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3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
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たった5時間で!直行便で行く、世界遺産がぎゅっと詰まった都市 ダナンへの旅

2015/01/23 14:36
ホイアン
エリア:
  • アジア > ベトナム > ダナン
  • アジア > ベトナム > ホイアン
テーマ:
  • 観光地
  • / 世界遺産
  • / グルメ
7月16日は何の日でしょうか??
そうです、成田-ダナン間直行便の就航開始の日です。
この就航を記念して私は今回、ベトナム航空さん主催のダナン研修旅行に参加させていただくことになりました。





搭乗前には直行便記念のセレモニーが行われ、マスコミや関係者の人でにぎわっていました。
初めてのベトナム、初めてのダナン。遠足に行く子供のようなわくわくした気持ちを胸に、初便へと乗り込みました。







成田からのたった5時間20分でダナン空港到着。夜なのに気温は30℃越えで、着いた途端に汗がじんわり。そんな中、現地のベトナム人の人々が横断幕を広げて空港の出口で待っていてくれました。



1日目の夜ご飯は「APSARA」



ダナン名物のミークアン。汁なしのうどんのようなもの。ピーナッツが入っていることに驚きましたが、これが香ばしくてくせになるのです。







全体的に薄めで、日本人の口に合います。



食後の蓮茶。ベトナムの食器はひとつひとつの作りが繊細でとても可愛らしい・・・

<変わらない時間が流れる街 ホイアン>
かつて、海のシルクロードの中心地として繁栄したホイアンには、フランス、日本、中国など様々なスタイルの雰囲気のある建造物が並んでいて、歩くだけでも楽しくなります。






夜のホイアンの街には、入り口にランタンを構えたおしゃれなカフェがたくさん。人々は幻想的な光とともに、穏やかな時間を過ごしていました。





熱さが厳しい昼間はシクロで散策するのがおすすめ。陽気なドライバーさんが安全運転のもと、案内してくれます。意外と速度が出るので、手荷物を落とさないように注意。







福建会館。ここは中国・福建省から渡ってきた華僑が集まる場所で、内部には祭壇が設けられています。赤、黄色に塗られた中国風の派手な造りが特徴的。



巨大な渦巻き線香。奥には福建省出身者の信仰する媽祖神が祭られています。







来遠橋(日本橋)。1593年に建設された屋根付きの橋で、ベトナムの新2万ドン紙幣に印刷されています。橋の中間付近には小さな寺があり、以前はこの橋の東側に日本町、西側に中国人町があったとか。毎晩18時〜22時くらいまでライトアップされ、昼夜で違った顔を見せるのです。今回は昼間の観光だったため、夜の顔を見れませんでした・・・残念。

ホイアンの街は世界遺産に登録されていることだけあって、建物一つ一つが趣のあるものばかりでした。中国人街を中心に古い民家やお寺などの木造建築などが残り、歩いているだけでわくわく。またベトナム雑貨、アオザイ、提燈などを売るお店、オーダーメイドのお店など、ショッピングも楽しめるところで、特に女性は楽しめること間違いなしです。

<チャンパ王国の聖地 ミーソン遺跡>
ホイアンの街を散策した後は、南西約40km先まで車で1時間程揺られ、ミーソン遺跡へ。
ミーソン遺跡は2世紀から17世紀にかけてベトナム中部から南部にかけて栄えたチャンパ王国の建造物群のひとつ。その歴史的価値は非常に高く、世界遺産に登録されています。ヒンドゥー教の神々を祀るレンガ造りの祠堂には、繊細で美しい彫刻が今なお残っているのです。





車を降りて10分程木々に覆われた深い森の中のゆるやかな坂を上ると、突如ミーソンが目の前に。ひっそりと佇む赤レンガの廃墟に、思わず見とれる私。



手前のへこんだ草の部分は、ベトナム戦争の時に爆弾が落とされた跡。





建造物にはセメントや漆喰などの接着剤を使った形跡がなく、当時の技術の高さを物語っています。

本来ジャングルに埋もれていたところを切り開いて発掘されたミーソン遺跡。森に囲まれた遺跡は、ベトナム戦争の空爆を受けた影響により、損傷は激しく残っている遺跡も状態が良いものは本当に少なかったですが、彫刻の細やかさや凛とした出で立ちはすごく魅力的でした。もっと長く、もっと近くで見ていたかったなあ・・・

<ベトナムの京都 古都フエ>
遺跡群に心奪われたあとは、ハイバン峠を越え、車で約2時間かけてフエへ。フエといえば、ベトナムにおいて最初に世界遺産に登録されたエリアであり、歴史的建造物が数多く点在しています。







ティエンムー寺。奥には釈迦像が祀られていて、7重の塔がシンボル。







12代目皇帝カイディン帝の死後に造られたカイディン帝廟。長い階段を上ると、馬や兵士の像が迎えてくれます。



この階段が本当に長かった・・・





廟の中に入ると、色彩鮮やかな天井が。見とれすぎると首が疲れてしまうので注意・・・

<見た目も味も楽しめる フエの宮廷料理>
フエでの夕飯は、宮廷料理をいただくことに。レストランについて早々、店員さんに「宮廷衣装、着てみませんか?」とお誘いを受け、せっかくなので着てみることに。



宮廷の家来の衣装。帽子がうまく被れなくて、ぐいぐい押しこんでもらいました。



しばらく宮廷気分を味わったあとは、待ちに待った宮廷料理。このサラダはクジャクをイメージしてあるようです。



造りが精巧で素晴らしい。なんだか食べるのがもったいないです。



ランタン飾りの揚げ春巻き。見た目のインパクトに驚き!チリソースにつけて食べます。



揚げえびの味噌炒めのようなもの。くせのある味噌が濃厚で美味しい。



蝶?の空芯菜。



亀のチャーハン。目はコショウでできてます。

フエ宮廷料理は、全体的に味が薄めで、日本人の口にも合いやすいように感じました。また味だけでなく、視覚でも楽しめるのが印象的で、見た目の美しさにもこだわった料理は、食べる前に写真を撮らずにはいられません。かつて皇帝一族の食卓にのぼった宮廷料理を存分に味わえた美食三昧の夜でした。

<東洋で最も美しい洞窟 フォンニャ・ケバン>
今回私が一番楽しみにしていたのがフォンニャ・ケバン。事前にガイドさんからたくさん歩くと聞いていたので、履き慣れた運動靴で準備万端。フエから車で約4時間揺られ、ラオスとの国境に位置するフォンニャ・ケバンへやってきました。
現在一般公開されている洞窟は、新たに公開された「天国の洞窟」を加えて3か所のみ。残る2つはフォンニャ洞窟と仙人洞窟です。



今回まず向かったのは天国の洞窟。





ひたすら歩く。



汗だくになりながらやっと入り口まで辿り着くと、今度は急こう配な階段が待っています。



目の前には長い階段と、奥には鍾乳洞が。この階段つるつると滑りやすく、履き慣れたスニーカーを履いていたにも関わらず転びかけた私は、危うくもうひとつの天国に行くところでした。洞窟の中は一気に気温が下がるため、ひんやり涼しくなります。







ライトアップされた鍾乳洞は実に幻想的で、しかしそれ以上に驚いたのは洞窟の大きさ。胴長5km、幅150km、高さ200kmというスケールの壮大さは、現時点でアジア最長だそうです。ただし見学できるのは内1kmの長さ。それでもこの洞窟の規模と自然美には圧倒されます。



様々な形の奇岩に遭遇。

天国の洞窟を満喫したあとは、坂を下り船着き場でボートに乗り換え、フォンニャ洞窟へ。



ボートの運転手に女性が多かったことにびっくり。30程川を走り、入口へと向かいます。





入口に到着。水位によって小さなボートに乗り換えなくてはいけなかったり、最悪入れないというケースもあるのですが、今回は運よく乗ってきたボートでそのまま入ることが出来ました。





狭い入口をボートですり抜け進んでいくと、奥には様々な造形の巨大な鍾乳石が天井や地上から顔を出します。洞窟の中で聞こえるのはボートを漕ぐ水の音だけで、静寂な空間の中、洞窟という名の自然の魅力にただただ驚くばかり。





2003年に世界自然遺産に登録されたフォンニャ・ケバンは、私の想像していた洞窟というイメージをはるかに超えていて、スケール、美しさなどあらゆる点で驚きの連続でした。4億年という途方もない年月をかけて創られた自然美を秘めているフォンニャ・ケバンは、訪れるべき価値のある唯一無二の場所であると思いました。

<最後に>
なにもかもが初めてだったダナン。実際に行ってみると、食事はあっさりしていてどれも美味しいし、街の人々は穏やかで大らか。世界遺産も魅力的で、街中は活気がありながらものどかで、古くてどこか懐かしい雰囲気が妙に心地よい。どうしてもっと早くダナンに旅に来ていなかったんだろう・・・と思うほどでした。都市部にはないゆったりとした時間の流れを感じることが出来るダナンにハマってしまった、そんな私でした。



地ビールにもハマり、最初にして最高なダナン旅行となりました。

【スタッフおススメ度】
<ホイアン旧市街>★★★★★
可愛い雑貨屋さんやカフェがたくさん!女性におすすめ
<ミーソン遺跡>★★★★
レンガ造りと美しい彫刻は、見ていて飽きることがない
<古都フエ>★★★★★
ひとつひとつの建造物に歴史を感じる
<フエ宮廷料理>★★★★★
フエを訪れたらぜひ味わうべき!繊細で美しい見た目で味は日本人好み
<フォンニャ・ケバン>★★★★★
壮大な鍾乳洞の集合地帯に心奪われること間違いなし

(2014年7月 酒井優紀)
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