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- お昼寝したくなる癒しの大自然ニュージーランド
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エリア:
- オセアニア>ニュージーランド>マウントクック
- オセアニア>ニュージーランド>ミルフォードサウンド
- オセアニア>ニュージーランド>テカポ
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/12/25 12:25


大自然の国ニュージーランドへは日本から飛行機で約11時間、機内での非常用設備の案内映像には映画「ホビット」が用いられています。
流石にこんな映画にでてくるような大自然のほとんどはCGじゃないのかなぁと内心ちょっとだけ疑いながら、いざニュージーランドへ!
今回、旅した南島を順に紹介していきます。
☆クイーンズタウン
ワカティプ湖の湖畔に広がる、こぢんまりとした町。晴れた朝のワカティプ湖がすごく綺麗で、その向こうに緑の森、アルプスの山々、青い空が広がります。
こんなCMみたいな景色です。


ホテルの牛乳、酪農が盛んなだけあって美味しい
様々なお店が集まる町の中心部には、レストランやカフェがたくさん。特大ハンバーガーで有名なファーグバーガーはお店の外まで行列ができるほどの人気店。このハンバーガーのバンズを焼いているのがお隣のベーカリー。ごはん系のパンから菓子パン、ちょっとしたケーキまであり、なおかつ美味しいので、すごくお腹がすいているときはハンバーガー、ちょっと食べたいときはお隣のパン屋さんがおすすめです。

また、クイーンズタウンはアクティビティの拠点となる町。たくさんのアクティビティがある中で、まさかのバンジージャンプに挑戦です。
ちなみに私は高所恐怖症ではないけれど、絶叫系が得意な訳でもなく、ビッグサンダーマウンテンは大丈夫だけど、富士急はだめな程度です。
本当に万が一のことを考え、流石に遺書は書かなかったものの、日本ではある程度の身辺整理をしてきました。しかもバンジージャンプは加入していた海外旅行保険が適用されるようだったので少し安心です。
バンジージャンプの起源はバヌアツ共和国の成人の儀式、世界で初めてバンジージャンプが営業として行われたのが、クイーンズタウンのカワラウ・ブリッジです。
さて、そのカワラウ・ブリッジにやってきました。高さ43mの橋から川に向かって飛び降りるのですが、夏には飛び降りてそのまま川に浸かるようにロープを調整してもらう事も可能だそうです。
遠くから見てもよくわからなかったけど、意外と川が浅くなさそうなので、万が一落ちても川底にぶつかることは無さそうでかなり安心!
ただ、橋から下を覗くと、ちょっと無理かも・・とやっぱり思ってしまいます。
係員のお兄さんが器具を付けながら、話しかけてくれるけど、内容なんてほとんど頭に入ってこなくて、適当な答えとぎこちない笑顔で答えるのが精いっぱい。覚えている限りでは、足をタオルでぐるぐる巻きにした上に、器具をまいて、ロープにつなぎ、さらに足首全体をカバーされて、ちょっと痛いくらいで、これなら取れそうにはないかなとちょっとだけ安心。

いざ飛び降りる位置に立ってカウントダウンされると、無意識に下を見てしまい、無理無理無理・・・と後ずさってしまいました。
横の方で集まっている観衆が飛びそうで飛ばないのを見て盛り上がっている様子。
前の山の方を見てと言われ、すぐに「5・4・3・2・1・・・」
あ、もう戻れない、と思ったら、空と山と川の色がぐちゃぐちゃに混ざって見えて、
「キャーーーーー」
・・・
何回かヒモがびよーんってして、それが止まってボートに回収されながらも、意味もなくずっと叫び続けていました。

果たしてこれを爽快感と呼ぶのか、頭の中で強風が吹き荒れているような、吹き飛ばされたみたいな感覚で、最終的にはなぜか飛べっちゃったなー、よかったーと思えました。
☆ミルフォードサウンド
クイーンズタウンからバスに乗って、羊やヤギを横目に、ティアナウの町まで約2時間半。ここで昼食をとり、さらに2時間半、フィヨルドランド国立公園へ入っていくと、ミルフォードサウンドに到着です。

サウンドとは入江という意味で、切り立ったフィヨルドの山々が入江に浮かんでいるような壮大な景色が広がっています。
ここには日帰りで来る人が多いのですが、クイーンズタウンから5時間以上かかるので、かなり慌ただしくなってしまいます。しかし今回はオーバーナイトクルーズ!日帰り観光の団体様と一緒になることもなく、ミルフォードサウンドの船上で1泊し、朝夕の静かな景色も満喫できて、しかも道中の国立公園もゆったり楽しめます。
船に乗り込むと船長さんの挨拶と諸々の説明があり、そのまま出港!大迫力の山々に囲まれ、虹のかかる滝に近づいてみたり、カヤックやボートで入江に漕ぎ出すこともできます。



運良くイルカを発見したので、ボートで他の乗船客と一緒になって、あっちこっちとイルカを追いかけ、間近でイルカのジャンプが見られて大興奮!

あっという間に時間が過ぎて、夕食でみんなでおしゃべりした後は、ホットココアを片手に、ミルフォードサウンドの歴史をスライドショーで学びます。

静まり返ったハリソンコーブに碇を降ろして1泊。月を眺めたり、翌朝は朝日に照らされるフィヨルドの景色を見ながら朝食を食べたり、オーバーナイトクルーズでしか見ることのできない景色を堪能できました。日帰りで足早に観光して帰るなんて、本当にもったいないです。タスマン海の方にでてから、港に戻る途中にペンギンやアシカもみることができて、大満足のクルーズでした。
☆ルートバーントラック
本来2泊3日のルートですが、途中までで日帰りでトレッキングしてきました。
クイーンズタウンから車で約1時間の地点からスタート。

まっすぐ伸びた赤ブナの林を抜けると、ジュラシックパークの世界のようなシダの群生に囲まれ、吊り橋を渡ると銀ブナの林へとどんどん風景が変わっていきます。屋久島に似たコケに覆われた景色から、ルートバーンの川の音が聞こえてくるのですが、澄み切った青色の川は透明度が高く、そのまま飲めるほど水がきれいなのです。

ルートバーン・フラットに出ると、突然景色が開けて、広大な平地の先に山がそびえ立っています。

山小屋についたら絶景を眺めながらランチタイム。

そのままお昼寝したいのをこらえて、来た道を帰ります。鳥のさえずりを聞きながら歩く道は、落ち葉とコケでふかふかだったので、思っていたほどは疲れませんでした。ちょっと長めのお散歩という感じで、大自然にエネルギーをもらえる場所でした。案内してくれたガイドさんが休日はここにお昼寝しにくると聞いて、本当にうらやましいと思いました。
☆マウントクック
サザンアルプスの迫力に圧倒されるマウントクック周辺には、いくつか湖があり、人工湖のプカキ湖はターコイズブルー、氷河湖のタスマン湖は灰色をしています。

タスマン氷河湖には氷河が浮いていて、ボートに乗って氷河に近づき、実際に触ることができます。



氷河の青色の部分は長い年月のあいだに圧縮され、密度が高くなった部分だそうです。
マウントクックにはハイキングコースがいくつも整備されていて、フッカーヴァレーの反日コースを歩きましたが、楽しめるハイキングなのでハードではなく、気軽に参加できます。
マウントクックリリーをはじめ、たくさんのお花が咲いていて、怒った顔のようなマウントクックも拝むことができて、手軽な割に充実度の高いツアーでした。


☆テカポ湖
絵本の世界のようなテカポの町。氷河の水が溶け込んだ濃い青のテカポ湖には、サザンアルプスがうつり、湖畔にはルピナスの花が咲いていて、近くに小さな教会がちょこんと建っています。


こんな景色を眺めながら、湖畔のベンチに座っていると、ポカポカと暖かくて、うとうとしてしまいます。肌にじんわりと感じる太陽の光を感じて、紫外線が気にしながら、それでもついのんびりと過ごしてしまいます。

有名な湖畔レストランのサーモン丼をおいしく頂いたら、夜は星空ツアーに出かけます。テカポの町はニュージーランドで最も綺麗な星空がみられると言われていて、世界最南端のマウントジョン天文台が建っています。厚着した上に、ダウンジャケットを借りて準備万端。風もなく暖かい夜だったようで、帽子も手袋もなしでも大丈夫でした。天文台に向かう車の窓から、既に輝く星がのぞいています。天文台付近からは車のヘッドライトさえ消して、星の光の妨げにならないようにします。周囲の町でも星の光を遮らないようにと、照明を上向きに付けてはいけないという決まりがあるそうです。

なんと前日が満月だったので、98%のほぼまんまるの月がかなりまぶしかったです。それでも、南十字星はもちろん、南半球でしかみられないような天体をいくつもみられて、大型望遠鏡からも天体をみせてもらうことができます。何度か流れ星をみつけたのに、願い事を言えなかったのが悔しいですが、とてもキレイな星空でした。
ただ、月がこんなにまぶしくなければ、もっとすごい星空だったのかなと想像しています。
☆クライストチャーチ
中心部はまだまだ復興の途中でところどころ通行止め、ほとんどの建物はフェンスに覆われています。中心部から離れれば営業しているお店もあり、車も普通に走っています。
観光というよりは、街の崩壊具合をみてまわるようでした。
唯一観光らしいのがこちらの紙の教会。


そんな今回の旅、何よりもほとんど晴れて、天候に恵まれ、ニュージーランドの自然を全身で体感できた気がします。雨が降っていたら、バンジーはもっと怖いし、トレッキングは過酷になりそうだし、星は見えないし・・・ということになっていたかもしれません。本当に晴れてよかった!
CGみたいな景色が目の前に広がっていて、大自然の中でゆっくりすれば、癒されること間違いないので、日本の人ごみの中で疲れている人には是非、行って欲しい国です。
オススメ度
クイーンズタウン ★★★★★・・・ワカティプ湖が綺麗で拠点として欠かせない町
ミルフォードサウンド ★★★★★・・・船上で1泊がおすすめの絶景
マウントクック ★★★★★・・・氷河湖で氷河にさわれて楽しい!
テカポ湖 ★★★★・・・満月じゃなければ満天の星空
(2014年11月 増田 里沙)

- 砂漠サンライズ!
-
エリア:
- アフリカ>モロッコ>メルズーガ
- テーマ:自然・植物
- 投稿日:2011/05/31 10:28

見えますか?砂漠の"一番星"

絵になるシルエット
翌朝は、ガイドさんに起こされるまでもなく目が覚めた。他のメンバーもごそごそと起き出しお互い助け合ってペットボトルの水で顔を洗う。寝ている間も細かい砂がテントに入り込んでいたそうだ。また、朝方に雨がサァーッと降って、これまた雨水がテントに入り込んでいたそうなのだが熟睡していた私は全くもって気が付かなかった。

砂漠のトイレ
東の空が徐々に白み始めたのでメンバーそれぞれが思い思いの場所へ。まずは、テントのそばの小高い丘に行ってみる。すると、あたり一面の砂にトイレットペーパーが埋まり風でひらひらしている。昨夜、トイレで使った場所付近だったのだが、その時は暗闇でよく見えなかったのだろう。これまでのキャンプツアー参加メンバーの多くがここで用を足した痕跡だ。荘厳な朝日を眺めるには適切な場所ではないと思い別の場所を探す。すると少し離れたところにある大砂丘の尾根に数人の人影を発見。私もそこに行くことにした。太陽が昇る速度と競争するように大砂丘の頂点を目指す。しかし、8合目まで行ったところで頂上アタックを断念。早朝に降った雨で砂がある程度固められ、多少は歩きやすくなってはいたのだが砂地を歩くのはかなり困難だった。へたって座り込むと尾根になっているため強風をもろに受け、砂が顔にあたって痛い。はぁはぁ言いながらカメラを構え日の出を待った。

無事撮影できました!

日の出で赤く染まった砂漠と美しい砂の風紋

見えますか?強風で吹き飛ぶ砂!
太陽が昇ると砂漠一面が赤く染まって何とも言えない美しい風景となった。夜も朝も訪れる者に感動を与える砂漠の景観。まさに、一生に一度は訪れてみたい場所だろう。
上るのは大変だったが下るのは楽ちんだった。バージンスノーならぬバージンサンドを駆け下りるのは、とても気分がよかった。

自分のテント目指し一気に駆け下りる!
テントに戻ると簡単な朝食が用意されていた。朝食を終えるとすぐ身支度をして出発地点のセンターに向けて出発です。

- キャンプ地到着!
-
エリア:
- アフリカ>モロッコ>メルズーガ
- テーマ:自然・植物
- 投稿日:2011/05/31 10:28
キャンプ地に到着後、ダイニング用のテントで紅茶を飲みながら休憩しているとほどなく夕食タイムとなった。メニューはタジン。ボリュームたっぷりで味もまずまず。

キャンプ地に到着しホッと一息

モロッコ名物"タジン"
夕食後、尿意を催したのでガイドさんにトイレはどこかと尋ねると、「どこでもどうぞ」と言われた。もちろん、トイレはないことを知ってはいたが、ある程度の場所くらいは決まっているのではと思い聞いてみたのだが・・・。月明かりに照らされた砂漠を見つめ、強風にさらされながらワイルドな気分に浸りつつ事を済ませた。これもまた気分爽快。
その後、6人の参加メンバーで、お互いのこれまでとこれからの旅程を確認し合いながら会話を楽しんでいるといつの間にか夜は更け就寝タイム。次の朝は砂漠の日の出を観賞するため朝は早い。もちろん、ガイドさんが起こしてくれる。

4枚の毛布で防寒対策バッチリの"ベッド"
砂漠の夜はもちろん静かだ。空を見上げると月の明るさにも負けない満天の星空。しばらく空を見続けているといくつもの流れ星も見ることができる。テントのそばではラクダが休憩している。テント、ラクダ、強い風、舞い散る砂、月、満天の星、流れ星、そして、暗闇に怪しく浮かぶ巨大な砂漠。こんな大自然に囲まれたテントの中で一瞬のうちに眠りに堕ちた。

キャンプ地に到着しホッと一息

モロッコ名物"タジン"
夕食後、尿意を催したのでガイドさんにトイレはどこかと尋ねると、「どこでもどうぞ」と言われた。もちろん、トイレはないことを知ってはいたが、ある程度の場所くらいは決まっているのではと思い聞いてみたのだが・・・。月明かりに照らされた砂漠を見つめ、強風にさらされながらワイルドな気分に浸りつつ事を済ませた。これもまた気分爽快。
その後、6人の参加メンバーで、お互いのこれまでとこれからの旅程を確認し合いながら会話を楽しんでいるといつの間にか夜は更け就寝タイム。次の朝は砂漠の日の出を観賞するため朝は早い。もちろん、ガイドさんが起こしてくれる。

4枚の毛布で防寒対策バッチリの"ベッド"
砂漠の夜はもちろん静かだ。空を見上げると月の明るさにも負けない満天の星空。しばらく空を見続けているといくつもの流れ星も見ることができる。テントのそばではラクダが休憩している。テント、ラクダ、強い風、舞い散る砂、月、満天の星、流れ星、そして、暗闇に怪しく浮かぶ巨大な砂漠。こんな大自然に囲まれたテントの中で一瞬のうちに眠りに堕ちた。

- いざっ砂漠へ!!!
-
エリア:
- アフリカ>モロッコ>エルフード
- テーマ:自然・植物 ドライブ
- 投稿日:2011/05/31 10:28
砂漠ツアーの基点の町、エルフードに到着!
エルフードに到着すると別の車に乗り換え、サハラ砂漠キャンプツアーの出発地点(メルズーカ近郊)を目指す。ほんの数分でエルフードの町を通り過ぎ、地平線の見える大平原をひたすら4WDの車でひた走る。ところどころ木々が生えているものの、ここも既に砂漠地帯である。「砂漠」というと、見渡す限り砂地が広がり、美しい風紋を織りなす大砂丘の風景を想像するが、実際には岩原など、地形は多岐にわたる。世界の砂漠地帯を土質で面積の広い順に分類すると、岩石砂漠>礫(小石)砂漠>砂砂漠の順になると言う。

砂漠の"電柱"
大平原を4WDで走行していると、再び、不思議な物体に遭遇。砂地に埋まったマンホールのように見えるその物体は、水に関係する施設かと思わせたが、話を聞くと送電線が砂の中を走っているそうだ。砂に埋まった電柱と言ったところだろう。この物体によって、砂漠の真っ只中でも電気が使えるようになっている。
また、この30分ほどの道のりで、いくつかのホテルが出現する。多くが、フランス文化の雰囲気が漂う「オーベルジュ」と呼ばれるレストランを併設する宿泊施設だ。「砂漠のキャンプはちょっと・・・」と思われる方にうってつけのホテルだ。砂漠の気分を味わうと同時に、しっかりっとした料理も楽しめる。でも、ファイブスタークラブとしては、いくつかの不便はあるものの、やはり、「ラクダに揺られて砂漠のど真ん中へ!!360度見渡す限りのサハラ砂漠で1泊キャンプ」をお奨めする。異次元とも言ってよい、360度、砂に囲まれた砂漠の世界は、実際に行ってみないと本当のところはわからないと思う。

ラクダに跨り出発!!
向こうに見えるのがセンター
日が傾きかけた頃にサハラ砂漠キャンプツアーセンターに到着する。大砂丘が迫るすぐ近くにこのセンターはある。結構立派な建物だ。ここに、キャンプツアーに必要のない物は置いていく。お風呂はないので、着替えは特に必要ない。自前の寝袋も必要ない。夜の気温に合わせてガイドさんがテントで毛布を配ってくれる。電気はあるが、砂漠では水は貴重品なので、自分が使う水は自分で用意しないといけない。飲む以外に、洗顔や歯磨きにも水が必要になるので、大きなサイズのペットボトルは必須。もちろん、出発地点のセンターで販売している。それと、トイレットペーパーも忘れずに!
この日のキャンプツアーに参加するメンバーがセンターに集まり次第、砂漠のど真ん中を目指しラクダに乗って出発する。

慣れてくると気分爽快!
ラクダに乗る体験は日本ではなかなかできない。そして、90分の道のりは、はたして長いのか短いのか。でも、ラクダに乗って動き出した瞬間、その答えは出た。
ラクダの背中に乗ってあたりを見渡すと、その視界の高さに驚く。でも、気分は爽快!!
出発したセンターの建物が徐々に背後に消えていくと、360度見渡す限りの砂漠となる。うねるような砂のなだらかな曲線がとても美しい。
砂漠は起伏が多いので結構揺れる。砂漠に慣れているラクダでも柔らかい深い砂地で足を取られることもある。鞍の金具を手できつく握り締め、前傾姿勢になって揺れに抗(あらが)う。慣れてくるまでは、どうしても体に余分な力が入る。それがまた楽しくもあるのだが徐々に疲れてくる。

柔らかい砂地に足を取られるラクダたち
ラクダは1本のロープでつながれていて、常に一列渋滞で移動する。ふと、前の参加メンバーに目をやると、やけにリラックスしてラクダに乗っている。よくよく見ると鞍の金具を持っていない。とても楽そうにラクダに乗っている。キャンプ地に到着し、彼と会話をしてわかったことなのだが、その彼はスイスに住んでいて乗馬の経験が豊富だった。ラクダに乗るコツを掴んだ私は、何とかリラックスして乗れるようがんばっていたらあっという間にキャンプ地に着いてしまった。鞍の上に何枚もの毛布を重ねて乗ってはいたが、お尻はちょっと痛かった。でも、その痛さも心地よいものだった。壮大な砂漠の景色は人の心を優しく包みこむ。
エルフードに到着すると別の車に乗り換え、サハラ砂漠キャンプツアーの出発地点(メルズーカ近郊)を目指す。ほんの数分でエルフードの町を通り過ぎ、地平線の見える大平原をひたすら4WDの車でひた走る。ところどころ木々が生えているものの、ここも既に砂漠地帯である。「砂漠」というと、見渡す限り砂地が広がり、美しい風紋を織りなす大砂丘の風景を想像するが、実際には岩原など、地形は多岐にわたる。世界の砂漠地帯を土質で面積の広い順に分類すると、岩石砂漠>礫(小石)砂漠>砂砂漠の順になると言う。

砂漠の"電柱"
大平原を4WDで走行していると、再び、不思議な物体に遭遇。砂地に埋まったマンホールのように見えるその物体は、水に関係する施設かと思わせたが、話を聞くと送電線が砂の中を走っているそうだ。砂に埋まった電柱と言ったところだろう。この物体によって、砂漠の真っ只中でも電気が使えるようになっている。
また、この30分ほどの道のりで、いくつかのホテルが出現する。多くが、フランス文化の雰囲気が漂う「オーベルジュ」と呼ばれるレストランを併設する宿泊施設だ。「砂漠のキャンプはちょっと・・・」と思われる方にうってつけのホテルだ。砂漠の気分を味わうと同時に、しっかりっとした料理も楽しめる。でも、ファイブスタークラブとしては、いくつかの不便はあるものの、やはり、「ラクダに揺られて砂漠のど真ん中へ!!360度見渡す限りのサハラ砂漠で1泊キャンプ」をお奨めする。異次元とも言ってよい、360度、砂に囲まれた砂漠の世界は、実際に行ってみないと本当のところはわからないと思う。

ラクダに跨り出発!!
向こうに見えるのがセンター
日が傾きかけた頃にサハラ砂漠キャンプツアーセンターに到着する。大砂丘が迫るすぐ近くにこのセンターはある。結構立派な建物だ。ここに、キャンプツアーに必要のない物は置いていく。お風呂はないので、着替えは特に必要ない。自前の寝袋も必要ない。夜の気温に合わせてガイドさんがテントで毛布を配ってくれる。電気はあるが、砂漠では水は貴重品なので、自分が使う水は自分で用意しないといけない。飲む以外に、洗顔や歯磨きにも水が必要になるので、大きなサイズのペットボトルは必須。もちろん、出発地点のセンターで販売している。それと、トイレットペーパーも忘れずに!
この日のキャンプツアーに参加するメンバーがセンターに集まり次第、砂漠のど真ん中を目指しラクダに乗って出発する。

慣れてくると気分爽快!
ラクダに乗る体験は日本ではなかなかできない。そして、90分の道のりは、はたして長いのか短いのか。でも、ラクダに乗って動き出した瞬間、その答えは出た。
ラクダの背中に乗ってあたりを見渡すと、その視界の高さに驚く。でも、気分は爽快!!
出発したセンターの建物が徐々に背後に消えていくと、360度見渡す限りの砂漠となる。うねるような砂のなだらかな曲線がとても美しい。
砂漠は起伏が多いので結構揺れる。砂漠に慣れているラクダでも柔らかい深い砂地で足を取られることもある。鞍の金具を手できつく握り締め、前傾姿勢になって揺れに抗(あらが)う。慣れてくるまでは、どうしても体に余分な力が入る。それがまた楽しくもあるのだが徐々に疲れてくる。

柔らかい砂地に足を取られるラクダたち
ラクダは1本のロープでつながれていて、常に一列渋滞で移動する。ふと、前の参加メンバーに目をやると、やけにリラックスしてラクダに乗っている。よくよく見ると鞍の金具を持っていない。とても楽そうにラクダに乗っている。キャンプ地に到着し、彼と会話をしてわかったことなのだが、その彼はスイスに住んでいて乗馬の経験が豊富だった。ラクダに乗るコツを掴んだ私は、何とかリラックスして乗れるようがんばっていたらあっという間にキャンプ地に着いてしまった。鞍の上に何枚もの毛布を重ねて乗ってはいたが、お尻はちょっと痛かった。でも、その痛さも心地よいものだった。壮大な砂漠の景色は人の心を優しく包みこむ。

- 砂漠を感じ始めた!?
-
エリア:
- アフリカ>モロッコ>エルフード
- テーマ:街中・建物・景色 自然・植物
- 投稿日:2011/05/31 10:28
【これらはいったい何なのか?】

今回、モロッコを旅していて、"砂漠"を感じ始めたのは、カスバ街道の終点にほど近い、エルフード近郊あたりからだった。道路脇に盛り上がる細かい砂に取り囲まれ、強風に吹き飛ばされた砂が視界を遮り辺り一帯が黄色い世界になる。そして、ほどなく、砂漠の中に広がる異様な光景を目にする。砂漠の平原に無数の小山が形成されていて、大きなアリ塚のようにも見えなくはないがアリ塚にしては大きすぎるような気がした。
「これらはいったい何なのか?」
それは、約1000年も前に人間の手(ベルベル人)によって掘られた井戸だった。ガイドさんの話を聞くと、昔は、地下に多くの水脈が通っていて、その無数の穴から滑車を使って水を汲み上げていたそうだ。井戸は、すべて地下で繋がっていたのだが、水が取れなくなってからは、地盤沈下や、風化で大部分の地形が変わってしまったという。ガイドさんは、その証拠に、ひとつの井戸から入って、別の井戸から出てくるといった実演を見せてくれた。今でも25mくらいある深さの井戸を器用に下りていき、真っ暗闇の中を通って見事に別の井戸から上ってきた。拍手喝さい!!

【この様に足を使って水を汲み上げる】

【穴は深くて真っ暗】

今回、モロッコを旅していて、"砂漠"を感じ始めたのは、カスバ街道の終点にほど近い、エルフード近郊あたりからだった。道路脇に盛り上がる細かい砂に取り囲まれ、強風に吹き飛ばされた砂が視界を遮り辺り一帯が黄色い世界になる。そして、ほどなく、砂漠の中に広がる異様な光景を目にする。砂漠の平原に無数の小山が形成されていて、大きなアリ塚のようにも見えなくはないがアリ塚にしては大きすぎるような気がした。
「これらはいったい何なのか?」
それは、約1000年も前に人間の手(ベルベル人)によって掘られた井戸だった。ガイドさんの話を聞くと、昔は、地下に多くの水脈が通っていて、その無数の穴から滑車を使って水を汲み上げていたそうだ。井戸は、すべて地下で繋がっていたのだが、水が取れなくなってからは、地盤沈下や、風化で大部分の地形が変わってしまったという。ガイドさんは、その証拠に、ひとつの井戸から入って、別の井戸から出てくるといった実演を見せてくれた。今でも25mくらいある深さの井戸を器用に下りていき、真っ暗闇の中を通って見事に別の井戸から上ってきた。拍手喝さい!!

【この様に足を使って水を汲み上げる】

【穴は深くて真っ暗】
51 - 55件目まで(56件中)


