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- え?どこ?グルジアとアルメニア?に行ってみたらこんな場所だった!
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エリア:
- ヨーロッパ>アルメニア>エレヴァン
- ヨーロッパ>グルジア>トビリシ
- ヨーロッパ>グルジア>クタイシ
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/06/24 15:34

ハフパット修道院
私 出張行ってくる〜
友人 へぇ、今度はどこ?
私 グルジアとアルメニア〜
友人 ・・・へぇ〜。え、それどこ?(2回目)
次の出張先を伝えた友人の中に、アルメニアとグルジアがどこにあるのか理解していた人は一人もいない。ましてや、
え、まじで?あのワイン発祥の国グルジア?さらには、世界で初めてキリスト教を国教としたあのアルメニア?!なんて食いついてきてくれた人も一人もいない。
でもきっとこれが一般的な日本人。日本人にとってグルジアとアルメニアは、いいなぁとも、すごーいとも、リアクションする材料や情報がない、そんな場所。
そう、今回私はトルコとイランのお隣で、ロシアのちょい下にある、コーカサス地方の中のグルジアとアルメニアを旅するのだ!
とはいえ、私とて友人の知識に毛が生えた程度の知識しかない。早速ガイドブックを探すも、かの有名なガイドブックでさえこの二か国にはわずか数ページしかページを割いていない。その上、カラーでもない。
あまり下地が無い中、出発の日を迎えた。
最初に旅したのはグルジア。トビリシ空港が日中工事をしているため、この時期、夕方にならないと飛行機が離発着できない。そのため、えらく長いトランジット時間をかけトビリシに到着した。
まずはおいしいグルジア料理のお出迎え♪

焼きナスのクルミペースト

豚肉とポテトの炒めもの、オジャフリ
泥のように眠った翌朝、グルジアの昔の首都、ムツヘタへ。トビリシからは車で30分ほど。世界遺産にも登録されている古都で、古い教会を中心に街が広がっている。まずは街を見下ろす丘に建つ、スヴェッティ・ツホヴェリ大聖堂へ。

スヴェッティ・ツホヴェリ大聖堂
この大聖堂はグルジアで一番古いと言われていて、言い伝えではイエス様の来ていた衣の一部が埋められているのだとか…
そして街中にあるジュヴァリ寺院へ移動
ジュヴァリ寺院に向かう手前には、様々な露店があってとても賑やか。はちみつやフレッシュジュース、伝統的なお菓子チュルチヘラを売るお店、伝統衣装を着られる露店もある。

名産の蜂蜜を売るお店

ジュヴァリ寺院

美しいフレスコ画
トビリシに戻る途中で、昼食。
今日はグルジア料理の中でもとくに有名なハチャプリをいただく。
平らなパンにチーズを挟んで焼いたもので、一見ピザのような見た目。チーズがとろけて、これがまたおいしい!日頃これを食べていたら絶対太りそうな食べ物だけど、旅行中だものね。気にせず楽しまないと。

グルジア名物ハチャプリ
グルジアやアルメニアを車で走っていると、旧ソ連時代の建物が目につく。巨大で、なんとなく退廃的でいかにも威圧感のある建物だ。特にアルメニアでは国の至る所に旧ソ連時代の廃工場がたくさんあった。バスや車も当時相当な年代物が走っている。ソ連解体から20年以上たってもいまだ現役であることに驚かされる。
首都でもあるトビリシはソ連時代のマンモス団地、18世紀の木造の家、場違いにも感じるような近未来的な建物が入り混じっていて、頭が混乱しそうになる。建築物だけではなく、民族もアゼルバイジャン人、アルメニア人、ロシア人などが住む多民族なエリアでもある。
一言では言い尽くせない魅力のある街だ。
そしてグルジアはなんと、ワイン発祥の国なのだとか。紀元前8000年頃にはワインが飲まれていたというから驚きだ。
ガイドさんお勧めのワインショップに連れて行ってもらい、安くておいしいワインを購入してみる。帰国後に飲むのが楽しみだ。

街の上をロープウェーが走る

200年の歴史を持つパン屋さん

旧市街の時計塔

急に現れる近未来的な橋

ワインショップ
そして翌日。グルジア観光のハイライト軍用道路を通って十字架峠へ!と息巻いて外に出たものの、期待を裏切るように今にも降り出しそうな曇天…。
軍用道路というのはコーカサス山脈を越えて、トビリシとロシアをつなぐハイウェイのこと。最高地点の十字架峠は標高2395mだ。軍用道路は冬期、雪などの影響で道路が封鎖されることもある。まさに私が行った5月はベストシーズン!のはずなのに、走り出した途端、雨が降り出した。
途中、17世紀に建てられたアナヌリ教会を経て、十字架峠へ。

アナヌリ教会
天気は良くなるどころか悪くなる一方。雨脚もひどくなってきたが、霧がすごいことになっている。5m前も見えない状態で走るハイウェイはとてもスリリングだった。

ちょっとだけ視界が晴れた十字架峠
本来であれば、このハイウェイでは大コーカサス山脈の大パノラマが見えるはず!それをお届けできなくて悔しい限りである。
峠を越えて軍用道路の終着点、カズベキに到着したころには天気が少し良くなってきた。
カズベキに着いたら車を4WDに乗り換え、カズベキ教会を目指す。カズベキ教会は道中が整地されていない山の上にあるのだ。ついさっきまで大雨だっただけに、道のコンディションは最悪。一度車が横滑りした際には思わず声が出た。

カズベキ教会に到着

カズベキ教会からの眺め

カズベキ教会
復路ようやく太陽が顔を出してくれて、少しだけだが、コーカサスの山を拝む事が出来た。

大コーカサス山脈

グルジア・ロシア友好の壁
この日一番テンションが上がった事。それは羊飼いの群れとの遭遇。
なんと3000頭を超える羊に囲まれたのだ。ゆっくり3分間は羊の波!この時期であれば、毎日こういった場面に出会うという。

軍用道路の名物、羊の大群
夜はこれまたグルジア名物のヒンカリ(グルジア風小龍包)を食べ、グルジアに別れを告げた。

グルジア風小龍包、ヒンカリ
陸路でグルジアからアルメニアへ。アルメニアはビザが必要だが、陸路で簡単に取得が可能。難なく、アルメニアへ入国。
昨日の天気が嘘のように天候に恵まれ、暑いくらいの気温の中、世界遺産のハフパット修道院とサナヒン修道院へ。
今までグルジアの教会ではアイコンと呼ばれる壁画をたくさん見てきたが、アルメニアにはそれらは見られない。壁画があることはほぼなく、その代りにハチュカルという石を掘って作られた十字架がたくさん見る事が出来る。

世界遺産ハフパット修道院

世界遺産ハフパット修道院

世界遺産ハフパット修道院

ハチュカル
固い石にとっても細かい彫刻が入っていて、芸術作品のようだった。
ハフパット修道院とサナヒン修道院は有名建築家の親子がそれぞれ建てたもの。サナヒンを父、ハフパットを息子が作ったのだそうだ。

ハフパットで見かけた旧ソ連時代の現役バス
アルメニアを旅する際、一般的にはまぁホテルなのだが、安く行きたい人、あまりに田舎でホテルが無いとき、ちょっと変わった体験がしたい人にオススメなのが、民宿だ。JICAなども支援をしているそうで、そんな民宿をいくつか視察してみた。
シャワーやホテルは共同の所が多いが、部屋は清潔でWIFIもつながり、宿泊には何の苦もない。民家では家畜を飼っていたり、畑があったりするので、ホストファミリーと一緒に料理レッスンをしたり、農家ならではのアクティビティーも楽しめる。

チバ村の民宿

民宿の客室

民宿で買っているウシ
さらにホストファミリーからの温かい歓迎には心癒された。
ちょっと見学に来ただけなのに、チキンや自家製パイ、自家製ワインなどおもてなしの嵐!!

BBQチキンを焼いてくれた

おもてなし料理

民宿のご夫婦

愛の修道院、ノラバンク修道院
ノラバンク修道院を経て、私が向かったのは世界最古のワイナリー。ここは2011年に発見されたばかりの紀元前3500年のワイン醸造所である。こんな洞穴の中にあるとは。

世界最古のワイン醸造所の前で

ここでワインがつくられていた…
今から約5500年も前にワインを飲んでいたなんて、おっしゃれ〜
近くにはワイナリーがあり、美味しいワインが驚きの低価格で買える。税関の申告さえなければ何本でも買って帰りたい!こんなに安くておいしいのに、3本までしか持って帰れないなんて、酷な話だ…。

ワイナリー見学

ワインテイスティング
翌日、タテヴ村に行く為に今日は手前にある村の、ユニークな樽のホテルに泊まった。ワインの国アルメニアにちなんだコンセプトなのだろうか。

樽のホテル

樽の部屋からの絶景
タテヴ村にはアルメニア一美しいと言われるタテヴ教会があるのだが、この村に行く楽しい交通手段が2010年に完成されたロープウェイだ。それまでタテヴ村は、いくつもの谷に閉ざされ、車だと約1時間強の山道を走らなければならなかった。このロープウェイは全長5.7km、所要時間12分で世界一長いロープウェイとしてギネスに認定されている。以前スノーボードに行った際、ドラゴンドラに乗ったことがあるが、あれよりも長いのか!

ギネス認定世界最長のロープウェイ

ロープウェイからの絶景
いざ乗車。緑深い谷の中を、私を乗せたゴンドラが飛んでいく〜。足元を除けば胸がすくむような高さ。うひょ〜〜〜!
着いた先のタテヴも本当に美しい小さな村であった。

タテヴ村

タテヴ教会

タテヴ教会のハチュカル
高所恐怖症の人にとっては魔の12分間だと思うが、このロープウェイに乗るだけでもここまで来てよかったと思えた。そしてその先には美しい村と教会があるのだから、アルメニアに来たら絶対のおすすめポイントだ。
タテヴからエレバンに帰る途中、思わぬアクシデントに見舞われた。アルメニアを走っていて常々思っていたのだが、国道であってもとにかく道が悪い。ここにきて、タイヤがパンクしてしまったのだ。路上に車を止めて、ドライバーさんが一生懸命タイヤを確認していると、わざわざ車を止めて、どうした?と様子を聞いてくれる。日本だったら止まってくれる人いるのかなぁ。優しい人がタイヤの空気入れを貸してくれた。
結果、空気は入らず、スペアのボロボロタイヤを使って帰ることになるのだが、思わぬところでアルメニア人の優しさに触れる事が出来た。なお、アルメニアではいいタイヤを買う事が出来ず、人々はわざわざ隣国のグルジアへ買いに行くのだそうだ。タイヤだけではなく、電化製品なども同じだという。そうか、アルメニアはなかなか買い物をするのも大変なんだな、とアクシデントから思わぬ勉強が出来た。
話は変わるが、よく日本の心に例えられる富士山。みんな大好き富士山。では、アルメニア人にとっての富士山は?それはアララト山です。アルメニア人はみんな大好きアララト山。
アララト山はノアの方舟がたどり着いた場所という伝説があり、アルメニアの出入国スタンプにも描かれている、アルメニア人の誇りだ。
そしてもう一つ、アルメニア人が誇りに思っているもの。それがアルメニア正教。アルメニアは西暦301年、世界で初めてキリスト教を国教として定めたことをもう一つの誇りにしている。アルメニアにキリスト教を伝えた聖者グレゴリウスが13年もの間幽閉されていたホルヴィラップ修道院はまさに聖地のようなもの。
ホルヴィラップの修道院のすぐ後ろにアララト山がそびえている。ホルヴィラップ修道院越しに見るアララト山というのは、まさにアルメニア人の2大プライド!

ホルヴィラップ修道院とアララト山
でも見えない!アララト山見えない!!残念ながら雲に隠れていた。
何と驚いたことに、日本の富士山的存在、アララト山は今現在、トルコの領土なのだ。ホルヴィラップ修道院から目と鼻の先、数十メートル先からはトルコの領土で、アルメニア人は自由にアララト山に行く事が出来ない。いきなり富士山が他国の領土にあるなんて考えられない!でも悲しいかな、度重なる侵略の為に、アルメニアはアララト山を手放さざるを得なかったのだ。でもアルメニア人は言う。アララト山が一番美しく見えるのはトルコ側ではない、アルメニア側なのだ!と。。。
先にキリストを始めて国教にしたと書いたが、世界で初めて公式の教会が出来たのがアルメニアのエチミアジンである。ここは世界遺産にも登録されている。
エチミアジンの宝物館にはキリストが貼り付けになった際に脇腹を刺したとされる聖なる槍が飾られている。

補修中のエチミアジン

キリストの脇腹を刺したとされる槍

世界中から巡礼者が絶えない
世界中のキリスト教徒にとって大切な教会であるため、修復にはローマ正教、アルメニア正教、ユネスコ、アルメニア政府などなど、各所の許可が下りないとなかなか進める事が出来ず、これからもまだ時間がかかる見込みだそうだ。
こうしてあっという間のグルジア・アルメニア出張は終わりを告げた。
想像以上に深い歴史と文化、民族間の感情、争いの過去…いろいろな事を学んだ9日間だった。
タテヴから首都エレバンに帰る途中、何の変哲もない団地の真ん中で車が止まった。ガイドさんに言われるがまま車を降りると、そこで見たのは、3.11の東日本大震災の被害者の為に建てられたハチュカル…。
日本人でグルジアとアルメニアを知っている人は、やはり多くない。
でも日本人が知らないこんな田舎の街で、私たちとともに悲しみ、私たちの為に祈りをささげてくれている人たちがいるのだ。
日本に帰ったら友人に、自分が今回行った国々がどんなところだったのかたくさん話をしたいな、と改めて思った。

東日本大震災の為の慰霊碑
ムツヘタ ☆☆☆☆ 世界遺産の街並みがかわい
トビリシ ☆☆☆☆☆ 文化、民族が入り混じる歴史の深い首都
ムツヘタ ☆☆☆☆☆ 軍用道路と合わせてグルジア旅行のハイライト
ロリ地方(ハフパット) ☆☆☆☆☆ サナヒンとハフパット修道院はとても美しい
アレニ地方 ☆☆☆☆☆ 民泊とロープウェイがお勧め
エレバン ☆☆☆☆ アルメニアの首都。郊外に行く起点
(2016年5月 久保井奈々子)

- コーカサス3カ国弾丸6日間の旅〜アゼルバイジャン・グルジア・アルメニア〜
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エリア:
- ヨーロッパ>アゼルバイジャン>バクー
- ヨーロッパ>アルメニア>エレヴァン
- ヨーロッパ>グルジア>トビリシ
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/06/24 15:25



今回はコーカサス3カ国をなんと現地3泊のみ、計6日間で周る弾丸ツアーです。その日程を支えるのが、便利な夜便で5つ星エアラインカタール航空のフライト。行きは成田発22:20なので、仕事を早めに片付けてそのまま空港に向かいます。
1カ国目はアゼルバイジャン。首都バクーへ到着です。ビザは今まで日本で事前取得が必要でしたが、つい先日から可能になったアライバルビザに挑戦します。

ここで申請書に記入し、奥のカウンターに提出します。記入内容はパスポート情報や滞在先など。証明写真3枚、パスポートのカラーコピー2枚を持参しましたが、これは使いませんでした。日本国籍なら無料ですが、他の国籍でアライバルビザの場合は有料のようです。少し並んで15分くらいで1ページ分のシールが貼られたパスポートを返され、無事取得できました。
ガイドブックも全然出ていない未知の国でしたが、とりあえずバクーの気候は東京と同じくらい。高台にある殉教者の小道や、旧市街の乙女の塔に登ると眺めが良いのですが、「風の町」と呼ばれるほどあり、とにかく強風が吹きつけてきます。バクーの街はシルクロードの中継地としてアラブ、ペルシャ、トルコ、ロシアなどの文化が入り混じっているのですが、旧市街はシルヴァン・シャフ・ハーン宮殿をはじめ、イスラムの雰囲気が強いです。宮殿はいくつもの建物が一体になっており、細かな幾何学模様に目を奪われます。

イスラムっぽい旧市街もあるのですが、新市街はヨーロッパの街並みのようで、ブランドショップが建ち並び、近代的なデザインの建物も多いです。来月6月にF1が開催されるらしく、街中の道沿いにフェンスや観客席が取り付けられていました。ランドマークになるのが3匹のヒヨコのようなフレイムタワーです。高台にあって、特徴的な外観なのでどこにいても見つけやすいです。

夜はフレイムタワーに炎や旗を振る人のイルミネーションが映し出されます。
かっこいいというか、変わった形の建物も多く、どこかの美術館のようなメトロ駅やロールケーキ形の絨毯博物館など。


翌日、バクー郊外へ。車で1時間ほどの所にあるゴブスタンの岩画を見に行きます。巨大な岩がごろごろと重なり合う岩場に、石器時代の人々が描いた岩画が6000点あまりも残されています。岩画は牛やラクダ、人々の踊る様子、儀式の場面などの単純なモチーフですが、脈動感があって不思議と惹きつけられるものばかり。手前の小さな博物館でわかりやすい解説の展示で学んでから、実物を見ることができます。地元の子供たちもたくさん見学に来ていました。

アゼルバイジャンの料理の最大の特徴は、なんといっても香草です。山盛りの香草が毎食テーブルに並び、サラダ、スープ、肉料理、どれにも香草が入っています。パクチーなどが苦手な人は、パンとチーズくらいしか食べるものがないことも多いようです・・・プロフと呼ばれるピラフや、香草やチーズを挟んだピザのクタブ、ナスのペーストのマンガウ、デザートはフルーツのシロップ漬けのムラッパなど。


3日目の夜に空路で2カ国目、グルジアのトビリシへ。ほんの1時間ちょっとの国際線で、グルジアはビザも不要なので、気分は国内線。トビリシの市内観光をする時間がないのが残念ですが、ムツヘタとカズベキ観光に向かいます。
トビリシから車で30分ほどのところにあるムツヘタはグルジアのかつての首都で、現在でもグルジア正教の中心とされています。街を臨む山の頂上にちょこんと建てられているのは、ジュヴァリ教会です。ムツヘタの町と共に世界遺産に登録されていて、山の上にあるのでムスリムの侵略の際も壊されずに今も残されています。ジュヴァリ教会から見える、ムトゥクヴァリ川とアラグヴィ川の合流地点に栄えるムツヘタの美しい町の見晴らしは最高です。スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂では、ブドウとクルミのぐにぐにしたスイーツ、チュルチヘラや色々なお土産屋さんに夢中になりました!


ムツヘタから軍用道路を通ってカズベキを目指します。軍用道路はグルジアとロシアを結ぶ重要な道で、かつてロシアが軍事用に切り開いたものですが、名前からイメージされるように物騒なところではなく、自然の景観がとても美しいルートです。途中でアナヌリ教会やグルジアとロシアとの友好の壁、十字架峠に立ち寄ります。
グルジアの教会は、女性が入る時は頭にスカーフかフードをかぶって(髪は多少みえてもok)、内部は撮影禁止というところがほとんどですが、アナヌリ教会は内部も撮影できます。城塞の中に、イエスキリストの為の教会と、聖母マリアの為の教会の2つの教会があり、イコンが描かれた大きな障壁、イコノスタシスは見応えがあります。

友好の壁はとてもカラフルで、見晴らしも良く、多くの人の撮影スポットになっています。この辺りは標高も高く、ダウンを着込むくらいにとても寒いのですが、信じられないことにパラグライダーを楽しむ人もみかけました。そしてこの軍用道路で最も標高が高い十字架峠は、標高2395m。とても寒く、凍える前にバスに戻ります。


お昼頃にカズベキの小さな村に辿り着きました、山頂に小さく教会が見え、4WDに乗り換えてあの教会を目指します。しかしこれが予想を大幅に上回るアトラクションで、前後左右に大きく振り回されながら、片道約30分のドライブ。ドライバーさんは慣れているからか、音楽をかけ、余裕でずっとおしゃべりしながら、崖っぷちを対向車線とすれ違って行きます。上まで登ったら、抜群の景色の中を教会まで15分ほど歩きます。澄んだ青空と大自然の山々にツミンダ・サメバ教会がかわいらしく見えて、とても絵になる風景です。


日曜日なので教会ではミサをやっていて、ちょうど美しい讃美歌をきくことができました。教会の雰囲気とあいまって、神聖な気分に浸ります。
町まで降りると、少しだけですが雲の隙間からカズベキ山を見ることもできました。

とても日が長いので気づきませんでしたが、帰りにあちこち視察したり、グルジアの美味しいワインを買いにスーパーに寄ったりしていたら、結局この日の就寝は3時。グルジアではお肉とあわせて赤ワインがよく飲まれるのですが、レストランでとても飲みやすい赤ワインが出たので、スーパーで探してお土産にしました。ワインはワイナリーやスーパーでお安く売っています。


(大きな小龍包のようなヒンカリ)

(チーズピザのハチャプリ)
明らかな睡眠不足ですが、翌朝早くに出発し、アルメニアの国境へ向かいます。独立記念日の準備で自由広場が封鎖されてしまい、遠回りをしつつ1時間半でサダプロ国境に。車を降りて、出国手続きをします。中間地帯の免税店の並びを抜けて、アルメニアのビザを取って入国します。ここのビザも申請書を書くだけで写真は不要、$10くらいでした。アルメニアとアゼルバイジャンは政治的に仲がよくなかったりして、アゼルバイジャンにも行ったのかと言われましたが、だからといって入国できないなんてこともなく、3カ国目アルメニアに無事入国。ここからハフパト修道院まで、1時間半のはずが、なぜか3時間。穴ぼこだらけの悪路で、且つ車が大きいので、全然スピードが出せないんだとか。どんなに悪路でも、今日の深夜のフライトで帰国しなければならないし。不安を感じつつも修道院を見学します。



ここに飾られているアルメニア正教の十字架は、先端が開いていて、幾何学模様の装飾が施され、繊細で美しいです。その後、セヴァン湖の近くで昼食をとり、首都エレバンの近郊にあるガルニ神殿、ゲガルド修道院を見学します。セヴァン修道院では空が真っ暗になってきて、強風と雨から逃げるように移動しました。


ゲガルド修道院は4世紀に巨岩を掘り抜いて造られた岩の修道院で、現在は主に13世紀に造られた建物を見学できるようになっていますが、岩をくり抜いた部分から聖水が流れ出ている部屋があり、これを飲むと病が治ると言われています。ゲガルドは槍の意味で、ローマ軍人がイエスキリストを刺したとされる槍がこの近辺で見つかったことが名前の由来になっています。


そうこうしているうちに、あっという間に夜になり、予定通りなのですがエレバンの市内観光もできないまま、3:25発のフライトで帰国の途につきました。
コーカサスとまとめられているこの3カ国は、どこも治安が良く、物価が安く、食文化は似通ってはいましたが、宗教も言語も通貨も異なる国です。グルジア・アルメニアはなんとなく似ているのですが、アゼルバイジャンは特にこの2カ国とは違う雰囲気を感じました。詰め込んだスケジュールで見てまわれなかったところもたくさんあるので、次回はゆっくりまわってみたいです。今回お世話になったカタール航空の方、現地手配をしてくださった方をはじめ、ご一緒してくださった皆さん、とてもとても楽しく、あっという間の6日間でした。本当にありがとうございました。

おすすめ
バクー…★★★★ 近代化が進む古今東西が入り混じった街
トビリシ…★★★★★ 様々な宗教を受け入れる国際的な街、次こそ市内観光を
ムツヘタ…★★★★★ 川に挟まれた東欧のような古都
カズベキ…★★★★★ グルジアのスイス。大自然に美味しい水と空気が最高!
(2016年5月 増田里紗)

- イケメンと言うならイケ国と言ってもいいじゃないか! かなりイカしてる・・・と思う ワインカントリーとして楽しむクロアチア
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エリア:
- ヨーロッパ>クロアチア>ドブロブニク
- ヨーロッパ>クロアチア>ザダール
- ヨーロッパ>クロアチア>クロアチアその他の都市
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/06/24 15:05

私のワインの知識はほとんどないも同然ですが、飲むことにかけては自信があります。家にワインがないことはほとんどありません。いつでもワインが飲めるように常備しています。ただ、千円しないワインばかりで、千円を超えるワインを家で飲むことはめったにありません。
今回の旅は、行く場所行く場所でワイナリーに立ち寄り、ワインはじめ併設のワイナリーレストランでクロアチアのお料理も堪能し、空腹感を感じることのない幸せな旅を満喫しました。
いろんな青が混じったどこまでも続く海の遥か彼方の水平線に白くたなびく長い長い雲が交わり、射すような太陽光線に耐えられなくなる頃に爽やかな風が「ヒューン」と通り過ぎる。そんな中でワイナリーに整然と並ぶブドウの木を見ていると、何とも言えない幸福感に包まれます。
私はワイナリーが大好きです。そこで食べるワインとお料理はもっと好きです。

ワインについて熱く語るワイナリーオーナー
最初に訪れたワイナリー「バルトロヴィッチワイナリー」は、ドブロブニクから車で約1時間のプリズドリナ村にありました。テイスティングをさせていただくにあたり、ワイナリーの歴史やぶどう栽培について、英語で説明してくれたのですが、なかなか終わらないので目の前にあるワインや食事に手をつけることができません。ガイドさんが見事なタイミングで話を切ってくれなければいつまで続いたわからないほど情熱たっぷりにお話をしてくださいました。あとでワインのことに詳しいそのガイドさんに聞いてみると日本語に訳してくれました。こういうことだったようです。もちろん要約しています。

看板にある「KONOBA」とは、お酒を飲みながら料理を食べる場所の意味

お話はまだまだ続きます
現代のぶどう栽培では、昔ほど「土」へのこだわりはなくなり、それよりもむしろ「気候」、つまり太陽がぶどうの実にあたる角度や時間、強さ、そして水などの外的要因が与える影響の方を重視し、それらの要因に人が何らかの変化を加えることにより、思い描く良質のブドウが育つよう努力しているそうです。また、水分供給についても重要で、わざと水を与えないことで良質なぶどうが収穫できることもあるそうです。もちろん、その他の要因が複雑にからみ合うので思い通りにいくことばかりではありません。


白ワインとブドウ畑
ワイン造りの世界にも科学の進歩により昔では知りえなかったことがたくさんわかるようになり、ワイン造りに生かされているのだとあらためて認識しました。日々、情報を集め研究し、トライ&エラーの繰り返しで一歩一歩進んでいくのですね。
この情熱のかたまりのようなオーナーさんじゃないとブドウ栽培などできるものではないのだと強く感じました。ものづくりとは果てしない物語です。
ところで、ワインの味の方なのですが・・・
ワイン無知の私が説明するのは本当におこがましいのですが敢えて述べさせていただきます。いや、その前に・・・。
話の中に出てきたクロアチアワインのブドウの種類は、今まで聞いたことのないものばかりでした。シラーズやカベルネソービーニヨン、シャルドネなどお馴染みの品種も栽培されているそうですが、以下、ご覧ください。
<白ワイン>
ポシップ、クルク、クラリェヴィーナ、マルヴァジァなど
<赤ワイン>
フルヴァツィツァ、プラーヴァッツ・マリ、プラーヴィナなど
私は知らないものばかりです。呼び方が違うだけなのではないかと思い聞いてみましたが、これらはクロアチアの土着品種だそうです。



ワインセラーに眠るワイン畑
では、味のお話に戻ります。
私は、白は辛口で爽快感のあるもの、赤は重たく深い味わいのものが好きです。白は好みに合うものばかりでした。赤は、最初はヘビーに感じる味が、飲み続けるうちにどんどんライトな感じに変わってきたように思いました。聞いてみると、クロアチアでは若めのブドウを使って醸造し、完成するとすぐに飲んでしまうのがクロアチアのワインの飲み方だそうです。そのため、クロアチアのワインはライトで飲みやすいものが多いそうです。
少し、クロアチアのワインの歴史を調べてみました。
もともと、クロアチアのワイン造りの歴史は古く、紀元前4世紀にまで遡ります。緯度は概ね、フランスのボジョレーやローヌ、イタリアのキャンティやトスカーナ地方とほぼ同じです。昔からの栽培品種に加え、最近では輸入品種も栽培されるようになり多種多様なワインが生産されています。
内陸部では総生産量の60%が生産され、その内、白が90%です。内陸部では白ワイン品種が育てやすいのですね。一方、沿岸部は、残りの40%が生産され、その内、赤ワインが70%、白ワインが30%で、内陸部と沿岸部で見事に特徴が表れています。合計1000種類以上のワインブランドがあるそうです。
面白いことに、ワインのブランド名はぶどう品種になっているものが多いです。たとえば、白ワインだと、品種のひとつであるPOSIP(ポシップ)と大きく書かれたラベルが貼ってあります。だから、店頭には「POSIP」と書かれたボトルがやけに目立つことになります。それは実際、いろんなブランドの白ワインが置いてあることになります。もちろんラベルのデザインは違うのですが、そのあたりの事情を知らない人が見たら、クロアチアのワインは「POSIP」ばかりだった、となります。ラベルをよく見ると生産地かと思われる地名が小さめに書かれています。なぜ、このような習慣になったのかを聞き忘れてしまいました。次回、クロアチアを訪れる機会があったら、是非、質問してみたいと思います。

このボトルはブランドが大きくブドウの種類の文字が小さい
次に訪れたのがコルチュラ島の「CHAKULA」です。時間がなかったので、ワイナリー訪問はできませんでしたが、町の中心にある海沿いの直営レストランで夕食をいただきました。
シーフードが中心のお料理で、酢漬けのオイルサーディンは絶品でした。コルチュラ島はワイン栽培が盛んな島です。


充実のシーフード料理
せっかくなので、コルチュラ島の説明を少しさせていただきます。
世界遺産のドブロブニクの旧市街と比べると、スモールというのではなく、タイニーという言葉がぴったりくるような、愛着の湧くかわいらしい感じの町並みです。綺麗な左右対称ではないですが、旧市街の中心に縦に1本の目抜き通りがあり、その通りから横に何本もの通りが左右にのびています。魚の骨のような感じでもあり、人間の肋骨のようでもあります。おわかりいただけますでしょうか。

中世の町と洗濯物-絵になる風景??
小さな町なので隅々まで見ることができました。
中世のままの街並みが残り、石畳の路地が歴史の重みを感じさせてくれます。あたたかい南風が、既に乾いたであろう洗濯物をやさしく揺らす風景とのコントラストは、なぜかしら興味をそそります。


南からの風が歴史ある石畳の狭い路地を吹き抜ける
南風で思い出しました。話はそれますが、ガイドさんから教えてもらったお話です。クロアチアなど数か国が1991年にユーゴスラビアから分離独立しました。そのユーゴは「南」を意味します。スラビアは「スラブ人の国」。ユーゴスラビアは、南スラブ人の国という意味です。
かつて、ユーゴスラビアは6つの共和国で成り立っていました。ガイドさんからこの国を説明するためのおもしろい方法を教わりました。
「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」です。
1991年から始まったユーゴスラビア崩壊以降、各地で終結しては勃発を繰り返した血みどろの内戦が完全に収束するまで10年もかかりました。

聖マルコ大聖堂

鐘楼

下が丸見え
そんなユーゴの風を全身で感じることができる素晴らしい場所が聖マルコ大聖堂です。有料(少額)ですが、この鐘楼にのぼることができます。小柄な女性同士でもすれ違うことができないとても狭く暗い階段をのぼっていきます。上ると30mくらいの高さになりますが、下が丸見えのシースルーの床を通って鐘楼の外の展望台に出ます。高所恐怖症の私は、お股が「ヒュン」となりました。でも、かわいらしいコルチュラ島の旧市街の風景を爽やかな風に吹かれながらたっぷりと楽しむことができました。お奨めの場所です。



鐘楼からの旧市街の景色

マルコポーロ博物館
コルチュラ島は「東方見聞録」で有名なあのマルコポーロが生まれた町としても有名です。ただ、そういう説が言われているだけで確かな証拠があるわけではないようです。旧市街にはマルコポーロに因んだ観光用の施設がたくさんありました。また、マルコポーログッズを取り扱っているお店がいくつかあったのですが、全部閉まっていました。残念。

食前酒でお出迎え

レストラン全景

伝統料理の仔牛のペカ

大好き!酢漬けのオイルサーディン
次に、沿岸部をさらに北上したところにあるザダルのワイナリーをご紹介します。これぞ「ザ・ワイナリー」と言えるすばらしい場所に「ロイヤルワインヤード」があります。そのワイナリーに併設しているレストランが「クラリエスキー・ヴィノグラディ」です。天気の良い日は屋外で、雨や風が強い日は屋内で楽しめます。
このワイナリーのオーナーは、かつての内戦時にクロアチアの英雄と称えらた戦士でした。その戦士が、平和な今、ワイン生産者として、我々にすばらしい世界を提供してくれます。
無料の体験メニューは、
★クロアチア伝統料理のペカ調理見学
★ホームメイドパン作り
★伝統料理教室
★ワイン作り体験
など
これと合わせ、ランチまたはディナーで4種類のワインを飲みながら肉料理コースまたは2種類のシーフード料理コースの中からひとつ選びます。ホテルの送迎も合わせて面倒をみてくれるのもうれしいです。

当レストランが力を入れているマグロ料理「マグロの塩炙りと焼き野菜の付け合せ」シンプルだか絶妙の味!

当レストランが力を入れているマグロ料理「マグロの塩炙りと焼き野菜の付け合せ」シンプルだか絶妙の味!

ブラックボディの赤ワインがかっこいい

ワイナリーオーナーにもお見送りいただきました
ここでいただいたマグロ料理は絶品でした。ザダル市が一丸となってマグロの養殖に力を入れているそうです。各種ワインそれぞれに合う調理方法で新鮮なマグロ料理を食べさせてくれました。生でも食べてみたかったですね、日本人ですから。
ザダルは、今年2016年のヨーロピアンベストディスティネーションに輝いた注目都市です。広いヨーロッパの中で最も注目される都市として選ばれたのだからすごい栄誉なのではないでしょうか。


ザダルのシンボル聖ドナド教会

公園にあったかわいらしいWi-fiアンテナ
因みに過去の受賞都市をご案内します。
2015年 ボルドー(フランス)
2014年 ポルト(ポルトガル)
2013年 イスタンブール(トルコ)※イスタンブールもヨーロッパなのですね。
ザダルは、かつてダルマチア地方の中心地として栄え、起源は紀元前9世紀にまで遡る歴史ある町です。港湾都市であるがゆえに周辺国から何度も攻撃を受け続けてきました。
聖ドナド教会は9世紀に建てられた町のシンボルで、奇跡的に戦火を逃れた歴史上重要な建造物です。他にも歴史ある教会関連施設が数多く残されじっくりと見学してみるのがよいでしょう。他にモダンでおしゃれな雰囲気の「ザダルの太陽」や「シーオルガン」もおもしろいです。「ザダルの太陽」は夕方になると7色に光り、「シーオルガン」は風が吹くと地面に埋め込まれたオルガンが音を奏でるしくみになっています。
ここには、のんびりとした田舎町のザダルならではの楽しみ方があります。


ザダルの太陽

シーオルガン(Sea Organ)
新市街には、大きなドーム型の建物があり、サッカーの試合や陸上競技はじめ、いろいろなイベントが行われています。人口8万人に満たないザダルに、こんな立派なサッカー施設があるとは少し驚きました。そう言えば、クロアチアはサッカー強国でした。比較してよいのかわかりませんが、人口7万に満たない鹿嶋市に巨大なサッカー場があるので、驚くのは鹿嶋市に失礼ですね。
因みに、ダルマチア地方は黒いぶちが特徴の犬、101匹ワンちゃんでお馴染みの「ダルメシアン」の生まれ故郷です。が、しかし、残念ながら、一度もダルメシアンに会えませんでした。どこにいたのでしょうか。

スプリットの魚市場

これも好き!塩が効いた「アンチョビ」
広い沿岸部を持つクロアチアだけあって魚介類は充実しています。手長エビやムール貝、今回は食べませんでしたが、牡蠣も多く出回るとのことで、9〜4月頃までがシーズンだそうです。内陸部では酪農が盛んで肉料理やチーズ類も見逃せません。久しぶりに食べたステーキはぶ厚いけど柔らかく、食べごたえ満点でした。恐らく300g以上はあったと思います。

300gの牛ひれステーキ
穏やかな気候と豊かな食文化、そしておいしいワインやビールが揃ったクロアチアがずっと平和でありますように。イケ国のイカしたクロアチアを皆様も是非体験してください。
ドブロブニク★★★★★
多くの観光客が訪れるだけあって見応え十分の美しい旧市街
城壁を一周してみよう!最近、アメリカの歴史ドラマ『GAME OF THE THRONES』の撮影が旧市街のメインストリートで行われたそうです。私は聞いたことがなかったのですが、世界中で大人気のドラマだそうです。
コルチュラ島★★★★★
歴史ある旧市街だが全長約200mほどしかないためか何故か心地よい
ザダル★★★★★
静かでのんびりした田舎町。歴史は古く貴重な教会施設も多い。ワイナリーレストランが素晴らしかった。
(2016年5月13日〜20日 森 裕)

- 2島2様5街5様100種100様のインドネシア
-
エリア:
- アジア>インドネシア>バリ島
- アジア>インドネシア>コモド島
- アジア>インドネシア>スンバワ島
- テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2016/06/24 15:01
300以上の民族が共存する国。世界人口第4位の国。島の数が1万を超える国。ナシゴレンの国。
宗教も文化も違う人々が交わって生きているエネルギッシュで魅惑的な国、インドネシア。
今回はそんなインドネシアの中の2島、バリ島とスラウェシ島を訪れた。
【バリ島&スラウェシ島7泊9日の旅】
1日目:成田→バリ島【バリ島泊】
2日目:バリ島観光【バリ島泊】
3日目:デンパサール→マナド【マナド泊】
4日目:マナド市内観光/タンココ自然保護区ジャングルトレッキング【タンココ自然保護区】
5日目:タンココ自然保護区ジャングルトレッキング→メナド→マカッサル【マカッサル泊】
6日目:マカッサル市内観光→タナトラジャ【タナトラジャ泊】
7日目:タナトラジャ観光【タナトラジャ泊】
8日目:タナトラジャ→マカッサル【機中泊】
9日目:成田
●バリ島
日本でも人気の旅行先でお馴染みのバリ島。空港についた瞬間から感じる南国特有の暑さと世界中から集まるサーファーや観光客。その中にいる、それだけでテンションがあがる。
今回滞在したクタ・レギャン地区はビーチだけでなくショッピングや多国籍レストランも集まる人気のエリア。最近はショッピングモールやおしゃれなカフェも多く、世界中から多くの観光客が集まり、昼夜問わず賑わっている。バリ島ビーチはクタ・レギャンだけでなく、スミニャック、ジンバラン、ヌサドゥアなど様々なエリアがある。その中から個人的お気に入りのホテルベストツーをご紹介。
★ONE ELEVEN
スミニャックエリアに位置する2012年9月にオープンした高級プライベートヴィラ。全9棟のヴィラは完全なプライベート空間になっていたり、ヴィラ内にゲスト専用のスパトリートメントルームも完備されており、ハネムーンやホテルステイを楽しみたい方にはおすすめのホテル。また、日本人のマネージャーがいるため、日本人のニーズに応えたつくりとなっている。また、ここONEELEVENがあるスミニャックはのんびりと時間が流れるエリア。ビーチでのんぶりと過ごした後はおしゃれなショップが並ぶエリアを探索するのもおもしろい。




★AYANA RESORT & SPA
ロックバーがある場所としても知られているアヤナリゾート。ジンバランにあり、ホテルの中でパターやプールも楽しめるまさに楽園。中庭から見える海は壮大で、まさに死ぬまでに見たい世界の絶景にランクインしそうなムードが満点。バリ島のホテルステイを楽しみたい、と考えているなら必ず候補に入るのがここ。
私もバリ島でどこでも泊まっていいと言われたらここを選びます。はい。



この日の夕方はサヌールでサンセット鑑賞。わたしがビーチが好きな理由のひとつはこれだ。太陽がゆっくりと海に沈んで行く様子はとても神秘的。今回もそう。地元の人も多く集まるビーチで静かに見るサンセットは雰囲気があってだんだんと夕陽の色が変わっていく時間は言葉では表すことのできない一瞬なのだ。

今回はビーチ周辺の滞在だったが、ひとつだけどうしても心残りなことがある。それは、ウブドに行けなかったこと。最近もっぱらヨガにはまっているわたしにとってヨガの聖地、バリ島のウブドでヨガをすることは夢のまた夢!クタ・レギャンでもヨガができるところを探したが時間が合わず断念…最近ではヨガ留学や、ヨガをやりにバリ島へ訪れる人もいるらしい。次は必ずヨガをやりにバリ島へ戻ると誓い、デンパサール空港をあとにした。
●マナド
マナドの空港へ到着すると、ザーザー降りの雨がお出迎え。さすが東南アジア、夕方頃になるとスコールが降る。マナドの海はきれい、と聞いていたのでその日は海沿いでゆっくり…と思っていたから残念だなあ。ホテルに着いてもいっこうに雨はやまずあきらめかけていたが、だんだんと雲がひき明るくなってきた。気をとりなおして街へ出る。海岸のテトラポットへ上ってサンセットをぼーっと眺める。インドネシアで2度目のサンセット。いつの間にか陽がだんだんと落ちて海へぽっと落ちる。あの瞬間は格別で何度見ても素敵な光景だ。
マナドはさすが港町だけあって朝の市場から活気があり歩いているだけでとても楽しい。日本では見られないような色の魚やフルーツがよりどりみどりだ。魚屋さんがその場で魚をさばいてくれる。わたしもランサと呼ばれるインドネシアのフルーツをいただく。ライチがもっとさっぱりしたような味でおいしい。
マナドにはキリスト教を信仰する人々や中国系の人などさまざまな人種の人々が集まっていて、観光名所もそれにちなんだものが多い。中国寺院も観光名所のひとつである。






● タンココ自然保護区
【ジャングルトレッキング夕方編】
太陽が傾いてきた夕暮れ、いよいよタンココ自然保護区に出発。
道なき道を歩いて、登って。そんなこんなしているとレンジャーガイドのメリさんが急に「そこ!」と木のてっぺんを指差す。目をこらしてよーく見てみると、そこにいるのはクスクス!クスクスって食べ物だけではないんです。コアラの仲間なんです。なんとも言えないまったりした表情でこちらをみているクスクス。双眼鏡で見てみると表情もよくわかる。少し微笑みながらこっちをじーっとみるクスクスなのでした。


そしてだんだんと日が暮れてきたのでタルシウスミーティングポイントへ。個人的に1番見られるのを楽しみにしていた動物なので、本当に見れるのかわくわくどきどき。タルシウスはここ、タンココでしか見られない世界最小級のサルで、日中は木の隙間にある巣で寝ている。暗くなると巣から出て食糧を探しに外へ出る。そのタイミングを見計らって私たちは巣の前で待機。メリさん、みつけてくれてありがとう!
じっと待っていると、いつのまにかひょこっと顔を出しているタルシウス。そのあまりの小ささは本当におサルさん?かわいい。かわいすぎる。愛くるしい。大きな瞳でこっちをジッと観察しているが少しでもこちらが動くとすぐに巣の中に戻ってしまう。また顔を出すまでそこで待つ、の繰り返し。すると突然バッとなにかが外へ飛び出した。音のする方向へ目を向けるとタルシウスが木の枝に!カメラの音がするとすぐにそっぽをむいてしまうタルシウス。シャッターチャンスはほんの一瞬なので要注意!そしてぱしゃぱしゃ撮りすぎてわたしのカメラにはびっくりするくらいのタルシウスが残ったのである。


【ジャングルトレッキング早朝編】
朝5時、若干薄暗い中再びタンココのジャングルへ。少し歩くとブラックマカカのファミリーに遭遇。20〜30匹の群れの後を追って行く。見た目は少し怖いと思っていたわたし(ごめんなさい)。でも実際のマカカはとてもおだやかで思っていたより至近距離まで近づくことができた。木から木へジャンプしたり歩いたり1時間程一緒に歩く。途中でリラックスしたり毛繕いしたり自由気ままに動く彼ら。ここでは日本ではなかなか出来ない体験をすることができた。1つはメスのブラックマカカに跳び付かれたこと。お互いが突然接近したのでびっくりしたんだと思うが、わたしもその瞬間は息が止まるかと思ったが思い返してみるとおもしろい経験になったかな。
少し一緒に歩くと警戒心もたいぶとれてくるようで、ブラックマカカの赤ちゃんが近寄ってきてくれる。カメラに興味を持ったようでぴょんぴょん近づいてくる。枝からぶらさがってカメラをぺたぺた。そのかわいらしさといったら言葉にはできずこのままだっこしちゃいたいと思ったけれどそこは野生の生き物。ちょっとどきどきしながらじっとしていた。これが日本ではなかなか経験できないことの2つ目である。




●タナトラジャ
今回の最終デスティネーション、タナトラジャ。マカッサルから車で7時間、揺られに揺られ山を越えるとトンコナンのミニチュアがそびえる門がみえてくる。タナトラジャへの入り口だ。タナトラジャに入るといたるところでこの地区に伝わる船形の伝統家屋、トンコナンハウスとそれと対になる米蔵、アランが目に入る。最近は古いトンコナンハウスの老朽化が進み新しく建てかえられたり、屋根がトタンになっていたりと、本当に昔から建っているトンコナンハウスを見られるのも難しくなっているそう。それでもタナトラジャには独特の雰囲気が漂っていて秘境感は満点。隔離された村に連れて行かれた気持ち?
タナトラジャの人々の死生観は独特で、その考え方に基づいたお葬式などの行事も観光客には必見のものとなっている。タナトラジャのお葬式は亡くなってからすぐに開かれるものではなく、中には10年後に行われる場合もある。家族や親戚が水牛や豚などを買い、完全に準備が整った段階でお葬式は執り行われる。葬式が終わると、村にある墓穴に棺が運ばれる。故人の身代わり人形タウタウも棺の近くに置かれる。


今回はタナトラジャの3つの村を訪れた。1ヶ所目はケテ・ケス村。トンコナンが残る集落のひとつである。ケテ・ケス村は地元の人々も訪れる場所のようで、近くの町からきた中学生の団体を見かけた。ここではトンコナンだけでなく、タナトラジャの典型的なお墓も見学することができる。




2ヶ所目はレモ。ここでは岩壁に並ぶ死者の身代わり人形タウタウを見ることができる。高いところにあればあるほど地位が高いことを表すそうだ。3ヶ所目はロンダ。ここでは洞窟穴につくられた伝統的なお墓を見学することができる。



今回はビーチ、ジャングル、ユニークな村という、まったくちがうタイプの3カ所を訪れることができた。バリ島は言わずとしれたビーチリゾートの魅力を再確認。タンココ自然保護区では刺激的で珍しい経験、そしてタナトラジャでは異文化を感じることができた。それぞれの街にそれぞれの雰囲気があり、皆がインドネシア人、そして自分の民族に誇りを持っていることを感じられる旅だった。
(2016年4月 若狭由希)
宗教も文化も違う人々が交わって生きているエネルギッシュで魅惑的な国、インドネシア。
今回はそんなインドネシアの中の2島、バリ島とスラウェシ島を訪れた。
【バリ島&スラウェシ島7泊9日の旅】
1日目:成田→バリ島【バリ島泊】
2日目:バリ島観光【バリ島泊】
3日目:デンパサール→マナド【マナド泊】
4日目:マナド市内観光/タンココ自然保護区ジャングルトレッキング【タンココ自然保護区】
5日目:タンココ自然保護区ジャングルトレッキング→メナド→マカッサル【マカッサル泊】
6日目:マカッサル市内観光→タナトラジャ【タナトラジャ泊】
7日目:タナトラジャ観光【タナトラジャ泊】
8日目:タナトラジャ→マカッサル【機中泊】
9日目:成田
●バリ島
日本でも人気の旅行先でお馴染みのバリ島。空港についた瞬間から感じる南国特有の暑さと世界中から集まるサーファーや観光客。その中にいる、それだけでテンションがあがる。
今回滞在したクタ・レギャン地区はビーチだけでなくショッピングや多国籍レストランも集まる人気のエリア。最近はショッピングモールやおしゃれなカフェも多く、世界中から多くの観光客が集まり、昼夜問わず賑わっている。バリ島ビーチはクタ・レギャンだけでなく、スミニャック、ジンバラン、ヌサドゥアなど様々なエリアがある。その中から個人的お気に入りのホテルベストツーをご紹介。
★ONE ELEVEN
スミニャックエリアに位置する2012年9月にオープンした高級プライベートヴィラ。全9棟のヴィラは完全なプライベート空間になっていたり、ヴィラ内にゲスト専用のスパトリートメントルームも完備されており、ハネムーンやホテルステイを楽しみたい方にはおすすめのホテル。また、日本人のマネージャーがいるため、日本人のニーズに応えたつくりとなっている。また、ここONEELEVENがあるスミニャックはのんびりと時間が流れるエリア。ビーチでのんぶりと過ごした後はおしゃれなショップが並ぶエリアを探索するのもおもしろい。

プライベートな空間と静かな雰囲気

スパトリートメントルームも完備

リビングは吹き抜けになっている

アメニティも充実
★AYANA RESORT & SPA
ロックバーがある場所としても知られているアヤナリゾート。ジンバランにあり、ホテルの中でパターやプールも楽しめるまさに楽園。中庭から見える海は壮大で、まさに死ぬまでに見たい世界の絶景にランクインしそうなムードが満点。バリ島のホテルステイを楽しみたい、と考えているなら必ず候補に入るのがここ。
私もバリ島でどこでも泊まっていいと言われたらここを選びます。はい。

ロビーを抜けるとこんな風景が

私の頭上にあるのがロックバーです

スパルームも広々
この日の夕方はサヌールでサンセット鑑賞。わたしがビーチが好きな理由のひとつはこれだ。太陽がゆっくりと海に沈んで行く様子はとても神秘的。今回もそう。地元の人も多く集まるビーチで静かに見るサンセットは雰囲気があってだんだんと夕陽の色が変わっていく時間は言葉では表すことのできない一瞬なのだ。

サヌールのビーチでみるサンセット
今回はビーチ周辺の滞在だったが、ひとつだけどうしても心残りなことがある。それは、ウブドに行けなかったこと。最近もっぱらヨガにはまっているわたしにとってヨガの聖地、バリ島のウブドでヨガをすることは夢のまた夢!クタ・レギャンでもヨガができるところを探したが時間が合わず断念…最近ではヨガ留学や、ヨガをやりにバリ島へ訪れる人もいるらしい。次は必ずヨガをやりにバリ島へ戻ると誓い、デンパサール空港をあとにした。
●マナド
マナドの空港へ到着すると、ザーザー降りの雨がお出迎え。さすが東南アジア、夕方頃になるとスコールが降る。マナドの海はきれい、と聞いていたのでその日は海沿いでゆっくり…と思っていたから残念だなあ。ホテルに着いてもいっこうに雨はやまずあきらめかけていたが、だんだんと雲がひき明るくなってきた。気をとりなおして街へ出る。海岸のテトラポットへ上ってサンセットをぼーっと眺める。インドネシアで2度目のサンセット。いつの間にか陽がだんだんと落ちて海へぽっと落ちる。あの瞬間は格別で何度見ても素敵な光景だ。
マナドはさすが港町だけあって朝の市場から活気があり歩いているだけでとても楽しい。日本では見られないような色の魚やフルーツがよりどりみどりだ。魚屋さんがその場で魚をさばいてくれる。わたしもランサと呼ばれるインドネシアのフルーツをいただく。ライチがもっとさっぱりしたような味でおいしい。
マナドにはキリスト教を信仰する人々や中国系の人などさまざまな人種の人々が集まっていて、観光名所もそれにちなんだものが多い。中国寺院も観光名所のひとつである。

インドネシア名物ナシゴレン

ここからブナケン島へむかうボートがでる

色鮮やかなインドネシアのスパイス(市場にて)

魚をさばく漁師さん

ランサを試食してみました

マナドの海
● タンココ自然保護区
【ジャングルトレッキング夕方編】
太陽が傾いてきた夕暮れ、いよいよタンココ自然保護区に出発。
道なき道を歩いて、登って。そんなこんなしているとレンジャーガイドのメリさんが急に「そこ!」と木のてっぺんを指差す。目をこらしてよーく見てみると、そこにいるのはクスクス!クスクスって食べ物だけではないんです。コアラの仲間なんです。なんとも言えないまったりした表情でこちらをみているクスクス。双眼鏡で見てみると表情もよくわかる。少し微笑みながらこっちをじーっとみるクスクスなのでした。

こっちをじっと見ているクスクス

バードウォッチングもできる
そしてだんだんと日が暮れてきたのでタルシウスミーティングポイントへ。個人的に1番見られるのを楽しみにしていた動物なので、本当に見れるのかわくわくどきどき。タルシウスはここ、タンココでしか見られない世界最小級のサルで、日中は木の隙間にある巣で寝ている。暗くなると巣から出て食糧を探しに外へ出る。そのタイミングを見計らって私たちは巣の前で待機。メリさん、みつけてくれてありがとう!
じっと待っていると、いつのまにかひょこっと顔を出しているタルシウス。そのあまりの小ささは本当におサルさん?かわいい。かわいすぎる。愛くるしい。大きな瞳でこっちをジッと観察しているが少しでもこちらが動くとすぐに巣の中に戻ってしまう。また顔を出すまでそこで待つ、の繰り返し。すると突然バッとなにかが外へ飛び出した。音のする方向へ目を向けるとタルシウスが木の枝に!カメラの音がするとすぐにそっぽをむいてしまうタルシウス。シャッターチャンスはほんの一瞬なので要注意!そしてぱしゃぱしゃ撮りすぎてわたしのカメラにはびっくりするくらいのタルシウスが残ったのである。

巣の中には2匹のタルシウスが

タルシウスベストショット!
【ジャングルトレッキング早朝編】
朝5時、若干薄暗い中再びタンココのジャングルへ。少し歩くとブラックマカカのファミリーに遭遇。20〜30匹の群れの後を追って行く。見た目は少し怖いと思っていたわたし(ごめんなさい)。でも実際のマカカはとてもおだやかで思っていたより至近距離まで近づくことができた。木から木へジャンプしたり歩いたり1時間程一緒に歩く。途中でリラックスしたり毛繕いしたり自由気ままに動く彼ら。ここでは日本ではなかなか出来ない体験をすることができた。1つはメスのブラックマカカに跳び付かれたこと。お互いが突然接近したのでびっくりしたんだと思うが、わたしもその瞬間は息が止まるかと思ったが思い返してみるとおもしろい経験になったかな。
少し一緒に歩くと警戒心もたいぶとれてくるようで、ブラックマカカの赤ちゃんが近寄ってきてくれる。カメラに興味を持ったようでぴょんぴょん近づいてくる。枝からぶらさがってカメラをぺたぺた。そのかわいらしさといったら言葉にはできずこのままだっこしちゃいたいと思ったけれどそこは野生の生き物。ちょっとどきどきしながらじっとしていた。これが日本ではなかなか経験できないことの2つ目である。

ブラックマカカの親子

おしりのハートがとってもキュート

ブラックマカカと一緒にぱしゃり

ガイドのフレディさんとメリさん
●タナトラジャ
今回の最終デスティネーション、タナトラジャ。マカッサルから車で7時間、揺られに揺られ山を越えるとトンコナンのミニチュアがそびえる門がみえてくる。タナトラジャへの入り口だ。タナトラジャに入るといたるところでこの地区に伝わる船形の伝統家屋、トンコナンハウスとそれと対になる米蔵、アランが目に入る。最近は古いトンコナンハウスの老朽化が進み新しく建てかえられたり、屋根がトタンになっていたりと、本当に昔から建っているトンコナンハウスを見られるのも難しくなっているそう。それでもタナトラジャには独特の雰囲気が漂っていて秘境感は満点。隔離された村に連れて行かれた気持ち?
タナトラジャの人々の死生観は独特で、その考え方に基づいたお葬式などの行事も観光客には必見のものとなっている。タナトラジャのお葬式は亡くなってからすぐに開かれるものではなく、中には10年後に行われる場合もある。家族や親戚が水牛や豚などを買い、完全に準備が整った段階でお葬式は執り行われる。葬式が終わると、村にある墓穴に棺が運ばれる。故人の身代わり人形タウタウも棺の近くに置かれる。

おいしいコーヒーとして知られるタナトラジャのコーヒー

車と同じ値段で売買される水牛
今回はタナトラジャの3つの村を訪れた。1ヶ所目はケテ・ケス村。トンコナンが残る集落のひとつである。ケテ・ケス村は地元の人々も訪れる場所のようで、近くの町からきた中学生の団体を見かけた。ここではトンコナンだけでなく、タナトラジャの典型的なお墓も見学することができる。

トンコナンハウスが並ぶケテ・ケス村

トラジャ文字が描かれている

地元の中学生と一緒にぱしゃり

人骨がそのままの状態で置かれている
2ヶ所目はレモ。ここでは岩壁に並ぶ死者の身代わり人形タウタウを見ることができる。高いところにあればあるほど地位が高いことを表すそうだ。3ヶ所目はロンダ。ここでは洞窟穴につくられた伝統的なお墓を見学することができる。

タウタウが並ぶレモ村

洞窟穴におさめられている棺(ロンダ村)

ロンダ村でもタウタウを見ることができる
今回はビーチ、ジャングル、ユニークな村という、まったくちがうタイプの3カ所を訪れることができた。バリ島は言わずとしれたビーチリゾートの魅力を再確認。タンココ自然保護区では刺激的で珍しい経験、そしてタナトラジャでは異文化を感じることができた。それぞれの街にそれぞれの雰囲気があり、皆がインドネシア人、そして自分の民族に誇りを持っていることを感じられる旅だった。
(2016年4月 若狭由希)

- カンボジア初訪問にしてカンボジアの達人?? 綺麗すぎる隠れ家リゾート「ロン島」と天空寺院プレアヴィヒアを制覇!! カンボジアの新たな魅力を求
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エリア:
- アジア>カンボジア>シェムリアップ
- アジア>カンボジア>シアヌークビル
- アジア>カンボジア>カンボジアその他の都市
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/06/24 14:58

ロン島にてファムトリップのメンバーと(ロン島)
カンボジアといえばアンコールワットが有名ですが、アルコールワット以外にも見所はたくさんあります。今回ベトナム航空さんからのご招待でカンボジアの新たな魅力を探すことを目的としたカンボジア・ファムトリップに参加させて頂きました。お天気にも恵まれ充実の研修となりました。本当にありがとうございました。
アンコールワットをはじめベンメリア・コーケー・プノンクーレンなどいくつかの有名な遺跡群を訪れましたが、その中でもタイとの国境付近にある「プレアヴィヒア寺院」の存在感には圧倒されました。アンコールワットはいったという人にも是非訪れてほしい遺跡です。また、カンボジア随一のビーチリゾート「シアヌークビル」からスピードボートで約1時間の「ロン島」には抜群の透明度の海とサラサラの白砂のビーチがあり、カンボジアにこんなにもきれいなリゾートがったのかと驚かされました。「遺跡と一緒にリゾートも楽しみたいけど、日本人がいっぱい来ている場所はいや!」なんて人にうってつけの隠れ家リゾートです。最近密かな人気となっているハーブのコスメ作り体験は難しい手順など一切なく、お手軽に世界に1つだけのハーブ石鹸作りが体験できるとあって女子ばかりではなく男性にもおすすめしたい内容でした。併せて以下で一部ご紹介いたします。
シアヌークビル
カンボジアの首都プノンペンより車で約3時間行った所にある人口約20万人のカンボジア唯一のビーチリゾートがシアヌークビルです。
青い海と白砂の浜がどこまでも続く隠れ家リゾートで、 日本人にはまだ馴染みのないリゾートですが、シーズン(11〜4月頃)にはヨーロッパ方面からチャーター便で押し寄せるほどの人気リゾートです。 マリンスポーツをはじめ、国立公園もあり野鳥や野生動物に出会うこともできます。シアヌークビル随一のリゾート「ソカビーチリゾート」は、2004年に完成したシアヌークビル唯一の5つ星リゾートホテルです。 1.5kmにも続く白砂のプライベートビーチを持ち、敷地面積は15ヘクタールにも及んでいます。あまりにも広いため敷地内はゴルフカードで移動します。 その広大な敷地内にはテニスコート、フィットネスセンター、スイミングプール、プールバー、マッサージサラ等があり、その施設の充実ぶりは 先行している他のアジアのリゾートにもひけを取りません。 現在の滞在客はほとんどがヨーロピアンなので、日本人が少ない今はお薦めの穴場リゾートです。日本からはこれまでプノンペンからの陸路で入るか、空路で一度シェムリアップなどに入りそこから翌日乗り換えていく形でしたが、2016年6月17日からアンコール航空によるホーチミン⇔シアヌークビル間の定期便が就航するため、シアヌークビルへの移動がぐっと便利になります。現在の予定時間では日本からホーチミン同日乗継でシアヌークビルに到着できる予定です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

5つ星ソカビーチリゾートの部屋(ソカビーチリゾート)

5つ星ソカビーチリゾート併設のカジノ(ソカビーチリゾート)

5つ星ソカビーチリゾート(ソカビーチリゾート)

5つ星ソカビーチリゾートの部屋(ソカビーチリゾート)

美しいプライベートビーチ沿いにあるレストラン(ソカビーチリゾート)

日本人経営の日本料理店「侍」(シアヌークビル)

日本人経営の日本料理店「侍」のお弁当(シアヌークビル)
抜群の透明度の真っ白なビーチが広がる秘境ロン島
海の街、シハヌークビル。各ビーチがみるみる賑わいを見せる今、その勢いは沖合の島々にも波及しつつある。中でもカンボジアで2番目に大きい島「ロン島」は、その急先鋒。本土と段違いの透明な海で、カンボジアビーチリゾートの新定番になりつつある。
シハヌークビルとロン島間は定期船で結ばれており、シハヌークビルからはセレンディプティビーチ発で、多くの船がトーイビーチに到着する。高速船は片道約45分、普通船は片道2時間ほど。ロン島が近づくと抜群の透明度の海とビーチに驚かされます。シアヌークビルのビーチもきれいなんですがロン島のビーチはそれ以上。 海の色が全然違います。
ため息が出るほど本当にきれいです。
漁師の島、ロン島が観光地としてスタートしたのはおよそ5年前。透明度の高い海、深いジャングル、秘境オーラを湛えたこの島に、ひとつふたつと欧米系バンガローができたのが始まりだ。その後、ダイビングやトレッキングなどアクティビティも充実。訪問客は増え、南東側のビーチには店舗が立ち並ぶまでになった。特に、トーイビーチは本土と島を結ぶ定期便の玄関口であり、最も賑わっているエリア。バンガローやレストラン、各種アクティビティの窓口などが集中、多くの旅行者がここに宿をとり、島散策の拠点にしている。ビーチでは、欧米人が寝そべって本を読んだり日光浴を楽しむ姿が。カンボジア人は、観光客相手の商売に精を出している。ビーチ北側に行くにつれ、静かで洗練された雰囲気になっている。船着場近くのレストラン・バーは、夜になるとガンガン音楽をかけ、シェムリアップのパブストリートのようになるそうだ。

ロン島一の繁華街があるトーイビーチ(ロン島)

ロン島一の繁華街があるトーイビーチ(ロン島)

ロン島一の繁華街があるトーイビーチ(ロン島)
香港島ほどの面積がある、実は広いロン島。南東のトーイビーチだけでも楽しめないことないが、トーイビーチの反対側にあるロングビーチやソクサン村など、他の場所にも訪れたい。特にロングビーチは全長7kmにもおよぶ白い砂浜で、ロン島の中でも抜群にきれいなビーチエリアです。足の裏が砂をつかみ、離すたびにキュッキュッとなる「鳴き砂」エリアでもある。
宿は6つほどしかなく、広く、そして静か。のんびり派におすすめのエリアだ。ビーチ南端には、とびきり水の澄んだポイントがあり、シュノーケリングにもうってつけ。
島内の移動は徒歩か船だが、島は起伏が多く、森に覆われているため、徒歩での長距離移動はお薦めできない。船はバンガローで手配可能で、トーイビーチからロングビーチなら往復15US$程度で移動可能です。ぜひ訪れてみては。

スピードボートでロン島へ(シアヌークビル)

ロン島の船着き場に到着(ロン島)

抜群の透明度のロングビーチ(ロン島)

抜群の透明度のロングビーチ(ロン島)

抜群の透明度のロングビーチ(ロン島)

ソクサンビーチリゾートホテル(ロングビーチ)
遺跡からの大パノラマが広がるクメール文明最大の山岳寺院!絶景!プレアヴィヒア寺院

ナガの欄干にて(プレアヴィヒア寺院)
カンボジアにある「天空の遺跡」とも呼ばれるプレアヴィヒア寺院は、9世紀、クメール王朝によって建てられたシヴァ神をまつった寺院。 「プレアヴィヒア」はクメール語で「神聖な寺院」という意味を指します。長らくタイとの領有権を巡っての紛争があったため、つい最近まで外務省から出ている渡航情報の危険度が高かったこともあり、まだ観光で行く人は少ない世界遺産です。2013年11月に国際司法裁判所が寺院周辺の土地も含めカンボジアに帰属すると判断したことから、一応ようやく長年の領土問題に決着がついたのと、2014年の12月に、外務省から出ている渡航情報の危険度が下がったため、ツアーにも組み込まれるようになったため、今注目の世界遺産です!弊社のスタッフもシェムリアップから日帰りでは何度か訪れておりますが、その後どうなっているのか大変興味を抱いての訪問となりました。
かつては舗装道路もなく、赤土のダートに足を取られながらやっとたどり着くような場所でしたが、今回訪問してみると道がかなり舗装されスムーズに行くことが可能となっておりました。
また今回はシェムリアップからの日帰りではなく、2012年にできたばかりのプレアヴィヘアのホテル「プレアヴィヒア・ブティクホテル」に前泊し翌日プレアヴィヒア寺院を訪れました。このホテルは寺院から約30KMほどの距離にありプレアヴィヘア寺院を訪れるには非常に便利です。バスタブはなくシャワーのみとなります。室内は、エアコン、ミニ冷蔵庫が用意されており、レストラン付近であればWi-Fiも利用可能です。またレストラン、カフェ、バー、屋外プール、駐車場も完備されております。ホテルから遺跡のふもとまで車で約30分、そこで4WDに乗り換え急坂の舗装道路を登ること約30分で遺跡入り口の駐車場に到着します。駐車場付近にはいまだにカンボジア軍の兵士がつめており、緊迫した雰囲気はないものの、防空壕も多数残っていました。
まずは途中から上がるのではなく、中央階段を下り真のスタート地点であるタイ国境付近にいったん戻ることにする。タイとの検問付近には有刺鉄線が張り巡らされ、警備兵がいるものの、紛争がひと段落したためかその場の雰囲気は平和そのもの。兵士はバズーカー砲を持たせてもらっての記念撮影などにも快く応じてくれる。
山のふもとに車で到着すると、ここからは片道20-30分の山登りが始まります。道中5つの塔門(ゴープラ)を順番に通ります。それぞれの塔門は違った形をしており、段々と大きくなっていくのでテンションがあがります。寺院の中は崩れ落ちて積み重なった1つ1つの石にも彫刻がほどこされており、それぞれに意味があるようです。寺院に着いてから最初に見える第一塔門は、現在修復中で、鉄パイプで支えられていました。2000リエル札のデザインにもなっていますので、訪れた際にはぜひ本物と2000リエル札を見比べてみてください。ゆるやかな坂道を上り、第一塔門第二塔門第三塔門と次々姿を現す塔門を抜けます。 政府によるこの寺院の修復作業は紛争の影響からかほとんど進んでおらず、回廊や最奥部の祠堂(しどう)は崩落が目立つ。加えて、石の表面が削れた跡が新しいくぼみが所々にある。ガイドさんによると銃撃戦の弾痕という。カンボジア側がタイの砲撃が原因と主張する、壁の破損や崩れもあちこちにあった。様々な要因で、他の遺跡と比べ保存状態は良くないが、その姿は何とも言えない圧倒的な存在感を放っていました。さすが世界遺産になった所以か。
第四第五塔門を越え中央祠堂の裏側に回り込むとそこは別世界!付近に高い山はなく、タイとカンボジアの大平原が一望できる。まさに絶景です!古(いにしえ)の祈りの場が戦場となった理由は、ここが世界遺産であることだけでなく、国境紛争の戦略拠点でもあるかもしれません。
崖の上から見える景色に国境はありませんでした。カンボジアとタイは長い間この寺院の領有権を争っていましたが、この神聖な寺院は国境ができる前から、そこに住んでいる人にとってとても大事な場所であり、簡単にどちらの持ち物、と言ってしまえる場所では無いのかなとも思います。目に見えない国境のためにこの神聖な寺院が破壊され、ここに住む人の笑顔が減るようなことが、二度と起こらないでほしいと願うばかりです。

プレアヴィヒア・ブティクホテル(プレアヴィヒア)

プレアヴィヒア・ブティクホテルでの昼食(プレアヴィヒア)

塹壕が残る駐車場付近(プレアヴィヒア寺院)

第一塔門(プレアヴィヒア寺院)

石段のある旧道にて(プレアヴィヒア寺院)

バズーカーを持ち記念撮影(プレアヴィヒア寺院)

地雷原を示す看板(プレアヴィヒア寺院)

タイとの国境付近に住む村の子供たち(プレアヴィヒア寺院)

第五塔門(プレアヴィヒア寺院)

眼下には絶景が!(プレアヴィヒア寺院)
男性にもおすすめ!ハーブのコスメ作り体験
今回シェムリアップにてハーブのコスメ作り体験をしました。
今回訪れたのは日本人女性が経営するオーガニックハーブコスメブランド『クルクメール』。もともとコスメづくりをしていたクルクメールが『スパクメール』を今年4月にオープン。
ここではアンコール王朝時代から受け継がれてきたカンボジアの伝統医療をベースに当日の体質診断によって、カスタムメイドの施術をお楽しみ頂けます。
また、ハーブを調合して、石鹸や入浴剤など世界で1つだけのコスメを作る体験ができます。
今回はオリジナル石鹸作りとハーブによる足湯&マッサージがセットのなった90分のセットを体験しました。
石鹸作りはまず調合に使う数種のハーブの説明をきき、香りを嗅ぎながら、自分の体調や好みに合ったバーブを選びます。その後、鍋でハーブを調合し型に流し込みます。
固まる間に、ハーブによる足湯&マッサージをうけるとあっという間にオリジナル石鹸の出来上がり!
女性向けかなという思いで参加したのですが、これが参加してみると意外と面白く男性でも楽しめるのではないかと思いました。
個人的にはおすすめです

クルクメールの庭(クルクメール)

ハーブの説明を受ける(クルクメール)

ハーブを調合する(クルクメール)
おすすめポイント
プレアヴィヘア寺院 ★★★★★
シアヌークビル ★★★
ロン島 ★★★★
コスメづくり体験 ★★★
(2016年4月 渡邊竜一)
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