記事一覧
1 - 5件目まで(8件中)
- 一生に一度は行きたい国 今こそエジプト!
-
エリア:
- アフリカ>エジプト>カイロ
- アフリカ>エジプト>ルクソール
- アフリカ>エジプト>ギザ
- テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/01/29 18:18
ルクソール神殿のライトアップ
ずっと行く機会が来るのを待ち望んでいたエジプト。今回、カタール航空主催のファムツアーに参加させていただける機会があり、外務省のエジプト危険度引き下げにともなう視察をかねたツアーに行ってきました。
ピラミッドや神殿、ナイル川・・・行かずとも私の中でエジプトのイメージは出来上がっていましたが、しかし行ってみないとわからないエジプトの雰囲気、人々の温かさ、ピラミッドや神殿の迫力を多いに感じられる旅でした。
今回のツアーのスケジュールを見たとき、まさに弾丸ツアーという言葉がぴったりの観光や視察がみっちり詰まった行程で、最後まで体力が持つのか少し不安がありましたが、そんな盛りだくさんで充実した7日間の旅を一部ご紹介します。
【観光編】
まずはザ・定番ではありますが、ピラミッドとスフィンクスの観光です。カイロ中心部から車で約20分。ナイル川を挟んで西側にギザの3大ピラミッドと呼ばれる、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3つのピラミッドが並びます。ご存じのとおり、クフ王のピラミッドが一番大きく、入場するには1日あたりの人数制限もあり人気のピラミッドです。現在のピラミッドは石を積み上げられ、石がむき出しになって段になっていますが、作られた頃は、化粧石が全面に貼られていて平面だったそうです。
一段一段はこんな感じ
ピラミッドビューポイントから
ピラミッドの近くには物売りやラクダ引きもたくさんいるのですが、ガイドブックにも書かれているようにやはりトラブルは多発していますし、しつこい人が多いので注意が必要です。まだお客さんの数が少ないので、お客さんの取り合いでラクダ引き同士が喧嘩してしまうこともあります。
3大ピラミッドの近くにはスフィンクスもあります。日中スフィンクスの撮影スポットはたくさんのお客さんでにぎわっていました。
スフィンクス&ピラミッド!素晴らしい
スフィンクスのおしりも丸見えです(笑)
ギザ地区からカイロ市内中心部へ戻り、次に向かうのはカイロの最大の市場、ハン・ハリーリです。1日中買い物客でにぎわっています。お土産にも人気のある水パイプ(シーシャ)や香水瓶のお店もたくさん並んでいますし、他の土産物屋で買うよりも安く手に入るのでハン・ハリーリは外せない観光地となっています。商品には値札が付いておらず、値段は交渉して買い物をします。
ハン・ハリーリがあるイスラム地区の南側にはモハメド・アリ・モスクがあります。エジプトはイスラム国家ですので、街中にたくさんモスクがありますが、このモハメド・アリ・モスクはその中でも美しさで有名なモスクです。オスマン朝様式の外観は、トルコ・イスタンブールにあるブルーモスクのようです。外観も美しいですが、内部はシャンデリアやランプで明るく、豪華な印象を持ちました。
フランスから贈られた時計
内部も明るく綺麗な装飾となっている
エジプト旅行にはもう1都市、ルクソールも絶対に外せません。ルクソールまではカイロから飛行機、または寝台列車を利用するのが一般的です。今回は短い滞在時間で効率よく周るため、飛行機で移動しました。
到着後、さっそくルクソールの2大神殿、カルナック神殿とルクソール神殿の観光です。カルナック神殿はエジプトの中でも最大の神殿と言われ、巨像や壁画等時間をかけてじっくりと見学することをおすすめします。夏の期間は音と光のショーも開催され、一味違った神殿を見る事ができます。
神殿の迫力が伝わってくる
ラムセス2世とアメンホテプ3世によって建てられたルクソ-ル神殿は、彼らの名前がつ付いた中庭や、ツタンカーメン夫妻の像がありやはりこちらも観光には外せません。カルナック神殿とはスフィンクス参道でつながっていたそうで、今でも参道にはスフィンクスがずらりと並び観光客の視線を集めています。夜は神殿内はライトアップされ、光にともされた神殿はカルナック神殿とスフィンクス参道は幻想的で魅了されます。
遺跡や神殿を見るたび、昔の人々の技術力の高さに驚かされます。
ライトアップされた神殿
スフィンクス参道もライトアップ
最後は王家の谷です。古代エジプトの王たちの墓が集中しているエリアで、全部で60以上の墓があります。そのうち現在では10数か所しか公開されていませんが、公開されている墓はどれも保存状態が良く、美しいです。かの有名なツタンカーメンの墓もあり、公開されています。ツタンカーメンの墓は閉鎖される予定で、閉鎖されてしまった場合はレプリカの見学になるようです。そのため、できれば本物の墓が公開されているうちに見学してほしいと思います。どの墓も入り口から中心の墓がある部屋まで壁画がずっと続きます。色もそのまま残っているため、作られた当時はもっと美しい墓だったことが想像できます。残念なことに、この王家の谷は完全に写真撮影禁止のため、写真に残すことができませんでしたが是非直接訪れて見学してみてください。
【ホテル編】
エジプトへ来たからにはホテルライフも楽しみたい! そんなお客様も少なくないと思いますが、今回の旅で視察したカイロとルクソールのホテルをご紹介します。
エジプトは日本に比べてホテル代金は安く、お手頃な料金で1〜2ランク上のホテルの滞在が可能です。
まずはカイロのギザ地区にあるメナ・ハウスホテルですが、ピラミッドの目の前に位置するホテルで、もちろんピラミッドビューの部屋からは圧巻のピラミッドが何時でも見ることが出来ます。チャーチルが実際に泊まった、“チャーチルスイート”と呼ばれる部屋もあり、高級ホテルのひとつです。
ピラミッドが目の前です!!
ガーデンも広々としています
メナ・ハウスホテルはピラミッドの近くに位置するホテルですが、次にご紹介するマリオットホテルはカイロの中心部に位置するホテルで街の散策に便利です。
ナイル川沿いのホテルで、ナイルビューのお部屋もあります。夜は街のライトを背景にナイル川をお部屋から眺められますので、おすすめです。
バルコニーからの眺め
ルクソールのホテルは東岸に集まっていて、高級ホテルはナイル川沿いに並んでいる。ヒルトンルクソールももちろんナイル川沿いにあり、プールサイドからはナイル川を眺められる。
ソフィテルカルナックホテルはコテージタイプのホテルです。広い敷地は東南アジアの雰囲気があり、南国のようです。とても静かで、エジプトにいることを忘れてしまうくらい滞在を満喫できるリゾートホテルになっています。ジムやスパも完備しており、ホテルライフも楽しみたいお客様におすすめです。
現地エジプトのオペレーターさんやのおかげで、詰め詰めのスケジュールながらも主要なポイントは全て観光することができました。また終始、歓迎していただき感謝しています。滞在中はエジプト人の人の良さを何度も感じましたし、観光客の数をまた増加させようと努力している姿も見ました。カイロやルクソールの他にも、まだまだ訪れるべき観光地がたくさんあるエジプトです。現在はまだ多くの方から危険だと思われがちですが、全くそんなことはなく、観光警察も付いてくれるので安心・安全に観光できます。今最もおすすめの国です。さぁ今こそエジプトへ!
ギザの3大ピラミッド★★★★★ 想像を超えた大きさでまさに圧巻!外観はもちろんピラミッド内部も必見です。
ルクソール神殿 ★★★★★ ツタンカーメン夫妻の像を見る事ができる神殿。夕方頃からライトアップされる時間帯をまたいで観光するのがおすすめです。
カルナック神殿 ★★★★ エジプト最大の神殿。夜には音と光のショーも開催される。
王家の谷 ★★★★★ 現在は十数か所しか入場できないのですが、大人気の観光地。一つ一つ異なるお墓内部の壁画は必見です。
11月 栗山智美
- ポーランドのかわいい案内
-
エリア:
- ヨーロッパ>ポーランド>クラクフ
- ヨーロッパ>ポーランド>ポーランドその他の都市
- テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2015/01/27 14:59
12月のポーランドに行ってきた。冬のポーランドは底抜けに寒い。唯一の救いは日本の冬みたいに乾燥していないから、肌がパキパキにならないのがうれしい。
ポーランドのほとんどの人々はカトリック教徒だ。彼らにとってのクリスマスはお正月よりも重要である。ポーランドのクリスマスは12月から1月年明けまで続く。
町中クリスマスムード一色だった。
クラクフのクリスマスマーケットは朝から開かれていた。中央広場にお土産屋さんや食べ物屋さんがずらりと並んでいる。
夜になると、ライトアップされますます賑やかさが増す。でもとってもとっても寒い。
極寒の中で味わうからこそ、スープやソーセージのおいしさが際立つ。
♪♪♪ クリスマスマーケットで売られているかわいいものをご紹介 ♪♪♪
食器を集めるのが趣味の妹から、ポーランドに行くなら絶対ポーランド食器を買ってきて!と頼まれていた。日本で買うとものすごく高いらしい。
それまでポーランド食器がどんなものか知らなかったのだが、そのかわいさに私までやられてしまった。まるで仕入れ業者のように、たくさんの食器を買ってしまった。
♪♪♪ 花柄ペイントで溢れるザリピエ村 ♪♪♪
伝統的に花柄のペイントをする習慣があり、街中がお花模様で溢れるとてもかわいらしい村。
模様は各家庭により異なり、母から娘へと引き継がれていく。毎年開かれるコンテストの時期には、かわいらしい花でペイントされた家々で賑やかになるらしい。
個人ではなかなか行きづらいので、クラクフから車をチャーターしていくのがおすすめ。
ポーランドの通貨はまだユーロではなく、現地通貨なので、他のヨーロッパの国に比べると物価がやすい。食べ物もおいしかったし、かわいい雑貨もたくさんあった。世界遺産のアウシュヴィッツやヴィエリチカ岩塩坑も必見だが、その他にも楽しめる要素がたくさんあるかわいい国だった。
スタッフおすすめ度
クラクフ★★★★
古い町並みはゆっくり3泊くらいするのがおススメ
ザリピエ村★★★
遠いけど、とにかくかわいい村!
(2014年12月 崎由香里)
ポーランドのほとんどの人々はカトリック教徒だ。彼らにとってのクリスマスはお正月よりも重要である。ポーランドのクリスマスは12月から1月年明けまで続く。
町中クリスマスムード一色だった。
大きなクリスマスツリーが飾られたクラクフの中央広場
クラクフのクリスマスマーケットは朝から開かれていた。中央広場にお土産屋さんや食べ物屋さんがずらりと並んでいる。
夜になると、ライトアップされますます賑やかさが増す。でもとってもとっても寒い。
極寒の中で味わうからこそ、スープやソーセージのおいしさが際立つ。
ジューシーなソーセージ
ポーランド風餃子 ピエロギ屋さん
チーズが入ったピエロギ
♪♪♪ クリスマスマーケットで売られているかわいいものをご紹介 ♪♪♪
愛らしい天使たち
ポーランド食器
暖かそうなムートンのルームシューズ
食器を集めるのが趣味の妹から、ポーランドに行くなら絶対ポーランド食器を買ってきて!と頼まれていた。日本で買うとものすごく高いらしい。
それまでポーランド食器がどんなものか知らなかったのだが、そのかわいさに私までやられてしまった。まるで仕入れ業者のように、たくさんの食器を買ってしまった。
♪♪♪ 花柄ペイントで溢れるザリピエ村 ♪♪♪
伝統的に花柄のペイントをする習慣があり、街中がお花模様で溢れるとてもかわいらしい村。
模様は各家庭により異なり、母から娘へと引き継がれていく。毎年開かれるコンテストの時期には、かわいらしい花でペイントされた家々で賑やかになるらしい。
個人ではなかなか行きづらいので、クラクフから車をチャーターしていくのがおすすめ。
村の教会もお花で溢れている
神父さんの服も花模様
消防署
バケツも井戸も花模様
犬小屋も!
お家の中も花模様
ポーランドの通貨はまだユーロではなく、現地通貨なので、他のヨーロッパの国に比べると物価がやすい。食べ物もおいしかったし、かわいい雑貨もたくさんあった。世界遺産のアウシュヴィッツやヴィエリチカ岩塩坑も必見だが、その他にも楽しめる要素がたくさんあるかわいい国だった。
スタッフおすすめ度
クラクフ★★★★
古い町並みはゆっくり3泊くらいするのがおススメ
ザリピエ村★★★
遠いけど、とにかくかわいい村!
(2014年12月 崎由香里)
- 夏のイタリア縦断!定番コース『ローマ〜フィレンツェ〜ミラノ』へ=子供と行ってみたイタリア=
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>フィレンツェ
- ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
- ヨーロッパ>イタリア>ローマ
- テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2015/01/23 14:43
夏のイタリア縦断!定番コース『ローマ〜フィレンツェ〜ミラノ』へ=子供と行ってみたイタリア=
私の娘の名前はミラノ。そのことから「ミラノはミラノに行かなくちゃ。」と余計なことをずっと思い続け、ほとんど使命感によって今年の夏休みの旅行先はイタリアへと決まりました。とはいえ、夏のイタリアへ家族4人で行くなんてそう何度もあるものではありません、結局は私自身が一番楽しみにしていた旅行となりました。
【遺跡の町ローマ】
ローマ・フィウミチーノ空港よりレオナルドエクスプレスでテルミニ駅へ。もっと乗っていたいと思うほど快適で、ほんの約30分で到着です。しかも、子供が無料のようで大人2人分の料金。子供にやさしい国です。
駅から数分のところにあるホテルに荷物を置いて、早速コロッセオ・フェロロマーノ観光です。ローマはいくつかに見どころエリアが分かれているので計画的に動くと時間にロスがなくなります。
地下鉄でコロッセオ駅まで行き、地上に上がると、『コロッセオ!!』はい、目の前にコロッセオがそびえ建っていました。これは感動です。あぁ〜来ましたよローマ、という感じです。
さすが夏のイタリアだけあり、観光客がウジャウジャ。どこかのガイドブックに「コロッセオとフェロ・ロマーノの共通券は、空いているフェロ・ロマーノの入り口で購入する方がよい」と書いてあったのを思い出し、先にフェロ・ロマーノへ。なるほど、全く並んでいませんでした。
古代のローマ皇帝達が次々と建てた巨大な建造物。今は完全な形で残っているものはほとんどありませんが、柱の大きさからみて古代を想像するのは簡単。ここをローマ人達が歩いていたんだなぁと思うと、若かりし頃歴女だった私としてはじーんと。
ただ、遺跡跡は炎天下、既に帽子を失くした息子は「暑過ぎる・・・」とやや無言で歩いていました。
歩き疲れた息子がジュースを飲みたいというので売店でファンタのペットボトルを購入。値段をよく見ずに買ったら、なんと4ユーロ!まさかの500mlが560円!観光地だけど、高過ぎる・・・。初めて円安の現実を突き付けられました・・・。
そしてお目当てのコロッセオ!!外観は十分堪能済なので、いざ中へ!見ると入口にかなりの長蛇の列!!と、これはチケットを購入する列でした。やっぱりフェロ・ロマーノで購入してよかった。
やはり巨大な闘技場、感動します。ここでいろいろな人や動物の血が流されたのだと、また感慨に耽ります。
1階から4階まで建築様式が違うというので、子供達に説明するも「どう違うの?みんな同じに見える〜。」と。ここに図入りの教科書があれば!と思いながら何となく教えましたが、そんな雑学より本物に触れるだけで満足の様子でした。
次に向かったのがサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の真実の口。教会の名前より真実の口の方が有名ですね、やはり並んでいます。並ぶこと約20分、何だか味わう時間もなく、写真1枚で促されてしまいます。もうちょっと演技したかったなぁと娘。(「ローマの休日」を出発前に見たせい?)
イタリア到着初日はやっぱりピザ!子供達もピザは好きなので、食べるものには苦労しないのがいいところ。本番のローマピザを堪能しました。
翌日は少し小雨降る朝からヴァチカン市国へ。美術館の予約が10時だったので、先にサン・ピエトロ広場を見て回ろう9時には到着しました。涼しく澄んだ空気の中、広い広場の中心にオベリスク、周りを囲む回廊、そして目の前には美しいサン・ピエトロ大聖堂が堂々と建っているのを見て、やっと来れた・・・と1人ひっそり感動していました。
子供達は世界一小さい国という事にやや実感もないまま、歩き回っていました。
ところで、このヴァチカンとローマの国境(回廊)に荷物検査の機会が静かに放置されていました。ヴァチカンで正式な行事がある時などには入国が厳しくなるのだろうか。
さて、待ちに待ったヴァチカン美術館。インターネットで事前予約していったおかげで長蛇の列にも並ぶことなく、すぐ入館。この予約は必須です。歴代教皇のコレクションが展示されているこの美術館、展示されている絵画や彫刻は名だたるものばかりです。中でも静粛なシスティーナ礼拝堂に堂々と描かれている『最後の審判』は壮絶です。天国へか、地獄へか、最後に裁かれる人々の苦悩の姿が描かれています。
本当に素晴らしい。
ローマで忘れてはならないのが「スペイン広場」「トレビの泉」・・・。しかし、残念ながら今回は両方とも工事中の為、優雅な風景は見ることが出来ませんでした。ここではジェラートを!
急ぎ足のイタリア旅行、翌日はユーロスターでフィレンツェへ。イタリアの列車は乗車ホームがすごく直前に決まります。みんなうろうろしつつ、掲示板に何番線かの表示が出た途端大移動。時間もあまりないので、何号車かをテキパキ探し席へ。発射音もなく、スーッとホームを出ていき、快適な列車の旅が始まります。
ローマからフィレンツェは約1時間30分、寝る暇もなく到着しました。
【花の都フィレンツェ】
フィレンツェでは家族経営的なゲストハウス『CASA HOWARD』に。駅からも近く、HPでは家庭的で素敵だったので決めました。しかし!到着してみると入口の扉は閉まったままで、インターフォンにメモが!!『ゲストへ 到着したら電話下さい。』え!!!
電話もないし・・・と3軒先のレストランに借りにいくも、ここでは貸せないからあそこのインターネットカフェで電話して、と。ようやく電話をしてオーナーやって来ました。どうやら何時に到着するのか私に電話をかけてくれていたようですが、海外では使用出来ない携帯なので、繋がらなかったようです。
部屋は2つあり、本やDVDもあり、壁にはなぜかボルダリング用の突起物・・・家のような温かい部屋で子供達もすっかり気に入りました。
フィレンツェの町並みはローマと全く違います。『花の都』と言われるだけあり、優雅な雰囲気。まずはドゥオモに向かいます。フィレンツェは小さな町なので中心部はほとんど歩いて回ることが出来ます。写真で何度も見ているとはいえ、ドゥオモはやはり見事!大きさもさることながら、彫刻や大理石の色の美しさが素晴らしいです。13世紀の着工以来、約600年の歳月をかけて現在の姿を見せているこの大聖堂に誰もが憧れを抱くのも頷けます。少し時間が止まってしまったように眺めていました。
ドゥオモから賑わう通りを少し南下するとアルノ川沿いにあるウフィッツィ美術館に到着。この美術館も16:15の予約を入れていたので並ばずにチケットを受け取り、すぐ入れました。この美術館のお目当てはボッティチェリやミケランジェロ、ダヴィンチでしたが、そればかりではなく、ルネサンスを代表する巨匠達の絵画が並び過ぎて目が回るようでした。
この美術館だけでも大満足です。
娘は愛読書に出てくる、『メドゥーサの首』の絵に感動していました。
夕暮れが近づいたので、アルノ川を挟んだ対岸にある小高い丘ミケランジェロ広場に向かいました。ここからは美しいフィレンツェの街並みを一望出来ると聞いては行かずにはいられません。ポンテヴェッキオから歩く事約20分、階段をいく段も上がり、丘の上にある広場へ。美し過ぎる!!フィレンツェ全体が見渡せます。赤い屋根に埋もれて、ドゥオモが建っています。この姿がどうしても見たかった・・・。これでフィレンツェに思い残すことはありません・・・。このフィレンツェに住んでいる人が羨ましくなりました。
フィレンツェでは名物キアナ牛のTボーンステーキで有名な『IL LATINI』へ。テーブルには大きなキャンティが置いてあり、グラス1杯2ユーロ申告制のようです。このキャンティが美味しくて。さすが本場トスカーナです。料理は前菜に生ハムメロンなどおススメの盛り合わせ、メインにTボーンステーキでお腹いっぱいに。大満足の夕食でした。
フィレンツェ2日目はシエナ、サンジミニャーノ、キャンティ、モンテリジョーニを巡る日帰りバスツアーに参加。朝バス停に集合すれば連れて行ってくれるのでとても楽ちんです。今回一番の目的地はシエナでしたが、初めに訪れた塔の町と呼ばれるサンジミニャーノに大興奮。予想もしていなかった素敵な町並みです。可愛らしいお店も並び、もっとゆっくりしていたかったです。
キャンティではランチも兼ねてワインのテイスティングを。トーク上手なオーナーさんの話を聞きながらシンプルなポモドーロペンネはワインと合ってとても美味しかったです。
ランチの後、楽しみにしていたシエナの町へ。ここでは町を歩いてみることが目的。迷路のように細い路地がいくつもあり、地図を持たない私達は迷子になりそうなほど。町の中心であるカンポ広場を拠点にぶらぶら歩きました。このカンポ広場はイタリアで最も美しい扇形の広場と言われ、広さと美しさについ時を忘れそうになります。広場で沢山の人達が座って涼む中、歩き疲れた息子は早速ゴロン。気持ちよさそうにしていました。
フィレンツェに戻る途中、城壁に囲まれた小さい町モンテリジョーニに立ち寄り、城壁からトスカーナの風景を眺める。贅沢。
フィレンツェに戻ってから夕食はホテル近くの小さなトラットリアで。素朴で家庭的なお店に娘も「こういう、普通のお店の方が気を遣わなくていいよね〜。」と。中学生にもなるといろいろ思うところがあるようです…。
【ファッションの町ミラノへ】
翌日、ユーロスターにて最終目的地ミラノへ。ここでの目的は娘にミラノカツレツを食べさせ、ファッションの町を歩く事とドゥオモのみ。「最後の晩餐」は予約が取れなく、諦めました。ところが、到着するなり雨模様。えー!と思いながらホテルへチェックイン。ま、とりあえずドゥオモへと出たら雨は上がっていい天気に。少し不安定な天気のようです。
またもや地下鉄を降りて地上に上がったそこに『ドゥオモ!!』素晴らしい!!フィレンツェのドゥオモが素晴らし過ぎて、ミラノのはいまいち、、という噂もありますが、とんでもない!!フィレンツェはフィレンツェで素晴らしいし、ミラノはミラノで素晴らしいです。あ〜来てよかった。
ドゥオモは屋上に上がれます。エレベーターもありますが、もちろん階段で。上ったそこはゴシック建築様式が目の前で見ることが出来、見事です。ミラノの街の眺めもよく、気持ちのいい屋上でした。
そして、「ミラノカツレツ!」薄く伸ばした豚肉に薄く衣をつけて揚げたカツレツは最高でした。ランチ後から急にまた雨が降り出し、ファッショナブルな街を歩き回ることは出来ませんでしたが、ミラノはローマともフィレンツェとも違い、都会的で落ち着いた街でした。
憧れのイタリア。今回はとても駆け足な3都市周遊でしたが、今度はもっとゆっくりと再び訪れたい国となりました。
子供達も、「街歩きなんて、つまんない〜」と言っていたものの、帰りの飛行機では、あそこがよかった、これも美味しかった、などと楽しそうに話していました。
是非、大人になってから友人や恋人と行って欲しいものです。
【スタッフおススメ度】
街はもちろん全て★★★★★L
全ての町が全く違う雰囲気なので、行けるだけ回って欲しいです。
【今回のレストランご紹介】
イタリアのトラットリアやピッツェリアは子供連れでもOK!
■ローマ
・A RA PACIS LA CAPRICCIOSA★★★★
お店おススメのカプリチョーザが美味しい。場所もスペイン広場から近いです。
http://www.arapacisrestaurant.it/
・RISTORANTE TEMPIO DI MECENATE★★★★★
満席でにぎわっていました。メニューも豊富です。最近流行りのメルラーナ通り。
■フィレンツェ
・IL LATINI★★★★★
肉料理が大好きな人にはかなりおススメです。観光客も多いようです。
http://www.illatini.com/?lang=en
・TIRA BARALLA★★★
町のレストラン的ですが、混んでいました。気楽でリーズナブルです。もしホテルが近くなら行ってみても〇。
2014年7月能祖文子
私の娘の名前はミラノ。そのことから「ミラノはミラノに行かなくちゃ。」と余計なことをずっと思い続け、ほとんど使命感によって今年の夏休みの旅行先はイタリアへと決まりました。とはいえ、夏のイタリアへ家族4人で行くなんてそう何度もあるものではありません、結局は私自身が一番楽しみにしていた旅行となりました。
美しい夕陽の当たるドゥオモ
【遺跡の町ローマ】
ローマ・フィウミチーノ空港よりレオナルドエクスプレスでテルミニ駅へ。もっと乗っていたいと思うほど快適で、ほんの約30分で到着です。しかも、子供が無料のようで大人2人分の料金。子供にやさしい国です。
レオナルドエクスプレス
駅から数分のところにあるホテルに荷物を置いて、早速コロッセオ・フェロロマーノ観光です。ローマはいくつかに見どころエリアが分かれているので計画的に動くと時間にロスがなくなります。
地下鉄でコロッセオ駅まで行き、地上に上がると、『コロッセオ!!』はい、目の前にコロッセオがそびえ建っていました。これは感動です。あぁ〜来ましたよローマ、という感じです。
コロッセオの姿に圧巻
さすが夏のイタリアだけあり、観光客がウジャウジャ。どこかのガイドブックに「コロッセオとフェロ・ロマーノの共通券は、空いているフェロ・ロマーノの入り口で購入する方がよい」と書いてあったのを思い出し、先にフェロ・ロマーノへ。なるほど、全く並んでいませんでした。
古代のローマ皇帝達が次々と建てた巨大な建造物。今は完全な形で残っているものはほとんどありませんが、柱の大きさからみて古代を想像するのは簡単。ここをローマ人達が歩いていたんだなぁと思うと、若かりし頃歴女だった私としてはじーんと。
ただ、遺跡跡は炎天下、既に帽子を失くした息子は「暑過ぎる・・・」とやや無言で歩いていました。
フェロ・ロマーノ
歩き疲れた息子がジュースを飲みたいというので売店でファンタのペットボトルを購入。値段をよく見ずに買ったら、なんと4ユーロ!まさかの500mlが560円!観光地だけど、高過ぎる・・・。初めて円安の現実を突き付けられました・・・。
そしてお目当てのコロッセオ!!外観は十分堪能済なので、いざ中へ!見ると入口にかなりの長蛇の列!!と、これはチケットを購入する列でした。やっぱりフェロ・ロマーノで購入してよかった。
やはり巨大な闘技場、感動します。ここでいろいろな人や動物の血が流されたのだと、また感慨に耽ります。
1階から4階まで建築様式が違うというので、子供達に説明するも「どう違うの?みんな同じに見える〜。」と。ここに図入りの教科書があれば!と思いながら何となく教えましたが、そんな雑学より本物に触れるだけで満足の様子でした。
コロッセオ内部
次に向かったのがサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の真実の口。教会の名前より真実の口の方が有名ですね、やはり並んでいます。並ぶこと約20分、何だか味わう時間もなく、写真1枚で促されてしまいます。もうちょっと演技したかったなぁと娘。(「ローマの休日」を出発前に見たせい?)
あ、手が!
イタリア到着初日はやっぱりピザ!子供達もピザは好きなので、食べるものには苦労しないのがいいところ。本番のローマピザを堪能しました。
この店おススメのカプリチョーザピザ/A RA PACIS LA CAPRICCIOSA
翌日は少し小雨降る朝からヴァチカン市国へ。美術館の予約が10時だったので、先にサン・ピエトロ広場を見て回ろう9時には到着しました。涼しく澄んだ空気の中、広い広場の中心にオベリスク、周りを囲む回廊、そして目の前には美しいサン・ピエトロ大聖堂が堂々と建っているのを見て、やっと来れた・・・と1人ひっそり感動していました。
子供達は世界一小さい国という事にやや実感もないまま、歩き回っていました。
ところで、このヴァチカンとローマの国境(回廊)に荷物検査の機会が静かに放置されていました。ヴァチカンで正式な行事がある時などには入国が厳しくなるのだろうか。
サン・ピエトロ広場!広い!
さて、待ちに待ったヴァチカン美術館。インターネットで事前予約していったおかげで長蛇の列にも並ぶことなく、すぐ入館。この予約は必須です。歴代教皇のコレクションが展示されているこの美術館、展示されている絵画や彫刻は名だたるものばかりです。中でも静粛なシスティーナ礼拝堂に堂々と描かれている『最後の審判』は壮絶です。天国へか、地獄へか、最後に裁かれる人々の苦悩の姿が描かれています。
本当に素晴らしい。
美術館入口
ラオコーン
ラファエロ
ローマで忘れてはならないのが「スペイン広場」「トレビの泉」・・・。しかし、残念ながら今回は両方とも工事中の為、優雅な風景は見ることが出来ませんでした。ここではジェラートを!
種類が豊富なジェラート
急ぎ足のイタリア旅行、翌日はユーロスターでフィレンツェへ。イタリアの列車は乗車ホームがすごく直前に決まります。みんなうろうろしつつ、掲示板に何番線かの表示が出た途端大移動。時間もあまりないので、何号車かをテキパキ探し席へ。発射音もなく、スーッとホームを出ていき、快適な列車の旅が始まります。
ローマからフィレンツェは約1時間30分、寝る暇もなく到着しました。
いざ、フィレンツェへ!
車窓より
【花の都フィレンツェ】
フィレンツェでは家族経営的なゲストハウス『CASA HOWARD』に。駅からも近く、HPでは家庭的で素敵だったので決めました。しかし!到着してみると入口の扉は閉まったままで、インターフォンにメモが!!『ゲストへ 到着したら電話下さい。』え!!!
電話もないし・・・と3軒先のレストランに借りにいくも、ここでは貸せないからあそこのインターネットカフェで電話して、と。ようやく電話をしてオーナーやって来ました。どうやら何時に到着するのか私に電話をかけてくれていたようですが、海外では使用出来ない携帯なので、繋がらなかったようです。
部屋は2つあり、本やDVDもあり、壁にはなぜかボルダリング用の突起物・・・家のような温かい部屋で子供達もすっかり気に入りました。
温かみのある部屋
ボルダリング?
フィレンツェの町並みはローマと全く違います。『花の都』と言われるだけあり、優雅な雰囲気。まずはドゥオモに向かいます。フィレンツェは小さな町なので中心部はほとんど歩いて回ることが出来ます。写真で何度も見ているとはいえ、ドゥオモはやはり見事!大きさもさることながら、彫刻や大理石の色の美しさが素晴らしいです。13世紀の着工以来、約600年の歳月をかけて現在の姿を見せているこの大聖堂に誰もが憧れを抱くのも頷けます。少し時間が止まってしまったように眺めていました。
ドゥオモ
ドゥオモの周りには絵描きが
ドゥオモから賑わう通りを少し南下するとアルノ川沿いにあるウフィッツィ美術館に到着。この美術館も16:15の予約を入れていたので並ばずにチケットを受け取り、すぐ入れました。この美術館のお目当てはボッティチェリやミケランジェロ、ダヴィンチでしたが、そればかりではなく、ルネサンスを代表する巨匠達の絵画が並び過ぎて目が回るようでした。
この美術館だけでも大満足です。
娘は愛読書に出てくる、『メドゥーサの首』の絵に感動していました。
夕暮れが近づいたので、アルノ川を挟んだ対岸にある小高い丘ミケランジェロ広場に向かいました。ここからは美しいフィレンツェの街並みを一望出来ると聞いては行かずにはいられません。ポンテヴェッキオから歩く事約20分、階段をいく段も上がり、丘の上にある広場へ。美し過ぎる!!フィレンツェ全体が見渡せます。赤い屋根に埋もれて、ドゥオモが建っています。この姿がどうしても見たかった・・・。これでフィレンツェに思い残すことはありません・・・。このフィレンツェに住んでいる人が羨ましくなりました。
フィレンツェでは名物キアナ牛のTボーンステーキで有名な『IL LATINI』へ。テーブルには大きなキャンティが置いてあり、グラス1杯2ユーロ申告制のようです。このキャンティが美味しくて。さすが本場トスカーナです。料理は前菜に生ハムメロンなどおススメの盛り合わせ、メインにTボーンステーキでお腹いっぱいに。大満足の夕食でした。
1杯2ユーロで好きなだけ飲めるキャンティ
3人でシェアで十分なボリューム
フィレンツェ2日目はシエナ、サンジミニャーノ、キャンティ、モンテリジョーニを巡る日帰りバスツアーに参加。朝バス停に集合すれば連れて行ってくれるのでとても楽ちんです。今回一番の目的地はシエナでしたが、初めに訪れた塔の町と呼ばれるサンジミニャーノに大興奮。予想もしていなかった素敵な町並みです。可愛らしいお店も並び、もっとゆっくりしていたかったです。
サンジミニャーノ町並み
キャンティではランチも兼ねてワインのテイスティングを。トーク上手なオーナーさんの話を聞きながらシンプルなポモドーロペンネはワインと合ってとても美味しかったです。
ランチの後、楽しみにしていたシエナの町へ。ここでは町を歩いてみることが目的。迷路のように細い路地がいくつもあり、地図を持たない私達は迷子になりそうなほど。町の中心であるカンポ広場を拠点にぶらぶら歩きました。このカンポ広場はイタリアで最も美しい扇形の広場と言われ、広さと美しさについ時を忘れそうになります。広場で沢山の人達が座って涼む中、歩き疲れた息子は早速ゴロン。気持ちよさそうにしていました。
フィレンツェに戻る途中、城壁に囲まれた小さい町モンテリジョーニに立ち寄り、城壁からトスカーナの風景を眺める。贅沢。
カンポ広場/シエナ
モンテリジョーニ
フィレンツェに戻ってから夕食はホテル近くの小さなトラットリアで。素朴で家庭的なお店に娘も「こういう、普通のお店の方が気を遣わなくていいよね〜。」と。中学生にもなるといろいろ思うところがあるようです…。
気楽なトラットリア
【ファッションの町ミラノへ】
翌日、ユーロスターにて最終目的地ミラノへ。ここでの目的は娘にミラノカツレツを食べさせ、ファッションの町を歩く事とドゥオモのみ。「最後の晩餐」は予約が取れなく、諦めました。ところが、到着するなり雨模様。えー!と思いながらホテルへチェックイン。ま、とりあえずドゥオモへと出たら雨は上がっていい天気に。少し不安定な天気のようです。
またもや地下鉄を降りて地上に上がったそこに『ドゥオモ!!』素晴らしい!!フィレンツェのドゥオモが素晴らし過ぎて、ミラノのはいまいち、、という噂もありますが、とんでもない!!フィレンツェはフィレンツェで素晴らしいし、ミラノはミラノで素晴らしいです。あ〜来てよかった。
ドゥオモは屋上に上がれます。エレベーターもありますが、もちろん階段で。上ったそこはゴシック建築様式が目の前で見ることが出来、見事です。ミラノの街の眺めもよく、気持ちのいい屋上でした。
ドゥオモ屋上
そして、「ミラノカツレツ!」薄く伸ばした豚肉に薄く衣をつけて揚げたカツレツは最高でした。ランチ後から急にまた雨が降り出し、ファッショナブルな街を歩き回ることは出来ませんでしたが、ミラノはローマともフィレンツェとも違い、都会的で落ち着いた街でした。
ミラノカツレツ
ミラノリゾット
憧れのイタリア。今回はとても駆け足な3都市周遊でしたが、今度はもっとゆっくりと再び訪れたい国となりました。
子供達も、「街歩きなんて、つまんない〜」と言っていたものの、帰りの飛行機では、あそこがよかった、これも美味しかった、などと楽しそうに話していました。
是非、大人になってから友人や恋人と行って欲しいものです。
【スタッフおススメ度】
街はもちろん全て★★★★★L
全ての町が全く違う雰囲気なので、行けるだけ回って欲しいです。
【今回のレストランご紹介】
イタリアのトラットリアやピッツェリアは子供連れでもOK!
■ローマ
・A RA PACIS LA CAPRICCIOSA★★★★
お店おススメのカプリチョーザが美味しい。場所もスペイン広場から近いです。
http://www.arapacisrestaurant.it/
・RISTORANTE TEMPIO DI MECENATE★★★★★
満席でにぎわっていました。メニューも豊富です。最近流行りのメルラーナ通り。
■フィレンツェ
・IL LATINI★★★★★
肉料理が大好きな人にはかなりおススメです。観光客も多いようです。
http://www.illatini.com/?lang=en
・TIRA BARALLA★★★
町のレストラン的ですが、混んでいました。気楽でリーズナブルです。もしホテルが近くなら行ってみても〇。
2014年7月能祖文子
- たった5時間で!直行便で行く、世界遺産がぎゅっと詰まった都市 ダナンへの旅
-
エリア:
- アジア>ベトナム>ダナン
- アジア>ベトナム>ホイアン
- テーマ:観光地 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2015/01/23 14:36
7月16日は何の日でしょうか??
そうです、成田-ダナン間直行便の就航開始の日です。
この就航を記念して私は今回、ベトナム航空さん主催のダナン研修旅行に参加させていただくことになりました。
搭乗前には直行便記念のセレモニーが行われ、マスコミや関係者の人でにぎわっていました。
初めてのベトナム、初めてのダナン。遠足に行く子供のようなわくわくした気持ちを胸に、初便へと乗り込みました。
成田からのたった5時間20分でダナン空港到着。夜なのに気温は30℃越えで、着いた途端に汗がじんわり。そんな中、現地のベトナム人の人々が横断幕を広げて空港の出口で待っていてくれました。
1日目の夜ご飯は「APSARA」
ダナン名物のミークアン。汁なしのうどんのようなもの。ピーナッツが入っていることに驚きましたが、これが香ばしくてくせになるのです。
全体的に薄めで、日本人の口に合います。
食後の蓮茶。ベトナムの食器はひとつひとつの作りが繊細でとても可愛らしい・・・
<変わらない時間が流れる街 ホイアン>
かつて、海のシルクロードの中心地として繁栄したホイアンには、フランス、日本、中国など様々なスタイルの雰囲気のある建造物が並んでいて、歩くだけでも楽しくなります。
夜のホイアンの街には、入り口にランタンを構えたおしゃれなカフェがたくさん。人々は幻想的な光とともに、穏やかな時間を過ごしていました。
熱さが厳しい昼間はシクロで散策するのがおすすめ。陽気なドライバーさんが安全運転のもと、案内してくれます。意外と速度が出るので、手荷物を落とさないように注意。
福建会館。ここは中国・福建省から渡ってきた華僑が集まる場所で、内部には祭壇が設けられています。赤、黄色に塗られた中国風の派手な造りが特徴的。
巨大な渦巻き線香。奥には福建省出身者の信仰する媽祖神が祭られています。
来遠橋(日本橋)。1593年に建設された屋根付きの橋で、ベトナムの新2万ドン紙幣に印刷されています。橋の中間付近には小さな寺があり、以前はこの橋の東側に日本町、西側に中国人町があったとか。毎晩18時〜22時くらいまでライトアップされ、昼夜で違った顔を見せるのです。今回は昼間の観光だったため、夜の顔を見れませんでした・・・残念。
ホイアンの街は世界遺産に登録されていることだけあって、建物一つ一つが趣のあるものばかりでした。中国人街を中心に古い民家やお寺などの木造建築などが残り、歩いているだけでわくわく。またベトナム雑貨、アオザイ、提燈などを売るお店、オーダーメイドのお店など、ショッピングも楽しめるところで、特に女性は楽しめること間違いなしです。
<チャンパ王国の聖地 ミーソン遺跡>
ホイアンの街を散策した後は、南西約40km先まで車で1時間程揺られ、ミーソン遺跡へ。
ミーソン遺跡は2世紀から17世紀にかけてベトナム中部から南部にかけて栄えたチャンパ王国の建造物群のひとつ。その歴史的価値は非常に高く、世界遺産に登録されています。ヒンドゥー教の神々を祀るレンガ造りの祠堂には、繊細で美しい彫刻が今なお残っているのです。
車を降りて10分程木々に覆われた深い森の中のゆるやかな坂を上ると、突如ミーソンが目の前に。ひっそりと佇む赤レンガの廃墟に、思わず見とれる私。
手前のへこんだ草の部分は、ベトナム戦争の時に爆弾が落とされた跡。
建造物にはセメントや漆喰などの接着剤を使った形跡がなく、当時の技術の高さを物語っています。
本来ジャングルに埋もれていたところを切り開いて発掘されたミーソン遺跡。森に囲まれた遺跡は、ベトナム戦争の空爆を受けた影響により、損傷は激しく残っている遺跡も状態が良いものは本当に少なかったですが、彫刻の細やかさや凛とした出で立ちはすごく魅力的でした。もっと長く、もっと近くで見ていたかったなあ・・・
<ベトナムの京都 古都フエ>
遺跡群に心奪われたあとは、ハイバン峠を越え、車で約2時間かけてフエへ。フエといえば、ベトナムにおいて最初に世界遺産に登録されたエリアであり、歴史的建造物が数多く点在しています。
ティエンムー寺。奥には釈迦像が祀られていて、7重の塔がシンボル。
12代目皇帝カイディン帝の死後に造られたカイディン帝廟。長い階段を上ると、馬や兵士の像が迎えてくれます。
この階段が本当に長かった・・・
廟の中に入ると、色彩鮮やかな天井が。見とれすぎると首が疲れてしまうので注意・・・
<見た目も味も楽しめる フエの宮廷料理>
フエでの夕飯は、宮廷料理をいただくことに。レストランについて早々、店員さんに「宮廷衣装、着てみませんか?」とお誘いを受け、せっかくなので着てみることに。
宮廷の家来の衣装。帽子がうまく被れなくて、ぐいぐい押しこんでもらいました。
しばらく宮廷気分を味わったあとは、待ちに待った宮廷料理。このサラダはクジャクをイメージしてあるようです。
造りが精巧で素晴らしい。なんだか食べるのがもったいないです。
ランタン飾りの揚げ春巻き。見た目のインパクトに驚き!チリソースにつけて食べます。
揚げえびの味噌炒めのようなもの。くせのある味噌が濃厚で美味しい。
蝶?の空芯菜。
亀のチャーハン。目はコショウでできてます。
フエ宮廷料理は、全体的に味が薄めで、日本人の口にも合いやすいように感じました。また味だけでなく、視覚でも楽しめるのが印象的で、見た目の美しさにもこだわった料理は、食べる前に写真を撮らずにはいられません。かつて皇帝一族の食卓にのぼった宮廷料理を存分に味わえた美食三昧の夜でした。
<東洋で最も美しい洞窟 フォンニャ・ケバン>
今回私が一番楽しみにしていたのがフォンニャ・ケバン。事前にガイドさんからたくさん歩くと聞いていたので、履き慣れた運動靴で準備万端。フエから車で約4時間揺られ、ラオスとの国境に位置するフォンニャ・ケバンへやってきました。
現在一般公開されている洞窟は、新たに公開された「天国の洞窟」を加えて3か所のみ。残る2つはフォンニャ洞窟と仙人洞窟です。
今回まず向かったのは天国の洞窟。
ひたすら歩く。
汗だくになりながらやっと入り口まで辿り着くと、今度は急こう配な階段が待っています。
目の前には長い階段と、奥には鍾乳洞が。この階段つるつると滑りやすく、履き慣れたスニーカーを履いていたにも関わらず転びかけた私は、危うくもうひとつの天国に行くところでした。洞窟の中は一気に気温が下がるため、ひんやり涼しくなります。
ライトアップされた鍾乳洞は実に幻想的で、しかしそれ以上に驚いたのは洞窟の大きさ。胴長5km、幅150km、高さ200kmというスケールの壮大さは、現時点でアジア最長だそうです。ただし見学できるのは内1kmの長さ。それでもこの洞窟の規模と自然美には圧倒されます。
様々な形の奇岩に遭遇。
天国の洞窟を満喫したあとは、坂を下り船着き場でボートに乗り換え、フォンニャ洞窟へ。
ボートの運転手に女性が多かったことにびっくり。30程川を走り、入口へと向かいます。
入口に到着。水位によって小さなボートに乗り換えなくてはいけなかったり、最悪入れないというケースもあるのですが、今回は運よく乗ってきたボートでそのまま入ることが出来ました。
狭い入口をボートですり抜け進んでいくと、奥には様々な造形の巨大な鍾乳石が天井や地上から顔を出します。洞窟の中で聞こえるのはボートを漕ぐ水の音だけで、静寂な空間の中、洞窟という名の自然の魅力にただただ驚くばかり。
2003年に世界自然遺産に登録されたフォンニャ・ケバンは、私の想像していた洞窟というイメージをはるかに超えていて、スケール、美しさなどあらゆる点で驚きの連続でした。4億年という途方もない年月をかけて創られた自然美を秘めているフォンニャ・ケバンは、訪れるべき価値のある唯一無二の場所であると思いました。
<最後に>
なにもかもが初めてだったダナン。実際に行ってみると、食事はあっさりしていてどれも美味しいし、街の人々は穏やかで大らか。世界遺産も魅力的で、街中は活気がありながらものどかで、古くてどこか懐かしい雰囲気が妙に心地よい。どうしてもっと早くダナンに旅に来ていなかったんだろう・・・と思うほどでした。都市部にはないゆったりとした時間の流れを感じることが出来るダナンにハマってしまった、そんな私でした。
地ビールにもハマり、最初にして最高なダナン旅行となりました。
【スタッフおススメ度】
<ホイアン旧市街>★★★★★
可愛い雑貨屋さんやカフェがたくさん!女性におすすめ
<ミーソン遺跡>★★★★
レンガ造りと美しい彫刻は、見ていて飽きることがない
<古都フエ>★★★★★
ひとつひとつの建造物に歴史を感じる
<フエ宮廷料理>★★★★★
フエを訪れたらぜひ味わうべき!繊細で美しい見た目で味は日本人好み
<フォンニャ・ケバン>★★★★★
壮大な鍾乳洞の集合地帯に心奪われること間違いなし
(2014年7月 酒井優紀)
そうです、成田-ダナン間直行便の就航開始の日です。
この就航を記念して私は今回、ベトナム航空さん主催のダナン研修旅行に参加させていただくことになりました。
搭乗前には直行便記念のセレモニーが行われ、マスコミや関係者の人でにぎわっていました。
初めてのベトナム、初めてのダナン。遠足に行く子供のようなわくわくした気持ちを胸に、初便へと乗り込みました。
成田からのたった5時間20分でダナン空港到着。夜なのに気温は30℃越えで、着いた途端に汗がじんわり。そんな中、現地のベトナム人の人々が横断幕を広げて空港の出口で待っていてくれました。
1日目の夜ご飯は「APSARA」
ダナン名物のミークアン。汁なしのうどんのようなもの。ピーナッツが入っていることに驚きましたが、これが香ばしくてくせになるのです。
全体的に薄めで、日本人の口に合います。
食後の蓮茶。ベトナムの食器はひとつひとつの作りが繊細でとても可愛らしい・・・
<変わらない時間が流れる街 ホイアン>
かつて、海のシルクロードの中心地として繁栄したホイアンには、フランス、日本、中国など様々なスタイルの雰囲気のある建造物が並んでいて、歩くだけでも楽しくなります。
夜のホイアンの街には、入り口にランタンを構えたおしゃれなカフェがたくさん。人々は幻想的な光とともに、穏やかな時間を過ごしていました。
熱さが厳しい昼間はシクロで散策するのがおすすめ。陽気なドライバーさんが安全運転のもと、案内してくれます。意外と速度が出るので、手荷物を落とさないように注意。
福建会館。ここは中国・福建省から渡ってきた華僑が集まる場所で、内部には祭壇が設けられています。赤、黄色に塗られた中国風の派手な造りが特徴的。
巨大な渦巻き線香。奥には福建省出身者の信仰する媽祖神が祭られています。
来遠橋(日本橋)。1593年に建設された屋根付きの橋で、ベトナムの新2万ドン紙幣に印刷されています。橋の中間付近には小さな寺があり、以前はこの橋の東側に日本町、西側に中国人町があったとか。毎晩18時〜22時くらいまでライトアップされ、昼夜で違った顔を見せるのです。今回は昼間の観光だったため、夜の顔を見れませんでした・・・残念。
ホイアンの街は世界遺産に登録されていることだけあって、建物一つ一つが趣のあるものばかりでした。中国人街を中心に古い民家やお寺などの木造建築などが残り、歩いているだけでわくわく。またベトナム雑貨、アオザイ、提燈などを売るお店、オーダーメイドのお店など、ショッピングも楽しめるところで、特に女性は楽しめること間違いなしです。
<チャンパ王国の聖地 ミーソン遺跡>
ホイアンの街を散策した後は、南西約40km先まで車で1時間程揺られ、ミーソン遺跡へ。
ミーソン遺跡は2世紀から17世紀にかけてベトナム中部から南部にかけて栄えたチャンパ王国の建造物群のひとつ。その歴史的価値は非常に高く、世界遺産に登録されています。ヒンドゥー教の神々を祀るレンガ造りの祠堂には、繊細で美しい彫刻が今なお残っているのです。
車を降りて10分程木々に覆われた深い森の中のゆるやかな坂を上ると、突如ミーソンが目の前に。ひっそりと佇む赤レンガの廃墟に、思わず見とれる私。
手前のへこんだ草の部分は、ベトナム戦争の時に爆弾が落とされた跡。
建造物にはセメントや漆喰などの接着剤を使った形跡がなく、当時の技術の高さを物語っています。
本来ジャングルに埋もれていたところを切り開いて発掘されたミーソン遺跡。森に囲まれた遺跡は、ベトナム戦争の空爆を受けた影響により、損傷は激しく残っている遺跡も状態が良いものは本当に少なかったですが、彫刻の細やかさや凛とした出で立ちはすごく魅力的でした。もっと長く、もっと近くで見ていたかったなあ・・・
<ベトナムの京都 古都フエ>
遺跡群に心奪われたあとは、ハイバン峠を越え、車で約2時間かけてフエへ。フエといえば、ベトナムにおいて最初に世界遺産に登録されたエリアであり、歴史的建造物が数多く点在しています。
ティエンムー寺。奥には釈迦像が祀られていて、7重の塔がシンボル。
12代目皇帝カイディン帝の死後に造られたカイディン帝廟。長い階段を上ると、馬や兵士の像が迎えてくれます。
この階段が本当に長かった・・・
廟の中に入ると、色彩鮮やかな天井が。見とれすぎると首が疲れてしまうので注意・・・
<見た目も味も楽しめる フエの宮廷料理>
フエでの夕飯は、宮廷料理をいただくことに。レストランについて早々、店員さんに「宮廷衣装、着てみませんか?」とお誘いを受け、せっかくなので着てみることに。
宮廷の家来の衣装。帽子がうまく被れなくて、ぐいぐい押しこんでもらいました。
しばらく宮廷気分を味わったあとは、待ちに待った宮廷料理。このサラダはクジャクをイメージしてあるようです。
造りが精巧で素晴らしい。なんだか食べるのがもったいないです。
ランタン飾りの揚げ春巻き。見た目のインパクトに驚き!チリソースにつけて食べます。
揚げえびの味噌炒めのようなもの。くせのある味噌が濃厚で美味しい。
蝶?の空芯菜。
亀のチャーハン。目はコショウでできてます。
フエ宮廷料理は、全体的に味が薄めで、日本人の口にも合いやすいように感じました。また味だけでなく、視覚でも楽しめるのが印象的で、見た目の美しさにもこだわった料理は、食べる前に写真を撮らずにはいられません。かつて皇帝一族の食卓にのぼった宮廷料理を存分に味わえた美食三昧の夜でした。
<東洋で最も美しい洞窟 フォンニャ・ケバン>
今回私が一番楽しみにしていたのがフォンニャ・ケバン。事前にガイドさんからたくさん歩くと聞いていたので、履き慣れた運動靴で準備万端。フエから車で約4時間揺られ、ラオスとの国境に位置するフォンニャ・ケバンへやってきました。
現在一般公開されている洞窟は、新たに公開された「天国の洞窟」を加えて3か所のみ。残る2つはフォンニャ洞窟と仙人洞窟です。
今回まず向かったのは天国の洞窟。
ひたすら歩く。
汗だくになりながらやっと入り口まで辿り着くと、今度は急こう配な階段が待っています。
目の前には長い階段と、奥には鍾乳洞が。この階段つるつると滑りやすく、履き慣れたスニーカーを履いていたにも関わらず転びかけた私は、危うくもうひとつの天国に行くところでした。洞窟の中は一気に気温が下がるため、ひんやり涼しくなります。
ライトアップされた鍾乳洞は実に幻想的で、しかしそれ以上に驚いたのは洞窟の大きさ。胴長5km、幅150km、高さ200kmというスケールの壮大さは、現時点でアジア最長だそうです。ただし見学できるのは内1kmの長さ。それでもこの洞窟の規模と自然美には圧倒されます。
様々な形の奇岩に遭遇。
天国の洞窟を満喫したあとは、坂を下り船着き場でボートに乗り換え、フォンニャ洞窟へ。
ボートの運転手に女性が多かったことにびっくり。30程川を走り、入口へと向かいます。
入口に到着。水位によって小さなボートに乗り換えなくてはいけなかったり、最悪入れないというケースもあるのですが、今回は運よく乗ってきたボートでそのまま入ることが出来ました。
狭い入口をボートですり抜け進んでいくと、奥には様々な造形の巨大な鍾乳石が天井や地上から顔を出します。洞窟の中で聞こえるのはボートを漕ぐ水の音だけで、静寂な空間の中、洞窟という名の自然の魅力にただただ驚くばかり。
2003年に世界自然遺産に登録されたフォンニャ・ケバンは、私の想像していた洞窟というイメージをはるかに超えていて、スケール、美しさなどあらゆる点で驚きの連続でした。4億年という途方もない年月をかけて創られた自然美を秘めているフォンニャ・ケバンは、訪れるべき価値のある唯一無二の場所であると思いました。
<最後に>
なにもかもが初めてだったダナン。実際に行ってみると、食事はあっさりしていてどれも美味しいし、街の人々は穏やかで大らか。世界遺産も魅力的で、街中は活気がありながらものどかで、古くてどこか懐かしい雰囲気が妙に心地よい。どうしてもっと早くダナンに旅に来ていなかったんだろう・・・と思うほどでした。都市部にはないゆったりとした時間の流れを感じることが出来るダナンにハマってしまった、そんな私でした。
地ビールにもハマり、最初にして最高なダナン旅行となりました。
【スタッフおススメ度】
<ホイアン旧市街>★★★★★
可愛い雑貨屋さんやカフェがたくさん!女性におすすめ
<ミーソン遺跡>★★★★
レンガ造りと美しい彫刻は、見ていて飽きることがない
<古都フエ>★★★★★
ひとつひとつの建造物に歴史を感じる
<フエ宮廷料理>★★★★★
フエを訪れたらぜひ味わうべき!繊細で美しい見た目で味は日本人好み
<フォンニャ・ケバン>★★★★★
壮大な鍾乳洞の集合地帯に心奪われること間違いなし
(2014年7月 酒井優紀)
- 見知らぬカナダの東を早歩き
-
エリア:
- 北米>カナダ>シャーロットタウン[プリンスエドワード島]
- 北米>カナダ>ナイアガラフォールズ
- 北米>カナダ>ローレンシャン地方
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/01/23 14:25
今回の出張は個人的に4年ぶりになるカナダと聞いたとき懐かしくそして嬉しく思った。西海岸のバンクーバーには3年以上住んでいたにも関わらず、残念ながら訪れる機会がなかった東海岸へと決まったからだ。そして慣れ親しんだカナダの見知らぬ土地を歩きだしたのだった。
今年の七月からは、羽田-トロント線も就航しより身近になったトロントへはエアカナダを利用し12時間で到着した。空港で両替をしたのだが、この4年の間にカナダでは紙幣が替わり、プラスチックの新札に代わっていた。そして驚きなのが、日本円で1円玉にあたる1セント硬貨が廃止されていたのだ。レジで必要な時はどうするのかと言うと四捨五入ならぬ、近い金額に切り捨てもしくは切り上げて対応する。さすがアバウトなカナダ文化だ。
とは言えもともとペニーと呼ばれる1セント硬貨は実際にはほとんど使われず、誰もが家に無駄に溜まっていっていた代物なので全く問題ない。
空港から市内へ向かう道中はスコールのような大雨が続いたが、ホテルに到着した時と同じくして雨が止み、カナダの空にはすこし歓迎されたようだ。
カナダと言って思い付くのは、真っ先に思い付くナイアガラの滝。世界三大瀑布の一つナイアガラフォールズは落差53m、滝つぼの深さ56mの圧倒的な水量は絶対に見逃せない。テーブルロックからの眺めは壮大で水しぶきも心地良かったが、ナイガラクルーズからの滝の正面から見る迫力はそれ以上に凄いのだが、それ以上に水しぶきが凄く雨合羽を着ていてもびしょ濡れになってしまうので注意が必要です。
そしてナイアガラの街の中心はアメリカの国境すぐに位置し、ナイアガラ滝の水力発電のおかげで電気代も安く、アメリカナイズされたネオンが派手に輝いており、カナダらしくない街並みが並んでいた。
そして夜見逃せないのは滝のイルミネーションで、夏限定で週二回打ち上げられる花火の今年初花火が運よく到着日と重なり見ることが出来た。
世界中で翻訳され日本でも人気の「赤毛のアン」の著者ルーシー・モード・モンゴメリーが生まれ舞台にもなったシャーロットタウン。1864年にカナダ建国会議が開かれ、カナダの歴史の出発点となったシャーロットタウンも今年が節目の150年を迎える。夏のシーズンはクルーズ船も寄港し観光客で賑わう。
今回はシャーロットタウン唯一の語学学校を見学させてもらう貴重な体験が出来たので、ぜひ観光プラスアルファをお勧めしたい!!
陽気なアイランダーのカナディアンの家にホームステイをしながら、学校に通いカナダの文化を世界一美しい島で感じて欲しい。最短1週間からのプログラムがあり、日本人カウンセラーもいるので安心です。
カナダの中で唯一フランス語圏のケベック州は、ローレンシャン高原として日本では有名だが、モントリオール郊外のこの地域最大のリゾートであるモン・トランブランはカナダ随一のスキーリゾートとして有名で、春は新緑、夏は避暑地、秋は紅葉、冬はスキーと年間を通して北米で人気のリゾート地である。
そして訪れたこの日は、年に一度?!のトライアスロンの「IRONMAN」大会が行われており、観客の熱気で溢れているのを眺めつつ、ゴンドラに乗って頂上へ。
頂上からの景色は夏の新緑、秋は紅葉で赤く染まる絶景です。
モントリオールからはVIA鉄道を利用し、約3時間で州都ケベックシティへ。
世界遺産に登録されている旧市街の象徴のシャトーフロンテナックホテルの近くにはレストランやショップが立ち並びヨーロッパの街並みの雰囲気を感じることが出来る。
街はケベックの日が近い事もあり、ケベック州の旗が多く見ることが出来る。
フランス語圏のケベック州ではカナダの建国記念日よりも州の記念日が盛り上がる。
久しぶりにカナダの地を踏み、7日間でトロント、ナイアガラ、シャーロットタウン、モントリオール、ケベックシティの5都市を駆け足で回ったが、東海岸のいろいろな表情を見る事ができる。一度に行くもよし、何回かに分けるもよしナイアガラだけでなくぜひ足を延ばしてみてはいかがだろうか。
【スタッフおススメ度】
ナイアガラフォールズ★★★★★ 「有名なだけあって外せない」
シャーロットタウン★★★★「アンを知らなくても素晴らしさは伝わる」
ローレンシャン高原★★★★「紅葉シーズン以外にも訪れたい」
ケベックシティ★★★★「フランス語を勉強したら楽しさ倍増」
(2014年6月 大道 隆宏)
今年の七月からは、羽田-トロント線も就航しより身近になったトロントへはエアカナダを利用し12時間で到着した。空港で両替をしたのだが、この4年の間にカナダでは紙幣が替わり、プラスチックの新札に代わっていた。そして驚きなのが、日本円で1円玉にあたる1セント硬貨が廃止されていたのだ。レジで必要な時はどうするのかと言うと四捨五入ならぬ、近い金額に切り捨てもしくは切り上げて対応する。さすがアバウトなカナダ文化だ。
とは言えもともとペニーと呼ばれる1セント硬貨は実際にはほとんど使われず、誰もが家に無駄に溜まっていっていた代物なので全く問題ない。
空港から市内へ向かう道中はスコールのような大雨が続いたが、ホテルに到着した時と同じくして雨が止み、カナダの空にはすこし歓迎されたようだ。
カナダと言って思い付くのは、真っ先に思い付くナイアガラの滝。世界三大瀑布の一つナイアガラフォールズは落差53m、滝つぼの深さ56mの圧倒的な水量は絶対に見逃せない。テーブルロックからの眺めは壮大で水しぶきも心地良かったが、ナイガラクルーズからの滝の正面から見る迫力はそれ以上に凄いのだが、それ以上に水しぶきが凄く雨合羽を着ていてもびしょ濡れになってしまうので注意が必要です。
テーブルロックからのカナダ滝
ナイアガラクルーズ
ナイアガラ峡谷のワールプール・エアロ・カー
ナイアガラオンザレイクのカフェ
そしてナイアガラの街の中心はアメリカの国境すぐに位置し、ナイアガラ滝の水力発電のおかげで電気代も安く、アメリカナイズされたネオンが派手に輝いており、カナダらしくない街並みが並んでいた。
そして夜見逃せないのは滝のイルミネーションで、夏限定で週二回打ち上げられる花火の今年初花火が運よく到着日と重なり見ることが出来た。
アメリカ滝のイルミネーション
花火と滝のイルミネーション
夜のセンターストリート
世界中で翻訳され日本でも人気の「赤毛のアン」の著者ルーシー・モード・モンゴメリーが生まれ舞台にもなったシャーロットタウン。1864年にカナダ建国会議が開かれ、カナダの歴史の出発点となったシャーロットタウンも今年が節目の150年を迎える。夏のシーズンはクルーズ船も寄港し観光客で賑わう。
今回はシャーロットタウン唯一の語学学校を見学させてもらう貴重な体験が出来たので、ぜひ観光プラスアルファをお勧めしたい!!
陽気なアイランダーのカナディアンの家にホームステイをしながら、学校に通いカナダの文化を世界一美しい島で感じて欲しい。最短1週間からのプログラムがあり、日本人カウンセラーもいるので安心です。
語学学校の副学長ヘレンと日本人カウンセラーと
授業風景
ホームステイの家庭
建国会議が開かれたプロビンスハウス
建国会議のモニュメント
グリーン・ゲイブルズ
アン観光のロブスターランチ
カナダの中で唯一フランス語圏のケベック州は、ローレンシャン高原として日本では有名だが、モントリオール郊外のこの地域最大のリゾートであるモン・トランブランはカナダ随一のスキーリゾートとして有名で、春は新緑、夏は避暑地、秋は紅葉、冬はスキーと年間を通して北米で人気のリゾート地である。
そして訪れたこの日は、年に一度?!のトライアスロンの「IRONMAN」大会が行われており、観客の熱気で溢れているのを眺めつつ、ゴンドラに乗って頂上へ。
頂上からの景色は夏の新緑、秋は紅葉で赤く染まる絶景です。
頂上からの景色
無料リフトからの街並み
サンソヴェールの教会
ノートルダム大聖堂
モントリオールからはVIA鉄道を利用し、約3時間で州都ケベックシティへ。
世界遺産に登録されている旧市街の象徴のシャトーフロンテナックホテルの近くにはレストランやショップが立ち並びヨーロッパの街並みの雰囲気を感じることが出来る。
街はケベックの日が近い事もあり、ケベック州の旗が多く見ることが出来る。
フランス語圏のケベック州ではカナダの建国記念日よりも州の記念日が盛り上がる。
VIA鉄道
シャトーフロンテナック
トレゾール通り
旧市街の壁画
北米最古の商店街
青い空とケベック州の州旗
久しぶりにカナダの地を踏み、7日間でトロント、ナイアガラ、シャーロットタウン、モントリオール、ケベックシティの5都市を駆け足で回ったが、東海岸のいろいろな表情を見る事ができる。一度に行くもよし、何回かに分けるもよしナイアガラだけでなくぜひ足を延ばしてみてはいかがだろうか。
【スタッフおススメ度】
ナイアガラフォールズ★★★★★ 「有名なだけあって外せない」
シャーロットタウン★★★★「アンを知らなくても素晴らしさは伝わる」
ローレンシャン高原★★★★「紅葉シーズン以外にも訪れたい」
ケベックシティ★★★★「フランス語を勉強したら楽しさ倍増」
(2014年6月 大道 隆宏)
1 - 5件目まで(8件中)