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- スイストラベルパスを使いこなす!大自然と心温かい人々の国、スイス6日間のたび
-
エリア:
- ヨーロッパ>スイス>サンモリッツ
- ヨーロッパ>スイス>ユングフラウヨッホ
- ヨーロッパ>スイス>ゴルナーグラート
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 自然・植物
- 投稿日:2016/10/25 14:51
10月初旬。今年の日本は台風が多くてじめじめした毎日でうんざりでしたが、幸運にもスイスではほぼ晴天!飛行機を降りたら少し冷たい冬の空気が迎えてくれました。



今回は欧州エキスプレス様とスイス政府観光局様のご招待にてスイスに行く機会を頂きました!
スイスインターナショナルエアラインで成田から直行で約12時間ほど。
10月末まではサマータイムなのでスイスとの時差は日本と比べて-7時間です。
日本より気温は低く、到着日のチューリッヒは日中15℃くらいでした。
私の人生で初めてのヨーロッパ!しかもスイス!!!
実は高尾山すら登ったことのない私が、富士山よりも高いところまで行くなんて!
高山病にならないか心配になりつつも、ヨーロッパの名峰をしっかりこの目に焼き付けてこなければ!と意気込んでいた。
*今回の旅程*
1日目 インターラーケン泊
2日目 ツェルマット泊
3日目 ツェルマット泊
4日目 サンモリッツ泊
5日目 機中泊→翌日帰国
6日間のコンパクトな旅程だが、スイスの観光ポイントをしっかりおさえた初スイスにはぴったりの旅程。スイストラベルパスを使って移動はほぼ列車利用。
スイスのすごいところは、出発時刻や到着時刻もほぼ正確なので日本と同じ感覚で列車に乗れる!とっても安心!
さらに、このトラベルパスはとても優秀で多くの列車・湖船・バスの乗車が利用でき、観光地へ行くチケットも割引で購入できたり、さらには国内490以上の美術館などの施設の入場も無料になるという!さすが観光大国スイス!
今回はこのパスを最大限に活用して列車三昧の旅を思いっきり楽しみました!(あとあと聞いたら全行程の24時間くらいは列車に乗っていたらしい。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スイスの空港はわかりやすいし、とっても利用しやすい。
空港から駅まで直結しているので、飛行機到着直後すぐに列車利用もOK。
ちなみにスーツケースをごろごろ転がして行ってもちゃんと列車内に置き場があるので安心です。
日本のような改札はなく、チケットは車内で車掌さんが全てチェック。
スイスパスをご利用の際はバリデーション(利用開始日のスタンプ)をお忘れなく。

初日はルツェルン乗換えでインターラーケンへ。(約3時間程)
インターラーケンはユングフラウ地方へのゲートシティなので、
到着日にここまで来てしまえば翌日のユングフラウ観光もとってもしやすい!
夕食はスイス名物のラクレットをお腹いっぱい食べた。

まだ薄暗い早朝6時。
ホテルを出発していよいよヨーロッパ最高地点の鉄道駅、ユングフラウヨッホを目指す!
この日はユングフラウ鉄道利用しました。(スイスパスを持っていれば割引あり!)

傾斜を登りどんどん標高が上がっていく・・・
列車に乗っているだけでこんなにも早く3000M級の山の上にたどり着いてしまうなんて。。
スイスの鉄道文化は昔から大変栄えていたようで、今から約120年前頃にはアルプスのでっかい山に穴をあけて列車を走らせる工事が始まっていたという。さらっと書いたが120年前というと日本は明治時代真っ只中!!スイスすごい・・・

終点のユングフラウヨッホ駅は洞窟のようだが、そこを抜けて展望スペースに行けば息をのむような絶景が・・・・!


プラトーテラスへ行けば雪の中をざくざく歩くこともできるが、晴れた日でもとてつもなく寒い・・・。指先は一瞬で感覚がなくなるくらい冷たくなるので手袋必須!あと雪の山はトレッキングシューズなどのすべりにくい靴で歩くのがおすすめ。


それにしても、そこは寒さを忘れるくらい本当に素晴らしい場所だった!
どこまでも続く白銀の氷河が広がり、アルプスの山々がそびえ立つ美しい風景を大パノラマで見ることができる!人生の中でこんな素晴らしい絶景に出会えるなんて!!!!
ユングフラウヨッホの施設内には他にも100周年を記念した見どころいっぱいの展示物もたくさんあるので、ヨーロッパ最高地点の鉄道駅を思う存分楽しむことが出来るのも魅力のひとつ!


ちなみに、途中駅のアイガーグレッチャーには展望レストランもあって、アイガー、メンヒ、ユングフラウの3つの名峰がドーーーンと目の前に広がり、大迫力な景色とともにスイスの郷土料理などを召し上がれます!!!

ユングフラウ鉄道をあとにして、クライネシャイデックからグリンデルワルト経由でインターラーケンへ戻る。
インターラーケンウェスト駅からは遊覧船でシュピーツへ。(1時間20分程)


意外に知られていないようですが、これもスイスパスで乗船可能です!
トゥーン湖はスイスで最も美しいと言われる湖。
周りの緑、街並み、アルプスの山々、青い空・・・それが全て反射して鏡のように映る。
素敵な景色を見ながら優雅なひと時を味わうことができます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、シュピーツから宿泊場所のツェルマットへ列車移動。
ツェルマットはガソリン車が禁止されているのでとーっても空気が綺麗!
ツェルマットのまわりには4000M超えの峰がなんと29も集中している。
その中のひとつがヨーロッパの名峰、マッターホルン。
マッターホルンを見るのにとっておきの場所があるらしく、翌朝その姿を拝むために早起きして外へ。
メインストリートを少し外れた通りにある川に架かる橋がその場所だが、日本人観光客にはよく知られているようで通称「日本人橋」と呼ばれているとか。。


ツェルマットの南の方にはヨーロッパ最高地点の展望台「マッターホルングレッシャーパラダイス」へ続くロープウェイがある。
ロープウェイは合計3回乗りますが、1つ目のロープウェイは6人乗り、そのあとの2つのロープウェイはなんと120人いっきに乗れる巨大ロープウェイ!
私たちが行った日はちょうど週末の朝。地元のスキーヤーたちがいっぱいで、満員電車状態で山頂へと向かう・・・・この時ばかりはさすがに酸素が薄くて苦しくなった。

到着するとすぐにエレベーターがあり、そこからいっきに展望台へ。
展望台の標高は3883M。
しーんとした音のない世界に絶景だけが目の前に広がる。


富士山よりも高いこの展望台。
あのマッターホルンがなんだか小さく見える。


展望台の寒さで凍えたあとに、あったかいホットチョコレートをいただいた。絶景を横目に美味しいホットチョコレート・・・この上ない幸せです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
続いてゴルナーグラートを目指す。
ツェルマットまで戻り、今度は登山鉄道に乗車。

トラブルがあって少し遅れたものの、無事ゴルナーグラートへ!
ここでは日本語のアナウンスも流れるのが嬉しい。
終着駅は多くの観光客が訪れており、ハイキングをしに来ている人も多数いた。



ゴルナーグラート付近には初心者にもおすすめコースもある。
ローテンボーデン駅からリッフェル駅までの1区間を1時間程で歩くコース。
確かに歩きやすいが、意外とアップダウンがあり、足場の悪い箇所も少々あったので、もし行く場合はハイキング用の靴と心配であれば杖などもあったほうがベター。


まるで絵葉書!リッフェル湖に映る逆さマッターホルン!
リッフェル湖はハイキングをスタートして約5分くらいで見ることが出来る。
ここでも天候に恵まれ綺麗に反射するマッターホルン様を拝めました。

↑ハイキングコースの目印にこんなマークがついた石がちょこちょこあります。

こちらは至る所に出現するツェルマットのゆるキャラ、WOLLIくん。ちょっとこわい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山だらけな日を終えて、ついに大注目の「世界で最も遅い特急」、氷河特急(グレッシャーエクスプレス)に乗りました!
ツェルマットからサンモリッツまで乗り続けると8時間。
そう、8時間乗りました、9時から17時まで!





コースのお食事を予約しておけばちゃんとひとりひとりお料理をサーブしてもらえます!
ちょっと高いかな〜と思ったけれど、サービスも良いし郷土料理が味わえるし、何より氷河特急のコースメニューというプライスレスな付加価値がある!!
この体験は是非とも逃してほしくない。

おじさんが蒸留酒を大パフォーマンスで注いでくれる。
ダイナミックすぎてたくさんこぼれていた。笑


のどかな街並みや風景を見るのもよし、ライン川の流れを眺めるのもよし、乗り心地も良いのでうたた寝するもよし、いろんな時間を過ごせます。


サンモリッツが近くなるといつの間にか外が吹雪に・・・
本当は湖を見たり、展望台へ行く予定でしたが予想外の積雪のため今回は断念。
超ラグジュアリーホテル、ケンピンスキーに宿泊させて頂いたのでそのご紹介を。



今回は雪のサンモリッツとなりましたが、本来はとっても爽やかなマウンテンリゾートなのです!澄んだ空気の中で湖畔をのんびりお散歩なども良いでしょう。
ちなみにサンモリッツは本来年間300日が晴天らしく悪天候は相当珍しいとか。笑
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなこんなであっという間に旅程を終えて美しい湖を見ながらチューリッヒへ帰ります。

今回はスイストラベルパスのおかげで大パノラマの絶景に出会い、気持ちの良いハイキングで山歩きの魅力を知り、そして列車ののんびり旅で癒されて・・・思いっきり楽しむことが出来ました!
今回の旅行でもたくさんの新しい発見があり、スイスの優しい人々にも出会えてとってもキラキラした気分になれました。やっぱり旅は素晴らしい!

素敵な国、スイス。いつか絶対にまた訪れたい場所のひとつになりました。
----------------------------------------------------------------
*ユングフラウヨッホ ★★★★★
4000m級のアルプスの山々とアレッチ氷河が目の前に!
*ゴルナーグラート ★★★★
スイスNo1の展望台!展望レストランでの食事もおすすめ。
*マッターホルングレッシャーパラダイス ★★★★★
いつもと違うマッターホルンを見れる!大パノラマの銀世界!
*リッフェル湖周辺のハイキング ★★★★★
ハイキング初心者でもOK!絵葉書のような素敵な景色がすぐそこに。
(2016年10月 柳)



今回は欧州エキスプレス様とスイス政府観光局様のご招待にてスイスに行く機会を頂きました!
スイスインターナショナルエアラインで成田から直行で約12時間ほど。
10月末まではサマータイムなのでスイスとの時差は日本と比べて-7時間です。
日本より気温は低く、到着日のチューリッヒは日中15℃くらいでした。
私の人生で初めてのヨーロッパ!しかもスイス!!!
実は高尾山すら登ったことのない私が、富士山よりも高いところまで行くなんて!
高山病にならないか心配になりつつも、ヨーロッパの名峰をしっかりこの目に焼き付けてこなければ!と意気込んでいた。
*今回の旅程*
1日目 インターラーケン泊
2日目 ツェルマット泊
3日目 ツェルマット泊
4日目 サンモリッツ泊
5日目 機中泊→翌日帰国
6日間のコンパクトな旅程だが、スイスの観光ポイントをしっかりおさえた初スイスにはぴったりの旅程。スイストラベルパスを使って移動はほぼ列車利用。
スイスのすごいところは、出発時刻や到着時刻もほぼ正確なので日本と同じ感覚で列車に乗れる!とっても安心!
さらに、このトラベルパスはとても優秀で多くの列車・湖船・バスの乗車が利用でき、観光地へ行くチケットも割引で購入できたり、さらには国内490以上の美術館などの施設の入場も無料になるという!さすが観光大国スイス!
今回はこのパスを最大限に活用して列車三昧の旅を思いっきり楽しみました!(あとあと聞いたら全行程の24時間くらいは列車に乗っていたらしい。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スイスの空港はわかりやすいし、とっても利用しやすい。
空港から駅まで直結しているので、飛行機到着直後すぐに列車利用もOK。
ちなみにスーツケースをごろごろ転がして行ってもちゃんと列車内に置き場があるので安心です。
日本のような改札はなく、チケットは車内で車掌さんが全てチェック。
スイスパスをご利用の際はバリデーション(利用開始日のスタンプ)をお忘れなく。

チューリッヒ空港
初日はルツェルン乗換えでインターラーケンへ。(約3時間程)
インターラーケンはユングフラウ地方へのゲートシティなので、
到着日にここまで来てしまえば翌日のユングフラウ観光もとってもしやすい!
夕食はスイス名物のラクレットをお腹いっぱい食べた。

まだ薄暗い早朝6時。
ホテルを出発していよいよヨーロッパ最高地点の鉄道駅、ユングフラウヨッホを目指す!
この日はユングフラウ鉄道利用しました。(スイスパスを持っていれば割引あり!)

ユングフラウ鉄道パス
傾斜を登りどんどん標高が上がっていく・・・
列車に乗っているだけでこんなにも早く3000M級の山の上にたどり着いてしまうなんて。。
スイスの鉄道文化は昔から大変栄えていたようで、今から約120年前頃にはアルプスのでっかい山に穴をあけて列車を走らせる工事が始まっていたという。さらっと書いたが120年前というと日本は明治時代真っ只中!!スイスすごい・・・

ユングフラウヨッホ駅
終点のユングフラウヨッホ駅は洞窟のようだが、そこを抜けて展望スペースに行けば息をのむような絶景が・・・・!


スフィンクス展望の景色
プラトーテラスへ行けば雪の中をざくざく歩くこともできるが、晴れた日でもとてつもなく寒い・・・。指先は一瞬で感覚がなくなるくらい冷たくなるので手袋必須!あと雪の山はトレッキングシューズなどのすべりにくい靴で歩くのがおすすめ。


それにしても、そこは寒さを忘れるくらい本当に素晴らしい場所だった!
どこまでも続く白銀の氷河が広がり、アルプスの山々がそびえ立つ美しい風景を大パノラマで見ることができる!人生の中でこんな素晴らしい絶景に出会えるなんて!!!!
ユングフラウヨッホの施設内には他にも100周年を記念した見どころいっぱいの展示物もたくさんあるので、ヨーロッパ最高地点の鉄道駅を思う存分楽しむことが出来るのも魅力のひとつ!


ちなみに、途中駅のアイガーグレッチャーには展望レストランもあって、アイガー、メンヒ、ユングフラウの3つの名峰がドーーーンと目の前に広がり、大迫力な景色とともにスイスの郷土料理などを召し上がれます!!!

アイガーグレッチャーレストラン
ユングフラウ鉄道をあとにして、クライネシャイデックからグリンデルワルト経由でインターラーケンへ戻る。
インターラーケンウェスト駅からは遊覧船でシュピーツへ。(1時間20分程)


意外に知られていないようですが、これもスイスパスで乗船可能です!
トゥーン湖はスイスで最も美しいと言われる湖。
周りの緑、街並み、アルプスの山々、青い空・・・それが全て反射して鏡のように映る。
素敵な景色を見ながら優雅なひと時を味わうことができます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、シュピーツから宿泊場所のツェルマットへ列車移動。
ツェルマットはガソリン車が禁止されているのでとーっても空気が綺麗!
ツェルマットのまわりには4000M超えの峰がなんと29も集中している。
その中のひとつがヨーロッパの名峰、マッターホルン。
マッターホルンを見るのにとっておきの場所があるらしく、翌朝その姿を拝むために早起きして外へ。
メインストリートを少し外れた通りにある川に架かる橋がその場所だが、日本人観光客にはよく知られているようで通称「日本人橋」と呼ばれているとか。。

朝焼けに染まるマッターホルン

日本人橋からの景色
ツェルマットの南の方にはヨーロッパ最高地点の展望台「マッターホルングレッシャーパラダイス」へ続くロープウェイがある。
ロープウェイは合計3回乗りますが、1つ目のロープウェイは6人乗り、そのあとの2つのロープウェイはなんと120人いっきに乗れる巨大ロープウェイ!
私たちが行った日はちょうど週末の朝。地元のスキーヤーたちがいっぱいで、満員電車状態で山頂へと向かう・・・・この時ばかりはさすがに酸素が薄くて苦しくなった。

約120人がロープウェイを待つ
到着するとすぐにエレベーターがあり、そこからいっきに展望台へ。
展望台の標高は3883M。
しーんとした音のない世界に絶景だけが目の前に広がる。


富士山よりも高いこの展望台。
あのマッターホルンがなんだか小さく見える。

マッターホルン

展望台の寒さで凍えたあとに、あったかいホットチョコレートをいただいた。絶景を横目に美味しいホットチョコレート・・・この上ない幸せです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
続いてゴルナーグラートを目指す。
ツェルマットまで戻り、今度は登山鉄道に乗車。

トラブルがあって少し遅れたものの、無事ゴルナーグラートへ!
ここでは日本語のアナウンスも流れるのが嬉しい。
終着駅は多くの観光客が訪れており、ハイキングをしに来ている人も多数いた。



ゴルナーグラート付近には初心者にもおすすめコースもある。
ローテンボーデン駅からリッフェル駅までの1区間を1時間程で歩くコース。
確かに歩きやすいが、意外とアップダウンがあり、足場の悪い箇所も少々あったので、もし行く場合はハイキング用の靴と心配であれば杖などもあったほうがベター。


まるで絵葉書!リッフェル湖に映る逆さマッターホルン!
リッフェル湖はハイキングをスタートして約5分くらいで見ることが出来る。
ここでも天候に恵まれ綺麗に反射するマッターホルン様を拝めました。

↑ハイキングコースの目印にこんなマークがついた石がちょこちょこあります。

こちらは至る所に出現するツェルマットのゆるキャラ、WOLLIくん。ちょっとこわい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山だらけな日を終えて、ついに大注目の「世界で最も遅い特急」、氷河特急(グレッシャーエクスプレス)に乗りました!
ツェルマットからサンモリッツまで乗り続けると8時間。
そう、8時間乗りました、9時から17時まで!


1等列車

2等列車

荷物もたっぷり置けて安心

コースのお食事を予約しておけばちゃんとひとりひとりお料理をサーブしてもらえます!
ちょっと高いかな〜と思ったけれど、サービスも良いし郷土料理が味わえるし、何より氷河特急のコースメニューというプライスレスな付加価値がある!!
この体験は是非とも逃してほしくない。

おじさんが蒸留酒を大パフォーマンスで注いでくれる。
ダイナミックすぎてたくさんこぼれていた。笑


のどかな街並みや風景を見るのもよし、ライン川の流れを眺めるのもよし、乗り心地も良いのでうたた寝するもよし、いろんな時間を過ごせます。

ランドヴァッサー橋も綺麗でした。

サンモリッツが近くなるといつの間にか外が吹雪に・・・
本当は湖を見たり、展望台へ行く予定でしたが予想外の積雪のため今回は断念。
超ラグジュアリーホテル、ケンピンスキーに宿泊させて頂いたのでそのご紹介を。

ゆったりと広いエントランス

旅の疲れを癒す落ち着きのあるロビー

デラックスルーム
今回は雪のサンモリッツとなりましたが、本来はとっても爽やかなマウンテンリゾートなのです!澄んだ空気の中で湖畔をのんびりお散歩なども良いでしょう。
ちなみにサンモリッツは本来年間300日が晴天らしく悪天候は相当珍しいとか。笑
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなこんなであっという間に旅程を終えて美しい湖を見ながらチューリッヒへ帰ります。

今回はスイストラベルパスのおかげで大パノラマの絶景に出会い、気持ちの良いハイキングで山歩きの魅力を知り、そして列車ののんびり旅で癒されて・・・思いっきり楽しむことが出来ました!
今回の旅行でもたくさんの新しい発見があり、スイスの優しい人々にも出会えてとってもキラキラした気分になれました。やっぱり旅は素晴らしい!

素敵な国、スイス。いつか絶対にまた訪れたい場所のひとつになりました。
----------------------------------------------------------------
*ユングフラウヨッホ ★★★★★
4000m級のアルプスの山々とアレッチ氷河が目の前に!
*ゴルナーグラート ★★★★
スイスNo1の展望台!展望レストランでの食事もおすすめ。
*マッターホルングレッシャーパラダイス ★★★★★
いつもと違うマッターホルンを見れる!大パノラマの銀世界!
*リッフェル湖周辺のハイキング ★★★★★
ハイキング初心者でもOK!絵葉書のような素敵な景色がすぐそこに。
(2016年10月 柳)

- かつての栄光の街・サンクトペテルブルグ・ビリニュス・リーガ・ミンスクを訪ねて
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エリア:
- ヨーロッパ>ベラルーシ>ミンスク
- ヨーロッパ>リトアニア>ビリニュス
- ヨーロッパ>ロシア>サンクトペテルブルグ
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/10/25 14:39

ペテルゴーフ宮殿の噴水
かつてはロシアの首都・サンクトペテルブルグ、かつてはリトアニア大公国の首都・ビリニュス、かつてはロシア第三の都市・リーガ、そしてかつてはメネスクの名でバルト海と黒海を結ぶ貿易の中心地・ミンスクを訪問した。
イスタンブール経由で最初の訪問地サンクトペテルブルグに夕方到着。明日からはガイドさん付の観光はあるものの、少しでも街を見ておこうと気がはやる。やはり何と言ってもエルミタージュ美術館の姿だけでも見ておきたいと寒い中、街に出た。それは広いスペースの宮殿広場を真正面に、左にエルミタージュ美術館、右に旧参謀本部、何かこみ上げてくる充実感。ここはこの街の中心、観光の出発点だ。

広々とした宮殿広場とエルミタージュ美術館

宮殿広場と旧参謀本部

宮殿広場にいる記念撮影のためのモデルさん(1ショット5ドルでした)
入館は明後日にして、宮殿橋を渡ると、この街が港街であること、昔は沼沢地であったことが偲ばれる。元に戻ってネフスキー大通りを散歩すると、街の両側には由緒ある建物がこれでもかと並んでいる。ビックリするほど人も多く圧倒されそうだ。ここが本当にロシアなのだろうか。まるでパリかロンドンのようである。

ネフスキー大通りの夜景
最初の晩は有名なレストラン「文芸カフェ」で名物「ボルシチ」と「ビーフストロガノフ」を楽しんだ。もちろん本場の料理の味は最高。

ロシア料理・ボルシチ

ロシア料理・ビーフストロガノフ
2日目の午前中は市内から約1時間の所にある、有名な「エカテリーナ宮殿」を観光。
1724年にピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建てられたこの青い塗装のロシア・バッロク様式の宮殿は豪華そのもの。建物内部の大広間、琥珀の間、絵画の間、緑の食堂、青の客間等とその贅沢さにため息がでる。公園も宮殿に劣らぬ美しさ。浴場や小宮殿、橋やモニュメント、彫刻が点在している。

エカテリーナ宮殿の外観

エカテリーナ宮殿の内部

エカテリーナ宮殿の公園

浴場
午後は、噴水と庭園と宮殿のアンサンブルのペテルゴーフ宮殿を訪れる。やはりここもピョートル大帝によって1714年に建設が開始された。大宮殿の中は残念ながら撮影禁止だがその内部はエカテリーナ宮殿にも負けない豪華さ。ここの噴水は私がこれまで見た中で最も美しい。やっと晴れた青空に映えて、黄金の輝きの水を噴き上げている。大滝だけでも37の銅像、64の噴水、142の噴出し口がある壮大なスケールだ。

ペテルゴーフ宮殿と大滝

ペテルゴーフ噴水

ペテルゴーフ噴水の銅像

ペテルゴーフ噴水の運河が海に向かって続いている
3日目はサンクトペテルブルグの街歩き。かつての帝政ロシアの首都であったサンクトペテルブルグには数え切れないほどの宮殿・教会がある。どこを歩いても他の町では名所となるものばかりなので焦点を絞って回りたい。先ずは町全体が見渡せるイサク聖堂の展望台に登って町全体を見渡すことにした。建物も40年もかけて建てられた世界でも有数の荘厳たる聖堂だ。

移動は地下鉄利用

地下鉄の切符も簡単に買えます

雨の中のイサク聖堂

豪華なイサク聖堂の内部

見事なステンドグラス

イサク聖堂の展望台からの遠景

イサク聖堂の展望台からの眺め

展望台までは階段を登らければなりません
次にメインストリートのネフスキー大通りを歩いて、両側にある由緒ある建築群を見ながらウインドーショッピングやピープルウオッチング。仕上げは通りから少し北に入った所にある純ロシア風教会の「血の上の救世主教会」を訪れた。

ネフスキー大通り

血の上の救世主教会

きらびやかな血の上の救世主教会の内部
本日のメーンイベントは世界屈指の美術館の一つであるエルミタージュ美術館。サンクトペテルブルグを訪れる人は必ず行くと言っていい。収蔵美術品は約300万点。展示室を歩いて回ると20キロメートル以上に及ぶ。エルミタージュの意味は「隠れ家」だが、当時のエカテリーナ2世がこっそり自分自身のために楽しんでいた館が、今では壮大な美術館に変身した。建物は4つに分かれているが、それぞれ廊下で繋がっているので見学するときは気づかず歩いている。先ずは宮殿装飾そのものに圧倒され、イタリア、フランドル、オランダ、スペイン美術と名作が揃っている。

エルミタージュ美術館の内部

豪華な宮殿装飾

レンブラントの名作「ダナエ」
最近の人気エリアは近代美術が展示されている旧参謀本部新館だ。モネ、セザンヌ、ゴーギャン、マテイス、ピカソ、ゴッホ、ルノワール、アンリ・ルソーが一挙に見られる必見の館である。

モダンな新館(旧参謀本部内)

ルノワール「扇子を持つ女」

マティス「ダンス」

チャールズ・ホフバウアー「In London 1907」

セザンヌ「サント・ヴィクトワール山」

エドガー・ドガ

ゴーギャン「果実を持つ女」

ピカソ 「Dance with Veils」
サンクトペテルブルグを去る前に、ロシア美人を紹介。

美人揃いのガイドさんたち

レストラン・カチューシャの可愛いメイドさんたち
4日目は早朝2時半にホテルを出発して、飛行機にてリトアニアのビリニュスへ向かう。
世界遺産のビリニュスの旧市街を回るには、先ずは町の全貌が見渡せる北の端にあるゲディミナス城の登ってみるのが定番のようである。石畳の回り階段を登りきると、カトリック特有の柔和なバロック建築の多い和やかな町が一面に見えてくる。

ゲディミナス城の塔

ビリニュスの街の眺め

ビリニュスの街の眺め
反対側は新市街だがこちらも整然としてきれいな町だ。

新市街の遠景
この旧市街の景色を頼りに下に降りていくと、見事な大聖堂、王宮、カテドゥロス広場がある。

カテドゥロス広場と大聖堂とベルタワー

王宮
さらに南に下ると有名なビリニュス大学が見える。中も見学可能だ。

ビリニュス大学と聖ヨハネ教会

ビルニュス大学構内
道を左に折れると、かのナポレオンが自分の国に持ち帰りたいと言ったゴシック造りの聖アンナ教会にぶつかる。

聖アンナ教会

聖アンナ教会

城から見える聖アンナ教会の遠景
通りに戻り、さらに南下すると町に中心の旧市庁舎と市庁舎広場にあたり多くの人で賑わっている。

市庁舎広場

市庁舎

市庁舎広場に集う市民の皆さん

聖カジミエル教会の前での結婚記念撮影
さらに行くと旧市街の南端「夜明けの門」に突き当たる。歩いて回るのに丁度いい広さの町だ。

夜明けの門

街のいたる所で結婚式(今日はおめでたい日かも)
5日目は専用車でカウナスの街にある「杉原記念館」を訪れる。ビザを発行して多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝の実際の職務室や写真を見ると、尊敬の念と感謝の気持ちが沸き起こってくる。日本人の誇りである。

杉原記念館

杉原記念館

杉原ご家族

通過査証
午後はシャウレイの街の北東約12キロメートルにある、「十字架の丘」を訪れる。それは遠くからみるとまるで小山のように見える。大小無数の十字架が建ち並び、積み重ねられて丘を形成している。神聖さと荘厳さを感じさせる異空間だ。

十字架の丘

十字架の丘

十字架の丘
6日目はラトビアの首都リーガの旧市街巡り。リーガはバルト3国の中での最大の都市。世界遺産の旧市街は見所満載だ。先ずは聖ペテロ教会の123mの塔(展望台は72m)に登り、町全体を見渡してみる。9ユーロの入場料はいささか高いと思ったが、元は十分は取れた。数多くの教会、ハンザ商人の商家、市庁舎など所狭しと並んでいる。新市街とのバランスもいい町だ。

聖ペテロ教会

リーガの街の遠景

リーガの街の遠景

リーガの町並み
次にリーガを代表する建築・ブラックヘッドの会館へ。大時計や数々の彫像、レリーフが美しい。

ブラックヘッドの会館

ブラックヘッドの会館

市庁舎
市庁舎の脇を抜けて行くと、街の中心・ドゥァマ広場には沢山の人が溢れており、その前にバルト3国最古の教会「リーガ大聖堂」がでんと構えている。高さ90mの塔を持つ教会はその威厳を今も放っている。

リーガ大聖堂とドゥァマ広場

リーガ大聖堂のライトアップ
三人兄弟の家や趣のあるトゥルァクシュニュ通りには城壁が残り火薬塔へと続いている。

城壁

トゥルァクシュニュ通り

火薬塔

三人兄弟の家
リーヴ広場の北側の建物の屋根の上に伸びをする猫が見えるのが通称「猫の家」だ。今も悪いねずみを屋根の上から見張っているかのようだ。

猫の家

「猫の家」の屋根の上の猫

リーヴ広場
屋根の上ばかり見ていたら、いくつもの風見鶏を見つけることができた。

屋根の上の風見鶏

屋根の上の風見鶏

屋根の上の風見鶏

屋根の上の風見鶏

旧市街と新市街の境界にある自由記念碑塔

ビルセータス運河の公園
7日目はベラルーシのミンスクへ。この日は近郊の2つの世界遺産、ミール城とニャースヴィシュ宮殿を訪問。ミール城は16世紀前半に、地元の有力者ユーリ・イリイーニチによって築かれた中世の城である。緑豊かな公園と湖に囲まれ、のどかな景色とレンガ色の城が調和した人気スポットだ。2,000年には世界遺産に登録された。5つの塔はそれぞれ異なったデザインで建てられているが形状はほぼ同じ。可愛いゴシック様式の城だ。

ミール城

ミール城

ミール城内

ミール城内部

湖とミール城

ガイドのユリヤさん
ミンスクから南西約90キロメートルにあるニャースヴィシュ宮殿は2005年に世界遺産に登録された。16世紀にリトアニア大公国の最高実力者ラジヴィル家の富と名声を誇示するために建設が始まった。以降1939年にソ連の侵攻によって追放されるまで改築が繰り返された。今は博物館となり、当時の豪奢な内部を回覧できる。この宮殿(城)の立地環境は実に見事だ。ゲートから700〜800m続く道は両側の池に囲まれ、訪れる宮殿に対する期待を膨らませる。その池はまるで魔法のように空の雲を池面に映しだし、絵画そのものだ。城も堀に囲まれ、美しい姿を際立たせている。

ゲート

逆さ絵の池

こんなきれいな池に囲まれている

ニャースヴィシュ宮殿

ニャースヴィシュ宮殿

ニャースヴィシュ宮殿

ニャースヴィシュ宮殿

ニャースヴィシュ宮殿

ニャースヴィシュ宮殿

ニャースヴィシュ宮殿内

ニャースヴィシュ宮殿内部

ニャースヴィシュ宮殿内部

ニャースヴィシュ宮殿と私
最終日はミンスクの街の観光。ベラルーシ共和国の首都・ミンスクは第2次世界大戦によって破壊されたが、旧ソ連風の町並みにすっかり復興された。印象はやはり機能的なクールな整然とした感じを受ける。10月広場や勝利広場はその代表といえる。

ミンスクの町並み

10月広場

勝利広場
一方で、レーニン通りにあるフリーダムスクウエア(通称、歴史センター)はヨーロッパ的な雰囲気が味わえる地区だ。旧シテイホール、聖霊大聖堂を中心にレストランやパブなど大いに観光客で賑わっている。

フリーダムスクウエア

旧シテイホール

聖霊大聖堂

象徴の市長像は大人気(触ると願いが叶うと言われている)

ガイドのダーシャさん

私も真似をして
近くのトラエツカヤ旧市街区も戦前の家々を復元した一画だ。石畳の小道でつながれ、民芸品や薬局など点在し、散歩に最適だ。スヴィスラテ川の中程にはアフガニスタン出兵慰霊碑「涙島」もある。

トラエツカヤ旧市街地区

トラエツカヤ旧市街地区

トラエツカヤ旧市街地区

涙島

3日間お世話になった親切なドライバー「ニコラ」さん
冒頭のコピーでかつての街などと、4つの街を過去の街のような表現をしてしまったが、大きな間違いだった。美しい町並み、歴史を感じさせる町並み、中世ヨーロッパを思い起させる建物群、教会、大聖堂、美術館等、それでいてそれぞれの街に特徴がある。再訪する時があったら選ぶのに苦労するに違いない。
2016年9月20日〜29日
本山 泰久
おすすめポイント
*サンクトペテルブルグ ★★★★★ エルミタージュ美術館、聖堂、教会、美味しい料 理。言うこと無しの街。
*ビリニュス ★★★★ カトリック特有の柔和なバロック建築の多い和やかな街
*リーガ ★★★★★ 活気溢れる新旧入り混じった歴史の街
*ミンスク ★★★★★ ヨーロッパとロシアの中間の匂いがする不思議な街

- サファリ+絶景=イエローストーン??? 〜キャンピングカーで行くイエローストーン&グランドティートン
-
エリア:
- 北米>アメリカ西部>ソルトレイクシティ
- 北米>アメリカ西部>シアトル
- 北米>アメリカ西部>イエローストーン国立公園
- テーマ:世界遺産 自然・植物 動物
- 投稿日:2016/10/25 14:05



この度、イエローストーンとグランドティートンをキャンピングカーで巡ってきました。
なぜイエローストーンなのか、といいますとアメリカの2大人気国立公園グランドキャニオンとヨセミテに行ったときに、イエローストーンのことが話題でるんです。イエローストーンと比較して歴史的にどうだとか、大きさがどうだとか。グランドキャニオンやヨセミテだけでもめちゃめちゃ感動したのに、それに匹敵するほどのスケールの国立公園がアメリカにまだあるってどういうこと?!と思い、イエローストーンに思いをはせていました。
そうした中でアメリカのキャンピングカーを使わせていただく機会を得ましたので、私の中で迷いなく次の目的地をイエローストーンに定めました。イエローストーンに即決した理由はほかにも大きく分けて5つあります。
☆ ☆ イエローストーンをキャンピングカーで行く理由 ☆ ☆
その①:経済的に旅行したい
ベストなのはプライベートカー・プライベートガイドをつけることであることは言うまではないのですが、できるだけリーズナブルに行きたいという人は多いはず。しかしイエローストーン混載ツアー、ソルトレイクシティ発の2泊3日は1名10万円近くかかります。これはラスベガス発のグランドサークルツアーの1.5倍くらいの料金です。しかもイエローストーンを十分満喫するには少なくとも4泊したほうがいいといわれています。2泊で10万円もするのに4泊もしたら大変なことです。そもそもイエローストーンで4泊もするツアーはありません。しかしキャンピングカーであればガイドはつかず運転は自分でする必要はありますが、もっとリーズナブルです。
その②:ホテルが高い&取りにくい
観光シーズンのホテルが非常に取りにくいイエローストーン。キャンピングカーであればすくなくとも宿の心配をすることは必要ありません。
その③:自由気ままにまわれる
四国の半分の大きさをもつイエローストーン。短いツアーだと綿密なスケジュールをたてなければなりませんが相手は大自然。自分の思うようにものが運ぶとは限りません。また野生動物がどこからかあらわれ貴重なシャッターチャンスを逃すかもしれません、できれば余裕を持った柔軟なスケジュールが組むことが望ましく、キャンピングカーはそれにうってつけです。
その④:道路事情
広大なアメリカ。日本と比較しても運転しやすい国といえるでしょう。道路は広く見通しもよく、狭い路地はほとんどありません。また高速料金もなく、ガソリン代金も日本よりも半額近い料金です。交通マナーも比較的よいため、日本の運転になれている方であればどなたでも違和感なく運転できます。
その⑤:思い出づくり
ホテル生活と違いキャンピングカーでの生活は運転手、ナビゲーター、料理当番など役割と手間は必要となりますが、お互い協力しあい無事旅行を楽しんで終えるという共通のゴールを目指して旅をすることは何事にも代えがたい最高の思い出になります。お仕着せのものでない自分の旅行をつくる、という意味ではこれ以上の体験はありません。
そのほか、ペット連れで旅行したい・食生活が気になる等の方にもキャンピングカーの旅がおすすめです。
そんなわけで私と妻と父親の3人で、イエローストーンおよび隣接するグランドティートンへキャンピングカーで行ってまいりました。また帰りにシアトルに立ち寄りましたのであわせてレポートします。
9月16日
まずは成田空港にて田舎から上京した父親と合流後、シアトル行きの便にチェックイン。
デルタ航空のチェックインはキオスクで行う。パスポートなどをスキャンして行うのであるがこれがまたややこしい。機械に弱い方や、定年を過ぎた私の父親くらいの世代になるとよくわからず結局グランドスタッフに聞く。結局、私たちにとっては効率が良くなっているのかいないのか。アメリカのエアラインを使うと日系航空会社のサービスの良さというのが身にしみてわかる。稀にエアラインに強いこだわりを持つお客様がいらっしゃるが同じ航空会社でこうも違うとやはり多少高くとも日系を選ぶ気持ちが分かる。
その後アメリカドルへの両替と海外で使えるWIFIを受け取り、最近旅行用にゴールドカードを取得したので出国前にラウンジでビールを飲み時間まで過ごす。
シアトルまで約7時間。さすがアメリカ系のエアラインだけありハリウッド映画はいいものが揃っている。機内食のカツ丼を食べて、映画を2本みてあとはぐっすり眠ってしまった。
シアトルに到着。アメリカの入国はグリーンカード保持者、ESTA保持者、ESTA保持者だが初めての入国者の3レーン位に分かれている。我々3人は以前にもアメリカに旅行したことがあるのでESTA保持者のレーンに並びキオスクで入国の手続きを行う。私の妻がランダムの検査に引っかかったので有人の入国審査のレーンに並ぶ。以前にも入国したことがあるからかさほど苦労なく無事入国。
その後荷物をピックアップし、ソルトレイクシティ乗り換えのため再度荷物を預けとハイジャック検査を受けて搭乗口へ。シアトルからソルトレイクシティへは約2時間のフライト。あっという間に目的地に到着。ソルトレイクシティに到着するとグッと気温が下がったように感じた。後から知ったことだがソルトレイクシティは標高1300mの高地にあるそうだ。
ソルトレイクシティ空港で荷物の受け取りを終えて空港出口からタクシーで、今回お世話になるキャンピングカーのオフィスへ向かう。
<キャンピングカーレンタル手続き>
ソルトレイクシティの空港より約20分。大きな幹線道路沿いにある映画のワンシーンになりそうな、うらぶれた(?)オフィスにて降車。タクシー代金は50ドルだったのでチップとして5ドル含めてドライバー支払った。
オフィスには若い金髪の女性が1人いて「予約しているんだけど」というとそれまで暇を持て余していたようだがテキパキと仕事にとりかかった。我々は日本の免許証と国際免許証(又は翻訳フォーム)、パスポート、代表者のクレジットカードを提示して、手続きを待った。記入すべきところに記入し、署名すべきところに署名をしたあとは日本でもあらかじめレンタカー会社にもらったDVDとほぼ同じチュートリアル映像を再度オフィスで見直す。実車を点検して、最後にオフィスのお姉さんに3人の写真を撮ってもらって出発。





この日はソルトレイクシティにてこれからの5泊6日の旅に必要な日用品をスーパーマーケットで買い出し、近郊のRVパーク宿泊する。
まずレンタカーオフィスから車で15分、ターゲットという大型スーパーに到着。
<初日の買い出し>
我々はあらかじめ「パーソナルコンビニエンスキット」という食器やカトラリー、寝具が一式になったセットを人数分と「キッチンセット」という調理道具一式をレンタカーと一緒に頼んでおいたので、道具類はほとんど購入する必要がなかった。食材以外で購入したのはトイレットペーパー、皿洗い洗剤くらい。
食材もアメリカでは手に入りにくいもの、醤油やだし、海苔、乾麺は日本の100円ショップで揃えた。できればチャーハンの素やカレールーも持って行きたかったが肉や肉のエキスが含まれているものはアメリカには基本的に持ち込めないそうなので断念した。またお米も持ち込めないのでスーパーで購入。その他飲料水やジュースにコーヒー、パン、サンドイッチ用の野菜に調味料、ステーキ肉、ちょっとしたお菓子などを購入し全部で110ドルくらい。5泊6日3人分の食費と考えるととても安い。なおモルモン教徒の多いソルトレイクシティではビールなどのアルコール飲料は大型スーパーに売っていない。ガソリンスタンドなどの売店であれば売っているらしい。

日本から持っていくのが難しい調理器具その他一式はレンタルできます。


食材は意外に安い 5泊6日3人分の食費で110$くらいだった
<日本から持ってきた方がいいもの>
箸、菜箸、木ヘラ
醤油やだしなどの和食の調味料
乾麺などの米以外の食材
海外対応のレンタルWIFI
携帯充電用のシガーソケット
スマートフォン(カーナビにもなるのでいろいろ役に立つ)
買い出しのあとはこの日宿泊するRVパーク、ソルトレイクシティ郊外のチェリーヒル(cherry hill)へ。
<RVパーク チェリーヒル(cherry hill)>
RVパークとはキャンピングカー用の駐車場のようなもので、電源、水道、排水設備。更にランドリーやシャワーまで揃った施設だ。宿泊代金は1泊で46ドル。RVパークにも色々あるようで、このチェリーヒルは子供用のプールやミニゴルフといったちょっとしたお遊びもできるためか家族連れが多いように感じた。
チェリーヒルの主な設備
・売店
・プール
・ミニゴルフ
・ウォータースライダー
・レストラン
・シャワー&ランドリー
・WIFI(あったが何故か使えなかった



RVパークにて手続きを済ませ、まずは荷物ほどきと食料の整理。そして水道や電源の接続と夕食の準備。この日は長時間のフライト、レンタカーの手続きをなどの手続きのせいかRVパークに着く頃には大分眠くなっていた。
夕食はソーセージと日本から持ってきたインスタントラーメンに炒めた野菜を入れて食べた。キャンピングカー最初の晩餐だ。ビールがないのが寂しいが明日は早朝出発なのでまあいいだろう。


9月17日
朝4時に起床し、RVパークにてシャワーを浴びる。クロワッサンを焼いてコーヒーを入れて軽い朝食。太陽が昇らないうちにイエローストーンへ向けて出発。


ソルトレイクシティからイエローストーンへは約5時間。とはいえキャンピングカーではそこまでスピードが出せないので6時間くらいはかかるだろうと計算した。
基本は父親が運転し、ハイウェイの真っ直ぐな道になったらペーパードライバーの私と妻も交代して運転した。
慣れれば他の車と大きな違いはなかったが、スピードが乗るとハンドルをもっていかれるように感じることと、ブレーキの効きが弱く感じること、それに車幅・長さともに経験がない大きさなので誰かに誘導してもらわないと無理だなぁと思った。



ルート15号から20号へ。ほぼまっすぐな広い道をひた走ること。約6時間。ウエストイエローストーンに到着。
ウエストイエローストーンはイエローストーン観光の拠点になる街だ。街には西部開拓時代のような雰囲気の土産物屋にレストラン、ホテルが通りにいっぱい、賑やかさがある。RVパーク、ガソリンスタンドやスーパーマーケットもあるので我々のようなキャンピングカーで来た旅行者にとっては、キャラバンにとってのオアシスのごとき場所である。
車のガソリンが約半分になってしまったので、このウエストイエローストーンにて給油。
給油をしてみてたまげた。30ガロン入った。1ガロン3.8リッターなので約114リットル入ったことになる。しかもこれはタンクの二分の一に入る量であるからいかに一般的な車と比べて大きいのがよくわかる。
値段は100ドル超え。値段にも驚愕。1リットルで計算すると約65円なので日本のおよそ半額位。とは言え、ガソリン代としては見たことない金額である。このガソリンスタンドにてようやくビールを手に入れる。一部の地域では大型スーパーでも売っていないビールが一方ではガソリンスタンドでさえ簡単に手に入る。アメリカは面白いなぁ。
給油を終えて、いざイエローストーンへ!


<イエローストーン国立公園>
イエローストーン抜きにしてアメリカ、いや世界の国立公園については語れないだろう。1872年世界初の国立公園となったイエローストーンが、それまでの自然保護の考え方と違い、画期的だったのは「人の手を加えないで保存する」ことを法律で定め、それを実践している点である。例えば自然に発生した山火事に対して消火活動は行わない。山火事も自然のサイクルの一部であるからだ。イエローストーンの主役は、あるがままの豊かな自然の風景とそこに住む野生動物たち。我々観光客は単なる「訪問者」にすぎず、たゆまぬ自然の営みを壊さぬように、このイエローストーンの美しい景観と豊かな動植物・生態系を守っていかなければならない。
そんなイエローストーン観光の際に考慮しなければならないのはその大きさである。約9000平方キロメートル、四国の約半分もの面積を持つというイエローストーンは1日の観光は不可能。イエローストーンの主要な見所は8の字を描くような道路沿いにあるため、少なくとも2日観光の時間をとり、8の字の上の円(アッパーループ)と下の円(ロウアーループ)に1日ずつわけて観光するのがいい。
アッパーループには石灰棚でしられるマンモスホットスプリングス、連なる火山岩の尖塔のから流れ落ちる落差40mタワー滝、野生動物が多く見られるラマーバレーがある。
対してロウアーループにはイエローストーンのシンボルである間欠泉オールドフェイスフルガイザーや鮮やかな色のモーニンググローリープールにグランド・プリズマティック・スプリング、深さ300mの谷底を持つ全長34キロの渓谷・キャニオン、野生動物に頻繁に遭遇するヘイデンバレーがある。
有名どころはロウアーループに集中しているので、1日しか自由な時間がなければロウアーループのみ観光するのもいいだろう。すべての主要な観光ポイントを巡るのであれば少なくとも2日間。ただし道路状況や変わりやすい天候、野生動物との遭遇のチャンスを考慮すると3日間は観光できる時間を確保したい
給油を終えた我々はイエローストーン国立公園の入り口に到着。通常の入場券は車一台につき30ドルだがグランドティートン国立公園とセットの入場券も販売されておりこちらが50ドルなのでセットの方を購入した。なお入場券は購入後5日後まで有効。その間の出入りは自由だ。

イエローストーンの入り口 グランドティートン国立公園とセット入場券で車1台 50$ 5日間有効



さっそくバイソンに遭遇
まず向かったのはマンモスホットスプリングス。このマンモスホットスプリングスは8の字の左上の部分に位置し、イエローストーン公園入口からは約1時間で行ける観光場所なのだが、我々の行ったこの時期ノリスからマンモスへの道(つまり8の字の上の円の左側あたり)が閉鎖されていた。そのため東側に大きく迂回したルートを取り、マンモスホットスプリングスへ向かった。本来1時間で行けるところが2時間費やす羽目になり、マンモスのあとに立ち寄ろうと考えていたラマーバレーは断念。
<マンモスホットスプリングス>
ウエストイエローストーンからは約50マイル、イエローストーンの大自然が織りなす摩訶不思議な代表的な光景の一つ。地下3000m付近までしみ込んだ雨や雪が熱せられた結果、石灰層から溶け出した石灰分が噴き上げられ、8,000年もの年月をかけて幾重にもかさなり巨大なデコレーションケーキのような温泉段丘(テラスマウンテン)が造られた。テラスマウンテンは広大で遊歩道を一周するのに約30分かかる。頂上からは現在も温泉が休むことなく流れ続け、テラスマウンテンの形成はいまも続いている。私が訪れた9月後半は湧き出る温泉の量はすくなかったが、パレットスプリングに関しては、まだ水量も豊富でマンモスホットスプリングスの中では最も見応えがあった。




来た道をそのまま2時間かけて戻り、ウエストイエローストーンへ。
<WAGON WHEEL RV CABIN ワゴンウィルRVキャビン>
この日の宿泊はWAGON WHEEL RV CABINというRVパーク。出発前に予約依頼をしておいたが返事がなかったのでそのままゴーショー。やはり予約は入っていなかったので当日予約という形で無事宿泊できた。施設は新しくはないが、受付のおばちゃんが日本に住んでいたことがあるらしく大変フレンドリーで後々いろいろ配慮してもらった。今回の旅の中で一番思い出深いRVパークかもしれない
ウエストイエローストーンの中心部から少し離れた場所にあるRVパーク。キャンピングカーの他にキャンプサイトもある。シャワーやランドリーはあるが、売店はなかった。パークフィー68$。
WAGON WHEEL RV CABINの主な設備
・ゲームセンター&ビリヤード
・シャワー&ランドリー
・WIFI(あったが使えなかった)
9月18日
朝4時に起床し、シャワーを浴びて朝食の準備。朝5時に朝食を食べて6時頃にRVパークを出発。このくらいの時間だとまだまだ車は少ない。9月のこの時期夜が空け始めるのが7時ごろ。ちょうど空が青白くなってきたあたりにヘイデンバレーに到着。


<ヘイデンバレー>
ヘイデンバレーはキャニオンとイエローストーンレイクの間、ゆるやかに蛇行するイエローストーン川沿いの広大な草原。美しく見晴らしのよいこの平原は野生動物の格好の観察ポイント。バイソンやエルクがのどを潤し、草をはむ姿を高い確率で遭遇できるはずだ。ゆったり流れるイエローストーン川と何事にもせかされずあるがままの生活を営む野生動物たち。その姿をみていると日常の生活を忘れ、誰しもが豊かで穏やかな時間の流れを感じることだろう。
私たちは動物達が動き出す朝と夕刻が見頃ということでまずここに訪れた。この時期のへイデンバレーは一面黄色のアスペンが平原を彩り、秋らしい美しさをはなっていた。道路沿いに草を食むバイソンの群れ遭遇。朝の時間で比較的車の往来が少ない時間帯といえども道路すれすれの場所で呑気に草を食べるバイソン達。ガイドブックによるとバイソンは道路を横切ることもあるそうなので、比較的穏やかな性格なのかもしれない。




ヘイデンバレーをあとにして向かったのはキャニオン。
<キャニオン>
イエローストーン国立公園の名前の由来となったグランドキャニオン。長さ32キロメートル、深さ360mにも及ぶ巨大な渓谷だ。硫黄分を含んだイエローストーン川の流水と水蒸気によって周りの波紋岩の絶壁が黄色く変色している。まるで黄金色にも見える。両側のむき出しの黄金に染まる絶壁の間を縫って流れ出す大瀑布。特にロウアーフォールズはナイアガラの倍の落差とあって大迫力だ。渓谷沿いにはいくつもの遊歩道と展望台が整備されており、できれば3時間ほど時間をとって車ではたどり着けない雄大な自然の深淵へと探訪してみたい。
我々はまずキャニオンビレッジに車を停めて、森の遊歩道を抜けて、グランドビューポイントへ。そしてルックアウトポイント、ロウアー滝の近くまでトレイルが整備されているレッドロックポイントを訪れた。トレイルを全て歩くことも出来たが時間に余裕がないので一旦車に戻り、インスピレーションポイントへ。しかしあいにくインスピレーションポイントへの道路は封鎖されていたのでぐるっとまわってアーティストポイントへ。アーティストポイントは数あるキャニオンのビューポイントの中でも混雑していた、それもそのはず、切り立った峡谷のダイナミックな全景を堪能でき、今回訪れたキャニオンの展望台の中では一番感動的だった。





その後、ロウアーループを南下し、イエローストーンレイク近くのレイクロッジの駐車場にて昼食。一頭のみで同じく食事中のバイソンがいた。お昼休憩をしたあとはアッパーガイザーベイスンへ。



<アッパーガイザーベイスン>
ダイナミックな間欠泉や鮮やかな熱水泉が特に有名なイエローストーン。イエローストーンといえばこれらをイメージとして思い浮かべる人が多いのではないだろうか。このアッパーガイザーベイスンではそのイエローストーンのシンボルともいえる間欠泉「オールドフェイスフル」と熱水泉「モーニンググローリープール」を見られるとあってイエローストーン国立公園の中でも最も賑わいを見せるビレッジである。間欠泉・オールドフェイスフルの噴出は65分〜110分の間隔、高さは30〜55mとほかの間欠泉とくらべてほとんど一定のためフェイスフル(Faithful)と名がつけられている。オールドフェイスフルからの続く遊歩道の最も先にあるのがもう一つのハイライト、モーニンググローリープール。中央部分は高温のためバクテリアが住めない澄んだ青色、その周りは温度によって住むバクテリアが異なるためグラデーションをつくりだし、見るものを惹きつけてやまない美しい極彩色の熱水泉となっている。
まずはオールドフェイスフルロッジにてオールドフェイスフルガイザーで噴出予想時間を確認。およそ40分後に予定していたので遊歩道を少し歩いてからオールドフェイスフルを見ようかな、なんて考えていたら時間が経つにつれてみるみる人が増え始めたので席を確保するために、まだ予想よりも30分以上前だが、間欠泉の前で待つことに。



予想時間はあくまで予想なので10分ほど前後することもあるそうだ。予定時刻に近づくにつれ徐々に吐き出す煙の量は増え始め、ギャラリー達は一斉にカメラを構え始める。しかし一気に噴出しそうな様子を見せながらも勢いが続かず息切れとなる寸止め状態(?)が何度か続き、その度にカメラを構えていたギャラリーがカメラを下ろすとともにため息が漏れる。
何度かその光景が続くものの、予想時間から遅れるほど5分。ようやく噴出!噴出は湯気とともに徐々に大きくなりその後、青空をめがけて勢いよく噴き出す。地球がきていることを感じられる瞬間だ。噴出は1回限りでなく、まるで株価の乱高下のように、一度天高く噴出しても再度ピークの高さまで噴きあげることもある。噴出は2分ほど続き、そのあとは何事もなかったように、煙をもんもんと吐き出す、噴出前と同じ状態に戻る。



オールドフェイスフルをひと通り見学したあとはモーニンググローリーまで続く遊歩道、通称ゲイザーヒルループをぐるりと一周。一周するのに約2時間、モーニンググローリーまでの道すがら様々な間欠泉や温泉があり、旅行者達を楽しませてくれる。遊歩道のクライマックスはモーニンググローリープール。朝顔のようなその形から名前がついた温泉。泉の周囲から深淵にかけての鮮やかなグラデーションは見る者の目を吸い込んでしまいそうなほど美しく妖艶だ。




ひと通り見学したあとは来た時と違うルートを通ってオールドフェイスフル近くの駐車場に戻る。森林の中を抜ける遊歩道を歩いていたところバイソンに遭遇。なんと遊歩道の真横で草を食べている。こんなところで食事なんて!びびる妻とともに引き返すかどうか考えていると、外国人のカップルがいたのでそこに「すぐ近くにバイソンがいるよ!」と教えると「教えてくれてサンキュー」とそのまま森の中へ。さすが外国人。






アッパーガイザーベイスンを見学して、前日同様ウエストイエローストーンへ。
昨日とは違うRVパークに泊まろうと思い、別のRVパークを探すもあいにく満車。2軒尋ねてもどちらも満車なので、前日と同じWAGON WHEEL RV CABINへ。前日と同じく感じの良いおばさんが出迎えてくれた。しかし頼みの綱のWAGON WHEEL RV CABINもこの日は満車。受付のおばさんは携帯で他のパークに状況の確認をしてくれたが、残念ながらもそこも満車。こんなに混んでいると思わなかった。途方にくれる私。しばらくするとおばさんがテントサイトがあるからそこを使うのはどうか、という提案をしてくれた。テントサイトではあるが電源は使えるし、車を停めるスペースもある。翌日チェックアウトする車もあるので、翌日空いたスペースがあれば給水や排水をしてもいいとのこと。ありがたくその提案を受け入れ、この日はテントサイトの駐車場にて宿泊。

9月19日
この日はグランドティートン国立公園を目指す。その道すがら時間の関係でまだ見ていないロウアーループの見所に立ち寄るつもりだ。
朝7時前、ウエストイエローストーンのRVパークを出発。朝早く出発する理由は日中と比べて車が少なく、野生動物達が動き出す時間帯だからだ。この日はマディソンまで道中に朝靄の中、餌を探すエルクの群れを見た。その光景は動物達の楽園と呼ぶにふさわしいものだった。昇ったばかりの黄金色の朝日が地上に輝きをもたらし、しんとしたまだ冷たさが残る中マディソン川からはもやが立ち上がる。その中をゆっくりエルクが歩く姿は自然そのものだ。ここは動物たちのサンクチュアリなのだから「このまま」でなくてはならない、「自然が自然なままであること」、何事もないような言葉だが、これほど尊いものが他にあるのだろうか、ということを思った。






夜明けのイエローストーンの光景に感動したあとはミッドガイザーベイスンへ。
<ミッドガイザーベイスン>
アッパーガイザーベイスンに続き、ミッドガイザーベイスンも逃せないポイントだ。ミッドガイザーベイスンに訪れる目的はただ一つ、直径113m・深さ48メートルに及ぶ全米最大の熱水泉、グランド・プリズマティック・スプリングのためである。まるでモーニンググローリープールを巨大化したような印象的な虹色の色彩。中央部からは70度もの高温の温泉が湧きだし透き通るような美しい青色、周縁部は泉を縁取るように緑から黄色、オレンジへと強烈なコントラストを放っている。そのあまりの大きさと立ち上がる湯気で、近くの遊歩道からはその全景は確認できない。すぐ南の小高い丘がグランド・プリズマティック・スプリングの全景を見渡せるビューポイントになっているので是非訪れよう。




ミッドガイザーベイスンを後にして、車をグランドティートン方面へと走らせる。休憩がてらに立ち寄ったのがウエストサム。
<ウエストサム>
手のひらのような形をしたイエローストーンレイクの親指の付け根の位置にあたることから名づけられたウエストサム。ウエストサムでは熱水泉越しにイエローストーンレイクが見渡せるという不思議な光景を楽しめる。石灰がカップ状に堆積したような湖底から吹き出す間欠泉もあり、昔釣り人が釣り上げた魚をこの中に入れてその場で食べたそうだ。



イエローストーンを抜けてグランドティートン国立公園へ。イエローストーンの国立公園を出たとしても風光明媚な光景は途切れることがない。グランドティートンへ差し掛かるとすっかり秋らしい景色へとかわっていった。途中、ジャクソンレイク沿いのレストランの駐車場で昼食。レストランはすでに休業していたが、ちょうどいいベンチがあったので車の中でサンドイッチを作ってベンチで食べた。ジャクソンレイク越しに見える雄大なマウントモラン。いつものランチがさらに美味しく感じられる。




ランチのあとはコルターベイというグランドティートン国立公園の起点となるようなエリアに立ち寄る。ここはRVパークやテントサイトに売店、湖畔沿いのトレイルがあったり、夏にはクルーズツアーの出発地にもなる。ここに車を停めてしばらく散歩。興味本位でRVパークを覗いてみると、お昼を少し過ぎたくらいの時間だったがすでに満車。こんなに素晴らしい立地だからそれも当然か。
コルターベイを後にして、ジャクソンホールハイウェイを走る。
<ジャクソンホールハイウェイ>
1953年に公開されたアメリカ映画「シェーン」。西部開拓時代の原風景を描いたこの映画の舞台となったのがこのグランドティートン国立公園だ。そのグランドティートン国立公園を南北に貫くのがジャクソンホールハイウェイ。ジャクソンホールハイウェイにはティートン山脈の雄大な景色を眺められるビューポイントが複数ある。スネークリバーと広大な草原越しにみるティートン山脈のパノラマはきっと忘れないものになるだろう。特にスネークリバーが大きく湾曲する場所にある展望台・オクスボーベンドでは水面にうつる雄大な「逆さもマウントモラン」を楽しめるとあって常にギャラリーが絶えない。



ジャクソンへ向かう道中、トランスフィギュレーション礼拝堂に立ち寄る。丸太作りの小さな教会の大きな窓からは標高4200mのグランドティートンが窓いっぱいに広がる。教会の中がシンプルなため尚更、その自然の雄大な景色が神秘性を帯びているようにも感じる。


<ジャクソン>
教会を後にして向かうのはジャクソン。グランドティートン国立公園から約20分の場所にあるグランドティートン観光への起点となる街だ。イエローストーンの玄関口であるウエストイエローストーンよりも街の規模としては少し大きいくらいの西部開拓時代を思わせるような街だ。


中心から少し離れたところに車を停めて、歩いて街の中心地へ。街にはイエローストーンやグランドティートン、ジャクソンをモチーフにしたTシャツ屋さんやお土産屋さんが沢山ある。中でもお土産にオススメなのはダウンタウンにあるリカーショップで購入したワイオミング州限定のバーボン。なかなかデザインもカッコ良く酒好きへの限定ではあるがお土産として喜ばれること間違いなし。
この日予約したと思われる(返信メールが来ない)RVパークへ向かうも、この日も予約が入っていないと言われる。ガックリ肩を落とし、別のRVパークを探すもジャクソン付近のRVパークは現在1軒しかないため、隣町のウィルソン近くのRVパークへ行く羽目に。目指したのはジャクソン・ホール・キャンプグランドというRVパーク。1泊90ドルだがしょうがない。
<ジャクソン・ホール・キャンプグランド>
ジャクソン中心部から車で約10分にあるRVパーク。他にもテントサイトやロッジなど様々な宿泊施設がある。シャワー、ランドリー、無料のWIFあり。売店はあるものの商品数は少ない。近くには特に飲食する場所やスーパーなどもない。値段は高めで割に合わないが、ジャクソン近辺で数少ない貴重なRVパークの一つである。
ジャクソン・ホール・キャンプグランドの主な設備
・売店(すごく小さい)
・シャワー&ランドリー
・WIFI
・たき火
この日私は食事のあと疲れのためすぐに寝てしまったが、妻や父親は焚き火をしている他のキャンパーとコミュニケーションをとって結構楽しんだそうだ。



9月20日
RVパークを朝7時頃に出発。この日はもう一度グランドティートンを観光して、ソルトレイクシティへ約2時間の途中のセントチャールズという場所で宿泊する予定だ。
父は昨日お土産として購入したワオミニング州のバーボンを一人で1本あけてしまった。私が怒り狂ったのはいうまでもない。2日酔いの父に代わり私が午前中は運転することに。

昨日は公園の東側のジャクソンホールハイウェイを走ったので今日は公園の西側のティートンパークロードへ。
<ティートンパークロード>
スネークリバーの西側を走るティートンパークロード。ティートン山脈を望む壮大な展望を楽しむビューポイントが多いジャクソンホールハイウェイとは対照的にティートン山脈の足元を回り込むように走っているためグランドティートンが間近にせまり迫力満点。またジェニーレイクやジャクソンレイクといった湖沿いのトレイルも充実しているため、湖畔のレストランやキャンプ場を起点にハイキングを楽しむのもいい。夏の期間であればジェニーレイクやジャクソンレイクからのボートクルーズも運行しているので水面から眺める涼しげなティートン山脈の表情を楽しめるとあって好評を博している。
ムースのゲートを越えてまず到着したのはジェニーレイクのトレイル。夏であれば対岸までのボードが出ているが、すでにクルーズは終了しているので湖への遊歩道のみ楽しんだ。





次に停車したのはシグナルマウンテンロッジの駐車場。特にここにはクルーズやトレイルはないもののジェニーレイクよりもひらけており、水面に映るダイナミックなグランドティートンを拝むことができる。

そのあとジャクソンレイクとスネークリバーをまたがるダムにて休憩。



もう一度ジャクソンホールハイウェイを経てこの日の宿泊予定地のセントチャールズを目指す。(この日もう一度オクスボーベンドに訪れたが、晴れていたので鏡張りの景色もよくみえ再訪して正解だった。またパラマウント映画の「シェーン」の舞台となったアンテロープフラットロードも訪れた。オクスボーベンドに次いで感動した景色の一つとなった。)




実はセントチャールズはジャクソンとソルトレイクシティのルートからは外れるので少し遠回りになるのだが、お世話になったレンタカー会社の方がぜひというので立ち寄らせていただいた。
<ベアーレイクノースRVパーク>
ジャクソンの街から約2時間半、ベアーレイク近くにあるRVパーク。このRVパークのオーナーはアメリカ人と日本人のご夫妻。ご主人のケントさんは大阪の英会話教室で働いていたそうで、かなりフレンドリー。もちろん日本語もお上手。残念ながら私たちが訪れた日奥様は日本に里帰りなさっているということで会えずじまいだった。これまでの街中にひっそりと隠れるようにつくられたRVパークでなく、遠くに見えるベアーレイクと山脈が美しい、大自然の中のなにも遮るものがないほっと一息できるような解放感にあふれたRV パークだ。ケントさんの可愛い愛犬レミーと美しい夕暮れの中で遊んだのはいまでも脳裏によぎる良い思い出である。
ベアーレイクノースRVパークの主な設備
・シャワー&ランドリー(有料)
・WIFI
・たき火





9月21日
朝3時に起床、楽しかったキャンピングカーの生活もこの日が最後。返却のため荷物を簡単なパッキングと清掃、その後軽めの朝食。4時にベアーレイクノースRVパークを出発。
この日こんなに朝早く出発したのは理由がある。
ソルトレイクシティ郊外にある死海に次いで塩分濃度の高いというグレートソルト湖とまるでボリビアのウユニ塩湖を思わせるような塩の平原ボンネビル・ソルトフラッツに行くためだ。
<グレートソルト湖>
ソルトレイクシティ中心部から車で約30分、ソルトレイクシティの町の由来になったグレートソルト湖。もともとは巨大なボンネビル湖の一部であったが氷河期の終わりと地殻変動により陸と湖に分離し孤立湖となった。グレートソルト湖へ流れ込む川はあるが、流れ出す川はなく標高の高い場所に位置するため蒸発する量も少なった。徐々に干上がるにつれ塩分濃度が濃くなっていき、現在のグレートソルト湖となった。死海に次いで塩分濃度が高く8〜25%。濃度は南と北で異なり、北側には川が流れ込んでいないため平均より湖水の塩分濃度が高くなっている。
観光客がアクセスしやすいのは湖の南に位置するマリーナ。80号線のハイウェイから降りてすぐの場所だ。広大なグレートソルト湖の展望を楽しめるとあった朝にもかかわらず多くの観光客でにぎわっていた。しかし誰も塩湖に入ろうとしない。なぜ誰も塩湖が目の前にあるのに入ろうとしないのか。イスラエルやヨルダンに足を運ぶまでもなく、こんなに近くに浮遊体験ができるのに!というわけで早速トライ。




<ボンネビル・ソルトフラッツ>
ソルトレイクシティのから約200キロメートル、グレートソルト湖からさらに80号線を西に車を走らせること約1時間半。徐々に真っ白な大平原が目の前に広がる。もともとはグレートソルト湖と同じボンネビル湖の一部であったが現在は干上がっておりその面積は100平方マイル(260平方キロ)にも及ぶという。その幻想的な光景から映画のロケ地としてもたびたび使われたり、スピードレースの舞台としても知られている。それよりも私達に思い起こさせるのはボリビアのウユニ塩湖。ボリビアまで行かなくとも手軽にウユニ塩湖のような絶景を楽しめるとあって近年観光客にも人気となっている。もちろん雨が降れば鏡張りのような光景を見られることも。




ボンネビル・ソルトフラッツにてレンタカー会社に到着が遅れる旨を連絡。ソルトレイクシティまで1時間半かけて戻り、市内の給油所にてガソリンを満タンにし、キャンピングカー最後の食事、お茶漬け。排水が生じる洗い物ができないため、ティッシュなどで器を拭き、細かいゴミはガソリンスタンドで捨てた。

午後1時頃キャンピングカーを返却。6日間お世話になったキャンピングカーともここでお別れ。精算を終えたあとはキャンピングカー前で記念撮影。呼んでもらったタクシーに乗り、この日予約していた宿へ。なおタクシー代金は到着時とは違いメーター制で約12ドル+チップ。

<エコノロッジ・ダウンタウン>
ソルトレイクシティの比較的中心部に位置するその名の通りエコノミーホテル。駐車場が広いため、レンタカーでの旅を考えている旅行者にはうってつけだろう。ホテルから徒歩数分でソルトレイクシティの路面電車、UTAの駅があるためダウンタウンへのアクセスも容易。またこの路面電車は空港へも乗り入れているため、車保持者だけでなく現地発のツアーに参加する方や乗り継ぎの都合上などの短い滞在にも使える。室内は広めだが、設備は古い。無料のWIFIとテレビ(今時ブラウン管)はあるが、冷蔵庫やセーフティボックス、スリッパなどはない。換気扇の音がうるさく、隣の排水口の音も聞こえてくる。気になる人は気になるかもしれないが、2つ星程度のホテル、ということで理解していれば概ね納得できる選択肢である。また近くには人気のメキシコ料理店RED IGUANAがあるので滞在される方は是非。

ホテルにチェックインをし、荷物を置いてしばらく休憩。ソルトレイクシティの観光場所と経路をチェックして身軽になり、市内観光へ出発。父親は疲れたようでホテルで待機するとのこと。
<ソルトレイクシティ>
ソルトレイクシティといえばまっさきに思い浮かぶのが2002年の冬季オリンピックの開催地。周辺を山岳で囲まれており、良質な雪質のスキー場を擁し、スキーリゾートの中心地としても知られている。もともとは山に囲まれた塩湖と荒野の過酷な土地だったのだが、この街が拓かれたのは19世紀。宗派争いから逃れるためにモルモン教徒が西へ西へと移動、たどり着いたのがこのソルトレイクシティだ。街の中心には立派なモルモン教のソルトレイク神殿が鎮座している。モルモン教徒でなくともビジターセンターなどがあり気軽に入ることができる。モルモン教はその厳しい規律でしられておりアルコールやコーヒーを摂ることを禁じている。そのほか街中にはギャンブルなどの派手なネオンも見ることはない。誘惑が少ないためか、学校教育はほかの都市と比べてかなり進んでいるそうだ。
モルモン教徒の総本山の街というと少し窮屈なイメージを受けるかもしれないが、治安もよく町の中心にはショッピングセンターもありほかのアメリカの都市と大きく変わりない。街中にはビール醸造所がありおいしいクラフトビールも飲める。





人気のビール醸造所 Squatters Pub Brewery

テイスティング
ソルトレイクシティの街を観光した後、19時頃ホテル戻り父親と合流。ホテルの目の前のメキシコ料理店RED IGUANAへ。すでに店の目の前には人だかり。45分ほど店の前で待ち店内へ。メキシコビールとタコス、モーレを堪能。チップ込み3人で50ドルほど。この旅、初めてレストランでの食事がメキシカンで、今回の旅は食事だけを見ると一体どこに来たのかわからないほどアメリカ感はないのだが美味しかったので良しとする。


9月22日
この日はシアトル行きの11時ソルトレイクシティ発の便に乗るために朝6時半頃に起床。朝食を食べて、荷造りをし8時半頃にチェックアウト。どうやらこのホテル、空港までの無料送迎があるらしい。ホテル目の前の路面電車も空港まで乗り入れているのでそれでいこうと思っていたが、ホテル前から連れて行ってくれた方が楽だ。乗客我々3人だけで空港に送迎してもらう。ホテルから空港までの約10分。あっというまに到着。
行きと同様、デルタ航空の端末で搭乗手続きを行い、荷物預けは有人レーンに並ぶ。荷物検査を行い搭乗エリアへ。定刻通りにシアトルへ。
約2時間のフライトを経て、シアトル到着。シアトルからは中心部への地下鉄が運行しており、1時間足らずで移動が可能(3$)。
この日の宿泊はシェラトンホテル。信じられないことだが我々の滞在する時期、シアトル中心部のホテルで一番安いホテルがシェラトンだった。郊外のホテルやホステル、Airbnbという手段もあったが立地と値段等を考えるとシェラトンという結果になった。アメリカのホテルはなぜか高いときがあるので少し困る。
<シェラトン・シアトル>
空港から直結している地下鉄のウエストレイク駅から徒歩5分、市内中心部のロケーションのパイクストリート側とユニオン側の2棟からなる大型ホテル。さすがシェラトンだけあり、セーフティボックス・ドライヤー・無料のWIFI(もちろん室内も)・ミニバー・バスタブあり。スリッパはなかった。無料の水とコーヒーもつき、コーヒーに関してはスタバの紙コップとドリップタイプのものが置いてあった。さすがシアトル、さすがシェラトン。もちろん室内は比較的広く、清潔感・開放感があり、椅子の座り心地もよかった。


ホテルにチェックし、しばし休憩した後シアトルの街へ。
少し郊外にスターバックスの本社(通称スターバックスセンター)があるので行ってみる事に。調べてみるとシアトルには数多くのスターバックスにまつわる場所が多いことがわかった。
<スターバックスの聖地・シアトル>
もともとは焙煎を専門にする会社だったが、1987年エスプレッソを主体とするテイクアウトメニューがシアトルの学生や女性の間で大人気となった。のちに「シアトルスタイル」と呼ばれるコーヒーや店舗の内装は瞬く間にブームとなり北米全土に広がり、1996年銀座に北米以外で初めての出店。それ以降、世界中でスターバックスが火付け役となったシアトルスタイルのカフェブームが世界中を席巻することとなった。もちろんスタバ発祥のシアトルでは歩くたびにスターバックスがある。シアトルの人々にとってはまるで八百屋や銀行、郵便局のように日常生活とはきっても切れないような存在のようである。そんなスターバックスの聖地のような街・シアトルには特別なスターバックスが3つある。
1つ目はスターバックス本社、通称スターバックスセンター。1階には通常のスターバックス、8階にはここでしか買えないスターバックス関連商品が購入できる。平日しか入館できないのでご注意。
2つ目はスターバックス1号店。シアトルの港・パイク・プレース・マーケットにある1号店はセイレーンのロゴがオリジナルのまま。この1号店ではコーヒーはテイクアウトのみ販売を行っており、あとは1号店のみのタンブラーやマグなどの記念品が購入できる店舗となっている。
3つ目は2014年末にオープンしたスターバックス リザーブ ロースタリー&テイスティングルーム。まるで焙煎工場のような内装に、広々としたテーブル、オーダーを受けてから一杯ずつ作るので時間はかかるが希少なコーヒー豆を焙煎した直後の最高な状態で味わえるとあってシアトルっ子で大賑わいだ。
我々はまず平日しか入れないスターバックス本社へ。市内中心部からは5番または21番のバスで約15分。シアトルのバスはサンフランシスコなどと同様、一度乗れば2時間後まで乗り放題。そのためチケットは無くさないように。しばらく乗っているとスターバックスのロゴで有名なセイレーンの大きな顔をてっぺんに掲げた大きなビルが見えてくるはずだ。そのビルが見えたら次の1st Ave S & S Lander St のバス停で降車。そこからセイレーンの顔をめがけて歩くこと5分。スタバ本社に到着。なお1階はスターバックスのお店になっている。我々が目指すのは8階。8階はスターバックス本社の受付となっているがすぐ右手はコーヒーギアストアと呼ばれる本社限定のグッズ販売所になっている。スターバックスのボールペンやポロシャツ、ウインドブレーカー、キーホルダーにエプロンなど、スタバファン垂涎の商品が並べられている。




当初はただのコーヒー屋さんの本職とは関係ないグッズにそんなに心ときめくかねぇ、と思っていたが来たら来たでやはりそれなりにテンション上がる。スターバックスは無料のWIFIが使えるので、家にWIFIを引いていない私としては、たまに使わせてもらっていますが、これからも利用させていただきます。
スターバックス本社を後にして、ホテルに戻り父親と合流。3人でパイク・プレース・マーケットへ。
<パイク・プレース・マーケット>
シアトルを観光するうえで外せないのがこのパイク・プレース・マーケット。1907年に創設されたアメリカ公設市場の先駆けである。アーケードには魚屋をメインにベーカリー・花屋・カフェなどが両側にびっしり。多くが個人経営でここでしか購入できない手作りの商品が数多く並んでいるのでお土産の購入にはうってつけ。




パイク・プレース・マーケットで最も賑わいを見せるのはスターバックス1号店だが、そのほかにも見逃せないスポットが多数。無添加の自家製チーズでしられる「ビーチャーズ」、行列の絶えないクラムチャウダー専門店の「パイク・プレース・チャウダー」など。マーケットの地下通路を通り港方面にでると無数のチューインガムが張り付けられているポストアレーへ。1993年、マーケット劇場への入場待ちの少年が暇つぶしにガムを壁に貼り付けたのが始まりだとか。





パイク・プレース・マーケットを楽しんだ後は港沿いをそぞろ歩き。ピア55にあるエリオットオイスターハウスで夕食。この店は生牡蠣で有名なそうで、観光地にありながら良心的な料金で美味しい牡蠣を食べさせてくれる事で有名だそうだ。我々は店内に入り、1人4種類ずつ違った産地の牡蠣とお勧めの白ワイン、それにリゾットとクラムチャウダーを注文。KUMAMOTOと呼ばれる熊本産の牡蠣もあった。一番私が美味しいと感じたのはSHIGOKUと呼ばれる牡蠣。これはその日本風の名前のとおり原産は日本であるが、同じ種類の牡蠣をシアトル近郊の海で養殖しているそうだ。肉厚且つ濃厚だった。



9月23日
朝7時に起床し、出発の準備。父親が「はとバス的なものに乗りたい」というのでエメラルドシティ・トロリーに乗ることにした。
<エメラルドシティ・トロリー>
エメラルドシティ・トロリーというのは4月から9月の間、シアトル市内の主要ホテルと観光ポイントを巡る乗り降り自由の観光バスだ。もちろん降りなくとも車内で英語のガイドが同乗しており車窓からの見える建物などにまつわる歴史などを説明もしてくれる。日本語や中国語、韓国語のオーディオガイドも備え付けられているので、係員の人にイヤホンをもらうのを忘れずに。チケットは事前に購入、もしくはシアトルセンターであれば直接購入ができる。またスマホをお持ちであればアプリをダウンロードするのがお勧め。今どの辺りをバスが循環しているかが一目でわかる。

エメラルドシティ・トロリーはシェラトンホテルも一つの停留所にしているため、我々はネットであらかじめチケットを購入し、ホテルから乗車。私達はまずシアトルの観光を語る上で外せない、シアトルセンターへ。シアトルセンターを目指したのはスペースニードル!、、、ではなくEMP博物館に行くためである。実は私がシアトルと聞いて思い浮かぶのは音楽、ロック、特にグランジと呼ばれるジャンルである。


<シアトル発のオルタナティブロックムーヴメント>
1991年にニルヴァーナの「ネヴァーマインド」を口火に全米に広がるオルタナティブロックムーヴメント・グランジ。
シアトルのローカルバンドに過ぎなかったニルヴァーナは、ビルボードでナンバー1となったこのアルバムにより全米人気トップバンドへのスターダムへと押し上げられた。ブームは1994年にニルヴァーナのフロントマンであるカート・コバーンが自殺による終息するが、現在までのロックミュージックに深い影響を与え続けている。27歳でその生涯をとじたミュージシャン、カート・コバーンのシアトル近郊の自宅そばの公園はファンたちの追悼の場所となっている。またシアトルのカルチャーを紹介するEMP博物館のニルヴァーナに関する常設展示はファン必見だ。
シアトルからグランジムーブメントが始まったのは諸説あるが、一番大きな要因はニルヴァーナをはじめサウンドガーデン、マッドハニーなどグランジ・ロックを代表するバンドを多く輩出した良質なインディペンデント・レコード・レーベル「SUB POP」があったことだろう。この伝説的レーベル・SUB POPは現在webでの販売がメインだが、旅行者にはうれしいことにシアトル空港では実店舗が営業中だ。



シアトルで若かりし頃に夢中になった音楽にどっぷり改めてひたったあとは、お洒落な若者でにぎわうエリア・キャピトルヒルを歩いてホテルに戻る。



ホテルで父と妻と合流し、クルーズ船の出発地点であるピア50の港へ。
クルーズといっても大層なものではない。シアトルと対岸のベインブリッジアイランドを結ぶ定期航路である。往復約8ドル、片道約35分。休憩がてらにちょうどよい



すでに時計は夜の8時をまわっていたので最後の夕食は船上で。本来はもっと早めにホテルを出発すればよかったのだが、なんやかんやで遅れてしまった。船内では有名店アイバーズのクラムチャウダーや生ビールが販売されている。船内といえどもおいしい食事と美しいシアトルの夜景が楽しめるのでおすすめ。
最後の夜をクルーズでしめくくり、ホテルに戻り就寝。
9月24日
12時のフライトに合わせ荷造りと買い足りないお土産を買い足し後は往路も使った地下鉄・エアポートリンクにて空港へ。
無事チェックインし、日本への帰途へついた。
ざっとした感想 ☆彡
イエローストーンはやはり素晴らしかった。オールドフェイスフルやモーニンググローリーなどは写真で見ていたので感動することはあらかじめわかっていたのだが、予想をはるかに裏切るほど感動的だったのは朝もやの中でみたエルクの群れ。自然が自然であるままはなんて素晴らしいことなのだろう。絶景の中でまるでアフリカにいるようなサファリ気分も味わえて、これまでの国立公園とはまた違った楽しみができたことは驚きだった。
シアトルはほかのアメリカの街よりもこじんまりしていて好きだ。2泊くらいだったらちょうどいいくらいのサイズである。ダウンタウンに宿をとれば大体のところは歩けてしまう。それにスターバックスに限らず美味しいカフェがいたるところにあるのがいい。ちょっとした休憩にもってこい。アメリカにしかないスーパーマーケットやアメリカブランドのお店も大体あるし、立ち寄って買い物&観光するには最適な街だ。イチローが長年愛着をもって住んでいたのも理解できる(シアトルでは街中で野球のユフォームよりもフットボールのユニフォームの着用率が高くて、フットボールのほうが人気あったのが残念だったけど)。
キャンピングカーについて。
これまでハワイではレンタカーで旅行をしたことがあるがキャンピングカーは初めて。車体の大きさに最初は恐る恐るの運転だったがしばらくするとある程度慣れてくる。カーナビは日本から持っていくスマホで充分(WIFIは日本からレンタルしていこう)。今回、父と妻の3人で旅行したのだが、日常的に車を運転しているのが父だけだったので、父がお酒を飲んだ翌日や時差ボケで眠くなったときは結構弱った。キャンピングカーで旅行するのであればできれば4人以上で行くのが望ましい。4人いればドライバー専属として2人、ナビゲーターと料理長として2人で比較的ゆとりのある体制がつくれる。役割分担を決めておかないと、特定の人にだけ負担が多くなって観光どころではなくなってしまうので喧嘩になるかも。でもそうやって日常を離れた場所で、同じ目的に向かい、家族や友人だけで旅行するのは本当に楽しい。キャンピングカーの旅、癖になるひとは絶対やみつきになると思います。
キャンピングカーの旅 ★★★★★L 思い出になること間違いなし!でも役割分担が超重要
イエローストーン ★★★★★L 文句なしの国立公園ナンバー1!
グランドティートン ★★★★★ シェーン
シアトル ★★★★ ロックとコーヒーとクラムチャウダーの街(アメリカってクラムチャウダーが名物という街多くないですか?)

RVパークでは星がきれいでした
(2016年9月 橋本康弘)

- 大雨のち曇り、一度だけ晴れ。プーケット視察旅行
-
エリア:
- アジア>タイ>プーケット
- テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2016/10/25 14:01

キャセイパシフィック航空、タイ国政府観光庁、ハイアットリージェンシーホテルズアンドリゾ-ツ共催
のFAMツアーに参加させてもらいました。9月はちょうど雨の多い時期、通称グリーンシーズン。
雨期と言っても一般的には1日中降るわけではない。西側はモンスーンの影響を受けやすく波が高くなるので
ビーチは遊泳禁止の旗が立てられることが多い、という程度の知識は行く前から備えていたがまさか着いていきなり
土砂降りに遭うとは全く予想していなかった。悪天候の中、早速ビーチインスペクションに出かけた。
雨でビーチに人がいない。どこも波が荒く、それぞれの特徴を憶えづらい。
天気の良い日にもう一度連れて来られてもまず思い出せない自信があるくらいの淋しい風景。
行ったという事実が消えないよう、せめて記録だけ残しておく。
カマラビーチ・・・パトンビーチの北隣。とても静かなプライベートビーチのような雰囲気

バンタオビーチ・・・カマラよりさらに北。ラグジュアリーリゾートが点在する、島一の高級リゾート地

ラワイビーチ・・・島の南にある静かな田舎のビーチ

カロンビーチ・・・パトンビーチから南、隣のビーチ。パトンの喧騒から逃げたい人にお勧め

カタビーチ・・・カロンよりさらに南にある静かなビーチ。透明度が高くシュノーケリングに最適

<ハイアットリージェンシープーケット>
最初に泊まったのがハイアットリージェンシープーケット

空港から車で45分、カマラビーチの南、カマラ湾の景色を望む急な丘の中腹にひっそりと建っている。
2013年12月のオープンなのでまだ3年も経っていない新しいラグジュアリーリゾート

客室は全部で199。敷地は広く、坂になっているのでホテル内はカートで移動する。
歩けなくもないのだが登りの傾斜はややしんどいかも。到着日は大雨であったのでカート頼りとなる。
あとで訪れたパトンビーチと違いとても静かなリゾート。部屋も一番狭いスタンダードツインでも46平米あって
一人で使うととても広く感じる。アメニティは完璧。ベッドも寝心地よく腰痛の心配、恐怖がない。
屋外プールやスパはもちろんフィットネスセンター、キッズクラブまで備えているので
家族連れや長期滞在者向けのホテルと思う。ちょうど工事中だったが11月にはプライベートビーチまでのアクセスも
良くなるとのこと。

<最新のリゾート・ハイアットプレイスプーケットパトン>
2016年6月にオープンしたばかりというハイアットプレイス。

プレイスはハイアットホテルアンドリゾーツが展開するカジュアルブランドでところどころコストを考えて造られているとのこと。
ホテルの敷地自体はそんなに大きくなく、すべてがコンパクトにまとめられたスタイリッシュなホテル。
パトンビーチの北側、アンダマン海を一望する丘に建っていてビーチまでは徒歩5分、パトンの中心地のバングラ通りまでは徒歩30分程度というロケーション。歩きたくないなら1時間に1本無料の片道シャトルを使っても良し。
部屋数は161室。マウンテンビュー、プールビュー、オーシャンビュー、さらにコネクティングルームやスイートルームもありカップルからファミリーまで静かに楽しめるホテル。


どちらかというと遊び派の人にお勧め。もちろん遊びと滞在、両方楽しみたい方もOK。
<泊まるならオーシャンビュー>
客室は全室バルコニー付。プールビューの部屋はバルコニーで喫煙が可能。

高台に位置しているので海側の部屋からはパトンビーチを一望できる。たばこを吸わないなら海側が絶対お勧め。
カジュアルブランドのハイアットプレイスだが、ベッドやアメニティは他のハイアットグループと同じ物を使用しているのがポイント。決して見劣りしない、シンプルで機能的な造りの客室


あと興味深いのは、チェックインフロントがバーを兼用している点


ロの字に造られたフロントとバーカウンター。鍵を渡すだけでなく振り向いて酒もサーブするなどフロントの女性は
1人2役。うーん、ユニーク!こうした人と場所の経費の無駄を省き、宿泊料をお客様に還元している、
その企業努力に感激。因みにビール1杯100バーツと価格も他と比べて良心的。もちろんプールやジムなどの施設も完備、朝食も美味しいので満足いく滞在が約束できる。
<コーラル島で太陽を感じる>
今回、現地滞在約72時間のうち、わずか8時間だけ太陽を感じた場所、それがコーラル島。

サンゴ礁に囲まれている島、別名ヘイ島。モンスーンの影響を受けにくいので年中楽しめるプーケットのオプションナルツアーで一番人気の島。パトンエリアから乗り場のあるビーチまで車で大体40から50分、そこからボートで15分。乗船時にライフジャケットの着用が義務付けられている。

昨夜の酒が残っており、まぶしい太陽とボートの揺れがちょっとしんどい。そんな状態でも島が見えてくると酔いも醒めて興奮してくるから不思議。

ところが島は中国人だらけ、自撮り棒を持ったおてんばなお姉さまたちが砂浜に群がっている。
遠目に眺めると時間帯によっては芋洗い状態、いったいここはどこの国なのか?と言いたくなる。ちなみに日本からの旅行客が年間100万人に対して中国からは月間100万人と倍!ケタが違う。
ここまで多いと勝ち目はない。

海は思ったより透明で綺麗だった。そんなに遠くまで入って行かなくても魚が寄ってくる。

ここでの主な過ごし方(有料アクティビティ)はバナナボート、シュノーケリング、パラセイリング。
<夜のテーマパーク・プーケットファンタシー>
カマラビーチにあるプーケットで最初かつ最大のカルチャー・テーマパーク。

ここで王国のファンタジーと呼ばれるおよそ90分のショーを見学。カマラ王国という幻想神話に沿って、タイの文化や古典舞踊、象のショーなどのパフォーマンスが見られる。ショーの撮影は一切禁止。入口で携帯、カメラを預けなければならないのがとても面倒。ショーそのものは仕掛けが大がかりで凝っている。面白いかどうかは受け止め方次第。
<テキーラの誘惑・バングラ通りへ>
プーケット一の夜の繁華街、バングラ通り。詳しい説明は要らない、百聞は一見にしかずということわざが的確な
もう1つの夜のテーマパークで遅くまで遊べる。

深夜にかかわらず両替所も全開、レートも悪くない。
金持ち中国人のオヤジを中心にタイバーツが次々と夜空に消えてゆく・・経済の勉強にも最適な男たちのオアシス。

<これから注目のカオラックへ>
プーケット国際空港から北上。大きな橋を渡って1時間強、パンガー県に属するカオラックへ。
その中心地はとても静かで素朴な村という印象


ここは世界有数のタイビングスポットであるシミラン諸島やスリン諸島の拠点となっている。

まだまだ日本人には馴染みが薄いが高級リゾートサロジンをはじめラグジュアリーリゾートが建ち並んでいる。
プーケットの他のビーチと比べて静かでプライベート感のただよう白砂のビーチが続くのが特徴なのだが残念な天気のため体感できない。


もうプーケットの時代は終わった・・・次はカオラックだ!とささやかれるほど観光地としてのポテンシャルを
備えている。
<津波メモリアル>

2004年12月26日に起こったスマトラ島沖地震で津波がカオラックビーチ一帯を襲った。
ほとんどの宿泊施設が壊滅的打撃を受け、タイ国内では最大の被災地となってしまった。その事実を残すために
創られた公園。津波の力で引きずり上げられたという船

訪れたちょうどその日から名前が変わったというプルマンリゾートホテルでランチ

これがこの旅、最後のタイ料理、そして仕上げはタイマッサージという流れ。

以上、およそ72時間という短い滞在時間中、太陽が出ていたのはわずか8時間、比率でいうと約10%。
残りの90%は大雨、または曇り、成田に着いたらやはり雨というかつて経験のないほどの雨男たちの
ツアーでしたが、参加者の皆さんとの素晴らしい絡みに恵まれとても楽しい旅になりました。
天気は悪くとも巡り合う人によって旅のレベルが上がることを再認識!この場を借りて関係者の皆様に
御礼申し上げます。
(2016年9月 櫻本竜一)

- トレッキングを極めたマレーシア(コタキナバル・クチン)の旅6日間
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エリア:
- アジア>マレーシア>クチン
- アジア>マレーシア>コタキナバル
- アジア>マレーシア>キナバル山
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2016/10/25 13:55
今回はファムトリップでマレーシアのコタキナバルとクチンを訪れる機会を得た。
このツアーのキーワードはなんといってもトレッキング!トレッキング!トレッキング!
(重要なので3回言いました。)
まず日程表を渡され目にはいったのがトレッキング3回、そして6時間の文字。
えっ、わたし日本でもトレッキング未経験、そして運動もそんなに得意ではないのに大丈夫かな…楽しみな気持ちとちょっと不安な気持ち、両方抱えながら迎えた当日だったが、そんな心配皆無なほど楽しい旅となった。(この6日間で流した汗はペットボトル2リットル分くらいだと思う。)
【日程表】
1日目:成田発→コタキナバルへ(コタキナバル泊)
2日目:マフア滝トレッキングと市内観光(コタキナバル泊)
3日目:コタキナバル→クチンへ セメンゴワイルドライフセンター観光(クチン泊)
4日目:バコ国立公園トレッキング(クチン泊)
5日目:クバ国立公園トレッキングとマタンワイルドセンター観光
クチン→クアラルンプール乗り継ぎで成田へ(機中泊)
6日目:成田着
【サバ州コタキナバル】
●マフア滝トレッキング【第1回トレッキング】
コタキナバルといえばアジアを代表するビーチリゾート。そんなビーチリゾートの雰囲気と昔から続く大自然の魅力が残る街がここ、コタキナバルだ。よく知られているのはキナバル山やテングザルの見学。今回はそれに匹敵する新しい魅力を発見しよう!とのことでマフア滝と呼ばれる滝を目指してトレッキング。ここはトレッキングといっても700mくらいの舗装された道を歩くので、体力に自信がない方も安心して参加することができる。近づくと聴こえてくる水の音を聞きながら、ゴールを目指す。到着地点に辿り着くと、透き通った水が流れる滝からマイナスイオンを存分に感じる。歩いて汗をかいた身体も、水のしぶきを浴びて一気に疲れも吹き飛んだ。




ここ、コタキナバルにはシティホテルからリゾートホテルまで、たくさんのホテルが存在している。
その中でもコタキナバルで大人気の2つのホテルをご紹介!
● シャングリラ・タンジュンアル・リゾート
シャングリラ・タンジュンアル・リゾートは世界的にも有名なシャングリラ・リゾートのひとつで、コタキナバルにはラサリア・リゾートとシャングリラ・タンジュンアル・リゾートの2つがある。
タンジュンアルには2つの棟(ウィング)が建っている。1つ目はキナバルウィングで、部屋のカテゴリは「キナバル・マウンテンビュー」と「キナバル・シービュー」の2種類。その名の通り、マウンテンビュールームからはキナバル山を眺め、シービューからはコタキナバルの海を眺めることができる。
もう1つはタンジュンウィングで、ここでは「タンジュン・シービュー」に宿泊できる。
ホテル内には大きなプールやプライベートビーチもあり、カップルから家族連れまで楽しむことができるリゾートだ。また、シャングリラが誇るスパ「氣(chi spa)もコタキナバルの海に囲まれながらうけることができるのも魅力の1つである。







そしてなんといっても感動したのはここ、「スターラウンジ」
ホテルのチェックアウトは12時なのに帰りのフライトは深夜…時間の過ごし方しかり、フライト前にシャワーを浴びたりしたい…なんて思っているのはわたしだけではないはず!ここでは、チェックアウトした後もソファでリラックスしたり、プールで泳いだ後にシャワーを浴びたり、読書だってできる。ここがあれば、チェックアウトした後も出発ギリギリまで思う存分コタキナバルを楽しむことができるのだ。何度も訪れたくなるようなホテル、これがタンジュンアル・リゾート。あなたも次のデスティネーションにはここ、コタキナバルのタンジュン・アルをチョイスしてみては?

●ステラハーバーリゾート
ステラハーバーリゾートはゴルフ場やプールが敷地内にある広大なリゾート。リゾート内には、こちらもふたつの棟(ウィング)があり、2つの棟の行き来にはバスが必要なくらい広い。
まずはパシフィックウィング。ここには「ゴルフビュールーム」と「シービュー」の2種類の部屋があり、洋風の造りが印象的。部屋の中からはそれぞれゴルフ場や海を眺めることができる。
また、もっとアジアンリゾートを楽しみたいという方におすすめなのがマゼランウィング。パシフィックウィングとはうってかわって、開放感溢れるアジアンテイストな造りになっている。ここではマウンテンビューとシービューの2部屋に宿泊することができる。




そしてこのリゾートのおすすめはなんといってもマンダラスパ!世界的に定評のあるスパを一度は体験してみたいというそこのあなた、ステラハーバーに宿泊したときはぜひご予約を。

【サラワク州クチン】
3日目からはサラワク州のクチンに移動した。マレーシア語で猫の街=クチン、その名の通り街中では猫にたくさん出会えることができる。サラワク川に沿って道が通っており、夕暮れに散歩するとその神秘的な風景に酔いしれる。中国系の影響も多く受けているので東南アジアと中華系が混じり合って、独特な雰囲気を醸し出しているのがここ、クチンなのである。
私たちはヒルトン・クチンに滞在した。ヒルトン・クチンは市内中心部に位置し観光にもとても便利なホテル。朝食のビュッフェでは、クチン名物のスパイスの効いた麺料理「ラクサ」も食べられる。




●セメンゴワイルドライフセンター
セメンゴワイルドライフセンターは保護されたチンパンジーを野生に返すための手助けをする施設で、約20頭のチンパンジーが保護されている。彼らをみることができるのは朝と夕方に食べ物をあげる時間。周辺にはロープなども置いてあり、無邪気に遊ぶ赤ちゃんチンパンジーをみるチャンスもある。
おすすめの時期は森の中であまりフルーツがとれない時期だそう。ここではチンパンジー以外にワニも保護されていて、間近であんなに大きいワニを見られるのも貴重な体験になるかもしれない。


●バコ国立公園
今回の旅のハイライトは他でもない、バコ国立公園でのトレッキングである。
バコ国立公園にはトレッキングコースが16種類あり、トレッキング初心者からベテランさんまでいくつものコースが楽しめるようになっている。公園まではボートで移動し、砂浜に上陸するときはアドベンチャーのような気分になってわくわく。ビーチには野生のいのししが歩いていて、それさえも新鮮である。また、トレッキング中もいろいろな動物に遭遇することができる。私たちは今回、片道約2時間のコースを歩いた。(多分これでも短い方…?)スタートはビーチの側を歩くのでみんなお散歩気分だったが、山に入ると急に真剣モード。山では急な斜面があったり、岩に手をついて登るところもあるので、手袋は忘れないように。また、帽子等の暑さ対策も必須。今回はトレッキング中に4種類のサルやここでしか見られない植物をみることができた。







●マタンワイルドライフセンター
クチンにある2つ目のチンパンジー保護施設がここ、マタンワイルドライフセンターである。
セメンゴワイルドライフセンターが、チンパンジーの手助けをするセカンドステージだとすると、マタンワイルドライフセンターはファーストステージにあたる。施設内で暮らすチンパンジーを見ることができる。運が良ければ飼育員さんとお散歩中のチンパンジーにも遭遇できる。



●クバ国立公園
旅行の締めくくりはやっぱりトレッキング!クバ国立公園にもいくつかトレッキングコースがあり、私たちは再度、滝を目指して歩きに歩く。旅の最終日ということもあって私たちメンバーにも疲れがみえていたが、最後はもう気力!ということで熱帯雨林の中を歩く。ここ、クバ国立公園はいろいろな種類のカエルが生息していることで有名な場所。特に、世界最小級のカエルがみつかったことで一躍有名になった場所なのである。私たちも最後の最後、帰りに1匹みることができた。



マフア滝トレッキング ★★★★(コタキナバル初めての方もリピーターの方にもおすすめ)
バコ国立公園 ★★★★★(クチンにきたらここは欠かせない!)
クバ国立公園 ★★★★★(カエルや熱帯雨林が大好きならここへ)
セメンゴワイルドライフセンター ★★★★
マタンワイルドライフセンター ★★★★(セメンゴとマタンはぜひセットでいってほしい)
(2016年7月 若狭由希)
このツアーのキーワードはなんといってもトレッキング!トレッキング!トレッキング!
(重要なので3回言いました。)
まず日程表を渡され目にはいったのがトレッキング3回、そして6時間の文字。
えっ、わたし日本でもトレッキング未経験、そして運動もそんなに得意ではないのに大丈夫かな…楽しみな気持ちとちょっと不安な気持ち、両方抱えながら迎えた当日だったが、そんな心配皆無なほど楽しい旅となった。(この6日間で流した汗はペットボトル2リットル分くらいだと思う。)
【日程表】
1日目:成田発→コタキナバルへ(コタキナバル泊)
2日目:マフア滝トレッキングと市内観光(コタキナバル泊)
3日目:コタキナバル→クチンへ セメンゴワイルドライフセンター観光(クチン泊)
4日目:バコ国立公園トレッキング(クチン泊)
5日目:クバ国立公園トレッキングとマタンワイルドセンター観光
クチン→クアラルンプール乗り継ぎで成田へ(機中泊)
6日目:成田着
【サバ州コタキナバル】
●マフア滝トレッキング【第1回トレッキング】
コタキナバルといえばアジアを代表するビーチリゾート。そんなビーチリゾートの雰囲気と昔から続く大自然の魅力が残る街がここ、コタキナバルだ。よく知られているのはキナバル山やテングザルの見学。今回はそれに匹敵する新しい魅力を発見しよう!とのことでマフア滝と呼ばれる滝を目指してトレッキング。ここはトレッキングといっても700mくらいの舗装された道を歩くので、体力に自信がない方も安心して参加することができる。近づくと聴こえてくる水の音を聞きながら、ゴールを目指す。到着地点に辿り着くと、透き通った水が流れる滝からマイナスイオンを存分に感じる。歩いて汗をかいた身体も、水のしぶきを浴びて一気に疲れも吹き飛んだ。

自然いっぱいの道を歩く

透き通った水が流れるマフア滝。マイナスイオン!

お昼は地元の家庭料理をいただく

蛾の幼虫にトライしちゃいました!
ここ、コタキナバルにはシティホテルからリゾートホテルまで、たくさんのホテルが存在している。
その中でもコタキナバルで大人気の2つのホテルをご紹介!
● シャングリラ・タンジュンアル・リゾート
シャングリラ・タンジュンアル・リゾートは世界的にも有名なシャングリラ・リゾートのひとつで、コタキナバルにはラサリア・リゾートとシャングリラ・タンジュンアル・リゾートの2つがある。
タンジュンアルには2つの棟(ウィング)が建っている。1つ目はキナバルウィングで、部屋のカテゴリは「キナバル・マウンテンビュー」と「キナバル・シービュー」の2種類。その名の通り、マウンテンビュールームからはキナバル山を眺め、シービューからはコタキナバルの海を眺めることができる。
もう1つはタンジュンウィングで、ここでは「タンジュン・シービュー」に宿泊できる。
ホテル内には大きなプールやプライベートビーチもあり、カップルから家族連れまで楽しむことができるリゾートだ。また、シャングリラが誇るスパ「氣(chi spa)もコタキナバルの海に囲まれながらうけることができるのも魅力の1つである。

キナバルウィングの外観

キナバルシービュールーム(部屋から見える景色は最高)

タンジュンウィングの外観

タンジュンシービュールーム(キナバルウィングよりシックな雰囲気?)

ホテル内を散策

大きなプール

氣—chi spa—
そしてなんといっても感動したのはここ、「スターラウンジ」
ホテルのチェックアウトは12時なのに帰りのフライトは深夜…時間の過ごし方しかり、フライト前にシャワーを浴びたりしたい…なんて思っているのはわたしだけではないはず!ここでは、チェックアウトした後もソファでリラックスしたり、プールで泳いだ後にシャワーを浴びたり、読書だってできる。ここがあれば、チェックアウトした後も出発ギリギリまで思う存分コタキナバルを楽しむことができるのだ。何度も訪れたくなるようなホテル、これがタンジュンアル・リゾート。あなたも次のデスティネーションにはここ、コタキナバルのタンジュン・アルをチョイスしてみては?

スターラウンジのソファ
●ステラハーバーリゾート
ステラハーバーリゾートはゴルフ場やプールが敷地内にある広大なリゾート。リゾート内には、こちらもふたつの棟(ウィング)があり、2つの棟の行き来にはバスが必要なくらい広い。
まずはパシフィックウィング。ここには「ゴルフビュールーム」と「シービュー」の2種類の部屋があり、洋風の造りが印象的。部屋の中からはそれぞれゴルフ場や海を眺めることができる。
また、もっとアジアンリゾートを楽しみたいという方におすすめなのがマゼランウィング。パシフィックウィングとはうってかわって、開放感溢れるアジアンテイストな造りになっている。ここではマウンテンビューとシービューの2部屋に宿泊することができる。

パシフィックウィング外観

パシフィックウィング/ゴルフビュールーム(部屋からは広いゴルフ場を眺めることができる)

マゼランウィングにあるプール

マゼランウィング/シービュールーム(開放感あふれる部屋)
そしてこのリゾートのおすすめはなんといってもマンダラスパ!世界的に定評のあるスパを一度は体験してみたいというそこのあなた、ステラハーバーに宿泊したときはぜひご予約を。

マンダラスパ
【サラワク州クチン】
3日目からはサラワク州のクチンに移動した。マレーシア語で猫の街=クチン、その名の通り街中では猫にたくさん出会えることができる。サラワク川に沿って道が通っており、夕暮れに散歩するとその神秘的な風景に酔いしれる。中国系の影響も多く受けているので東南アジアと中華系が混じり合って、独特な雰囲気を醸し出しているのがここ、クチンなのである。
私たちはヒルトン・クチンに滞在した。ヒルトン・クチンは市内中心部に位置し観光にもとても便利なホテル。朝食のビュッフェでは、クチン名物のスパイスの効いた麺料理「ラクサ」も食べられる。

空港では民族衣装を身にまとった女の子たちが出迎えてくれた

ホテル(ヒルトン・クチン)からみたサラワク川の景色

朝食会場のレストラン

猫の街、クチン
●セメンゴワイルドライフセンター
セメンゴワイルドライフセンターは保護されたチンパンジーを野生に返すための手助けをする施設で、約20頭のチンパンジーが保護されている。彼らをみることができるのは朝と夕方に食べ物をあげる時間。周辺にはロープなども置いてあり、無邪気に遊ぶ赤ちゃんチンパンジーをみるチャンスもある。
おすすめの時期は森の中であまりフルーツがとれない時期だそう。ここではチンパンジー以外にワニも保護されていて、間近であんなに大きいワニを見られるのも貴重な体験になるかもしれない。

ロープで遊ぶチンパンジーの赤ちゃん

フルーツを取りにきたチンパンジー
●バコ国立公園
今回の旅のハイライトは他でもない、バコ国立公園でのトレッキングである。
バコ国立公園にはトレッキングコースが16種類あり、トレッキング初心者からベテランさんまでいくつものコースが楽しめるようになっている。公園まではボートで移動し、砂浜に上陸するときはアドベンチャーのような気分になってわくわく。ビーチには野生のいのししが歩いていて、それさえも新鮮である。また、トレッキング中もいろいろな動物に遭遇することができる。私たちは今回、片道約2時間のコースを歩いた。(多分これでも短い方…?)スタートはビーチの側を歩くのでみんなお散歩気分だったが、山に入ると急に真剣モード。山では急な斜面があったり、岩に手をついて登るところもあるので、手袋は忘れないように。また、帽子等の暑さ対策も必須。今回はトレッキング中に4種類のサルやここでしか見られない植物をみることができた。

ボートに乗って国立公園に到着!

テングザルは思っていたよりも大きかった・・・

愛くるしいカニクイザルの赤ちゃん

シルバーリーフモンキー

マレーシア全土でも希少なマレーヒヨケザル!(移動するときはモモンガのようになるそう)

ウツボカズラ

モウセンゴケ(これはバコ国立公園でしか見ることができない)
●マタンワイルドライフセンター
クチンにある2つ目のチンパンジー保護施設がここ、マタンワイルドライフセンターである。
セメンゴワイルドライフセンターが、チンパンジーの手助けをするセカンドステージだとすると、マタンワイルドライフセンターはファーストステージにあたる。施設内で暮らすチンパンジーを見ることができる。運が良ければ飼育員さんとお散歩中のチンパンジーにも遭遇できる。

マタンワイルドライフセンター入り口

器用にペットボトルの蓋を開け、飲む姿には驚き!

カメラをむけるとこんなポーズをしてくれた
●クバ国立公園
旅行の締めくくりはやっぱりトレッキング!クバ国立公園にもいくつかトレッキングコースがあり、私たちは再度、滝を目指して歩きに歩く。旅の最終日ということもあって私たちメンバーにも疲れがみえていたが、最後はもう気力!ということで熱帯雨林の中を歩く。ここ、クバ国立公園はいろいろな種類のカエルが生息していることで有名な場所。特に、世界最小級のカエルがみつかったことで一躍有名になった場所なのである。私たちも最後の最後、帰りに1匹みることができた。

熱帯雨林の中を歩く

到着地点の滝

カエルがうつっていますがどこでしょう?
マフア滝トレッキング ★★★★(コタキナバル初めての方もリピーターの方にもおすすめ)
バコ国立公園 ★★★★★(クチンにきたらここは欠かせない!)
クバ国立公園 ★★★★★(カエルや熱帯雨林が大好きならここへ)
セメンゴワイルドライフセンター ★★★★
マタンワイルドライフセンター ★★★★(セメンゴとマタンはぜひセットでいってほしい)
(2016年7月 若狭由希)
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