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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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ハワイ
75ヵ国くらい旅行して初めてハワイに行ってきました〜アメリカ横断紀行・上〜
エリア:
  • ハワイ>オアフ島>ホノルル
  • ハワイ>ハワイ島>ハワイ島
テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ 
投稿日:2016/03/11 14:47






人生初ハワイです。
弊社ファイブ・スター・クラブは辺境への個人旅行手配から始まった旅行会社です。そのため新卒で入社した私たちの様な社員は、ハワイに見向きもしなかった旅行好きやバックパーカーあがりのスタッフが多く、弊社の中ではハワイはアフリカや南米よりも「辺境の地」ともいえるのです。しかし海外旅行先としてド定番のハワイ。海外旅行を専門としている会社のスタッフとしては避けては通れない道です。お客様からも「ここはハワイのワイキキのようなところ?」のようなハワイ例えで聞かれることも多く、その時はなんとなくお茶を濁していていましたが、これからは胸を張って答えられるというものです。
また前々からハワイに対する妄想は私の中で膨らんでいました。何しろリピーター率が50%以上、どこにでも行けるであろうお金持ちな有名芸能人だって年末はハワイを選びます。あの世界中旅したと思われる沢木幸太郎も結局ハワイが一番好きだというのです。テレビの旅番組もハワイばかりです。なぜグルジア(ジョージア)、エチオピア、ラオスも旅行先として大変面白い場所であるにも関わらず、ハワイが何度も特集されるのでしょうか?それはハワイがよほど素晴らしい場所だからに間違いありません。そんな期待を胸にホノルルのあるオアフ島とハワイ第2の人口を誇るハワイ島に旅立ちました。

〜スケジュール〜
12/18 日本発・ホノルル着・観光 【ホノルル泊】
12/19 カイルアへ 【ホノルル泊】
12/20 ノースショアへ 【ホノルル泊】
12/21 ホノルル観光 【ホノルル泊】
12/22 ハワイ島へ 【ヒロ泊】
12/23 ワイピオ渓谷とホノカア観光 【ヒロ泊】
12/24 ハワイ火山国立公園とコナ観光 コナ発アメリカ本土へ
〜アメリカ横断紀行・下に続く〜
12月18日

伊丹空港から成田乗り継ぎのユナイテッド航空ホノルル行きへ。
クリスマスまで1週間も前にもかかわらず全席満席なのはやはりホノルル行きならではなのだろうか。ホノルル行きは人気路線でありながら意外にもテレビモニターがついておらず、一昔前のジャンボジェット機のような趣だった(ビジネス席のみTVがついていた)。我々は運良く後方の並び2席を陣取って一路ホノルル前で向かった。ホノルルまでは約6時間半。日本からバンコクへの直行便と同じくらいだ。毎度使うカタール航空、エミレーツ航空や南米に行くためのアメリカ線と比べればほんとに些細な距離である。近所と言っても差し支えない。アメリカ系の航空会社でありながら成田/ホノルル線はビールやワインが無料なのが嬉しい。また照り焼きチキンの機内食もなかなか美味しかった。

朝6時半、オンタイムで無事ホノルルへ到着。
しかしいくら日付変更線のマジックだとしても、同日の19時に成田を出たのに朝6時に着くのは驚きだ。同じ日がもう一度朝から楽しめるのだから。これからホノルル行きの飛行機は「身近なタイムマシン」と呼ぼうと思った。一方で、これまで時差ぼけというものを心底苦痛に感じたことは一度もなかったが、ハワイから日本に帰るのはさぞ時差ぼけに悩まされるだろうと思った。ハワイが夜中の23時の時、日本は18時だ。ハワイから日本に帰ってもまたハワイに出発した時間とほぼ同時刻に日本に到着するわけである。
12月のホノルルの空港はパプアニューギニアやフィジーでも感じたようなしっとり海の水分を含んだ暖かさで、真冬の日本から来た我々をほっこり包んでくれた。また空港で用いられている木材を使用した温かみのある調度品は伝統技巧を駆使したと思われる匠の品々でいかにも「南国に来た」という気分にさせてくれる。
そんな南国気分の我々を一瞬にして打ちのめしてくれたのは、入国審査のとき。妻と二人で入国審査を受けた後、二人して審査官に連れて行かれる。特段怪しいことはこれまでもしたことはもちろんないのだが、私のパスポートにイエメン、アルジェリアをはじめとして中近東のスタンプが押されすぎているというのが大きな理由である。これまでもアメリカ入国の際は何度か別室に連れて行かれたことがあるので薄々予感はしていたものの(他の国ではほとんどない)、まさか楽園・ハワイでこのようなこととなるとは。しかも妻も道連れ。理由を説明しようやく1時間後解放。常夏の楽園・ハワイはそれでもアメリカである、と事実をイヤというほど突きつけられた出来事であった。イエメンやアルジェリアに行く旅行好きはハワイには一般的に行かないのだろうか。ともかくファーストインプレッションとして最悪の部類に入った我々のハワイの旅はこうして始まった。

ホノルル空港からは乗り合いのシャトルバスでホテルへ向かう。ホノルル空港ではまず市内までどうやって行くが大事な問題である。ホテルしか予約していない我々にとっては公共バスかタクシー、レンタカー、それともシャトルバスかになるわけだが、公共バスはスーツケースの持ち込みはNGなので適さない。タクシーは市内まで約40$、さらにチップやスーツケースなど荷物の詰め込みに追加料金がかかるとなると我々には少し高い(そもそも空港から市内まで20分たらずなのに高すぎるとおもいませんか?)。レンタカーも考えたには考えたが運転に不慣れでもあるし、2人で1日1万円程度の金額は安いとは言えない。駐車料金も考慮するとお得ではなかった。結局、市内まではシャトルバスを利用し、オアフ島を散策するには公共バスを利用することにした。公共バスは一応オアフ島の観光スポットを網羅しているし、1回の乗り継ぎまでであれば一律2.5$で乗れる。場合によってはオアフ島を一周しても2.5$で行けるのだから驚きだ。
シャトルバスは同じエリアの乗客を降ろしながら各ホテルへ向かうので、空港を出てから約30分かかって、最初のホテル、SEASIDE HAWAIIAN HOSTELに到着

<SEASIDE HAWAIIAN HOSTEL>
ワイキキビーチまで徒歩7分ほど、観光客で賑わうクヒオ通りから一転、ひっそりとした裏路地にあるホステル。もちろんハワイに来たからには私だってホステルに好き好んで泊まりたくはないがハワイ中心部で安ホテルを探すのは至難の技である。ハワイに来たからには最初の数日は観光に費やすだろうということで2泊はこのホテルにした。酔っ払いが入ってこないように入口には頑丈な門がある。チェックインのために我々は門に備え付けられたブザーを鳴らして中に入れてもらう。一通り設備の説明を聞いて部屋へ。部屋は個室ではあるものの、ドミトリーの奥に部屋があるため、自分の部屋に入るのにいちいちドミトリーの住民に挨拶しないとならないのが億劫だが、まあしょうがない。トイレ・シャワーはもちろん共同である。朝食はパンとワッフル、コーヒー、紅茶、水が無料。キッチンもあるので食費が高いハワイでは助かる。WIFIは無料で使える(あまり強くない)。

チェックインは12時からできるとのことだったので、スーツケースなどの荷物を預け身軽な格好でホノルル観光に乗り出した。
ホステルを後にした我々は、早朝の機内食から何も食べていなかったので、まず朝食を食べるために、ワイキキビーチまでぶらぶら。途中、ハワイのコンビニの代表格とも言えるABCマートがあり、そこで水とバナナを購入しとりあえず空腹を満たす。妻がスパムむすびで有名な店があるというのでその「IYASUME」でプレーンのスパムむすびと、玉子焼きとキュウリとのスパムむすびを購入した。2つで4.5$くらい。それらをもってワイキキビーチのデューク・カハナモク像の前のベンチで食べる。ハワイの空の下、海の前で食べるスパムむすびはもちろん美味しい。玉子とキュウリのスパムむすびはキュウリのシャリっとした食感と玉子焼きの甘みとスパムの相性が見事で大変美味であった。
スパムむすび


軽く朝食を済ませた我々は次の行き先を思案していると、目の間にピンクラインと書かれた二階建てのバスが目の前の停留所に止まった。バスの車体にはJCBカードを見せればタダになるとの文字。どこに行くかはわからないが日本人観光客向けのバスが辺鄙なところに行くはずもないのでとりあえずバスに乗り込んだ。もちろん席は2階に陣取る。ピンクラインのパンフレットを読むとどうやらアラモアナショッピングセンターに立ち寄るようなのでそこで降りることにした。まさかハワイ到着初日からショッピングセンターに来るとは思わなかったが、私はハワイに来てまずやりたいことがあるのでちょうど良い。それはシムフリーの携帯を買ってハワイとアメリカ本土で使える携帯会社で契約することだ。早速アラモアナショッピングセンターで妻と集合場所と時間を決めて解散した後に私が向かったのは携帯ショップ。店員にアメリカと日本で使えるシムフリーの携帯を買いたいと相談し、またどこの携帯会社がいいかもアドバイスをもらった。携帯を購入した後は、AT&Tという携帯会社の店舗に訪れた。旅行期間が20日間である旨とアメリカ全土で使うこととネットの利用がメインであることを伝えて一番私に合うプランを選んでもらった。1ヶ月有効の5ギガまで通信ができる60ドルのプランで安いとは言えないが、今回のようなバックパック的な旅行の場合、常時つながる携帯電話を持つことは何よりの助けになる。このくらいの出費はやむを得ないだろう。

アラモアナショッピングセンターからは同じくピンクラインのバスでホステルの最寄りのバス停で降りて、ホステルへ向かう。12:30ごろホステルでチェックインを済ませた後はシャワーを浴びて一休み。夜行便で到着したため妻は疲れたようでぐっすり眠っていた。私もつられて昼寝。
起きたのは午後4時ごろ。そろそろ朝のスパムむすびで蓄えたカロリーが底をつきそうだったので、近くで評判のレストランを探す。チーズケーキファクトリーという有名店があるらしくそこに行くことにした。夕食時になると、行列ができるほどの人気ぶりらしいが、まだ夕方前のため並ぶことなく入れてラッキー。店名からも分かるとおりチーズケーキが有名な店だがパスタやピザなんかも売られている。私達はビール一杯ずつとチーズケーキ一つ、ピザとサラダのランチセットを一人前オーダーした。チーズケーキとピザとサラダは一人前にしては巨大すぎてシェアするにはちょうど良かった。もちろん美味しかった。チップ込み2名で56ドル。

ここはアメリカ とにかくビックサイズ


そのあとはワイキキビーチを散歩しホノルルズーを抜けた場所にあるJAMES AFTER BEACH CLUBという日本の旅行雑誌に紹介されていた洋服屋でTシャツを購入。これがなかなか洒落ており日本で着ていても恥ずかしくない。私はよく海外の旅行先でTシャツを購入するがハワイでは生地と柄、サイズの三拍子揃った気が利いているTシャツがたくさん売られている。

その後ヒルトンホテルで金曜の夜のみ繰り広げられる花火を見るためにホノルルビーチへ歩いて戻る。しかし降り出した雨が徐々に強くなり、花火の始まる19:00過ぎても始まる気配がなかった。しかたなく雨宿りも兼ねてワイキキのお店をウインドウショッピングする。そうしていると雨脚も弱まりだし、爆発音が空に響いた。花火が始まったようだ。しかし高層ビルに隠れて花火がよく見えない。花火をよく見ようとビーチまで行くも、時すでに遅し。ビーチに到着した時にはすでに終わっていた。がっかりしたが、帰り道フルーツのアイスクリームで有名な「高橋果実店」に立ち寄りジューシーなフルーツアイスを購入。うきうきした気分の中、ホテルに戻った。
最初の印象は悪かったけど、やっぱハワイいいかも。
高橋果実店の手作りアイス


12月19日

ドアのノックする音で目をさます。
そうだ、昨日部屋の電球がつかず修理を頼んでいたのだ。私は眠気まなこでいかつい刺青を入れたハンチング帽の細身のおじさん出迎えた。おじさんは電動ドライバーで電球の取り付け部分のネジを外し中のケーブルを繋げ直し再度ネジを締め直した。電球が灯るのを確認して、ここを強く引っ張らないように、と注意し出て行った。
ホステルの朝食である食パンとワッフルとコーヒーを食べて、観光に行く準備を整えた。

この日はカイルアに向かう。

<カイルア>
カイルアはホノルルから車で30分、戸建ての家が並ぶローカルな街だ。街はタウンエリアとビーチエリアに分かれており、タウンエリアにはパンケーキで有名なboots&kimo’sなど美味しくて安い隠れた名店が多いことで知られている。またハワイ発のインディペンデントなブランドやセレクトショップも目白押しで歩いているだけで楽しい。ビーチエリアではシュガーパウダーのような白砂とターコイズブルーの海が美しいウォータースポーツ盛んなカイルアビーチと「全米で最も美しい海」にも選ばれたというラニカイビーチの2つが有名である。駐車場やシャワーなど観光客向けに設備が充実したカイルアビーチから徒歩15分、住宅街の路地裏にあるラニカイビーチはまさに穴場スポット。遠くに見えるモクヌイ島とモクイキ島が風光明媚な景観を作り出している。
あのオバマ大統領もバカンスの際にはハワイのこのカイルアにて家を借りて、数十日滞在するという。ホノルルとはまた違った魅力を持つカイルアの街は今やホノルルに次いでハワイの人気観光地となっている。
カイルアのボーリング場


私達はアラモアナショッピングセンターからバスを乗り換え、カイルアに向かった。まず訪れたのはカイルアでのグルメといえば外せないboots&kimo’s。ここのマカデミアナッツソースをかけたパンケーキは有名で行列が絶えないという(もちろん日本人だらけ)。すでにランチの時間は過ぎていたがやはり混雑しており待つこと30分、ようやく入店。注文はもちろんマカデミアナッツソースのパンケーキ。お店の人には悪いが1人前を2人でシェアした。温かいマカデミアナッツのソースが濃厚で3枚重ねのパンケーキを2人でペロリと平らげた。ソースの上に振りかけられたマカデミアナッツのチップの食感もいいアクセントになっている。
Aloha Sunday


boots&kimo’s


その後カイルアのメンズショップAloha SundayでTシャツを購入。妻はカイルア大型スーパー、ターゲットにてお土産を物色。カイルアの街を満喫した後、歩いてカイルアビーチとラニカイビーチへお散歩。風が強い日だったが、そのおかげでウォータースポーツに勤しむ地元の人々の姿を見ることができた。
帰りはバスの乗り継ぎ時間を利用してカイルアのオーガニック系スーパー、wholefoodsにてワインとグラノーラを購入してホノルル行きのバスに乗り込む。
カイルアビーチ


言葉はいらない


ギターおじさん


ラニカイビーチ


余談だが、ハワイのローカルバスを使う時にスマホとグーグルマップが大変役に立つ。グーグルマップは目的地までの順路をリアルタイムなバスのスケジュールも含めて教えてくれるので、かなり複雑化しており且つ定時に発着しないハワイのバスを使いこなすにはなくてはならないツールだと感じた。特に観光客が少ない場所や週末になるとバスの本数も限られているので、時間を有効活用するためにぜひバス旅を考えている方には常時ネット接続しているスマホを持っておくことをお勧めする 。

無事ホノルルの街中に到着。この日は日本から持ってきたインスタントラーメンを共同キッチンでつくり夕食。Wholefoodsで購入したワインで乾杯。毎日外食で胃が疲れてくるのでこういった簡単な料理をするのは節約にもなり、胃も休まり一石二鳥だ(といってもまだ2日目だ)。

12月20日

この日はオアフ島を1周するために朝6時半に起床。7時にチェックアウトする。通常はキッチンに自由に食べていい食パンやワッフルが置いてあるのだが、ホステルのスタッフがまだ起きていないのか何も置いてなかったので空腹のまま出発。
ホステルの宿泊は2泊で終了。次の2泊はAQUA ALOHA SURF WAIKIKIというホステルから徒歩7分くらいの宿をとった。ハワイ4泊ともホステルはさすがにどうかと思ったからだ。それでもAQUA ALOHA SURF WAIKIKIもすごく立派なホテルというわけでもなくて星でいうと3つ星ほど。しかしこれでも1泊20,000円近くするからハワイ旅行というのはどんどん放っておくとお金がなくなる。多くの日本人がハネムーンとしてここに来るのがよく分かる。観光、ホテルの充実度もさることながら物価が高いので、ハネムーンとして来ないと豪勢な旅行はできない。他のアジア圏であればここまでのお金を費やさなくても豪華な旅行はできるがハワイとなるとそうもいかない。

< AQUA ALOHA SURF WAIKIKI >
クヒオ通りのABCマートとレストラン、まきの茶屋を挟んだ通りに位置するビルディングタイプの中級ホテル。1階には中華レストラン、ホテル内には小さいながらもプールやスパも備えている。室内は2名で利用するにはそこそこの広さ。バスタブはなくシャワーのみだがキッチンやドライヤー、冷蔵庫、無料のWIFI、テラスなども備えている。豪華ではないがホステルはちょっと、という方にはおすすめできるホテルである。なお朝食は中華レストランの中の朝食でなく、宿泊者用にパンや卵など軽食のビュッフェがある。

ホテルに荷物を預けたあと観光に出発。
バスをダウンタウンで乗り換えて1時間。まず到着したのはドール・プランテーション。その名の通りあのバナナなどの果物で有名な食品企業ドールの管理するパイナップルプランテーションである。今は農園というよりはドールの発祥の地の一つとして観光客用レジャー施設になっている。パイナップルをホノルルまで運んだとされる蒸気機関車を模した子供向けの鉄道やパイナップル畑の迷路、もちろんパイナップル畑も見学できる。初めは、こんな施設楽しめるの?と半信半疑で見学していたが、パイナップルの実のなり方を生まれて初めて肉眼で見られて、尚且つ日本語での解説も充実しているので大変興味深く過ごした。帰りはもちろんカットされた生のパイナップルを購入してバスを待つ間美味しくいただいた。
パイナップルの実り方はご存じですか?外国人観光客も興味津々です


パイナップル農家の看板


ドール・プランテーションからバスに揺られて20分くらい。到着したのはハレイワ。

<ハレイワ>
ハレイワはオアフ島の北部ノースショアエリアに位置する小さな町だ。先日訪れたカイルアもローカル感ただようハワイの小さな町だが、カイルアはどちらかというと下町で実際に人がそこに住んでおり生活感が漂うような雰囲気があるが、ハレイワは日常忙しくしているシティ暮らしのビジネスマンが週末にエスケープする田舎な雰囲気。そのため実際にそこに住んでいそうな人はあまりおらず、週末を家族で過ごそうという人たちがカフェやレストラン、ビーチで思い思いに過ごしていた。ハレイワタウンではカイルアよりもとんがったお店は多くないが、ノースショアと書かれたTシャツ売るお土産屋さんやアイスシェイブのお店など見て歩いているだけでも楽しめるお店が多い。
ハレイワタウン


私達はまずハレイワビーチパークで海辺を気が向くまま歩いた。パドルボートを楽しむ人達が数人いるだけの静かな海だ。どちらかというと波は少ないためか年齢層は高めで、昨日のカイルアのビーチよりも静かな落ち着いた雰囲気だ。そして隣のハレイワアリビーチまで徒歩15分ほどかけて歩いた。アリビーチはウミガメがよく出現するビーチとして知られている。あいにくこの日は週末のためかビーチが家族連れで賑わっており、ウミガメは子供達にいじめられるのを恐れて出てくるのをやめたのかもしれない。
昼食はハレイワタウンにて週末限定で屋台を出すというフリフリチキンのお店で弁当をテイクアウトした。フリフリチキンはハワイのローカル料理で簡単に言えばチキンの丸焼きである。フリフリとは回転するという意味らしい。弁当の内容はチキンの丸焼きの半身とコールスロー、ライス付きで8.5$。焼きたてのチキンは香ばしくて大変美味しかった。
昔サーフィンの映像が好きでよくサーフィン映画のDVDを見ました 実際にはやりません


レインボーをよく見ます


サーフショップの犬


フリフリチキン弁当


ハレイワの街をぶらぶら歩いたあとバスに乗りオアフ島を更に北上した。バスはオアフ島の最北端のタートルベイから東海岸周りでホノルルへ向かう。東海岸の美しい景観を楽しみながら移動。

途中、ワイアホレビーチパーク付近にて下車。ワイアホレは東海岸の北と南を結ぶ丁度真ん中あたりに位置する。この辺りは映画「ジュラシックパーク」のロケ地に使われたそうだ。なるほど、いかにも恐竜が出てきそうな、手付かずの自然がのこる雄大な風景だ。左手にはまるで屏風のように広がる険しいコオラウ山脈、右手にはオアフ島沖に浮かぶ無人島・チャイナマンズハット。ビーチパークと言っても開発は頓挫しるそうでこれといった施設はないが、綺麗なビーチだけではない違ったハワイの一面を覗かせてくれる場所であった。
コオラウ山脈が屏風のように広がる


ワイアホレビーチパーク傍の道路 味がありますね


ワイアホレにてしばし景色を堪能したあとは再度バスに乗り込みダウンタウンにて下車。ダウンタウンはハワイの政治・経済の中心地らしく高いビルが立ち並ぶ。ハワイというよりはロサンゼルスのダウンタウンの一角のような雰囲気で、ここではハワイアンミュージックは不似合いであろうと思った。ダウンタウンではカメハメハ大王像を見た。意外に小さい。また険しく厳しい威厳のある顔つきなのが、デューク・カハナモク像とは対照的であり、あまりハワイらしくはないかもしれない。険しい表情でカメハメハ大王がいるのはビジネス街のダウンタウンであることを考えると、バカンス気分で一日中いるんじゃないよという意味においては逆に良いのかもしれないと思った。そして徒歩でアロハタワーへ。アロハタワーはホノルルの港近くに建つ、高さ55mのスペイン風の時計塔。あまり高くはないので町からも他のビルに遮られて目立たない。またホノルル市街地からのアクセスはさほど良くはないので恐らく訪れない人が大半であろう。しかし無料で展望台まで上れ、アロハタワーの周りには古き良きハワイの港町を再現したレトロチックなマーケットが立ち並んでいるのでアラモアナやホノルルの賑やかしい雰囲気にも飽きたら近場のここに脚を伸ばすのも良いだろう。私達はあいにくアロハタワーの入場時間に間に合わなかったが美しい夕陽を港から眺めることができた。
ハワイで突っ立っていたサンタクロース


まるで挑発しているかのようなカメハメハ大王像 モデルは美男の家臣であって本人ではないそうですがそれで本人はいいのでしょうか。


アロハタワー近くで夕日鑑賞


近代的な建物が多いダウンタウン


ホノルル市街地に戻りこの日の夕食を24時間営業のワイラナコーヒーハウスという言わば日本のファミレスのようなレストランでとる。いかにもアメリカのダイナーというレトロな風貌のこのレストランを有名にさせているのは、10$ほどで食べられるパンケーキ食べ放題。妻はこれが目的で私をこのレストランに連れてきたのだ。妻はパンケーキ食べ放題、私はハンバーガーとサラダバーのセットをチョイス。最初に妻の注文分としてパンケーキ3枚と卵2つのベーコンエッグがどどんとテーブルに並ぶ、これだけで一人前だが、パンケーキはおかわり自由。いくらパンケーキが好きだと言ってもパンケーキは量を食べる料理でもない。私は少しもらったがせいぜい2枚あたりが限度だと思う。2人分の料理と一杯ずつのビールでチップ入れて30$ほどだから料金としてはかなり良心的な部類である。これもおそらく人気の理由なのであろう
ワイラナコーヒーハウスからはピンクラインのバスがすでに終わっていたのでホテルへは歩いて帰った。
パンケーキ食べ放題セット


ハワイといえばKona Brewing Companyのビール


12月21日

ホノルル4日目。明日は早朝にホノルルを発つので実質最後のホノルル滞在である。ホテルのあまり美味しくない朝食を食べる。5つ星ホテルならともかくハワイの3つ星ホテルの朝食に期待した私が馬鹿なのか。ホステルの朝食のレベルとあまり変わらなかった。もし3ツ星ホテルに滞在するのであれば朝食なしのホテルを選んでハワイのローカルなお店で美味しい朝食やブランチを楽しんだ方が賢明かもしれない。

この日はレンタサイクルを使い、バスでは行きにくいお店を巡ることにした。レンタサイクルは1日15ドル。ハワイでのサイクリングは思った以上にややこしい。まず自転車は歩道に乗り上げて通行してはならず車道を走らなければならないため、大型車がバンバン隣をかすめる。特に中心部では一方通行や信号、観光客が多いため難儀した。しかしホノルルの街を自転車で軽快に走ることは何事にも代えがたい清々しい体験であったことは間違いない。

<ダイヤモンドヘッド>
自転車を借りてまず向かったのはダイヤモンドヘッド。私がハワイに訪れたなら必ず登山したいと思っていたのがここである。ホノルル市街から登山口へは途中の坂道を含めて約30分。登る前からすでに汗だくである。 カルデラの入り口であるトンネルに自転車を止めていざ出発。
ガイドブックによると登山にかかる時間も約30分とガイドブックにあったので、さほど気負わず気軽な気持ちで登り始めた。しかし足元の岩場は滑るし、道は狭く、後半になるにつれ急な坂道と長すぎる昇り階段の連続で、登頂時には精根を使い果たしたように疲れた。それでもダイヤモンドヘッドからのハワイの景色はこの上ない素晴らしい雄大なもので身も心も洗われたように感じ、それまでの疲労感もどこかに吹き飛んでしまった。
ダイヤモンドヘッドの展望台からの眺め


ダイヤモンドヘッドから下山道


ダイヤモンドヘッドを下山して次に向かうは、妻が行きたいと言っていたポキの名店Ono seafood productsとマラサダが人気のLeonard’s へ。ポキはハワイ風マグロの漬けのことである。Ono seafood productsは数種類味付けをしたポキをご飯にのせたポキ丼を弁当として販売している。マラサダはいわゆるハワイ生まれのドーナツである。プレーンのマラサダはもちろん、中にカスタードクリームが入ったマラサダが人気だ。このLeonard’sのお店のパッケージや外観はなかなかかわいい。それらをLeonard’s向かいのスーパーのベンチで食べた。今のところこのポキ丼とマラサダの昼食がオアフ島で食べた中で一番美味しいかもしれない。
マラサダの名店


その後、ダイヤモンドヘッドの姿をこの目ではっきり見たいのでダイヤモンドヘッドを見るためのベストロケーションを探す。

まず向かったのはワイキキビーチの東の端の向かい、ダイヤモンドヘッドの麓にあるカピオラニ・リージョナル・パーク。この公園、とにかく広い。サッカー場やラグビー場、テニスコートがいくつかあるのだが、そんなものでは埋まらないほどの広大さ。妻はピクニックようの敷物をもってきてゴロンと横になってリラックス。私はダイヤモンドヘッドのナイスな写真をおさめるために奔走。カピオラニ・リージョナル・パークは観光客が少なくダイヤモンドヘッドそのもの撮影できるのがうれしい。

次に向かったのはワイキキビーチ。ベタな場所ではあるがワイキキビーチからダイヤモンドヘッドの角度の良さは見事としか言いようがない。もちろんこのあたりのホテルに宿泊してダイヤモンドヘッドビューの部屋に宿泊するのが最も贅沢なダイヤモンドヘッドの景色なのだろう。しかしそんなところには泊まれないのでワイキキビーチを歩きながらベストポジションを探し歩いた。結果、私が一押しするのがワイキキの中ほどにある桟橋からのダイヤモンドヘッド。ここからだと海と砂浜が向かいに位置するのでダイヤモンドヘッドとハワイのビーチが美しく一枚の写真におさまるのだ。もしダイヤモンドヘッドが好きでハワイに行く方がいれば是非試してほしい。
カピオラニ・リージョナル・パークからのダイヤモンドヘッド


ワイキキビーチの桟橋からのダイヤモンドヘッド


自転車を返却したあとお土産を物色するためにアラモアナショッピングセンターへ。といってもアラモアナは素通りして近くにあるウォルマートとドン・キホーテへ。私はお土産をハワイでは買うつもりはないのでドン・キホーテで妻を待つことに。何気なしにドン・キホーテの店内をうろついていたが、これまで幾つかの見たスーパーの部類の中ではかなりお得感のあるお値段のものが多かった。もし少しでも安くお土産を購入するつもりであればドン・キホーテはおすすめだ(妻が言うにはウォルマートも同じくらい安かったそうだ)。

最後のホノルルの夕食は上司のおすすめの店であるGoofy café&dineへ。
私はハワイらしくロコモコ、妻はフルーツいっぱいのアサイーボウルを食べた。
アサイーボウル


そうして、最後のホノルル夜は更けていった。

12月22日

朝5時に起床。この日は朝8時にコナ行きのフライトに乗るために6時にホテル前に集合してシャトルバスを待つ。シャトルバスは朝6時20分頃にやってきて、ホノルル空港へ我々を送ってくれた。

コナまでのフライトはハワイアン航空。
ハワイアン航空は当日空港にて預け荷物の申請をするようで、キオスクでチェックイン手続きと荷物の申請と決済ができる。23キロまでの預け荷物であれば25$。我々は荷物を2つ機内へ預けたので2人で計50$。
比較的厳しいセキュリティチェックを終えて搭乗ゲートへ。ホテルの朝食を食べることができなかったので、空港のバーガーキングで1セットを購入して、ボーディングを待つ間にお腹を満たす。

ホノルルからコナへのフライトは定時通りに運行。日本語の機内誌があったので45分のフライトもさほど苦にはならなかった。

コナ空港到着。荷物を引き取ったものの我々は途方にくれることとなった。
コナ空港に到着後レンタカーを借りる予定だったが、まず空港内にはレンタカーのオフィスが一つもないのだ。レンタカーを借りる人はすべて事前に予約をすませ、予約した各レンタカー会社が運行する空港シャトルバスに乗り込み、窓口に行くのである。事前に日本で予約しておくべきだったがこの場で後悔しても仕方がない。空港のインフォメーションカウンターにレンタカー会社の電話番号リストをもらう。インフォメーションスタッフはホリデーシーズンだから車を見つけるのは難しいかもしれないとのこと。

ハワイ島を個人で観光する場合、レンタカーを借りるのが一般的である。ホノルルのように島全体にバス路線が張り巡らされてはおらず、ホノルルのあるオアフ島と今回降り立ったハワイ島では約3倍ハワイ島の方が大きい。タクシーで巡ることもできなくはないが、すべてをタクシーで訪れるのは無理がある。時間があれば自分で行けるところは自力で移動して、部分部分でタクシーやツアー会社の助けを求めることもできるだろうが、今回2泊しかしない中ではそれも難しい。

とりあえずレンタカー会社に片っ端から電話していこうと考えていたが、最初にリストされていたレンタカー会社、ALAMOに車がまだ残っているようなので、シャトルバスに乗り込みオフィスに向かった。
ALAMOのオフィスはすでに旅行客で賑わっていた。受付には何組かが列をなしていた。我々も列に加わり、受付の手続きをうける。期間と車種とオプションの希望を伝え、日本の免許証やパスポートを提示した。提示された料金をみて目玉が飛び出そうになった。なんと650$ほど。1日のレンタカー代金150$とオプションの保険が1日50$程度、さらに税金もかかる。自分でできることは自分でやって安く抑えようということでガソリンは満タン返し、カーナビはつけずスマホグーグルマップで代用。

受付を済ませて早速、車の元へ。車はヒュンダイのセダン。
外国での運転も初めてである上に、日本車以外の車ももちろん運転したこともない。左ハンドルの席にすわり、震える手で一つ一つ日本車との操作の違いを確認していく。不安な気持ちのまま、ハワイ島の宿泊先であるヒロに向けて出発。

島の西側にあるコナから西側にあるヒロまで約2時間のドライブ。
幸いにもレンタカー会社のある空港付近は交通量が多くはないので、スムーズに流れる。また郊外にでると道なりの直線の道が続くため、徐々に運転にも慣れてきた。
目の前に広がる青空、大きな雲、生き生きと生い茂った緑の大地。車がハワイ島の中心へ近づくにつれ、緑の大地は徐々に溶岩でできた黒い台地へと移り変わってゆく。何もかもが日本で見る風景と違う。
周り一面溶岩に囲まれた台地に車を停めて休憩。溶岩でできた大地を踏みしめて歩く。よく見てみると全く不毛な大地ではないようで時折変わった植物の花や芽を見ることができた。ハワイ島が火山の島であることを実感するとともに、こんな場所でも力強く生きる生命の崇高さを思わぬ場所で感じた。さらに車を走らせると家がぽつぽつと姿を見せ始め、いつしか商店が立ち並ぶようになり交通量も増えてきた。ヒロに到着したのだ。
ホテルのある中心部に車を停め、チェックインをした。
苔むした火山大地


ヒロの街をドライブ中


<HILO BAY HOSTEL>
ヒロの中心部、美容室の2階にあるHILO BAY HOSTEL。ホステルではあるが古いながらも手入れが行き届いた家具、そして木製の温かみのある床や壁からはこのホステルがひとつのアンティーク作品のような雰囲気を感じた。ロビーはこのホステルの中でもっとも広い空間となっており、他のホステルのようにいくつものベッドが並べられ、共有部分に十分なスペースがないというようなことはしていない。そのため宿泊客はロビーで情報交換をしたり、パソコンを開いてフェイスブックに写真をアップしたりして、ドミトリーや自室にこもることよりもこの開放感のあるロビーにいることを好んでいるようだ。キッチン、シャワー、トイレは共同。私達はプライベートルームに宿泊したところ部屋には冷蔵庫、扇風機があった。なお室内でも無料のWIFIが利用できた。駐車場はないので車で来た場合は路肩に停めておくことになる。

妻は早朝の起床とあってか眠いそうで、私だけで1時間ヒロの街をぶらぶらした。

<ヒロ>
ヒロはホノルルに次ぐハワイ第2の都市にしては、こじんまりした穏やかな海辺の町だ。日系人が作り上げた街ともいわれており、どことなく街行く人々に親近感を覚えることだろう。ダウンタウンにはアーケード続く商店街の通りがいくつかあるくらいであとはバスターミナルや中規模のスーパーマーケット、それに古い映画館と津波に関しての博物館がある。また意外かもしれないが常夏の楽園ハワイにおいて、ヒロは雨降りの街として知られており、年間降水量は3000mを超える。これは東京の年間降水の約2倍である。私が訪れた日の天気もあいにく雨模様で何度か雨に降られた。といってもずっと降りっぱなしではなく、降ってはやみ降ってはやみの繰り返しで、時折青空がのぞく。
ヒロをホノルルと例えるのであれば、ホノルルの陽気さとは対照的なダークサイドなハワイ。曇り空の灰色と1900年代に建てられた街並みはどこか映画にもなりそうな雰囲気を醸し出している。それはそれでカッコいい。ホノルルのような大きなショッピングモールや有名チェーン店、娯楽的なお店はなく、夕方になれはおおよそのお店は閉まってしまうので住んでいる人にとっては退屈と感じているかもしれない。
映画に出てきそうなヒロの街並み


雰囲気ありますね


曇り空が様になります


ヒロの街を散歩した後は、ホステルに戻る。
昼ごはんを食べていないので、どこか行こうと思案する。ヒロの街はさほど見るべきものは多くはないので、ここから比較的近いマウナロア マカダミアナッツ工場とCAFÉ 100にいくことにした。
マウナロア マカダミアナッツ工場はその名の通りマウナロアというマカデミアナッツブランドの工場であり、観光客向けの工場見学を行っている。マウナロアのロゴはハワイに行っていなくとも一度は見たことはあるのではないのではないだろうか。ヒロの街からは車で約20分。工場内にはお土産コーナーはもちろん、マカデミアナッツの実際の生産過程をビデオで解説(日本語吹き替えあり)してくれる。それだけではなく、植物園やアイスクリームパーラー、もちろんマカデミアナッツの試食コーナーもあり盛りだくさん。実際感心したのは、いかに硬いマカデミアナッツの殻を割るのか、それにどのようにチョコレートをマカデミアにコーティングするのかを工場で実際の工程を見ながら学べるため大変興味深い。これまでマカデミアナッツに深い関心があったわけではないのだが(ほとんどの人はそうだと思うけど)割と楽しめた。
満足してマカデミアナッツについて学んだ後はCAFÉ 100へ向かう。CAFÉ 100はロコモコの発祥の地と言われており、ヒロのグルメを語る上で外せないお店である、もっともシンプルなロコモコはなんと3$ほど。透明なプラスチックのタッパーに入れられた熱々のロコモコは、ご飯の上にソースとハンバーグ、目玉焼きがのったごくシンプルなもの。味もシンプル。シンプルなので人によっては深みがないということで期待はずれということを口コミに書く人もいたが、私達は美味しいと感じた。雰囲気としては吉野家の牛丼に近い。吉野家の牛丼について心底美味しいと感じる人がいるのも理解できるし、その一方で「たかが牛丼」という考えもわかる。自分の価値観が覆るほどの味ではないが、これはこれで愛すべきミニマルである。
定評のあるマカダミアナッツブランド


マウナロア マカダミアナッツ工場にて


これが元祖ロコモコだ!


その後は妻のリクエストでLOW INTERNATIONA FOODとTWO LADIES KITCHENへ向かう。ヒロ市内から少し郊外へ抜けた場所に位置するこれら2つのお店はハワイ島のローカルなお店の中では知られたお店であるらしい。
LOW INTERNATIONA FOODはインターナショナルと冠している割にはローカル感が漂うお店だ。基本的にはパンとクッキーのお店ではあるが、ご飯ものの定食やハンバーガーなどの軽食もそろう老若男女通える大衆食堂のような場所。有名なのはカラフルな食パンのレインボーブレッドである。このピンク色はグアバを原料にしているらしい。あいにくレインボーブレッドの生の食パンは売り切れていたがレインボーブレッドのトーストであれば作ることはできるらしい。なぜ生の食パンは売り切れていて、トーストなら可能なのであろう?冷凍していた分があるのだろうか。レインボーブレッドのトーストは見た目の派手さもあって、もちもちとした食感が楽しいパンであった。
その後は訪れたTWO LADIES KITCHENはモチ屋さんである。店内の工場で製造しており、大福はもちろん、マンゴーやパイナップルなどハワイらしいフレイバーのモチをはじめ、苺大福やたい焼きまで販売している。ヒロの人々が手土産としてよくこのTWO LADIES KITCHENのモチを利用するそうだ。我々はカラフルなわらび餠を購入した。
キモかわいい虹パン


ホステルに戻り、キッチンで日本から持ってきた日清やきそばをつくる。それに ヒロのスーパーマーケットで購入したトルティーヤチップスにアボガドのペーストをディップしてこの夜の夕食として食べた。

12月23日

朝8時に起床し、朝ごはんとしてレトルトのおかゆを食べる。日本出発前にイオンで購入した100円のレトルトにしてはなかなか美味しい。

この日はハワイ島の北部、ワイピオ渓谷とホノカアを散策する。
島の東側の海岸線を望みながらヒロの市街を快走する。右には広大な海が広がり、左側には鬱蒼と茂るジャングルのような山や森が時折顔をのぞかせる。名前も付いていないようななんでも無いようなところにこのような雄大な自然を垣間見られるのはやはりハワイの大地ならではなのだろう。運転しているだけで清々しい気分にさせてくれる。これがオアフ島のドライブであればこうは感じなかったかもしれない。

約1時間のドライブの後、DONNA’S COOKIESというヒロのスーパーマーケットへも卸しているローカルなクッキー屋の工場直売所に立ち寄る。ここでは出来立てのクッキーを試食させてくれる。試食したらお気に入りのクッキーを小袋で(5$)販売してくれるので小腹が空いた時におすすめ。3リットルも入りそうなジャー(瓶)に詰めたクッキーをいくつも購入していくリピーターのお客もいた。お店の人も感じがよくて楽しい雰囲気が伝わってくるようだった。
有名なクッキー工場 定評のあるブランドだけに詰め方にも力が入ります。


再び車に乗り込み走り続けること約45分。到着したのはワイピオ渓谷。

<ワイピオ渓谷>
断崖絶壁の絶景スポット、ワイピオ渓谷はハワイの王族の住んだとされる神聖な場所であり、かつてはここで政治も執り行われていたそうだ。豊かな自然に囲まれており、津波がこのエリアを襲った時にも死者が出なかったのは王族のマナ(霊力)がこの谷を守ったからだと伝えられている。日本で言えば伊勢のような場所だろうか。たしかに人間では作り得ない雄大な景色は神々しいものを感じる。なお車で行けるのはビューポイントまで。4WDやツアーであればさらに谷の奥底まで観光ができるそうだ。
絶景のワイピオ渓谷


ワイピオ渓谷を後にして、ヒロ方面へ戻る。
次に訪れたのはホノカア。

<ホノカア>
映画や小説の「ホノカアボーイ」の舞台になった場所であるためホノカアの名前を聞いたことのある人は多いのではないのだろうか。作品の舞台であるものの街の規模はごく小規模。100mほどのメインストリート沿いの両脇に商店街ならぶだけ。もともとはサトウキビ産業で栄えた町であった。サトウキビ農園が1994年に閉鎖されてからは、現在産業と言える産業はないがワイピオ渓谷に観光にする人々が立ち寄る町へと変化している。
昼ごはんを食べるために町をぶらぶらする。お土産屋さんにアンティーク雑貨のお店、古着屋さん、そしてオシャレなカフェにレストラン。小さい村ではあるがひとつひとつのお店に個性があって、そぞろ歩きだけで楽しい気分になる。町の雑貨屋さんにはおじさん3人組がずっと店の前のベンチで座っている。いるいるこういうおじさん、どこの田舎にも仲良しの友達同士、ずっとベンチでお喋りしている人たち。それがなんだかこのホノカアの景色に溶け込んでいて様になっていたので写真を撮らせてもらった。また映画「ホノカアボーイ」の実際にロケ舞台になったというホノカア・ピープルズ・シアターにお邪魔した。日系移民の方がこの町に娯楽を提供したいという思いから建てたという映画館。1930年にオープンしたが1988年に閉館。その2年後、惜しむ町の人々の思いから復活を遂げ、現在は映画のみならずライブや公演のイベントスペースに活用されているそうだ。この日はイベント準備のため、館内のカフェはおやすみ。本来は入れないのだが特別にオーナーの方に中に入れさせてもらい写真を撮らせてもらった。使い込まれた館内のテーブルや壁は歴史を感じさせ、とても居心地が良さそうだ。オリジナルTシャツを購入して、映画館を後にした。ホノカアのスーパーマーケットで弁当を購入して、海の見える坂道でお昼ご飯。
ホノカアボーイの舞台 ホノカア・ピープルズ・シアター


映画はみたと思うのだが思い出せない


ホノカアの町を抜けて、ヒロへ向けて再び出発。
ヒロからワイピオ渓谷へ行く際に、いくつかビューポイントがあったので、そこに立ち寄ることにした。
訪れたのはラウパホエホエ・ビーチパーク。

<ラウパホエホエ・ビーチパーク>
ヒロの町からおよそ30分の距離にあるラウパホエホエは1946年津波で甚大な被害を被ったエリアである。その際、24人もの学生の尊い命が津波により奪われてしまった。この公園は被害のあった学校跡地に造られたものである。海岸沿いへ下る山道の途中では、津波がここまで到達したことを告げるパネルが見受けられた。巨大な波が岩石に打ち砕かれ飛沫となり細かい泡になって消えていく。故郷の日本海のことを思い起こさせる。日本海側で育った私のような裏日本の人間にとって海は陽気なものというよりも厳しく無慈悲なものという思いがある。そういう意味においてはオアフ島よりもハワイ島には個人的なシンパシーを感じる。
なぜ人は石を積み重ねたいのだろう、そういえば鴨川にもこういう人がいた


泡立つ海岸


ラウパホエホエ・ビーチパーク


ヒロに舞い戻った我々が次に向かったのはヒロ市内にあるレインボー滝とヒロ大神宮。

レインボー滝はヒロ市内近くに位置する観光スポットだ。落差24mの小規模の滝であるが、よく虹が滝にかかるためこの名がついた。あいにくこの日はその姿を見ることはできなかったが。。。
ヒロ大神宮はヒロ中心部から車で10分、住宅街の中にある神社である。この神社はハワイの中だけでなく、海外でもっとも古い神社だ。1960年の大津波で倒壊した際には再建のための奉納した人々の名前のリストがあり、中には名だたる政治家や財界人が見受けられた。
レインボー滝



ヒロ大神宮のお守り


ヒロの市内に戻った後は次の日の食事のためスーパーで買い出し。
ホテルでは夕食として日本から持ってきたレトルトのカレーをスーパーマーケット購入したパンにつけて食べた。

12月24日

クリスマスイブ。特にクリスマスイブだからといってもヒロの町は浮き足立ったところはない。朝食は昨日と同じレトルトのおかゆとレーズンの入ったクッキー。クッキーはホステルのスタッフが多めに買ったようで宿泊客に分けてくれたのだ。mありがたい。

ホテルは8:30にチェックアウト。この日は見るべきものが多く、夜にはレンタカーを返却しコナ空港へ戻らなければならないため、早めの出発をする。2泊しかしていないが名残惜しい素敵なホステルだった。

まず向かったのはハワイ火山国立公園。

<ハワイ火山国立公園>
ヒロから車で約1時間。ハワイ島のハイライトのひとつと言えるのがこの国立公園である。ハワイ州の中で唯一世界遺産に指定されており、ハワイの神話の中で火の女神ペレが宿る地として古くから神聖な、スピリチュアルな場所として人々に崇められてきた。キラウエア火山を含む2つの活火山を擁し、その広さは1,335㎢に及ぶと言われている。この規模の国立公園は、ハワイはおろかアメリカ本土にもないほどの広さだという。そのため溶岩によって形成された荒野や洞窟、海岸線の展望、さらには生い茂った熱帯雨林とそこに自生する動植物など多種多様な自然と、我々が住む惑星がおりなす破壊と創造のプロセスを目の当たりにできる。また自然愛好家達に向けて幾多のトレイルコースを整備しているため、1日観光しても見飽きることはないだろう。そのため国立公園内にはホテルも備えられている。1983年からずっと噴火を続けて火山であるので危険かと思われるかもしれないが、大規模な噴火はごくまれで流れ出す溶岩の速度も非常に遅いため、世界一安全な火山とも言われている。
主に国立公園内は車で移動する。入園料は乗用車1台につき15$。園内に入るとまずビジターセンターが見えてくる。そこでこの国立公園の概要とトレッキングコースの案内や滞在時間に応じての観光ルートも紹介している。
ビジターセンターにてお手洗いを済ませて後向かったのはサーストン溶岩トンネル。鬱蒼とした熱帯雨林を抜けると現れるサーストン溶岩トンネルは全長300mほど。一見普通のトンネルだが、なんと表面の溶岩だけが固まり、中のマグマが液体のまま流れ出したためにできた、まさに自然の力だけで造られた洞窟なのである。車も通れそうなほどの巨大なトンネルが重機の力でなく自然に発生したというのは驚きというほかない。
変わった植物


ダイナミックに曲がった木


山盛りのシダ


サーストン溶岩トンネル


その後、我々は車を走らせチェーン・オブ・クレーターズ・ロードへ。このチェーン・オブ・クレーターズ・ロードというのはその名の通り「道」ではあるがその車窓越しに見える景色の圧倒的なこと!溶岩が造りだした果てしない台地の向こうに見えるのは真っ青な太平洋。道路沿いのところどころには展望台や、ウォーキングスポットがあり、ゆっくりと流れだした溶岩が徐々に固まり溶岩特有のどろりとした形状のままになっているのが面白い。中にはヒダのように折り重なってそのまま固まってしまったもの、渦巻きのようなものやスライムか液体金属のようにツルツルとした丸みを帯びたものまである。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードは溶岩の溜まりで行き止まりになるまで約30kmも続く。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを引き返して向かったのはキラウエア火山の噴火口の展望台。常に白い噴煙をもくもくと上げている展望台はこの国立公園で最も人気の場所だ。展望台の隣にはトーマス・ジャガー博物館という、ハワイ火山観測所を設立した学者から名付けられた博物館がある。展示物は火山活動でできた物質や火山観測の歴史、ペレをはじめとしたハワイの神話における神々についてである。
約4時間の観光で少し駆け足気味であったが、充分満喫できた。我々は食料を少し持ってきていたので問題なかったが、公園内では食料を売っている売店やレストランが一つも見当たらなかったので食料と水は入園前に調達しておくことをお勧めする。また公園内は大変広いのでガソリンも余裕がある状態で出発したい。
うずまきのような形で固まった溶岩


不吉な光景


スライムのようにまるみをおびた溶岩


あまりに広大な溶岩台地


常に煙を上げているキラウエア火山


国立公園を後にした我々が次に向かったのはプナルウ黒砂海岸。

<プナルウ黒砂海岸>
プナルウ黒砂海岸はハワイ島の最南端に近い場所にあるその名の通り黒砂の砂浜を持つビーチだ。一般的にハワイのビーチというとまるでシュガーパウダーのような白いさらさらのビーチが思い浮かぶが、このビーチは砕けた溶岩でできた砂であるため真っ黒である。しかしこのビーチが観光客に知られている理由はもっと別な理由がある。それはウミガメがこのビーチによく出没するそうだ。前回のオアフ島ではあいにくカメを見ることはできなかったので、期待はさほどしていなかったのだがウミガメちゃんを無事発見。甲羅を乾かしているところらしく、目をつむって一休み中だ。オアフ島でできなかったことが思わぬところで出来たので大変嬉しい気持ちでビーチを後にし、コナへ向かう。
ウミガメさん


<コーヒーファーム>
ハワイ島を発つ前に是非立ち寄りたかったところがある。それはコーヒーファームだ。ハワイ島の南東側、カイルア・コナのから南の沿岸部はコーヒー栽培に理想的な立地であり、大小合わせて500もの農園が集まっているためコーヒーベルトと呼ばれているほどのコーヒーの有名産地だ。私自身コーヒーは好きでよく飲むので、本当に美味しいコナコーヒーが飲みたいと思っていた。今回訪れたのはグリーンウェルコーヒー農園。1850年から続いている老舗である。あいにく最終の農園ツアーすでに終了してしまったのでコーヒーのテイスティングだけさせてもらった。ローストの加減や豆の種類、香りづけにより10種類以上のコーヒーを用意しており、すべて試飲できる。また1袋1万円近くするようなコーヒー豆まであり、そのテイスティングは5$かかるのだが折角なので試させてもらった。正直1万円の価値があるかどうかは私にはわからなかったが飲み続ければなにかわかるのかもしれない(第六感が目を覚ますのかもしれない)。試飲させてもらった中では一番しっくりきたミディアムローストの粉を購入した。
1万円のコーヒーを召し上がれ


実はもう一箇所、時間が許せば立ち寄りたい場所があった。それはコナ・ブリューイング・カンパニーである。一度は耳にしたことはあるかもしれない。そうホノルルのレストランでも供されるハワイのビールとして最も知られているビール会社である。車の運転できているのでもちろんドライバーは飲めないが私か妻のどちらかだけでも出来立てのビールを飲めればと考えていた。しかし工場直営なのにそこまで安くもなく、工場見学も時間外だったのでレストランだけ見ただけにとどめた。

まだ飛行機の出発までしばらく時間があったのでアリイ・ドライブでの散歩を楽しんだ。アリイ・ドライブはミニ・ホノルルといった趣のビーチ沿いに多種多様なお店が並ぶ賑やかな通りである。私達は教会の駐車場に車をとめて、ビーチで沈みゆく夕陽をみつめた。ABCマートにて空港で食べるための夕食のサラダを購入して空港へ。途中、ガソリンスタンドで給油しレンタカーを返却した。
ロマンチックな二人


それぞれの空を見つめる二人・・・


日本でも運転がままならない2人での3日間のドライブだったがいろいろ行けて楽しかった。また事故に遭わず本当に良かった。

コナ空港にてユナイテッド航空、サンフランシスコ行きにチェックイン。予定時刻通り飛行機はハワイ島を経ち、我々のハワイへの旅は終わった。アメリカ本土の旅へと続く。

〜ハワイの旅を終えて〜
初めてのハワイは楽しかった。おいしいローカルフード、お洒落なお店、ダイヤモンドヘッドにも感動した。
ハワイがここまで人気なのは日本との距離感が絶妙だからかもしれない。常夏のポリネシアの島でありながらアメリカ西海岸の風を感じ、人々もアロハ・スピリッツでどことなくフレンドリー、日本語が通じるお店も多く、日本人が多いだけに「よそ者」とみられることもない。

例えばハネムーンや家族、気心の知れた仲間同士で、仕事を放りだしてのんびりするには最適だと思う。ホノルルはあまりにツーリスティックなのでカイルアかノースショアのコンドミニアムに滞在して気ままにレンタカーなぞ借りて1週間ほど過ごすのはとても素敵なことだろう。ただ私は貧乏性なのか、なにもしないのが耐えられないタチなので、それはしばらくはいいかなと思った。なので今回ののんびりホノルルのオアフ島+大自然観光のハワイ島の2島コンビネーションはハワイ初心者の私にとって大変よい組み合わせだった。もし1週間時間があってまたハワイにいくのであればマウイ島とラナイ島に行ってみたい。

ホノルル・ダイヤモンドヘッド ☆☆☆☆☆ ワイキキビーチから眺めるダイヤモンドヘッドは筆舌つくしがたい
ハワイ火山国立公園 ☆☆☆☆☆ 破壊と創造・・・生ける惑星・地球のほとばしる血流
カイルア・ノースショア ☆☆☆☆
ヒロ ☆☆☆☆
ワイピオ・ホノカア ☆☆☆☆

(2015年12月 橋本康弘)

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