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- 遺跡・紅茶畑・ビーチリゾート あなたの好みはどれですか? スリランカ13都市周遊7泊9日の旅
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エリア:
- アジア>スリランカ>ポロンナルワ
- アジア>スリランカ>シギリア
- アジア>スリランカ>ゴール
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 動物
- 投稿日:2017/01/13 14:25
インドの右下にある北海道の3分の2くらいの大きさの島国。
その形は、まるで涙のようです。
今回はこの小さな国、スリランカにギュッとつめこまれている魅力をお伝えします。
【日程】
1日目:成田→コロンボ【ニゴンボ泊】
2日目:ニゴンボ→アヌラーダプラ【シギリア泊】
3日目:シギリア→ポロンナルワ【シギリア泊】
4日目:ダンブラ→キャンディ【マドゥケレ泊】
5日目:ピンナワラ→キャンディ【キャンディ泊】
6日目:キャンディ→アダムスピーク→ヌワラエリヤ【エッラ泊】
7日目:エッラ→ゴール【ヒッカドワ泊】
8日目:ヒッカドワ→コロンボ【機中泊】
9日目:コロンボ→成田
●スリランカに行ったら外せない世界遺産「シギリアロック」
スリランカに行ったら訪れるスポットとして欠かせないのはここ、シギリアロックです。シギリアロックは自分の父親を殺してしまった王様が自責の念にかられてつくられた宮殿。南北約400m、高さ約180mの宮殿は、どのようにつくられたのか今現在も謎が多く残っています。
私が訪れたときはあいにくの雨でしたが、それでもそびえたつシギリアロックは圧巻でした。頂上までは1210の階段を登ります。シギリアレディは1年程前から写真撮影が不可になっているようです。
●最古の王都「アヌラーダプラ」
イスルムニヤ寺院
イスルムニヤ寺院はスリランカで最も古いと言われているお寺です。スリー・マハー菩薩樹と同じように、スリランカ人にとって神聖で大切な場所です。
スリー・マハー菩薩樹
アヌラーダプラは約2500年前に王が都を置いたスリランカ最古の王都です。
その中でもスリー・マハー菩薩樹は世界に現存する最も古い菩薩樹と言われています。シンハラ人にとってこの菩薩樹は神聖で大切なもの。日本人が神社にお祈りにいくように、シンハラ人も重要なこと(試験の前、出産前etc…)の前にはここを訪れお祈りをし、うまくいったらお礼のために戻ってきます。
●第2の王都 ポロンナルワ
ポロンナルワはシンハラ王朝2番目の都です。巨大な一枚岩に刻まれた仏像「ガル・ヴィハーラ」はもちろん、巨大な寺院や仏舎利など、全部をみてまわると1日かかります。自転車遺跡巡りサイクリングもおすすめです。
上の4枚の仏像全てが巨大な一枚岩に刻まれているのです。
●ダンブラ石窟寺院
約2000年前から信仰を集めてきた石窟寺院です。巨大な洞窟は時代とともにいくつもの層がつくられてきました。合わせて100以上の仏像が置かれていて、ひとつひとつじっくりみていくと作り手の思いが伝わってくるようです。寺院に登る途中からは天気がよければシギリアロックを見ることができます。
●最後の王都 キャンディ
キャンディはシンハラ王朝最後の王都で、街全体が世界遺産になっている都市です。仏歯寺がおかれている場所でもあります。またイギリスの影響も多く受けた土地で、西洋風の建物も多いので古代のスリランカの雰囲気と西洋が混ざり合った独特な雰囲気が魅力です。
仏歯寺では、たまたまプージャ(お祈り)の時間に訪れることができ、金色に輝く仏歯寺を見ることができました。また、その時間にしか開かれない仏像の部屋や図書館も見学することができました。
ペラヘラ祭でも披露されるキャンディアンダンス。10種類以上のダンスがあり中にはバク転をしたりファイアーダンスをしたり迫力満点です。
[img0527jpg]
【番外編②】サリー試着体験をしてみました
スリランカ風の着こなしとインド風の着こなし、どちらも体験できました。
写真はインド風です。スリランカ風はあまりにも似合っていないのでのせられません。
●ゾウの赤ちゃんが保護されている ピンナワラ
キャンディから車で1時間程の距離にある村、ピンナワラにはなんらかの事情で両親を失ったゾウの赤ちゃんが保護されている孤児院があります。何十頭の赤ちゃんゾウが水浴びをする様子はとてもかわいらしいです。また、ゾウに哺乳瓶をあげる体験をすることもできます。孤児院で通常、ゾウさんと一緒に写真撮影をすることは禁止されているので要注意です。
●紅茶畑と高原地帯(マドゥケレ・ヌワラエリヤ・エッラ)
一面に広がる紅茶畑や緑が広がる高原地帯は、同じスリランカでも今まで訪れたエリアとはまた違う雰囲気を感じられるエリアです。
ヌワラエリヤは観光地としても有名ですが、実はその周辺に日本ではまだまだ知られていない2つのエリアがあります。マドゥケレとエッラです。両方とも欧米からの観光客が多く、現在注目されているエリアです。
①マドゥケレ
マドゥケレはキャンディから車で1時間程の所にある紅茶畑が広がる村。
その中の【MADULKELLE TEA & ECO LODGE】は全ての部屋がテントタイプのロッジになっており、ホテルまではトゥクトゥクで移動します。そこまでの道程やホテルは紅茶畑で囲まれており、緑豊かな景色が見られます。レストランでは、ホテルで栽培している野菜をふんだんに使用したオーガニックなメニューがそろいます。紅茶畑に囲まれて、時間がゆっくりと流れるひとときをお過ごしください。
②エッラ
キャンディから列車で3時間程に位置するエッラは今欧米からも人気を集めるホットなエリア。周りは紅茶畑や森に囲まれた自然いっぱいの土地です。リトルアダムスピークとよばれる山にトレッキングに行ったり、観光したりとエッラでできるアクティビティがたくさんあるので長期滞在の方もあきることはありません。
そこにある【98 acres resort & spa】はエッラのラグジュアリーホテルです。全ての部屋がロッジタイプになっていてゆっくりとした時間が流れます。バルコニーからもリトルアダムスピークや木々を眺められます。外を歩いているときは自然に囲まれた空間でリフレッシュできるはず。スパのメニューも豊富に取り揃えてあります。
●ゴール
ゴールは植民地時代の雰囲気が色濃く残る港町。旧市街を歩くとオランダ統治時代の名残りがみられます。夕暮れは街全体がオレンジ色に染まり、ノスタルジックな雰囲気につつまれます。ゴールなどの南西海岸を訪れたらマングローブボートサファリもおすすめです。
また、ゴールからコロンボまでは海岸沿いを走る列車が通っています。日本では信じられませんが、ドアは走っているときもカギがかからず開閉自由なので、そんな地元気分も味わうことができます。
シギリアロック ★★★★★ スリランカのハイライトは外せません
アヌラーダプラ ★★★★ 遺跡好きの方は外せません
ポロンナルワ ★★★★ ここに行くならぜひ1日観光を
ダンブラ ★★★★ お気に入りの仏像を探してみては?
キャンディ ★★★★★ 仏歯寺とキャンディアンダンスはぜひ堪能してください
ピンナワラ ★★★★★ かわいいゾウの赤ちゃんに癒されてください
高原地帯 ★★★★★ 紅茶畑が続く風景と自然いっぱいの土地が続きます
ゴール ★★★★ ノスタルジックな雰囲気は最高です
(2016年11月 若狭由希)
その形は、まるで涙のようです。
今回はこの小さな国、スリランカにギュッとつめこまれている魅力をお伝えします。
【日程】
1日目:成田→コロンボ【ニゴンボ泊】
2日目:ニゴンボ→アヌラーダプラ【シギリア泊】
3日目:シギリア→ポロンナルワ【シギリア泊】
4日目:ダンブラ→キャンディ【マドゥケレ泊】
5日目:ピンナワラ→キャンディ【キャンディ泊】
6日目:キャンディ→アダムスピーク→ヌワラエリヤ【エッラ泊】
7日目:エッラ→ゴール【ヒッカドワ泊】
8日目:ヒッカドワ→コロンボ【機中泊】
9日目:コロンボ→成田
●スリランカに行ったら外せない世界遺産「シギリアロック」
スリランカに行ったら訪れるスポットとして欠かせないのはここ、シギリアロックです。シギリアロックは自分の父親を殺してしまった王様が自責の念にかられてつくられた宮殿。南北約400m、高さ約180mの宮殿は、どのようにつくられたのか今現在も謎が多く残っています。
私が訪れたときはあいにくの雨でしたが、それでもそびえたつシギリアロックは圧巻でした。頂上までは1210の階段を登ります。シギリアレディは1年程前から写真撮影が不可になっているようです。
シギリアロックまで続く長い道
今もきれいに残るミラーウォール
昔はライオンの頭や身体もあったと言われているが現在もみつかっていない
1210の階段を登りきりました!
●最古の王都「アヌラーダプラ」
イスルムニヤ寺院
イスルムニヤ寺院はスリランカで最も古いと言われているお寺です。スリー・マハー菩薩樹と同じように、スリランカ人にとって神聖で大切な場所です。
アヌラーダプラ代表石像のひとつ「恋人の像」
スリー・マハー菩薩樹
アヌラーダプラは約2500年前に王が都を置いたスリランカ最古の王都です。
その中でもスリー・マハー菩薩樹は世界に現存する最も古い菩薩樹と言われています。シンハラ人にとってこの菩薩樹は神聖で大切なもの。日本人が神社にお祈りにいくように、シンハラ人も重要なこと(試験の前、出産前etc…)の前にはここを訪れお祈りをし、うまくいったらお礼のために戻ってきます。
スリー・マハー菩薩樹
●第2の王都 ポロンナルワ
ポロンナルワはシンハラ王朝2番目の都です。巨大な一枚岩に刻まれた仏像「ガル・ヴィハーラ」はもちろん、巨大な寺院や仏舎利など、全部をみてまわると1日かかります。自転車遺跡巡りサイクリングもおすすめです。
ブッダ坐像
僧院窟
ブッダ立像または弟子のアーナンダ
ブッダ涅槃層
上の4枚の仏像全てが巨大な一枚岩に刻まれているのです。
●ダンブラ石窟寺院
約2000年前から信仰を集めてきた石窟寺院です。巨大な洞窟は時代とともにいくつもの層がつくられてきました。合わせて100以上の仏像が置かれていて、ひとつひとつじっくりみていくと作り手の思いが伝わってくるようです。寺院に登る途中からは天気がよければシギリアロックを見ることができます。
何十体もの仏像が置かれている
美しい壁画も残されている
【番外編】ホロスコープ(占星術)で占ってもらいました
●最後の王都 キャンディ
キャンディはシンハラ王朝最後の王都で、街全体が世界遺産になっている都市です。仏歯寺がおかれている場所でもあります。またイギリスの影響も多く受けた土地で、西洋風の建物も多いので古代のスリランカの雰囲気と西洋が混ざり合った独特な雰囲気が魅力です。
仏歯寺では、たまたまプージャ(お祈り)の時間に訪れることができ、金色に輝く仏歯寺を見ることができました。また、その時間にしか開かれない仏像の部屋や図書館も見学することができました。
ブッダの歯が奉られている仏歯寺
ここはプージャの時間のみ開かれる
【番外編】キャンディアンダンスショー
ペラヘラ祭でも披露されるキャンディアンダンス。10種類以上のダンスがあり中にはバク転をしたりファイアーダンスをしたり迫力満点です。
[img0527jpg]
【番外編②】サリー試着体験をしてみました
スリランカ風の着こなしとインド風の着こなし、どちらも体験できました。
写真はインド風です。スリランカ風はあまりにも似合っていないのでのせられません。
●ゾウの赤ちゃんが保護されている ピンナワラ
キャンディから車で1時間程の距離にある村、ピンナワラにはなんらかの事情で両親を失ったゾウの赤ちゃんが保護されている孤児院があります。何十頭の赤ちゃんゾウが水浴びをする様子はとてもかわいらしいです。また、ゾウに哺乳瓶をあげる体験をすることもできます。孤児院で通常、ゾウさんと一緒に写真撮影をすることは禁止されているので要注意です。
ゾウの赤ちゃんの水浴び見学
カメラにむかってポーズしてくれました
おうちに帰ります
●紅茶畑と高原地帯(マドゥケレ・ヌワラエリヤ・エッラ)
一面に広がる紅茶畑や緑が広がる高原地帯は、同じスリランカでも今まで訪れたエリアとはまた違う雰囲気を感じられるエリアです。
ヌワラエリヤは観光地としても有名ですが、実はその周辺に日本ではまだまだ知られていない2つのエリアがあります。マドゥケレとエッラです。両方とも欧米からの観光客が多く、現在注目されているエリアです。
①マドゥケレ
マドゥケレはキャンディから車で1時間程の所にある紅茶畑が広がる村。
その中の【MADULKELLE TEA & ECO LODGE】は全ての部屋がテントタイプのロッジになっており、ホテルまではトゥクトゥクで移動します。そこまでの道程やホテルは紅茶畑で囲まれており、緑豊かな景色が見られます。レストランでは、ホテルで栽培している野菜をふんだんに使用したオーガニックなメニューがそろいます。紅茶畑に囲まれて、時間がゆっくりと流れるひとときをお過ごしください。
テントタイプの室内 静かでゆっくりとした時間が流れる
紅茶畑の中に転々とロッジがある
朝は地元の人々が紅茶摘みをしている風景も
畑でとれたほうれん草を利用したスープ
②エッラ
キャンディから列車で3時間程に位置するエッラは今欧米からも人気を集めるホットなエリア。周りは紅茶畑や森に囲まれた自然いっぱいの土地です。リトルアダムスピークとよばれる山にトレッキングに行ったり、観光したりとエッラでできるアクティビティがたくさんあるので長期滞在の方もあきることはありません。
そこにある【98 acres resort & spa】はエッラのラグジュアリーホテルです。全ての部屋がロッジタイプになっていてゆっくりとした時間が流れます。バルコニーからもリトルアダムスピークや木々を眺められます。外を歩いているときは自然に囲まれた空間でリフレッシュできるはず。スパのメニューも豊富に取り揃えてあります。
エッラに向かう前のティーファクトリーで食べたカレー
美しい景色が広がります
部屋も広々としています
石でつくられた壁が美しい
●ゴール
ゴールは植民地時代の雰囲気が色濃く残る港町。旧市街を歩くとオランダ統治時代の名残りがみられます。夕暮れは街全体がオレンジ色に染まり、ノスタルジックな雰囲気につつまれます。ゴールなどの南西海岸を訪れたらマングローブボートサファリもおすすめです。
また、ゴールからコロンボまでは海岸沿いを走る列車が通っています。日本では信じられませんが、ドアは走っているときもカギがかからず開閉自由なので、そんな地元気分も味わうことができます。
ゴールの海岸にて
街のランドマークのひとつである灯台
マングローブボートサファリ
バードウォッチングをすることもできます
コロンボまで列車でむかいます
親切にしてくれた地元のおばあさん
列車から見える風景
シギリアロック ★★★★★ スリランカのハイライトは外せません
アヌラーダプラ ★★★★ 遺跡好きの方は外せません
ポロンナルワ ★★★★ ここに行くならぜひ1日観光を
ダンブラ ★★★★ お気に入りの仏像を探してみては?
キャンディ ★★★★★ 仏歯寺とキャンディアンダンスはぜひ堪能してください
ピンナワラ ★★★★★ かわいいゾウの赤ちゃんに癒されてください
高原地帯 ★★★★★ 紅茶畑が続く風景と自然いっぱいの土地が続きます
ゴール ★★★★ ノスタルジックな雰囲気は最高です
(2016年11月 若狭由希)
- 「地上の天国見つけてきました。岩と海を両方楽しむ旅はいかがでしょう」
-
エリア:
- アジア>スリランカ>シギリア
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産
- 投稿日:2016/01/05 14:28
今回以上に私にドストライクな旅行先があるだろうか。いや、あるまい。
本当に私の好きなものしか無い旅であった。なので、もしこの旅行記を読んで心の琴線が少しでも震えた方には、是非私と同じルートで旅行に行っていただきたい。
美しい涅槃仏に出会い、絶品の海に包まれ、文化と自然、バックパッカーとリゾート気分をふんだんに盛り込んだ今回の旅行先、スリランカとモルディブ。
モルディブ行くなら、スリランカに寄らなきゃもったいない!
リア充アイランドと思われがちなモルディブで、(出発前まで私もそう思っていた)あの場にいた誰よりも楽しんだ自信のある私。
スリランカでも涅槃仏の前、シギリアロックの頂上で小一時間座り続けた私。
女子旅、一人旅にも是非お勧めしたいです!
反リア充実(※仕事や恋愛全てが充実している人のことをリア充と言うらしいですよ。住みにくい世の中ですね)な私が行く、素敵な涅槃仏、孤独な王様、この世のものとは思えない海に出会う旅、どうぞ皆様のご旅行の参考になりますように。
涅槃仏、それは釈迦が入滅する様子を仏像として表したものである。
何を隠そう、私は涅槃仏が大好きで、バンコクのワット・ポーを訪れた際には腰が砕けたという、まぁまぁ重度の患者なのである。
そんな涅槃仏フェチにはたまらない、なんと2000年以上もずっと大切にされている涅槃仏がスリランカにはあるらしい。
これは見たい・・!
と言うことで、ギュウギュウ詰めだった旅程にダンブッラ石窟寺院も追加してもらった。
実際行ってみて、その美しさに震えた。
窮屈な洞窟の中に、約14メートルの涅槃仏があるのですが、時間を感じさせない程、色がとっても鮮やか!
これはスリランカ独特の特徴らしいですが、足の裏が真っ赤に染められ、美しい花模様が書かれている。そしてその足元には、ブッダの十大弟子の1人であるアナンダの像があるのに感動!
常にブッダの傍でその説法を余すことなく聞き、後世へ伝えた彼が、今でもずっと傍で静かに座っているなんて素敵だと思いませんか?
(ちんぷんかんぷんな人は、聖☆おにいさんを読んで勉強しましょう)
ダンブッラは階段と坂を上った先にあるので、スニーカーで行くのがお勧めです。
そして、スリランカと言えば、一番有名なのがシギリアロック。
そして、今回の出張での一番の難所。
そう、私は高所恐怖症なのです。行った人はみんな口を揃えて「いや、全然問題ないですよ〜。階段めっちゃ古いし狭いですけどね!」と言う。
観覧車にも乗れない私には正直荷が重すぎる。ガイドさんにその旨を伝え、とりあえずいつでもリタイアさせてくれと約束を取り付け、往復約2時間のシギリア登石へ!
結果、それなりに怖いけど、登った先にはちゃんとそれを上回る素晴らしいものが待ってくれていました。
シギリヤレディに逢うために登る螺旋階段は、膝が震えるほどに怖かったけど、四つん這いでどうにか登り切り、そこに居並ぶ美女18人は流石の一言。この美女たちの正体は謎に包まれているが、黒人やアジア人らしき美女もいて、みんなとってもミステリアス美女!以前は500人もの美女が描かれていたというのだから、それはそれは圧巻な眺めであっただろうと感じる反面、こんな高い場所に絵を描いた職人魂にも心が震えました。
ジャングルの中にポツンと座っている巨大な岩山、シギリアロック。
権力に目がくらんだのか、父親を殺してまで王座についたカーパシャという王は、この巨大な岩山の頂上に王宮を建設した。最期は弟に殺されそうになり、自ら命を絶った王は、今でも狂気の王として語り継がれている。
「こんなジャングルに囲まれた寂しい場所に王宮を築き、家族にも嫌われ、彼はとても寂しい人だったのかも知れないですね。彼は孤独な王でした」
そんな前情報が吹っ飛ぶくらい、頂上は素敵な場所だった。
私が王様だったとしてもここに宮殿建てると思う。
風がよく吹いて、どこまでも静かな頂上からは、どこまでも見渡すことができる。
頂上には王様用のプールや、美女たちをはべらしていたハーレム室まであり、こんな素敵な場所に王宮を建てて、美女とプールに入っていたなんて、全然話に聞いていた「孤独な王」とはイメージが違うんだけど!
しかも彼はシギリアロックに登る時は、殿様の籠みたいなもので登っていたというのだから、かなり贅沢なリア充の部類に入るのではなかろうか。
とにかく私はこの場所がスリランカで一番好きだった。
彼がこんな場所に宮殿を建てるなんて、突拍子もないことを考えつかなかったら、私もこの素晴らしい景色に出会えていなかった。そう考えると、彼が実際にこの場所で何を思っていたかは今となっては知る由もないが、お父さんを殺してしまったことを悔やみながらも、キレイなお姉さんたちと静かにこの場で心穏やかに暮らしていたのだと信じたい。
さて、スリランカで仏像と王にメロメロになったあとは、大好きな海に出会うためにモルディブへ!!!
素潜り、ダイビング、サーフィン、ライフセービング、魚とり、ロックラグビー、海に関するものは大概大好きな私がモルディブ!しかも水上コテージ!
これは忙しくて充実した滞在になりそうだ!
いちゃいちゃする相手もいない一人旅、徹底的に海を楽しんでこようではないですか!
今回私は、「ジュメイラヴィッタベリ」と「コンスタンスムーフシ」の二つのリゾートを訪れました。どちらもとっても素敵なリゾートだったので、是非皆様にも訪れていただきたいです。
★ジュメイラヴィッタベリ
空港のあるマーレからスピードボートで約20分と、抜群のアクセスの良さでありながら、素晴らしいハウスリーフととっても居心地の良い雰囲気がここのリゾートのポイントです。
また、全ヴィラにプライベートプールがついており、全てのお部屋のプライバシーは、木を利用してさりげなく守られています。
水上ヴィラは、200平方メートルと非常に大きく、床にグラス窓は付いているし、まるで海に浸かっているように見えるプールはあるし、まさに天国!
そして噂に名高いハウスリーフを体験するため、さっそく海へ!
水上ヴィラからは直接海にアクセスでき、わくわくしながらいざジャンプイン!!
いやー、もう流石としか言いようのないほどに素晴らしいハウスリーフがそこには広がっていました。
水上ヴィラからすぐのところなので、泳力に自身の無い人でも問題ありません。
また、少し泳ぐとドロップオフがあるので、そこまで泳げばウミガメが見られることもあるそうです。
ジュメイラヴィッタベリは、スタッフが本当にフレンドリーで、その対応はディズニーランドのキャストのよう。
どう動いたらお客様が楽しく過ごせるかを常に考えて動いてくれるので、本当に居心地良く過ごすことができました。
もちろんレストランやスパも一流。まるで小さい村の中に住んでいるように滞在を楽しめる、アットホームな極上リゾートでした。
★コンスタンスムーフシ
マーレから水上飛行機で約25分のリゾート、コンスタンスムーフシ。
マーレで飛行機を待っている間は、コンスタンスリゾート専用のラウンジで飲み物や軽食をいただくことができます。
水上飛行機は運転席が丸見えな小さいもので、その外観はジブリ作品に出てきたものとそっくり。
空から見る海も絶品!こんなに美しい海があったなんて!
コンスタンスムーフシは、どちらかというと、賑やかなイメージ。
レストランだけでなく、バーのドリンクも無料だからでしょうか。みんなすごく自由に楽しそうにしていました。
そう、コンスタンスムーフシのポイントは、オールインクルーシブであること。
モルディブは一島一リゾートのため、お食事も必然リゾート内のホテルやバーで召し上がっていただくことになります。しかし、リゾートではビール一缶が約9ドル、昼食で約20〜40ドル、それにリゾート税などがかかります。しかし、ここではそんな心配は全くなし、朝昼晩の食事に加え、バーでの軽食やお食事時のアルコールを含むドリンク(一部除外有)、お部屋のミニバーなど全て料金に含まれています!また、お食事だけではなく、シュノーケリングセットやモーターを使わないウォータースポーツなども含まれていますので、追加代金を気にせず思い切り遊ぶことができるのです。
オールインクルーシブだから、お食事の質はそんなによくないんだろうな・・と思っていたのですが、もう本当に全て美味しいお食事でした!
日本のお客様だと、あまり長期で滞在される方はいらっしゃいませんが、一か月単位で滞在する方たちのために、オールインクルーシブには含まれていないレストランや、豊富なアクティビティもたくさん用意されており、お客様を飽きさせない工夫をそこかしこに感じることができました。
そんな中で、私はシュノーケルツアーとダイビング、サンライズヨガのアクティビティに参加させていただきました。
ヨガは写真が無いのですが、インドからやってきた先生がマンツーマンで教えてくれました。全身筋肉痛になりましたが、海と風の音を聞きながらするヨガは最高!
シュノーケリングツアーでは、リゾートからボートで15分程のポイントへ。
言葉を無くすような世界がそこには広がっていました。
ダイビングはハウスリーフで一本潜りましたが、大好きなウミウシも見つけ、こちらも大満足!
もし天国という場所があるのなら、こうあって欲しい。
携帯も音楽も本も必要無い。ただ海の上で過ごす、そんな夢のような時間がモルディブにはありました。
「ゆっくりしている暇なんて無いですよー!できるだけ色々な事を体験してこないともったいないですよ」と出発前に手配会社の方に言われていたが、現地のホテルマネージャーの方は「何もしないことを楽しんでくださいね。ただ座って海と風を感じるだけでいいんですよ。ここでは心が喜ぶままに過ごしてください」と言ってくださった。
何となく日本とモルディブの違いを感じた一言でしたが、どうしても、折角旅行に行ったなら様々なアクティビティに参加して、写真を撮りまくる事に重きを置きがちになってしまいますが、ここはそういう場所ではないようです。
出張で来させていただいている身の上のため、そんな事は許されませんが、できることならカメラもアイフォンも全部部屋に置いて、体全部で純粋にこの空気を楽しむのも最高の贅沢かもしれません。
今回、スリランカとモルディブという、近いけれども全然タイプの違う旅先へ行き、一気に二つの旅行ができたようなお得な気持ちになりました。
町のマーケットを見たり、岩山を登ったり、バックパッカー的な旅行の楽しみも満たされ、海の上で何もせずに波音を聞くというリゾート旅行の楽しみも満たされ、心身ともに本当にリセットされるのを感じました。
今日もシギリアロックの頂上には爽やかで静かな風が吹き、モルディブではあの美しい海が輝いているのかと思うだけで、今でも心がきらきらしてきます。
孤独な王が作った岩山の上の宮殿、母なる海が作り上げた極上の珊瑚と魚の楽園、そんな地上の天国に出会いに、次のご旅行先にはスリランカとモルディブのゴールデンコンビはいかがでしょうか。
シギリアロック ★★★★★
高所恐怖症でも何でも、登ってみれば価値がわかります。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
文句なしの極上リゾート。キッズクラブも充実しているので、ファミリーにもおススメ。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
オールインクルーシブでコスパ抜群。シーズンに行けば、マンタやジンベイにも会えます。
(2015年10月 大野史子)
本当に私の好きなものしか無い旅であった。なので、もしこの旅行記を読んで心の琴線が少しでも震えた方には、是非私と同じルートで旅行に行っていただきたい。
美しい涅槃仏に出会い、絶品の海に包まれ、文化と自然、バックパッカーとリゾート気分をふんだんに盛り込んだ今回の旅行先、スリランカとモルディブ。
モルディブ行くなら、スリランカに寄らなきゃもったいない!
リア充アイランドと思われがちなモルディブで、(出発前まで私もそう思っていた)あの場にいた誰よりも楽しんだ自信のある私。
スリランカでも涅槃仏の前、シギリアロックの頂上で小一時間座り続けた私。
女子旅、一人旅にも是非お勧めしたいです!
反リア充実(※仕事や恋愛全てが充実している人のことをリア充と言うらしいですよ。住みにくい世の中ですね)な私が行く、素敵な涅槃仏、孤独な王様、この世のものとは思えない海に出会う旅、どうぞ皆様のご旅行の参考になりますように。
さて、どこまでがプールでどこからが海でしょう
涅槃仏、それは釈迦が入滅する様子を仏像として表したものである。
何を隠そう、私は涅槃仏が大好きで、バンコクのワット・ポーを訪れた際には腰が砕けたという、まぁまぁ重度の患者なのである。
そんな涅槃仏フェチにはたまらない、なんと2000年以上もずっと大切にされている涅槃仏がスリランカにはあるらしい。
これは見たい・・!
と言うことで、ギュウギュウ詰めだった旅程にダンブッラ石窟寺院も追加してもらった。
ゴールデンブッダ
美しい足裏
壁画も美しい
実際行ってみて、その美しさに震えた。
窮屈な洞窟の中に、約14メートルの涅槃仏があるのですが、時間を感じさせない程、色がとっても鮮やか!
これはスリランカ独特の特徴らしいですが、足の裏が真っ赤に染められ、美しい花模様が書かれている。そしてその足元には、ブッダの十大弟子の1人であるアナンダの像があるのに感動!
常にブッダの傍でその説法を余すことなく聞き、後世へ伝えた彼が、今でもずっと傍で静かに座っているなんて素敵だと思いませんか?
(ちんぷんかんぷんな人は、聖☆おにいさんを読んで勉強しましょう)
ダンブッラは階段と坂を上った先にあるので、スニーカーで行くのがお勧めです。
菩提樹
そして、スリランカと言えば、一番有名なのがシギリアロック。
そして、今回の出張での一番の難所。
そう、私は高所恐怖症なのです。行った人はみんな口を揃えて「いや、全然問題ないですよ〜。階段めっちゃ古いし狭いですけどね!」と言う。
観覧車にも乗れない私には正直荷が重すぎる。ガイドさんにその旨を伝え、とりあえずいつでもリタイアさせてくれと約束を取り付け、往復約2時間のシギリア登石へ!
結果、それなりに怖いけど、登った先にはちゃんとそれを上回る素晴らしいものが待ってくれていました。
想像以上の美人
ライオンの入り口。今は足だけしか残っていないが、昔は頭まであったそう
昔は下部分の石の階段を利用していたらしい。命知らずだなぁ。
シギリヤレディに逢うために登る螺旋階段は、膝が震えるほどに怖かったけど、四つん這いでどうにか登り切り、そこに居並ぶ美女18人は流石の一言。この美女たちの正体は謎に包まれているが、黒人やアジア人らしき美女もいて、みんなとってもミステリアス美女!以前は500人もの美女が描かれていたというのだから、それはそれは圧巻な眺めであっただろうと感じる反面、こんな高い場所に絵を描いた職人魂にも心が震えました。
ジャングルの中にポツンと座っている巨大な岩山、シギリアロック。
権力に目がくらんだのか、父親を殺してまで王座についたカーパシャという王は、この巨大な岩山の頂上に王宮を建設した。最期は弟に殺されそうになり、自ら命を絶った王は、今でも狂気の王として語り継がれている。
「こんなジャングルに囲まれた寂しい場所に王宮を築き、家族にも嫌われ、彼はとても寂しい人だったのかも知れないですね。彼は孤独な王でした」
王宮跡
王様用のプール
頂上からの眺め
そんな前情報が吹っ飛ぶくらい、頂上は素敵な場所だった。
私が王様だったとしてもここに宮殿建てると思う。
風がよく吹いて、どこまでも静かな頂上からは、どこまでも見渡すことができる。
頂上には王様用のプールや、美女たちをはべらしていたハーレム室まであり、こんな素敵な場所に王宮を建てて、美女とプールに入っていたなんて、全然話に聞いていた「孤独な王」とはイメージが違うんだけど!
しかも彼はシギリアロックに登る時は、殿様の籠みたいなもので登っていたというのだから、かなり贅沢なリア充の部類に入るのではなかろうか。
とにかく私はこの場所がスリランカで一番好きだった。
彼がこんな場所に宮殿を建てるなんて、突拍子もないことを考えつかなかったら、私もこの素晴らしい景色に出会えていなかった。そう考えると、彼が実際にこの場所で何を思っていたかは今となっては知る由もないが、お父さんを殺してしまったことを悔やみながらも、キレイなお姉さんたちと静かにこの場で心穏やかに暮らしていたのだと信じたい。
狭い階段
さて、スリランカで仏像と王にメロメロになったあとは、大好きな海に出会うためにモルディブへ!!!
素潜り、ダイビング、サーフィン、ライフセービング、魚とり、ロックラグビー、海に関するものは大概大好きな私がモルディブ!しかも水上コテージ!
これは忙しくて充実した滞在になりそうだ!
いちゃいちゃする相手もいない一人旅、徹底的に海を楽しんでこようではないですか!
今回私は、「ジュメイラヴィッタベリ」と「コンスタンスムーフシ」の二つのリゾートを訪れました。どちらもとっても素敵なリゾートだったので、是非皆様にも訪れていただきたいです。
★ジュメイラヴィッタベリ
お出迎えの演奏
空港のあるマーレからスピードボートで約20分と、抜群のアクセスの良さでありながら、素晴らしいハウスリーフととっても居心地の良い雰囲気がここのリゾートのポイントです。
また、全ヴィラにプライベートプールがついており、全てのお部屋のプライバシーは、木を利用してさりげなく守られています。
水上ヴィラは、200平方メートルと非常に大きく、床にグラス窓は付いているし、まるで海に浸かっているように見えるプールはあるし、まさに天国!
水上ヴィラ
グラス窓
水上ヴィラ
プライベートプール
そして噂に名高いハウスリーフを体験するため、さっそく海へ!
水上ヴィラからは直接海にアクセスでき、わくわくしながらいざジャンプイン!!
いやー、もう流石としか言いようのないほどに素晴らしいハウスリーフがそこには広がっていました。
水上ヴィラからすぐのところなので、泳力に自身の無い人でも問題ありません。
また、少し泳ぐとドロップオフがあるので、そこまで泳げばウミガメが見られることもあるそうです。
ジュメイラヴィッタベリは、スタッフが本当にフレンドリーで、その対応はディズニーランドのキャストのよう。
どう動いたらお客様が楽しく過ごせるかを常に考えて動いてくれるので、本当に居心地良く過ごすことができました。
もちろんレストランやスパも一流。まるで小さい村の中に住んでいるように滞在を楽しめる、アットホームな極上リゾートでした。
★コンスタンスムーフシ
マンタかエイ
マーレから水上飛行機で約25分のリゾート、コンスタンスムーフシ。
マーレで飛行機を待っている間は、コンスタンスリゾート専用のラウンジで飲み物や軽食をいただくことができます。
水上飛行機は運転席が丸見えな小さいもので、その外観はジブリ作品に出てきたものとそっくり。
空から見る海も絶品!こんなに美しい海があったなんて!
水上飛行機
空から見た海
コンスタンスムーフシは、どちらかというと、賑やかなイメージ。
レストランだけでなく、バーのドリンクも無料だからでしょうか。みんなすごく自由に楽しそうにしていました。
そう、コンスタンスムーフシのポイントは、オールインクルーシブであること。
モルディブは一島一リゾートのため、お食事も必然リゾート内のホテルやバーで召し上がっていただくことになります。しかし、リゾートではビール一缶が約9ドル、昼食で約20〜40ドル、それにリゾート税などがかかります。しかし、ここではそんな心配は全くなし、朝昼晩の食事に加え、バーでの軽食やお食事時のアルコールを含むドリンク(一部除外有)、お部屋のミニバーなど全て料金に含まれています!また、お食事だけではなく、シュノーケリングセットやモーターを使わないウォータースポーツなども含まれていますので、追加代金を気にせず思い切り遊ぶことができるのです。
オールインクルーシブだから、お食事の質はそんなによくないんだろうな・・と思っていたのですが、もう本当に全て美味しいお食事でした!
日本のお客様だと、あまり長期で滞在される方はいらっしゃいませんが、一か月単位で滞在する方たちのために、オールインクルーシブには含まれていないレストランや、豊富なアクティビティもたくさん用意されており、お客様を飽きさせない工夫をそこかしこに感じることができました。
水上ヴィラ
お部屋のミニバーもオールインクルーシブ
夜はバーにてパフォーマンスも
そんな中で、私はシュノーケルツアーとダイビング、サンライズヨガのアクティビティに参加させていただきました。
ヨガは写真が無いのですが、インドからやってきた先生がマンツーマンで教えてくれました。全身筋肉痛になりましたが、海と風の音を聞きながらするヨガは最高!
シュノーケリングツアーでは、リゾートからボートで15分程のポイントへ。
言葉を無くすような世界がそこには広がっていました。
ダイビングはハウスリーフで一本潜りましたが、大好きなウミウシも見つけ、こちらも大満足!
もし天国という場所があるのなら、こうあって欲しい。
携帯も音楽も本も必要無い。ただ海の上で過ごす、そんな夢のような時間がモルディブにはありました。
「ゆっくりしている暇なんて無いですよー!できるだけ色々な事を体験してこないともったいないですよ」と出発前に手配会社の方に言われていたが、現地のホテルマネージャーの方は「何もしないことを楽しんでくださいね。ただ座って海と風を感じるだけでいいんですよ。ここでは心が喜ぶままに過ごしてください」と言ってくださった。
何となく日本とモルディブの違いを感じた一言でしたが、どうしても、折角旅行に行ったなら様々なアクティビティに参加して、写真を撮りまくる事に重きを置きがちになってしまいますが、ここはそういう場所ではないようです。
出張で来させていただいている身の上のため、そんな事は許されませんが、できることならカメラもアイフォンも全部部屋に置いて、体全部で純粋にこの空気を楽しむのも最高の贅沢かもしれません。
今回、スリランカとモルディブという、近いけれども全然タイプの違う旅先へ行き、一気に二つの旅行ができたようなお得な気持ちになりました。
町のマーケットを見たり、岩山を登ったり、バックパッカー的な旅行の楽しみも満たされ、海の上で何もせずに波音を聞くというリゾート旅行の楽しみも満たされ、心身ともに本当にリセットされるのを感じました。
今日もシギリアロックの頂上には爽やかで静かな風が吹き、モルディブではあの美しい海が輝いているのかと思うだけで、今でも心がきらきらしてきます。
孤独な王が作った岩山の上の宮殿、母なる海が作り上げた極上の珊瑚と魚の楽園、そんな地上の天国に出会いに、次のご旅行先にはスリランカとモルディブのゴールデンコンビはいかがでしょうか。
ヒトデちゃん、また会いましょう!
シギリアロック ★★★★★
高所恐怖症でも何でも、登ってみれば価値がわかります。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
文句なしの極上リゾート。キッズクラブも充実しているので、ファミリーにもおススメ。
ジュメイラヴィッタベリ ★★★★★
オールインクルーシブでコスパ抜群。シーズンに行けば、マンタやジンベイにも会えます。
(2015年10月 大野史子)
- アクティブ&リゾートがギュっと詰まった宝石箱のような島!よくばりスリランカの旅★
-
エリア:
- アジア>スリランカ>ダンブラ
- アジア>スリランカ>シギリア
- アジア>スリランカ>ゴール
- テーマ:買物・土産 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/01/04 17:37
6月上旬、キャセイパシフィック航空主催のファムツアーにてスリランカにご招待いただきました。
スリランカってどんなところ?と聞かれてもなかなか思い浮かばず、なんとなく紅茶がおいしいところ!というぼんやりしたイメージしかなかった私。なんて知識不足なんだ・・・
そんな私が今回スリランカの旅を通して、とびっきり楽しいスリランカの過ごし方を知ることができました!!!そして実は親日なお国であるスリランカ!
紅茶だけじゃない!スリランカの素晴らしさをぜひたくさんの方に知って頂きたいと思います。
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★香港乗り継ぎでコロンボへ!
途中の香港ではなんと6時間のトランジットが・・・!
この時間をどう過ごそうかと悩むところですが、
過ごし方としておすすめしたいのがキャセイパシフィック航空のラウンジ。
香港には空港内に6か所ものラウンジがあります。
美味しい担担麺に舌鼓を打つのもよし!シャワーを浴びてリフレッシュするもよし!
出発する飛行機をみながら優雅にシャンパンを飲むのもよし!
という素敵な時間を過ごせます。
(※ただしビジネスクラスご利用のお客様に限ります。)
香港で旅の楽しみを増やしてみるのもおすすめです。
そんなトランジットの時間を経て、いざスリランカへ!
入国手続きを済ませるときにSIMカードを無料でいただきました。
そして空港を出るとまさかの大雨でしたが、
そんな雨を吹き飛ばすくらい素敵な笑顔の現地オペレーターさんたちがお出迎え!
プルメリアの花をプレゼントしてくれました。
★遺跡巡りで歴史に触れる1日
この日、スリランカではポヤデーと呼ばれる満月の日。
スリランカの人々はこの日のために、たくさんの仏教を意味する旗と
ポヤデー用の飾りものを町中に装飾します。
そして正装である白い服を着て寺院などに参拝に行くそうです。
また祝日のため、お店はほとんどお休みとなりますが、
道端のいたるところで食べ物の無料配布が行われていました。
中にはアイスクリームや人気のクッキーなどの配布もあって大行列!
そんなポヤの日にダンブッラ遺跡とポロンナルワ遺跡へ!
いつもは空いているそうですが、この日は国内観光や
遺跡参拝に訪れるスリランカ人で大混雑でした。
最初にダンブッラ遺跡へ行きました。
ダンブッラ遺跡はなんと2000年以上前に造られたものと言われており、
5つにわかれた洞窟になっています。
洞窟の中はこんな窮屈なところにどうして!!と言いたくなるくらい
大きな仏像さんたちがたくさんいらっしゃる。
特に大きな涅槃物は足のうらに赤い模様が描かれているのが特徴だとか。
ちなみに、この洞窟まで辿り着くまでに階段や坂道を上るので
しっかり準備運動してから行くことをおすすめします!!!
あとイタズラ好きのお猿さんにもご注意ください。
続いてポロンナルワ遺跡へ。
ポロンナルワ遺跡は意外にとっても広いため、
私たちはバスで遺跡内をバスで移動しました。
こちらの遺跡はかつてシンハラ王朝の首都があった場所。
顔の部分を失った大きな仏像があったり、様々な彫刻が残るクワドンラングル、
巨大な岩に刻まれた美しい模様の3体の仏像など、
ライトアップされた夕暮れの遺跡群はとても神秘的でした。
こちらは17:30までに受付できれば入ることができますが、
それ以降になると入れないので注意です。
ライトアップされた遺跡もとてもきれいなのでおすすめです。
※ポヤの日は道路が渋滞するので注意が必要!
★シギリヤロックとともにアクティブな1日
翌日はスリランカのシンボル的存在、シギリヤロックへ!
今回宿泊したホテルシギリヤからは、なんとロビー正面より
美しいシギリヤロックを拝むことができる、とっておきの宿泊地!!!!
さらに!シギリヤロックまで車で10分程の距離という好立地!
このシギリヤロック付近は世界遺産区域のため、これ以上ホテルの建築ができなくなっているので、今回のホテルシギリヤともう一つのシギリヤビレッジの2つしかありません。
空いている早朝からシギリヤロックに登りたい!という方は是非ともこの2つのホテルで宿泊することをおすすめします。(シギリヤロックは朝7時から登れます!)
もちろん私たちも早朝7時から、いざシギリアロックへ!
シギリヤロックを登るには角度が急な階段を上らねばならないので
必ず歩きやすい靴で行くことをおすすめします!
(なんと多くのスリランカ人の方々は裸足でしたが...!笑)
頂上に行くまでにたくさんの見どころも!
まずはこちら!美しく残っているシギリアレディ。みんな美人。
そして足だけなのにこんなに大きいライオンロック。
もし、からだ全体あったらどれだけ大きいのだろうか・・・
ライオンロックの間の階段からは更に頂上を目指しますが、
高所恐怖症の人にはすでにお勧めできない感じの高さ・・・!
しかも足場が狭い階段、、ですがそれを頑張って登るとついに頂上がー!
天空の宮殿ともいわれるシギリヤロック。
まさにその名にふさわしい宮殿跡と雄大な360度パノラマ!!!!
こんなジャングル満載なところに宮殿を造ってしまうなんて。
歴史を遡ると、かつてこの宮殿を造った王様は弟から王の権利を勝ち得るために、
父親を殺し、弟をインドへ追放してまでこの宮殿を築いたとか。
どんな思いでこの景色をみていたのだろう・・・と思いつつも頂上の空気を満喫しました。
シギリヤに満足したあとはとってもお腹がすいたので
ジェットウィングヴィルウヤナにてスリランカ料理のランチ!
現地オペレーターさんを先生に食べ方を教えてもらいました。
最初はとても抵抗がありましたが、やってみるとなぜかとっても美味しく感じる!?
スリランカのカレーはサラっとしていますが豆、鶏肉、マンゴー、サツマイモ・・・など
種類豊富なカレーがいっぱいなのです!!!
さらにそのカレーたちをごはんや備え付けのお野菜や薬草や
カリカリのチップス的なものなどと手でまぜまぜして食べるのがこれまた美味しい!!!
出発前は食事でお腹壊したらやだなあ、なんて思って正露丸持ってきたのですが、これは食べ過ぎてお腹痛くなるパターンのが濃厚だと感じました。笑
★アーユルヴェーダで癒しの一日
打って変わって、この日はのんびりリゾート気分でアーユルヴェーダを体験してきました。
アーユルヴェーダは実はスリランカが発祥の地!
生命の(アーユル)科学(ヴェーダ)を意味します。
また、スリランカ発祥の本格的なアーユルヴェーダは
最初にドクターコンサルテーションが必ず入り、脈診をもとに体の状態を診ます。
その後診察内容をもとに医師の指示で施術となります。
ちなみに、ジェットウィングラグーンというホテルには
ドクターCTスキャンとも呼ばれる名医さんがいらっしゃって
脈診や顔色を診るだけですべてお見通し!?というナイススマイルな先生も。
こちがら噂のドクター。
ジェットウィングラグーンはながーい100mプールと静かなラグーンが広がる
バワ建築のリゾートホテル。
今回私はジェットウィングアーユルヴェーダパビリオンズという
アーユルヴェーダをメインとして滞在ができるホテルで施術を体験してきました。
これまた美人な女性ドクターに診察をしていただきました。
脈診だけなのに、こういう症状はない?大丈夫?と、
丁寧に診察していただきました。恐るべしスリランカドクター!
診察後は手際よくスタッフが施術の準備をし、
ドクターの指示で決められた薬草やオイルで全身を癒してくれます!
ベテランスタッフの方による施術はまるで天国・・・、あっという間の45分でした。
ちなみに本格的なところでは、アーユルヴェーダの中でも有名な
シロダーラ(今回は体験してませんが)と呼ばれるオイルを額に流す施術は、
雨の日や日が沈んでいる時間はできないそうです。
もし施術希望の場合はあらかじめ確認をしておくとよさそうです。
★旧市街でショッピングを満喫な一日!
この日は前日から宿泊したベントータからゴールへ移動!
アヴァニベントータホテルからは列車の駅が目と鼻の先!
バワ建築のスタイリッシュなホテルなので施設内のデザインを見ながら散策するのも楽しい。
そんなアヴァニベントータをあとにして、
大雨のせいで30分ディレイというマイペースな列車に乗車!
列車と列車の間の通路移動ができないので、駅の屋根があるホームから乗車予定の先頭車両まで雨の中を猛ダッシュしてギリギリ駆け込んだ車内はなんと・・・エアコン&フリーWIFI完備!!
さすが、スーパーラグジュアリーエクスプレス!
ベントータの浜辺から町中へと駆け巡る列車の旅は風も心地よくとってもおすすめ!
そんな列車に揺られて到着したゴール!
世界遺産にも登録されているゴール!
旧市街も美しい、見どころたくさんのゴール!
この美しい旧市街、20世紀半ばまではオランダやイギリスなどの植民地支配をされていたため、西洋文化を感じる建物が数多くあります。
2004年にあった津波では城壁のおかげで死者を出さずに済んだそうです。
この素晴らしい街並み、ずっと残っていてほしいと心から思いました。
また、ゴールの旧市街は街歩きにはとっても楽しい!
食事のお店もたくさんあって中には日本食レストランや
ガイドブックでよく目にするおみやげやさんも!
かわいい雑貨がそろうお土産屋さんが盛りだくさんで女子向きです!
その後、この日はコロンボへ。
道がとーーーっても混んでいたので夕方に到着!
コロンボはオフィスが多いので車で周りの町から通勤している人が多いらしい。
なので朝と夕方は大混雑!!!!車やバスでコロンボへ向かう日は渋滞時間も考えて予定を立てるのがベスト!
ここでは以前の大統領、J.R.ジャヤワルダナ氏の資料館へ。
日本での認知度はとても低いと思いますが、天皇陛下や皇太子様からの贈り物もあり日本との深いつながりをとても感じました。
実は、サンフランシスコ講和会議の際のジャヤワルダナ氏のスピーチによって日本は救われたと言っても過言ではないのです。
第二次世界大戦後の敗戦で日本の処遇を決めるこの会議、彼は仏陀の言葉で「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」と述べて各国の賛同を得たことにより、日本が国際社会への復帰をできたとか。
かなり簡略化して書いてしまいましたが、これはスリランカではとっても有名な話!
今の日本へと導くきっかけを作ってくれたジャヤワルダナ氏に、スリランカに、もっともっと感謝して、多くの人に知ってほしいと思いました。
そんなこんなであっという間のスリランカの旅!
スリランカのアラックというお酒がおいしくて忘れられない、私!
おいしいカレーが毎日でてくるスリランカが恋しい・・・!
アクティブに動きまわりたい人にも、食事を楽しみたい人にも、
リゾートを感じさせる場でゆったり癒されたい人も、
どんな要望にもこたえてくれるスリランカ!本当に素晴らしいです。
今回は体験してませんが、ホロスコープや宝石などもとっても有名なので、
女子旅にはもってこいです!もちろん男子旅にも!
是非今後の旅先候補にはスリランカを・・・☆
・シギリヤロック ★★★★★
(頂上の宮殿からの地上の景色が最高!世界が自分のものに!)
・ダンブッラ遺跡&ポロンナルワ ★★★★
(ポヤの日以外でゆっくり見るのがおすすめ!)
・アーユルヴェーダ体験★★★★★
(ドクター付きの本場の施術でリフレッシュ!)
・ゴール ★★★★
(旧市街の美しい街を満喫!)
(2015年6月 柳 舞美)
- スリランカ・モルディブ☆おひとり様ハネムーン
-
エリア:
- アジア>スリランカ>キャンディ
- アジア>スリランカ>シギリア
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/12/26 11:12
今回の出張で私が訪れることとなった国は、スリランカとモルディブ。
いつかハネムーンで…と、行くのを我慢していたモルディブに行くことになるとは。
それでは行ってきます!おひとり様ハネムーンっ☆☆☆
モルディブの首都マーレに行くためには、乗り継ぎが必要となる。乗り継ぎ地は、シンガポールやドバイ、ドーハ等々。マーレに到着する時間も様々なので、リゾートによっては、マーレで1泊して次の日にリゾート島に移動となる場合もあるので注意が必要である。
今回はスリランカ航空を利用。コロンボ乗り継ぎである。成田をお昼頃に出発し、マーレには夜遅くに到着するフライトである。こちらは、スピードボートで行くリゾートであれば同日にリゾート島に移動することが可能だ。
ただ、せっかくのハネムーン。どうせ乗り継ぎがあるなら、スリランカも楽しんじゃいましょう!
ということで、前半はスリランカを旅してきた。
<シギリヤロック>
スリランカで見逃せない世界遺産といえば、シギリヤロック。コロンボから車で約4時間。現在、スリランカはあらゆるところで道路工事をして渋滞が発生している。余裕をもった旅がおすすめである。道路状況はとてもよく、日本と同じように舗装されたきれいな車道を走ることができる。やたらと犬が飛び出してくるのでシートベルトは必須である。
シギリヤに近づくと広大な緑からシギリヤロックが顔を見せる。
頂上の王宮跡まで登り、降りてくるまで約2時間。たっぷりの運動だ。途中には、最も有名とも言えるシギリヤレディのフレスコ画をみることができる。かなり保存状態がよく、色鮮やかで美しかった。
<キャンディ>
スリランカのマーケットに行ってみたい、お買い物をしてみたいという方にお勧めなのはキャンディである。キャンディ市場に行けば洋服も果物も魚も化粧品も揃っている。賑やかでローカルな香りのするキャンディ市場は、行くだけでも面白い。その他の見どころとしては、仏歯寺とキャンディ湖がある。仏歯寺に行けば、スリランカは仏教の国なのだなということが改めて実感できる。その横にあるキャンディ湖は、夕方になるとカップルものんびりと散歩をしている。アイスを片手にゆっくりデートなんていうのも素敵かもしれない。
予想以上に盛り上がったのは、キャンディアンダンスショーである。バック宙したり、火の上を歩いちゃったり迫力満点であった。
<ヌワラエリア>
スリランカは暑い。という概念を吹っ飛ばしてくれる避暑地である。ホテルにエアコンはついていない。代わりにあるのはヒーターである。もちろん肌寒くてヒーターを使うこととなった。気温はおそらく15〜18度くらい。
町の中心から少し車を走らせると、一面紅茶畑が広がる。ひんやりとした空気と広がる緑の景色は気分をとてもリラックスさせてくれた。
スリランカを満喫したところで、いよいよモルディブへ。
コロンボでの雷雨で出発が遅れ、マーレについたのは0時近くだった。リゾート島にはそれぞれのリゾートタイムがあるので、島に到着すると、時計を1時間進めることとなり、真夜中に・・・。真っ暗で、しとしと雨の降る中とりあえず就寝。
翌朝、目の前に広がる景色をみて、天国に来てしまったのではないかと錯覚するのであった。
今回、3つのリゾートに滞在し、1つのリゾートを見学させていただいた。
アンサナ・イフル、バンヤンツリー・ヴァビンファル、ギリ・ランカンフシ、ザ・レジデンスの順番に紹介する。
<アンサナ・イフル>
北マーレ環礁にあり、マーレからはスピードボートで25分、一周7分くらいで周れてしまう小さなリゾート島である。バンヤンツリーの姉妹ブランドで、ナチュラル志向のリゾート。珊瑚の育成や、ウミガメの保護などに力を入れている。自然でありのままを愛するスタッフと、素朴な作りの建物が非常に心地よかった。
部屋は45室あり、ビーチフロントヴィラとジャグジー付ビーチフロントヴィラの2種類になる。ベッドルーム、ソファールーム、バスルーム、ビーチに繋がるサンデッキといった構造になっている。どの部屋からも真っ白なビーチにでることができるし、波も穏やかでとても静かだ。半屋外のバスルームもおしゃれである。青空を見ながらトイレに入れるし、ジャグジー付の部屋ならきれいな星空を見ながら露天風呂気分を味わえる。
また、アンサナ・イフルはスパルームを8つも完備している。バンヤンツリー系列なので、安心のスパである。スノーケリングで疲れた体は、ここでの贅沢なひと時で回復してしまうだろう。
食事は曜日によってビュッフェやセットメニューなどに変わる。おすすめは、モルディブ料理のバーベキューである。モルディブの海でとれた魚をその場で焼いてくれる。身がフワフワでおいしいし、日本人の口にもよく合う。
アンサナ・イフルで私が大好きになった点は、『人』であった。スタッフの気さくさ、温かさ、もてなしのバランスがとてもよく、ずっと一緒に過ごしていたいと思うほどであった。宿泊しているゲストも、ハネムーナーのみならず、ファミリーや友達同士、一人旅とさまざまで、どんな人でもアットホームに過ごせるリゾートはここだと感じた。
そして、一番印象的だったのは、1人で一週間ほど滞在していた女性が最後、離れたくないと涙しながらボートに乗っていくシーンだった。私は1日の滞在だったが、もらい泣きしそうになった。
<バンヤンツリー・ヴァビンファル>
アンサナ・イフルからボートで5分。系列のリゾートなので、見学をさせてもらった。一言で表現するならば、“ナチュラルだけどハイクオリティー”。こちらも水上ヴィラはなくビーチヴィラとなる。どの部屋にもジャグジーとプライベートプールがあり、部屋の間取りもユニークで楽しめる。違いは庭の広さのみとなる。アンサナ・イフルよりもグレードが高く、こちらはハネムーナー向きのリゾートである。
ビーチは相変わらず透明で美しく、浜から5メートルも進めば大きな魚の群れを見ることができる。実は海の魚が苦手という私も、桟橋や砂浜から余裕で観察ができた。5分見とれているだけで、私の左肩は衝撃的に日焼けをしてしまったので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須である。
アンサナ・イフルに滞在していても、追加代金を払えばバンヤンツリーで食事をとることも可能だそうなので(その逆は無料)、2つのリゾートが同時に楽しめるなんとも贅沢な環境である。
<ギリ・ランカンフシ>
開いた口が塞がらないとはこのことか!
実際に行って、滞在してみてください。
以上。
とは、言えないので説明する。
マーレからスピードボートで20分。北マーレ環礁にある。島一周は15分ほどだが、部屋は島から繋がる桟橋にあり、全水上コテージとなる。スピードボートで、「No News No Shoes」と書かれた袋を渡され、そこから素足の生活が始まる。
人工的なものは使わないというのがこのリゾートのコンセプトで、建物のほとんどは木で作られている。また、移動用の自転車も新しいものは竹で作られているという徹底ぶりだ。島には野菜畑もあり、リクエストすればそこでとれた野菜をランチで食べることもできる。
なんだかナチュラル志向すぎてサバイバルな香りがしてきたが、全くそんなことはないのでご安心を。
レストランは海辺で楽しめるメインレストランと、和食を提供している予約制レストラン、水上のバーレストランの3つがある。メインレストランでの夕食のビュッフェは何とも豪華であった。イタリア料理ではたくさんの種類の生パスタが選べたり、その横ではケバブを頼めたりと、世界各国の料理が並び、中心にはデザートの島が…。どの料理も美味しくて、ワインが進む。
ワインといえば、ギリ・ランカンフシには最大の魅力、洞窟型のワインセラーがある。毎日決まった時間にワインテイスティングと自家製チョコレートのツアーが行われている。今回は特別にプライベートでテイスティングをさせていただいた。ひんやりとしたワインセラーでおひとり様ワインテイスティング。なんて贅沢!!好みの味のワインを次々と出していただけた。チョコレートの味もパッションフルーツ、ラベンダー、スパイス、等々ワインに合わせておすすめを教えてくれる。ここに寝泊まりしたいと思った。
さて、皆さんが一番気になる(?)お部屋は、一番下のカテゴリーでもリビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、サンデッキ、屋上とかなり広い。面白いのは、バスルームの方がベッドルームよりも広いことだ。屋上では、天気が良ければ星空を眺めながらソファーベッドで寝ることも可能だ。たった1泊の滞在の私はすべての設備を片っ端から使うために常に部屋中を走り回っていた。1週間くらい滞在したらきっと、脳みそが溶けてしまうだろう。
あとは・・・、実際に行ってみて体験してください。それが一番。
<ザ・レジデンス・モルディブ>
ガーフアリフ環礁にある。行き方は、マーレから国内線で1時間。そこからスピードボートで15分ほど。
マーレからすぐ行けるリゾートとは違い、遠いだけに特別感に浸れるのが、この環礁の魅力である。
リゾートの規模は大きく部屋数も90以上ある。島一周も30分以上かかるので、自転車かバギーを呼んで移動するのが一番である。
部屋は大きく分けて2種類ある。ウォーターヴィラかビーチヴィラかである。水上にあるか、島にあるかで分かれ、さらにプールがあるか、デッキの広さがどうかなどでカテゴリーが変わる。部屋からビーチに歩いて行けて浜辺でのんびりというのも魅力的だし、水上ヴィラでデッキからいきなりスノーケリングに行けてしまうのも魅力的だ。
私が泊まったのはウォータープールヴィラ。プールの水より海水の方が温かかったので、魚に怯えながら泳いでみた。不恰好な姿は隣のヴィラのハネムーナーにしっかりと見られてしまったが、皆思い思いの時を過ごしていると感じられる瞬間であった。
レストランは、メインダイニングと水上レストラン、ビーチバーと3つある。昼食は、メインダイニングでアラカルトを頼んだ。トルティーヤとオレンジジュースで35ドルほどしてしまうのには驚きだ。部屋のジュース300mlは7ドル越えであった。これは、モルディブならどこでもそうである。島国なので空輸代が物凄く高いのだ。モルディブを思う存分楽しむために、絶対にFB(フルボード)かAI(オールインクルーシブ)にすることをおススメする。
imgB0149
(メインダイニング アラカルトメニュー)
レジデンスでぜひ行ってほしいのが水上レストランである。ディナータイムにオープンしていて、ドレスコードがある。記念日などに、ちょっとおしゃれをして、西洋料理のコースとワインでロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。もちろん味も見た目も大満足である。嗚呼、隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければなぁ〜。
モルディブで滞在している間、どのリゾートでも様々なエクスカーションが用意されている。無料のものもあるし、予約をして料金のかかるものもある。今回、レジデンスでは、ドルフィンツアーに参加させてもらった。
約2時間の航海。残念ながらイルカに会うことはできなかったが、船の屋根に乗せてもらい眺めは最高。海の風に当たりながら目の前に広がるインド洋と沈みゆく夕日を眺めていると、気分はまるでアラジン。本当に感動的だった。隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければ(2回目)。
そんなこんなで、私のスリランカ・モルディブおひとり様ハネムーンの旅が幕を閉じた。
モルディブ最終日、私の誕生日であったこともあり、レストランスタッフからケーキを、そして近くにいたゲストもHappy Birthdayと声を掛けてくれた。最高の日だった。
1人でも2人でもファミリーでも、また訪れたいと思う国。それがモルディブであった。
でも、今度は、おふたり様がいいなぁ。
【リゾートおすすめ度】
アンサナ・イフル☆☆☆☆
た戻って来たい、スタッフに会いたい、そんな気持ちになる温かいリゾート。
ギリランカンフシ☆☆☆☆☆
ハネムーンに最適。ヴィラも食事も大満足。行って確かめてください。
ザ・レジデンス☆☆☆☆
国内線で少し離れた環礁に。水上レストランと広がるインド洋でロマンチックなひと時を。
(2014年12月 鈴木美冬)
いつかハネムーンで…と、行くのを我慢していたモルディブに行くことになるとは。
それでは行ってきます!おひとり様ハネムーンっ☆☆☆
モルディブの首都マーレに行くためには、乗り継ぎが必要となる。乗り継ぎ地は、シンガポールやドバイ、ドーハ等々。マーレに到着する時間も様々なので、リゾートによっては、マーレで1泊して次の日にリゾート島に移動となる場合もあるので注意が必要である。
今回はスリランカ航空を利用。コロンボ乗り継ぎである。成田をお昼頃に出発し、マーレには夜遅くに到着するフライトである。こちらは、スピードボートで行くリゾートであれば同日にリゾート島に移動することが可能だ。
ただ、せっかくのハネムーン。どうせ乗り継ぎがあるなら、スリランカも楽しんじゃいましょう!
ということで、前半はスリランカを旅してきた。
<シギリヤロック>
スリランカで見逃せない世界遺産といえば、シギリヤロック。コロンボから車で約4時間。現在、スリランカはあらゆるところで道路工事をして渋滞が発生している。余裕をもった旅がおすすめである。道路状況はとてもよく、日本と同じように舗装されたきれいな車道を走ることができる。やたらと犬が飛び出してくるのでシートベルトは必須である。
シギリヤに近づくと広大な緑からシギリヤロックが顔を見せる。
頂上の王宮跡まで登り、降りてくるまで約2時間。たっぷりの運動だ。途中には、最も有名とも言えるシギリヤレディのフレスコ画をみることができる。かなり保存状態がよく、色鮮やかで美しかった。
(この頂上まで登る)
(艶やかなシギリヤレディ)
(日本語を学んでいるというスリランカ人女性と)
(ダンブラ石窟寺院)
(ダンブラ石窟寺院の子犬)
<キャンディ>
スリランカのマーケットに行ってみたい、お買い物をしてみたいという方にお勧めなのはキャンディである。キャンディ市場に行けば洋服も果物も魚も化粧品も揃っている。賑やかでローカルな香りのするキャンディ市場は、行くだけでも面白い。その他の見どころとしては、仏歯寺とキャンディ湖がある。仏歯寺に行けば、スリランカは仏教の国なのだなということが改めて実感できる。その横にあるキャンディ湖は、夕方になるとカップルものんびりと散歩をしている。アイスを片手にゆっくりデートなんていうのも素敵かもしれない。
予想以上に盛り上がったのは、キャンディアンダンスショーである。バック宙したり、火の上を歩いちゃったり迫力満点であった。
(キャンディ湖のお土産屋さん)
(キャンディアンダンスショー・迫力のファイヤーパフォーマンス)
(キャンディアンダンスショー・火の上を歩く)
(仏歯寺本堂)
<ヌワラエリア>
スリランカは暑い。という概念を吹っ飛ばしてくれる避暑地である。ホテルにエアコンはついていない。代わりにあるのはヒーターである。もちろん肌寒くてヒーターを使うこととなった。気温はおそらく15〜18度くらい。
町の中心から少し車を走らせると、一面紅茶畑が広がる。ひんやりとした空気と広がる緑の景色は気分をとてもリラックスさせてくれた。
(英国風の可愛らしいホテル・ヒルトップ)
(紅茶畑が広がる)
スリランカを満喫したところで、いよいよモルディブへ。
コロンボでの雷雨で出発が遅れ、マーレについたのは0時近くだった。リゾート島にはそれぞれのリゾートタイムがあるので、島に到着すると、時計を1時間進めることとなり、真夜中に・・・。真っ暗で、しとしと雨の降る中とりあえず就寝。
翌朝、目の前に広がる景色をみて、天国に来てしまったのではないかと錯覚するのであった。
(紅茶畑が広がる)
今回、3つのリゾートに滞在し、1つのリゾートを見学させていただいた。
アンサナ・イフル、バンヤンツリー・ヴァビンファル、ギリ・ランカンフシ、ザ・レジデンスの順番に紹介する。
<アンサナ・イフル>
北マーレ環礁にあり、マーレからはスピードボートで25分、一周7分くらいで周れてしまう小さなリゾート島である。バンヤンツリーの姉妹ブランドで、ナチュラル志向のリゾート。珊瑚の育成や、ウミガメの保護などに力を入れている。自然でありのままを愛するスタッフと、素朴な作りの建物が非常に心地よかった。
部屋は45室あり、ビーチフロントヴィラとジャグジー付ビーチフロントヴィラの2種類になる。ベッドルーム、ソファールーム、バスルーム、ビーチに繋がるサンデッキといった構造になっている。どの部屋からも真っ白なビーチにでることができるし、波も穏やかでとても静かだ。半屋外のバスルームもおしゃれである。青空を見ながらトイレに入れるし、ジャグジー付の部屋ならきれいな星空を見ながら露天風呂気分を味わえる。
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・ベッドルーム)
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・バスルーム)
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・ウェルカムフルーツ)
(ヴィラはビーチに繋がっている)
また、アンサナ・イフルはスパルームを8つも完備している。バンヤンツリー系列なので、安心のスパである。スノーケリングで疲れた体は、ここでの贅沢なひと時で回復してしまうだろう。
(アンサナスパのスタッフさんと)
食事は曜日によってビュッフェやセットメニューなどに変わる。おすすめは、モルディブ料理のバーベキューである。モルディブの海でとれた魚をその場で焼いてくれる。身がフワフワでおいしいし、日本人の口にもよく合う。
(昼食ビュッフェ・白身魚のバーベキューが美味しい)
アンサナ・イフルで私が大好きになった点は、『人』であった。スタッフの気さくさ、温かさ、もてなしのバランスがとてもよく、ずっと一緒に過ごしていたいと思うほどであった。宿泊しているゲストも、ハネムーナーのみならず、ファミリーや友達同士、一人旅とさまざまで、どんな人でもアットホームに過ごせるリゾートはここだと感じた。
そして、一番印象的だったのは、1人で一週間ほど滞在していた女性が最後、離れたくないと涙しながらボートに乗っていくシーンだった。私は1日の滞在だったが、もらい泣きしそうになった。
(アンサナ・イフル 気さくなリゾートスタッフの皆さんと)
<バンヤンツリー・ヴァビンファル>
アンサナ・イフルからボートで5分。系列のリゾートなので、見学をさせてもらった。一言で表現するならば、“ナチュラルだけどハイクオリティー”。こちらも水上ヴィラはなくビーチヴィラとなる。どの部屋にもジャグジーとプライベートプールがあり、部屋の間取りもユニークで楽しめる。違いは庭の広さのみとなる。アンサナ・イフルよりもグレードが高く、こちらはハネムーナー向きのリゾートである。
(ヴァビンファルプールヴィラ・ベッドルーム)
(ヴィラの敷地にマリオが!こんなことは珍しいという)
(ヴィラにはプライベートガーデンもある)
ビーチは相変わらず透明で美しく、浜から5メートルも進めば大きな魚の群れを見ることができる。実は海の魚が苦手という私も、桟橋や砂浜から余裕で観察ができた。5分見とれているだけで、私の左肩は衝撃的に日焼けをしてしまったので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須である。
アンサナ・イフルに滞在していても、追加代金を払えばバンヤンツリーで食事をとることも可能だそうなので(その逆は無料)、2つのリゾートが同時に楽しめるなんとも贅沢な環境である。
(砂浜の境目がわからないほど透明!)
(魚の群れは桟橋からでも見ることができる)
<ギリ・ランカンフシ>
開いた口が塞がらないとはこのことか!
実際に行って、滞在してみてください。
以上。
とは、言えないので説明する。
(ギリ・ランカンフシ ヴィラスイート)
マーレからスピードボートで20分。北マーレ環礁にある。島一周は15分ほどだが、部屋は島から繋がる桟橋にあり、全水上コテージとなる。スピードボートで、「No News No Shoes」と書かれた袋を渡され、そこから素足の生活が始まる。
(No News No Shoes)
人工的なものは使わないというのがこのリゾートのコンセプトで、建物のほとんどは木で作られている。また、移動用の自転車も新しいものは竹で作られているという徹底ぶりだ。島には野菜畑もあり、リクエストすればそこでとれた野菜をランチで食べることもできる。
なんだかナチュラル志向すぎてサバイバルな香りがしてきたが、全くそんなことはないのでご安心を。
レストランは海辺で楽しめるメインレストランと、和食を提供している予約制レストラン、水上のバーレストランの3つがある。メインレストランでの夕食のビュッフェは何とも豪華であった。イタリア料理ではたくさんの種類の生パスタが選べたり、その横ではケバブを頼めたりと、世界各国の料理が並び、中心にはデザートの島が…。どの料理も美味しくて、ワインが進む。
(夕食のビュッフェ 選び放題な生パスタ)
(デザートもたくさん!)
ワインといえば、ギリ・ランカンフシには最大の魅力、洞窟型のワインセラーがある。毎日決まった時間にワインテイスティングと自家製チョコレートのツアーが行われている。今回は特別にプライベートでテイスティングをさせていただいた。ひんやりとしたワインセラーでおひとり様ワインテイスティング。なんて贅沢!!好みの味のワインを次々と出していただけた。チョコレートの味もパッションフルーツ、ラベンダー、スパイス、等々ワインに合わせておすすめを教えてくれる。ここに寝泊まりしたいと思った。
さて、皆さんが一番気になる(?)お部屋は、一番下のカテゴリーでもリビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、サンデッキ、屋上とかなり広い。面白いのは、バスルームの方がベッドルームよりも広いことだ。屋上では、天気が良ければ星空を眺めながらソファーベッドで寝ることも可能だ。たった1泊の滞在の私はすべての設備を片っ端から使うために常に部屋中を走り回っていた。1週間くらい滞在したらきっと、脳みそが溶けてしまうだろう。
あとは・・・、実際に行ってみて体験してください。それが一番。
(ヴィラスイート・ベッドルーム)
(ヴィラスイート・リビングルーム)
(ヴィラスイート・サンデッキ)
(ヴィラスイート・屋上)
(スタッフさんと)
<ザ・レジデンス・モルディブ>
ガーフアリフ環礁にある。行き方は、マーレから国内線で1時間。そこからスピードボートで15分ほど。
マーレからすぐ行けるリゾートとは違い、遠いだけに特別感に浸れるのが、この環礁の魅力である。
リゾートの規模は大きく部屋数も90以上ある。島一周も30分以上かかるので、自転車かバギーを呼んで移動するのが一番である。
部屋は大きく分けて2種類ある。ウォーターヴィラかビーチヴィラかである。水上にあるか、島にあるかで分かれ、さらにプールがあるか、デッキの広さがどうかなどでカテゴリーが変わる。部屋からビーチに歩いて行けて浜辺でのんびりというのも魅力的だし、水上ヴィラでデッキからいきなりスノーケリングに行けてしまうのも魅力的だ。
私が泊まったのはウォータープールヴィラ。プールの水より海水の方が温かかったので、魚に怯えながら泳いでみた。不恰好な姿は隣のヴィラのハネムーナーにしっかりと見られてしまったが、皆思い思いの時を過ごしていると感じられる瞬間であった。
(プール付き水上ヴィラ)
(プール付き水上ヴィラ・リビングルーム)
(プール付き水上ヴィラ・ベッドルーム)
(プール付き水上ヴィラ・サンデッキ)
レストランは、メインダイニングと水上レストラン、ビーチバーと3つある。昼食は、メインダイニングでアラカルトを頼んだ。トルティーヤとオレンジジュースで35ドルほどしてしまうのには驚きだ。部屋のジュース300mlは7ドル越えであった。これは、モルディブならどこでもそうである。島国なので空輸代が物凄く高いのだ。モルディブを思う存分楽しむために、絶対にFB(フルボード)かAI(オールインクルーシブ)にすることをおススメする。
imgB0149
(メインダイニング アラカルトメニュー)
レジデンスでぜひ行ってほしいのが水上レストランである。ディナータイムにオープンしていて、ドレスコードがある。記念日などに、ちょっとおしゃれをして、西洋料理のコースとワインでロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。もちろん味も見た目も大満足である。嗚呼、隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければなぁ〜。
(水上レストラン・ファルフマー)
モルディブで滞在している間、どのリゾートでも様々なエクスカーションが用意されている。無料のものもあるし、予約をして料金のかかるものもある。今回、レジデンスでは、ドルフィンツアーに参加させてもらった。
約2時間の航海。残念ながらイルカに会うことはできなかったが、船の屋根に乗せてもらい眺めは最高。海の風に当たりながら目の前に広がるインド洋と沈みゆく夕日を眺めていると、気分はまるでアラジン。本当に感動的だった。隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければ(2回目)。
(ドルフィンツアーの船・屋根にも乗ることができる)
(屋根に乗ってみた。かなり揺れてスリル満点)
(インド洋に沈む夕日)
そんなこんなで、私のスリランカ・モルディブおひとり様ハネムーンの旅が幕を閉じた。
モルディブ最終日、私の誕生日であったこともあり、レストランスタッフからケーキを、そして近くにいたゲストもHappy Birthdayと声を掛けてくれた。最高の日だった。
1人でも2人でもファミリーでも、また訪れたいと思う国。それがモルディブであった。
でも、今度は、おふたり様がいいなぁ。
【リゾートおすすめ度】
アンサナ・イフル☆☆☆☆
た戻って来たい、スタッフに会いたい、そんな気持ちになる温かいリゾート。
ギリランカンフシ☆☆☆☆☆
ハネムーンに最適。ヴィラも食事も大満足。行って確かめてください。
ザ・レジデンス☆☆☆☆
国内線で少し離れた環礁に。水上レストランと広がるインド洋でロマンチックなひと時を。
(2014年12月 鈴木美冬)
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