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エリア:
- アフリカ > モロッコ > メルズーガ
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テーマ:
- 自然・植物
見えますか?砂漠の"一番星"
絵になるシルエット
翌朝は、ガイドさんに起こされるまでもなく目が覚めた。他のメンバーもごそごそと起き出しお互い助け合ってペットボトルの水で顔を洗う。寝ている間も細かい砂がテントに入り込んでいたそうだ。また、朝方に雨がサァーッと降って、これまた雨水がテントに入り込んでいたそうなのだが熟睡していた私は全くもって気が付かなかった。
砂漠のトイレ
東の空が徐々に白み始めたのでメンバーそれぞれが思い思いの場所へ。まずは、テントのそばの小高い丘に行ってみる。すると、あたり一面の砂にトイレットペーパーが埋まり風でひらひらしている。昨夜、トイレで使った場所付近だったのだが、その時は暗闇でよく見えなかったのだろう。これまでのキャンプツアー参加メンバーの多くがここで用を足した痕跡だ。荘厳な朝日を眺めるには適切な場所ではないと思い別の場所を探す。すると少し離れたところにある大砂丘の尾根に数人の人影を発見。私もそこに行くことにした。太陽が昇る速度と競争するように大砂丘の頂点を目指す。しかし、8合目まで行ったところで頂上アタックを断念。早朝に降った雨で砂がある程度固められ、多少は歩きやすくなってはいたのだが砂地を歩くのはかなり困難だった。へたって座り込むと尾根になっているため強風をもろに受け、砂が顔にあたって痛い。はぁはぁ言いながらカメラを構え日の出を待った。
無事撮影できました!
日の出で赤く染まった砂漠と美しい砂の風紋
見えますか?強風で吹き飛ぶ砂!
太陽が昇ると砂漠一面が赤く染まって何とも言えない美しい風景となった。夜も朝も訪れる者に感動を与える砂漠の景観。まさに、一生に一度は訪れてみたい場所だろう。
上るのは大変だったが下るのは楽ちんだった。バージンスノーならぬバージンサンドを駆け下りるのは、とても気分がよかった。
自分のテント目指し一気に駆け下りる!
テントに戻ると簡単な朝食が用意されていた。朝食を終えるとすぐ身支度をして出発地点のセンターに向けて出発です。