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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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リリ・ブルーホール
世界で一番幸せな国とも言われた秘境のリゾート 〜バヌアツ共和国〜
エリア:
  • 南太平洋>バヌアツ>ポートビラ
  • 南太平洋>バヌアツ>タンナ島
  • 南太平洋>バヌアツ>エスピリツ サント島
テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2014/12/26 19:13


ガイドブック数ページほどの情報と、好奇心×不安を胸にバヌアツ共和国へと飛び立った。
バヌアツまでの直行便は飛んでいないため、まずエアカランでニューカレドニアまで。1泊した後翌日にバヌアツに到着した。
そこは、温かい人、美味しいご飯、綺麗な海、手つかずの自然・・世界で一番幸せな国とも言われた潜在的な魅力を秘めた国だった。
リリ・ブルーホール


カスタムビレッジにて


バヌアツの玄関口はポートヴィラ国際空港。
空港に入るとすぐ1台の小さいバゲージクレームがあり、待たずとも荷物が出てくる。


その隣10歩ほど歩いたところには簡単なイミグレーションカウンターがあり、入国手続きをする。入国すると両替所があるので、こちらで両替。
ヌメアからポートヴィラまでエアカランで入国する場合、機内で入国カードが配られるが、なんとフランス語のみで英語表記がない。ガイドブックにも記入例がなく、同行者と一緒に推測で空欄を埋めた。(お客様には記入例をお渡し致しますのでご安心下さい。)
バヌアツではポートヴィラだけに滞在するよりも、ここを起点に国内線でタンナ島やサント島といった離島へ行くのがおすすめ。
今回私はタンナ島とサント島両方を訪れてきたので紹介したい。

○タンナ島
ポートヴィラから国内線に乗り約1時間でタンナ島到着。
空港を出るとホテルのドライバーが出迎えてくれる。
タンナロッジのドライバーさん


タンナ島の道はまだ整備されていない。がたがた道を4WDで走る。
道中でマンゴー屋さん(?)に立ち寄り。


こんなにたくさんで約200円!安い。


フィリピンやメキシコのマンゴーとは違い、小さくて緑色。これってまだ食べ頃じゃないのでは・・と思いつつ口にしてみると、意外と甘くて美味しかった。
この島で感動したことの一つが、島の人たちは10人が10人揃って、車が通ると必ず手を振ってくれること。ドライバーさんはタンナ出身の方で、こちらからも手を振りかえすのがマナーだということを教えてくれた。少し離れたところに立っている子供も、必ず大きく手を振ってくれる。さらに窓から手を出すと、みんなハイタッチをしてくれる。日本だとありえないことだけど、この島の人懐っこさ、あたたかさに感動した。


村のこどもたち


<カスタムビレッジ>
この島では、実際にまだ昔のままの暮らしを続けている原住民の生活を見学することができる。そこには、服を着ないで生活をしている裸族がいる。男性は藁で作られたナンバスを付け、女性は腰みのだけを身に付けている。
村に入る前に、この村で採れる食べ物を紹介してもらった。本当に食べ物が豊富で、食には困ることがないとのこと。


バヌアツの伝統料理ラップラップを作っているところを見学。
芋を棒ですり、そこにココナッツやアイランドキャベッジといわれる葉っぱを混ぜ、バナナの葉っぱで包んで蒸す。




一方で男性は火を起こすのが仕事。
種から作り、藁を使って慣れた手つきでいとも簡単に火を起こしていた。




今回バヌアツを訪れる前に、バヌアツの家族が日本でホームステイをするという企画のテレビ番組を見た。ここで、まさかの日本に来ていたタマイさん家族のお母さんに会うことができた。


この村では「こんにちは」、「おいしい」、「ありがとう」などすべて同じ言葉「ルア」で通じる。とりあえず、皆「ルア」しか言っていない。「ルア」さえ覚えればこの村の人たちとは仲良くなれる。なんて簡単。




最後はみんなが集まって、盛大なダンスを見せてくれた。




電気もガスもない村だけど、皆本当に幸せそうだった。子供たちの純粋な笑顔に癒され、パワーをもらった。




<ヤスール火山>
この島で一番の見どころが、世界で一番火口に近づけるというヤスール火山。ガタガタ道を約2時間かけてヤスールを目指す。
火山に近付くにつれ、灰でどんどん道が黒くなっていくのが分かる。
ジャングルのような中を進んでいくと、急に砂地の開けたところに出る。ここは火星か、異世界かと思うような光景。


山は砂場で作ったような見た目。そこから不規則にもくもくと煙が出ている。
ヤスール火山をバックにジャンプ!


偶然にも写真を撮っていると綺麗な虹が出てくれた。何とも幻想的な光景。



麓には「世界で一番危険なポスト」が設置されていて、そこからポストカードを出すことができる。
事前に街でポストカードを購入していたので、日本に出してみた。(届くまで、2週間程かかった。)
そしていざ火口へ向けて出発!


足元にはごろごろとした火成岩がたくさん落ちている。そして「ゴロゴロゴロ」という大きな音が聞こえてくる。




5分ほどで火口が見えてくる。
そこからもくもくと水蒸気が立ち込め、不規則にドカーンという音と共にマグマが吹き出す。


たまに大きな爆発があると、あまりの迫力に思わず後ずさりしてしまう。
なんだか”地球と向き合っている”気持ちになった。

山の上は天気が変わりやすく、雨が降ることも多いので、雨具かウインドブレーカーが必須。また、夜が綺麗に見えるため、日が沈むのを待ってから下山する。そのため、懐中電灯もマスト。あまり写真は綺麗に撮れなかったが、夜はやはり綺麗だった。


○サント島
タンナ島の火山やカスタムビレッジで刺激を受けたあとに訪れたここは、透き通ったビーチと真っ青なブルーホールがあるまるでパラダイスのような島だった。
サント島は、バヌアツの中で一番大きい島。
空港から主な観光地(ブルーホールやシャンパンビーチ)までの道は1本で、綺麗に整備されている。それ以外の場所はまだまだ整備されていないそう。
ヤシの木が立ち並び、タンナ島とはまた違った景色が広がる


<ブルーホール>
サント島には6つのブルーホールが存在する。今回まず訪れたのがリリ・ブルーホール。ブルーホールまで手漕ぎボートに乗って行く。


水は驚くほどに透き通っていて、川底がすぐそこに見える。鳥のさえずりとボートを漕ぐ音以外は何も聞こえない。




10〜15分ほど行くと、見たこともない青さのブルーホールが目に飛び込んでくる。神秘的な青さに吸い込まれてしまいそうになる。
あまりの美しさに言葉を失うほど


そこにロープを使って飛び込む人たち。


私たちも、一緒にターザンジャンプをしたり、シュノーケルをしたりと楽しんだ。あまりの気持ちよさにずっとここでぷかぷかと浮いていたかった。
シャワーがなかったが、ブルーホールの水は真水のため、泳いだあと髪の毛がさらさら、肌もツルツルになっていたのが嬉しかった。毎日ここで泳いでいると肌が若返るとか!

<シャンパンビーチ>
次に訪れたのがシャンパンビーチ。シャンパンビーチという名の由来は、海水と湧き水(真水)が混じる地点があり、そこがシャンパンのように輝くためらしい。
白砂が柔らかく、裸足で走りたい衝動に駆られる。



向こう側には、世界遺産のハットアイランドが見える。ここはかつてバヌアツの争いを収めたという伝説のリーダーロイマタの遺体が眠っている島。現在入島は禁止されている。

ここでもシュノーケルをして楽しんだ。少し泳ぐと、魚の群れや、カラフルな魚、イソギンチャクをたくさん見ることができる。人もほとんどおらず、貸切状態なのがまた良いポイント。湧き出るシャンパンを見たかったが、残念ながら見つけることはできなかった。

今回私たちは時間がなかったため日帰りでポートヴィラに戻ったが、サント島には素敵なリゾートホテルもたくさんあったので、是非1泊はしてみて欲しい。


出発までに心配していたのが、バヌアツのご飯。芋とか虫とかしか出てこないんじゃ・・と薬もしっかり持って行っていた。しかし、そんな心配は全く不要だった。
食物が豊富なバヌアツでは、新鮮な野菜が豊富にある。マーケットに行けば、採れたて野菜がたくさん並んでいる。ポートヴィラの街中にあるマーケットは24時間開いていて、遠くから野菜を売りに来た人達が3日間程泊まり込みで売るらしい。(ただし、夜中でも開いてはいるが、おばちゃんたちは寝ているとか。)










また、有名なのがバヌアツビーフ。
メラネシアンホテルのレストランにて


オーストラリアからわざわざこのバヌアツビーフを買いに来る人がいるほどらしい。
持ってきた薬を投げ捨てたくなるほど、ご飯は日本人の口にとてもあい、美味しかった。


もう一つ驚いたのがホテルのクオリティの高さ。
あまり期待をしていなかったこともあるが(笑)、本当に素敵なホテルがたくさんあった。今回エファテ、タンナ、サント3島のホテルをたくさん見て回ったが、ほとんどのホテルが満室だった。日本人にはまだまだ知られていないが、オーストラリアやニュージーランドでは大人気のリゾート地らしい。

〇タンナ島〇
*エバーグリーン




*ホワイトグラス






〇サント島〇
*ロペロペロッジ




*ヴィレッジ・デ・サント


〇ポートヴィラ〇
*ワーウィック・ル・ラゴン・リゾート&スパ(プールヴィラ)






*ホリデイインリゾート(水上ヴィラ)


カップル用とファミリー用のお部屋があります


ラグーンへダイレクトアクセス!


*ザ・ハバナー
ここでロマンティックディナー






*イリリイリリキアイランドリゾート&スパ
ホテルまでは渡し舟で移動


プール




オーシャンビュー(ジャグジー付き)


今回の旅で素朴なバヌアツの秘める底知れぬ魅力に、衝撃を受けた。
地球の威力を間近に見ることができる場所があり、一方では縄文時代のような生活を幸せそうに続けている人達がいる。そして少し離れれば洗練されたリゾートもあり、目を見張るほど綺麗なビーチもある。何よりも人の温かさを肌で感じることができる。
モルディブのホテルはちょっと高すぎるけど、アジアでは物足りない・・というハネムナーの方にもおすすめ。アクティビティも充実していてご飯美味しい。
世界で最も幸せな国と言われていた理由が本当に分かった気がした。


おすすめポイント
ヤスール火山 ★★★★★
間近で見る火山の噴火は迫力満点!噴火を間近で見れるなんてここバヌアツでしかできない体験。

カスタムビレッジ ★★★★
原住民の人達の生活を見ることができ、とても面白い。とりあえず「ルア」で仲良くなれる。

ブルーホール ★★★★★
その神秘的な青さに吸い込まれそうになる。シュノーケルをすれば楽しいだけじゃなく真水でお肌もスベスベに。

シャンパンビーチ ★★★★★
シャンパンのように輝くビーチでのシュノーケルは最高!人も少なく静かでのんびりできる。

2014年9月 池田郁依

イアの風車
青い空、青い海、ギリシャの旅
エリア:
  • ヨーロッパ>ギリシャ>イラクリオン[クレタ島]
  • ヨーロッパ>ギリシャ>ミコノス島
  • ヨーロッパ>ギリシャ>メテオラ
テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 グルメ 
投稿日:2014/12/26 19:08
ギリシャといえば青い海、エーゲ海。エーゲ海には2500以上の島が点在しています。今回はその中でも人気のサントリーニとクレタ、そして世界遺産のメテオラとアテネを旅してきました。観光はもちろんフレンドリーな人々、おいしい食事などなど、ギリシャは魅力満載でした。
イアの風車


メルヘンの世界


ハニアの観光馬車


まずはハネムーナーに大人気のサントリーニ島へ。断崖の上に建つ白い建物と青い屋根、青い海のコントラスト。その風景に「なるほど人気があるわけだ!!」と一瞬で魅了されました。








中心のフィラは断崖に沿った通りにお土産屋などが所せましと軒を連ねています。町歩きに疲れたら断崖沿いのカフェで一休み。夕暮れ時はさらにロマンチック。






もう一つの人気エリアのイアはフィラから車で20分ほどの北端の小さな町で夕日が特に有名です。フィラも素敵ですがイアの町並みはさらにメルヘンチック。イアは落ち着いた雰囲気で、アートショップやこだわりのショップも見られました。








ミニチュア模型のよう


サントリーニではホテルライフも楽しみの一つ。いくつかのホテルを見学しましたがやはりクリフサイド(断崖側)はすばらしい。次回は海を見ながらプールやジャグジーでゆっくり癒されたい気分でした。
ポルトフィラスイーツ


ダナヴィラス ウェディング場


カティキエス プールからの眺め


ペルラヴィラ お部屋のジャグシー


クレタはエーゲ海最大の島です。ここでは3大都市イラクリオン、レシムノ、ハニアを早足で巡ってきました。まずは紀元前18世紀の遺跡があるイラクリオンへ。牛頭人身のミノタウロスやイカロスの神話が残るクノッソスは一辺が160m、部屋は1200以上の巨大な建物だったそうです。遺跡内にある壁画は色鮮やかで生き生きとし、現在の天窓のように地下まで光が届く構造、用水路など、文明の水準の高さを感じました。(遺跡にあるフレスコ画はレプリカで本物は考古学博物館にあります)。物語上だったこの宮殿は1900年に初めて発掘され、実在のものと判明したわけですが、考古学者の信念にも驚かされます。
クノッソス想像図








フレスコ画の数々




イラクリオン、レシムノ、ハニアはこれまで様々な国に統治され現在は壁に囲まれた旧市街と新市街に分かれています。旧市街にはこれまで様々な国に統治されてきたそれぞれの時代の面影が残り、オールドポートで見るエーゲ海の青さにまた目を奪われました。特にハニアの古い町並みはまるで中世に迷い込んだようで、ギリシャのイメージとは一味違うクレタを堪能しました。


イラクリオン オールドポート






レシムノ かわいい町並み








ハニア オールドポート








ハニアはマーケットも楽しい


そして島を離れ、メテオラへ。「空中につりさげられた」という意味のメテオラには20〜400m級の奇岩群が立ち並んでいて、その頂上には修道院が建っています。この険しい岩の上にどうやって、なぜ・・・。
古の人々の技術には驚かされます。この奇岩群、夏にはロッククライマーがこぞって登りに来るので岩肌が人でいっぱいになることもあるのだとか。それも見てみたい気がします。
一瞬の晴れ間
















今回はあいにくの雨になりましたが、それでも迫力は満点。紀元後に書かれたギリシャの紀行文にはメテオラ地域の記述はあっても、奇岩群には一言もふれていないそうで、その時代にはまだなかったかも、となると地球的には比較的新しい地形なのかもしれません。そう考えるとまた想像の翼が広がります(笑)。
アギオス・ニコラオス前で


最後のアテネでのメインはやはりアクロポリス。「高い丘の都市」を意味するアクロポリスにはあのパルテノン神殿があります。実際目にすると、テレビなどの映像とは比べ物にならない迫力。柱や床はどこから見ても同じように見えるように設計がされているそうです。破壊と再建を繰り返し現在も修復中ですが、神聖な場所ということは感じることができました。










アクロポリスから見るアテネ市内


今回のギリシャの旅では食事でも大満足。どちらかというとおいしいイメージはなかったのですが(失礼)毎回おいしくいただけて胃袋も満たされ、ギリシャはリピートしたい国になりました。
テンションが上がるシーフードスパゲティ


グリークピザ 大きい!


ムサカ


ギリシャのファストフード ギロピタ


おすすめ度
サントリーニ★★★★★
クレタ★★★★★
メテオラ★★★★★
アテネ★★★★★

2014年10月 平田真美

地獄の門
知られざる地球の絶景!!炎に包まれた地獄の門へ 中央アジア・トルクメニスタン周遊
エリア:
  • アジア>トルクメニスタン>アシガバート
  • アジア>トルクメニスタン>トルクメニスタンその他の都市
テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2014/12/26 17:40


地獄の門を知っていますか?
40年以上燃え続けている炎のクレーターがこの世にあることを私はつい半年前まで知らなかった。
存在を知ってから間もなくトルクメニスタンに行ってその地獄の門の写真を撮るという幸運な機会が訪れた。
地獄の・・という呼称が忌まわしいのか、その成り立ちから観光地と呼ぶにふさわしくないからだろうか、
ガイドブックや世界の絶景特集的な本でも見かけない。世界遺産でも何でもないので一般的な知名度は低く、
旅行業界内でも知る人ぞ知る地味な存在だ。実態は派手だが・・・
その40年以上も燃え続けるガスクレーターの姿をただひたすらに確実にカメラにおさめて無事持ち帰ること、
絶対にすべってはならないとても重要なミッション。
まずこのトルクメニスタンは入国にビザが必要。日本に大使館がないので事前にトルクメニスタン側から招待状を
取らなくてはならない。それにはホテルやガイドの手配を済ませなければならなく、やや時間もかかるので他の国と比べてちょっと面倒くさい。巷に流れる国の情報量は相対的に少ない。そこで余計な先入観はかえって要らないだろうとの勝手な判断からあまり予習せずに出発した。
空路で入る場合は成田からトルコ航空のイスタンブール乗りかえで首都のアシハバードに入るルートが早いが
今回はウズベキスタンも含んでいるので往復ソウルとタシケントを経由してウルゲンチまで行き、そこから陸路で入国する行程。ウルゲンチに到着後、半日ほどヒヴァの観光をして車でおよそ1時間、国境のある町シャバトまで向かった。
国境を越えてトルクメニスタンへ
ウズベキスタンの国境まではヒヴァのガイドがさんが一緒。


写真があれば入国の流れもわかりやすいのだがこの辺りから撮影禁止エリアになるので文章だけでお伝えしたい。
税関の書類を2枚提出したところでガイドさんとはお別れ。ゲートをくぐりしばらく歩いて次の建物でスタンプを押してもらい、さらに歩く。何度か見張り兵にパスポートの提示を求められる。これが鬱陶しい。この先は歩いても行けるらしいがゲートまでの距離感がつかめないので1ドルを払って観光客ではなさそうないわゆる地元の出稼ぎ風おばちゃんたちと乗合タクシーで中立地帯を走り、トルクメニスタンのゲートを目指す。恐らく歩けば15分はかかりそうな距離を車だと2分くらい、目指すゲートが見えてきた。現在の大統領の写真が掲げられた立派なゲートだ。地味なウズベキスタンに対しこっちは派手な印象を受ける。ちなみにこのゲートは24時間開いているということではない。きっちりお昼休みを取って午後は14時から開くので、その時間にあわせてスケジュールを組まなくてはならない。
建物の前までガイドさんが迎えに来てくれてまずはひと安心。ここでも書類を2枚書き、ビザ代として69ドルを払う。
そして待つことさらに30分。手続きに来ているのはさっきまで一緒だったおばちゃんたち3人だけのはずなのに、やけに時間がかかる。手続きが終わったら係官に呼ばれ顔をしげしげと見られる。その後荷物チェックを受け、ようやく自由になれた。結局ウズベキスタンの国境からここまで90分近くを要した。
最初の宿泊はダシュボウズという何もない、おそろしく静かな町。


ホテルは最小限のサービズが整っているレベル。ただ泊まるだけなのでこのくらいで不満はない。


トルクメニスタンでもスマフォを持っている人を多く見かけるがWIFIは首都のアシハバード以外は一切使えない。(2014年10月現在)
まだ明るいのでちょっと散歩に出てみた。交差点に掲げられた大統領の肖像画が気になる。


この国は街の至るところにこの肖像画が溢れているらしく国民のロイヤリティの高さを感じる。

世界遺産のクフナウルゲンチへ
翌朝は10時にホテルを出発。およそ1時間でトルクメニスタン最初の観光地、世界遺産のクフナウルゲンチへ。
地図で見ると国の北西部に位置する。10世紀から14世紀までの約500年、ホレズム王国の首都として栄えた
場所。モンゴル帝国の侵略とアムダリヤ川の流路の変化に伴って衰退してしまったが、当時の建物が修復されながら
保存されている。


ここでは写真を撮るために先に2ドルを支払う。
ちなみにトルクメニスタンの通貨はマナット。米ドルはレートがあまりよくないが結構使えるが日本円はX。
見どころは
1.敷地内で最も大きい14世紀に建てられたテュラベクハン廟


内部のドームは昼夜24時間を表す12個の天窓と1年をあらわす365個の星などイスラム天文学が生かされている。


2.同じ14世紀に造られた中央アジアで最も高いクトルグティムールミナレット


3.とんがり屋根が特徴のイルアルスラン廟


ここで初めて、地元の女性から写真撮影の依頼があり感激した。


もちろん断る理由などない。他の国ではめったにない依頼に素直に喜んで応じる。

ツアー3日目、いよいよダルヴァザ・地獄の門へ
クフナウルゲンチからおよそ280キロ、4時間半かけて今回の最大の目的地、地獄の門のあるダルヴァザを目指す。
目的地の近くは何もないので途中の店でビールとメロンを買いこみ、カラクルム砂漠を南に進む。
アスファルトは滑らかで道路事情は思ったより良い。カラクム砂漠は黒砂漠で一般的にイメージする砂一色の砂漠ではなく石ころが散乱している荒野といった感じ。その単調な景色を眺めながら車は1本道を延々と進んでいく。


そろそろかな、という空気が流れたあと、いきなり左に折れて小さな路へ、アスファルトから砂利に変わる。道路標識もなく、もちろんカーナビもない。なんの目印もないようなフツーの風景、もし夜中だったら絶対に間違えるであろう地味で特徴のない道をさらりとハンドルを切って進むドライバーさんは凄い。


そして走ることおよそ5分、心とシャッターの準備がないまま、“着いたよ”と知らされる。
これがそうなのか? 何もない、荒野の真ん中にポッコリと口をあけた不気味な穴、という感じ。




まだ陽が明るい時間なのでイメージしていた炎は見えなく、ちょっと拍子抜け。車を降りて近づくと炎がちらちらと目に入る。地獄の門というのはキャッチーな表現かもしれないが個人的にはあまり適切と思わないし、第一印象は
地獄と呼べるほどのものでなくあまりにも淡泊であった。 地獄と言えば閻魔大王とか奈落の底、または借金地獄といったワードが思い浮かぶ。また地獄の〇○というやや大袈裟なネーミングと炎のイメージは、私の世代のロック野郎ならKISSの一連のアルバムタイトルとジーンシモンズがステージで口から噴く炎をセットで連想するかもしれないが
それらのイメージとは真逆である。
話が逸れたがここであらためてウィキペディアなどで紹介されている地獄の門について簡単にふれてみたい。
そもそもトルクメニスタンは資源国でその天然ガス埋蔵量はイラン、ロシア、カタールに次いで世界第4位を誇る。
ここダルヴァザ付近の地下には豊富な天然ガスがあり、1971年に当時のソビエトの地質学者がボーリング調査をした。その際、偶然、天然ガスに満ちた洞窟を発見し、調査が始まった。しかしその調査の過程で落盤事故が起きてしまい採掘作業用の装置が置かれていた場所もろとも直径50から100メートルにもなる大きな穴が開いてしまった。
学者たちはそこから有毒ガスが放出されることを懸念してガスに火を放った。彼らはすぐにガスは燃え尽きて火は消えると見込んでいた。ところがガスが地下から絶え間なく吹き出るため40年以上経過した今でも燃え続けている。この学者たちの誤算によって誕生した地獄の門は天然ガスの埋蔵量を誇るトルクメニスタンの象徴となった極めて珍しい場所。のちにこのポッカリあいた穴を地元住民は”THE DOOR TO HELL”名づけた。現時点ではこの天然ガスの燃焼を食い止めることは技術的にとても困難と判断され、また天然ガスの埋蔵量自体が不明なため、今後いつまで燃え続けるのかもよく判っていない。現在でも消火するための解決手段は無く依然として燃え続けている。2010年にトルクメニスタンの大統領が現地を視察し、穴を封鎖または周囲のガス田開発のために対策を立てるように指示したという報道がある。現実的には様々な問題を抱えているらしく対策は非常に困難であるとされているがそのうち人為的に火が消される可能性が残されている。以上がネットでつかんだ知識。
これは自然と呼んで良いのか?それとも人工と呼ぶべきか? 成り立ちを調べると自然のようで人工、人工のようで自然という定義が曖昧で不思議なクレーター。


噂の通り、転落防止の柵がない。また、いわゆる警告看板もない、このほったらかされ感が良いかもしれないが
これだけの場所をほったらかしにしていいのだろうか?という疑問もわく。もし落ちたら・・・もちろん助からないだろう。ちょうど穴も開いているのでこれぞ正真正銘の穴場だ。当然だが地獄の門と呼ぶのは私たち日本人だけで他国の旅行者は皆ガスクレ-ターという。ドアトゥーヘルとはあまり言わない。ガイドさん曰く、本当かどうかわからないが過去に一度も事故や自殺などの死亡者がいないそうだ。もしそれが真実ならついでにこれも奇跡と言えるのではないだろうか?
日も暮れてきたので暖を取りながらさっそく食事の準備。




食材などバーベキューのセットはあらかじめガイドさんが用意してくれている。また、火は羊飼いのおっちゃんがセッティングしてくれる。無口だが微笑みが素敵な人。野菜はガイドさんが担当。ナスやトマトは焼いた後、すりつぶしてニンニク等を混ぜてサラダとして食べる、これが結構美味しい。


肉は鶏肉でおっちゃんが担当。素手でつかんで鶏肉を焼く、例のジューッという音とともに煙が立ちこめ一気に食欲がアップ!うーん、うまそうだ。 が、当然素手なので油が指にべっとりつく。どうするのかな?とたまたま観察していたらいきなり指をちゅぱちゅぱ舐めて次の肉をつかんでいるではないか!!いかーん!ダメダメ。これを見て一気に食欲ダウン・・・見なくていいところを見てしまった。


でもまあいいか、空腹には逆らえなのでおっちゃんの味が沁みた肉をがぶりついた。特製タレ(?)使用のためか
意外にジューシー。


皆でウオッカを飲みながらほぼ完食。


またデザートのメロンが美味い。
言葉が伝わらない不便はあるものの、目と目で通じあう、細やかな気配りと目配りを感じられてとても嬉しかった。

食後は健康のためにお散歩で、といきたいところをあえて車に乗って夜の炎見学へ繰り出す。




クレーターが近づいてくる。おっと、さっき見たのとは全然様相が違うではないか!
ついさっきは地獄というのはあまり適切でないと思ったが、これなら地獄と呼ぶに相応しいかもしれないほど
鮮やかな炎に一瞬茫然としてしまう。


そして我に返って様々な角度から夢中になってシャッターを押しまくる。




ここで偶然出会ったノルウェーから来た人たちとキャビアとウオッカで酒盛りへと展開する。
彼らは「炎に捧げる!」と叫んで持っていたぬいぐるみを谷底に投げてしまった。




名前はファティマと言っていた。彼女(?)が最初の犠牲者なのだろうか?
何故犠牲にするのか、理由を訊いてみたがなんだかよくわからない返事で未だに謎のまま。

おやすみはテントで。


寝袋が用意されているが少し寒いのでフリースをまとって就寝。


個人で来る人の中にはテントではなく、あえて炎のすぐそばで寝る強者もいるようだが自分は寝相が悪くて落ちてしまいそうで怖い。ウォッカで体が温まっていたので眠りは良かったが真夜中から明け方にかけて特に冷える。尋常じゃないのでもっと着込むか携帯カイロを持って来るべきだった。寒さと尿意で何度も目が覚める。ちなみにトイレは無い。大小かかわらずすべて堂々と”自然に済ませる”ので女性は抵抗があるかもしれない。

そして朝。日の出前に撮影がしたくて起床。目覚しをセットし忘れたがまったく問題ない。寒さと尿意で自然に目が覚める。月と炎と水平線。










このうす暗い感じが一番美しいと思った。偶然にもまだ誰もいない。この誰もいないこのエリアに一人佇むと、
月並みな表現だがまさに非日常の別世界に紛れ込んだ気分になる。

ついに夜明け。




風向きによっては熱風が顔に当たり炎を直視できない程の火力を感じる。陽炎がユラユラ見える。そこで、
煙草に火がつくかどうか、実にくだらない実験をしてみた。


かなり熱いと感じる位置に移動して挑戦したがダメだった。尤も煙草に火がつく=マユゲも焦げるはずだからそれはそれで危険な行為だ。
奈落の底に落ちる手前の写真。


誠に不謹慎ながらこのように今は観光地(?)として楽しめても、そのうち政府が本気になって対策を講じたら周囲は立ち入り禁止になるだろう。また、ガスの埋蔵量自体が不明であるなら、逆に考えるとそろそろガスが切れる可能性もあるのではないかと、つまりいつ行くの?今でしょ!ということになる。

この他、近辺には姉妹スポット(?)としてバブルクレーター


とウォータークレーター


もあるので見逃せない。なぜかこっちには柵がある。バブルクレーターは硫黄の匂いが少々きつい。
この2つは間違いなく暗ければ落ちる。地獄の門と違って柵のある理由をガイドに訊いてみたが知らないとのこと。
ただ単に灯りがないので暗い真夜中に落ちないために、なのだろうか?

白い首都・アシハバードへ
翌朝トルクメニスタンの首都であるアシハバードを目指して南下。ダルヴァザからは260キロ、車でおよそ3時間半かかる。1991年にソビエトから独立してからニヤゾフ初代大統領によって白亜の大理石の街へと変貌を遂げたため、旧市街や古い遺跡は残っておらず、綺麗で近代的な建物が多い。ゴミ1つ落ちていないほど清潔で、造られた白い都市といった印象を受ける。ちょっとドーハに似ているかもしれないと感じた。
1.その大統領が家族のために建てたトルクメンバシーモスク


2.トルクメニスタンは永世中立国。それを記念して造られた高さ75メートルの中立の塔


街中には大統領の肖像、初代大統領の黄金像などをいたるところで見かける。残念ながらところどころ撮影が厳しく、それを監視する警官が随所に立っている。車窓から撮影しているところを見つけられるとドライバーが罰せられる、
なのでドライバーからはその都度注意をされる。つまり街歩きには適さない空気をひしひし感じる。
迂闊にシャッターが押せなく、いたるところに監視の目が光っている。そもそも出発前のインビテーションの申請からビザの取得に至るまで訪問客にはややうるさい、これがリトル北朝鮮と揶揄されるゆえんなのだろうか??


今回の旅の中で最も料理が美味しかったのはこのアシハバードでのランチ


ビール1本8ドルと、東京ドーム並みのボッタクリ感があるが、料理のレベルはそれに比例して高い。


ちなみにトルクメニスタンもウズベキスタンもビールの相場は1本3ドル。現地通貨で買えば円換算で200円くらいになる。


市内観光は簡単に済ませて、郊外にある人類最古の農耕集落のひとつと言われるアナウ遺跡へ。
ここは15世紀頃に城塞都市として栄えた。


20世紀の初頭に、紀元前3000年ごろから人類が定住していたのではないかと推測される彩文土器が見つかったことから人類最古の農耕集落の一つとされている。
1948年の地震で倒壊してしまったセイットジュマールアッディンモスクは鮮やかな青のタイルが特徴。


中央アジア最大の遺跡・メルブ遺跡へ
アシハバードの空港からトルクメニスタン航空の国内線に1時間ほど乗ってマーリへ到着。そこから車で40分くらいのところにメルブ遺跡がある。この遺跡も世界遺産に登録されている。ここはかつてペルシャと中央アジアを結ぶシルクロードの中継点として栄えた町。古い町が捨てられると隣接して新しい町が造られた経緯からそれぞれの異なった
時代の町跡がまとめて見られるのが特徴だ。


1.メルブ最古の場所であるドーナツ型のエルクカラは紀元前6世紀から4世紀頃のもので城壁の一番高い所から
360度の展望が楽しめる。




2.南方のギャウルカラ。世界最西端の仏教遺跡がありソロアスター教、キリスト教、イスラム教、仏教が共存したことが分かる。




3.中心のスルタンカラにあるスルタンサンジャール廟。11〜12世紀にトルコ系民族のセルジュク朝の
あった場所でこれはその時代の最盛期の王の霊廟


4.南西に聳える大小2つのキズ・カラ、残念ながら修復中で綺麗に撮れない。大きい方が乙女の城、
小さい方が男の城と言われている。


嬉しいことにここで地元の子供たちに取り囲まれる。一人ずつ個別に撮影と握手したので時間がかかった。握手会でファンと接するタレントの気分ってこんな感じなんだろうか?日本では起こりえない出来事に感激した。




その中に極真空手を習っている少年がいて実演してくれた

再び国境を越えてウズベキスタンへ
マーリから車でおよそ5時間。トルクメンバードを越えて、ウズベキスタとの国境のあるファラブを目指す。


ドライバーさんとガイドさん


この道は4年前に間寛平さんがアースマラソンで走り抜けたらしく偶然にもこのドライバーのお兄さんが滞在時のお世話をしたらしい。ウズベキスタンーカザフスタンーキルギスー中国へと、普通の旅行でも体力が要るのによくあの年齢で走ったと、あらためて凄いと思う。


トルクメンバードの国境から出てウズベキスタンに再入国。このためにビザはダブルエントリーを取っておいた。
国境のイミグレーションは3か所あるらしい。出るのは入った時と比べればいたって簡単。ウズベキスタン同様、
税関の申告書を2枚書いて並ぶ。ここからが長い。一人一人丹念にパスポートチェックをされる。そして
ここでガイドとお別れ。その後は今度こそ歩いて行こうかと考えるも距離が測れないので1ドルの乗合タクシーをチョイス。フランス人のおばさまたちと一緒に中立地帯を走る。1分くらいで車を降ろされたので着いたかと
思ったがただの乗換え。またまた鬱陶しいチェックを受けて別のタクシーに乗り換え、これまた1ドル払う。
ようやくイミグレーションが見えてきたが、誰もいないっ!!田舎のお店のように「ごめんくださーい、誰かいませんかー?」的な感じで声をあげると奥から眠そうな若い女性が出てきて申告書を書けとジェスチャーで命令してくる。素直に従って記入してパスポートを見せる。これまたやる気のなさそうなおにいさんが入国スタンプを押して、荷物チェックへ。くぐり抜けたところでさっきのおねえさんが堂々と寝ている!そっと入国してもおそらく気づかないほどの熟睡ぶりに驚いた。他ではありえないようなことがおそらく日常平然と行われているに違いない。
その後、無事にガイドとミートしてブハラに滞在し、シャルク号に乗ってサマルカンド経由でタシケントへ戻り帰国。
あっという間の9日間であった。やはり早朝の地獄の門の光景が瞼に焼き付いて離れない。


人の写真を撮るのはかなり積極的なのに自分の絡んだ写真となるとやや消極的。もっと自分が地獄の門にいたことを証明する写真を色々な角度から撮っておけばよかったと大いに後悔している。

最後まで読んで下さった方へ
中央アジアに初上陸して一番感じたのは人がやさしいことです。写真撮影も気軽に応じてくれますし
これほどいい気分になれる国も珍しいです。治安面も全く問題ないので安心して旅行できると思います。


地獄の門はいつ消えるかわからない、またいつ政府が対策を講じるかわからないので少しでも興味を持たれたら早めに行くことをお勧めします。そして行くなら昼ではなく是非テント滞在で夜を過ごしてください。
昼間は地獄とは呼べません。地獄体験は真夜中から早朝にかけてがベスト、その炎が織りなす光景は圧巻で感動的です。是非一人でも多くの方にこの感動を体験していただきたいと思います。

【スタッフおススメ度】
<地獄の門>★★★★★
行くなら泊まりで。深夜から早朝がベスト。
いつ消えるかわからないので思いたったらすぐにでも!

<メルブ遺跡>★★★★
中央アジアで最大の遺跡。
エルクカラに登り、城壁の一番高い所から
360度の展望が楽しめる!

<クフナウルゲンチ>★★★★
ホレズム王国の都として栄えたシルクロード最大の都市。
高さ67メートル、中央アジアで最も高いクトルグ・ティムールミナレットは必見!


2014年10月 櫻本竜市

露天温泉ブルーラグーン
地球の熱を感じるアイスランド・・・何もなくても愛すべき島民・キヌフ島(エストニア)
エリア:
  • ヨーロッパ>エストニア>エストニアその他の都市
  • ヨーロッパ>アイスランド>レイキャビック
  • ヨーロッパ>アイスランド>ブルーラグーン
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 温泉・露天風呂 
投稿日:2014/12/26 17:33
日本も涼しくなってきた頃、火山と間欠泉と極寒のイメージがあった世界最北の首都レイキャビックへの出張が決まった。ついでにバルトと北欧の三都市のリーガ、エストニア、ヘルシンキと4カ国を大移動する。






寒いであろうレイキャビックへはスカンジナビア航空を利用しコペンハーゲンで乗継ぎ同日には到着することが出来る。夜遅い到着でもレイキャビック空港からの市内のホテルへはフライバスが安心で便利だ。ホテルによってバスターミナルで乗り換えが必要になるがドライバーがきちんとホテル近くで降ろしてくれるので、昼寝をしてホテル名を聞き逃すと怖い顔をされるので要注意・・フライバスを利用したら、レイキャビック滞在のフリータイムのアレンジの為にシートポケットのオプショナルの案内を忘れずにピックアップしよう!
レイキャビック空港のFLYBUSオフィス


アイスランドに来たならまずはゴールデンサークルへ。
ツアーの最初に訪れたのはシングヴェトリル国立公園。世界文化遺産に登録された歴史的な場所であるだけでなく、ユーラシアプレートと北米プレートがだんだんと離れている地球の割れ目ギャウがあり興味深い場所です。アメリカ大陸からユーラシア大陸に大移動、パスポートは忘れずに?!
黄金の滝グトルフォス、アイスランド随一の規模を誇り、白い水煙を上げながら流れ落ちる様はまさに豪快そのもので迫力満点。今年の六月に世界三大瀑布のナイアガラフォールズを見たばかりだったが、大自然に囲まれるアイスランドの滝も勝るとも劣らず癒される。
そして個人的に出発前からワクワクだったのが間欠泉(ゲイシール)!世界的にも有名な間欠泉ゲイシール現在では活動を止めてしまったが、すぐ近くにあるストロックル間欠泉は数分に一度吹き出す姿を間近で観ることが出来る。何回見ても飽きることなくひたすらシャッターチャンスを待ち侘びてしまう。
シングヴェトリル国立公園


グトルフォス滝


ストロックル間欠泉


ストロックル間欠泉


スカウホルト教会の壁画のキリスト


南海岸の青く美しいヨークルサルロン氷河湖
アイスランドの美しい南海岸、ヴァトナーヨークトル氷河からの氷が浮かぶ青く輝く氷河湖は氷河から落ちてきた氷塊が氷山のように浮かぶ。ヨークルサルロン氷河湖では氷の青い美しさを水陸両用のボートで氷の間を通るクルーズをすることが出来た。クルーズ中には氷河から溶けだした透き通った氷を試食も体験できる。








露天温泉ブルーラグーン
ケフラヴィーク国際空港から15分、レイキャビック市内から50分程と近いこともあり、観光スポットのブルーラグーン。やはり日本人には嬉しい露天温泉ですが、外国の温泉は水着を着用して入浴します。ブルーラグーンに浸かりながら泥パックやビールを飲む人も多い。施設も充実していて、ぜひとも1日中リラックスして過ごしたい場所です。残念ながらフライトの時間があり、たったの30分しか滞在できず必ずや再度訪問したいと思った。






アイスランドを後にし、久しぶりに再訪するリーガへ。
中央市場のお花屋さん


聖ギオルギ教会


聖ギオルギ教会の展望台から


火薬塔


ドゥアマ広場


そしてリーガからパルヌを経由し“生きた博物館”キヌフ島へ
キヌフ島は、人口は500人ほどの小さな島。エストニアの伝統文化が今でも残っており、この島全体がユネスコの世界無形文化遺産に登録されている。エストニアの夏のリゾート地であるパルヌの沖合にあるこの島は、パルヌ港(2時間半)もしくはムナライド港(50分)から夏の間だけ1日もしくは週何便かだけフェリーが運航している。このフェリーが1日1往復だったので、出発前に苦労したのである。島民の貴重な移動手段というわけだ。

パルヌのタリン門


パルヌのビーチ


パルヌの旧市街


ムナライド港


キヌフ島行きフェリー


キヌフ島は、車で30分もすれば島を1周出来てしまうキヌフ島。夏のオンシーズンだけオープンするたった一つのレストランや小さな商店が3つしかなく、警察や高校も存在していない。島の人は中学を卒業すると本土のパルヌやタリンに高校に通いに行くそうだ。
キヌフ唯一の学校


キヌフ島のショップ


キヌフ名物?!カラフルなヘルメット


島の南端にある灯台


灯台からの景色


島には外灯などひとつない真っ暗な闇の夜空の夜空には、天の川と見違えるほどの満点の星空が望める!!B&Bやホームステイ形式の家では、赤い沢山の縦縞が入ったカラフルなキヌフ島の象徴の民族衣装を身に付けたオーナーが、温かいスープと笑顔で迎えてくれた。夏の間はレンタサイクルで自然を感じるのがベストだろう。
クラガファームのオーナーのオイエと


温かい自家栽培の野菜を使ったスープ


クラガファーム


キヌフ島の象徴、女性のスカート


民族衣装を身に纏うガイドの女性


キヌフの家畜たち


3時間で周るヘルシンキ
キヌフの自然の次はヘルシンキに立ち寄ったが、到着は夜、出発はお昼と時間がない中での観光となった。特急で観光をするにはトラムを利用するのがベストであった。ガイドブックを参考に良いところどりの観光の手始めに世界遺産にも登録されているスオメンリンナ島、マーケット広場、ウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂を速足で駆け回る。残念ながら北欧雑貨のショッピングとはいかなかったが短時間でも大満喫で帰国の途についた。
移動に便利なトラム


スオメンリンナ島の潜水艦ヴェシッコ号


世界遺産のスオメンリンナ島


マーケット広場


ヘルシンキの大きな小便宇宙人


ウスペンスキー寺院


ヘルシンキ大聖堂


空港行きの615のバス


【スタッフおススメ度】
ゴールデンサークルツアー★★★★ 「レイキャビックに行ったなら、かならず参加しよう」
ブルーラグーン★★★★★「地熱を利用したお風呂に日本人でなくても温泉好きに」
キヌフ島★★★★「島民の魅力を直接触れよう」

2014年10月 大道隆宏

イケメン探しにもおすすめの国
「私的、聖地巡礼。本や映画の中の世界に逢いに行く旅」
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス>パリ
  • ヨーロッパ>フランス>ベルサイユ
  • ヨーロッパ>フランス>フランスその他の都市
テーマ:観光地 ホテル・宿泊 グルメ 
投稿日:2014/12/26 15:46
「俺は・・今日まで・・生きてきて・・・・・・・良かった!!!」

今回の出張先を聞いた時、うっかり某有名漫画宝塚バージョンのセリフを呟き、倒れそうになった。

その理由も、今回の出張先は、なんと今年の初めに密かに心の中で決めていた「いくらツアー代金が高くても、自腹をきって一度は行きたい国NO1」
なぜ私の心の決意がばれたのだろう。しかも行きたい理由はちょっと恥ずかしい。
しかし、ついに憧れの土地への道は開かれたのである。

いざ行かん!フランスへ!!!!

私的、聖地巡礼の旅で出会った様々な美しいものたちと憧れのものたち。
オタクだって旅をする。みなさんの好きなものに出会う旅への参考になりますように。
イケメン探しにもおすすめの国


学生時代、世界史を選択していなかった私にフランスとはどんな国か、どんな歴史をもっているのを教えてくれたのは、あの有名漫画「ベルサイユのばら」でした。
漫画を読み、宝塚歌劇団のベルばらを観劇し、ルイ14世から16世の間のみの歴史を反復学習した末に、オスカルが架空の人物だと知った時の私の心の傷は、未だに癒えていませんが、是非あの時代を象徴する町へ「シュトワイアン、ゆこーーーーう!!(オスカルのセリフ)」と、心の中で叫びながら、いざ飛行機にのりこんだ。

そう、私は今回パリへの憧れでいっぱいいっぱいな状態で出発したため、特にフランスの他の部分には期待もせずにいた。しかし、やはり旅人を魅了してやまない観光大国フランス。行く町、行く町、どこの素晴らしく、おススメしたい町ばかりでした。
パリの部分だけの感想にしようと思っていたのですが、他の町も黙っていられない程素敵だったので、ご紹介。

フランスには、「フランスの最も美しい村協会」というものが存在し、厳しい基準をクリアし、現在約150の村が「フランスの最も美しい村」と認定されています。
「最も」と言いながらも、150村もあるのか・・。良く分からないな・・・。などと思いながらも、フランスの美しい村々観光に参加して参りました。

今回訪れた村は、ルールマラン・ボニュー・ルシヨン・ゴルド。
ルールマラン


ボニューン


ルシヨン


ゴルド


若干あなどって参戦したツアーでしたが、どの村も「こんな美しい村に住んでいる人がいるなんて、信じられない!」レベルでした。
特にゴルドは、ジブリ映画の天空の城ラピュタのモデルになったとも言われており、素敵な写真をたくさん撮ることができました。(素敵すぎて合成写真のようになりましたが)

そして、フランスの昔ながらの美しい村々を見たあとは、ついにやってきました、首都パリ!
観たいものがたくさん溢れているこの町は、危険なことも溢れている町。地下鉄も昔に比べるとマシにはなったそうですが、やはりあまり遅い時間に到着した場合はタクシーを利用するのをお勧めします。
プチ情報として、最近、地下鉄よりもスリが多いのが、意外にもルーヴル美術館だそうです。(みんな入場料を払っているので安心してしまうのと、モナリザの前など人だかりができている場所が危ないそうなので、必ず貴重品は体の前に持つようにしてください)

パリ自由時間が一日しかないため、朝早くにホテルを出発。
一番に、パリの市内で最も行きたかった場所へと向かいました。


ディズニーの映画「ノートルダムの鐘」で有名なノートルダム大聖堂。
実はここも、私的聖地。

高校生時代、この映画で英語の勉強をしていた私。感動で本当に涙を流すという、まわりからみるとなかなか変な人に。
見たかった景色に出会うのは、大好きな人に会うのと同じ感覚に陥りますね。

聖堂内には、「バラ窓」と言われる見事なステンドグラスがあり、大きなシャンデリアがあり、太い柱が何本もあり・・まさに映画そのまま!(むしろこっちが本物)
バラ窓


映画のミサシーンにでてきたところだ!(思い込み)


聖痕に指・・(いたたた・・)


胸いっぱいになりながら大聖堂を出、いざ塔の中へ!と、塔への入り口に向かうと、午前11時ですでに長蛇の列。結局1時間待ち、中に入ることができました。しかし、この待ち時間は全く惜しくはないです。
塔の上からはパリの町が一望でき、エッフェル塔や凱旋門なども見えます。また、大聖堂には、多くのガーゴイルという伝説の怪物(キマイラなどとも呼ばれる)が使われており、彼らを間近で見ることができます。
ノートルダムの鐘に出てくるユーゴ達三人組のことですね。
表情豊かな彼らに逢うためにも、是非登ってみてください。




何かおもろいことないかなぁ。の像


次に向かったのが今回のベルばら聖地巡礼ではかかせない場所。「バスティーユ広場」
記念碑


・・・え!?これだけ!?
日本で、漫画の主人公でありながらも、実際に葬儀が行われたほどの人気がある、オスカル終焉の地が、ただの交差点の真ん中に建った一本の塔のみとは・・。
まぁ、オスカルはフランスではきっと無名なんでしょうが、あの有名なバスティーユ襲撃事件も、こんな扱いなのですね。(新選組の池田屋跡地がパチンコになっているようなものか)ベルばらちょっとがっかりポイント。

他にもパリの見どころを回り、大充実の一日となりましたが、やはり一日では見きれないなぁというのが正直な感想。今度行く機会があれば、是非パリでは3日ぐらい滞在したいものです。
美術館とは思えない程豪華な、ルーヴル美術館


昔のプレイボーイの絵(勘違い)


パリで一番の危険地帯


ミッキーが一人旅にきてました


きらきらエッフェル塔


そしてついにやってきました、決戦の日。
パリから電車で二時間ほどの町にある古城ホテルで私が目を覚ましたのは、朝6時。まだ外が真暗な中、出発の準備をし、太陽がでてくるのと同時に外に飛び出し、敷地内を探検。
お部屋まで運んできてくれる素晴らしい朝食をいただき、朝一の電車でパリへ!
そう、この旅のハイライト、ヴェルサイユ宮殿観光の日!

ちなみに、この日私が宿泊していたのは、オンザンという街にある古城ホテル「ドメーヌ・デ・オー・ドゥワール」。
敷地内には大きな森とお花畑があり、裏にはブドウ畑の広がる、なんとも可愛いホテルです。古城ホテルというと、高い天井に、お姫様天蓋がついたベッドを想像していたのですが、まるで小人のお家のように可愛らしい建物と、居心地の良い室内、バスタブもついており、スタッフは丁寧でありながらもとてもフレンドリー。ホテルのレストランは、ミシュラン2つ星をもっているのですが、アットホームな雰囲気の中、気負うことなく楽しむことができました。








素敵なホテルを後にし、パリのホテルに荷物をほりこみ出発。
ヴェルサイユ宮殿までは、パリ中心部から電車で約30分程度かかります。途中で乗換えを間違え、隣にいたフランス人を必死でつかまえ、どうにかこうにかヴェルサイユに到着したのが、既に15時。涙をこらえながら、17時18時には閉まってしまうヴェルサイユ宮殿内を、走り回ることとなりました。

ヴェルサイユ宮殿のチケットは、列に並ばなくても良いように、事前にオンラインでご取得されるのがお勧め。空港のように、持ち物とボディチェックを終え、やっと宮殿内へと入れます。










「パンが無いなら、お菓子を食べればいいじゃない」というマリーアントワネットの言葉はあまりにも有名ですが(実際は彼女の発言ではないそうです)、こんな噂が広まるのも分かるなぁと思ってしまうような、もう柱の一本一本、天井の角っこにまで手が加えられた宮殿内は、何時間観ても観きることはできないほどです。

また、ヴェルサイユ宮殿から少し離れた場所にある、マリーアントワネットが窮屈な宮廷の生活から逃れたという、プチ・トリアノンも絶対に外せないスポットです。
広大な敷地の中に、小さな農村があり、小川や農場などに囲まれた、可愛らしい王妃の隠れ家がその姿を残しています。






「ああ!これも観たことある!」「ああ!これが例の!」と、一人で感動しまくり走りまくりのヴェルサイユ宮殿ベルばら聖地巡礼ツアーは、約3時間でも大満足でした。(できることなら朝から夜まで時間をかけたかったですが)
想像していたものが、実際に目の前にあるという感動は忘れられません。
ベルばらを読んでなかったら、きっとこんなに感動しなかったのだろうなぁと、隣にいた退屈そうな日本人ツアーの方を見て思ったので、オスカルとアンドレに感謝感謝!

最後に、この旅で、とても素敵な出会いが私に訪れたので、ご紹介。
ブルゴーニュワイナリーツアーに参加した際、ワインが保管されている地下室(ケーヴ)を探検していると、なんと、私と同じ年のワインを発見!!だいぶ残数は少なくなっておりましたが、同じ年のワインに出会えるなんて感動!ついテンションもあがり、記念撮影。


お口のお上手なオーナー曰く、「1988年生まれは、味も良いし量も取れたし、優秀な年だったから今でも人気があるんだよ!この年生まれの女の人も、美人しかいないしね!」とのこと。
くすんだラベルや、ホコリのたまったボトルを手に取り、私の生きてきた年月の長さを、しみじみと感じましましたが、やっぱりお値段はなかなかのもので、ワインの味もよく分からない私にはもったいないのであきらめました。
ワイナリーならではの素敵な遊び<フリーでビューティフルな指輪>


ワインが穴から蒸発する現象を“天使の分け前と呼ぶ”


その後、近年作られたワインを試飲していると、オーナーがにやにやと古いボトルをもって現れ、なんと、特別に私の生まれ年のワインを特別に飲ませてくれました!
やはりヴィンテージ物は、全く味が違い、オーナー曰く「キノコや土の香りがする、深みのある良い味」だそうです。色も全く違い、ワインに詳しくない私でも、その深みについ引き込まれそうになるような、人生初の体験をさせていただきました。感謝!
ケーヴの中はひんやり


正直、ベルばらの世界を体験しに行くことにしか興味がない中始まった今回の旅でしたが、意外や意外、フランスという国自体の虜になって帰ってきてしまいました。

凱旋門も登りたかった、エズ村も行ってみたくなった、あぁ、なんでフランスまで行ってモンサンミッシェルに行かなかったんだろう・・・そんな思いが日々沸々と湧いてくる。
これがフランスマジック。フランス、恐ろしい子。
悔しいが、どうやら私もそんな魔法にかけられてしまったようだ。

世界中の旅人を虜にする国、フランスに行く際は、ベルばら・ノートルダムの鐘・マリーアントワネット・アメリなど、世の中に溢れているフランスを扱った本や映画を是非観てからご出発していただきたい。
そして、そんな本や映画の世界で出会った、憧れのものに実際に出会うことができる感動を、是非味わってみてください。
同じ時間を重ねてきたワインちゃんと


ヴェルサイユ宮殿 ★★★★★
栄華!を体現したような宮殿は、一日いても時間がたりません。
宮殿だけではなく、マリーアントワネットの離宮や愛の神殿も是非。

ルーヴル美術館 ★★★★
やっぱり外せない。一日いても観きれないほどの絵や彫刻があります。
本物のモナリザやナポレオンの戴冠式の絵に出会える感動を是非!

ブルゴーニュワイナリーツアー ★★★
ワインが好きすぎてフランスに移住してしまった日本人の方が説明してくれるので、全くワインが分からない人でも、好きになってしまいます。

2014年10月 大野史子

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