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- 〜3泊4日駆け足コタキナバル(ボルネオ島)〜
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エリア:
- アジア>マレーシア>コタキナバル
- テーマ:ホテル・宿泊 自然・植物 動物
- 投稿日:2014/12/26 15:42
マレーシアのボルネオ島にあるコタキナバル。もう既に日本人にはメジャーなビーチリゾートで、大自然あり海あり&安全と人気です。
今回キャセイパシフィック航空様より研修旅行のお誘いを頂き、3回目のコタキナバル訪問となりました。
■1日目■
キャセイパシフィック航空でコタキナバルへは香港まで約4時間、香港から約3時間のフライトです。
香港空港の乗り継ぎ時間に、研修の一つとしてビジネスラウンジを体験。
ビジネスラウンジは空港内に6ヵ所、さすがアジアのハブ空港。ラウンジ毎に趣向が違い、飽きる事がありません。
飛行機が見渡せるバーでシャンパンを飲みながらゆっくり過ごせるのもビジネスクラス利用だからこその贅沢。
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスはとてもお得な料金があるので、少し贅沢をしたい人にはオススメです。
コタキナバルに到着は夜20時位、空港を出た時に感じるアジアの熱気。お久しぶりアジア!
今夜はコタキナバルで人気のホテル『シャングリラ・タンジュン・アル』に宿泊。ロビーは天井も高く広々として、アジアンリゾートの雰囲気満点です。タンジュンウイングのゆったりとした部屋はバスルーム、バルコニーも十分な広さで快適。キナバルウイングからのグレードアップはそれだけの価値があるようです。
■2日目■
シャングリラホテルからスピードボートでマヌティク島とマヌカン島に向かいます。スピードボートは早い!それだけに怖!海の上を軽快に走る気持ちいい乗り物ながら、スピードが苦手な私には少し緊張する10分でした。
マヌティク島もマヌカン島も海の透明度はなかなかで、小さな魚が沢山泳いでいるのが見られます。コタキナバルでは白砂のビーチが少ないので、海を楽しみたい場合はアイランドホッピングに参加するのが一般的です。バーベキューランチやブュッフェレストランもあるので、朝から夕方までたっぷり楽しめます。
今日はさすがに水着ではなかったので、木陰のサマーチェアで一休み。極楽の一言。
島には大トカゲがいたり、ファミリーには必須のオプショナルです。
夕方、次に向かったのはリバークルーズ。マングローブの生い茂る川で天狗猿を探すツアーです。雲行きが怪しい中、ライフジャケットを着こんで出発。木がガサゴソ言うところを注意深く探して行きます。時々レンジャーさんが、あそこここと指差してくれるもなかなか見つからないもの…。そんな中、雨が…。だんだん猿どころではない雨足となり、ボートの端が濡れてきてとても座っていられなく大変でしたがこれもまた楽しい思い出となりました。
無事ボート乗降場に到着後、マレーシア料理のビュッフェの夕食がお待ちかね。夕食後は、もう一つのリバークルーズ、ホタル鑑賞です。
真っ暗な川をボートで走るとポツポツとホタルが!その光の数はまるでクリスマスツリーのイルミネーションのようです。また一匹、二匹と、群れを離れてこちらに向かってくるホタルもいて、健気で可愛いものです。
日本とはちょっと違った風情のホタル鑑賞でした。
本日の宿泊は『シャングリラ・ラサリア』。このホテルは市内から約50分かかるので、気軽に買い物には出られません。ホテルライフを楽しむホテルです。
目の前は広い砂浜のビーチがあり、プールも広く快適なステイが出来るので、リゾート目的の人にはオススメしたいホテルです。
■3日目■
ラサリアに泊まったら必見のオラウータン見学。敷地内に保護施設があり、予約をすれば見せて貰えます。
1日数回の公開時間は混みあいますので、早目の予約がオススメです。
まず予約した時間にセンターに行くと、オラウータン保護に関するビデオを鑑賞させられ(笑)ます。その後、レインフォレストトレイルを進むとオラウータンを待つ場所があり、レンジャーさんがオラウータンを呼ぶとどこからかオラウータンがやって来て、みんなが見ている前で餌を食べ始めます。そのゆっくりとした姿は、とても可愛がられて大切に育てられているのだな、と、わかる位でほのぼの。こちらもファミリーには必須ですね。
オラウータンも満喫したので、これからキナバル山国立公園に向かいます。キナバル山の山頂登頂する為には、通常山小屋に1泊が必要。今回は公園内にある植物園を散策のみです。世界一小さい蘭や、ウツボカズラなど、キナバル山で見られる植物を見ることができました。しかし、雨が降るなかでしたので、早々に退散…。
コタキナバルに着く前に地元のスーパーに寄ってもらいお買い物。Lego好きな息子の為にLeLeを購入。完全なるパクりです(笑)
野外には肉が並べられていましたが、きちんと氷に埋められ管理はされているようです。
夕方になり向かったのはマリマリビレッジ。いわゆる原住民族文化村。ボルネオ島に元より住んでいた原住民の家や生活を再現していて、酒造りや吹き矢など体験が出来ます。
家々を見学した後、民族音楽ショーが始まります。これはなかなか見物です。逆にこの音楽だけでもいい位(笑)
ショーの後はビュッフェディナーでこのツアーは終了です。
最後に泊まったのはステラハーバーリゾートの『マゼランステラ』です。
マリーナ、ゴルフ場と広大な敷地を持つこのホテルはマゼランステラとパシフィックステラと2つのホテルを有します。マゼランステラのメインビルディングはマレー風の建物で、天井が高く気持ちのいい雰囲気です。
部屋も少し古いものの十分ゆったりとしているので、リゾート気分が味わえます。パシフィックステラはクラブ以上の部屋ではないとバルコニーがないので、バルコニー好きにはマゼランステラをオススメします。
■4日目■
今回昼発便でしたので、ゆっくり朝食を食べる時間が持てました。香港の乗継ぎもスムーズで、夜21時に羽田空港に到着です。
今回駆け足のコタキナバルでしたが、ホテルの良さも再認識出来、自然の豊かさも体験出来た充実の旅行となりました。
【コタキナバル<オプショナル>おススメ度】
●リバークルーズ…★★★★
天狗猿探しと蛍観賞一度に二度楽しめるので、なかなかです。
●トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園…★★★★★
ビーチのないシティのホテルに宿泊するなら必須です!
●キナバル公園…★★★★
山に行きたい人はこれでは満足できません。ボルネオの植物を見たい人におススメです。ここまで来るならキャノピーウォークに行くプランに!
●マリマリ文化村…★★★
ボルネオの原住民の文化に興味がある人には面白いかもしれませんが、テーマパークなので、そのつもりで。
2014年10月能祖
今回キャセイパシフィック航空様より研修旅行のお誘いを頂き、3回目のコタキナバル訪問となりました。
シャングリラ・ラサリアのオラウータン
■1日目■
キャセイパシフィック航空でコタキナバルへは香港まで約4時間、香港から約3時間のフライトです。
香港空港の乗り継ぎ時間に、研修の一つとしてビジネスラウンジを体験。
ビジネスラウンジは空港内に6ヵ所、さすがアジアのハブ空港。ラウンジ毎に趣向が違い、飽きる事がありません。
飛行機が見渡せるバーでシャンパンを飲みながらゆっくり過ごせるのもビジネスクラス利用だからこその贅沢。
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスはとてもお得な料金があるので、少し贅沢をしたい人にはオススメです。
空港内ビジネスラウンジ
ビジネスラウンジでシャンパンを頂きます。
ヌードルコーナーもあり美味しい香港ワンタン麺が楽しめます。
コタキナバルに到着は夜20時位、空港を出た時に感じるアジアの熱気。お久しぶりアジア!
早速アジアン料理を
今夜はコタキナバルで人気のホテル『シャングリラ・タンジュン・アル』に宿泊。ロビーは天井も高く広々として、アジアンリゾートの雰囲気満点です。タンジュンウイングのゆったりとした部屋はバスルーム、バルコニーも十分な広さで快適。キナバルウイングからのグレードアップはそれだけの価値があるようです。
タンジュンウイングのゆとりのある部屋
朝の部屋からの眺め
プールも広々
■2日目■
シャングリラホテルからスピードボートでマヌティク島とマヌカン島に向かいます。スピードボートは早い!それだけに怖!海の上を軽快に走る気持ちいい乗り物ながら、スピードが苦手な私には少し緊張する10分でした。
スピードボートを運転してくれるおじさん
ここまでくれば海がぐんと綺麗に!
マヌティク島もマヌカン島も海の透明度はなかなかで、小さな魚が沢山泳いでいるのが見られます。コタキナバルでは白砂のビーチが少ないので、海を楽しみたい場合はアイランドホッピングに参加するのが一般的です。バーベキューランチやブュッフェレストランもあるので、朝から夕方までたっぷり楽しめます。
今日はさすがに水着ではなかったので、木陰のサマーチェアで一休み。極楽の一言。
島には大トカゲがいたり、ファミリーには必須のオプショナルです。
オオトカゲ君もBBQに参加??
ビーチチェアに寝そべるとこんな風景
島での生ビール最高!
夕方、次に向かったのはリバークルーズ。マングローブの生い茂る川で天狗猿を探すツアーです。雲行きが怪しい中、ライフジャケットを着こんで出発。木がガサゴソ言うところを注意深く探して行きます。時々レンジャーさんが、あそこここと指差してくれるもなかなか見つからないもの…。そんな中、雨が…。だんだん猿どころではない雨足となり、ボートの端が濡れてきてとても座っていられなく大変でしたがこれもまた楽しい思い出となりました。
クルーズの船着き場
あ、あそこに猿!
とうとう海まで出てしまいました。Uターン。
無事ボート乗降場に到着後、マレーシア料理のビュッフェの夕食がお待ちかね。夕食後は、もう一つのリバークルーズ、ホタル鑑賞です。
真っ暗な川をボートで走るとポツポツとホタルが!その光の数はまるでクリスマスツリーのイルミネーションのようです。また一匹、二匹と、群れを離れてこちらに向かってくるホタルもいて、健気で可愛いものです。
日本とはちょっと違った風情のホタル鑑賞でした。
ビュッフェのマレー料理
本日の宿泊は『シャングリラ・ラサリア』。このホテルは市内から約50分かかるので、気軽に買い物には出られません。ホテルライフを楽しむホテルです。
目の前は広い砂浜のビーチがあり、プールも広く快適なステイが出来るので、リゾート目的の人にはオススメしたいホテルです。
シャングリラ・ラサリアのゆとりの部屋
朝の部屋からの眺め
目の前は広いビーチ!
■3日目■
ラサリアに泊まったら必見のオラウータン見学。敷地内に保護施設があり、予約をすれば見せて貰えます。
1日数回の公開時間は混みあいますので、早目の予約がオススメです。
まず予約した時間にセンターに行くと、オラウータン保護に関するビデオを鑑賞させられ(笑)ます。その後、レインフォレストトレイルを進むとオラウータンを待つ場所があり、レンジャーさんがオラウータンを呼ぶとどこからかオラウータンがやって来て、みんなが見ている前で餌を食べ始めます。そのゆっくりとした姿は、とても可愛がられて大切に育てられているのだな、と、わかる位でほのぼの。こちらもファミリーには必須ですね。
結構近くで見れます。
楽しそう!
オラウータンも満喫したので、これからキナバル山国立公園に向かいます。キナバル山の山頂登頂する為には、通常山小屋に1泊が必要。今回は公園内にある植物園を散策のみです。世界一小さい蘭や、ウツボカズラなど、キナバル山で見られる植物を見ることができました。しかし、雨が降るなかでしたので、早々に退散…。
世界一小さい蘭
食虫植物ウツボカズラ
コタキナバルに着く前に地元のスーパーに寄ってもらいお買い物。Lego好きな息子の為にLeLeを購入。完全なるパクりです(笑)
野外には肉が並べられていましたが、きちんと氷に埋められ管理はされているようです。
]地元のスーパー
ちゃんと氷に埋められている鶏肉
夕方になり向かったのはマリマリビレッジ。いわゆる原住民族文化村。ボルネオ島に元より住んでいた原住民の家や生活を再現していて、酒造りや吹き矢など体験が出来ます。
家々を見学した後、民族音楽ショーが始まります。これはなかなか見物です。逆にこの音楽だけでもいい位(笑)
ショーの後はビュッフェディナーでこのツアーは終了です。
原住民の家
昔の生活を再現してくれます。
民族音楽ショー
最後に泊まったのはステラハーバーリゾートの『マゼランステラ』です。
マリーナ、ゴルフ場と広大な敷地を持つこのホテルはマゼランステラとパシフィックステラと2つのホテルを有します。マゼランステラのメインビルディングはマレー風の建物で、天井が高く気持ちのいい雰囲気です。
部屋も少し古いものの十分ゆったりとしているので、リゾート気分が味わえます。パシフィックステラはクラブ以上の部屋ではないとバルコニーがないので、バルコニー好きにはマゼランステラをオススメします。
マゼランステラデラックスルーム
朝部屋からの眺め
メイン棟の間の前がプール
■4日目■
今回昼発便でしたので、ゆっくり朝食を食べる時間が持てました。香港の乗継ぎもスムーズで、夜21時に羽田空港に到着です。
今回駆け足のコタキナバルでしたが、ホテルの良さも再認識出来、自然の豊かさも体験出来た充実の旅行となりました。
【コタキナバル<オプショナル>おススメ度】
●リバークルーズ…★★★★
天狗猿探しと蛍観賞一度に二度楽しめるので、なかなかです。
●トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園…★★★★★
ビーチのないシティのホテルに宿泊するなら必須です!
●キナバル公園…★★★★
山に行きたい人はこれでは満足できません。ボルネオの植物を見たい人におススメです。ここまで来るならキャノピーウォークに行くプランに!
●マリマリ文化村…★★★
ボルネオの原住民の文化に興味がある人には面白いかもしれませんが、テーマパークなので、そのつもりで。
2014年10月能祖
- 本物の極上サファリ体験♪
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エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>クルーガー国立公園
- アフリカ>ボツワナ>オカバンゴ
- アフリカ>ボツワナ>モレミ
- テーマ:ホテル・宿泊 自然・植物 動物
- 投稿日:2014/12/26 14:42
かつては貴族が狩猟を楽しむものであったサファリ。現在の人々は、銃をカメラに持ち替えてサファリを楽しむ。本物の極上サファリ体験ができる場所をご紹介させていただきます。
まず1つ目は、世界最大の内陸デルタ地帯 ボツワナのオカバンコデルタ。
オカバンコはザンベジ川流域に広がる地球最大の内陸デルタであり、その湿地帯には水を求めて無数の野生動物たちが集まり、ワニやカバなどの大型動物も多数生息する動物の楽園だ。
日本からヨハネスブルクへ行き1泊。翌日南アフリカ航空でマウンへ移動し、マウンから小型フライトでオカバンコデルタへ飛行機で40分。小型フライトの預け荷物はソフトケースのみ可能。大きさの制限はないが、重さは15キロまで。
オカバンゴデルタの中にあるモレミ動物保護区にあるデラックステントキャンプの「ポムポムキャンプ」でまず1泊した。
オールインクルーシブなので、お酒も含めたドリンクはいつでも自分で冷蔵庫から取り出し飲むことができる。
ロッジのすぐそばまで動物がくるので、日没後は一人で外出は禁止だ。夕食の時間になるとスタッフが迎えに来てくれる。
ロッジへ到着後、少し休憩を取り16時からゲームサファリドライブへ出発。早速ライオンのファミリーを発見!残念ながらみんなでお昼寝中だった。しばらくゲームサファリを楽しんだ後は、安全な場所でサファリカーから降りて、サンセットをながめながらワインを飲んで休憩。その後は大きなライトをつけながら夜のサファリを楽しむ。なんと先ほどのライオンのファミリーが、ハンティングをするために移動をするところに遭遇。川の向こう側で待機。親子がゆっくり川を渡ってくる。
翌日は朝食後、8時頃からゲーム・ドライブへ。開始後すぐにライオンの朝ご飯中に遭遇!
2つ目の宿泊地は、ポムポムキャンプからわずか10分のフライトでつく、オカバンゴデルタのセントラルデルタにある「モレミ クロッシングキャンプ」だ。
オカバンゴデルタのど真ん中にあり、船でしかロッジへ行くことができない。
このロッジではボートに乗ってのサファリとカヌーに乗ってのモコロサファリ、ガイドさんとブッシュを歩くウォーキングサファリのアクティビィがある。
カヌーに乗ってのモコロサファリは湿地帯のオカバンコならではのアクティビィだ。
ココでしか見られない、植物や、爬虫類、鳥などについてガイドさんが説明してくれる。
水辺には多くの鳥がいて、鳥好きには天国だろう。
ボートサファリの後は、湿地帯の真ん中でワインを飲みながらサンセットを待つ。
時間がたつにつれてどんどん、空の色が変わっていくさまはとてもきれいだった。
ほろ酔い気分で静寂に包まれたオカバンコにいるうちに、日々のストレスがすぅーと消えていった。日本に帰ったら仕事ガンバローという気持ちにさせてくれる。
2つ目は南アフリカのクルーガー国立公園。
今回私が泊まったシンギタは、クルーガー国立公園の中でプライベートサファリができる唯一のロッジだ。丘の上に立つレボンボロッジと、川に面したスウェ二ロッジ合わせても6,7台のサファリカーしかない。めったに他のサファリカーに会うことがないから、ゆっくり優雅にサファリが楽しめる。まるでサファリパークのように、ライオンの周りに何台ものサファリカーが押し寄せることもない。本物のサファリができる場所なのだ。
シンギタは世界のセレブに愛される最高級ロッジ。
シンギタでのゲームサファリは朝と夕方の2回。国立公園の中にある私営保護区なので、国立公園の厳しい規制がなく、動物のかなり近くまで行くことができる。
ヒョウは夜行性なので、昼間に行動するのは珍しいのだが、今回はハンティングに行こうとしているヒョウに会えた。
ヒョウの次はライオンの兄弟に遭遇。めちゃくちゃ仲良しで、2匹でじゃれあう姿がとってもかわいかった。
今回の旅行でライオンにもイケメンとそうでないライオンがいるんだなぁと思った。
あなたの好みはどのライオンですか?
昼間は、アーチェリー、サイクリング、ビレッジ訪問、ブッシュウォーク、スパなど様々なアクティビィが用意されていて、何泊しても飽きることがない。
南アフリカに行くのであれば、最高級の食事と最高級のサービスでもてなしてくれるシンギタが絶対おススメです!
●評価内容
クルーガー国立公園 シンギタ
★★★★★L 『一生に一度は行ってみたい、スーパーおすすめの旅先』
オカバンコデルタ
★★★★★ 『ぜひ行ってみたい旅先』
2014年10月 崎由香里
まず1つ目は、世界最大の内陸デルタ地帯 ボツワナのオカバンコデルタ。
オカバンコはザンベジ川流域に広がる地球最大の内陸デルタであり、その湿地帯には水を求めて無数の野生動物たちが集まり、ワニやカバなどの大型動物も多数生息する動物の楽園だ。
日本からヨハネスブルクへ行き1泊。翌日南アフリカ航空でマウンへ移動し、マウンから小型フライトでオカバンコデルタへ飛行機で40分。小型フライトの預け荷物はソフトケースのみ可能。大きさの制限はないが、重さは15キロまで。
飛行機からは地平線まで広がるオカバンコ湿地帯が見渡せる
オカバンゴデルタの中にあるモレミ動物保護区にあるデラックステントキャンプの「ポムポムキャンプ」でまず1泊した。
ロッジの目の前に池があり、カバの姿を見せることも
テント内は広く、電気は24時間つく
全室スイートタイプのテント
オールインクルーシブなので、お酒も含めたドリンクはいつでも自分で冷蔵庫から取り出し飲むことができる。
ネーム入りの水筒がうれしい
ロッジのすぐそばまで動物がくるので、日没後は一人で外出は禁止だ。夕食の時間になるとスタッフが迎えに来てくれる。
ロッジへ到着後、少し休憩を取り16時からゲームサファリドライブへ出発。早速ライオンのファミリーを発見!残念ながらみんなでお昼寝中だった。しばらくゲームサファリを楽しんだ後は、安全な場所でサファリカーから降りて、サンセットをながめながらワインを飲んで休憩。その後は大きなライトをつけながら夜のサファリを楽しむ。なんと先ほどのライオンのファミリーが、ハンティングをするために移動をするところに遭遇。川の向こう側で待機。親子がゆっくり川を渡ってくる。
夜に遭遇するとちょっと怖い
翌日は朝食後、8時頃からゲーム・ドライブへ。開始後すぐにライオンの朝ご飯中に遭遇!
ツェセビの頭にかぶりつくライオン
サファリカーとライオン
2つ目の宿泊地は、ポムポムキャンプからわずか10分のフライトでつく、オカバンゴデルタのセントラルデルタにある「モレミ クロッシングキャンプ」だ。
オカバンゴデルタのど真ん中にあり、船でしかロッジへ行くことができない。
このロッジではボートに乗ってのサファリとカヌーに乗ってのモコロサファリ、ガイドさんとブッシュを歩くウォーキングサファリのアクティビィがある。
カヌーに乗ってのモコロサファリは湿地帯のオカバンコならではのアクティビィだ。
ココでしか見られない、植物や、爬虫類、鳥などについてガイドさんが説明してくれる。
水辺には多くの鳥がいて、鳥好きには天国だろう。
カヌーなら湿地の中まで入っていける
とてもきれいなキングフィッシャー
グロテスクなカエル
晴れていれば鏡のようになる湿地帯
ボートサファリではゾウやカバ、ワニなどが見られる
水草を食べるゾウ
水の中からこちらを睨むワニ
ボートサファリの後は、湿地帯の真ん中でワインを飲みながらサンセットを待つ。
時間がたつにつれてどんどん、空の色が変わっていくさまはとてもきれいだった。
ほろ酔い気分で静寂に包まれたオカバンコにいるうちに、日々のストレスがすぅーと消えていった。日本に帰ったら仕事ガンバローという気持ちにさせてくれる。
幻想的なオカバンコ湿地帯
2つ目は南アフリカのクルーガー国立公園。
今回私が泊まったシンギタは、クルーガー国立公園の中でプライベートサファリができる唯一のロッジだ。丘の上に立つレボンボロッジと、川に面したスウェ二ロッジ合わせても6,7台のサファリカーしかない。めったに他のサファリカーに会うことがないから、ゆっくり優雅にサファリが楽しめる。まるでサファリパークのように、ライオンの周りに何台ものサファリカーが押し寄せることもない。本物のサファリができる場所なのだ。
シンギタは世界のセレブに愛される最高級ロッジ。
全面ガラス張りのとっても広い部屋
ロッジにはワインセラーがあり、いつでも南アフリカワインが楽しめる
オールインクルーシブだからワインも飲み放題
食事もめちゃくちゃおいしい
部屋でプライベートディナーも可能
キャンドルでライトアップされたバブルバスのサービスも!
シンギタでのゲームサファリは朝と夕方の2回。国立公園の中にある私営保護区なので、国立公園の厳しい規制がなく、動物のかなり近くまで行くことができる。
ブッシュバック
お耳がパタパタしてかわいいクドゥ
ヒョウは夜行性なので、昼間に行動するのは珍しいのだが、今回はハンティングに行こうとしているヒョウに会えた。
獲物のインパラを狩ろうとするヒョウ
美人(!?)さんのヒョウの女の子
木の上でウトウト
ヒョウの次はライオンの兄弟に遭遇。めちゃくちゃ仲良しで、2匹でじゃれあう姿がとってもかわいかった。
「ねぇねぇ、お兄ちゃん遊んで〜」
イケメン兄弟
今回の旅行でライオンにもイケメンとそうでないライオンがいるんだなぁと思った。
あなたの好みはどのライオンですか?
笑顔の素敵なジャニーズ系
ちょい悪 EXILE系
BUSAIKU!?な癒し系
昼間は、アーチェリー、サイクリング、ビレッジ訪問、ブッシュウォーク、スパなど様々なアクティビィが用意されていて、何泊しても飽きることがない。
南アフリカに行くのであれば、最高級の食事と最高級のサービスでもてなしてくれるシンギタが絶対おススメです!
ベランダに置かれたスターベッドも最高
●評価内容
クルーガー国立公園 シンギタ
★★★★★L 『一生に一度は行ってみたい、スーパーおすすめの旅先』
オカバンコデルタ
★★★★★ 『ぜひ行ってみたい旅先』
2014年10月 崎由香里
- 観光客を待ち侘びるエジプトの人々。
-
エリア:
- アフリカ>エジプト>ルクソール
- アフリカ>エジプト>ギザ
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/12/26 14:26
今年、何度か次行きたい国はどこ?と聞かれた事があった。弊社恒例の社員旅行の投票でも投票してみた・・不思議なものである。とある日カタール航空および政府観光局からのFAMのお知らせだ。エジプト?!エジプト!!エジプトーーー。こうして念願のピラミッドと対面できる機会に恵まれた。そして今回は外務省の渡航情報(危険情報)の引き下げに対する現地視察が主な目的でもあるのだ。
エジプトまでは成田からカタールのドーハへ約12時間、ドーハで乗り継ぎ3時間30分ほどでカイロに到着する。ドーハの新空港は今年5月に完成し深夜の乗り継ぎでもほとんどのお店がオープンしていて退屈することはない。またカタール航空の機材のパーソナルモニターも日本語に対応しており映画や番組のラインナップも充実しており、あっという間にエジプトに到着した。
ドーハ空港のシンボル?!テディベア
カタール航空
空港にはアバヤのお店も
●カイロ市内
エジプト考古学博物館はカイロ随一の観光地。
ツタンカーメンの秘宝が多く展示され、歴代のラムセス王のミイラが今も眠っている。ガイドの説明に耳を傾けると念願のエジプトに来た事を改めて感じることが出来た。残念ながら館内へのカメラの持ち込みおよび撮影は厳禁!黄金に輝くツタンカーメンのマスクや秘宝は脳裏に焼き付け後にした。
中庭の遺跡は撮影OK
暴動の後が残る考古学博物館の隣のビル
考古学博物館前の装甲車
外観も美しいモハメド・アリ・モスク。
イスラム地区の丘に建つ「モハメド・アリ・モスク」は19世紀半ばの、エジプトの近代化の基礎を気付いたモハメド・アリによって建立された。イスタンブールのブルーモスクを模して建てられた美しいモスクだ。中庭にはフランス国王にルクソール神殿のオベリスクの1本を贈ったお返しに貰った時計台もある。高台にあるためカイロの街も一望できます。
フトゥーフ門からハンハリーリ市場を歩くとモイッズ通りにはカラフルなシーシャ(水たばこ)を扱う店や工芸品のお店、オリーブなど食材を売るお店が立ち並ぶ。ハンハリーリもかならず訪れたいスーク(市場)である。エジプトでは観光地を含めすべてで定価がなく交渉となる。欲しいものを見付けたら早めに買っておいたほうが良いかもしれない。帰りに気付いたことだが空港でのお土産物も交渉制で市場のどこよりも高かったのである。
●ギザ地区
パノラマビューポイントからのピラミッド。
写真:A224
エジプト言えば真っ先に誰もが浮かぶ念願のピラミッド一度は見たかったピラピッドがカイロからの高速道路でギザに向かう途中、ビルの谷間から忽然と顔を出す。3大ピラミッドのうち最大規模を誇るピラミッドがクフ王のピラミッド。内部には200エジプトポンドで入ることが出来るが残念ながら内部は撮影禁止で背中をかがめて回廊を登るとピラミッドの内部にぽっかり空いたスペースにたどり着く。何があるわけではないが念願のピラミッドの中にようやく辿り着く事が出来た。
なおピラミッドやスフィンクスの周りではラクダの客引きやお土産物を売る「全部で千円!(沢山のお土産品なので意外と安いかも?!)」と客引きがしつこいほどなので、彼らとの記念撮影も注意が必要だ。
観光警察にもラクダがいる。
人面獣身で有名なスフィンクス
ピラミッド前にて現地の子供と
カフラー王のピラミッド
ピラミッド前のラクダ使い
ギザのホテルではピラミッドビューもお勧め。
メリディアン・ピラミッズから
メナハウス・ホテルから
●ルクソール
カイロの朝??2時のモーニングコールで起き、3時ホテルを出発しエジプト航空の国内線で、約1時間ルクソールに到着する。ルクソール空港に到着すると朝陽が顔を出している。
ナイル川を挟んで、陽が昇る東岸には「生」を意味するルクソール神殿やエジプトで最大規模の遺跡のカルナック神殿を見学し、陽が沈む西岸には「死」を象徴する王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿のレリーフが美しい。
そして悠々と流れるナイル川ではファルーカ(帆掛け舟)で陽気なクルーの音楽を聴きながら心地よい風を浴び、時間の流れを忘れる事ができる。
カルナック神殿入口のスフィンクス像
カルナック神殿の大列柱室
願いが叶う大スカラベ
ルクソール神殿のライトアップ
ハトシェプスト女王葬祭殿
メムノンの巨像
ファルーカでナイル川を下る
ファルーカからの夕陽
陽気なファルーカの船員
高いところに登り帆をたたむ
今回のFAMはホテル視察や観光で日程もぎっしりでタフだったが、貴重な機会をいただいたカタール航空、エジプト政府観光局および現地で視察を受け入れていただいたエジプト日本旅行業連盟(JTUE)の皆さまに心より御礼を申し上げます。
なお現地では各ホテルおよび観光地では必ずセキュリティチェックがあり、また私たちに常に同行していただいたツーリストポリスの方のお陰で安心安全に旅を終える事が出来た。
またエジプトの観光大臣、日本大使やルクソール知事などの面々との貴重なレセプションの機会や観光地、ホテルの現地の方に触れ合う度にエジプトの人々が観光客とりわけ日本人を待ちわびる熱を常に感じる事が出来た。
また来年にはエジプト航空の直行便復活の話もちらほら聞きよりエジプト旅行がより身近になるだろう。
【スタッフおススメ度】
ギザのピラミッド ★★★★★ 人生で一度は訪れたい。
エジプト考古学博物館★★★★★ 黄金のマスクを観にエジプトへ
ファルーカ(帆掛け舟)★★★★ ナイルクルーズよりもお勧めです。
ルクソール★★★★ じっくり遺跡を観てまわりたい
(2014年11月 大道隆宏)
- 「食事も観光も魅力いっぱい!ラオスカンボジア旅行」
-
エリア:
- アジア>カンボジア>シェムリアップ
- アジア>ラオス>ヴィエンチャン
- アジア>ラオス>ルアンプラバン
- テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/12/26 13:19
12月初旬、本格的な寒さの季節になってきた日本から一変、平均気温20度越えの常夏の国、ラオス、カンボジアへ。東南アジアでひそかに気になっていた国カンボジアと、私の中で全くの未知な国であったラオス。
ビエンチャン→ルアンパバーン→シェムリアップという2カ国3都市を9日間で周遊してきました。
<ビエンチャン>
ラオスの首都であるビエンチャンは、首都とは思えないほど小さな町ですが、文化、政治の中心を担う都市で、数々の仏教寺院や仏塔が残されています。
ラオスのシンボルであるタートルアン。黄金に輝くこの仏塔は、一度争いによって破壊されてしまい、1930年代に再建されました。両サイドには、北寺と南寺があり、北寺はお祭りの時のみ開放しているそうです。
南寺の内部。鮮やかで美しい色合いの壁画には、ブッダの人生が描かれています。
パリの凱旋門をモデルに造られた戦没者慰霊塔のパトゥーサイ。そっくりすぎてびっくり。
パトゥーサイの前にある噴水は中国からの贈り物だそうです。
道路で見つけたとてつもなく派手なスクールバス。ちなみにこのバスにから降りてきた生徒達の制服も派手でした。
唯一破壊されずに当時のままの形が残っているワット・シーサケート。
大小5000体以上の仏像が安置されています。
ラオスの主食といったら「カオ・ニャオ」。竹で編んだ「ティップ・カオ」と呼ばれる入れ物にはいって出されるのが一般的です。もっちもちで甘みがあって、お餅大好きな私にとっては最高の食感でした。
ラオスの名物のひとつといったらナイトマーケット!メコン川沿いの通りでは、毎晩多くの露店が軒を連ね、夕方の5時過ぎから夜10時ごろまでにぎわっています。
<ルアンパバーン>
翌日、ビエンチャンから国内線で45分、あっという間に世界遺産の街ルアンパバーンへ到着。
ルアンパバーンのシンボル、ワット・シエントーン。折り重なった屋根が特徴的です。
高さ150mの小高い山、プーシーの頂上からはルアンパバーン市内を一望することができます。私が登った日はあいにくの曇りでしたが、快晴の日には綺麗な夕日を見ることができます。
夜のルアンパバーンはおしゃれなレストランやカフェがたくさん。街の照明が少ない分、お店の明かりが際立っていて、素敵な雰囲気でした。
ルアンパバーンでももちろんナイトマーケットへ!カラフルな雑貨や洋服がいっぱいです。
商品の並べ方がビエンチャンより整っているような・・・
翌日、ボートで2時間揺られながら、パクオー洞窟へ!
川の神様と繋がりがあるといわれているこの洞窟には、4000体を越える仏像が納められています。そしていまだに増え続けているという・・・
パクオー洞窟からの帰り道には、ラオス名物のお酒「ラオ・ラオ」を造っているサンハイ村や、織物を作る行程を間近で見学できるサンコン村へ立ち寄りました。
ラオス最後の食事は、カオ・ソーイ。ピリ辛で、麺はきしめんみたいでもちもち。
<シェムリアップ>
ラオスに別れを告げ、いざカンボジアへ。シェムリアップまでは約2時間のフライトです。
ビールは苦手だけどずっと飲んでみたかったアンコールビール。の、飲みやすい!
私と同い年の店員さんが笑顔で注いでくれました。
12世紀の人々の生活模様が描かれた壁画が特徴的なバイヨン。きめ細やかな彫刻には、ひとつひとつ意味が込められています。
樹木と寺院が一体化している遺跡、タプローム。まるでアドベンチャーゲームの中にいるような、非現実的な感覚になります。
アンコールワット到着!正面からの写真は、午前中に撮ると逆光になってしまうので注意です。
一辺約3kmの堀に囲まれたアンコールワット。油断していると自分がどこにいるのか分からなくなってしまうほど、とにかく広い・・・
2階建ての遺跡が特徴的な、プリアカン。ほかに例のないこの遺跡には、上階に続く階段もなければ床もなく、珍しい造りになっています。
初めてのラオス、カンボジア。どちらの国もご飯はおいしいし、街並みは意外にも穏やかで、なにより地元の人々のフレンドリーな性格が印象的でした。東南アジアのお気に入りの国が2カ国、追加された旅となりました。
スタッフオススメ度
<ラオス ナイトマーケット>★★★★★
地元の人々との会話も楽しめる!
<カンボジア アンコールワット>★★★★★
朝日鑑賞は外せない!
2014年12月 酒井優紀
- スリランカ・モルディブ☆おひとり様ハネムーン
-
エリア:
- アジア>スリランカ>キャンディ
- アジア>スリランカ>シギリア
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/12/26 11:12
今回の出張で私が訪れることとなった国は、スリランカとモルディブ。
いつかハネムーンで…と、行くのを我慢していたモルディブに行くことになるとは。
それでは行ってきます!おひとり様ハネムーンっ☆☆☆
モルディブの首都マーレに行くためには、乗り継ぎが必要となる。乗り継ぎ地は、シンガポールやドバイ、ドーハ等々。マーレに到着する時間も様々なので、リゾートによっては、マーレで1泊して次の日にリゾート島に移動となる場合もあるので注意が必要である。
今回はスリランカ航空を利用。コロンボ乗り継ぎである。成田をお昼頃に出発し、マーレには夜遅くに到着するフライトである。こちらは、スピードボートで行くリゾートであれば同日にリゾート島に移動することが可能だ。
ただ、せっかくのハネムーン。どうせ乗り継ぎがあるなら、スリランカも楽しんじゃいましょう!
ということで、前半はスリランカを旅してきた。
<シギリヤロック>
スリランカで見逃せない世界遺産といえば、シギリヤロック。コロンボから車で約4時間。現在、スリランカはあらゆるところで道路工事をして渋滞が発生している。余裕をもった旅がおすすめである。道路状況はとてもよく、日本と同じように舗装されたきれいな車道を走ることができる。やたらと犬が飛び出してくるのでシートベルトは必須である。
シギリヤに近づくと広大な緑からシギリヤロックが顔を見せる。
頂上の王宮跡まで登り、降りてくるまで約2時間。たっぷりの運動だ。途中には、最も有名とも言えるシギリヤレディのフレスコ画をみることができる。かなり保存状態がよく、色鮮やかで美しかった。
<キャンディ>
スリランカのマーケットに行ってみたい、お買い物をしてみたいという方にお勧めなのはキャンディである。キャンディ市場に行けば洋服も果物も魚も化粧品も揃っている。賑やかでローカルな香りのするキャンディ市場は、行くだけでも面白い。その他の見どころとしては、仏歯寺とキャンディ湖がある。仏歯寺に行けば、スリランカは仏教の国なのだなということが改めて実感できる。その横にあるキャンディ湖は、夕方になるとカップルものんびりと散歩をしている。アイスを片手にゆっくりデートなんていうのも素敵かもしれない。
予想以上に盛り上がったのは、キャンディアンダンスショーである。バック宙したり、火の上を歩いちゃったり迫力満点であった。
<ヌワラエリア>
スリランカは暑い。という概念を吹っ飛ばしてくれる避暑地である。ホテルにエアコンはついていない。代わりにあるのはヒーターである。もちろん肌寒くてヒーターを使うこととなった。気温はおそらく15〜18度くらい。
町の中心から少し車を走らせると、一面紅茶畑が広がる。ひんやりとした空気と広がる緑の景色は気分をとてもリラックスさせてくれた。
スリランカを満喫したところで、いよいよモルディブへ。
コロンボでの雷雨で出発が遅れ、マーレについたのは0時近くだった。リゾート島にはそれぞれのリゾートタイムがあるので、島に到着すると、時計を1時間進めることとなり、真夜中に・・・。真っ暗で、しとしと雨の降る中とりあえず就寝。
翌朝、目の前に広がる景色をみて、天国に来てしまったのではないかと錯覚するのであった。
今回、3つのリゾートに滞在し、1つのリゾートを見学させていただいた。
アンサナ・イフル、バンヤンツリー・ヴァビンファル、ギリ・ランカンフシ、ザ・レジデンスの順番に紹介する。
<アンサナ・イフル>
北マーレ環礁にあり、マーレからはスピードボートで25分、一周7分くらいで周れてしまう小さなリゾート島である。バンヤンツリーの姉妹ブランドで、ナチュラル志向のリゾート。珊瑚の育成や、ウミガメの保護などに力を入れている。自然でありのままを愛するスタッフと、素朴な作りの建物が非常に心地よかった。
部屋は45室あり、ビーチフロントヴィラとジャグジー付ビーチフロントヴィラの2種類になる。ベッドルーム、ソファールーム、バスルーム、ビーチに繋がるサンデッキといった構造になっている。どの部屋からも真っ白なビーチにでることができるし、波も穏やかでとても静かだ。半屋外のバスルームもおしゃれである。青空を見ながらトイレに入れるし、ジャグジー付の部屋ならきれいな星空を見ながら露天風呂気分を味わえる。
また、アンサナ・イフルはスパルームを8つも完備している。バンヤンツリー系列なので、安心のスパである。スノーケリングで疲れた体は、ここでの贅沢なひと時で回復してしまうだろう。
食事は曜日によってビュッフェやセットメニューなどに変わる。おすすめは、モルディブ料理のバーベキューである。モルディブの海でとれた魚をその場で焼いてくれる。身がフワフワでおいしいし、日本人の口にもよく合う。
アンサナ・イフルで私が大好きになった点は、『人』であった。スタッフの気さくさ、温かさ、もてなしのバランスがとてもよく、ずっと一緒に過ごしていたいと思うほどであった。宿泊しているゲストも、ハネムーナーのみならず、ファミリーや友達同士、一人旅とさまざまで、どんな人でもアットホームに過ごせるリゾートはここだと感じた。
そして、一番印象的だったのは、1人で一週間ほど滞在していた女性が最後、離れたくないと涙しながらボートに乗っていくシーンだった。私は1日の滞在だったが、もらい泣きしそうになった。
<バンヤンツリー・ヴァビンファル>
アンサナ・イフルからボートで5分。系列のリゾートなので、見学をさせてもらった。一言で表現するならば、“ナチュラルだけどハイクオリティー”。こちらも水上ヴィラはなくビーチヴィラとなる。どの部屋にもジャグジーとプライベートプールがあり、部屋の間取りもユニークで楽しめる。違いは庭の広さのみとなる。アンサナ・イフルよりもグレードが高く、こちらはハネムーナー向きのリゾートである。
ビーチは相変わらず透明で美しく、浜から5メートルも進めば大きな魚の群れを見ることができる。実は海の魚が苦手という私も、桟橋や砂浜から余裕で観察ができた。5分見とれているだけで、私の左肩は衝撃的に日焼けをしてしまったので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須である。
アンサナ・イフルに滞在していても、追加代金を払えばバンヤンツリーで食事をとることも可能だそうなので(その逆は無料)、2つのリゾートが同時に楽しめるなんとも贅沢な環境である。
<ギリ・ランカンフシ>
開いた口が塞がらないとはこのことか!
実際に行って、滞在してみてください。
以上。
とは、言えないので説明する。
マーレからスピードボートで20分。北マーレ環礁にある。島一周は15分ほどだが、部屋は島から繋がる桟橋にあり、全水上コテージとなる。スピードボートで、「No News No Shoes」と書かれた袋を渡され、そこから素足の生活が始まる。
人工的なものは使わないというのがこのリゾートのコンセプトで、建物のほとんどは木で作られている。また、移動用の自転車も新しいものは竹で作られているという徹底ぶりだ。島には野菜畑もあり、リクエストすればそこでとれた野菜をランチで食べることもできる。
なんだかナチュラル志向すぎてサバイバルな香りがしてきたが、全くそんなことはないのでご安心を。
レストランは海辺で楽しめるメインレストランと、和食を提供している予約制レストラン、水上のバーレストランの3つがある。メインレストランでの夕食のビュッフェは何とも豪華であった。イタリア料理ではたくさんの種類の生パスタが選べたり、その横ではケバブを頼めたりと、世界各国の料理が並び、中心にはデザートの島が…。どの料理も美味しくて、ワインが進む。
ワインといえば、ギリ・ランカンフシには最大の魅力、洞窟型のワインセラーがある。毎日決まった時間にワインテイスティングと自家製チョコレートのツアーが行われている。今回は特別にプライベートでテイスティングをさせていただいた。ひんやりとしたワインセラーでおひとり様ワインテイスティング。なんて贅沢!!好みの味のワインを次々と出していただけた。チョコレートの味もパッションフルーツ、ラベンダー、スパイス、等々ワインに合わせておすすめを教えてくれる。ここに寝泊まりしたいと思った。
さて、皆さんが一番気になる(?)お部屋は、一番下のカテゴリーでもリビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、サンデッキ、屋上とかなり広い。面白いのは、バスルームの方がベッドルームよりも広いことだ。屋上では、天気が良ければ星空を眺めながらソファーベッドで寝ることも可能だ。たった1泊の滞在の私はすべての設備を片っ端から使うために常に部屋中を走り回っていた。1週間くらい滞在したらきっと、脳みそが溶けてしまうだろう。
あとは・・・、実際に行ってみて体験してください。それが一番。
<ザ・レジデンス・モルディブ>
ガーフアリフ環礁にある。行き方は、マーレから国内線で1時間。そこからスピードボートで15分ほど。
マーレからすぐ行けるリゾートとは違い、遠いだけに特別感に浸れるのが、この環礁の魅力である。
リゾートの規模は大きく部屋数も90以上ある。島一周も30分以上かかるので、自転車かバギーを呼んで移動するのが一番である。
部屋は大きく分けて2種類ある。ウォーターヴィラかビーチヴィラかである。水上にあるか、島にあるかで分かれ、さらにプールがあるか、デッキの広さがどうかなどでカテゴリーが変わる。部屋からビーチに歩いて行けて浜辺でのんびりというのも魅力的だし、水上ヴィラでデッキからいきなりスノーケリングに行けてしまうのも魅力的だ。
私が泊まったのはウォータープールヴィラ。プールの水より海水の方が温かかったので、魚に怯えながら泳いでみた。不恰好な姿は隣のヴィラのハネムーナーにしっかりと見られてしまったが、皆思い思いの時を過ごしていると感じられる瞬間であった。
レストランは、メインダイニングと水上レストラン、ビーチバーと3つある。昼食は、メインダイニングでアラカルトを頼んだ。トルティーヤとオレンジジュースで35ドルほどしてしまうのには驚きだ。部屋のジュース300mlは7ドル越えであった。これは、モルディブならどこでもそうである。島国なので空輸代が物凄く高いのだ。モルディブを思う存分楽しむために、絶対にFB(フルボード)かAI(オールインクルーシブ)にすることをおススメする。
imgB0149
(メインダイニング アラカルトメニュー)
レジデンスでぜひ行ってほしいのが水上レストランである。ディナータイムにオープンしていて、ドレスコードがある。記念日などに、ちょっとおしゃれをして、西洋料理のコースとワインでロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。もちろん味も見た目も大満足である。嗚呼、隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければなぁ〜。
モルディブで滞在している間、どのリゾートでも様々なエクスカーションが用意されている。無料のものもあるし、予約をして料金のかかるものもある。今回、レジデンスでは、ドルフィンツアーに参加させてもらった。
約2時間の航海。残念ながらイルカに会うことはできなかったが、船の屋根に乗せてもらい眺めは最高。海の風に当たりながら目の前に広がるインド洋と沈みゆく夕日を眺めていると、気分はまるでアラジン。本当に感動的だった。隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければ(2回目)。
そんなこんなで、私のスリランカ・モルディブおひとり様ハネムーンの旅が幕を閉じた。
モルディブ最終日、私の誕生日であったこともあり、レストランスタッフからケーキを、そして近くにいたゲストもHappy Birthdayと声を掛けてくれた。最高の日だった。
1人でも2人でもファミリーでも、また訪れたいと思う国。それがモルディブであった。
でも、今度は、おふたり様がいいなぁ。
【リゾートおすすめ度】
アンサナ・イフル☆☆☆☆
た戻って来たい、スタッフに会いたい、そんな気持ちになる温かいリゾート。
ギリランカンフシ☆☆☆☆☆
ハネムーンに最適。ヴィラも食事も大満足。行って確かめてください。
ザ・レジデンス☆☆☆☆
国内線で少し離れた環礁に。水上レストランと広がるインド洋でロマンチックなひと時を。
(2014年12月 鈴木美冬)
いつかハネムーンで…と、行くのを我慢していたモルディブに行くことになるとは。
それでは行ってきます!おひとり様ハネムーンっ☆☆☆
モルディブの首都マーレに行くためには、乗り継ぎが必要となる。乗り継ぎ地は、シンガポールやドバイ、ドーハ等々。マーレに到着する時間も様々なので、リゾートによっては、マーレで1泊して次の日にリゾート島に移動となる場合もあるので注意が必要である。
今回はスリランカ航空を利用。コロンボ乗り継ぎである。成田をお昼頃に出発し、マーレには夜遅くに到着するフライトである。こちらは、スピードボートで行くリゾートであれば同日にリゾート島に移動することが可能だ。
ただ、せっかくのハネムーン。どうせ乗り継ぎがあるなら、スリランカも楽しんじゃいましょう!
ということで、前半はスリランカを旅してきた。
<シギリヤロック>
スリランカで見逃せない世界遺産といえば、シギリヤロック。コロンボから車で約4時間。現在、スリランカはあらゆるところで道路工事をして渋滞が発生している。余裕をもった旅がおすすめである。道路状況はとてもよく、日本と同じように舗装されたきれいな車道を走ることができる。やたらと犬が飛び出してくるのでシートベルトは必須である。
シギリヤに近づくと広大な緑からシギリヤロックが顔を見せる。
頂上の王宮跡まで登り、降りてくるまで約2時間。たっぷりの運動だ。途中には、最も有名とも言えるシギリヤレディのフレスコ画をみることができる。かなり保存状態がよく、色鮮やかで美しかった。
(この頂上まで登る)
(艶やかなシギリヤレディ)
(日本語を学んでいるというスリランカ人女性と)
(ダンブラ石窟寺院)
(ダンブラ石窟寺院の子犬)
<キャンディ>
スリランカのマーケットに行ってみたい、お買い物をしてみたいという方にお勧めなのはキャンディである。キャンディ市場に行けば洋服も果物も魚も化粧品も揃っている。賑やかでローカルな香りのするキャンディ市場は、行くだけでも面白い。その他の見どころとしては、仏歯寺とキャンディ湖がある。仏歯寺に行けば、スリランカは仏教の国なのだなということが改めて実感できる。その横にあるキャンディ湖は、夕方になるとカップルものんびりと散歩をしている。アイスを片手にゆっくりデートなんていうのも素敵かもしれない。
予想以上に盛り上がったのは、キャンディアンダンスショーである。バック宙したり、火の上を歩いちゃったり迫力満点であった。
(キャンディ湖のお土産屋さん)
(キャンディアンダンスショー・迫力のファイヤーパフォーマンス)
(キャンディアンダンスショー・火の上を歩く)
(仏歯寺本堂)
<ヌワラエリア>
スリランカは暑い。という概念を吹っ飛ばしてくれる避暑地である。ホテルにエアコンはついていない。代わりにあるのはヒーターである。もちろん肌寒くてヒーターを使うこととなった。気温はおそらく15〜18度くらい。
町の中心から少し車を走らせると、一面紅茶畑が広がる。ひんやりとした空気と広がる緑の景色は気分をとてもリラックスさせてくれた。
(英国風の可愛らしいホテル・ヒルトップ)
(紅茶畑が広がる)
スリランカを満喫したところで、いよいよモルディブへ。
コロンボでの雷雨で出発が遅れ、マーレについたのは0時近くだった。リゾート島にはそれぞれのリゾートタイムがあるので、島に到着すると、時計を1時間進めることとなり、真夜中に・・・。真っ暗で、しとしと雨の降る中とりあえず就寝。
翌朝、目の前に広がる景色をみて、天国に来てしまったのではないかと錯覚するのであった。
(紅茶畑が広がる)
今回、3つのリゾートに滞在し、1つのリゾートを見学させていただいた。
アンサナ・イフル、バンヤンツリー・ヴァビンファル、ギリ・ランカンフシ、ザ・レジデンスの順番に紹介する。
<アンサナ・イフル>
北マーレ環礁にあり、マーレからはスピードボートで25分、一周7分くらいで周れてしまう小さなリゾート島である。バンヤンツリーの姉妹ブランドで、ナチュラル志向のリゾート。珊瑚の育成や、ウミガメの保護などに力を入れている。自然でありのままを愛するスタッフと、素朴な作りの建物が非常に心地よかった。
部屋は45室あり、ビーチフロントヴィラとジャグジー付ビーチフロントヴィラの2種類になる。ベッドルーム、ソファールーム、バスルーム、ビーチに繋がるサンデッキといった構造になっている。どの部屋からも真っ白なビーチにでることができるし、波も穏やかでとても静かだ。半屋外のバスルームもおしゃれである。青空を見ながらトイレに入れるし、ジャグジー付の部屋ならきれいな星空を見ながら露天風呂気分を味わえる。
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・ベッドルーム)
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・バスルーム)
(ジャグジー付きビーチフロントヴィラ・ウェルカムフルーツ)
(ヴィラはビーチに繋がっている)
また、アンサナ・イフルはスパルームを8つも完備している。バンヤンツリー系列なので、安心のスパである。スノーケリングで疲れた体は、ここでの贅沢なひと時で回復してしまうだろう。
(アンサナスパのスタッフさんと)
食事は曜日によってビュッフェやセットメニューなどに変わる。おすすめは、モルディブ料理のバーベキューである。モルディブの海でとれた魚をその場で焼いてくれる。身がフワフワでおいしいし、日本人の口にもよく合う。
(昼食ビュッフェ・白身魚のバーベキューが美味しい)
アンサナ・イフルで私が大好きになった点は、『人』であった。スタッフの気さくさ、温かさ、もてなしのバランスがとてもよく、ずっと一緒に過ごしていたいと思うほどであった。宿泊しているゲストも、ハネムーナーのみならず、ファミリーや友達同士、一人旅とさまざまで、どんな人でもアットホームに過ごせるリゾートはここだと感じた。
そして、一番印象的だったのは、1人で一週間ほど滞在していた女性が最後、離れたくないと涙しながらボートに乗っていくシーンだった。私は1日の滞在だったが、もらい泣きしそうになった。
(アンサナ・イフル 気さくなリゾートスタッフの皆さんと)
<バンヤンツリー・ヴァビンファル>
アンサナ・イフルからボートで5分。系列のリゾートなので、見学をさせてもらった。一言で表現するならば、“ナチュラルだけどハイクオリティー”。こちらも水上ヴィラはなくビーチヴィラとなる。どの部屋にもジャグジーとプライベートプールがあり、部屋の間取りもユニークで楽しめる。違いは庭の広さのみとなる。アンサナ・イフルよりもグレードが高く、こちらはハネムーナー向きのリゾートである。
(ヴァビンファルプールヴィラ・ベッドルーム)
(ヴィラの敷地にマリオが!こんなことは珍しいという)
(ヴィラにはプライベートガーデンもある)
ビーチは相変わらず透明で美しく、浜から5メートルも進めば大きな魚の群れを見ることができる。実は海の魚が苦手という私も、桟橋や砂浜から余裕で観察ができた。5分見とれているだけで、私の左肩は衝撃的に日焼けをしてしまったので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須である。
アンサナ・イフルに滞在していても、追加代金を払えばバンヤンツリーで食事をとることも可能だそうなので(その逆は無料)、2つのリゾートが同時に楽しめるなんとも贅沢な環境である。
(砂浜の境目がわからないほど透明!)
(魚の群れは桟橋からでも見ることができる)
<ギリ・ランカンフシ>
開いた口が塞がらないとはこのことか!
実際に行って、滞在してみてください。
以上。
とは、言えないので説明する。
(ギリ・ランカンフシ ヴィラスイート)
マーレからスピードボートで20分。北マーレ環礁にある。島一周は15分ほどだが、部屋は島から繋がる桟橋にあり、全水上コテージとなる。スピードボートで、「No News No Shoes」と書かれた袋を渡され、そこから素足の生活が始まる。
(No News No Shoes)
人工的なものは使わないというのがこのリゾートのコンセプトで、建物のほとんどは木で作られている。また、移動用の自転車も新しいものは竹で作られているという徹底ぶりだ。島には野菜畑もあり、リクエストすればそこでとれた野菜をランチで食べることもできる。
なんだかナチュラル志向すぎてサバイバルな香りがしてきたが、全くそんなことはないのでご安心を。
レストランは海辺で楽しめるメインレストランと、和食を提供している予約制レストラン、水上のバーレストランの3つがある。メインレストランでの夕食のビュッフェは何とも豪華であった。イタリア料理ではたくさんの種類の生パスタが選べたり、その横ではケバブを頼めたりと、世界各国の料理が並び、中心にはデザートの島が…。どの料理も美味しくて、ワインが進む。
(夕食のビュッフェ 選び放題な生パスタ)
(デザートもたくさん!)
ワインといえば、ギリ・ランカンフシには最大の魅力、洞窟型のワインセラーがある。毎日決まった時間にワインテイスティングと自家製チョコレートのツアーが行われている。今回は特別にプライベートでテイスティングをさせていただいた。ひんやりとしたワインセラーでおひとり様ワインテイスティング。なんて贅沢!!好みの味のワインを次々と出していただけた。チョコレートの味もパッションフルーツ、ラベンダー、スパイス、等々ワインに合わせておすすめを教えてくれる。ここに寝泊まりしたいと思った。
さて、皆さんが一番気になる(?)お部屋は、一番下のカテゴリーでもリビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、サンデッキ、屋上とかなり広い。面白いのは、バスルームの方がベッドルームよりも広いことだ。屋上では、天気が良ければ星空を眺めながらソファーベッドで寝ることも可能だ。たった1泊の滞在の私はすべての設備を片っ端から使うために常に部屋中を走り回っていた。1週間くらい滞在したらきっと、脳みそが溶けてしまうだろう。
あとは・・・、実際に行ってみて体験してください。それが一番。
(ヴィラスイート・ベッドルーム)
(ヴィラスイート・リビングルーム)
(ヴィラスイート・サンデッキ)
(ヴィラスイート・屋上)
(スタッフさんと)
<ザ・レジデンス・モルディブ>
ガーフアリフ環礁にある。行き方は、マーレから国内線で1時間。そこからスピードボートで15分ほど。
マーレからすぐ行けるリゾートとは違い、遠いだけに特別感に浸れるのが、この環礁の魅力である。
リゾートの規模は大きく部屋数も90以上ある。島一周も30分以上かかるので、自転車かバギーを呼んで移動するのが一番である。
部屋は大きく分けて2種類ある。ウォーターヴィラかビーチヴィラかである。水上にあるか、島にあるかで分かれ、さらにプールがあるか、デッキの広さがどうかなどでカテゴリーが変わる。部屋からビーチに歩いて行けて浜辺でのんびりというのも魅力的だし、水上ヴィラでデッキからいきなりスノーケリングに行けてしまうのも魅力的だ。
私が泊まったのはウォータープールヴィラ。プールの水より海水の方が温かかったので、魚に怯えながら泳いでみた。不恰好な姿は隣のヴィラのハネムーナーにしっかりと見られてしまったが、皆思い思いの時を過ごしていると感じられる瞬間であった。
(プール付き水上ヴィラ)
(プール付き水上ヴィラ・リビングルーム)
(プール付き水上ヴィラ・ベッドルーム)
(プール付き水上ヴィラ・サンデッキ)
レストランは、メインダイニングと水上レストラン、ビーチバーと3つある。昼食は、メインダイニングでアラカルトを頼んだ。トルティーヤとオレンジジュースで35ドルほどしてしまうのには驚きだ。部屋のジュース300mlは7ドル越えであった。これは、モルディブならどこでもそうである。島国なので空輸代が物凄く高いのだ。モルディブを思う存分楽しむために、絶対にFB(フルボード)かAI(オールインクルーシブ)にすることをおススメする。
imgB0149
(メインダイニング アラカルトメニュー)
レジデンスでぜひ行ってほしいのが水上レストランである。ディナータイムにオープンしていて、ドレスコードがある。記念日などに、ちょっとおしゃれをして、西洋料理のコースとワインでロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。もちろん味も見た目も大満足である。嗚呼、隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければなぁ〜。
(水上レストラン・ファルフマー)
モルディブで滞在している間、どのリゾートでも様々なエクスカーションが用意されている。無料のものもあるし、予約をして料金のかかるものもある。今回、レジデンスでは、ドルフィンツアーに参加させてもらった。
約2時間の航海。残念ながらイルカに会うことはできなかったが、船の屋根に乗せてもらい眺めは最高。海の風に当たりながら目の前に広がるインド洋と沈みゆく夕日を眺めていると、気分はまるでアラジン。本当に感動的だった。隣にいるのがリゾートのマネージャーさんじゃなければ(2回目)。
(ドルフィンツアーの船・屋根にも乗ることができる)
(屋根に乗ってみた。かなり揺れてスリル満点)
(インド洋に沈む夕日)
そんなこんなで、私のスリランカ・モルディブおひとり様ハネムーンの旅が幕を閉じた。
モルディブ最終日、私の誕生日であったこともあり、レストランスタッフからケーキを、そして近くにいたゲストもHappy Birthdayと声を掛けてくれた。最高の日だった。
1人でも2人でもファミリーでも、また訪れたいと思う国。それがモルディブであった。
でも、今度は、おふたり様がいいなぁ。
【リゾートおすすめ度】
アンサナ・イフル☆☆☆☆
た戻って来たい、スタッフに会いたい、そんな気持ちになる温かいリゾート。
ギリランカンフシ☆☆☆☆☆
ハネムーンに最適。ヴィラも食事も大満足。行って確かめてください。
ザ・レジデンス☆☆☆☆
国内線で少し離れた環礁に。水上レストランと広がるインド洋でロマンチックなひと時を。
(2014年12月 鈴木美冬)
6 - 10件目まで(10件中)