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- スイスの車窓から-冬-
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>モントルー
- ヨーロッパ>スイス>ユングフラウヨッホ
- テーマ:街中・建物・景色 ハイキング・登山 グルメ
- 投稿日:2015/01/07 10:31
今回スイス政府観光局とレイルヨーロッパのご招待により、スイスへ行く機会を得た。
スイスといえば夏、という固定概念をひっくり返したスイスの冬旅。シンと空気が張り詰めた美しい銀世界は冬だけの姿。そういえば旅の途中に出逢ったスイスに何度も通っているという日本人の奥様は、スイスは冬が1番好きと言っていた。

今回私が訪れたのは、ルツェルン→インターラーケン→モントルー→ツェルマット→チューリッヒ。その中でも雪山ユングフラウヨッホと、今回好きになった街、モントルーを紹介する。
今回2つ雪山に登ったが高いほうの山、ユングフラウヨッホを紹介しよう。ちょっと面白い名前、ユングフラウは乙女や若い娘、ヨッホは肩や鞍部と訳される。ユングフラウヨッホは3,400mほどの山で、インターラーケンからであればまずユングフラウヨッホの麓の駅、クライネ・シャイデック駅までおよそ1時間半。それから隣のホームの電車に乗り換え、いよいよおよそ50分かけて3,400mを登っていく。ユングフラウヨッホはヨーロッパ一標高の高いところにある駅で、トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれる。ユングフラウヨッホまでは2回ほど、展望台で停車し、そこからはアイガーを横からみることができる。



クライネ・シャイデック駅から、アイガーは充分見ることができる。1番の観光シーズンの夏には、この駅が観光客でごった返すそうだが、冬のいまは観光客もそこそこだった。
ものすごく薄着に見えるが、ここはマイナスの世界。ぜひともみなさんにはしっかりとした上着をお勧めしたい。また、ホテルの部屋もあまり暖房は効かない。部屋の中でも着られるような上着は準備したい。私はあろうことか布団を被らずにベッドで仮眠をとってしまい、風邪をひいて、辛い旅になってしまった。
電車に乗ると次第に頭が痛くなってきて、心臓がバクバク動いているのが分かるようになった。顔色も悪かったらしく、この時すでに風邪をひいていた私は軽い高山病にかかってしまったのだった。だが軽ければ心配することなどない。上にいるときはゆっくりと行動し、高度を下げればすぐに症状はなくなる。
ユングフラウヨッホでは気温がマイナスで、しかもその日は猛吹雪で景色がまったく見えない状態だった。ただ展望台ときけば立ってみたいのが人間の性!!私たちは果敢に展望台へと繰り出す。なかにはスキー用の分厚いジャケットズボンを着ている人がいる中、私はタイツにショートパンツという自然をバカにしたありえない格好をしていたのでこの有様。マイナスの世界で突風が吹くから3秒いられれば上等の世界。


ユングフラウヨッホにはレストランもあるが、少し料金は高めなので別の階のフードコートが人気なんだそう。また、ユングフラウヨッホには日本の郵便ポストがある。ここで絵葉書を投函すればユングフラウヨッホの消印が押してもらえる。おすすめだ。

そして今回気に入った街はモントルー。モントルーはインターラーケンからゴールデンパス・ラインという展望列車を利用し、およそ3時間半ほどで到着する。3時間半といえば長時間に感じるかもしれないが、そこは展望列車、ザ!スイス!な車窓を楽しんでいる間にあっという間にモントルーに到着する。1番の見所は、モントルー到着の30分前ほどからモントルーの背後にある山を下るときの車窓。モントルーとレマン湖を上から見ることができる最高の車窓だ。



レマン湖にそって作られた小さな街が愛らしい。レマン湖の対岸はもうフランスだ。モントルーはこのレマン湖と背後の山に守られ、冬でも他の地域より暖かいという。それでも寒かったが、レマン湖畔で最も気候と景色がいいとされるモントルーは、昔から貴族にも人気のリゾート地。スイスで最初にホテル(民宿)ができたのも、モントルーといわれるほどだ。
モントルーは歩いて充分周ることができる街。湖に沿ってメインストリートがあり、メインストリートに沿ってお店が建ち並ぶ。

モントルーで1番の観光の目玉はシヨン城。街中からバスで10分かからないところにそれはある。湖の上に建ってるようにみえるシヨン城は厳かな雰囲気が漂う。日本語の解説CDもあるので充分に私たちでも楽しむことができるだろう。
正直なことをいうとあまり期待していなかったシヨン城だったが、厳かな雰囲気もありなかなか楽しかった。お土産やさんにはシヨン城で保管されている、シヨン城でしか売っていないワインも販売されているので必見。買うつもりは全くなかったのに買ってしまった。



クリスマスの時期なので夜にはクリスマスマーケットが開かれる。全部で200くらいはお店があるかもしれない。ホットワインやソーセージ、ラクレットと呼ばれるスイスのチーズ料理、キャンドルやガラス工芸などのお店が立ち並ぶ。
スイスの物価は高い。日本の1.5倍〜2倍と考えていいだろう。マクドナルドのビッグマックセットが日本円にして¥1,800くらいとのこと。(2014年12月現在) ペットボトルのジュースや紅茶が1本400円ほどする。



この旅を通じて、スイスの列車は本当に隅々まで走っていること、またそれが観光客にとても利用しやすいことを実感することができた。夏のスイスもいいが、日本人が少ない冬のスイスもおすすめだ。

<スタッフおすすめ度>
ユングフラウヨッホ・・★★★★ 山好きはぜひ!冬の防寒対策はきっちりと
モントルー・・★★★★ 湖畔に広がる素敵な街。人と違うスイス旅を望む人におすすめ
2014年12月 楠本悠子
スイスといえば夏、という固定概念をひっくり返したスイスの冬旅。シンと空気が張り詰めた美しい銀世界は冬だけの姿。そういえば旅の途中に出逢ったスイスに何度も通っているという日本人の奥様は、スイスは冬が1番好きと言っていた。

クリスマスマーケット ホットワインやさん
今回私が訪れたのは、ルツェルン→インターラーケン→モントルー→ツェルマット→チューリッヒ。その中でも雪山ユングフラウヨッホと、今回好きになった街、モントルーを紹介する。
今回2つ雪山に登ったが高いほうの山、ユングフラウヨッホを紹介しよう。ちょっと面白い名前、ユングフラウは乙女や若い娘、ヨッホは肩や鞍部と訳される。ユングフラウヨッホは3,400mほどの山で、インターラーケンからであればまずユングフラウヨッホの麓の駅、クライネ・シャイデック駅までおよそ1時間半。それから隣のホームの電車に乗り換え、いよいよおよそ50分かけて3,400mを登っていく。ユングフラウヨッホはヨーロッパ一標高の高いところにある駅で、トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれる。ユングフラウヨッホまでは2回ほど、展望台で停車し、そこからはアイガーを横からみることができる。

スイスの雪山

クライネ・シャイデック駅からアイガーと

展望台より氷河をみる(雪の下の薄い水色が氷河)
クライネ・シャイデック駅から、アイガーは充分見ることができる。1番の観光シーズンの夏には、この駅が観光客でごった返すそうだが、冬のいまは観光客もそこそこだった。
ものすごく薄着に見えるが、ここはマイナスの世界。ぜひともみなさんにはしっかりとした上着をお勧めしたい。また、ホテルの部屋もあまり暖房は効かない。部屋の中でも着られるような上着は準備したい。私はあろうことか布団を被らずにベッドで仮眠をとってしまい、風邪をひいて、辛い旅になってしまった。
電車に乗ると次第に頭が痛くなってきて、心臓がバクバク動いているのが分かるようになった。顔色も悪かったらしく、この時すでに風邪をひいていた私は軽い高山病にかかってしまったのだった。だが軽ければ心配することなどない。上にいるときはゆっくりと行動し、高度を下げればすぐに症状はなくなる。
ユングフラウヨッホでは気温がマイナスで、しかもその日は猛吹雪で景色がまったく見えない状態だった。ただ展望台ときけば立ってみたいのが人間の性!!私たちは果敢に展望台へと繰り出す。なかにはスキー用の分厚いジャケットズボンを着ている人がいる中、私はタイツにショートパンツという自然をバカにしたありえない格好をしていたのでこの有様。マイナスの世界で突風が吹くから3秒いられれば上等の世界。


寒い!!痛い!!息が出来ない!!!!!
ユングフラウヨッホにはレストランもあるが、少し料金は高めなので別の階のフードコートが人気なんだそう。また、ユングフラウヨッホには日本の郵便ポストがある。ここで絵葉書を投函すればユングフラウヨッホの消印が押してもらえる。おすすめだ。

そして今回気に入った街はモントルー。モントルーはインターラーケンからゴールデンパス・ラインという展望列車を利用し、およそ3時間半ほどで到着する。3時間半といえば長時間に感じるかもしれないが、そこは展望列車、ザ!スイス!な車窓を楽しんでいる間にあっという間にモントルーに到着する。1番の見所は、モントルー到着の30分前ほどからモントルーの背後にある山を下るときの車窓。モントルーとレマン湖を上から見ることができる最高の車窓だ。

ゴールデン・パスライン


モントルーとレマン湖を臨む
レマン湖にそって作られた小さな街が愛らしい。レマン湖の対岸はもうフランスだ。モントルーはこのレマン湖と背後の山に守られ、冬でも他の地域より暖かいという。それでも寒かったが、レマン湖畔で最も気候と景色がいいとされるモントルーは、昔から貴族にも人気のリゾート地。スイスで最初にホテル(民宿)ができたのも、モントルーといわれるほどだ。
モントルーは歩いて充分周ることができる街。湖に沿ってメインストリートがあり、メインストリートに沿ってお店が建ち並ぶ。

モントルーで1番の観光の目玉はシヨン城。街中からバスで10分かからないところにそれはある。湖の上に建ってるようにみえるシヨン城は厳かな雰囲気が漂う。日本語の解説CDもあるので充分に私たちでも楽しむことができるだろう。
正直なことをいうとあまり期待していなかったシヨン城だったが、厳かな雰囲気もありなかなか楽しかった。お土産やさんにはシヨン城で保管されている、シヨン城でしか売っていないワインも販売されているので必見。買うつもりは全くなかったのに買ってしまった。

シヨン城


ワイン保管庫
クリスマスの時期なので夜にはクリスマスマーケットが開かれる。全部で200くらいはお店があるかもしれない。ホットワインやソーセージ、ラクレットと呼ばれるスイスのチーズ料理、キャンドルやガラス工芸などのお店が立ち並ぶ。
スイスの物価は高い。日本の1.5倍〜2倍と考えていいだろう。マクドナルドのビッグマックセットが日本円にして¥1,800くらいとのこと。(2014年12月現在) ペットボトルのジュースや紅茶が1本400円ほどする。


ガラスやさん

ランプやさん
この旅を通じて、スイスの列車は本当に隅々まで走っていること、またそれが観光客にとても利用しやすいことを実感することができた。夏のスイスもいいが、日本人が少ない冬のスイスもおすすめだ。

色々なチーズ
<スタッフおすすめ度>
ユングフラウヨッホ・・★★★★ 山好きはぜひ!冬の防寒対策はきっちりと
モントルー・・★★★★ 湖畔に広がる素敵な街。人と違うスイス旅を望む人におすすめ
2014年12月 楠本悠子

- 幸せと旅の原点探しにブータンへ 交易路をゆき中世の旅人になろう 〜チョモラリ・トレッキング〜
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エリア:
- アジア>ブータン>ティンプー
- アジア>ブータン>パロ
- アジア>ブータン>ブータンその他の都市
- テーマ:ハイキング・登山 自然・植物
- 投稿日:2014/12/25 18:58

私にとって初めての海外旅行はネパールのトレッキングで、そこでは毎日がカルチャーショックの連続で深い感銘を受けた。それがきっかけで色んな国に行くことができる仕事がしたい、とファイブ・スター・クラブにて働くこととなったのだ。それ以来、たくさんの国に行くこととなっても本格的なトレッキングに行くことはなかったが、今回15年ぶりに本格的なトレッキングに、ブータンにて挑戦することとなった。15年も前なので体力の衰えも心配だったけれど、トレッキングに挑戦することで私の人生という旅の目的の原点、みたいなものに戻れれば、と心の中で考えていた。
ルートはブータンで一番人気のチョモラリ・トレック。チョモラリは「女神の山」と意味し、西部チベット国境にある高峰(7,314m)で、ブータンを代表する山だ。といっても今回この山に登るのではなく、氷河地形の中にあるジャンゴタン村のチョモラリベースキャンプ(4090m)を目指す。チョモラリ、ジチュダケなどブータンを代表する山々の展望が楽しめる10月の旅がお勧め。5,6月にはブータンの国の花、ブルーポピーを目的にする旅人も多いそう。峠がなく、徐々に高度を上げていくので高山病の恐れが少なく、体調が悪くなっても下山しやすいなど、初心者でも挑戦しやすく、景観も素晴らしい。今回はこのトレッキングについて紹介したい。
ブータンのトレッキングはネパールとは違い、途中に山小屋やカフェなどがない。よってすべてテント泊となり、必要な食糧やテントは全てスタート地点から持っていく。馬が運んでくれるので私たちはカメラや水筒などだけ持って歩くだけ。今回のトレッキングでは日本語ガイドさん、コックさん、アシスタントコックさん、馬の世話係さんの2名、馬8頭が我々の世話をしてくれた。昔の旅人と同じようにキャラバンを組んでの旅は何とも旅情を誘い、スタッフとも旅の仲間として自然に距離が近くなる。これがブータンでのトレッキングの魅力なのだ。
トレッキング1日目 (歩行時間約5時間、17キロ)
08:30 パロのホテル出発
08:50 ドゥゲゾン到着 (2400m) ドゥゲゾンを少し観光
09:30頃 ドゥゲゾンを出発
12:15 ランチ
13:00 出発
15:00 シャナ 到着 (2850m)
2012年にドゥゲゾンから今日の宿泊地のキャンプサイトのシャナまでの農道が開通した。帰りはシャナから車で帰るが、今回は敢えて高度順応のために往路は徒歩で向かう。他の高度順応の方法としては例えば、パロで午前にだいたい3000mにあるタクツァン僧院まで歩いて行き高地になれ、その午後にドゥゲゾンからシャナまで車で行く、という方法もある。シャナまでの道は舗装されていないが農道なので歩きやすく、急な登りもなく、トレッキング初めのウォーミングアップとしてもよい。川が流れ、途中村々を通るので農家も見かける。景色もよい。10月下旬はちょうど稲刈りの時期で、鎌を使って手作業で稲刈りをしている場面、稲刈りの途中でお昼ご飯をみんなで食べている光景も見ることができた。

川と田園風景が美しい

遠くに山々がみえる

ちょうど稲刈りの時期
お昼時になり待ちに待ったランチ!ランチは私たちが出発した後、コックさんが作ったお弁当をアシスタントコックさんが追いかけてきて持ってきてくれる。おかずが3品とご飯、果物と暖かい紅茶を用意してくれた。好きな食材、もしくは嫌いな食材があれば前もって伝えておこう。コックさんの腕は確かでこのトレッキング中、食事が楽しみでいつも満腹に食べていた。自然の中で食べる、たくさんの人の手がかかった豪華な昼食はどんなミシュランのレストランで食べるよりも贅沢に違いない。
<217 ガイドさんが昼食を用意してくれる>
15:00頃にこの日のキャンプサイト、シャナに到着。到着するとまず、クッキーとミルクティーやコーヒー、ココアなどの温かい飲み物を用意してくれる。ここ、シャナに我々のテントを設営するのだが、我々が寝るテント、我々が食事するダイニングテント、コックさんが料理を作るキッチンテント、トイレのテントを私たちだけのため、今晩だけのために設営するのだから有難いやら申し訳ないやらの気持ちで、スタッフの設営するのを見守る。日が暮れる前に顔と足を洗うためのお湯を用意してくれる。お風呂には入れないけど、暖かいお湯に足をつけるだけでかなりリフレッシュできる。日が暮れて待ちに待った晩御飯。スープから始まり、おかず3品とご飯、デザートと用意してくれる。山の中でこれだけ至れり尽くせりで、これ以上ないような贅沢だ。ブータンの街中で食べるホテルやレストランの食事よりも数段おいしい!空に輝く星はパロで見るよりもすばらしい。心地よい疲れの中、ぐっすり眠ることができた。

キッチンテントを設営するコックさん

左からキッチンテント、ダイニングテント、我々のテント

お馬さんもご苦労様 袋に餌をいれると他の馬とも喧嘩しない

大自然の中での美味しい食事
2日目 (歩行時間約7時間、21キロ)
07:15 シャナ出発
12:00 ランチ
12:45 出発
15:00 タンタンカ (3630m)
翌朝、ガイドさんがベッドティーを用意して起こしに来てくれ、顔を洗うための暖かいお湯も用意してくれる。朝食もパンや卵料理、ソーセージ、コーンフレーク、おかゆなど毎日違うメニューだ。
2日目は行程の中で一番たくさん歩く日。といっても、普段日本でハイキングに行く人にとってはさほどハードではないと思う。針葉樹の森の中をひたすら登る。この日の行程の風景は日本の山登りと少し似ている。タンタンカはキッチンとダイニングの小屋があり、早く到着したグループのみ使える。水洗便所もある。標高は3600mを超えるため、朝夕はとても冷える。この晩はなんと湯たんぽを用意してくれた。湯たんぽとスタッフの気遣いの温かさを感じながら眠りについた。

荷物を運ぶ馬とすれ違う 山道では馬やヤクが優先して通る

川を何回も渡る

タンタンカに到着

タンタンカのキャンプサイト

我々のテントを用意してくれる
3日目 (歩行時間約5時間 19キロ)
07:15 タンタンカ発
12:00 ジャンゴタン(チョモラリ・ベースキャンプ 4090m)到着 ランチ
下記はオプションで、余力のある方のみ。通常は翌日に行くことが多い。
氷河湖のツォプ湖へ (歩行時間約3時間半)
13:00 ジャンゴタン発
15:00 ツォプ湖到着
16:30 ジャンゴタン到着
起床すると晴天で、昨夕には見れなかったチョモラリが見えた。

輝くチョモラリ
朝はまだ霜が降りている。3700mあたりでヤクが姿をみせはじめる。

3700mあたりでヤクが登場
この日のジャンゴタン(チョモラリ・ベースキャンプ)までの道のりは景観が素晴らしい。5時間ほどの道のりだが、写真を撮るのが好きな人はきっと何度も足をとめてしまうので、もう少し時間がかかるかもしれない。途中で小学校を通る。授業の様子を見せてもらうため授業中にちょっとお邪魔させてもらった。授業中なので覗くだけにするつもりが、先生が授業を中断して、子供たちとの交流の時間を作ってくれて恐縮してしまった。ブータンの小学生は英語が上手。旅行中に何度か話すことになるのだが、挨拶の順番は必ず 1.Hello, madam. 2How old are you? 3
.What’s your name? という順番で、いきなり年を聞かれるので、出だしから、うっ・・・と答えに詰まる。別に気にしてないんだけどね。ブータンの学校ではこの順番で習うのかな?

素晴らしい景観に何度も足をとめてしまう

美しい山々

景色に見とれて疲れは感じない

英語が話せる子供たち

授業中なのに快く写真撮影に応じる子供たち

ジャンゴタンに到着 ガイドさんと
通常だとこの日はジャンゴタン到着後、のんびり過ごすのだが、よくばりな私はジャンゴタンで昼食を食べた後、4330mの氷河湖ツォプ湖まで足を延ばすことにした。5,6月はブータンの国の花、ブルーポピーが咲き乱れるそうで、これを目的に旅する人も多いという。最初の30分は急登があり、さすがに4000mを超えての上りはきつい。ゆっくりゆっくり、休みながら登る。途中、高地でしか会えないブルーシープに遭遇!見事に周りの風景の色と同化していて、写真だとよけい見えにくい。湖近くにて一気に天気が崩れ、雹がふってきた。そんな中、ようやくツォプ湖に到着。ツォプ湖へはジャンゴタンから往復3時間ほどの行程で、多くの人は翌日の終日フリータイムのときに行くようだ。

かなりの急登

ブルーポピーじゃないけどきれいな高地の花

野生のブルーシープ

雹が降ってきた

ツォプ湖にて
4日目
08:45 ジャンゴタン出発
11:45 チョモラリとジチュダケが見えるピークに到着
14:00 ジャンゴタン到着
朝起きると昨夕は見えなかったチョモラリが光り輝いていた!周りはまだ薄暗くても陽が一番先にチョモラリに当たるものだから白銀に輝いている。トレッキングの出発地のドゥゲゾンからはチョモラリの頂上がちょこっと見えただけだが、ここからはとても近く真正面に見える。この瞬間、3日間かけて少しずつ登ってきた達成感をさらに強く感じた。この日は天気もよいので、テントの外にダイニングテーブルを置いてチョモラリを見ながらの朝食タイム!!この瞬間で、世界中で一番素晴らしい景色の中で一番美味しい朝食を食べているのは我々に違いない。

白銀に輝くチョモラリ

チョモラリを見ながらの朝食は最高!!
この日はジャンゴタンから日帰りでチョモラリとジチュダケの両方を臨めるピーク(4800m)に向かう。空気が薄くて少し登っただけでも息がきれる。少し進んでは休憩、少し進んでは休憩の繰り返し。だがその度に見下ろすジャンゴタンのキャンプサイトはどんどん遠く、小さくなっていく。2時間ほど登り続けてようやく到着。ここからジチュダケとチョモラリ、周りの山々を臨む。ついにここまで来たのだなぁと感動で胸が熱くなる。ガイドさんもここまで来たのは初めてだそうで、みんなはしゃいでしばし写真の大撮影会が続く。ブータン人勢は少しポーズをつけて山をバックにアルピニスト風に。我々日本人勢はあくまで自然な風を写真におさめてもらう。ブータン人と日本人はたくさんの共通点があって、性格の面だと恥ずかしがり屋、はにかみ屋、礼儀正しいところ、まじめなところ、感情を顔にあまり出さないところなどとても似ているなぁ、と思ったけれど、写真を撮るときのポージングはちょっと違うかな、なんて思ってみたり。

ジチュダケが見えてきた

少しずつ少しずつ登って行く

ジチュダケと氷河湖

ジチュダケをバックにみんなでハイポーズ

あんなに遠かったチョモラリもこんなに近くに

キャンプサイトも遥か下に

ジャンゴタンを見下ろす
5日目
08:00 ジャンゴタン出発
12:00 タンタンカ到着 ランチ
13:00 タンタンカ出発
15:00 テント設営地に到着
朝、テントをでると辺り一面、雪景色に!寝ている間に深々と雪がふり、風景をすっかりかえてしまった。雪が降るのが昨日でなくてよかった。同じ道を今日から折り返して帰って行くのだが、山々は雪化粧をして我々に違う美しさをみせてくれたのだった。どの山でも同じだけど登りは大変でも下山はあっという間。どんどん下山していくうちに積もっていた雪は姿を消したが、地面はぬかるんでいて滑りやすいので慎重に下りていく。今日のテント設営地はキャンプサイトではなく、川の近くの少し開けた場所。今日はトレッキングの最終泊の夜なので、今までお世話になったガイドさん、コックさん、馬の世話係の人達とお酒を飲むことになった。といっても、ブータンの人はお酒を特別な日やお正月しか飲まない人も多く、南地方出身の人は比較的飲むそうだ。だから、私たちとスタッフ二人だけがブータン産ワインを飲んだ。ここで、コックさんのコックさんになるための勉強の話や馬の世話係のスタッフに馬について質問したり、ブータンの歌を歌ってもらったり、それに合わせて一緒に踊ったり、と思い出に残る楽しい時間を過ごさせてもらった。
ブータンではたくさんの民族がいて言語がたくさんあり、公用語がゾンカ語、英語なのだが、ネパール語も話せる人が多く、私が15年前に覚えたネパール語もちゃんと通じたし、ネパールの歌を歌ったり、踊ったりで、ネパール語もコミュニケーションの一部となった。
ネパールでトレッキングしたときも素晴らしい景色にびっくりしたけど、やっぱり一番心が動くのは私の知らなかった場所、文化の中で全く違う価値観をもって暮らしている人と話をして少しだけでも時間と考えを共有することだ。そのことで自分自身と自分の周りの環境を違った視点で見直すことができる。旅の意味や大切さの一つってこういうことだろう。色んな人と新しい自分とで出会うために旅をみなするのだろう。やっぱり。

一晩ですっかり雪景色

往路とはすっかり違う景色になった

木材を運ぶヤクたち

晩御飯の用意をするスタッフのみなさん

最後の晩はみんなで乾杯

みんなで歌って踊ろう

思い出に残る夜をありがとう
6日目
09:00 出発
12:00 ランチ
13:00 出発
14:00 シャナ到着
15:00 シャナを車で出発
16:20 ドゥゲゾン到着
16:40 パロ到着
18:00頃 ティンプー到着
今日はトレッキング最終日。1泊目に宿泊したシャナまで行き、帰りはそこから車で移動する。シャナに到着し、コックさんたちは別の車で、馬の世話係さんは歩いてパロ近郊の自宅まで、我々は車でティンプーへとここで今まで一緒に旅して来た仲間は別れを告げなければならない。せっかく仲良くなったみなさんともう会えないかも、と思うと悲しい。が、馬の世話係の一人が「また一緒にトレッキングに出かけてまた一緒に踊ろうよ」と言ってくれた。そうだね、またこのメンバーでまたトレッキングに出かけたい。叶うかわからないけど、そう答えた。生きていたらまたきっと会えるに違いない・・・・。と思っていたらなんと実際、この日の翌日、ティンプーの街中を観光していたらコックさんとばったり出会ったのだ。素敵な偶然に驚き、再会を喜んだのだった。

最後にお世話になったみなさんと記念撮影
ブータンの幸せ指数の話はあまりにも有名。「自殺する人が少ない=幸せな人が多い」と必ずしも言えないだろうけど、ブータンの昨年の1年間の自殺した人は二人。日本の年間の平均のそれは3万人。人口に差があるにしても、ここまで聞けばやっぱりブータン人は幸せな人が多いのかな?と思う。 ガイドさんに「ブータン人はやっぱりみんな、幸せなんですか?」と聞いたところ「うーん、人によります。」 との答え。そりゃ、そうだよね。「幸せ」自体が人によって違うだろうし、感じ方も違うだろうし。「幸せ」が何かなんてそう簡単に答えはでないけれど、はっきり言えることはブータンを旅して、この国と人々は私を幸せにしてくれた、ということ。楽しかったよ、ブータン。幸せをありがとう、ブータン。
キャラバン隊を組み、中世の旅人になれるブータンのトレッキングであなたも幸せになってください。
最後にトレッキングに必要なものを下記に挙げてみた。
トレッキングの必須アイテム
予備の電池バッテリー(トレッキング中は充電できない)、ヘッドライトとその電池、手袋、帽子(日除けのものとニット帽)、タオル、サングラス、日焼け止め、リップクリーム、常備薬、のど飴、靴下(普通のものと暖かいもの)、ヒートテック的な下着(かなり暖かいもの)、登山靴、登山靴以外の靴(テントに到着した後に役に立つ)、行動食(多めに持って行ってガイドさんたちにあげても)、ゴアテックスの類の完全防水の上下、ウェットティッシュ、水筒、腕時計、デイパック、ボールペン、トイレットペーパー、ポケットティッシュ、寝袋(氷点下でも寝れるもの)
あったら便利なもの
ホッカイロ、ランタンの代わりになるもの(夜のテント内で使う。ヘッドライトにかぶせてランタンにできるような便利アイテムもある)、スーパーの袋(ゴミ袋にしたり、洗濯物をいれたり)、体をふくサラサラパウダーシート、乳液、ハンドクリーム、ウェットティッシュ、ダイアモックスなどの高山病の薬(心配な人のみ、事前に副作用について問題ないか要確認)、水に溶かす粉末状のお茶、登山用のスティック、湿布薬、足の疲れをとる湿布、アミノ酸等のサプリ、簡単な日本食、高度計、レジャーシート(ランチのときに)
ブータンのお勧め
チョモラリトレック ★★★★★
・・・山好きなら是非参加して欲しい!ガイドさんとスタッフが至れり尽くせりのお世話をします!山の中で最高の贅沢を。
タクツァン僧院 ★★★★
・・・・時間がない人も絶対いってほしいが、割とハードで標高も高く息がきれやすい。ハイキングシューズで参加したい。
ティンプーのモモ屋さん ★★★
・・・・時計塔の近くにあるガイドさんお勧めのモモ屋さん。むちゃくちゃうまい!!お昼時も地元の人でこんでいて、地元の人と相席も楽しい経験!
2014年10月 辻理恵子

- お昼寝したくなる癒しの大自然ニュージーランド
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エリア:
- オセアニア>ニュージーランド>マウントクック
- オセアニア>ニュージーランド>ミルフォードサウンド
- オセアニア>ニュージーランド>テカポ
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/12/25 12:25


大自然の国ニュージーランドへは日本から飛行機で約11時間、機内での非常用設備の案内映像には映画「ホビット」が用いられています。
流石にこんな映画にでてくるような大自然のほとんどはCGじゃないのかなぁと内心ちょっとだけ疑いながら、いざニュージーランドへ!
今回、旅した南島を順に紹介していきます。
☆クイーンズタウン
ワカティプ湖の湖畔に広がる、こぢんまりとした町。晴れた朝のワカティプ湖がすごく綺麗で、その向こうに緑の森、アルプスの山々、青い空が広がります。
こんなCMみたいな景色です。


ホテルの牛乳、酪農が盛んなだけあって美味しい
様々なお店が集まる町の中心部には、レストランやカフェがたくさん。特大ハンバーガーで有名なファーグバーガーはお店の外まで行列ができるほどの人気店。このハンバーガーのバンズを焼いているのがお隣のベーカリー。ごはん系のパンから菓子パン、ちょっとしたケーキまであり、なおかつ美味しいので、すごくお腹がすいているときはハンバーガー、ちょっと食べたいときはお隣のパン屋さんがおすすめです。

また、クイーンズタウンはアクティビティの拠点となる町。たくさんのアクティビティがある中で、まさかのバンジージャンプに挑戦です。
ちなみに私は高所恐怖症ではないけれど、絶叫系が得意な訳でもなく、ビッグサンダーマウンテンは大丈夫だけど、富士急はだめな程度です。
本当に万が一のことを考え、流石に遺書は書かなかったものの、日本ではある程度の身辺整理をしてきました。しかもバンジージャンプは加入していた海外旅行保険が適用されるようだったので少し安心です。
バンジージャンプの起源はバヌアツ共和国の成人の儀式、世界で初めてバンジージャンプが営業として行われたのが、クイーンズタウンのカワラウ・ブリッジです。
さて、そのカワラウ・ブリッジにやってきました。高さ43mの橋から川に向かって飛び降りるのですが、夏には飛び降りてそのまま川に浸かるようにロープを調整してもらう事も可能だそうです。
遠くから見てもよくわからなかったけど、意外と川が浅くなさそうなので、万が一落ちても川底にぶつかることは無さそうでかなり安心!
ただ、橋から下を覗くと、ちょっと無理かも・・とやっぱり思ってしまいます。
係員のお兄さんが器具を付けながら、話しかけてくれるけど、内容なんてほとんど頭に入ってこなくて、適当な答えとぎこちない笑顔で答えるのが精いっぱい。覚えている限りでは、足をタオルでぐるぐる巻きにした上に、器具をまいて、ロープにつなぎ、さらに足首全体をカバーされて、ちょっと痛いくらいで、これなら取れそうにはないかなとちょっとだけ安心。

いざ飛び降りる位置に立ってカウントダウンされると、無意識に下を見てしまい、無理無理無理・・・と後ずさってしまいました。
横の方で集まっている観衆が飛びそうで飛ばないのを見て盛り上がっている様子。
前の山の方を見てと言われ、すぐに「5・4・3・2・1・・・」
あ、もう戻れない、と思ったら、空と山と川の色がぐちゃぐちゃに混ざって見えて、
「キャーーーーー」
・・・
何回かヒモがびよーんってして、それが止まってボートに回収されながらも、意味もなくずっと叫び続けていました。

果たしてこれを爽快感と呼ぶのか、頭の中で強風が吹き荒れているような、吹き飛ばされたみたいな感覚で、最終的にはなぜか飛べっちゃったなー、よかったーと思えました。
☆ミルフォードサウンド
クイーンズタウンからバスに乗って、羊やヤギを横目に、ティアナウの町まで約2時間半。ここで昼食をとり、さらに2時間半、フィヨルドランド国立公園へ入っていくと、ミルフォードサウンドに到着です。

サウンドとは入江という意味で、切り立ったフィヨルドの山々が入江に浮かんでいるような壮大な景色が広がっています。
ここには日帰りで来る人が多いのですが、クイーンズタウンから5時間以上かかるので、かなり慌ただしくなってしまいます。しかし今回はオーバーナイトクルーズ!日帰り観光の団体様と一緒になることもなく、ミルフォードサウンドの船上で1泊し、朝夕の静かな景色も満喫できて、しかも道中の国立公園もゆったり楽しめます。
船に乗り込むと船長さんの挨拶と諸々の説明があり、そのまま出港!大迫力の山々に囲まれ、虹のかかる滝に近づいてみたり、カヤックやボートで入江に漕ぎ出すこともできます。



運良くイルカを発見したので、ボートで他の乗船客と一緒になって、あっちこっちとイルカを追いかけ、間近でイルカのジャンプが見られて大興奮!

あっという間に時間が過ぎて、夕食でみんなでおしゃべりした後は、ホットココアを片手に、ミルフォードサウンドの歴史をスライドショーで学びます。

静まり返ったハリソンコーブに碇を降ろして1泊。月を眺めたり、翌朝は朝日に照らされるフィヨルドの景色を見ながら朝食を食べたり、オーバーナイトクルーズでしか見ることのできない景色を堪能できました。日帰りで足早に観光して帰るなんて、本当にもったいないです。タスマン海の方にでてから、港に戻る途中にペンギンやアシカもみることができて、大満足のクルーズでした。
☆ルートバーントラック
本来2泊3日のルートですが、途中までで日帰りでトレッキングしてきました。
クイーンズタウンから車で約1時間の地点からスタート。

まっすぐ伸びた赤ブナの林を抜けると、ジュラシックパークの世界のようなシダの群生に囲まれ、吊り橋を渡ると銀ブナの林へとどんどん風景が変わっていきます。屋久島に似たコケに覆われた景色から、ルートバーンの川の音が聞こえてくるのですが、澄み切った青色の川は透明度が高く、そのまま飲めるほど水がきれいなのです。

ルートバーン・フラットに出ると、突然景色が開けて、広大な平地の先に山がそびえ立っています。

山小屋についたら絶景を眺めながらランチタイム。

そのままお昼寝したいのをこらえて、来た道を帰ります。鳥のさえずりを聞きながら歩く道は、落ち葉とコケでふかふかだったので、思っていたほどは疲れませんでした。ちょっと長めのお散歩という感じで、大自然にエネルギーをもらえる場所でした。案内してくれたガイドさんが休日はここにお昼寝しにくると聞いて、本当にうらやましいと思いました。
☆マウントクック
サザンアルプスの迫力に圧倒されるマウントクック周辺には、いくつか湖があり、人工湖のプカキ湖はターコイズブルー、氷河湖のタスマン湖は灰色をしています。

タスマン氷河湖には氷河が浮いていて、ボートに乗って氷河に近づき、実際に触ることができます。



氷河の青色の部分は長い年月のあいだに圧縮され、密度が高くなった部分だそうです。
マウントクックにはハイキングコースがいくつも整備されていて、フッカーヴァレーの反日コースを歩きましたが、楽しめるハイキングなのでハードではなく、気軽に参加できます。
マウントクックリリーをはじめ、たくさんのお花が咲いていて、怒った顔のようなマウントクックも拝むことができて、手軽な割に充実度の高いツアーでした。


☆テカポ湖
絵本の世界のようなテカポの町。氷河の水が溶け込んだ濃い青のテカポ湖には、サザンアルプスがうつり、湖畔にはルピナスの花が咲いていて、近くに小さな教会がちょこんと建っています。


こんな景色を眺めながら、湖畔のベンチに座っていると、ポカポカと暖かくて、うとうとしてしまいます。肌にじんわりと感じる太陽の光を感じて、紫外線が気にしながら、それでもついのんびりと過ごしてしまいます。

有名な湖畔レストランのサーモン丼をおいしく頂いたら、夜は星空ツアーに出かけます。テカポの町はニュージーランドで最も綺麗な星空がみられると言われていて、世界最南端のマウントジョン天文台が建っています。厚着した上に、ダウンジャケットを借りて準備万端。風もなく暖かい夜だったようで、帽子も手袋もなしでも大丈夫でした。天文台に向かう車の窓から、既に輝く星がのぞいています。天文台付近からは車のヘッドライトさえ消して、星の光の妨げにならないようにします。周囲の町でも星の光を遮らないようにと、照明を上向きに付けてはいけないという決まりがあるそうです。

なんと前日が満月だったので、98%のほぼまんまるの月がかなりまぶしかったです。それでも、南十字星はもちろん、南半球でしかみられないような天体をいくつもみられて、大型望遠鏡からも天体をみせてもらうことができます。何度か流れ星をみつけたのに、願い事を言えなかったのが悔しいですが、とてもキレイな星空でした。
ただ、月がこんなにまぶしくなければ、もっとすごい星空だったのかなと想像しています。
☆クライストチャーチ
中心部はまだまだ復興の途中でところどころ通行止め、ほとんどの建物はフェンスに覆われています。中心部から離れれば営業しているお店もあり、車も普通に走っています。
観光というよりは、街の崩壊具合をみてまわるようでした。
唯一観光らしいのがこちらの紙の教会。


そんな今回の旅、何よりもほとんど晴れて、天候に恵まれ、ニュージーランドの自然を全身で体感できた気がします。雨が降っていたら、バンジーはもっと怖いし、トレッキングは過酷になりそうだし、星は見えないし・・・ということになっていたかもしれません。本当に晴れてよかった!
CGみたいな景色が目の前に広がっていて、大自然の中でゆっくりすれば、癒されること間違いないので、日本の人ごみの中で疲れている人には是非、行って欲しい国です。
オススメ度
クイーンズタウン ★★★★★・・・ワカティプ湖が綺麗で拠点として欠かせない町
ミルフォードサウンド ★★★★★・・・船上で1泊がおすすめの絶景
マウントクック ★★★★★・・・氷河湖で氷河にさわれて楽しい!
テカポ湖 ★★★★・・・満月じゃなければ満天の星空
(2014年11月 増田 里沙)

- キングスキャニオンで愛を叫ぶ!
-
エリア:
- オセアニア>オーストラリア>キングスキャニオン
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 鑑賞・観戦
- 投稿日:2011/10/11 08:03
早朝よりキングスキャニオンのリムウォークへ。
リゾートより30分少々にて登山口に到着!

リムウォーク6キロ 3.5時間
クリークウォーク1キロ 1時間
選択可能です。違いは登るか登らないかとなります。
体はクリークウォークへ向いていたが、我に帰りリムウォークへ!

よーいどん!

最初で最後の難関の急勾配な石段!朝7時からやることではないですね(汗)それなりに体力には自身のある私も息が切れます。段差ももも上げ級です。
一気に行く方、ゆっくりペースを守る方性格がでます。
ガイドさんのアドバイスもマチマチなので自分のペースを守りましょう。(今回のガイドさんは一気に行く女性でした。)
登り切ってしまうと足場は悪いですが比較的平坦の散策路!?となります。

<こんな感じ>

キターーーー(汗)
これぞガイドブックで見た光景!!!
高所恐怖症の方はご注意下さい。私はそうでなくても足がすくみました。
カメラもブラインドを覗くと吸い込まれそうな感覚に陥るおでので、画面を見ながらの撮影に切り替えました。。。

撮影箇所(立ち入り禁止)
どうやって撮影許可をとったのは不明だそうです。
うーん間違いなく怖くて行けない。。。
通常のツアーでは危険なので案内をしないそうだが、少人数で時間に余裕がある場合は脇道にそれた展望台に案内をしてくれるそうです。その展望台とは映画「世界の中心で愛を叫ぶ」にて主人公が遺灰をまいた撮影箇所なのです。
ガイドさん曰く、皆さんは撮影場所をエアーズロックと良く間違えているとのことです。
確かに道中は少し危険でした!
自己責任となるので、出発前にガイドさんへ確認しましょう。
(愛を叫ぶのも自己責任です。)
私はせっかくなんでちゃんと叫びましたーーー(恥ずかしいので心の中で)
そこから、岩の隙間にできた滝壺とか、断崖絶壁の数々やここにしかない植物などはみながら散策します。



アクティブなガイドさんの元、私たち三名は2.5時間というハイペースにて散策しました。
その後に熱心なガイドさんにもう一つのクリークウォークも散策させられる羽目になるとはつゆ知らず。。。

<元気一杯の女性ガイドさん>
どうせなら精神の日本人には良いかもしれませんね。
少人数の場合はガイドさんにリクエストをしてみましょう。
終了後は、取材班はにっこり笑顔で(膝がっ)キャニオンを後にしました。
リゾートより30分少々にて登山口に到着!

リムウォーク6キロ 3.5時間
クリークウォーク1キロ 1時間
選択可能です。違いは登るか登らないかとなります。
体はクリークウォークへ向いていたが、我に帰りリムウォークへ!

よーいどん!

最初で最後の難関の急勾配な石段!朝7時からやることではないですね(汗)それなりに体力には自身のある私も息が切れます。段差ももも上げ級です。
一気に行く方、ゆっくりペースを守る方性格がでます。
ガイドさんのアドバイスもマチマチなので自分のペースを守りましょう。(今回のガイドさんは一気に行く女性でした。)
登り切ってしまうと足場は悪いですが比較的平坦の散策路!?となります。

<こんな感じ>

キターーーー(汗)
これぞガイドブックで見た光景!!!
高所恐怖症の方はご注意下さい。私はそうでなくても足がすくみました。
カメラもブラインドを覗くと吸い込まれそうな感覚に陥るおでので、画面を見ながらの撮影に切り替えました。。。

撮影箇所(立ち入り禁止)
どうやって撮影許可をとったのは不明だそうです。
うーん間違いなく怖くて行けない。。。
通常のツアーでは危険なので案内をしないそうだが、少人数で時間に余裕がある場合は脇道にそれた展望台に案内をしてくれるそうです。その展望台とは映画「世界の中心で愛を叫ぶ」にて主人公が遺灰をまいた撮影箇所なのです。
ガイドさん曰く、皆さんは撮影場所をエアーズロックと良く間違えているとのことです。
確かに道中は少し危険でした!
自己責任となるので、出発前にガイドさんへ確認しましょう。
(愛を叫ぶのも自己責任です。)
私はせっかくなんでちゃんと叫びましたーーー(恥ずかしいので心の中で)
そこから、岩の隙間にできた滝壺とか、断崖絶壁の数々やここにしかない植物などはみながら散策します。



アクティブなガイドさんの元、私たち三名は2.5時間というハイペースにて散策しました。
その後に熱心なガイドさんにもう一つのクリークウォークも散策させられる羽目になるとはつゆ知らず。。。

<元気一杯の女性ガイドさん>
どうせなら精神の日本人には良いかもしれませんね。
少人数の場合はガイドさんにリクエストをしてみましょう。
終了後は、取材班はにっこり笑顔で(膝がっ)キャニオンを後にしました。

- こっちもデカイ!カタトゥジャ散策
-
エリア:
- オセアニア>オーストラリア>エアーズロック
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 世界遺産
- 投稿日:2011/10/09 22:20
ウルルと並ぶ人気スポットのカタトゥジャ

<アボリジニ名は「たくさんの頭」の意味です>。
その中の1つのマウントオルガは高さ546mもあり、東京タワーより高いのは驚きです。

いくつかある散策路の中で最もポピュラーなオルガ渓谷をチャレンジしてきました。

両サイドの巨岩に挟まれた渓谷内を歩きます。
一本道なので、比較的軽やかに歩けます。

こちらが終点の展望台!
皆さん思い思いの時間を過ごしております。
散策を終えたら、撮影スポットにも案内してくれますよ!

<きれいに撮れました>
ウルルのほうが有名ですが、岩の大きさはこちらのほうがデカイです!
是非こちらにも立ち寄りましょう。

<アボリジニ名は「たくさんの頭」の意味です>。
その中の1つのマウントオルガは高さ546mもあり、東京タワーより高いのは驚きです。

いくつかある散策路の中で最もポピュラーなオルガ渓谷をチャレンジしてきました。

両サイドの巨岩に挟まれた渓谷内を歩きます。
一本道なので、比較的軽やかに歩けます。

こちらが終点の展望台!
皆さん思い思いの時間を過ごしております。
散策を終えたら、撮影スポットにも案内してくれますよ!

<きれいに撮れました>
ウルルのほうが有名ですが、岩の大きさはこちらのほうがデカイです!
是非こちらにも立ち寄りましょう。
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