシバイコモの4件。モルディブでのリゾートを楽しむうえで、やはりリゾート選びは大切。素敵なリゾートばかりでしたので、これからモルディブのご旅行をお考えの方に少しでもご参考になればと思います。
◆◆アミラフシ◆◆
2014年12月にオープンしたばかりの今注目のリゾート「アミラフシ」。
マーレからは水上飛行機で30分、もしくは国内線で15分+スピードボートで10分のところにあります。
今回私たちはスリランカ航空でマーレ空港に到着。マーレ空港には国内線用のラウンジがあるので、国内線の時間までラウンジで休憩。軽食やドリンクがあるだけでなく、Wifiも無料で使え、さらにスパやキッズルームまでもあり時間を持て余すことなく過ごすことができます。(リゾートによっては専用ラウンジのあるところもあります。)
23時の国内線に乗り、空港到着後そこからさらにスピードボートで移動。スピードボート内は座り心地の良いソファ席でクッションまでもあり、なんと海の上でWifiも使えてしまうという、私が抱いていたスピードボートの概念が覆りました。気持ち良い夜風に吹かれながら空を見ると満点の星空で、ここから一気にリゾートの夢の世界へと吸い込まれました。
アミラフシではリゾートタイムが適用されており、マーレよりも1時間の時差があります。到着は現地深夜1時頃。長時間移動に疲れていましたが、お部屋に入ってその疲れが吹っ飛びました。
今回宿泊させていただいたお部屋は「オーシャンリーフハウス」。
「アミラフシ」とは現地の言葉で「Your Island Home」を意味し、まさに自分の家にいるかのような心地よい滞在をコンセプトとされています。そのため、お部屋のカテゴリーも他のリゾートのように「ヴィラ」や「バンガロー」などという言葉をあえて使わず、全て「ハウス」と呼んでいます。私が泊まったオーシャンリーフハウスは250平米の広さがあり、お部屋の真ん中には大きなダブルベッド、ベッドとソファそれぞれの前に大きなテレビ(計2台)、オープンのバスタブにダブルの洗面台、エスプレッソマシンやティーマシンも完備。一人にはとても贅沢すぎるお部屋でした。
ベッドには「おかえり」とのメッセージが
翌日目を覚ますと、とっても素敵な光景が目の前広がっています。これが現実なのかまだ夢の中なのかほっぺをつねりながらうっとりとこの光景を眺めていました。
お部屋を出ると、バギーが迎えに来てくれ朝食のレストランへ向かいます。滞在中はバトラーサービスが付いているので困ったことがあっても安心です。
朝食は「BAZAAR」で海を眺めながら。BAZAARは5つのレストランから成るコンプレックスレストランで、好きなレストランのメニューを好きな場所で注文し、好きな場所で食べることができます。お部屋にもiPadが置いてあり、お部屋からの注文も可能です。
BAZAAR内「FRRSH」
海を眺めながらの朝食
BAZAAR内「TAPAS」
BAZAAR内」「BAR」
アミラフシでの宿泊の特典としてスパが1日1回無料で付いています。50分のメニューの中から好きなメニューを選ぶことができます。この日は「ジェットラグ」という旅の疲れをとってもらえるマッサージを受けました。気持ち良すぎて、最後の方の記憶がありません。。。
スパの後は海でウォータースポーツ!なんと、ダイビング以外のウォータースポーツ(ジェットスキー、シーボブ、ファンチューブ、ウィンドサーフィン、カタマラン、カヌー、スタンドアップパドルボード)も無料で楽しめるのです。この日私たちはジェットスキーをして楽しみました。
その後サンセットバーで夕日を眺めながら特製カクテルを作ってもらいリラックス。モルディブの夕日は本当に綺麗でこのサンセットバーはハネムナーにもとてもおすすめ!静かでとてもロマンチックです。
日が沈んだ後は夕食の時間。オーストラリアのカリスマシェフ、ルークマンガン氏が手がけるレストラン「LONU BY LUKE MANGAN」はアミラフシ一押しのレストランです。
和牛ステーキ
味はどの料理もほっぺがとろけ落ちそうな程美味。日本にも東京に一店舗、丸ノ内にマンガン氏のお店があるらしいので、帰国後絶対に行こう!と決めました。
翌日の朝、チェックアウトまでの時間に「海に入りたい!」ということでアミラフシの近くにあるブルーホールへ行くことに。ボートで2,3分程行き、そこからシュノーケルでブルーホールを目指します。
シュノーケルでブルーホールへ!!
途中で大きなウミガメを発見!!!
あまり上手く写真が撮れず残念。。ウミガメはブルーホールの中にいることが多いそうで、こんなに近くでウミガメが泳いでいるのを初めて見ることができとてもラッキーでした。この辺りには綺麗な魚もたくさんいます。
ずーっとこの夢のような世界にいたかったけど、あっという間にタイムアウト。
ホテルに戻りチェックアウトをし、後ろ髪をひかれながらアミラフシを後にしました。
アミラフシのスタッフの方々
◆◆ロアマリゾート◆◆
続いて視察に訪れたのがロアマリゾート。
2015年1月15日にオープンしたてのほやほや最新リゾートです。モルディブでも随一の海のきれいさを誇るラー環礁で2つめのリゾート。まだ手つかずの海が保たれており圧倒的に綺麗な青い海と、100ヘクタールにも広がるハウスリーフ(サンゴ礁)がとにかくおすすめ。マーレから水上飛行機で45分、またはイフル国内空港からスピードボートで10分のところにあります。
ラア環礁はモルディブ最古の歴史が息づく場所で、かつては人が住んでいた形跡もあるそう。そんな場所にあるロアマリゾートのコンセプトは「ヘリテイジ」。伝統を継承するという意味があり、建築やアートにはモルディビアンデザインを取り入れた新しいスタイルとなっています。リゾート内にはモルディブ人アーティストが手がけた作品が並ぶ水上アート・ギャラリー兼博物館がリゾート内にあったり、室内にも彼らによる絵画が飾られていたりと、他のリゾートとは一線を画したユニークなリゾートです。
ロビーには展示物も
お部屋はビーチと水上合わせて全部で105室。きめ細やかな白砂が目の前に広がるビーチビラと、真っ青な海の上に並ぶ水上ビラ。どちらも捨てがたくとっても素敵です。またどのお部屋にもモルディブの伝統が取り入れられているのも魅力です。
ビーチビラ
ビーチビラの前に広がる白砂ビーチ
ビーチスイートはベッドルームとリビングルームが分かれており、広いプールとその前には真っ白な砂浜が広がっています。
リビングルーム
プール
ベッドルーム
バスルーム
水上のお部屋の内装は全て同じで、サンセット側か、サンライズ側か、の違いがあります。
海の上のハンモックもあります
そして、スパもおすすめ!
ベッドの下はガラスになっているので、海の中のお魚を眺めながらスパを受けることができます。
スパ
レストランは3つあり、その内の1つは寿司カウンターを擁する日本食レストラン。
今回この日本食レストランでランチをいただきました。なんと出てきたのはお刺身とお寿司、そしてお好み焼き!シェフは10年ほど日本に住んでいたことがあるらしく、関西人の私としてもお好み焼きの味は文句の付け所がないほど美味しかったです。こんな離島でこのソースの味が楽しめるとは。。。
リゾート内には手付かずの自然が残り、生い茂る緑と透き通る海の青さのコントラストがとても印象的でした。文化と自然、「モルディブらしさ」が詰まった極上のリゾートはいかがでしょうか?
◆◆サマーアイランドリゾート◆◆
この日の宿泊はサマーアイランドリゾート。気張らず気軽に宿泊できるカジュアルなリゾートです。北マーレ環礁に位置し、マーレからはスピードボートで50分、もしくは水上飛行機で10分です。1994年からあるリゾートですが、今年に入ってリノベーションをされたため、お部屋はとても新しく綺麗です。
スーペリアのお部屋には、ビスタとビーチ、バンガローがあります。
スーペリアビスタのお部屋は2階にあるため、バルコニーから最高の眺めを望むことができます。
1階がスーペリアビーチ、2階がスーペリアビスタ
スーペリアビスタ
スーペリアビスタからの眺め
スーペリアビーチは、お部屋からそのままビーチへアクセスできます。
スーペリアビーチ
お部屋には野外シャワーも
こちらはスーペリアバンガロー。ファミリーなどで宿泊する場合は2部屋を繋げることも可能です。
水上ビラのお部屋には、海を覗けるガラスがあったり、ジャグジーも付いています。
今回私が訪れた際はまだ出来上がっていませんでしたが、水上レストランもすぐオープン予定です。開放的で、夕陽を眺めながらのディナーも楽しめます。
もちろんダイビングセンターやスパもあります。
ゴージャスさはありませんが、カジュアルに気張らず、気軽にモルディブのリゾートを楽しみたい方にはお勧めのリゾートです。
◆◆マーリフシバイコモ◆◆
最後に宿泊したのはマーリフシバイコモ。マーレ空港から水上飛行機もしくは国内線で約1時間のところにあります。
お部屋はビーチと水上、それぞれ「スイート」と「ヴィラ」に分かれています。内装はどのお部屋もほぼ同じですが、スイートはベッドルームとリビングルームの間に壁がないためその分少し狭く、ヴィラはお部屋内に壁がありその分全体的には広くなっています。(水上スイートは約107㎡、水上ヴィラは約120㎡)
ウォータービラ
ウォータービラ
ウォータースイート
さすがはコモグループ、お部屋はとてもシンプル且つところどころにコモのセンスが光っており、また木のぬくもりが感じられるお部屋はとても落ち着きます。
ファミリービーチスイート
おすすめはこの大きなバスタブ!
水上のお部屋ではバスタブから海を臨むことができ、とても解放感があります。
また、アメニティはすべてコモシャンバラのものなのが嬉しいです。この大きなバスタブでゆっくりとその日の疲れを癒すことができます。
コモシャンバラのバスソルトとボディソープ
水上のお部屋には広いサンデッキにプールとくつろげる東屋、そして直接海へアクセスできる階段があります。
夜は日本食レストラン「タイ」にて。
ここには日本人のシェフがいるので、本格的な日本食が楽しめます。モルディブに来てまさかの日本食続きでしたが、ここで食べた日本食が一番でした。普段日本で食べる日本食よりも美味しいかも!?
このタイレストランにはバーもあり、夕陽の時間にはここでお酒を飲みながらゆっくりと過ごすこともできます。
翌朝、朝食はメインレストランにて。
メニューは通常メニューとコモ独自のメニューがあります。リゾート内には大きな畑があり、シェフがその畑で採れた食材を使って調理をしているため、料理はとてもフレッシュでヘルシー。
野菜とフルーツのスムージーがあったり、料理にもたくさんの野菜が使われているので、滞在していると身体の中から綺麗になれそう。
テーブルにはその日の日本のニュースまでありました。
そして、マーリフシで一番のおすすめは何といってもコモシャンバラのスパ。
セラピストは定期的にトレーニングを受けているので、熟練された腕が揃っています。
施術を受ける前に身体の状態などを診断用紙に記入。
お部屋はすべてビラタイプで、セラピストと一緒に自分のお部屋まで行きます。
コモシャンバラの香りに包まれ、全身とろけるようでした。コモシャンバラのスパは本当におすすめです!
そして、マーリフシでおすすめのエクスカーションはサンセットドルフィンクルーズ。
リゾートの周りにはたくさんのイルカが生息しており、90%以上の確率でイルカを見ることができます。ボートの下に手で触れそうなほど近くまでたくさんのイルカが来てくれます。今まで見たことない程たくさんのイルカを見ることができ、ひたすら興奮状態でした。笑
ボートでは軽食やドリンクもサービスしてくれます。ボートの上はソファになっているので、イルカを見た後はここでゆっくりとサンセットを楽しみます。
普段旅行では歩き回るのが好きな私はこういうリゾートでどうやって過ごせば・・と思っていましたが、お部屋の外でシュノーケルをしたり、プールで泳いだり、夕陽を眺めたり、エクスカーションに参加したり、ウォータースポーツを楽しんだり、お部屋でのんびりしたり、おいしいご飯を食べたりと、存分にリゾートを楽しんでしまいました。
ハネムーンに人気のモルディブですが、ダイバーはもちろんファミリー、女子同士にもおすすめできます。
日常生活に少し疲れたな、リラックスしたいな、という方は是非モルディブへ!日常を忘れさせてくれる楽園が待っています!
2015年5月 池田郁依
- スリランカ・モルディブ☆おひとり様ハネムーン
-
エリア:
- アジア>スリランカ>キャンディ
- アジア>スリランカ>シギリア
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/12/26 11:12
今回の出張で私が訪れることとなった国は、スリランカとモルディブ。
いつかハネムーンで…と、行くのを我慢していたモルディブに行くことになるとは。
それでは行ってきます!おひとり様ハネムーンっ☆☆☆
モルディブの首都マーレに行くためには、乗り継ぎが必要となる。乗り継ぎ地は、シンガポールやドバイ、ドーハ等々。マーレに到着する時間も様々なので、リゾートによっては、マーレで1泊して次の日にリゾート島に移動となる場合もあるので注意が必要である。
今回はスリランカ航空を利用。コロンボ乗り継ぎである。成田をお昼頃に出発し、マーレには夜遅くに到着するフライトである。こちらは、スピードボートで行くリゾートであれば同日にリゾート島に移動することが可能だ。
ただ、せっかくのハネムーン。どうせ乗り継ぎがあるなら、スリランカも楽しんじゃいましょう!
ということで、前半はスリランカを旅してきた。
<シギリヤロック>
スリランカで見逃せない世界遺産といえば、シギリヤロック。コロンボから車で約4時間。現在、スリランカはあらゆるところで道路工事をして渋滞が発生している。余裕をもった旅がおすすめである。道路状況はとてもよく、日本と同じように舗装されたきれいな車道を走ることができる。やたらと犬が飛び出してくるのでシートベルトは必須である。
シギリヤに近づくと広大な緑からシギリヤロックが顔を見せる。
頂上の王宮跡まで登り、降りてくるまで約2時間。たっぷりの運動だ。途中には、最も有名とも言えるシギリヤレディのフレスコ画をみることができる。かなり保存状態がよく、色鮮やかで美しかった。
<キャンディ>
スリランカのマーケットに行ってみたい、お買い物をしてみたいという方にお勧めなのはキャンディである。キャンディ市場に行けば洋服も果物も魚も化粧品も揃っている。賑やかでローカルな香りのするキャンディ市場は、行くだけでも面白い。その他の見どころとしては、仏歯寺とキャンディ湖がある。仏歯寺に行けば、スリランカは仏教の国なのだなということが改めて実感できる。その横にあるキャンディ湖は、夕方になるとカップルものんびりと散歩をしている。アイスを片手にゆっくりデートなんていうのも素敵かもしれない。
予想以上に盛り上がったのは、キャンディアンダンスショーである。バック宙したり、火の上を歩いちゃったり迫力満点であった。
<ヌワラエリア>
スリランカは暑い。という概念を吹っ飛ばしてくれる避暑地である。ホテルにエアコンはついていない。代わりにあるのはヒーターである。もちろん肌寒くてヒーターを使うこととなった。気温はおそらく15〜18度くらい。
町の中心から少し車を走らせると、一面紅茶畑が広がる。ひんやりとした空気と広がる緑の景色は気分をとてもリラックスさせてくれた。
スリランカを満喫したところで、いよいよモルディブへ。
コロンボでの雷雨で出発が遅れ、マーレについたのは0時近くだった。リゾート島にはそれぞれのリゾートタイムがあるので、島に到着すると、時計を1時間進めることとなり、真夜中に・・・。真っ暗で、しとしと雨の降る中とりあえず就寝。
翌朝、目の前に広がる景色をみて、天国に来てしまったのではないかと錯覚するのであった。
今回、3つのリゾートに滞在し、1つのリゾートを見学させていただいた。
アンサナ・イフル、バンヤンツリー・ヴァビンファル、ギリ・ランカンフシ、ザ・レジデンスの順番に紹介する。
<アンサナ・イフル>
北マーレ環礁にあり、マーレからはスピードボートで25分、一周7分くらいで周れてしまう小さなリゾート島である。バンヤンツリーの姉妹ブランドで、ナチュラル志向のリゾート。珊瑚の育成や、ウミガメの保護などに力を入れている。自然でありのままを愛するスタッフと、素朴な作りの建物が非常に心地よかった。
部屋は45室あり、ビーチフロントヴィラとジャグジー付ビーチフロントヴィラの2種類になる。ベッドルーム、ソファールーム、バスルーム、ビーチに繋がるサンデッキといった構造になっている。どの部屋からも真っ白なビーチにでることができるし、波も穏やかでとても静かだ。半屋外のバスルームもおしゃれである。青空を見ながらトイレに入れるし、ジャグジー付の部屋ならきれいな星空を見ながら露天風呂気分を味わえる。
また、アンサナ・イフルはスパルームを8つも完備している。バンヤンツリー系列なので、安心のスパである。スノーケリングで疲れた体は、ここでの贅沢なひと時で回復してしまうだろう。
食事は曜日によってビュッフェやセットメニューなどに変わる。おすすめは、モルディブ料理のバーベキューである。モルディブの海でとれた魚をその場で焼いてくれる。身がフワフワでおいしいし、日本人の口にもよく合う。
アンサナ・イフルで私が大好きになった点は、『人』であった。スタッフの気さくさ、温かさ、もてなしのバランスがとてもよく、ずっと一緒に過ごしていたいと思うほどであった。宿泊しているゲストも、ハネムーナーのみならず、ファミリーや友達同士、一人旅とさまざまで、どんな人でもアットホームに過ごせるリゾートはここだと感じた。
そして、一番印象的だったのは、1人で一週間ほど滞在していた女性が最後、離れたくないと涙しながらボートに乗っていくシーンだった。私は1日の滞在だったが、もらい泣きしそうになった。
<バンヤンツリー・ヴァビンファル>
アンサナ・イフルからボートで5分。系列のリゾートなので、見学をさせてもらった。一言で表現するならば、“ナチュラルだけどハイクオリティー”。こちらも水上ヴィラはなくビーチヴィラとなる。どの部屋にもジャグジーとプライベートプールがあり、部屋の間取りもユニークで楽しめる。違いは庭の広さのみとなる。アンサナ・イフルよりもグレードが高く、こちらはハネムーナー向きのリゾートである。
ビーチは相変わらず透明で美しく、浜から5メートルも進めば大きな魚の群れを見ることができる。実は海の魚が苦手という私も、桟橋や砂浜から余裕で観察ができた。5分見とれているだけで、私の左肩は衝撃的に日焼けをしてしまったので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須である。
アンサナ・イフルに滞在していても、追加代金を払えばバンヤンツリーで食事をとることも可能だそうなので(その逆は無料)、2つのリゾートが同時に楽しめるなんとも贅沢な環境である。
<ギリ・ランカンフシ>
開いた口が塞がらないとはこのことか!
実際に行って、滞在してみてください。
以上。
とは、言えないので説明する。
マーレからスピードボートで20分。北マーレ環礁にある。島一周は15分ほどだが、部屋は島から繋がる桟橋にあり、全水上コテージとなる。スピードボートで、「No News No Shoes」と書かれた袋を渡され、そこから素足の生活が始まる。
人工的なものは使わないというのがこのリゾートのコンセプトで、建物のほとんどは木で作られている。また、移動用の自転車も新しいものは竹で作られているという徹底ぶりだ。島には野菜畑もあり、リクエストすればそこでとれた野菜をランチで食べることもできる。
なんだかナチュラル志向すぎてサバイバルな香りがしてきたが、全くそんなことはないのでご安心を。
レストランは海辺で楽しめるメインレストランと、和食を提供している予約制レストラン、水上のバーレストランの3つがある。メインレストランでの夕食のビュッフェは何とも豪華であった。イタリア料理ではたくさんの種類の生パスタが選べたり、その横ではケバブを頼めたりと、世界各国の料理が並び、中心にはデザートの島が…。どの料理も美味しくて、ワインが進む。
ワインといえば、ギリ・ランカンフシには最大の魅力、洞窟型のワインセラーがある。毎日決まった時間にワインテイスティングと自家製チョコレートのツアーが行われている。今回は特別にプライベートでテイスティングをさせていただいた。ひんやりとしたワインセラーでおひとり様ワインテイスティング。なんて贅沢!!好みの味のワインを次々と出していただけた。チョコレートの味もパッションフルーツ、ラベンダー、スパイス、等々ワインに合わせておすすめを教えてくれる。ここに寝泊まりしたいと思った。
さて、皆さんが一番気になる(?)お部屋は、一番下のカテゴリーでもリビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、サンデッキ、屋上とかなり広い。面白いのは、バスルームの方がベッドルームよりも広いことだ。屋上では、天気が良ければ星空を眺めながらソファーベッドで寝ることも可能だ。たった1泊の滞在の私はすべての設備を片っ端から使うために常に部屋中を走り回っていた。1週間くらい滞在したらきっと、脳みそが溶けてしまうだろう。
あとは・・・、実際に行ってみて体験してください。それが一番。
<ザ・レジデンス・モルディブ>
ガーフアリフ環礁にある。行き方は、マーレから国内線で1時間。そこからスピードボートで15分ほど。
マーレからすぐ行けるリゾートとは違い、遠いだけに特別感に浸れるのが、この環礁の魅力である。
リゾートの規模は大きく部屋数も90以上ある。島一周も30分以上かかるので、自転車かバギーを呼んで移動するのが一番である。
部屋は大きく分けて2種類ある。ウォーターヴィラかビーチヴィラかである。水上にあるか、島にあるかで分かれ、さらにプールがあるか、デッキの広さがどうかなどでカテゴリーが変わる。部屋からビーチに歩いて行けて浜辺でのんびりというのも魅力的だし、水上ヴィラでデッキからいきなりスノーケリングに行けてしまうのも魅力的だ。
私が泊まったのはウォータープールヴィラ。プールの水より海水の方が温かかったので、魚に怯えながら泳いでみた。不恰好な姿は隣のヴィラのハネムーナーにしっかりと見られてしまったが、皆思い思いの時を過ごしていると感じられる瞬間であった。
レストランは、メインダイニングと水上レストラン、ビーチバーと3つある。昼食は、メインダイニングでアラカルトを頼んだ。トルティーヤとオレンジジュースで35ドルほどしてしまうのには驚きだ。部屋のジュース300mlは7ドル越えであった。これは、モルディブならどこでもそうである。島国なので空輸代が物凄く高いのだ。モルディブを思う存分楽しむために、絶対にFB(フルボード)かAI(オールインクルーシブ)にすることをおススメする。
imgB0149
(メインダイニング アラカルトメニュー)
レジデンスでぜひ行ってほしいのが水上レストランである。ディナータイムにオープンしていて、ドレスコードがある。記念日などに、ちょっとおしゃれをして、西洋料理のコースとワインでロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。もちろん味も見た目も大満足である。嗚呼、隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければなぁ〜。
モルディブで滞在している間、どのリゾートでも様々なエクスカーションが用意されている。無料のものもあるし、予約をして料金のかかるものもある。今回、レジデンスでは、ドルフィンツアーに参加させてもらった。
約2時間の航海。残念ながらイルカに会うことはできなかったが、船の屋根に乗せてもらい眺めは最高。海の風に当たりながら目の前に広がるインド洋と沈みゆく夕日を眺めていると、気分はまるでアラジン。本当に感動的だった。隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければ(2回目)。
そんなこんなで、私のスリランカ・モルディブおひとり様ハネムーンの旅が幕を閉じた。
モルディブ最終日、私の誕生日であったこともあり、レストランスタッフからケーキを、そして近くにいたゲストもHappy Birthdayと声を掛けてくれた。最高の日だった。
1人でも2人でもファミリーでも、また訪れたいと思う国。それがモルディブであった。
でも、今度は、おふたり様がいいなぁ。
【リゾートおすすめ度】
アンサナ・イフル☆☆☆☆
た戻って来たい、スタッフに会いたい、そんな気持ちになる温かいリゾート。
ギリランカンフシ☆☆☆☆☆
ハネムーンに最適。ヴィラも食事も大満足。行って確かめてください。
ザ・レジデンス☆☆☆☆
国内線で少し離れた環礁に。水上レストランと広がるインド洋でロマンチックなひと時を。
(2014年12月 鈴木美冬)
いつかハネムーンで…と、行くのを我慢していたモルディブに行くことになるとは。
それでは行ってきます!おひとり様ハネムーンっ☆☆☆
モルディブの首都マーレに行くためには、乗り継ぎが必要となる。乗り継ぎ地は、シンガポールやドバイ、ドーハ等々。マーレに到着する時間も様々なので、リゾートによっては、マーレで1泊して次の日にリゾート島に移動となる場合もあるので注意が必要である。
今回はスリランカ航空を利用。コロンボ乗り継ぎである。成田をお昼頃に出発し、マーレには夜遅くに到着するフライトである。こちらは、スピードボートで行くリゾートであれば同日にリゾート島に移動することが可能だ。
ただ、せっかくのハネムーン。どうせ乗り継ぎがあるなら、スリランカも楽しんじゃいましょう!
ということで、前半はスリランカを旅してきた。
<シギリヤロック>
スリランカで見逃せない世界遺産といえば、シギリヤロック。コロンボから車で約4時間。現在、スリランカはあらゆるところで道路工事をして渋滞が発生している。余裕をもった旅がおすすめである。道路状況はとてもよく、日本と同じように舗装されたきれいな車道を走ることができる。やたらと犬が飛び出してくるのでシートベルトは必須である。
シギリヤに近づくと広大な緑からシギリヤロックが顔を見せる。
頂上の王宮跡まで登り、降りてくるまで約2時間。たっぷりの運動だ。途中には、最も有名とも言えるシギリヤレディのフレスコ画をみることができる。かなり保存状態がよく、色鮮やかで美しかった。
(この頂上まで登る)
(艶やかなシギリヤレディ)
(日本語を学んでいるというスリランカ人女性と)
(ダンブラ石窟寺院)
(ダンブラ石窟寺院の子犬)
<キャンディ>
スリランカのマーケットに行ってみたい、お買い物をしてみたいという方にお勧めなのはキャンディである。キャンディ市場に行けば洋服も果物も魚も化粧品も揃っている。賑やかでローカルな香りのするキャンディ市場は、行くだけでも面白い。その他の見どころとしては、仏歯寺とキャンディ湖がある。仏歯寺に行けば、スリランカは仏教の国なのだなということが改めて実感できる。その横にあるキャンディ湖は、夕方になるとカップルものんびりと散歩をしている。アイスを片手にゆっくりデートなんていうのも素敵かもしれない。
予想以上に盛り上がったのは、キャンディアンダンスショーである。バック宙したり、火の上を歩いちゃったり迫力満点であった。
(キャンディ湖のお土産屋さん)
(キャンディアンダンスショー・迫力のファイヤーパフォーマンス)
(キャンディアンダンスショー・火の上を歩く)
(仏歯寺本堂)
<ヌワラエリア>
スリランカは暑い。という概念を吹っ飛ばしてくれる避暑地である。ホテルにエアコンはついていない。代わりにあるのはヒーターである。もちろん肌寒くてヒーターを使うこととなった。気温はおそらく15〜18度くらい。
町の中心から少し車を走らせると、一面紅茶畑が広がる。ひんやりとした空気と広がる緑の景色は気分をとてもリラックスさせてくれた。
(英国風の可愛らしいホテル・ヒルトップ)
(紅茶畑が広がる)
スリランカを満喫したところで、いよいよモルディブへ。
コロンボでの雷雨で出発が遅れ、マーレについたのは0時近くだった。リゾート島にはそれぞれのリゾートタイムがあるので、島に到着すると、時計を1時間進めることとなり、真夜中に・・・。真っ暗で、しとしと雨の降る中とりあえず就寝。
翌朝、目の前に広がる景色をみて、天国に来てしまったのではないかと錯覚するのであった。
(紅茶畑が広がる)
今回、3つのリゾートに滞在し、1つのリゾートを見学させていただいた。
アンサナ・イフル、バンヤンツリー・ヴァビンファル、ギリ・ランカンフシ、ザ・レジデンスの順番に紹介する。
<アンサナ・イフル>
北マーレ環礁にあり、マーレからはスピードボートで25分、一周7分くらいで周れてしまう小さなリゾート島である。バンヤンツリーの姉妹ブランドで、ナチュラル志向のリゾート。珊瑚の育成や、ウミガメの保護などに力を入れている。自然でありのままを愛するスタッフと、素朴な作りの建物が非常に心地よかった。
部屋は45室あり、ビーチフロントヴィラとジャグジー付ビーチフロントヴィラの2種類になる。ベッドルーム、ソファールーム、バスルーム、ビーチに繋がるサンデッキといった構造になっている。どの部屋からも真っ白なビーチにでることができるし、波も穏やかでとても静かだ。半屋外のバスルームもおしゃれである。青空を見ながらトイレに入れるし、ジャグジー付の部屋ならきれいな星空を見ながら露天風呂気分を味わえる。
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・ベッドルーム)
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・バスルーム)
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・ウェルカムフルーツ)
(ヴィラはビーチに繋がっている)
また、アンサナ・イフルはスパルームを8つも完備している。バンヤンツリー系列なので、安心のスパである。スノーケリングで疲れた体は、ここでの贅沢なひと時で回復してしまうだろう。
(アンサナスパのスタッフさんと)
食事は曜日によってビュッフェやセットメニューなどに変わる。おすすめは、モルディブ料理のバーベキューである。モルディブの海でとれた魚をその場で焼いてくれる。身がフワフワでおいしいし、日本人の口にもよく合う。
(昼食ビュッフェ・白身魚のバーベキューが美味しい)
アンサナ・イフルで私が大好きになった点は、『人』であった。スタッフの気さくさ、温かさ、もてなしのバランスがとてもよく、ずっと一緒に過ごしていたいと思うほどであった。宿泊しているゲストも、ハネムーナーのみならず、ファミリーや友達同士、一人旅とさまざまで、どんな人でもアットホームに過ごせるリゾートはここだと感じた。
そして、一番印象的だったのは、1人で一週間ほど滞在していた女性が最後、離れたくないと涙しながらボートに乗っていくシーンだった。私は1日の滞在だったが、もらい泣きしそうになった。
(アンサナ・イフル 気さくなリゾートスタッフの皆さんと)
<バンヤンツリー・ヴァビンファル>
アンサナ・イフルからボートで5分。系列のリゾートなので、見学をさせてもらった。一言で表現するならば、“ナチュラルだけどハイクオリティー”。こちらも水上ヴィラはなくビーチヴィラとなる。どの部屋にもジャグジーとプライベートプールがあり、部屋の間取りもユニークで楽しめる。違いは庭の広さのみとなる。アンサナ・イフルよりもグレードが高く、こちらはハネムーナー向きのリゾートである。
(ヴァビンファルプールヴィラ・ベッドルーム)
(ヴィラの敷地にマリオが!こんなことは珍しいという)
(ヴィラにはプライベートガーデンもある)
ビーチは相変わらず透明で美しく、浜から5メートルも進めば大きな魚の群れを見ることができる。実は海の魚が苦手という私も、桟橋や砂浜から余裕で観察ができた。5分見とれているだけで、私の左肩は衝撃的に日焼けをしてしまったので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須である。
アンサナ・イフルに滞在していても、追加代金を払えばバンヤンツリーで食事をとることも可能だそうなので(その逆は無料)、2つのリゾートが同時に楽しめるなんとも贅沢な環境である。
(砂浜の境目がわからないほど透明!)
(魚の群れは桟橋からでも見ることができる)
<ギリ・ランカンフシ>
開いた口が塞がらないとはこのことか!
実際に行って、滞在してみてください。
以上。
とは、言えないので説明する。
(ギリ・ランカンフシ ヴィラスイート)
マーレからスピードボートで20分。北マーレ環礁にある。島一周は15分ほどだが、部屋は島から繋がる桟橋にあり、全水上コテージとなる。スピードボートで、「No News No Shoes」と書かれた袋を渡され、そこから素足の生活が始まる。
(No News No Shoes)
人工的なものは使わないというのがこのリゾートのコンセプトで、建物のほとんどは木で作られている。また、移動用の自転車も新しいものは竹で作られているという徹底ぶりだ。島には野菜畑もあり、リクエストすればそこでとれた野菜をランチで食べることもできる。
なんだかナチュラル志向すぎてサバイバルな香りがしてきたが、全くそんなことはないのでご安心を。
レストランは海辺で楽しめるメインレストランと、和食を提供している予約制レストラン、水上のバーレストランの3つがある。メインレストランでの夕食のビュッフェは何とも豪華であった。イタリア料理ではたくさんの種類の生パスタが選べたり、その横ではケバブを頼めたりと、世界各国の料理が並び、中心にはデザートの島が…。どの料理も美味しくて、ワインが進む。
(夕食のビュッフェ 選び放題な生パスタ)
(デザートもたくさん!)
ワインといえば、ギリ・ランカンフシには最大の魅力、洞窟型のワインセラーがある。毎日決まった時間にワインテイスティングと自家製チョコレートのツアーが行われている。今回は特別にプライベートでテイスティングをさせていただいた。ひんやりとしたワインセラーでおひとり様ワインテイスティング。なんて贅沢!!好みの味のワインを次々と出していただけた。チョコレートの味もパッションフルーツ、ラベンダー、スパイス、等々ワインに合わせておすすめを教えてくれる。ここに寝泊まりしたいと思った。
さて、皆さんが一番気になる(?)お部屋は、一番下のカテゴリーでもリビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、サンデッキ、屋上とかなり広い。面白いのは、バスルームの方がベッドルームよりも広いことだ。屋上では、天気が良ければ星空を眺めながらソファーベッドで寝ることも可能だ。たった1泊の滞在の私はすべての設備を片っ端から使うために常に部屋中を走り回っていた。1週間くらい滞在したらきっと、脳みそが溶けてしまうだろう。
あとは・・・、実際に行ってみて体験してください。それが一番。
(ヴィラスイート・ベッドルーム)
(ヴィラスイート・リビングルーム)
(ヴィラスイート・サンデッキ)
(ヴィラスイート・屋上)
(スタッフさんと)
<ザ・レジデンス・モルディブ>
ガーフアリフ環礁にある。行き方は、マーレから国内線で1時間。そこからスピードボートで15分ほど。
マーレからすぐ行けるリゾートとは違い、遠いだけに特別感に浸れるのが、この環礁の魅力である。
リゾートの規模は大きく部屋数も90以上ある。島一周も30分以上かかるので、自転車かバギーを呼んで移動するのが一番である。
部屋は大きく分けて2種類ある。ウォーターヴィラかビーチヴィラかである。水上にあるか、島にあるかで分かれ、さらにプールがあるか、デッキの広さがどうかなどでカテゴリーが変わる。部屋からビーチに歩いて行けて浜辺でのんびりというのも魅力的だし、水上ヴィラでデッキからいきなりスノーケリングに行けてしまうのも魅力的だ。
私が泊まったのはウォータープールヴィラ。プールの水より海水の方が温かかったので、魚に怯えながら泳いでみた。不恰好な姿は隣のヴィラのハネムーナーにしっかりと見られてしまったが、皆思い思いの時を過ごしていると感じられる瞬間であった。
(プール付き水上ヴィラ)
(プール付き水上ヴィラ・リビングルーム)
(プール付き水上ヴィラ・ベッドルーム)
(プール付き水上ヴィラ・サンデッキ)
レストランは、メインダイニングと水上レストラン、ビーチバーと3つある。昼食は、メインダイニングでアラカルトを頼んだ。トルティーヤとオレンジジュースで35ドルほどしてしまうのには驚きだ。部屋のジュース300mlは7ドル越えであった。これは、モルディブならどこでもそうである。島国なので空輸代が物凄く高いのだ。モルディブを思う存分楽しむために、絶対にFB(フルボード)かAI(オールインクルーシブ)にすることをおススメする。
imgB0149
(メインダイニング アラカルトメニュー)
レジデンスでぜひ行ってほしいのが水上レストランである。ディナータイムにオープンしていて、ドレスコードがある。記念日などに、ちょっとおしゃれをして、西洋料理のコースとワインでロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。もちろん味も見た目も大満足である。嗚呼、隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければなぁ〜。
(水上レストラン・ファルフマー)
モルディブで滞在している間、どのリゾートでも様々なエクスカーションが用意されている。無料のものもあるし、予約をして料金のかかるものもある。今回、レジデンスでは、ドルフィンツアーに参加させてもらった。
約2時間の航海。残念ながらイルカに会うことはできなかったが、船の屋根に乗せてもらい眺めは最高。海の風に当たりながら目の前に広がるインド洋と沈みゆく夕日を眺めていると、気分はまるでアラジン。本当に感動的だった。隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければ(2回目)。
(ドルフィンツアーの船・屋根にも乗ることができる)
(屋根に乗ってみた。かなり揺れてスリル満点)
(インド洋に沈む夕日)
そんなこんなで、私のスリランカ・モルディブおひとり様ハネムーンの旅が幕を閉じた。
モルディブ最終日、私の誕生日であったこともあり、レストランスタッフからケーキを、そして近くにいたゲストもHappy Birthdayと声を掛けてくれた。最高の日だった。
1人でも2人でもファミリーでも、また訪れたいと思う国。それがモルディブであった。
でも、今度は、おふたり様がいいなぁ。
【リゾートおすすめ度】
アンサナ・イフル☆☆☆☆
た戻って来たい、スタッフに会いたい、そんな気持ちになる温かいリゾート。
ギリランカンフシ☆☆☆☆☆
ハネムーンに最適。ヴィラも食事も大満足。行って確かめてください。
ザ・レジデンス☆☆☆☆
国内線で少し離れた環礁に。水上レストランと広がるインド洋でロマンチックなひと時を。
(2014年12月 鈴木美冬)
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