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- 【驚きがいっぱい!列車でめぐる北インド周遊の旅】
-
エリア:
- アジア>インド>アグラ
- アジア>インド>ベナレス(ワーラーナシー)
- アジア>インド>ブッダガヤ
- テーマ:買物・土産 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/01/16 11:18
ついに来た、来てしまった、インド。
いつか来たいとは思っていたが、ついに叶ってしまった!!
全日空の直行便に乗り約10時間。
往路はスターウォーズ仕様の機材のため、旅立ちのBGMはスターウォーズのテーマ曲で華々しいスタートになった!が、しかし全く目的地のイメージに合っていない。
R2D2のエプロンをしたCAさんが可愛かったなあ…
この時はまだインドで様々な出会いがあり、まだ見ぬ体験するなんて想像もつかなかっただろう。
インドは広い。そのせいかインドに暮らす人も動物も心が広いというか、自由に生きているのがお国柄によく表れている。
日本にはないごちゃごちゃした空間に最初は緊張していたが、いつの間にか大きな声で話すヒンディー語も、どこでもお構いなしに流すインド音楽も、何にも縛られずに生きる野良犬や野良牛たちも何となく受け入れている自分がいた。
***今回の9日間の北インド周遊の旅程***
1日目 深夜到着 <デリー泊>
2日目 デリー観光 <寝台列車泊>
3日目 列車移動 <ブッダガヤ泊>
4日目 ブッダガヤ観光 ベナレスへ列車移動
<ベナレス泊>
5日目 ベナレス観光 <寝台列車泊>
6日目 列車移動 <オルチャ泊>
7日目 オルチャ観光、アグラへ列車移動
<アグラ泊>
8日目 アグラ観光 <機中泊>
9日間 帰国
到着日に不可欠なのが両替。
インドルピーは日本で両替できないので必ずインドで行う。
空港内にある両替所はどこも大行列。
2016年12月現在、先日ニュースで突然発表された500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣が使えなくなるという経済政策が旅行者にもこんな打撃を与えているなんて。
空港両替所のルールは毎日変わるらしいが、私が行った時は5000ルピーを上限にすることに加え9000円以上の両替を求められた。ちなみにこの時は住所や電話番号を記入する用紙の提出も必要だった。
(よく変わるようなので、今はもう変わっているかもしれない)
結局両替に1時間程かかった。最近は混んでいると2時間以上かかることもあるらしい・・・。
その後空港からホテルに向かう途中、市内のATMには夜中2時過ぎ頃なのに大行列ができていた。
なんでも1日に引き出せる金額に上限があってなかなか苦労している様子。
早く安定することを心から願う。
さて、とりあえず入国までクリア。
2日目からはついに観光が始まる!
この時期のインドはとにかく朝晩の濃霧がひどい。夜は空港からホテルへ向かう道なんて真っ白で何にも見えなかった。朝はガイドさんが30分だけ出発時間を遅らせてスタートしてくれて少しでも霧の影響を受けないように気を使ってくれた。ラージガート、レッドフォート、インド門、タンドリーチキンのランチ、フマユーン廟、クトゥブミナール、という感じで定番観光へ。
初インドの私にとっては時代背景を連想させる壮大な遺跡の数々に興奮が止まなかった。
そんな順調な観光とは裏腹に、インドの第一関門がやってきた、、、寝台列車だ。
濃霧のせいで仕方ないが3時間半の遅延。遅延するのは重々わかっていたから気長に列車の旅を楽しむことにする。23時にやっと出発。疲れていた私はすぐに眠ってしまった。
朝、ふと目が覚めた。静かだった。
電車は止まっている。あれ。動いたと思ったらのろのろ運転。
ガイドさんと合流して話を聞いたらその時点でトータル8時間遅延だという…
まじか、、、声に出てしまっていた。
デリーからガヤまで普通に行っても17時間くらいかかるのに、さらに8時間…。
乗っても乗っても着かない電車の中ではいろんな音がする。
あっちからもこっちからも、目の前のガイドさんのケータイからも
どんな時であろうとインド音楽ががちゃがちゃと響く車内。
車内販売の掛け声も騒がしい。お弁当を売るおじさんの掛け声は何回聞いても「カネクレカネクレ〜」にしか聞こえてこない。笑 (ほんとは「ご飯売るご飯売るー」と言っているらしい。)
車内の食事はほぼカレー弁当だった。いくつか種類があってごはんやナンも選べる。
そういえば食事のときに、隣のおばちゃんから家庭料理のお裾分けもいただいた!
サモサと一緒に食べるレモンのすっぱい付け合せ、とても美味しい!人の温かさにふれて心から気持ちが安らいだ。インドのこういうところは好きだ。
そんなこんなでやっとこ列車が到着。なんと全部で28時間の列車の旅となった、長い…。
翌日、早朝からブッダガヤの観光。デリーよりとても冷える。
ここはブッダが覚りを開いた地で、仏教徒にとっては最強の聖地でもあるのだ。
スジャータ村、スジャータ寺、マーハボディ寺。
マーハボディ寺にはタイやミャンマー、チベット、スリランカ、などなど色んな国の人が集っている。ちなみにここは携帯電話の持ち込みは禁止されているので預ける必要がある。
ブッダが覚りを開く際のキーパーソンとなったスジャータという女性に出会う場所から、
実際に覚りを開いたところまで同じ道を1つ1つ辿っていく。
これこそ本物の聖地巡礼だ!!仏教信者でなくてもなんだかパワーを感じてしまう。
ブッダガヤはものすごいパワースポットかもしれない。
その後、ガヤからベナレスへ。
ベナレスでは早起きが基本。ガンジス川のボートに乗るからだ!
本当は朝日とともに聖なるガンジス川を拝む予定だったがやっぱり霧がひどい。
噂によるとイルカがいるらしい。ガイドさんも見たと言っていたが本当だろうか。
生と死が行き交う聖なる地、母なるガンジス川。
目の前で火葬されていく光景。お祈りをしながら沐浴をする人々。
岸に辿り着く動物の死骸。ボートで魚を釣る人々。
川の上を優雅に舞うシベリアから来る渡り鳥の群れ。
霧の中に神秘的に浮かび上がるそれらをボートからゆっくり眺めた。
この河で沐浴すればすべての罪が報われるらしい。
その日、バラナシの定番の場所へも訪れた。
バラーナスヒンデゥー大学、インドの模型が見られる寺院、ラームナガル城、サルナート。
ラームナガル城の近くで有名だというラッシー屋さんにも立ち寄る。
日本人の感覚からするとこれがラッシー??という見た目だがおそるおそる口をつけると予想外に美味しい!甘いヨーグルトドリンクにチーズや豆腐のような食感のものが混ざっているのが特徴。
全部飲み干すとあとあとお腹を壊す気がしたので途中まで飲んだところで申し訳ないがおわりにした。
そのあとはサルナート。
サルナートはブッダガヤのあとに訪れることに非常に意味がある。
ブッダがブッダガヤで覚りを得たあとにサルナートを訪れて、かつての弟子たちと出会う場所なのだ。
ベナレスにてホテルをいくつか見学したのでご紹介します。
①ラマダプラザホテル(すぐ隣がショッピングモールで立地◎)
スタンダードルーム
②ゲートウェイホテル(警察が近くにあるらしく警察官が多く宿泊していた。安全性◎)
エグゼクティブルーム
③SURYAUDAY HAVELI(ガンジス川沿いのホテル。レストランはベジタリアンミールのみだが、宿泊者はヨガ体験もできる。こぢんまりとした女性が好きそうなかわいいホテル!)
デラックスルーム
さて、この夜は2度目の寝台列車!!!
1度目散々な目に遭ったのでまさか2度はないだろう、なんて思っていたらさっそく3時間遅延とのこと。駅に着くと人でごった返している。ああ、このパターン…案の定、もっと遅れるようだ。もともとの予定は17:45。深夜0時を回っても電車がこない。眠気と寒さに耐えていたがそれに加えて突然停電する駅!さすがインド!笑
そんな状況を乗り越えて深夜02:00ついに電車が!!!即寝ました。
ちょっと硬めの寝台列車のベッドにももう慣れたものでゆっくり休むことができた。
それにしてもインド人の忍耐強さは本当にすごい。あんなに寒いホームで全然電車が来ないのにみんな何時間もじっと待っている。こんなに何時間も予定が狂ってみんな大丈夫なのだろうか?不思議だ。
ジャンシー駅に到着し、オルチャまでは車で約30分ほど。夜でも入れるラームラージャ寺院に行ってみた。多くの参拝客を集めるイスラム教の寺院だったが、驚くほどのキラッキラの装飾が…!でも中に入ると熱心な信者みんなお祈りをするまじめな寺院だった。(寺院内は撮影禁止でした。)
翌朝、前日に行けなかったオルチャの宮殿群へ。
ラージマハル&ギャハーンギールマハル
予想していたよりも大きな宮殿でその存在感に圧倒された。
イスラム・ヒンドゥーなど様々な建築様式を融合したムガル帝国時代の建築。
宮殿を取り囲む大きな壁も、宮殿内の彫刻や色鮮やかな壁画も比較的綺麗に残っていた。鍵がかかっているところ以外は自由にみることが可能だがまるで迷路のようだった。
その後、お馴染みの列車でアグラへ。もちろん遅延している。
夜には到着したので、アグラのホテルをいくつか見学させてもらった。
①フォーポインツシェラトン(新しいホテルでとにかく設備がきれい)
□エグゼクティブルーム/タージビュー(窓からタージマハルが見れる部屋もあり)
②アマールヴィラス(アグラで一番のホテル。サービス・立地・お部屋全て文句なし!)
スイートルーム(バスルームからタージマハルを見ることができる贅沢な部屋)
③ジャイピーパレス(すべての部屋がガーデンビュー!ホテル内の施設も充実)
□デラックスルーム
最終日、早朝からサリーを着付けてもらい憧れの姿に!アグラ城とタージマハルをるんるんで観光させてもらった。
タージマハルは王様が妃のために巨額な予算をつぎこんで建てたお墓。それだけ聞くと勝手だなあと思うかもしれないけれど、本当に愛する人のためにだけ作った王様からの最後の贈り物だと思うとなんだか切なくて美しささえ感じる。(でもそのあと国力が傾いてしまったらしい。。。)
大理石で造られた大きなお墓。細かい装飾の絵や彫刻は何百年経った今でも色褪せない。
インドで一番有名かつ定番の観光地とはいえ、心から美しいと感じてしまう。
アグラをあとにして向かったのはマトゥラー。地球の歩き方にも半ページしか載っていないこの場所。ヒンドゥー教4大聖地のひとつでヴィシュリヌ神巡礼の中心地。熱心なヒンドゥー信者が生命力に溢れて熱心にお祈りをしていた。
クリシュナ誕生の地であるクリシュナジャンマブーミーではカメラ、ケータイなど持ち込み禁止。バッグから財布とパスポートだけを抜き取ってすべてクロークに預ける。靴と靴下も脱いで寺院へ。
神様が生まれたところと言われるとやはりパワーを感じざるを得なかった。
ちなみにこの町のレストランは全てベジメニューらしい。
続いてヴリンダーバン。こちらはもっっっと強烈!!小さな町だがメインロードは密度でいうと新宿や渋谷と並ぶのではないかと思うくらいの人々で溢れかえっている。圧倒されすぎてその場に5分いるのも辛かった。
ここではなんと22kmもある距離をひれ伏しては拝んで、というのを繰り返して何時間もかけて聖地を目指すという人々がたくさんいる。しかもしかも地元の人は毎日やっているとか!驚いて何も言えなかったし、その場のエネルギーが強すぎて立っているのが精一杯だった。。
マトゥラーでは初めてオートリクシャーとサイクルリクシャーに乗ったがそこらのアトラクションより数百倍怖かった!笑
安全性バッチリの設備とシートベルトをつけてカーブや段差でキャッ!と楽しめる日本のテーマパークとは違い、何の安全の保証もない乗り物でズボンに穴の開いたおじいさんが立ち乗りで漕いでくれるサイクルリクシャーはスリル満点もいいところだ!なかなか乗ることもないだろうししがみついて楽しんだ。走行中は危険すぎてあまり写真を撮る余裕がなかった。
観光を終えてやっとこデリーに戻る。ああ9日間。なんて濃いんだろう…。
率直な気持ちでいうと、私はまだインドを好きになりきれていない。笑
でもなんというか、クセのある食べ物をまた食べたくなるような中毒性は感じた。
まだ帰国してないうちに次回はここに行きたい!と具体的に考えてしまうくらいに。
かなりパンチ効いた旅だなあと思ったがガイドさんと共に色んな初めてを体験して、インド独特の文化に触れるのはとても面白かった。
昨今インドのイメージは悪くなるばかりで日本人観光客も昔に比べて減っているのは事実。でもこんなに素晴らしい遺跡や興味深い文化、ちょっとクセのあるインド人たちとの触れ合いをしないのはもったいない。1度じゃまわりきれない大きさだからこそ、きっと何度行っても新しい発見があるに違いない。
“人生観を変える旅”というのをインドなら叶えられると実感!
スリル満点な旅をありがとうインド!
***スタッフおすすめ度***
*ブッダガヤ ★★★★
ブッダの歩んだ道を辿ることができる。世界の仏教徒が集う最強の場所!
*タージマハル ★★★★★
インドに行ったら欠かせない!ため息が出るほど美しい大理石の宮殿は必見!
*オルチャ宮殿群★★★★★
彩り豊かな壁画は見どころ。ムガル帝国時代の建築が今も綺麗に残っている。
*マトゥラー ★★★★
博物館ではクシャーナ朝やグプタ朝時代の貴重な展示品も見ることができる。
(2016年12月 柳舞美)
いつか来たいとは思っていたが、ついに叶ってしまった!!
全日空の直行便に乗り約10時間。
往路はスターウォーズ仕様の機材のため、旅立ちのBGMはスターウォーズのテーマ曲で華々しいスタートになった!が、しかし全く目的地のイメージに合っていない。
R2D2のエプロンをしたCAさんが可愛かったなあ…
この時はまだインドで様々な出会いがあり、まだ見ぬ体験するなんて想像もつかなかっただろう。
インドは広い。そのせいかインドに暮らす人も動物も心が広いというか、自由に生きているのがお国柄によく表れている。
日本にはないごちゃごちゃした空間に最初は緊張していたが、いつの間にか大きな声で話すヒンディー語も、どこでもお構いなしに流すインド音楽も、何にも縛られずに生きる野良犬や野良牛たちも何となく受け入れている自分がいた。
***今回の9日間の北インド周遊の旅程***
1日目 深夜到着 <デリー泊>
2日目 デリー観光 <寝台列車泊>
3日目 列車移動 <ブッダガヤ泊>
4日目 ブッダガヤ観光 ベナレスへ列車移動
<ベナレス泊>
5日目 ベナレス観光 <寝台列車泊>
6日目 列車移動 <オルチャ泊>
7日目 オルチャ観光、アグラへ列車移動
<アグラ泊>
8日目 アグラ観光 <機中泊>
9日間 帰国
到着日に不可欠なのが両替。
インドルピーは日本で両替できないので必ずインドで行う。
空港内にある両替所はどこも大行列。
2016年12月現在、先日ニュースで突然発表された500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣が使えなくなるという経済政策が旅行者にもこんな打撃を与えているなんて。
空港両替所のルールは毎日変わるらしいが、私が行った時は5000ルピーを上限にすることに加え9000円以上の両替を求められた。ちなみにこの時は住所や電話番号を記入する用紙の提出も必要だった。
(よく変わるようなので、今はもう変わっているかもしれない)
結局両替に1時間程かかった。最近は混んでいると2時間以上かかることもあるらしい・・・。
その後空港からホテルに向かう途中、市内のATMには夜中2時過ぎ頃なのに大行列ができていた。
なんでも1日に引き出せる金額に上限があってなかなか苦労している様子。
早く安定することを心から願う。
さて、とりあえず入国までクリア。
2日目からはついに観光が始まる!
この時期のインドはとにかく朝晩の濃霧がひどい。夜は空港からホテルへ向かう道なんて真っ白で何にも見えなかった。朝はガイドさんが30分だけ出発時間を遅らせてスタートしてくれて少しでも霧の影響を受けないように気を使ってくれた。ラージガート、レッドフォート、インド門、タンドリーチキンのランチ、フマユーン廟、クトゥブミナール、という感じで定番観光へ。
初インドの私にとっては時代背景を連想させる壮大な遺跡の数々に興奮が止まなかった。
レッドフォートの出口ゲート。
レッドフォートのラングマハル。細かい彫刻や絵が美しい。
フマユーン廟
クトゥブミナール
そんな順調な観光とは裏腹に、インドの第一関門がやってきた、、、寝台列車だ。
濃霧のせいで仕方ないが3時間半の遅延。遅延するのは重々わかっていたから気長に列車の旅を楽しむことにする。23時にやっと出発。疲れていた私はすぐに眠ってしまった。
出発前の寝台列車
朝、ふと目が覚めた。静かだった。
電車は止まっている。あれ。動いたと思ったらのろのろ運転。
ガイドさんと合流して話を聞いたらその時点でトータル8時間遅延だという…
まじか、、、声に出てしまっていた。
デリーからガヤまで普通に行っても17時間くらいかかるのに、さらに8時間…。
乗っても乗っても着かない電車の中ではいろんな音がする。
あっちからもこっちからも、目の前のガイドさんのケータイからも
どんな時であろうとインド音楽ががちゃがちゃと響く車内。
車内販売の掛け声も騒がしい。お弁当を売るおじさんの掛け声は何回聞いても「カネクレカネクレ〜」にしか聞こえてこない。笑 (ほんとは「ご飯売るご飯売るー」と言っているらしい。)
車内の食事はほぼカレー弁当だった。いくつか種類があってごはんやナンも選べる。
車内販売のカレーのお弁当
そういえば食事のときに、隣のおばちゃんから家庭料理のお裾分けもいただいた!
サモサと一緒に食べるレモンのすっぱい付け合せ、とても美味しい!人の温かさにふれて心から気持ちが安らいだ。インドのこういうところは好きだ。
そんなこんなでやっとこ列車が到着。なんと全部で28時間の列車の旅となった、長い…。
翌日、早朝からブッダガヤの観光。デリーよりとても冷える。
ここはブッダが覚りを開いた地で、仏教徒にとっては最強の聖地でもあるのだ。
スジャータ村、スジャータ寺、マーハボディ寺。
マーハボディ寺にはタイやミャンマー、チベット、スリランカ、などなど色んな国の人が集っている。ちなみにここは携帯電話の持ち込みは禁止されているので預ける必要がある。
ブッダが覚りを開く際のキーパーソンとなったスジャータという女性に出会う場所から、
実際に覚りを開いたところまで同じ道を1つ1つ辿っていく。
これこそ本物の聖地巡礼だ!!仏教信者でなくてもなんだかパワーを感じてしまう。
ブッダガヤはものすごいパワースポットかもしれない。
マーハボディ寺
寺院内の仏像
覚りを開いた菩提樹のお供え
その後、ガヤからベナレスへ。
ベナレスでは早起きが基本。ガンジス川のボートに乗るからだ!
本当は朝日とともに聖なるガンジス川を拝む予定だったがやっぱり霧がひどい。
噂によるとイルカがいるらしい。ガイドさんも見たと言っていたが本当だろうか。
生と死が行き交う聖なる地、母なるガンジス川。
目の前で火葬されていく光景。お祈りをしながら沐浴をする人々。
岸に辿り着く動物の死骸。ボートで魚を釣る人々。
川の上を優雅に舞うシベリアから来る渡り鳥の群れ。
霧の中に神秘的に浮かび上がるそれらをボートからゆっくり眺めた。
この河で沐浴すればすべての罪が報われるらしい。
その日、バラナシの定番の場所へも訪れた。
バラーナスヒンデゥー大学、インドの模型が見られる寺院、ラームナガル城、サルナート。
バラーナスヒンデゥー大学
BraratMata寺院
ファイブスターのステッカー発見!
ラームナガル城
ラームナガル城の近くで有名だというラッシー屋さんにも立ち寄る。
日本人の感覚からするとこれがラッシー??という見た目だがおそるおそる口をつけると予想外に美味しい!甘いヨーグルトドリンクにチーズや豆腐のような食感のものが混ざっているのが特徴。
全部飲み干すとあとあとお腹を壊す気がしたので途中まで飲んだところで申し訳ないがおわりにした。
そのあとはサルナート。
サルナートはブッダガヤのあとに訪れることに非常に意味がある。
ブッダがブッダガヤで覚りを得たあとにサルナートを訪れて、かつての弟子たちと出会う場所なのだ。
ベナレスにてホテルをいくつか見学したのでご紹介します。
①ラマダプラザホテル(すぐ隣がショッピングモールで立地◎)
スタンダードルーム
②ゲートウェイホテル(警察が近くにあるらしく警察官が多く宿泊していた。安全性◎)
エグゼクティブルーム
③SURYAUDAY HAVELI(ガンジス川沿いのホテル。レストランはベジタリアンミールのみだが、宿泊者はヨガ体験もできる。こぢんまりとした女性が好きそうなかわいいホテル!)
デラックスルーム
さて、この夜は2度目の寝台列車!!!
1度目散々な目に遭ったのでまさか2度はないだろう、なんて思っていたらさっそく3時間遅延とのこと。駅に着くと人でごった返している。ああ、このパターン…案の定、もっと遅れるようだ。もともとの予定は17:45。深夜0時を回っても電車がこない。眠気と寒さに耐えていたがそれに加えて突然停電する駅!さすがインド!笑
そんな状況を乗り越えて深夜02:00ついに電車が!!!即寝ました。
ちょっと硬めの寝台列車のベッドにももう慣れたものでゆっくり休むことができた。
それにしてもインド人の忍耐強さは本当にすごい。あんなに寒いホームで全然電車が来ないのにみんな何時間もじっと待っている。こんなに何時間も予定が狂ってみんな大丈夫なのだろうか?不思議だ。
夜のジャンシー駅
ジャンシー駅に到着し、オルチャまでは車で約30分ほど。夜でも入れるラームラージャ寺院に行ってみた。多くの参拝客を集めるイスラム教の寺院だったが、驚くほどのキラッキラの装飾が…!でも中に入ると熱心な信者みんなお祈りをするまじめな寺院だった。(寺院内は撮影禁止でした。)
キラッキラなラームラージャ寺院
意外にきれいな噴水ライトアップ
翌朝、前日に行けなかったオルチャの宮殿群へ。
ラージマハル&ギャハーンギールマハル
予想していたよりも大きな宮殿でその存在感に圧倒された。
イスラム・ヒンドゥーなど様々な建築様式を融合したムガル帝国時代の建築。
宮殿を取り囲む大きな壁も、宮殿内の彫刻や色鮮やかな壁画も比較的綺麗に残っていた。鍵がかかっているところ以外は自由にみることが可能だがまるで迷路のようだった。
その後、お馴染みの列車でアグラへ。もちろん遅延している。
列車/ジャンシー駅にて
ひたすら列車を待つ人々
夜には到着したので、アグラのホテルをいくつか見学させてもらった。
①フォーポインツシェラトン(新しいホテルでとにかく設備がきれい)
□エグゼクティブルーム/タージビュー(窓からタージマハルが見れる部屋もあり)
②アマールヴィラス(アグラで一番のホテル。サービス・立地・お部屋全て文句なし!)
スイートルーム(バスルームからタージマハルを見ることができる贅沢な部屋)
③ジャイピーパレス(すべての部屋がガーデンビュー!ホテル内の施設も充実)
□デラックスルーム
最終日、早朝からサリーを着付けてもらい憧れの姿に!アグラ城とタージマハルをるんるんで観光させてもらった。
タージマハルは王様が妃のために巨額な予算をつぎこんで建てたお墓。それだけ聞くと勝手だなあと思うかもしれないけれど、本当に愛する人のためにだけ作った王様からの最後の贈り物だと思うとなんだか切なくて美しささえ感じる。(でもそのあと国力が傾いてしまったらしい。。。)
大理石で造られた大きなお墓。細かい装飾の絵や彫刻は何百年経った今でも色褪せない。
インドで一番有名かつ定番の観光地とはいえ、心から美しいと感じてしまう。
朝方のアグラ城
アグラをあとにして向かったのはマトゥラー。地球の歩き方にも半ページしか載っていないこの場所。ヒンドゥー教4大聖地のひとつでヴィシュリヌ神巡礼の中心地。熱心なヒンドゥー信者が生命力に溢れて熱心にお祈りをしていた。
クリシュナ誕生の地であるクリシュナジャンマブーミーではカメラ、ケータイなど持ち込み禁止。バッグから財布とパスポートだけを抜き取ってすべてクロークに預ける。靴と靴下も脱いで寺院へ。
神様が生まれたところと言われるとやはりパワーを感じざるを得なかった。
ちなみにこの町のレストランは全てベジメニューらしい。
博物館
クリシュナジャンマブーミー
町の人々
続いてヴリンダーバン。こちらはもっっっと強烈!!小さな町だがメインロードは密度でいうと新宿や渋谷と並ぶのではないかと思うくらいの人々で溢れかえっている。圧倒されすぎてその場に5分いるのも辛かった。
ここではなんと22kmもある距離をひれ伏しては拝んで、というのを繰り返して何時間もかけて聖地を目指すという人々がたくさんいる。しかもしかも地元の人は毎日やっているとか!驚いて何も言えなかったし、その場のエネルギーが強すぎて立っているのが精一杯だった。。
マトゥラーでは初めてオートリクシャーとサイクルリクシャーに乗ったがそこらのアトラクションより数百倍怖かった!笑
安全性バッチリの設備とシートベルトをつけてカーブや段差でキャッ!と楽しめる日本のテーマパークとは違い、何の安全の保証もない乗り物でズボンに穴の開いたおじいさんが立ち乗りで漕いでくれるサイクルリクシャーはスリル満点もいいところだ!なかなか乗ることもないだろうししがみついて楽しんだ。走行中は危険すぎてあまり写真を撮る余裕がなかった。
観光を終えてやっとこデリーに戻る。ああ9日間。なんて濃いんだろう…。
率直な気持ちでいうと、私はまだインドを好きになりきれていない。笑
でもなんというか、クセのある食べ物をまた食べたくなるような中毒性は感じた。
まだ帰国してないうちに次回はここに行きたい!と具体的に考えてしまうくらいに。
かなりパンチ効いた旅だなあと思ったがガイドさんと共に色んな初めてを体験して、インド独特の文化に触れるのはとても面白かった。
昨今インドのイメージは悪くなるばかりで日本人観光客も昔に比べて減っているのは事実。でもこんなに素晴らしい遺跡や興味深い文化、ちょっとクセのあるインド人たちとの触れ合いをしないのはもったいない。1度じゃまわりきれない大きさだからこそ、きっと何度行っても新しい発見があるに違いない。
“人生観を変える旅”というのをインドなら叶えられると実感!
スリル満点な旅をありがとうインド!
***スタッフおすすめ度***
*ブッダガヤ ★★★★
ブッダの歩んだ道を辿ることができる。世界の仏教徒が集う最強の場所!
*タージマハル ★★★★★
インドに行ったら欠かせない!ため息が出るほど美しい大理石の宮殿は必見!
*オルチャ宮殿群★★★★★
彩り豊かな壁画は見どころ。ムガル帝国時代の建築が今も綺麗に残っている。
*マトゥラー ★★★★
博物館ではクシャーナ朝やグプタ朝時代の貴重な展示品も見ることができる。
(2016年12月 柳舞美)
- 【こんな絶景初めて!上って登って昇って、】
-
エリア:
- アジア>インド>タンジャヴール
- アジア>インド>インドその他の都市
- アジア>ネパール>カトマンズ
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2016/01/05 15:59
今回の旅先はインド・ネパールの2か国。
まず先に、ここまでインドのイメージが変わるとは思いませんでした。
というのも、インドは4年前に1度訪れたことがあり、その際には王道でデリーやアグラ、ムンバイ、ベナレス等を回り、印象深さでいったらピカイチの国でした。
ただ今回のインドは東インドのダージリンを拠点に高地サンダクプーを訪れる内容でしたので、絶景が待っていると確信していました。
ダージリンといえば、日本でも聞き慣れたダージリンティーの原産であり、世界最古の登山鉄道ダージリン=ヒマラヤ鉄道、通称トイトレインが有名ということだけは知っていましたが、全体的なイメージがつかめませんでした。
バグドグラまでデリーから国内線で移動したのに車に乗ること2時間ほどでダージリンでしたが、その間こんなとにかく登ります。ダージリンがこんなに標高の高い場所とは知りませんでした。
<トイトレイン>
1841年に開通し、今なお走り続ける世界最古の登山鉄道、ダージリン=ヒマラヤ鉄道です。
世界遺産に登録されています。通称トイトレインとも呼ばれていて、まるでおもちゃのような見かけです。ダージリンに訪れた際には必ず乗って頂きたいです。ダージリン駅から、最も標高の高い駅グーム駅までの短い区間だけでも乗れます。
ただ、蒸気機関車とディーゼル機関車が交代で走っているので、趣のある蒸気機関車に乗れるかは運次第です。私はたまたま蒸気機関車に乗ることができ、汽笛の音にとても興奮しました。
トイトレインに乗ってみて、思ったのは、箱根登山鉄道と江ノ島電鉄が混ざったような感覚でした。
ダージリンの朝と夜はとても冷えるので、防寒着はできる限りの用意はしていきました。
ダージリンで一泊した後にサンダクプーへ。
<サンダクプ->
富士山よりも高い、標高3636mの西ベンガルで最も高いサンダクプー。
ダージリンから車で1時間半ぐらいのところにあるインドとネパールの国境線があるマニバンジャンという町がサンダクプーに続く道の入り口となっており、車を旧式のランドクルーザーに乗り換えます。途中2度、ネパールの国境越えを経て、そこから約5時間かけて悪路を進み、サンダクプ-に到着。
気づいた時には雲の上にいました。
この光景が目に焼き付きます。
日が沈んでからは本当に寒く、ダージリンの比になりません、、、
また電気が通ってないので、クーラーなんてないので、衣類でどうにかしました。
ただ、そんな過酷な環境でしたが、苦労した分、感動は大きいと実感しました。
サンセットのビューポイントまでは緩やかな道を1時間程度トレッキングをしましたが、
少し物足りないような気もしました。もう一泊していれば、ファールートというトレッキングコースを3〜4時間ほどできたのですが、1泊しかできなかったので、もっと時間があればぜひやりたかったです。
トレッキングのベストシーズンは10月〜1月の空気が澄んでいる時期と3月〜5月の暖かく赤いシャクナゲが一面に咲く時期です。
もう一カ国、ヒマラヤ山脈のお膝元、ネパールに行ってきました。ネパールに関しては、不幸な事に大地震が記憶に新しいかと思います。今年(2015年)の4月に起きたばかりで、大丈夫なの?という心配な声をよく聞きますが、「大丈夫です。」とお伝えしたいです。実際に行った1人の旅行者として感じた素直な意見です。
それ以外に個人的にはタイのカオサン通りに並ぶ、バックパッカーの聖地タメル地区には以前から興味がありました。
ただ現在、深刻な問題はガソリンが輸入ストップとなっており、街中で、ガソリンスタンドに長蛇の列が並んでいます。以前にもあったようでどちらかというと地震よりもこちらが問題視されていました。
<スワヤンブナート>
街の中心地から車で10分程にある丘に建てられネパール最古の仏教寺院スワヤンブナートは、カトマンズのシンボルで世界遺産にも登録されており、観光客だけでなくローカルな人々も大勢いました。寺院の中心にある独特な目が描かれたストゥーパは有名で、目玉寺などとも呼ばれているそうです。
<バグタプル>
15〜18世紀のネワール文化ともに発展を遂げたバグタプルは、古き良き文化を凝縮したような街並みが世界遺産に登録されています。古き良き文化を凝縮したような街並みが人気で同じくスワヤンブナート同様、世界遺産にも登録されています。旧王宮や寺院が並ぶダルバール広場、トゥマディー広場、最も古い町並みが残るタチュパル広場の各広場を繋ぐ路地は、一度歩いたら忘れないほど印象的でした。
ローカルなお店が軒を連ねており、散策はとても充実しました
趣のある路地で繋がっており、散策には最適です。
<ナガルコット>
ナガルコットは特に
カトマンズから車で1時間30分で行ける見晴らし抜群でアクセスがよく、ネパールでヒマラヤが見晴らし抜群で望めるのはナガルコット。残念ながら曇ってしまい、景色はほとんど見ることができませんでした。また日帰りで行きましたが、朝日が有名だったので、1泊できなかったのも残念。
【食事】
・ダージリンティー
ダージリンティーは紅茶のシャンパンと称される程、香りが高いことで有名で、日本でも耳にしたことはあると思います。実際に有名なマカイバリ紅茶園にお邪魔させて頂きました。残念なことに秋摘み茶葉の収穫時期は終わってしまっていました。
・チベット料理のトゥクパ
日本のラーメンのような見た目で、味付けも日本人に親しみのある味でした。ダージリンではポピュラーな食べ物のひとつでしたので、割とどのお店でも食べられます。
ズーズーダウ
ズーズーダウとは、ネパールではポピュラーなヨーグルトをダウと呼び、その中でもバグタプル産のものをズーズーダウと呼ぶそうです。ヨーグルトの王様と称されるほど味は濃厚でいながら、ペロッと食べられます。
個人的に、サンダクプ-で見た山々の絶景が最も心に残る、とてもいい旅行でした。
自然はすごかったです。
<おすすめ>
□トイトレイン・・・一度は乗って頂きたい! ★★★★★
□サンダクプ-・・・今まででベストな絶景。山が神々しいです。 ★★★★★★
□スワヤンブナート・・・ネパールを訪れたらまずここへ ★★★★
□バグタプル・・・ 古都バグタプル、みどころ満載 ★★★★★
□ナガルコット・・・ ネパールで絶景ヒマラヤ山脈 ★★★★
(2015年12月 小澤駿)
まず先に、ここまでインドのイメージが変わるとは思いませんでした。
というのも、インドは4年前に1度訪れたことがあり、その際には王道でデリーやアグラ、ムンバイ、ベナレス等を回り、印象深さでいったらピカイチの国でした。
ただ今回のインドは東インドのダージリンを拠点に高地サンダクプーを訪れる内容でしたので、絶景が待っていると確信していました。
ダージリンといえば、日本でも聞き慣れたダージリンティーの原産であり、世界最古の登山鉄道ダージリン=ヒマラヤ鉄道、通称トイトレインが有名ということだけは知っていましたが、全体的なイメージがつかめませんでした。
バグドグラまでデリーから国内線で移動したのに車に乗ること2時間ほどでダージリンでしたが、その間こんなとにかく登ります。ダージリンがこんなに標高の高い場所とは知りませんでした。
<トイトレイン>
1841年に開通し、今なお走り続ける世界最古の登山鉄道、ダージリン=ヒマラヤ鉄道です。
世界遺産に登録されています。通称トイトレインとも呼ばれていて、まるでおもちゃのような見かけです。ダージリンに訪れた際には必ず乗って頂きたいです。ダージリン駅から、最も標高の高い駅グーム駅までの短い区間だけでも乗れます。
ただ、蒸気機関車とディーゼル機関車が交代で走っているので、趣のある蒸気機関車に乗れるかは運次第です。私はたまたま蒸気機関車に乗ることができ、汽笛の音にとても興奮しました。
トイトレインに乗ってみて、思ったのは、箱根登山鉄道と江ノ島電鉄が混ざったような感覚でした。
ダージリンの朝と夜はとても冷えるので、防寒着はできる限りの用意はしていきました。
ダージリンで一泊した後にサンダクプーへ。
<サンダクプ->
富士山よりも高い、標高3636mの西ベンガルで最も高いサンダクプー。
ダージリンから車で1時間半ぐらいのところにあるインドとネパールの国境線があるマニバンジャンという町がサンダクプーに続く道の入り口となっており、車を旧式のランドクルーザーに乗り換えます。途中2度、ネパールの国境越えを経て、そこから約5時間かけて悪路を進み、サンダクプ-に到着。
気づいた時には雲の上にいました。
この光景が目に焼き付きます。
日が沈んでからは本当に寒く、ダージリンの比になりません、、、
また電気が通ってないので、クーラーなんてないので、衣類でどうにかしました。
ただ、そんな過酷な環境でしたが、苦労した分、感動は大きいと実感しました。
サンセットのビューポイントまでは緩やかな道を1時間程度トレッキングをしましたが、
少し物足りないような気もしました。もう一泊していれば、ファールートというトレッキングコースを3〜4時間ほどできたのですが、1泊しかできなかったので、もっと時間があればぜひやりたかったです。
トレッキングのベストシーズンは10月〜1月の空気が澄んでいる時期と3月〜5月の暖かく赤いシャクナゲが一面に咲く時期です。
もう一カ国、ヒマラヤ山脈のお膝元、ネパールに行ってきました。ネパールに関しては、不幸な事に大地震が記憶に新しいかと思います。今年(2015年)の4月に起きたばかりで、大丈夫なの?という心配な声をよく聞きますが、「大丈夫です。」とお伝えしたいです。実際に行った1人の旅行者として感じた素直な意見です。
それ以外に個人的にはタイのカオサン通りに並ぶ、バックパッカーの聖地タメル地区には以前から興味がありました。
ただ現在、深刻な問題はガソリンが輸入ストップとなっており、街中で、ガソリンスタンドに長蛇の列が並んでいます。以前にもあったようでどちらかというと地震よりもこちらが問題視されていました。
<スワヤンブナート>
街の中心地から車で10分程にある丘に建てられネパール最古の仏教寺院スワヤンブナートは、カトマンズのシンボルで世界遺産にも登録されており、観光客だけでなくローカルな人々も大勢いました。寺院の中心にある独特な目が描かれたストゥーパは有名で、目玉寺などとも呼ばれているそうです。
<バグタプル>
15〜18世紀のネワール文化ともに発展を遂げたバグタプルは、古き良き文化を凝縮したような街並みが世界遺産に登録されています。古き良き文化を凝縮したような街並みが人気で同じくスワヤンブナート同様、世界遺産にも登録されています。旧王宮や寺院が並ぶダルバール広場、トゥマディー広場、最も古い町並みが残るタチュパル広場の各広場を繋ぐ路地は、一度歩いたら忘れないほど印象的でした。
ローカルなお店が軒を連ねており、散策はとても充実しました
趣のある路地で繋がっており、散策には最適です。
<ナガルコット>
ナガルコットは特に
カトマンズから車で1時間30分で行ける見晴らし抜群でアクセスがよく、ネパールでヒマラヤが見晴らし抜群で望めるのはナガルコット。残念ながら曇ってしまい、景色はほとんど見ることができませんでした。また日帰りで行きましたが、朝日が有名だったので、1泊できなかったのも残念。
【食事】
・ダージリンティー
ダージリンティーは紅茶のシャンパンと称される程、香りが高いことで有名で、日本でも耳にしたことはあると思います。実際に有名なマカイバリ紅茶園にお邪魔させて頂きました。残念なことに秋摘み茶葉の収穫時期は終わってしまっていました。
・チベット料理のトゥクパ
日本のラーメンのような見た目で、味付けも日本人に親しみのある味でした。ダージリンではポピュラーな食べ物のひとつでしたので、割とどのお店でも食べられます。
ズーズーダウ
ズーズーダウとは、ネパールではポピュラーなヨーグルトをダウと呼び、その中でもバグタプル産のものをズーズーダウと呼ぶそうです。ヨーグルトの王様と称されるほど味は濃厚でいながら、ペロッと食べられます。
個人的に、サンダクプ-で見た山々の絶景が最も心に残る、とてもいい旅行でした。
自然はすごかったです。
<おすすめ>
□トイトレイン・・・一度は乗って頂きたい! ★★★★★
□サンダクプ-・・・今まででベストな絶景。山が神々しいです。 ★★★★★★
□スワヤンブナート・・・ネパールを訪れたらまずここへ ★★★★
□バグタプル・・・ 古都バグタプル、みどころ満載 ★★★★★
□ナガルコット・・・ ネパールで絶景ヒマラヤ山脈 ★★★★
(2015年12月 小澤駿)
- <ナマステ☆〜階段井戸に恋をした〜インド女子旅>
-
エリア:
- アジア>インド>アーメダバード
- アジア>インド>ウダイプール
- アジア>インド>ジャイプール
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/01/05 15:43
なんとなく苦手意識のあったインド。
行ったらやみつきになって帰ってくる人と、もう絶対行かないと拒絶して帰ってくる人と、
好みがふたつに分けるとよく言われていますが、果たして私はどちらになるのか・・・・・もしくはどちらにも当てはまらないのか・・・
アーメダバード2泊→ウダイプール1泊→ジャイプール2泊→アグラ1泊→デリー1泊
という9日間の行程で、西から北へ周遊してきました。
●アーメダバード●
日本からアーメダバードまでは、直行便は飛んでいないのでデリーから国内線に乗り換えて向かいます。
今回はエアインディアを利用したので、午前中に日本を出発し、その日の夜にはアーメダバードへ到着。乗り換え時の荷物もスルーなので楽ちんです。
<2日目>
朝7:30 ホテル出発
パリタナ近くにあるシャトルンジャヤ山へ向かいます。
ヒンドゥー教の聖地のほとんどが水辺にあるのに対して、ジャイナ教の聖地はというと、山の上にあります。
ジャイナ教徒が一生に一度は巡礼をするといわれる最大規模の山岳寺院都市がこのシャトルンジャヤ山で、ここまではアーメダバード市内から車で片道5時間かけて向かいます。
山のふもとに着き、ここで驚愕の事実をガイドさんから知りました。
この山のふもとから頂上の寺院まで行くには、5000段もの階段を登らなくてはいけないのです。
比較対象がないのでいまいちどのくらい長い道のりなのか分かりづらいですが、
時間に換算すると、行きだけで2時間半かかります。どんなに早い人でも1時間半はかかります。ただ、歩くのが嫌な人は、人力車で担いでくれるサービスもあるので、それを利用すれば問題ありません。
途中何度も足を止め、休憩してはまた登り、それを繰り返してやっとの思いで頂上に着いたものの、ここでまた驚愕の事実をガイドさんより知りました。
頂上では写真撮影が一切禁止なのです。こんなに苦労してたどり着いたのに、、、
写真でお伝えできないのが非常に残念ですが、頂上の寺院は大小920も立ち並んでいて、床はどこも大理石を使っています。壮大で優美で、美しく繊細な彫刻は今まで見た寺院の中で一番綺麗でした。
太陽に照らされ光り輝く寺院はとても神々しく、疲れを忘れ思わず拝んでしまいました。
徹底した「非殺生」を貫いているジャイナ教。彼らは口にするものに非常に気を使っていて、日常生活の中であらゆる生物(動物、植物)を殺したり、誤って傷つけたりしないように細心の注意を払います。その徹底ぶりは恐ろしいもので、動物はもちろん、なんと植物(根菜)さえも口にしないのです。
その思想を貫くために、職業選択として農業や林業、軍人を忌避するので、ほとんどのジャイナ教徒が商人となり、その蓄えた資産を寺院の建立や維持にあてて功徳を積もうとします。そのため少ない教徒数のわりには、寺院の数がきわめて多く、また立派であることが特徴として挙げられます。
シャトランジャ山の寺院の建築のスタイルは北方型ですが、マンダパの屋根が、小さな鐘状の突起を伏せて並べ、全体に45度振ったような方形屋根が多用されているのと、四面像をまつる四面堂がところどころにあります。
階段を下りながら、街並みを一望できます。
<3日目>
この日はアーメダバード市内観光へ。
まずはアーメダバード最大のモスク、ジャーマ・マスジットへ。
集団礼拝のための金曜モスクで、入り口はこじんまりしていますが、中へ入ると広大な中庭が目の前に広がります。
礼拝堂の中には細やかに装飾された260本もの柱が並んでいます。
朝の光に照らされてよりいっそう輝いて見えました。
アーメダバード駅近くにある大建築の井戸、ダーダ・ハリ階段井戸。井戸の深さは20mもあります。
アダーラジの階段井戸。規模が大きく、保存状態も非常に良いので、繊細で綺麗な彫刻を当時の状態のまま見学することができます。
井戸の周囲まで下りると、空気はひんやりしていて、涼しいのです。
ラニキ・ヴァヴ
世界遺産にもなっているこの壮大な階段井戸は、11世紀にパタン王妃の命により王の記念碑として建造されました。度重なる洪水によって数世紀にわたり、土砂で覆われていたこともあり、保存状態はきわめて良いです。
道端で出会った現地の人々。
車で約4時間かけ、ウダイプールへ移動。
●ウダイプール●
夜の街並みはカラフルでロマンチック。
<4日目>
この日はウダイプール市内から車で約2時間かけ、クンバルガール城へ向かいます。
世界遺産になった6つの城のひとつで、ウダイプールから北西に約80km、標高1,100mを越える山の頂上に位置しています。
1周10kmを越える城壁内は非常に広く、宮殿以外にも多数の寺院が点在しています。
この日は列車で約7時間かけて、ウダイプールからジャイプールへ向かいます。
乗客リストに自分の名前が載っているか確認してから乗車します。スーツケースなどの大きな荷物は座席の上のスペースに置くことができます。
11/11のこの日は、インド3大祭りのひとつであるディワーリー(Diwali)が開催されていました。
ヒンドゥー教の新年のお祝いをする、別名「光のフェスティバル」とも呼ばれるこのお祭りは、インドのクリスマスのような催しです。街中が光で装飾され、爆竹や花火が夜通し鳴り止みません。
●ジャイプール●
<5日目>
この日はジャイプール市内観光です。
風の宮殿を見学した後は、アンベール城へ向かいます。
入り口までは象さんに乗って入場します。
掴まっていないと振り落とされてしまう程、激しく揺れるので、乗る際は最新の注意が必要です。
象さんの渋滞発生。
ジャイ・マンディル(勝利の間)の壁面には、鏡をちりばめた幾何学的な模様の装飾が施され、細かくて繊細な造りは美しくて魅了されること間違いなしです。
かつてこの鍋でカレーを作っていたんだとか。
ジャンタル・マンタル(天文台)。インド国内には5ヶ所に天文台が設置されていますが、ジャイプールのものが最大規模となっています。
<6日目>
●アグラ●
朝8:00 ホテル出発。ジャイプールからアグラまで車で向かいます。途中、チャンドバオリとファティプールシクリを見学しました。
チャンドバオリは細かい階段がびっしりと壁に沿うように造られ、逆ピラミッドのような形をしています。中央の底には井戸があり、のぞいてみたくなりますが、残念ながら中に入ることはできません。
赤砂岩で造られたこの城跡は完成後、水不足によりわずか14年廃都とされてしまいました。そのため、傷んだ所が少なく、当時のままの姿が残っています。
<7日目>
この日はサリーに着替え、アグラ観光で欠かせない名所、タージマハールへ。
入場を開始してからまだそこまで時間が経っていないのに、入り口には長蛇の列ができていました。
タージマハールに入場する時は、飲食物の持ち込みが禁止されています。飲み物に関してはチケット購入時に水がもらえるので、問題ありません。
ムガール時代の歴史を感じるレッドフォート。
アグラでの観光を終えたあとは、約2時間半かけ、列車でデリーへと向かいます。
●デリー●
チャンドニーチョークでは、多くの露店が軒を連ね、様々な雑貨を販売しています。お土産を買うならここがおすすめです。
混沌の国、インド。クラクションが鳴り止まない道路、値段のないお店。全ての常識が驚きの連続でしたが、なんと見事にインド大好きになって帰国した私でした。
<シャトルンジャヤ山>★★★
登るのはとても大変ですが、頂上の寺院は一見の価値あり。
<ラニキ・ヴァヴ>★★★★★
地下に行くに連れ、神秘的な雰囲気が漂います。
<タージマハール>★★★★
サリーを着て入場しすれば、気分はマハラジャ!
(2015年11月 酒井優紀)
行ったらやみつきになって帰ってくる人と、もう絶対行かないと拒絶して帰ってくる人と、
好みがふたつに分けるとよく言われていますが、果たして私はどちらになるのか・・・・・もしくはどちらにも当てはまらないのか・・・
アーメダバード2泊→ウダイプール1泊→ジャイプール2泊→アグラ1泊→デリー1泊
という9日間の行程で、西から北へ周遊してきました。
●アーメダバード●
日本からアーメダバードまでは、直行便は飛んでいないのでデリーから国内線に乗り換えて向かいます。
今回はエアインディアを利用したので、午前中に日本を出発し、その日の夜にはアーメダバードへ到着。乗り換え時の荷物もスルーなので楽ちんです。
<2日目>
朝7:30 ホテル出発
パリタナ近くにあるシャトルンジャヤ山へ向かいます。
ヒンドゥー教の聖地のほとんどが水辺にあるのに対して、ジャイナ教の聖地はというと、山の上にあります。
ジャイナ教徒が一生に一度は巡礼をするといわれる最大規模の山岳寺院都市がこのシャトルンジャヤ山で、ここまではアーメダバード市内から車で片道5時間かけて向かいます。
山のふもとに着き、ここで驚愕の事実をガイドさんから知りました。
この山のふもとから頂上の寺院まで行くには、5000段もの階段を登らなくてはいけないのです。
比較対象がないのでいまいちどのくらい長い道のりなのか分かりづらいですが、
時間に換算すると、行きだけで2時間半かかります。どんなに早い人でも1時間半はかかります。ただ、歩くのが嫌な人は、人力車で担いでくれるサービスもあるので、それを利用すれば問題ありません。
途中何度も足を止め、休憩してはまた登り、それを繰り返してやっとの思いで頂上に着いたものの、ここでまた驚愕の事実をガイドさんより知りました。
頂上では写真撮影が一切禁止なのです。こんなに苦労してたどり着いたのに、、、
写真でお伝えできないのが非常に残念ですが、頂上の寺院は大小920も立ち並んでいて、床はどこも大理石を使っています。壮大で優美で、美しく繊細な彫刻は今まで見た寺院の中で一番綺麗でした。
太陽に照らされ光り輝く寺院はとても神々しく、疲れを忘れ思わず拝んでしまいました。
徹底した「非殺生」を貫いているジャイナ教。彼らは口にするものに非常に気を使っていて、日常生活の中であらゆる生物(動物、植物)を殺したり、誤って傷つけたりしないように細心の注意を払います。その徹底ぶりは恐ろしいもので、動物はもちろん、なんと植物(根菜)さえも口にしないのです。
その思想を貫くために、職業選択として農業や林業、軍人を忌避するので、ほとんどのジャイナ教徒が商人となり、その蓄えた資産を寺院の建立や維持にあてて功徳を積もうとします。そのため少ない教徒数のわりには、寺院の数がきわめて多く、また立派であることが特徴として挙げられます。
シャトランジャ山の寺院の建築のスタイルは北方型ですが、マンダパの屋根が、小さな鐘状の突起を伏せて並べ、全体に45度振ったような方形屋根が多用されているのと、四面像をまつる四面堂がところどころにあります。
階段を下りながら、街並みを一望できます。
<3日目>
この日はアーメダバード市内観光へ。
まずはアーメダバード最大のモスク、ジャーマ・マスジットへ。
集団礼拝のための金曜モスクで、入り口はこじんまりしていますが、中へ入ると広大な中庭が目の前に広がります。
礼拝堂の中には細やかに装飾された260本もの柱が並んでいます。
朝の光に照らされてよりいっそう輝いて見えました。
アーメダバード駅近くにある大建築の井戸、ダーダ・ハリ階段井戸。井戸の深さは20mもあります。
アダーラジの階段井戸。規模が大きく、保存状態も非常に良いので、繊細で綺麗な彫刻を当時の状態のまま見学することができます。
井戸の周囲まで下りると、空気はひんやりしていて、涼しいのです。
ラニキ・ヴァヴ
世界遺産にもなっているこの壮大な階段井戸は、11世紀にパタン王妃の命により王の記念碑として建造されました。度重なる洪水によって数世紀にわたり、土砂で覆われていたこともあり、保存状態はきわめて良いです。
道端で出会った現地の人々。
車で約4時間かけ、ウダイプールへ移動。
●ウダイプール●
夜の街並みはカラフルでロマンチック。
<4日目>
この日はウダイプール市内から車で約2時間かけ、クンバルガール城へ向かいます。
世界遺産になった6つの城のひとつで、ウダイプールから北西に約80km、標高1,100mを越える山の頂上に位置しています。
1周10kmを越える城壁内は非常に広く、宮殿以外にも多数の寺院が点在しています。
この日は列車で約7時間かけて、ウダイプールからジャイプールへ向かいます。
乗客リストに自分の名前が載っているか確認してから乗車します。スーツケースなどの大きな荷物は座席の上のスペースに置くことができます。
11/11のこの日は、インド3大祭りのひとつであるディワーリー(Diwali)が開催されていました。
ヒンドゥー教の新年のお祝いをする、別名「光のフェスティバル」とも呼ばれるこのお祭りは、インドのクリスマスのような催しです。街中が光で装飾され、爆竹や花火が夜通し鳴り止みません。
●ジャイプール●
<5日目>
この日はジャイプール市内観光です。
風の宮殿を見学した後は、アンベール城へ向かいます。
入り口までは象さんに乗って入場します。
掴まっていないと振り落とされてしまう程、激しく揺れるので、乗る際は最新の注意が必要です。
象さんの渋滞発生。
ジャイ・マンディル(勝利の間)の壁面には、鏡をちりばめた幾何学的な模様の装飾が施され、細かくて繊細な造りは美しくて魅了されること間違いなしです。
かつてこの鍋でカレーを作っていたんだとか。
ジャンタル・マンタル(天文台)。インド国内には5ヶ所に天文台が設置されていますが、ジャイプールのものが最大規模となっています。
<6日目>
●アグラ●
朝8:00 ホテル出発。ジャイプールからアグラまで車で向かいます。途中、チャンドバオリとファティプールシクリを見学しました。
チャンドバオリは細かい階段がびっしりと壁に沿うように造られ、逆ピラミッドのような形をしています。中央の底には井戸があり、のぞいてみたくなりますが、残念ながら中に入ることはできません。
赤砂岩で造られたこの城跡は完成後、水不足によりわずか14年廃都とされてしまいました。そのため、傷んだ所が少なく、当時のままの姿が残っています。
<7日目>
この日はサリーに着替え、アグラ観光で欠かせない名所、タージマハールへ。
入場を開始してからまだそこまで時間が経っていないのに、入り口には長蛇の列ができていました。
タージマハールに入場する時は、飲食物の持ち込みが禁止されています。飲み物に関してはチケット購入時に水がもらえるので、問題ありません。
ムガール時代の歴史を感じるレッドフォート。
アグラでの観光を終えたあとは、約2時間半かけ、列車でデリーへと向かいます。
●デリー●
チャンドニーチョークでは、多くの露店が軒を連ね、様々な雑貨を販売しています。お土産を買うならここがおすすめです。
混沌の国、インド。クラクションが鳴り止まない道路、値段のないお店。全ての常識が驚きの連続でしたが、なんと見事にインド大好きになって帰国した私でした。
<シャトルンジャヤ山>★★★
登るのはとても大変ですが、頂上の寺院は一見の価値あり。
<ラニキ・ヴァヴ>★★★★★
地下に行くに連れ、神秘的な雰囲気が漂います。
<タージマハール>★★★★
サリーを着て入場しすれば、気分はマハラジャ!
(2015年11月 酒井優紀)
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