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- ハネムーンの聖地カンクン×エンターテイメントの聖地ニューヨーク
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エリア:
- 中南米>メキシコ>カンクン
- 北米>アメリカ東部>ニューヨーク
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/01/12 15:36

カンクンの海

カンクン ビーチ
エメラルドグリーンに輝く海、どこまでも高い空。ここは天国かと言わんばかりの場所、メキシコのカンクン。まず結論から言うとハネムーンはここに行きたいです。
とにかく海がきれいで、ここまでクリアな海は見たことがありませんでした。


ただ今回はカンクンはただのリゾートではないと実感しました。
まずはメキシコと言えばマヤ文明。古典期後半に栄えたマヤ北部最大の都市遺跡チチェン・イツァー。世界遺産、新世界七大不思議にも登録され、マヤ文明の遺跡でも最も見応えのあるものの1つです。

エスカルティージョ

エスカルティージョ

千本柱の間
また今回は1泊2日を利用してチチェン・イツァーに行きましたが、それは光と音のショーを見るため。最新技術のプロジェクションマッピングと迫力ある音響システムが創り出す幻想的な光と音のショーが30分程度行われます。


光と音のショー
※人数限定なので必ず見られるとは限りません。ただ意外に空いていました。
夜はホテル横の入り口は閉鎖しており、自分でタクシーを利用してチチェン・イツァー、メインの入り口へ。
帰りも利用するので待たせて置くのは忘れないようにしないとだめです。
マヤ文明と同じくらいユカタン半島ではメジャーなのがセノーテ。
「聖なる泉」を意味するセノーテは水面がエメラルドグリーンに輝いており、潜ればその透明度の高さに驚愕です。


ユカタン半島には大小合わせると何千ものセノーテがあり、すべて繋がっています。
水の質は海とは違い地下水なので海水のようにべたべたすることもありません。今回行ったのは入り口まで近く利用しやすいのがグランセノーテ。


遺跡と言えばチチェン・イツァーですがトゥルム遺跡にも行ってきました。
マヤ文明末期、スペイン人の占領によってマヤ文明に終わりを告げた終焉地とされているトゥルム遺跡。トゥルムとは城壁を指し、降臨する神の神殿、カスティージョ を中心に約10基の遺跡が海に面してズラリと建てられています。


保存状態はとてもよく、当時のフレスコ画レリーフははっきりとその跡を残していて分かりやすかったです。

遺跡脇にはビーチも

トゥルム遺跡のビーチ
そして最後にイスラムヘーレスです。ここはカンクンからフェリーで30分程。

オールインクルーシブのプランで行けば、現地での飲み食いやアトラクションもやり放題。
海はカンクンから見るよりも更に綺麗でした。ダイビングはもちろんイルカと一緒に遊べるプログラムやシューノーケル、カヤック、サイクリング、ジップライン等アクティビティはとても充実しています。




ここを別の名前で呼ぶとするなら、天国です。
カンクンはリゾートとして海とホテルだけではなく周辺の観光スポットがとても充実していました。自分のハネムーンはここにしたいと思いながら次の地へ。

タコス&コロナ

陽気な街中の食堂
リゾートを満喫したらエンターテイメントの聖地ニューヨークへ

ブロードウェイ




ニューヨークに来て夜景を見るなら名所エンパイアステートビルでしたが今回はロックフェラーセンター最上階、地上260mのトップオブザロックにてマンハッタンの夜景を臨みました。

マンハッタンの夜景
エンパイアステートビルが含まれた夜景はここから見るべし。
今マンハッタンで最もホットなのが、チェルシーマーケットとハイライン。
もともとビスケット・メーカーの工場だった建物が大規模なリノベーションを経て、生まれ変わった完全室内型マーケット"チェルシーマーケット"です。中にはマーケット型フードコートや30店ものおみやげ屋がたくさんあります。

チェルシーマーケット

おすすめは鮮度抜群のロブスターを1匹丸ごと食べられロブスタープレイス。

ロブスタープレイス

そしてチェルシーマーケット脇にある階段を上ると、地上9メートルの高さを南北に延びるNY最新スポット、ハイラインパーク。長い間放置された高架貨物線が取り壊される前に公園として再利用したもので、ウッドデッキや植物、彫刻、噴水などが配置されています。




ハイライン
エンターテイメントと言えばニューヨーク。
公開されているショーはどれも人気があります。その中でも20年以上のロングランは【オペラ座の怪人】、【シカゴ】、【ライオンキング】だそうです。
またブロードウェイの少し規模が縮小したオフブロードウェイがおすすめです。
規模を縮小したと言っても日本でも有名なブルーマンショーなどの公演もこれに属します。運が良ければ当日券を格安で売っているTKTSで手にはいるかも。

TKTS
無事、見たかったSTOMPのチケットを購入できました。
無声の劇で、物が発する音だけで構成されています。このクオリティーを日本で見たら、
結構な額になると思います。

STOMP
また日本進出で話題沸騰中のニューヨーク発のハンバーガーショップ、SHAKE SHACKは現地でも人気でした。ただ日本のように何時間も並ぶってことはありませんのでご安心を。

SHAKE SHACK
マンハッタンを離れブルックリンへ。ブルックリンまではメトロで20〜30分程。
近年、マンハッタンでの地価の高騰により、トレンドの発信地は橋を渡った対岸ブルックリンに移っているようです。ここは本当に探索し甲斐のあるところでした。特に橋のたもとを中心に発展していて、人気をけん引するのは北側に位置するブルックリン橋近辺のダンボ地区と、ベッドフォードアベニューを中心としたウィリアムズバーグ地区。工業地帯跡の居ぬき物件を利用したお店は古いけれどそれを活かしてお店作りをしていました。



現在マンハッタンで起きているコーヒーやチョコレートのサードウェーブはブルックリンが火付役となっているみたいです。

ブルックリンロースティングカンパニー

ブルーボトルコーヒー
ニューヨークの面積は広くないけれども、見所が多すぎで、全部見るなら3泊どころでは周りきれません。発掘し甲斐のある都市であると共に、どの店が良い店なのか情報がないともったいないと感じました。

★おすすめ度★
・チチェン・イツァー【★★★★★】
マヤの秘密を解き明かせ!!!
・セノーテ【★★★★★】
冒険心をくすぐる。得も言えぬ昂揚感。
・トゥルム遺跡【★★★★】
遺跡好きにはたまらない。
・イスラムへーレス【★★★★★】
TVでも話題!天国を見ることができます。
・トップオブザロック【★★★★★】
エンパイアステートの夜景と比べてみては!?
・チェルシーマーケット&ハイライン【★★★★★】
マーケットで買ったものをハイラインで食べる。定番です。
・ブロードウェイ【★★★★★】
さすが、本場。オフブロードウェイはお手軽です。
・ブルックリン【★★★★★】
新しい古さ。すべてが新鮮で洗練されてます。
(2016年10月 小澤駿)

- ハイジの世界だけじゃないスイス! 〜トラベルパスをフル活用してディープにめぐるスイスの旅〜
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>ローザンヌ
- ヨーロッパ>スイス>ベルン
- ヨーロッパ>スイス>ロカルノ
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2017/01/12 15:29

評判通りやっぱりイケメンなマッターホルン様。朝焼けは必見!

ベルン郊外、エメンタール地方のチーズ工場で大人の社会見学

のあとはやっぱりスイス名物チーズフォンデュ!
今回、レイルヨーロッパ様のご招待でスイスへのファムツアーに参加させていただくことになった。訪問地はベルン、ティチーノ州(ベリンツォーナとロカルノ)、ツェルマット、モントルー、ローザンヌ。ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏すべてを訪れるまさに大周遊の旅。
スイスといえばやっぱりアルプスの少女ハイジ。スイス旅行の目的も、アルプスの山々を眺めて、「口笛はなぜ〜」と口ずさみながらハイジの世界に出てくるような草原と村をハイキング、、、という方が大多数(のはず)。けれど、今回スイスを大周遊したことでスイス旅の新たな魅力・可能性を見つけてきました。そんなディープなエリアにスポットを当ててみたいと思う。
<歩くもよし眺めるもよし!旧市街全体が世界遺産の首都ベルン>
スイスの首都は最大の都市チューリッヒではなく、人口10万人台のベルン。私たちがイメージする「首都=大都市」のイメージと全く違う、静かで落ち着いた街だ。日本からの直行便があるチューリッヒ空港からは列車で約1時間20分、成田空港からバスで東京駅までの時間とほぼ同じ。
この街の特徴はなんといっても旧市街全体が世界遺産に登録されていること。他のヨーロッパの街が度重なる戦火の被害に遭ってきたのに対し、永世中立国のスイスは大きな戦争を経験したことがない。それゆえベルンの街は中世の姿がそのまま残っている。


街歩きの際に見逃せないベルンならではの風景が、ヨーロッパ最長の全長6kmに及ぶアーケードと約100か所の交差点や広場にある泉、そして街の中心にそびえる時計塔。旧市街のサイズは街歩きにぴったりの広さなので、これらのポイントを見て回ってもそれほど時間がかからない。

アーケード内の時計屋さん

シムソン泉。水はそのまま飲むことができるのだとか

1時間に一回からくり仕掛けが動く、ベルン一のランドマーク時計塔
また朝にはスイスらしくチーズや肉が並ぶマーケットも開かれるので、こちらもぜひチェック。


よほど私が物欲しそうな目をしていたのか、売り物のソーセージを一切れくれたイケてるおにいさん
そんなベルン旧市街の全体を眺めるなら、歩いて気軽に行けるバラ園へ。ベルンの街は三方をアーレ川に囲まれ、崖の上に広がるような地形になっているので、立体感があり家々がぎゅっと詰まったような美しい街並みが手に取るように見える。

チューリッヒ空港とグリンデルワルトやツェルマットの間にあり、アクセスもいいベルン。アルプス観光のついでに街歩きを楽しんでみては?おっと、ついでというには失礼なほどいい街ですよ!
<所変われば言葉も変わる、言葉変われば雰囲気も変わる ベリンツォーナとロカルノ>
スイスがドイツ語圏とフランス語圏、イタリア語圏、ロマンシュ語圏の4つのエリアに分かれるのは有名な話。でもドイツ語圏の人口が6割以上と大多数なのに対し、イタリア語圏の人口は1割にも満たない。さらに州でいえば南部のティチーノ州だけで、ここがスイス旅行のメインになることも滅多にない。
そんなわけで、今回訪れたベリンツォーナとロカルノも他の都市に比べると圧倒的に観光客は少なかったが、もったいないほどのいい街だった。
まずはベリンツォーナ。街に立派な城が3つもデンと鎮座しており、すべて世界遺産に登録されている。
今回は街の中心部にあるカステルグランデに入場。

街のどこからでも目に入るカステルグランデ

なんと城内にブドウ畑が。そしてここで採れたブドウでつくられたワインを、城内のレストランでちゃっかり味わうことができる。ブドウ畑にレストランにと、ちょっと破天荒な城なのだ。

ワインの名前はそのまま「カステルグランデ」。ラベルもかわいい!

さらにスイス秋の味覚ジビエ料理も!いただいたのは鹿肉ステーキ
そのベリンツォーナから電車で30分、ロカルノへ。マッジョーレ湖の湖畔にある明るいリゾート地とのことだが今は秋、そしてあいにく雨模様だったので街歩き中心の観光。その街並みが色鮮やかで、ベルンなどとは全く違う完全に南欧な雰囲気が漂っていた。


内装が美しいキエーザ・ノーヴァ教会
またカフェが多く、どこも地元の人でにぎわっているのもイタリアを思わせる。

そしてなんといってもイタリア語。ベリンツォーナもロカルノも、イタリア語の響きが聞こえるだけで街全体がどこか陽気で楽しそうに思えてしまう。言葉だけでここまで街の印象が変わってしまうとは・・・。改めてスイスという国の多様性に魅了される。
今年ティチーノ州へとつながる新トンネル、ゴッタルドベーストンネルが開通しアクセスがさらに良くなることが期待される。このゴッタルドベーストンネル、なんと全長57kmと世界最長のトンネル。国じゅうを走るアルプス山脈をものともせず古くから多くのトンネルや登山鉄道をつくりまくってきた鉄道大国スイスでもこのトンネル工事には相当気合いが入っていたようで、定期運行が始まるまでの期間限定で「ゴッタルディーノツアー」を企画し、トンネル内を観光客に公開している。今回、幸いなことにそのツアーに参加させていただくこととなった。

ツアー参加者限定パスポート。やっぱり気合い入ってる!

パネルに「Seikan Tunnel」の文字。そう、ここの前は青函トンネルが世界最長だったのだ

トンネル工事のドキュメンタリー映像。プロジェクトXのようで感動的!
17年の歳月と1兆円の費用を費やしたこのトンネル開通によりチューリッヒからイタリアのミラノまでの所要時間は今までより1時間も短縮され、スイス内のみならず周辺の国々への移動も一気に便利になるとのこと。鉄道大国スイスの集大成といっても過言ではないこのトンネル、通過する際はその気合いに思いをはせてみては?

<ブドウ畑+レマン湖+アルプス=大絶景!ラヴォー地区でほろよい散策>
数ある世界遺産のなかで、唯一その対象がブドウ畑になっている場所が実はスイスにある。フランス国境近く、レマン湖沿いのラヴォー地区がそこで、知る人ぞ知る質の高いワインの生産地。とはいってもこちらはワインのワの字も知らないど素人、行って楽しめるのだろうか・・・。
ラヴォー地区はブドウ畑のまっただ中を歩くハイキングコースが整備されており、まずヴヴェイから「ワイン列車」に乗って斜面の中腹の駅で下車してレマン湖沿いの村まで歩いて行くのが一般的。ワイン列車といっても普通のローカル列車と変わりはないのだけど、そのネーミングを聞くだけでなんとなくテンションが上がってしまう。

車窓にはさっそくブドウ畑。こんな中を歩けるなんて!
シェーブル駅で降り、ハイキングコースをどんどん下っていく。期待通り目の前にはブドウ畑とレマン湖、そして遠くアルプスが織りなす大絶景が広がった。


湖畔の小さい村が見えるのもまた美しい!
ここで美味しいワインが生まれるのもこの絶景があるからこそ。ラヴォー地区は本物の太陽、湖の反射光、石垣が蓄える熱の「3つの太陽」に恵まれているといわれ、ここのブドウでつくられるワインはそれはそれは絶品なのだそうだ。
途中の村では、観光客がカヴォー(ワイナリー)に寄って農家の方と談笑している。ここでカヴォーをはしごしながらテイスティングさせてもらい、ほろよい気分で散策を楽しむのがおすすめとのこと。

それはちょっとハードルが高い・・・、そんな方におすすめなのがレマン湖畔のリヴァ村にあるビジターセンター、「ヴィノラマ」。ここではラヴォーじゅうのワインが集まり、専門家のアドバイスを聞きながらテイスティングや購入が可能ということで人気の施設。ワイン生産の過程を撮った日本語のドキュメンタリー映像も見れる。


ワインのプロが注ぐ一杯
スイスのワインはほぼ国内で消費されるため国外輸出量が少なく、しかもここラヴォー地区のブドウ畑は斜面に沿っているため手入れの手間がかかり、これから生産量が減ってしまうかも。。。とのこと。日本の棚田と同じく、美しい景観は関わっている人々の苦労のたまものなのだ。
そういうわけで、この貴重なラヴォー産ワインをぜひスイス土産に!ボトル2000円程度のものもあり、値段もお手頃ですよ。
ワインど素人でもこんなに楽しめるラヴォー地区、もっと多くの人に来て欲しいような、でもまだまだ穴場でいて欲しいような・・・。とにかく今までのスイスのイメージを覆されるような、100%オススメできる場所に間違いありません。
<スイスの鉄道を使いこなしてストレスフリーな旅行を!>
今回こんなにスイスの国じゅうを周遊できたのは、弊社ツアーでも使っているスイストラベルパスがあってこそ。このパスがあるとスイス全土でほとんどの鉄道、バス、湖船、路面電車などの都市交通が「乗り放題」。スイス自慢の登山鉄道やロープウェイなども割引になり、しかも490以上の美術館、展覧会の入場も無料となる優れもので、これを旅行に使わない手はない。スイスと聞くととにかく物価が高い!というイメージがあるけれどこのパスを使えばおトクに旅行でき、いちいち駅で切符を買う手間が省けるのも嬉しいところ。今回の旅程ではほぼ毎日列車に乗っていたので、このパスの圧倒的な威力と利便性を身をもって体験することになった。

一回乗ると軽く400円ほど飛んでしまう路面電車もスイストラベルパスなら乗り放題

レマン湖では船の旅も楽しめる!
そしてスイスを旅して感じるのが鉄道システムの優秀さ。駅構内にはいくつもモニターがあり自分が乗る列車のホームや乗車位置などを一目で確認できる。日本では当たり前のように思えるけれど、実はこんなに列車案内が充実している国はなかなか数少ない。つまり優秀な鉄道システムのおかげで日本と同じ感覚で旅行できるのはスイスぐらいなのだ。

ベルン駅構内にて

チューリッヒ空港は地下へ降りるとすぐに駅があり、入国してすぐ列車移動も可能!
それどころかラゲージサービスという日本のはるか上を行くようなシステムもある。出発駅で荷物を預け到着駅で受け取るという、旅行しながら宅配便を利用しているような新感覚。これを使えば列車に乗るたびにスーツケースの置き場所に悩んだり、コインロッカーを探してうろうろしたり・・・という海外鉄道旅行あるあるともおさらば!
しかも預けたその日のうちに目的地で受け取れてしまうエクスプレスラゲージサービスもあり、かなり利用価値は高い。

ラゲージサービスカウンター

カウンターにあった小学校の歴史教科書レベルの落書き
そのほか列車の遅延はほぼないし、国土が小さいうえ国じゅうで路線網が充実しているので移動時間が少ないし、、、とスイスの鉄道に感心しているときりがないほど。ストレスを感じることなく移動でき、気軽にあちこち旅できるのがスイスの最大の魅力なのかも。
スイスという国は他のヨーロッパ諸国に比べ、リピーターの方や特別な思い入れを持っている方が多いある意味特殊な国。今回訪れたところは、私のような初スイスの方も、何度も旅行経験があるスイスマスターな方も思いっきり楽しめるはず。ハイジには申し訳ないけれど、いかにもスイスな定番観光地だけでなくそんな穴場スポットをこれからも掘り起こしていけたら・・・と思う。
【スタッフおススメ度】
●ベルン ★★★★★
よくあるヨーロッパの古都かと思いきや実は他のどんな街にも似ていない不思議な都市。いい意味で首都らしくない、落ち着いた時間がゆっくり流れる。
●ベリンツォーナとロカルノ ★★★★
日本人がほぼ行かないイタリア語圏。ベリンツォーナの世界遺産の3つの城とロカルノのカラフルな街並みは見ごたえあり!夏はイタリアから避暑に行くのもおすすめ。
●ラヴォー地区 ★★★★★
ブドウ畑、レマン湖、アルプスが織りなす世界でもここだけの絶景は、どこを撮っても絵になる。空港があるジュネーブや人気の観光都市ローザンヌから近く、思い立ったらすぐ行けるのも嬉しい。
(2016年10月 伊藤卓巳)

- 40代にはきっとグッとくるはず!ファンタジーあふれるギリシャ! (テッサロニキ、メテオラ、デルフィー、エーゲ海クルーズ)
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エリア:
- ヨーロッパ>ギリシャ>アテネ
- ヨーロッパ>ギリシャ>サントリーニ島
- ヨーロッパ>ギリシャ>ヘルソニソス[クレタ島]
- テーマ:クルーズ 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/01/12 15:25
昔少年ジャンプを読んでいた時、聖闘士星矢という漫画がありました。1985年から連載スタートをしたようなのでもう30年以上昔の漫画ですが、聖衣(クロス)と呼ばれる鎧をつけて、やたら名前の長い必殺技を繰り出す主人公たちに憧れたものです。その漫画はギリシャ神話を大まかな所で題材にしていて、アテネだ、ゼウスだ、と紙面に出てくるギリシャ神話の神々に大変興味を持ち、いつかギリシャにはぜひ行きたいと思っていました。今回ミレニアムツアー様、アンフィトリオン様、ターキッシュエアラインズ様の協力の元、現地研修企画に参加させていただき念願のギリシャに行くことができました。今回は(黄金聖衣を探しに)ツアーの素材を探しに参加させていただきました。


メテオラ遺跡
14世紀、セルビア人の侵入から逃れたギリシャ正教徒たちが共同生活を始めたのが最初とされ、岩の上に修道院が数多く作られたそうです。現在でも6つの修道院に修道士が住み、現在も生活をしているそうで、奇岩とも言える岩の上の作られた修道院を見る事ができます。岩の上に建つ修道院は、奇岩の絶景に修道院のフォルムが溶け込み非常に素晴らしく、ギリシャに来たならぜひ訪れたい観光地です。あいにく修道院内は撮影禁止の為写真に残すことはできませんが、何百年の昔から祈りの場として使われた修道院には何か不思議な力を感じる事ができます。



デルフィ遺跡
今まで数多くの遺跡を見てましたが、一番古いものでもローマ時代の紀元後2世紀とか3世紀の遺跡で、このデルフィは紀元前6世紀前後とさらに数百年前の遺跡となり私の今まで見てきた遺跡よりさらに古いものとなります。遺跡に書かれた文字はギリシャ人なら読めるそうで、ここは何々、ここは何々、書かれているそうです。太古の昔の文字が今でも読めるなんて素敵すぎると思い、ギリシャ語を本気で勉強しようかと思った位です。併設されている博物館にはデルフィ遺跡から出土したものが展示されています。その同時の雰囲気を知る事ができるほか、建築技術の高さも分かりいかに古代ギリシャ文明が栄えていたかはかり知ることができます。



セレスティアルクルーズ3泊4日 ネフェリ号
アテネから出発し、ミコノス島→クシャダス(トルコ)→パトモス島→クレタ島→サントリーニ島と回る3泊4日のクルーズ。クルーズ船はさほど大きくなく、カリブ海クルーズの大型船と比べると大きさがかなり違いますが、3泊4日程度のクルーズであれば十分です。現実的にこの日程を船以外のルートで回るのは不可能に近い為、効率よく回るには大変お勧めのクルーズです。一番安い客室はインサイドルームという窓なしの部屋になりますが、3泊4日と言えど密室に閉じ込められるのはかなりきついので、最低でも海側窓ありにグレードアップする事をお勧めします。各寄港地の観光をすべて追加すると、クルーズと言えどそこそこ忙しくなります。なおベストシーズンは10月上旬まで。私の参加した10月中旬は各寄港地で日暮れの時間に当たり、夕日鑑賞などが思った通りにできませんでした。暗くなるのも早いので各寄港地を満喫するにはできれば9月中に出発することをお勧めします。寄港以外はエーゲ海をクルーズしますので、船旅もそこそこ楽しめます。



クレタ島
実はここもひそかに行きたかった島。何と言ってもミノタウロスのいたクノッソス宮殿の遺跡がある島です。ミノタウロスは牛の頭を持つ怪物で、大抵TVゲームなどに出てくる際は敵として出現し、さらにボスキャラ級の強さの場合が多く、過去に何度か倒した事もあるファンタジーあふれる怪物です。もちろん神話の世界のお話で実際にいたとは思いませんが、クノッソス宮殿跡を歩きながら昔は迷宮だったのかも?と想像するとかなりロマン要素が高いです。大抵こういう迷宮には攻撃力の高い剣などが落ちていたり、宝箱に入ってたりするのですが見当たらなかった為、発掘の際に持ってかれたのかも知れません。クノッソス宮殿は約3,700年前にあったとされる宮殿跡で迷宮でもなんでもなかったそうですが、ファンタジー抜きでも楽しめる遺跡で市内にある考古学博物館にはクノッソス宮殿から出土したクレタ文明の遺物が多く展示されています。博物館には当たり前に紀元前3,000年とか1,600年とかの展示物があるので、その時代にも高度な文明があった事にいまさらながらに驚かされます。クノッソス宮殿&考古学博物館、かなり必見です。





サントリーニ島
ハネムーナー憧れのエーゲ海屈指の島。クルーズ船のボイラー修理でクレタ島の滞在が長くなり、結果サントリーニ島で夕日も見れず、滞在時間2時間とかなり塩対応を受けましたが、夕暮れのサントリーニ島は大変ロマンティックでした。あいにくアラフォーのおっさんなのでショッピングには全く興味がありませんが、それでも女子が好きそうなお店が多数。カルデラビューのナイスなレストランもたくさんあり、時間があればサントリーニ名物のシーフードを食べてみたかったです。実はアトランティス大陸では?とも言われているサントリーニ島には古代の遺跡もあるのです。定番の夕日に加え、遺跡の観光でもできてしまうというオールマイティーな観光地です。まあハネムーンでアツアツのお二人には遺跡になんか興味ないでしょうけど?



アテネ
有名なアクロポリスで魔鈴さんを探しましたが残念ながらご不在のようでした。あいにく聖衣を手に入れる機会には恵まれませんでしたが、世界の遺跡の中でも知名度が大変高いパルテノン神殿やアクロポリスから眺めるアテネ市内の景色にはさすが!と思わされました。ここでゼウスさんやアテネさんが人情味溢れる物語を綴っていたかと思うと、感慨もひとしおです。アテネの考古学博物館にはギリシャの各地の出土品が展示されており、こちらも必見です。今回私は時間の関係で約1時間半程度しか見れませんでしたが、かなり駆け足で気になる所のみを見たので、きちんとゆっくり見るなら半日位は時間を取った方が無難です。
遺跡や博物館に興味がない方は、ショッピングがお勧めです。日本でも人気の自然派コスメやおしゃれなブティックが立ち並ぶ通りもあり、女子なら間違えなく1日と言わず2日位アテネをぶらついても時間を持て余すことはないかも知れません。ちなみに今ギリシャで流行りなのは、ミニワッフルにこれでもか!という位チョコをかけたスイーツと、量り売りでお好きなトッピングを載せて食べるヨーグルトだそうです。アクロポリスはライトアップされますので、夕食にはアクロポリスが見えるレストランでの食事がお勧めです。





8日間でギリシャの良い所を駆け足で巡りましたが、絶景あり、遺跡あり、ロマン要素あり、と久々にスキルの高い国に出会えました。今回私の行ったルートはあくまで素材を見学する目的があったので、皆様は気になるポイントで泊数を増やした方が満足度は高いと思います。弊社のツアーもありますが、クルーズでサントリーニ島で途中下船も可能ですので、サントリーニ島にあと2泊位していただければ遺跡も絶景も両方楽しめるのではないでしょうか?最後になりますが今回機会を与えてくださいましたミレニアムツアー様、アンフィトリオン様、ターキッシュエアラインズ様、また視察でご一緒させていただきました各会社スタッフの皆様にこの場を借りてお世話になったお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
【スタッフおススメ度】
<メテオラ遺跡>★★★★
十分素晴らしい!でもその他の所で紀元前遺跡を見すぎて贅沢にも星4つ!
<クレタ島>★★★★★
遺跡、ロマン要素ともに満点のお勧め観光地!
<サントリーニ島>★★★★★
せめて夕日だけでも見たかった・・・雰囲気やホテルはハネムーンにもお勧め!
<アテネ>★★★★★
実は意外に楽しめます。遺跡あり、博物館あり、お店あり、グルメあり、久々に街歩きして楽しいと思った街

サントリーニ島のブルードーム

アテネ考古学博物館にあるアテネ様
メテオラ遺跡
14世紀、セルビア人の侵入から逃れたギリシャ正教徒たちが共同生活を始めたのが最初とされ、岩の上に修道院が数多く作られたそうです。現在でも6つの修道院に修道士が住み、現在も生活をしているそうで、奇岩とも言える岩の上の作られた修道院を見る事ができます。岩の上に建つ修道院は、奇岩の絶景に修道院のフォルムが溶け込み非常に素晴らしく、ギリシャに来たならぜひ訪れたい観光地です。あいにく修道院内は撮影禁止の為写真に残すことはできませんが、何百年の昔から祈りの場として使われた修道院には何か不思議な力を感じる事ができます。

メテオラ ヴァルラーム修道院

メテオラ メガロ・メテオロン修道院 骸骨部屋

メテオラ メガロ・メテオロン修道院とヴァルラーム修道院
デルフィ遺跡
今まで数多くの遺跡を見てましたが、一番古いものでもローマ時代の紀元後2世紀とか3世紀の遺跡で、このデルフィは紀元前6世紀前後とさらに数百年前の遺跡となり私の今まで見てきた遺跡よりさらに古いものとなります。遺跡に書かれた文字はギリシャ人なら読めるそうで、ここは何々、ここは何々、書かれているそうです。太古の昔の文字が今でも読めるなんて素敵すぎると思い、ギリシャ語を本気で勉強しようかと思った位です。併設されている博物館にはデルフィ遺跡から出土したものが展示されています。その同時の雰囲気を知る事ができるほか、建築技術の高さも分かりいかに古代ギリシャ文明が栄えていたかはかり知ることができます。

デルフィ アポロン神殿

メデルフィ アテネの聖域

デルフィ 青銅の御者の像
セレスティアルクルーズ3泊4日 ネフェリ号
アテネから出発し、ミコノス島→クシャダス(トルコ)→パトモス島→クレタ島→サントリーニ島と回る3泊4日のクルーズ。クルーズ船はさほど大きくなく、カリブ海クルーズの大型船と比べると大きさがかなり違いますが、3泊4日程度のクルーズであれば十分です。現実的にこの日程を船以外のルートで回るのは不可能に近い為、効率よく回るには大変お勧めのクルーズです。一番安い客室はインサイドルームという窓なしの部屋になりますが、3泊4日と言えど密室に閉じ込められるのはかなりきついので、最低でも海側窓ありにグレードアップする事をお勧めします。各寄港地の観光をすべて追加すると、クルーズと言えどそこそこ忙しくなります。なおベストシーズンは10月上旬まで。私の参加した10月中旬は各寄港地で日暮れの時間に当たり、夕日鑑賞などが思った通りにできませんでした。暗くなるのも早いので各寄港地を満喫するにはできれば9月中に出発することをお勧めします。寄港以外はエーゲ海をクルーズしますので、船旅もそこそこ楽しめます。

セレスティアル ネフェリ号

セレスティアル ネフェリ号 アウトサイドキャビン

セレスティアル ネフェリ号 サンデッキ
クレタ島
実はここもひそかに行きたかった島。何と言ってもミノタウロスのいたクノッソス宮殿の遺跡がある島です。ミノタウロスは牛の頭を持つ怪物で、大抵TVゲームなどに出てくる際は敵として出現し、さらにボスキャラ級の強さの場合が多く、過去に何度か倒した事もあるファンタジーあふれる怪物です。もちろん神話の世界のお話で実際にいたとは思いませんが、クノッソス宮殿跡を歩きながら昔は迷宮だったのかも?と想像するとかなりロマン要素が高いです。大抵こういう迷宮には攻撃力の高い剣などが落ちていたり、宝箱に入ってたりするのですが見当たらなかった為、発掘の際に持ってかれたのかも知れません。クノッソス宮殿は約3,700年前にあったとされる宮殿跡で迷宮でもなんでもなかったそうですが、ファンタジー抜きでも楽しめる遺跡で市内にある考古学博物館にはクノッソス宮殿から出土したクレタ文明の遺物が多く展示されています。博物館には当たり前に紀元前3,000年とか1,600年とかの展示物があるので、その時代にも高度な文明があった事にいまさらながらに驚かされます。クノッソス宮殿&考古学博物館、かなり必見です。

クレタ島 クノッソス宮殿跡

クレタ島 クノッソス宮殿跡

クレタ島 ミノタウロスの頭(考古学博物館)

クレタ島 銅の剣(考古学博物館)

クレタ島 銅の剣(考古学博物館)
サントリーニ島
ハネムーナー憧れのエーゲ海屈指の島。クルーズ船のボイラー修理でクレタ島の滞在が長くなり、結果サントリーニ島で夕日も見れず、滞在時間2時間とかなり塩対応を受けましたが、夕暮れのサントリーニ島は大変ロマンティックでした。あいにくアラフォーのおっさんなのでショッピングには全く興味がありませんが、それでも女子が好きそうなお店が多数。カルデラビューのナイスなレストランもたくさんあり、時間があればサントリーニ名物のシーフードを食べてみたかったです。実はアトランティス大陸では?とも言われているサントリーニ島には古代の遺跡もあるのです。定番の夕日に加え、遺跡の観光でもできてしまうというオールマイティーな観光地です。まあハネムーンでアツアツのお二人には遺跡になんか興味ないでしょうけど?

サントリーニ島 オールドポート・フィラの街

サントリーニ島 同行者の同僚が“伊豆?”といった夕日

サントリーニ島 夜の素敵なフィラの街
アテネ
有名なアクロポリスで魔鈴さんを探しましたが残念ながらご不在のようでした。あいにく聖衣を手に入れる機会には恵まれませんでしたが、世界の遺跡の中でも知名度が大変高いパルテノン神殿やアクロポリスから眺めるアテネ市内の景色にはさすが!と思わされました。ここでゼウスさんやアテネさんが人情味溢れる物語を綴っていたかと思うと、感慨もひとしおです。アテネの考古学博物館にはギリシャの各地の出土品が展示されており、こちらも必見です。今回私は時間の関係で約1時間半程度しか見れませんでしたが、かなり駆け足で気になる所のみを見たので、きちんとゆっくり見るなら半日位は時間を取った方が無難です。
遺跡や博物館に興味がない方は、ショッピングがお勧めです。日本でも人気の自然派コスメやおしゃれなブティックが立ち並ぶ通りもあり、女子なら間違えなく1日と言わず2日位アテネをぶらついても時間を持て余すことはないかも知れません。ちなみに今ギリシャで流行りなのは、ミニワッフルにこれでもか!という位チョコをかけたスイーツと、量り売りでお好きなトッピングを載せて食べるヨーグルトだそうです。アクロポリスはライトアップされますので、夕食にはアクロポリスが見えるレストランでの食事がお勧めです。

アテネ パルテノン神殿

アテネ考古学博物館にあるゼウス様

アテネ考古学博物館に紀元前6世紀のツボ 奇麗さにびっくり。

アテネ考古学博物館に紀元前16世紀のモザイク

攻撃力の高い、きっと名のある剣だったのかも?(考古学博物館)
8日間でギリシャの良い所を駆け足で巡りましたが、絶景あり、遺跡あり、ロマン要素あり、と久々にスキルの高い国に出会えました。今回私の行ったルートはあくまで素材を見学する目的があったので、皆様は気になるポイントで泊数を増やした方が満足度は高いと思います。弊社のツアーもありますが、クルーズでサントリーニ島で途中下船も可能ですので、サントリーニ島にあと2泊位していただければ遺跡も絶景も両方楽しめるのではないでしょうか?最後になりますが今回機会を与えてくださいましたミレニアムツアー様、アンフィトリオン様、ターキッシュエアラインズ様、また視察でご一緒させていただきました各会社スタッフの皆様にこの場を借りてお世話になったお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
【スタッフおススメ度】
<メテオラ遺跡>★★★★
十分素晴らしい!でもその他の所で紀元前遺跡を見すぎて贅沢にも星4つ!
<クレタ島>★★★★★
遺跡、ロマン要素ともに満点のお勧め観光地!
<サントリーニ島>★★★★★
せめて夕日だけでも見たかった・・・雰囲気やホテルはハネムーンにもお勧め!
<アテネ>★★★★★
実は意外に楽しめます。遺跡あり、博物館あり、お店あり、グルメあり、久々に街歩きして楽しいと思った街

- 『トルクメニスタンにある神秘の絶景、地獄の門とヤンギ・カラを巡る』
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エリア:
- アジア>トルクメニスタン>アシガバート
- アジア>トルクメニスタン>タシャウズ
- アジア>トルクメニスタン>トルクメニスタンその他の都市
- テーマ:世界遺産 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2017/01/11 16:48

「トルクメン人の家族といっしょに(メルヴ遺跡で)」
①トルクメニスタンの2つの絶景、地獄の門とヤンギ・カラ
イランとアフガニスタンの北に位置し、旧ソ連の中では最南端にあたる中央アジアのトルクメニスタンは、国土は日本のおよそ1.3倍。その大半を占めるのが広大なカラクム砂漠です。この砂漠の荒野には、世界中から観光客が訪れる神秘の絶景が2つあります。それが地獄の門とヤンギ・カラです。
どちらも見逃せない神秘の絶景、この2つの絶景を巡る旅を、存分に楽しんできました。

「天然ガスが火を噴くクレータ 地獄の門」
②カラクム砂漠の真ん中にあいた炎の大穴 地獄の門
○炎の大穴
カラクム砂漠のほぼ中央、首都のアシハバードから約260km北方、ダルヴァザというところの近く、砂漠のど真ん中に、地面が陥没してできた、直径90mにもなるような大きな穴が、ぽっかりと口を開けています。中をのぞくと、穴の底やら、側壁やら、いたる所からボウボウと音をたてて炎を上げています。穴の淵に立っているだけなのに、砂漠に吹く風がクレータの中で渦を巻き、炎に炙られ、熱風となってボクの身体を包むのです。

「あ、あ、頭が熱い!!」
○地獄の門の正体
1971年、旧ソ連による地質学調査で地中に天然ガスがいっぱいの洞窟が見つかりました。しかし、その調査中に落盤が起き、地面がドカンと陥没して直径90mにもなるような大きな穴がボッコリできました。幸い、人は落ちなかったのですが、その後、穴に落ちた動物たちがみんな穴の中で死んでしまうので、有毒ガスが出ていることが分かり、その対処のために火を点けたのだそうです。ところが、こんどはその火を二度と消すことができなくなってしまった、というのが、この地獄の門の正体です。大穴(クレータ)からは、天然ガスが吹き出し続け、その火は40年以上も燃え続けているという、他ではとうてい見られない絶景なのです。
近くに住んでいたダルヴァザの村の人々は、この炎の穴を「地獄への入り口=門」と呼んで、有毒ガスを恐れたのか、少し離れた場所に移り住んで行ってしまいました。

「カラクム砂漠の真ん中にあいた炎の大穴 地獄の門」
○他には何も無い
なので、今、クレータの周りには何もありません。見渡す限りの砂漠の中に、ただポッカリと大きな穴が空いているだけです。見物に訪れた観光客が、ひと晩をこの穴の炎といっしょに越すためのテントを張っていますが、その観光客たちが誤って穴に落ちないようにする柵もロープも、注意を促す標識も、記念撮影に欠かせない看板や記念碑も、「観光地」と呼ばれる所ならどこでもあるおみやげ屋さんや飲食物の露店も、もちろん駐車場もトイレも、な〜〜んにもありません。

「夜の闇の中で燃える地獄の門」
○夜こそが地獄の門
さて、日が傾き、砂漠を駆け抜ける風が次第に冷たくなって、空に星がまたたき始める時間になると、地獄の門の炎は、夜の闇に映えて、いっそう明るく激しく燃え上がって見えます。明るい昼間に見るよりも、夜、暗くなってからの姿の方が圧巻で、感動的ですらあるので、ぜひ夜になってからも見るべきなのですが、真っ暗な砂漠の中を車で走って帰ることはできないので、ここで夜を迎えるからには、朝まで過ごすしかありません。
と、いうことで、ホテルやロッジなどといった宿泊するための設備などあるはずもないので、多くの観光客たちは水道もトイレもないのに、ここでキャンプをしてひと晩を過ごし、朝になってから帰って行くのです。

「ボクが泊まったユルタ(モンゴルのゲル)」
ボクを案内したトルクメニスタンの旅行会社は、クレータから少し離れた場所に建てられたユルタ(モンゴルの「ゲル」、内モンゴルの「パオ」と同じ)にボクを泊めたので、夕食のバーベキューでお腹を満たした後、辺りが完全に暗くなってから、地獄の門に向かいました。
○満天の星
砂漠の夜空は、地上が暗いので、星がたくさん見えます。おまけに高い建物も山も無いので空が広い。満天の星、というのは、このことなんだなあ、と、長い間忘れていた言葉が浮かびました。
この夜は、月齢5〜6日のちょっと肥えたぐらいの三日月でしたから、月明かりもそれほどではなく、星を見るにはいい具合で、流れ星も見ることができました。
夕食の後に見た星たちは、ボクが眠っている間に夜空を回り、夜明け前にユルタから這い出したときには反転していました。北斗七星とカシオペアは北極星をはさんで逆の位置に輝き、未だ地平線の下で見えなかったオリオン座は南の高い空で他の星々を圧するほどの勇姿を誇っています。こんなに夜空の星を眺め続けたのはいつ以来だろうか・・・・・・・・。ボクは砂漠の夜明けを待ってユルタの横で立っていました。
③トルクメニスタンの首都アシハバードは別世界の街
○アシハバードは「アシカ+カバ」?
もう一つの絶景:ヤンギ・カラに行くために、まず、トルクメニスタンの首都アシハバードに向かいました。地獄の門があるダルヴァザから南へ約3時間、カラクム砂漠を突っ走ります。

「アシハバードの交差点ロータリーに立つオグズハンと周囲の兵士の英雄たちの像」
アシハバードは、日本では「アシハバード」とか「アシガバート」などと書かれていますが、現地でトルクメン人たちが呼んでいるのを聞くと「アシカバッ」としか聞き取れません。ボクの頭の中にはアシカとカバを足して2で割った動物(頭がアシカで、身体がカバ)の姿が浮かびます。しかし、この街の名前は「愛の町」という意味を表しているのだそうで、半分カバ、などと言うと叱られそうです。
○真っ白な街
このアシハバートは、1948年に大地震に襲われ、町の建物は壊滅的な被害を受けました。ですので、この町には古い歴史的な建造物は残っていません。しかも、1991年の独立以降は、中心部に次々と造られた主な建造物の外壁はほぼ全て、白い大理石張りに統一され、町の姿は一新されました。今や道路の幅は広く整備され、歩道やその外側の緑地帯も広々ととられ、道の両側に立ち並ぶ巨大なビル群はあくまで白く、整然と威容を誇っています。

「街に建つ白くて立派な大理石の建物」

「街に建つ白くて立派な大理石の建物」

「大通り沿いに巨大なビルが7〜8棟、一気にまとめて建造中だった」
市民の足の路線バスも、どこかの国のように大きな広告が描かれたラッピングバスなどありません。真っ白なボディーの大型バスが、これまた白い壁でエアコン付きの待合室を備えた(!)バス停に停まります。道に架かる歩道橋も白、アンダーパスや高架道路の側壁まで白い大理石張り、という徹底ぶりです。

「バス停も白くてエアコン付き」

「歩道橋も白くて立派」
アシハバードでは白いビルの谷間を走るクルマもまた、白いのです。自家用車であるのに、多くの人が白かシルバーを選び、青や黄色の色彩豊かなクルマはほとんど走っていません。真っ赤なポルシェや黒塗りのハイヤーなど、この町の人たちには想像もできないでしょう。
○クルマは汚れていてはいけない
さらに、この町では汚れたクルマも走っていません。首都だから、でしょうが、クルマを汚したまま走ることが禁じられていて、周辺の砂漠から市内に入るときは、洗車して泥や砂をきれいに落とさなければなりません。汚れたままだと、警官に罰金を取られてしまうのだそうです。地獄の門からアシハバードに向かう観光客を乗せたクルマもみんな、アシハバードに入る手前の村でいったん足止めされ洗車してもらっているので、客の欧米人たちが手持ちぶさたにたむろしています。国境を越えて走る大型トレーラーだって例外ではありません。でかいタイヤにこびりついた泥を全部、高圧水で落としてもらうので時間がかかりますが、省くわけにはいかないようです。

「アシハバードに入る前の村で洗車する」
○奇妙で奇抜な建造物たち
どこへ行っても、白く大きなビルディングが建ち並んではいますが、中にはときどき、奇妙な格好で思わず目が引かれてしまう建物があります。奇抜な、と言っても良いようなものがあったりもします。巨大な目玉のような室内観覧車、貝殻を合わせたようなホテル、空を串刺す塔、星形(?)の「ウェディングパレス」、ロケットみたいな永世中立塔、などなど、ただ白い建物だけの町ではありません。

「室内観覧車:ALEM(宇宙の意)」

「5つのマーク(5つの州を表す)がある空を串刺す塔」
○アシハバードの夜景
夜になると、この町の白くて巨大な、そして奇妙な格好の建物たちは、またさらに、文字通り輝き出します。
高台にある永世中立塔やウェディングパレスは五色の色彩にライトアップされます。赤、紫、黄色、と次々に色を変えて照らされるのです。
商業ビルも、昼間は白いだけだと思われた建物が、夜には色とりどりのネオンサインを点け、違う顔を見せています。

『世界最大の星形建造物』とトルクメニスタン政府が誇るウェディングパレス」(上)「Yyldyz Hotel(貝殻を合わせたようなホテル)」(左下)「室内観覧車:ALEM(宇宙の意)」(右下)

「中立広場の永世中立塔(中立門)』
街灯は道路を明るく照らし、歩道を歩いていても、俗っぽい言い方の「昼間のように」ということばが、本当に当てはまるかと思えるほど明るいのです。
石油や天然ガスを産出する国なので、発電コストが安いからこんなことができるのか、と、ゲスの勘ぐりをしたくなるほどで、高い所から見ると、真っ黒い夜の中でこの町だけがボッと明るく浮かんで見えます。

「昼、白い店舗が夜はきらびやかな色彩」(上) 「アシハバード中心部の夜景」(下)
○アシハバードは別世界
と、いうわけで、この町はトルクメニスタンという国の中でも、と言うか、中央アジア全体の中でも別世界。毎日、砂礫や枯れ草ばかりの砂漠が続き、日干し煉瓦や木材で建てられた家、のそのそ歩くラクダ、、、、という、赤茶色や黄土色だらけの色合いに慣れた目には、アシハバードという町の景色は、まばゆいほどに輝いて見えることでしょう。
○アハルテケ馬の厩舎
ところで、トルクメニスタンは優秀な「アハルテケ」という種の馬の産地としても有名で、国じゅう、どこの都市に行っても立派な競馬場が造られています。
アシハバードでは、厩舎を見学することができ、何頭かアハルテケ馬を調教場に連れてきて見せてくれます。US$10を追加で支払えば、乗馬させてもくれます。初めての人でも調教師が引いて歩いてくれるので安心ですが、馬を操ることができる人は、補助なしでもかまいません。

「馬を調教場に引き出して見せてくれる(アハルテケ馬の厩舎で)」

「毛が短い種の馬(アハルテケ馬の厩舎で)」

「毛が無い種の人(あるハゲて馬に乗る男)」

「US$10で乗馬出来る。補助なしでも構わない。」
○ニサ遺跡
アシハバードから西に15kmの郊外にニサという、世界遺産に登録されている遺跡があります。
紀元前3世紀から3世紀にかけて、今のイラン・中央アジア・アフガニスタンに広がるパルティアというゾロアスター教(拝火教)を信仰する国が繁栄していました。ニサは、そのパルティアの初期はその首都だったという都市遺跡です。王の建物の跡が砂の下から発掘され、研究・整備されて公開されています。

「ニサ遺跡 全景」

「ニサ遺跡 王の玉座があった部屋跡の柱」
④奇跡の大地、炎の渓谷、ヤンギ・カラ

「奇跡の大地、ヤンギ・カラ」
○ヤンギ・カラへの遠い道
カスピ海に面したトルクメンバシの町からヤンギ・カラに行くには4輪駆動車が必須で、3時間あまり、カラクム砂漠とラクダやヒツジが草を食んでいる広大な荒野を、地平線の彼方まで続く一本道を走り続けねばなりません。カラフルな地層を持つ奇岩群が連なる雄大な大渓谷、ヤンギ・カラへ、4WDで駆け抜けるのです。少々、遠いですが、その先に広がる絶景は、遠かった道のりを一瞬で忘れさせてくれること間違いないので、徐々に近付いてくるその景色を楽しみながら進みましょう。

「地平線の彼方まで続く道のその先にヤンギ・カラが待っている」
○ヤンギ・カラって?
トルクメニスタンの国土の大半を占めるのが広大なカラクム砂漠です。この砂漠が西のカスピ海に尽きる少し前にもう一つの絶景、奇跡の大地、ヤンギ・カラがあります。
ヤンギ・カラは、太古の昔、海の底であった大地が隆起し、石灰岩が風雨によって長い長い時間をかけて浸食され形成された地形で、200mほどの高さの段丘が続いて巨大な渓谷を成しています。

「奇跡の大地、ヤンギ・カラ」

「奇跡の大地、ヤンギ・カラ」

「奇跡の大地、ヤンギ・カラ」
この丘の壁面は、別名「炎の渓谷」とも呼ばれ、地層の赤さと、雨水に浸食された襞のような模様で、大地が赤く燃え広がっている炎のような姿に見えます。赤やピンクの色は岩石に含まれるヨウ素、白い色は石灰質の岩からできていて、その縞模様の台地が果てしなく連なって広がっています。
テーブル状の台地の上からは、360度、地平が丸く感じる地の果てまで見渡すことができ、ヤンギ・カラが地球の大自然と何億年という悠久の時間の中で、数々の偶然が織り成した、まさに奇跡の造形である、ということが感じられます。
かつて海の底であったので、そこここから、アンモナイトの化石や二枚貝の化石等を見つけることも出来ます。

「奇跡の大地、ヤンギ・カラ」

「奇跡の大地、ヤンギ・カラ」

「ポキッと折れそうな岩。落ちれば奈落の底。平然と微笑むガイドさん」

「ポキッと折れそうな岩。落ちれば奈落の底。恐る恐るはしゃぐオザワさん」
⑤カスピ海に面した港町、トルクメンバシー
○ヤンギ・カラへの基地、トルクメンバシー
ヤンギ・カラへ日帰りで行くための基地となるのがトルクメンバシーという町です。
トルクメニスタンという国の西側の国境は、地球上で最も大きな湖カスピ海です。砂漠の国ですが、カスピ海に面してはトルクメニスタン唯一の港町があり、その名をトルクメンバシーと言います。この港からは、カスピ海を渡って、対岸のアゼルバイジャンの首都バクーまで行く国際航路の船も出ています。
旧ソ連時代は「クラスノボスク」と呼ばれ、独立後、独裁者として知られる初代大統領に「トルクメン人の長」という意味のトルクメンバシーと名付けられました。

「トルクメンバシーの工業地区」
トルクメンバシー付近は石油や天然ガスが豊富で、市内に大規模な石油精製工場がある工業都市でもあり、今日ではトルクメニスタンで最も大きい工業と観光の中心地の一つに発展しました。
また、カスピ海では、あの珍味キャビア(ロシア産が有名)が獲れるチョウザメ、マス、白身の魚、カスピカイアザラシなどが棲息し、何百万もの鳥が冬海岸沿いの保護区域で見られます。中にはフラミンゴやペリカンもいます。

「トルクメンバシーのバザール」
地元の人々でにぎわうバザールでは、カスピ海で獲れた魚が大量に並べられ、たくましいおばちゃんたちが勢い込んで売っています。
市の中心近くにある民族学博物館では、トルクメ二スタンの鉱物資源、カスピ海の動物群、トルクメニスタンの海運の歴史を知ることができます。
○高級ビーチリゾートのアワザ
トルクメンバシーの西側に隣接してアワザというビーチリゾートが整備されています。一つ一つが広大な敷地を持つ高級ホテルが海岸沿いに建ち並び、ビーチは全てそれぞれのホテルのプライベートビーチになっています。

「アワザのヨットハーバー」
カスピ海は湖とは言え、もちろん対岸など見えませんから、大きな波が寄せてこないことを除けば、海以外のなにものでもありません。岸辺を歩いていると、ついつい湖であることを忘れてしまいます。
広いビーチに沿って歩いて行くと、真っ白いヨットやクルージングボートが並んで浮かんでいて、リゾート気分に浸らせてくれます。
○日本兵の墓地
トルクメンバシーの、街から少し離れた場所の小高い台地の上に、
日本兵の墓地があり、墓標と記念碑が、強風の吹きすさぶ中で、静かに佇んでいます。
旧ソ連軍に捕虜にされ、シベリアに抑留された元日本兵たちが、遙か彼方、このカスピ海沿岸まで連れて来られ、過酷な強制労働に従事させられたのです。その正確な数は不明ですが、およそ1900人程度の捕虜兵がいたと言われています。彼らは、荒れた岩山を削って掘割道路を造りました。また、中心の駅前広場近くにある文化宮殿の工事にもあたったようです。

「強制労働の末斃れた抑留日本兵の墓地」
夏は50℃近い猛暑、冬は零下20℃にもなる極寒の地です。食料もロクに与えられず、つるはしやシャベルなどの簡単な道具だけを使って凍り付いた土や岩を掘ることを強いられ続け、何十人もの人がここに斃れました。無念極まりない話です。
記念碑には日本語で『鎮魂』という大きな文字と、
『望郷の念をいだきつつ ここカスピ海をのぞむカラクム砂漠に 抑留死した兵士たちよ あなたちとともに 永遠の平和をねがひ 日本とトルクメニスタンとの 友好のかけ橋ならんことを誓う』
という絞り出されたかのような言葉が、並んで刻まれています。(合掌。)

「抑留日本兵の墓地に立つ記念碑」

「抑留日本兵の鎮魂と両国の友好を誓う言葉」
この墓地からは、トルクメンバシ空港が遠望できます。この辺境の田舎町としては立派すぎる、大きくて白くてきれいな空港の建物が、暗い抑留の歴史とはあまりに対象的で、かえって余計に暗鬱な気分に襲われました。
【スタッフおススメ度】
<地獄の門>★★★★
キャンプをして夜の姿も目に焼き付けてほしいですが、冬は極寒の世界になるので不可能。良い時期に計画して下さい。
<アシハバード>★★★
なかなかこんな町にはお目にかかれない。好奇心旺盛な人には最高におもしろいかも。
<ヤンギ・カラ>★★★★★
スケールの点ではグランドキャニオンには及びませんが、一望できる限りにおいてはこの上なく雄大で、かつ、驚くべき造形です。まだ観光客に犯されていない純粋無垢な秘境。神秘性すら感じるので、おススメ度最高水準のスポットです。
<トルクメンバシー>★★★
誰もが知っている「カスピ海」の名前。でも、見たことのある日本人はほとんどいない。百聞は一見に如かず。いちど世界一の湖を見てみましょう。
シベリア抑留の元日本兵の墓地も参っていただきたい所です。特に若い人には、こんなことが本当にあったということを、ぜひ知ってもらいたいと思います。
(小澤 誠 旅行期間:2016年 10月4日から 10月13日までの10日間)

- ショパンの街・ワルシャワを堪能する旅〜
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エリア:
- ヨーロッパ>ポーランド>ワルシャワ
- ヨーロッパ>ポーランド>ポーランドその他の都市
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/10/26 15:11
今回はポーランド政府観光局主催の商品企画ツアーにご招待いただきました。今回の目的は、ポーランド航空の就航により成田から直行便でアクセス出来るようになったワルシャワと近郊の観光名所を視察し、ポーランドの魅力を日本市場に訴求できればとの事です。
4年ぶりのポーランド訪問ですが、前回は強制収容所のアウシュビッツをメインとしたが、
今回は前回そぞろ歩きしかしなかったワルシャワおよび近郊を訪問する。
なおLOTポーランド航空は今年の1月14日より成田〜ワルシャワ間を週3便も運航をしている。使用機材はボーイング787-8型機(ドリームライナー)で、スターアライアンスにも加盟している。所要時間もおよそ11時間でワルシャワに到着することができるので、直行便はやはり有難い。ワルシャワ市内へは鉄道やバスで15分から20分程度と空港へのアクセスも非常に良い印象を受けた。



<ワルシャワの旧市街と新市街>
「旧市街は復元されたからこそ登録に値する。もし旧市街が破壊と復興の歴史がなく、残っていなければ登録しようとも思わない」この一文は世界遺産登録の際に、「復元文化財」は登録に値しないという理由からと登録が危ぶまれた際に説得した時の言葉です。かつてポーランド首都のワルシャワは、「北のパリ」と呼ばれる洗練された美しい街でした。しかしドイツ占領軍に対して市民が一斉蜂起したことにより、ほとんどの建造物が跡形もなく破壊されました。旧市街に広がる一見古い街並みは、ワルシャワ市民達が過去の絵や写真、生き残った住民の記憶を元に「壁のひび1本にいたるまで」忠実に再現したといわれています。旧市街にはひとつひとつに特徴がある石造りの建物がならび、旧王宮前の広場は年間を通じて観光客で賑わい、古きよき時代の魅力あふれるワルシャワの雰囲気を感じることができます。毎日18:00に開催される旧市街のショパンコンサートは敷居も高くなく、ショパンの音楽を堪能するのには最適でした。また旧市街のお土産物屋さんでは日本でも人気のポーランド陶器を安価に手に入れることが出来るのでお勧めです。












<ショパンの生家・ジェラゾヴァ・ヴォラ>
ショパンの生家のある街として有名なジェラゾヴァ・ヴォラは、ワルシャワから車で約一時間の人気観光地となっています。ショパンが生まれた部屋、出生証明書、ショパンが幼少時に始めて書いた楽譜の複製など貴重な品を見学できるショパン博物館などが見どころです。夏季には毎週日曜にピアノコンサートも行われています。生家の周りは公園として整備されており記念碑やショパンの像も設置されておりショパンの音楽が流れる庭園の散策も楽しいです。近郊のブロフフ村のショパン一家と深い繋がりのある教会も併せて訪れるのをお勧めする。ショパンの両親や姉の結婚式、ショパン自身の洗礼も聖ロフ教会で行われたそうです。残念ながらショパンの生家は、10月末より改修の為クローズしますが、来年夏に再オープン予定なので来年の夏に訪問をお勧めいたします。
また入口には充実したショッパングッズもあり、お土産に最適です。












<ウッチ県とは?!>
正直、出発前はウッチに関する情報は皆無に等しかったです。しかし訪れてみるとポーランド人やヨーロッパの人々にとっては、ウッチといえば映画と紡績産業というイメージが強くあるのです。文化創造と近代工業のさきがけを担った、現代ポーランドにとっては無くてはならない地域になっていました。ポーランドの中部に位置しワルシャワからも車で2時間とアクセスも良く広大な森林があり木材にも恵まれていたことから繊維産業が発達したそうです。
そして今回ウッチを訪れた10月7日からの3日間は年に一度3日間だけ開催されるヨーロッパでは徐々に有名になってきた『Light Move Festival 』というライトムーブイベントが開かれていました。
近年、日本でも話題のプロジェクションマッピングやアニメーションも見所の一つです。一つの建物のみならず、夜の街全体をスクリーンに光で美しいアートを生み出し、普段のイメージとは全く異なる”街”を見ることが出来ます。フェスティバルは年々規模も大きくなりポーランド内やヨーロッパの他の国からも多くの人が訪れるそうです。










ウッチは目抜き通りであるピョートルコフスカ通りと、織物工場跡地を再開発したポーランド版赤レンガ倉庫が「マヌファクトーラ」です。産業都市ならではのレンガ造りの紡績工場がショッピングモールに美しく生まれ変わり、劇場、映画館、博物館、美術館、ホテル、レストランと全てのものが揃っています。






ウッチといえばポーランド第3の都市でもあり19世紀に繊維産業で大きくなった工業都市の為、織物工場の一部を利用した博物館も訪問が必須になります。当時の機械や写真、テキスタイルやファッションなども展示されている。アメリカやイギリスからも多くの人が訪れ、博物館の規模は大きく興味がある人は一日過ごすことも出来るでしょう。












ウッチ県のウォヴィチの聖体祭は、日本ではほとんど知られていませんが、鮮やかな民族衣装のお祭りがありポーランドでも非常に重要で、伝統のある宗教的行事だそうです。
また今回の研修では、民族衣装を纏った伝統の結婚式を古民家にて再現してくれました。













<ワルシャワを歩けばショパンを感じる>
ワルシャワ市民にとって偉大なピアニストであり作曲家のフェレデリック・F・ショパンは天才音楽家として、今なお誇るべき存在であり続けています。ワジェンキ公園からクラクフ郊外通りを通って王宮広場へ続く道は「ショパンの道」と呼ばれ観光スポットが沢山ある。ワルシャワ観光局お勧めの「Chopin in Warsaw 」のアプリをダウンロードすれば、オーディオガイドとして機能して大変便利です。
また博物館隣のレストラン「TAMKA43」ではショパンメニューを食してみるのも良いだろう。









ショパンメニュー





今年から直行便も就航し、近くなったポーランドへの玄関口ではなく、フレデリック・ショパンの音楽が溢れるワルシャワに音楽の旅をしてみてはいかがでしょうか。市内にはショパンコンサートを始め、オペラ劇場やジャズバーと毎晩楽しめるでしょう。
また貴重な機会をいただいたポーランド政府観光局および現地で歓迎して頂いた現地観光局のスタッフの方に心より御礼を申し上げます。
【スタッフおススメ度】
ライトムーブ・フェスティバル★★★★ 今後はさらに大きなイベントへ。
ワルシャワの歴史地区★★★★★ ワルシャワ市民の熱意を探しに。
ジェラゾヴァ・ヴォラ★★★★ ショパン生誕の地へ
(2016年10月 大道隆宏)
4年ぶりのポーランド訪問ですが、前回は強制収容所のアウシュビッツをメインとしたが、
今回は前回そぞろ歩きしかしなかったワルシャワおよび近郊を訪問する。
なおLOTポーランド航空は今年の1月14日より成田〜ワルシャワ間を週3便も運航をしている。使用機材はボーイング787-8型機(ドリームライナー)で、スターアライアンスにも加盟している。所要時間もおよそ11時間でワルシャワに到着することができるので、直行便はやはり有難い。ワルシャワ市内へは鉄道やバスで15分から20分程度と空港へのアクセスも非常に良い印象を受けた。



<ワルシャワの旧市街と新市街>
「旧市街は復元されたからこそ登録に値する。もし旧市街が破壊と復興の歴史がなく、残っていなければ登録しようとも思わない」この一文は世界遺産登録の際に、「復元文化財」は登録に値しないという理由からと登録が危ぶまれた際に説得した時の言葉です。かつてポーランド首都のワルシャワは、「北のパリ」と呼ばれる洗練された美しい街でした。しかしドイツ占領軍に対して市民が一斉蜂起したことにより、ほとんどの建造物が跡形もなく破壊されました。旧市街に広がる一見古い街並みは、ワルシャワ市民達が過去の絵や写真、生き残った住民の記憶を元に「壁のひび1本にいたるまで」忠実に再現したといわれています。旧市街にはひとつひとつに特徴がある石造りの建物がならび、旧王宮前の広場は年間を通じて観光客で賑わい、古きよき時代の魅力あふれるワルシャワの雰囲気を感じることができます。毎日18:00に開催される旧市街のショパンコンサートは敷居も高くなく、ショパンの音楽を堪能するのには最適でした。また旧市街のお土産物屋さんでは日本でも人気のポーランド陶器を安価に手に入れることが出来るのでお勧めです。


文化科学宮殿展望台からのワルシャワ市街




王宮広場

ポーランド陶器

旧市街のショパンコンサート

サスキ公園

無名戦士の墓

大統領官邸

文化科学宮殿のライトアップ
<ショパンの生家・ジェラゾヴァ・ヴォラ>
ショパンの生家のある街として有名なジェラゾヴァ・ヴォラは、ワルシャワから車で約一時間の人気観光地となっています。ショパンが生まれた部屋、出生証明書、ショパンが幼少時に始めて書いた楽譜の複製など貴重な品を見学できるショパン博物館などが見どころです。夏季には毎週日曜にピアノコンサートも行われています。生家の周りは公園として整備されており記念碑やショパンの像も設置されておりショパンの音楽が流れる庭園の散策も楽しいです。近郊のブロフフ村のショパン一家と深い繋がりのある教会も併せて訪れるのをお勧めする。ショパンの両親や姉の結婚式、ショパン自身の洗礼も聖ロフ教会で行われたそうです。残念ながらショパンの生家は、10月末より改修の為クローズしますが、来年夏に再オープン予定なので来年の夏に訪問をお勧めいたします。
また入口には充実したショッパングッズもあり、お土産に最適です。












<ウッチ県とは?!>
正直、出発前はウッチに関する情報は皆無に等しかったです。しかし訪れてみるとポーランド人やヨーロッパの人々にとっては、ウッチといえば映画と紡績産業というイメージが強くあるのです。文化創造と近代工業のさきがけを担った、現代ポーランドにとっては無くてはならない地域になっていました。ポーランドの中部に位置しワルシャワからも車で2時間とアクセスも良く広大な森林があり木材にも恵まれていたことから繊維産業が発達したそうです。
そして今回ウッチを訪れた10月7日からの3日間は年に一度3日間だけ開催されるヨーロッパでは徐々に有名になってきた『Light Move Festival 』というライトムーブイベントが開かれていました。
近年、日本でも話題のプロジェクションマッピングやアニメーションも見所の一つです。一つの建物のみならず、夜の街全体をスクリーンに光で美しいアートを生み出し、普段のイメージとは全く異なる”街”を見ることが出来ます。フェスティバルは年々規模も大きくなりポーランド内やヨーロッパの他の国からも多くの人が訪れるそうです。










ウッチは目抜き通りであるピョートルコフスカ通りと、織物工場跡地を再開発したポーランド版赤レンガ倉庫が「マヌファクトーラ」です。産業都市ならではのレンガ造りの紡績工場がショッピングモールに美しく生まれ変わり、劇場、映画館、博物館、美術館、ホテル、レストランと全てのものが揃っています。






ウッチといえばポーランド第3の都市でもあり19世紀に繊維産業で大きくなった工業都市の為、織物工場の一部を利用した博物館も訪問が必須になります。当時の機械や写真、テキスタイルやファッションなども展示されている。アメリカやイギリスからも多くの人が訪れ、博物館の規模は大きく興味がある人は一日過ごすことも出来るでしょう。












ウッチ県のウォヴィチの聖体祭は、日本ではほとんど知られていませんが、鮮やかな民族衣装のお祭りがありポーランドでも非常に重要で、伝統のある宗教的行事だそうです。
また今回の研修では、民族衣装を纏った伝統の結婚式を古民家にて再現してくれました。


ウォヴィチの大聖堂





ウォヴィチの博物館






<ワルシャワを歩けばショパンを感じる>
ワルシャワ市民にとって偉大なピアニストであり作曲家のフェレデリック・F・ショパンは天才音楽家として、今なお誇るべき存在であり続けています。ワジェンキ公園からクラクフ郊外通りを通って王宮広場へ続く道は「ショパンの道」と呼ばれ観光スポットが沢山ある。ワルシャワ観光局お勧めの「Chopin in Warsaw 」のアプリをダウンロードすれば、オーディオガイドとして機能して大変便利です。
また博物館隣のレストラン「TAMKA43」ではショパンメニューを食してみるのも良いだろう。

クラクフ郊外通りのショパンの曲が流れるベンチ

聖十字架教会

聖十字架教会にはショパンの心臓が安置されている



ショパン博物館

ショパンのデスマスク

ショパンの髪の毛

ワジェンキ公園のショパン像
ショパンメニュー





今年から直行便も就航し、近くなったポーランドへの玄関口ではなく、フレデリック・ショパンの音楽が溢れるワルシャワに音楽の旅をしてみてはいかがでしょうか。市内にはショパンコンサートを始め、オペラ劇場やジャズバーと毎晩楽しめるでしょう。
また貴重な機会をいただいたポーランド政府観光局および現地で歓迎して頂いた現地観光局のスタッフの方に心より御礼を申し上げます。
【スタッフおススメ度】
ライトムーブ・フェスティバル★★★★ 今後はさらに大きなイベントへ。
ワルシャワの歴史地区★★★★★ ワルシャワ市民の熱意を探しに。
ジェラゾヴァ・ヴォラ★★★★ ショパン生誕の地へ
(2016年10月 大道隆宏)
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