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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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ノルウェー
ありのままの...ノルウェー 絶景フィヨルドの旅
エリア:
  • ヨーロッパ>ノルウェー>ベルゲン
  • ヨーロッパ>ノルウェー>スタヴァンゲル
  • ヨーロッパ>ノルウェー>ソグネフィヨルド
テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物 
投稿日:2016/01/04 17:33




「Let it go ~ Let it go~ ♪」この文字を見るとつい口ずさんでしまう。
皆さんご存知ディズニー映画「アナと雪の女王」の舞台となった国ノルウェーを今回訪れる機会を頂いた。今回の旅のハイライトはフィヨルド!ノルウェーのリーセフィヨルドとソグネフィヨルド、2つのフィヨルドを見てきたので紹介したい。

◆リーセフィヨルド◆
成田からコペンハーゲンを乗り継ぎスタヴァンゲルへ。このスタヴァンゲルという小さな港町がリーセフィヨルドへの起点となる。
スタヴァンゲルの空港から市内まではエアポートシャトルが頻繁に走っていて、ドライバーさんにホテル名を伝えると最寄りのバス停で降ろしてくれる。スタヴァンゲルの情報がガイドブック等にもあまりないので少し心配していたが、そんな心配は全く不要だった。

リーセフィヨルドは「プレーケストーレン」という標高600mの断崖から望むことができる。プレーケストーレンまでは片道2時間のトレッキングでしか行くことができない。初日は早速そのトレッキング。
実は1か月前に足を怪我してしまい、つい一週間前まで松葉杖をついていた。まだ100%じゃない足で大丈夫なのだろうか、、と不安を抱きつつ、翌日に備えて眠りについた。

翌朝、いよいよリーセフィヨルドを見るために気合いを入れて出発!港にはチケット売り場があり、その隣がタウ行きの乗り場。

タウ行きのフェリー乗り場


フェリーに乗り込み、約30分でタウに到着。タウからはバスでプレーケストーンへのハイキングのスタート地点となるプレケストーレンヒュッテへ向かう。タウではフェリーを降りたらすぐバス乗り場があり、時間もフェリーに合わせてうまく接続されているので迷う心配はない。

タウのバス乗り場(フェリーを降りた目の前)


プレーケストーレンまでは、お手洗いも売店やレストランもないので、行動食はスタヴァンゲルから持って行き、お手洗いはこのヒュッテで済ませておくのがポイント。
そしていよいよトレッキング開始。





最初いきなり急な坂道から始まる。その後はゴロゴロとした岩場がしばらく続く。





約30分で1km地点に到着。それまで森だったところからいきなり開けた景色が現れ、疲れを癒してくれる。




この印を目印に進んでいく
しばらくすると道が整備された湿地があったり、大きな岩場を登る場面があったり。





1時間でようやく2km地点。2kmくらいまでが一番の山場!ごつごつした岩を、足場を見つけながら登っていく。



それを越えるとあとはなだらかな道になる。

こんな景色に癒されながら進んでいく




まだ少し雪も残っている


そして、最後の急な上り坂を登ると、壮大な景色が目の前に広がる。

最後の力を振り絞って・・




達成感とこの景色の素晴らしさに足の痛みも疲れも吹っ飛んでしまった。約600mもの断崖絶壁。自然が作り上げたものとは考え難い程、まるでナイフでスパッと切ったかのような直角さ。そこには柵も何もなく、高所恐怖症の人は写真を撮るのも恐る恐るだった。

ここにぽつんと立っているのが私


リーセフィヨルド





ちなみにこのプレーケストーレンはアナと雪の女王のワンシーンに使われているらしい。そんな絶景を眺めながら、ランチを取って休憩し、また2時間かけてヒュッテへと戻った。

リーセフィヨルドから戻ってきた後はスタヴァンゲルの町を散策。スタヴァンゲルには木造の建物がたくさん残っている。なんと 年間火事がないからだとか。町自体とても小さいので、1時間もあれば十分に歩いて周れる。石畳にカラフルな建物が立ち並び、どこを切り取っても絵になる。

お洒落散髪屋さん


カラフルなお店が建ち並ぶ




マクドナルドもお洒落




静かな公園があったり、港には大きな船が停まっていたり、港町ならではの美しい景色が楽しめる。私が行った5月ではもうすでにかなり日が長く、夜の22時でもレストランやバーはたくさんの人で賑わっていた。

公園にいたわに


三角屋根のかわいい木造の家




◆ソグネフィヨルド◆
ソグネフィヨルドは、入り江の全長205km、最深部水深1308m、周囲には標高1700m超の山々が連なる世界最大スケールのフィヨルド。
ノルウェーナットシェルを使い、列車やバス、フェリー乗り継いで周遊する。まずはオスロからスタート。オスロからミュールダールまではベルゲン鉄道に乗って約4時間半。景勝ルートとしても有名なベルゲン鉄道の車窓からは変化に富んだ景色が楽しめる。



ベルゲン鉄道の車窓


車内には大きな窓付きの食堂もある


最初は真っ青な海と新緑のコントラストの間を爽快に走り抜ける。やがて、ちらほらと雪がかる山が見え始める。



ミュールダールに近づくにつれ真っ白な銀世界!サングラスをしていないと眩しくて目を開けていられない程。







フィンセ駅は吹雪


そして景色に見とれている間にミュールダールに到着。



赤色のベルゲン急行


ミュールダールは標高約866mの場所に位置し、この日のミュールダールの気温はおよそ0度。ミュールダールからは、このフィヨルド観光の一つのハイライトとなるフロム鉄道に乗車しフロムを目指す。

ミュールダール駅にてフロム鉄道を待つ人たち


フロム鉄道


1940年に開通したフロム鉄道は、今や鉄道ファンだけでなく多くの観光客を魅了する鉄道となっている。標高差約900m、距離20kmを約1時間かけてダイナミックな景色の中20のトンネルをくぐりながらゆっくりと走り抜ける。途中落差93mの 巨大瀑布、ショースの滝で停車し写真タイム。停車中音楽が流れ始め、この地方に伝わる、歌で男性を誘惑する妖精「フルドラ」の伝説に因んだ演出が行われる。





レトロな車内


フロム鉄道の車窓からの風景


フロムに到着。フロムはアウルランフィヨルドとフロム渓谷という豊かな自然に囲まれており、住民わずか500人程の小さな町。今回私は乗り継ぎに立ち寄っただけだったが、このフロムで1泊するのも良いかもしれない。緑豊かで可愛らしい町並みがとても素敵だった。



フロム鉄道


フロムからグドヴァンゲン行きのフェリーに乗り込み、いざフィヨルドクルーズへ!船に乗るやいなや、窓側席に外のデッキへとみんな良い場所を確保するため椅子取りゲームが始まる。この日は日曜日だったためか、船は満席。外は寒いのに、みんなマフラーをぐるぐる巻いて帽子をかぶってスタンバイ。
左右に高くそびえるフィヨルドの間をゆっくりと航海。途中小さな町や滝があり、シャッターチャンスは絶え間ない。最初から景色の壮大さに感動しっぱなしだったが、一番の見所はソグネフィヨルドの最奥部、細く枝分かれ先端部のネーロイフィヨルドとアウルランフィヨルド。











約2時間半のクルーズの後、船はグドヴァンゲンに到着。フェリーを降りるとまたすぐにバスが待っている。ここでもまた椅子取りゲームが始まる。

グドヴァンゲン港


バスに乗り換え


約50分の道のりとなるが、その車窓の景色もまた素晴らしい。スタルハイム付近の渓谷の九十九折の坂を登る。









ヴォス到着後は、再度ベルゲン急行に乗りゴール地点のベルゲンへと向かう。
フロムからグドヴァンゲンまでのクルーズだけでなく、オスロからミュールダール間の列車やミュールダールからフロムへのフロム鉄道、そしてグドヴァンゲンからヴォスへのバス、どれも車窓からの移り変わりゆく景色を楽しむことができるのもフィヨルドエクスカーションの醍醐味。
ナットシェルはみんなが同行程で移動するので、次にどのバスに乗れば良いのか、と迷う必要がない。実際、ヴォスからベルゲンの列車が地すべりの影響でキャンセルになり、ボート、バス、列車に乗り継いでベルゲンまで行かないといけなかったが、皆が同じなので、国籍も全く違うみんなが声を掛け合い、訳も分からず次の交通機関に乗り込み、どこからか団結が生まれていた。

実はもう一つフィヨルドクルーズに行く予定だったが、今回この地すべりの影響で行くことができず、ベルゲンで1日半ほど過ごすことになった。
ノルウェー第二の都市であるベルゲン。細長いヴォーゲン湾を囲むように街が広がり、見所は小さなエリアに集まっているので徒歩で簡単に周れる。エリアは港周辺と駅周辺に分かれていて、町の中心は港の周辺。中心には魚市場が開かれ、活気に溢れている。



魚市場から西へ延びるトーグアルメニング通りがメインストリートで、大型デパートやショップ、レストランがたくさん並んでいる。



近くには山もあり、魚市場あたりからふと見上げると山に張り付くように家が建っている。



そして一番の見所が港に面してカラフルな三角屋根の木造建築が立ち並んでいる「ブリッゲン地区」。ここは世界遺産に登録されており、またアナと雪の女王にもここの風景が使われたらしい。確かに、映画に出てきそうな雰囲気。

ブリッゲン地区






ハンザによって建てられたという奥に長細い形状の建物。当時(13〜16世紀頃)にはハンザ商人の家や事務所として使われていたそう。



建物の正面には動物の像が残る


もう一つの見所となるのがフロイエン山。魚市場から150m程のところにあるケーブルカー乗り場から山頂まですぐアクセスができ、山頂からはベルゲンの街と港湾を一望できる。

ケーブルカー乗り場




ベルゲン港


山頂にいるトロル


ノルウェーに行くにあたり、物価の高さには覚悟をしておいた方が良い。物価の高い北欧の中でも特に高いのがノルウェー。例えば、オスロの空港から市内までのエアポートエクスプレストレインは所要20分程の距離で170NOK(約3,000円)。スタヴァンゲルから市内までのバスも160NOK(約3,000円)した。ノルウェーの後に訪れたコペンハーゲンでは空港から市内までの電車は所要約15分で36DKK(約700円)だったので、比較してみるとやはり高い。500ml の水1本が約30NKR(約500円)、ランチはものによるが2,000〜3,000円、ディナーは4,000〜6,000円くらい。ただ、どこでも大体クレジットカードが使えるので、現金がなくても困ることはない。レストランはもちろんバスや電車のチケットもクレジットカードでOK。しかし、クレジットカードが使えてしまうだけに、使いすぎには注意したほうが良いかも。

本州の1.4倍もの大きさのあるノルウェーの人口はたったの約500万人。ちなみに東京の人口は約1300万人。
そこには広大な自然があり、ゆったりとした時間が流れている。
かわいい北欧雑貨を物色し、美味しいノルウェーサーモンを食べ、お洒落な町並みに癒され、何よりも壮大なスケールのフィヨルドに感動し、大満足の旅となった。

〇スタッフおすすめポイント〇
プレーケストーレン ★★★★
2時間のトレッキングはハードだが、プレーケストーレンから眺めるリーセフィヨルドは登る価値あり!

ソグネフィヨルド ★★★★★
世界一のフィヨルドは必見!移り変わる景色全てが壮大で美しく言葉を呑むほど。

スタヴァンゲル ★★★★
小さい港町で特に見所は多くないが、可愛らしくおしゃれな町並みでおすすめ

ベルゲン ★★★★★
世界遺産のブリッゲンがカラフルな三角屋根の家が港を彩り、歩いているだけで楽しい

(2015年6月 池田郁依)

アイスランド
南北アイスランド約1600kmをレンタカーで疾走!秘湯にうっとり、ポロリはなしよ。
エリア:
  • ヨーロッパ>アイスランド>レイキャビック
  • ヨーロッパ>アイスランド>アークレイリ
  • ヨーロッパ>アイスランド>スカフタフェットル
テーマ:観光地 街中・建物・景色 自然・植物 
投稿日:2016/01/04 17:27


北の最果てアイスランド。日本にすると氷の国となるが、実は最初にアイスランドを発見した人が侵略に遭わないよう、人が来ないようにあえて氷の国“アイスランド”と命名したとか、しないとか。そんな国アイスランドですが実が火山活動が活発で全く氷の国ではありません。しかも他のヨーロッパと比べてもそれほど遠くないのです。警察官が銃を持たないほど治安が良好なアイスランドですが、鉄道・公共機関が発達してない為、観光をするにはツアーに参加するかレンタカーを借りて周遊するかの選択となります。今回はそんなアイスランドをレンタカーを借りて大周遊し、大自然を満喫してきました。



夜中3時のレイキャビク。夏場は太陽が沈みません。


まずはヘルシンキ乗継で首都レイキャビクへ。レイキャビクは街の規模もさほど大きくなく、中心地に1本大通りが走っている分かりやすい街です。レストランやお店が点在しており、プラプラ歩くのも楽しそうな感じです。島国らしく漁業も盛んで魚類のメニューも豊富な為、日本の方の口にも合いそうなレストランが多数ありました。
翌日国内線で北部のアークレイリへ。アークレイリから1泊2日間レンタカーを借りて最初のドライブです。私は日本ではそこそこ車の運転はしますが、海外でのドライブは初体験です。最初は交通ルールなど心配な点もありましたが、慣れれば下手をすると日本より運転がしやすいかも知れません。

アークレイリで借りたTOYOTAのRAV4 新車でした。


出発して10分ですぐに大自然の光景が!


アークレイリを出発してすぐ雪山が見えてきます。その後も日本では見る事のないような大自然の風景が広がります。道も空いているというか、先行車・後続車に10分以上合わない時も多いほど交通量が少なく、自分のペースで運転する事が出来ます。1つ失敗したのがCDなど自分の好きな音楽を持ってこなかった事。CDがついているので日本から持参するといいでしょう。

ゴーザフォスの滝


運転中の車内から


ホエールウォッチングが有名なフサヴィクの街 石川さゆりな感じ


初日は滝や街を見ながら約400kmのドライブでした。カーナビは日本語にも変更できるタイプのものでアナウンスは英語ですが、表示は日本語で見ることができます。ただ北アイスランドの場合、ナビの指示が97km先右折など途方もない指示なのでなくても地図が見れれば問題はありません。目前には雪山や海など景色が色々と変わり、距離の割には楽しんでドライブができました。
この日の際はミーヴァトン湖にあるネイチャーバスに立寄り。ネイチャーバスは簡単に言えば巨大な温泉プールで観光客も多く来ています。泉質は濁り湯で硫黄の臭いのするこれぞ温泉!といった感じで、あまりの気持ちよさに長居してしまいました。

ミーヴァトン湖ネイチャーバス。温泉好きにはたまらない濁り湯・硫黄泉


ミーヴァトン湖周辺は火山活動が活発


ミーヴァトン湖のホテルですが、トリップアドバイザーでチェックした所、海外の観光客が硫黄臭いと書いていたのでもしやと思ったのですが、ホテルのスタッフに地下水を地熱であっためて蛇口から出している為、ほのかに硫黄臭がするとの事です。日本のように泉質確認はしていませんが、非公式ながら温泉ホテルと言っても間違えないかも知れません。硫黄臭のする温泉好きな私はネイチャーバスで思いっきり長居したにも関わらず、ホテルでもお湯をためて使ってしまいました。

ミーヴァトン湖セルホテル 非公認ながら温泉ホテルに決定


2日目は滝を1つ観光し、アークレイリに戻ります。この日のドライブは約200km。昨日中に運転も慣れ、楽しんでドライブができました。北アイスランドでは2日間で約650kmの走行でした。今回は大目に回る行程にしましたが、もう少し距離を少なくすることも可能です。このあたりはレンタカープランの利点ではないでしょうか?

ミーヴァトン湖周辺にある地獄谷


デティフォスの滝 ヨーロッパ最大級の大滝


アークレイリに戻り空路でレイキャビクへ。レイキャビク着後、ブルーラグーンのあるノーザンライトインへ移動し1泊。次の日はレイキャビク空港から車を借りて南東アイスランドのドライブをします。
アイスランドと言えばブルーラグーンを言われるほど有名な巨大露天風呂も行ってみました。感想としては・・・。観光客が多いのはしょうがないのですが、外気温が約5度、ブルーラグーンの温度が約38度と微妙に低い為、寒くて出るに出らないという状況でした。今回は一人旅なので、他の人と一緒に行けば泥パックしたり、ビールを飲んだりと楽しめるはずです。きっと。なお6月よりブルーラグーンの入場には予約が必須となりました。またプレミアパックで予約すると優先的に入場されてくれます。

冬にはオーロラ観測もできるノーザンライトイン


巨大露天風呂ブルーラグーン


ノーザンライトインに宿泊の翌日、空港でレンタカーを借りて南東アイスランドのドライブスタートです。アークレイリ周辺に比べると車の数も多くなりますが、運転マナーを非常に良好で、怖い思いをすることも一切ありませんでした。海岸線にそうような形でひたすら東に進みます。北アイスランドに比べると景色はやや単調となり、少し退屈するかも知れません。

セリャラントスフォスの滝


スコルガフォスの滝


アイスランドの道路は舗装されている道と未舗装の道を両方あります。主にハイランド地方、内陸部に入る道は未舗装の道が多く4WDが必須となります。今回のルートではこのハイランド地方への立ち入り予定はなかったのですが、ルートを誤ったのかソゥルスモルクという景勝地に行く途中、未舗装の道にあたってしまいました。最初は小さな川などを渡って走っていましたが、最終的には少し恐怖を感じるほどの川幅の川にあたってしまい、行くことを断念しました。通常このような渡河をする場合車高の高いジープでないと危険との事です。未舗装のハイランド地方を走るのも魅力あるドライブになりそうなので、次回機会があればチャレンジしたいと思います。

道なき道を進む。まだ川幅・深さ共に楽勝


この川もまだまだ余裕があったが、この先で断念。


思わぬ未舗装路でかなり時間を取ってしまい、本日の次の予定ヨークルサルロンへ急いで移動開始。ただしナビが示す到着時間は16:30で氷河湖遊覧ぎりぎりの時間。.何とか遊覧船の運航時間にも間に合い、ヨークルサルロン氷河湖クルーズを堪能。なおこのあたりからヨーロッパ最大級とも言われるヴァトナヨークトル氷河の姿がちょこちょこ出てくる為、ドライブの景色もかなり楽しいものとなります。

ヨークルサルロンへの道中


氷河湖クルーズで利用する水陸両用車


氷河湖クルーズ


氷河の氷は約1000年前の氷でとてもきれい、しかもおいしい。


何とか氷河湖クルーズを終え、この日は通ってきたスカフェタフェットルという所で1泊。翌日はレイキャビクに戻る途中、パフィンという鳥がいるヘイマエイ島へフェリーで移動し、市内観光に参加。
ヘイマエイ島は人口5000人の小さな島で、1973年1月に島中心の火山が噴火し、島民5,880人が1時本土へ避難をしたという事が世界的に有名になった島です。噴火後街の半分が溶岩と火山灰によって埋もれてしまいましたが、その住民の努力により元の状態まで戻され、綺麗な小さな街並みを見ることができます。市内観光の最後に博物館にもより、噴火の際の映像がありましたが目の前で噴火している最中、避難活動をしている住民の姿には鬼気迫るものがありました。

ヘイマエイ島の街並み


パフィンの巣がある崖。残念ながらこの時間はおらず・・・


パフィンが見れなかったのでぬいぐるみで我慢。

この後フェリーで再度本土へ戻り、一路レイキャビクへ。結局南東アイスランドは約950kmの走行でした。
次の日はレイキャビク周辺にあるゴールデンサークルという見所を回るツアーに参加。背丈ほどの巨大なタイヤを持つスーパージープに乗って氷河へ行き、スノーモービル体験もしてきました。スノーモービルはアクセルだけの操作で非常に簡単に乗りこなすことができ、約1時間ラングヨークトル氷河を疾走しました。レンタカーの運転とは違い、風を直接感じるスノーモービルは非常にいい経験でした。

かなり迫力のあるスーパージープ


スノーモービル用の防寒具に着替える


簡単なレクチャーの後、出発


ラングヨークトル氷河疾走はかなり楽しい!


今回は4日間にわたってレンタカーでアイスランドを回りましたが、アイスランドのレンタカー事情は非常に良い事が分かりました。道もさほど多くなく、ナビもある為迷う事なく観光もできました。団体ツアーに参加すれば運転することなく観光はできますが、ことアイスランドに関しては色々な所に驚きと感動があり、更に自分で広大な大自然をドライブする事自体が日本では体験できない為、ドライブ自体も非常に楽しめました。ぜひセルフドライブのアイスランドを楽しんでみてください。

○アイスランドの交通ルールやマナーなど
1、制限速度は街中が50km、市街が90km
2、日中でもライトは点灯
3、郊外の橋はせまく一車線の一方通行になる所があるので注意する
4、先行車を追い越す際は対向車の存在に十分気を付ける
5、後続車に抜かれる時は何もせずそのままのスピードを維持する
6、ガソリンスタンドが近くにない場合もある為、こまめに給油する

○ガソリンスタンドでの給油方法
アイスランドのガソリンスタンドはほぼセルフ形式です。暗証番号付のクレジットカードが必要となるので、日本から必ず持って行ってください。

1、ガソリンはディーゼルとレギュラーの2種類
2、まず給油スタンドのわきにある支払機にクレジットカードを差し込む
3、いくらまでカード決済をするか聞かれるので希望金額を入力
※この時点では引き落としはされずあくまでクレジットカードが使えるかの確認です。給油量・金額が分からない場合は10000クローナぐらいを指定
4、給油を開始するスタンドの番号を入力 各給油スタンドに1台支払機がついている場合もあります。
5、給油を開始する。日本と同じくトリガーを押しっぱなしにすれば満タン付近で自動停止します。
6、支払機に戻り先ほどのクレジットカードを差し込む。決済が終了するとレシートが出てくる。

ガソリンスタンドの決済機


給油機、この場合給油機の番号は1番。


【スタッフおススメ度】
北アイスランド ★★★★★ 広大な自然が広がり、日本では決して見れない大自然
ネイチャーバス ★★★★★ 濁り湯・硫黄泉のベスト温泉!温度もばっちり!
ヨークルサルロン ★★★★★ 巨大な氷河を見ることができる。
スーパージープツアー ★★★★★ 巨大なジープには優越感も感じる スノーモービルもすごくお勧め!
レンタカー ★★★★★ 冒険心をそそり、ドライブするだけでも楽しい!

(2015年6月 菅原幸介)

トルコ
魅力溢れるイスタンブールの食べ歩き方。
エリア:
  • 中近東>トルコ>イスタンブール
テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ 
投稿日:2016/01/04 17:22






今回はトルコ航空主催のFAMツアーにご招待いただきました。今回の目的はトルコ旅行の多様化を目指しヨーロッパ旅行の帰りにイスタンブールストップオーバーを増やすために、イスタンブールを探ります。密かに狙っていたトルコの旅行でしたが、出発前の日程表を見てアレ、アレ??トルコ旅行の定番カッパドキアが入っていな〜〜い。とは言え初めてのトルコのイスタンブールを堪能できる6泊9日に胸を躍らせ出発したのである。5月中旬のイスタンブールは日本と同じくらいの気候でとても過ごしやすい、しかし日差しは強くノーケアだとこんがり焼かれて帰国することに・・
イスタンブールへ出発前に成田空港で少し両替したが、あとあと大損なレートな事に気づく、両替は必ずトルコに着いてからリラへの両替だ!!

トルコ航空の中間クラスのコンフォートシートは足元ゆったり快適。


ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがるイスタンブールは旧市街のスルタンアフメット地区に見どころが集中している。この地区にはブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿と半径500mのエリアに点在しており個人でも十分見て回ることが出来る。
しかし時間がない場合は、ガイドをつけて廻るのがお勧めだ。アヤソフィアや地下宮殿にはガイドラインがあるので行列に並ばずにすぐチケットの購入が可能だ。

観光に疲れたらチャイで一息


<アヤソフィア>
ギリシャ正教の総本山として建てられたアヤソフィアはオスマン帝国の支配によって聖堂からモスクへと改修され現在は博物館となっている。ビサンティン建築の最高傑作とも言われ内部のドームや壁画など時代に翻弄された名残がある。





聖母マリアの手形に親指を入れ、円を描くと願いが叶う?!




<トプカプ宮殿>
オスマン帝国の歴代の王と家族が暮らしたトプカプ宮殿。70万㎡もの広大な敷地にはスルタンの私室や厨房など現在は博物館として公開されている。そして宝物館には世界有数の大きさのダイヤモンドや重さ3kgの世界最大のエメラルドも見所だ。

皇帝の門


トプカプ宮殿からの金角湾


<ブルーモスク>
アヤソフィアの向かいに位置し「ブルーモスク」の名で知られているスルタンアフメット・ジャーミィは6本のミナレットが特徴の17世紀の建築物で内部は青い装飾タイルやステンドグラスで彩られている。礼拝の時間にはモスクに入れず礼拝後は長蛇の列が出来ているので注意が必要だ。



ミニアトゥルクのブルーモスク




<ヒッポロドーム>
ローマの大競技場跡(ヒッポロドーム)にエジプトのトトメス3世によって建てられたオベリスク。四面に刻まれた大理石の台座には当時のローマ競技場のテオドシウス1世の彫刻や当時の競技の様子も描かれているのが興味深い。







ドイツの泉前にて


<地下宮殿>
地下宮殿の通称で知られる「バシリカ・シスタン」は元々ローマ帝国の貯水槽としてトプカプ宮殿の人達に使われていたそうです。現在では円柱がライトアップされ、水の中には金魚や鯉の住処に。そしてイスタンブールの暑さを避けるにも最適だ。





一番奥にあるメデューサの首


<グランドバザール>
旧市街にある「カパル・チャルシュ」と呼ばれる屋根付き市場のグランドバザール。狭い路地が複雑に入り組み4000軒以上のお店があるが迷子に注意が必要だ。
無数にあるお店ではお土産物から貴金属、絹、アンティークと買い物には困らない。















<新市街>
新市街の高台にあるタクスィム広場から南に下るイスティクラール通りはグランドバザールとは対照的なショップが軒を連ねるので散策しつつランチには裏路地のカフェやレストランで休憩しながら坂道を下るのが良いだろう。イスティクラール通りを下り終わって少し歩くと新市街のランドマークとなっている67mのガラタ塔からイスタンブール市内を眺める事が出来る。

タクスィム広場


イスティクラール通りの陽気なアイス屋の店員さん


イスティクラール通りを通るトラムヴァイ


イスティクラール通りのスイーツ


ザクロやオレンジのフレッシュジュースも美味しい


ガラタ塔もお勧め






曇り空でもイスタンブールを一望する。

せっかくイスタンブールに行ったので、世界三大料理に数えられるトルコ料理の一部であるB級グルメの屋台料理を中心に紹介したい。トルコ料理と言って個人的に真っ先に出てきたのが「ケバブ」!ラップに巻いたドネル・ケバブから串刺しのシシ・ケバブなど色々な種類がある。個人的にめちゃめちゃ期待していたのが、ケバブだけは意外にも残念だった。

厨房内はとっても熱い。


4人がかりで今日1日のケバブのお肉をセット中。


本場ブルサのイスケンデル・ケバブ


トルコアイスは味もパフォーマンスも楽しい。



のびーるトルコアイスのパフォーマンス




完成!


タクスィム広場のぬれバーガー





レモンをかけて食べるムール貝のピラフは駅前に売られている。





カラキョイにはスィミットの焼きたてが食べられるお店も。





エミノニュの絶品サバサンドの屋台船。





香ばしい臭いに誘われるトウモロコシの屋台。





最近のトルコは、イスラム国ということもあり、治安を気にされる方がチラホラ見かけるようになっています。しかし今回の旅でイスタンブールを隅まで歩き、トルコの人と話し沢山触れる機会を頂き出発前の心配御無用!!トルコの安全性を再認識し、とってもフレンドリーなトルコの人達は写真もウエルカムでぜひぜひヨーロッパ帰りの立ち寄りに限らずイスタンブールを長く滞在するのがお勧めです。
また貴重な機会をいただいたトルコ航空および現地でお世話して頂きましたガイドのヌルテンさんに心より御礼を申し上げます。

【スタッフおススメ度】
ケバブ ★★ 本場の味は意外にも。
サバサンド★★★★★ 絶品の味!
ガラタ塔★★★★ 展望からの眺めは最高。
ミニアトゥルク★★★ ファミリーにお勧め

(2015年5月 大道隆宏)

ウズベキスタン
絶景 地獄の門とサマルカンドブルーに浸る旅
エリア:
  • アジア>ウズベキスタン>ヒワ
  • アジア>ウズベキスタン>ブハラ
  • アジア>トルクメニスタン>タシャウズ
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 グルメ 
投稿日:2016/01/04 17:18






5月中旬、中央アジアのベストシーズンといわれるこの時期にウズベキスタンとトルクメニスタンへ行く機会が得られた。私自身初の「スタン」系。未知の世界すぎていつもより少し緊張気味に出発した。今回空路は往復タシケント、トルクメニスタンへは陸路で出入国のルートだ。特にトルクメニスタンはガイドブックの掲載ページ数も少なく、他の国よりも情報量が極めて少ないため、目に入る全てのものが真新しく、だからこそいつもの旅よりも感動は大きかったように思う。

【まさに地獄なガスクレーター編】
知る人ぞ知る、まさにその言葉があてはまる絶景ポイント、地獄の門があるのはトルクメニスタン。最近ようやくガイドブックにも登場するようになったのだが、まだ地獄の門を知る人は少ないだろう。
ちなみにトルクメニスタンからウズベキスタンに戻る際の国境で、ウズベキスタン側の入国審査官でさえ、この地獄の門の存在を知らないような現地でもまだまだマイナーな観光地のようだ。
この地獄の門は、旧ソ連時代に地下で行われていた掘削作業中に爆発が起き、それが原因で空いた穴からのガス漏れを防ぐために火が放たれたが、地下からはずっと可燃性ガスが発生し続けているために40年間以上も燃え続けているのだ。しかもカラクム砂漠のど真ん中にこの穴が存在するため、それがまた秘境感を際立てている。この地獄の門は、日本では地獄の門という呼び方をするが、現地の人々はガスクレーターと呼んでいる。
この地獄の門を見るための1泊2日だが、ほとんどが移動時間に費やされた。まず、国境での出入国審査。往復ともに約1時間半ずつはかかった。特にウズベキスタン側では荷物チェックがかなり厳しく、スーツケースを開けて荷物ひとつひとつ細かくチェックされる。
ようやく出国ゲートを抜けると次はトルクメニスタンの入国。入国審査場ですでにトルクメニスタンのガイドさんが待っていてくれ、ガイドさんに手伝ってもらいながら入国手続き終了。少しクフナ・ウルゲンチの遺跡に立ち寄り、日差しが強い中広い敷地内を徒歩で見学となる。霊廟や遺跡が点々としているため日陰がなく、一気に体力を奪われた。

頂上部が少し曲がったクトルグ・ティムール・ミナレット


面白い形をしたイル・アルスラン廟


キャラバンサライの門


その後、カラクム砂漠のど真ん中にある地獄の門まで移動となるが、カラクム砂漠横断の道路はまだ整備されてなく、かなりの悪路であった。4時間ほどの車移動の末、ようやく地獄の門周辺に到着し、まずはテントや寝袋を借りるレンタル屋に立ち寄る。そこから5〜10分で地獄の門に到着。まずは夕方の地獄の門を観賞。ゴーゴーと炎をあげ、静かに燃えている。ときどき吹く風でものすごい熱風に驚く。





そこから約500m離れた場所に、ガイドさんとドライバーさんが泊まるユルタがあり、その傍に私が一夜を過ごすテントを組み立てる。

ユルタ(右)と私のテント(左)


ユルタの内部


着いて早速夕食作りが始まり網に挟んで鶏肉を焼き、ガイドさんは素手でサラダを作る。
かなり質素だがディナーはウォッカで乾杯!





夕食後に再度夜の地獄の門観賞。夕方とは違って、空が真っ暗なで炎が際立っているためか、夜の方が迫力がある。まさに地獄への門といった感じだ。その逆に明るい時の地獄の門は、現地人がよく使う「ガスクレーター」という名の方がしっくりくる。
近くにはいくつかのテントがあったが、地獄の門を観賞している観光客はほとんどおらず独り占め状態。







少し離れてみるとこんな感じ。ここだけぽっかりと穴が空いている。周りは柵もなく看板があるわけでもない。もしも落ちたら・・と考えるだけで恐ろしい。

夜バージョン


朝バージョン


一夜明けて朝食を食べたあとに、朝の地獄の門観賞。すがすがしく今日も燃えている。



観賞後、また悪路を通り国境へ向かう。1泊2日、超弾丸ツアーだった。

【メドレセ大国 ブルーが美しいウズベキスタン】
ウズベキスタンと聞いて、最初に何を想像するだろうか。モスク、メドレセ、という言葉が出る前に私が想像したのはそのメドレセや霊廟の上のあの綺麗な青いドームだった。
どの都市を周ってもあの青いドームは存在し、いくつもモスクやメドレセを周るとどれがどれだか分からなくなる。
ウズベキスタンの代表的なメドレセはやはりサマルカンドのレギスタン広場に集まる3つのメドレセ。さすがサマルカンドブルーと言われるだけに美しく、太陽の光で更に輝いているように見える。



メドレセの外観は3つとも同じように見えるが、ティラカリ・メドレセは他の2つとは異なり、青いドームの下の礼拝所は、壁・天井が金箔で装飾されている。外観からは想像できない異空間であるが、金箔でキラキラしていてとても美しい。







メドレセ内は職人の作品がずらりと並ぶ


ブハラにはナディール・ディヴァンベギ・メドレセがある。現在メドレセのほとんどが活動しておらず、中の学生の部屋や教室は土産物屋になっているが、入口の上部分の鳳凰が印象的なこのメドレセも現在は土産物屋で埋まっている。
シーズン中は夜にこのメドレセで民族舞踊のコンサート、またファッションショーのようなショーが開催される。



民族舞踊のコンサート


ウズベキスタン流ファッションショー開催


ヒワは小さなイチャン・カラ(城壁内)に見どころが集まっていて、観光しやすい。ヒワのシンボルと言えばイスラーム・ホジャ・ミナレットだろう。このミナレットはヒワで一番高く、頂上まで登ることもできる。白・青・緑のガラス張りのモザイクの横縞模様は美しく、魅了される。そしてこのミナレットの横にもメドレセが付随しているが、やはり内部は土産物屋化している。



他に周った霊廟やモスクにもメドレセと同じように青いドームや、タイルやモザイクの装飾が施されており、どの建物も魅力的だった。
アムール・ティムール廟のブルー


シャーヒズィンダ廟群のブルー


【グルメ 番外編】
実は今回の旅で私が一番心配していたのは、食べ物だ。羊肉が現地ではよく食べられるとガイドブックに書かれていたからだ。日本でも好き嫌いがかなり多い私にとって、羊肉も嫌いな食べ物に分類され、旅をする前から少し憂鬱になったくらい。しかし実際に9日間滞在した中で羊肉は一度も出なかった。なぁーんだ、と拍子抜けしてしまいそうだが、羊肉について尋ねると、オーダーすれば出てくるが一般的には牛肉と鶏肉を食べるとのこと。
羊肉が出てこないことにホッとし、その他の料理も想像以上に美味しく結果的にグルメを楽しむ旅になって良かったと思う。
毎昼食、毎夕食の一品目はサラダ。それも一種類ではなく最低二種類、多い所で四種類出る。サラダの種類は様々で、日本でも食べるようなトマトときゅうりのシンプルなサラダだったり、ポテトが入ったサラダ、赤かぶのサラダ、お米のサラダもある。とにかくサラダの種類が多く、レストランによって出されるサラダが異なりいろいろな味が楽しめた。



トルクメニスタンのサラダ


地獄の門にて。ガイドさん手作りのサラダ






ウズベキスタンで食べた多種類なサラダ。


この毎日多種類のサラダを食べる事によって、日本で肌荒れしていたお肌が少し回復傾向に向かったのである。(残念なことに帰国後、もとの生活に戻った途端お肌ももとの状態に戻ってしまった・・)サラダは健康に良いのだなぁと改めて実感させられた。
その他、これといってウズベキスタン名物というものはないのだが、各地で食べたシャシリクや野菜スープ、ラグマンは本当に美味しかった。

トルクメニスタンのラグマン。味はピリ辛きゅうりラーメン


トルクメニスタンのシャシリク


ウズベキスタンのシャシリク


シュヴィト・オシュ。香草を練りこんだ緑色の麺が特徴的


川魚のフライ


ロシアで有名なボルシチ。鮮やかな赤色で一口目は抵抗があるが美味。


食べた料理全て載せたいぐらい、全て美味しかった。
前述の通り、私は食べ物の好き嫌いが多いので、海外に出てもその土地のグルメを楽しむために屋台に繰り出したり、B級グルメに挑戦したりする勇気がなかなかできないことが多いが今回は終始、現地の料理を楽しむことができた。

ウズベキスタンはイスラムの国だが、女性は顔を布で隠したり、男性はガラベイヤという中東諸国でよく見られる服装をしている人はおらず、日本と同じように若い女性は皆おしゃれだし、男性も自由な服装でイスラムの国というイメージが払拭された。実際に結婚式は見ていないが、これもやはり日本と同じように女性はウエディングドレスを着るのが一般的だそうだ。タシケントではデートを楽しむカップルも多く見かけた。また各地では至る所で工事が行われ、マンションやホテルなど新しい建物が続々建てられるようでかなり発展してきている様子も垣間見れた。
イスラムの国といってもかなり自由で、だからこそ旅がしやすかったのだと思う。観光途中、何度も団体の学生旅行に出くわしたがすれ違う時に「ハロー」と気さくに声をかけてくれたり、写真を求められることもありとても親しみやすい国だと実感した。
トルクメニスタンは1泊2日の滞在で、その時間のほとんどが移動時間と砂漠だったため、人々との交流がほとんどなかったが、ガイドさんをはじめ、ドライバーさんやレストランのスタッフ、砂漠泊の翌日にシャワーを浴びさせていただいた一般家庭(現地旅行社のスタッフの家)のご家族、皆親切で滞在しやすかった。
国の名前だけで危険な所だと思われがちだが、実際には想像していたようなガチガチのイスラム教ではなく、思い思いに楽しめる。おすすめの国がまた一つ増えた。
この旅行記を読んで少しでも多くの方がウズベキスタンやトルクメニスタンに興味を持ったり、旅行先の候補になれば良いなと思う。






地獄の門★★★★★ まだまだマイナーな新名所。しかし迫力は抜群!朝と夜の違いを楽しむのがオススメ。

ヒワ ★★★★★ ヒワの旧市街は、他の都市よりも小さいが見どころは負けじとたくさんある。アクシェイフ・ババの見張り台からのヒワの眺望は必見。

ブハラ ★★★★ タキ(バザール)が多く、ショッピングも楽しめる。ハマム体験も可能。

サマルカンド ★★★★★ レギスタン広場の3つのメドレセに行かずしてウズベキスタンは語れない。鮮やかな霊廟が集まるシャーヒズィンダ廟群も是非おすすめしたい。

(2015 年6月 栗山智美)

ジンバブエ
象の背中に乗ってリアルアフリカを・滝の飛沫を浴びてパワフルアフリカを ザンビア・ジンバブエ・ボツワナ3国めぐり
エリア:
  • アフリカ>ザンビア>ルサカ
  • アフリカ>ジンバブウェ>ビクトリアフォールズ
  • アフリカ>ボツワナ>チョベ
テーマ:世界遺産 自然・植物 動物 
投稿日:2016/01/04 17:14


出発・入国・ビザ
2年ぶり2度目のアフリカ行の機会が巡ってきた。今回の旅は大雑把に分けると前半が動物、
後半が滝の2部構成。5月初旬にしては珍しい大型の台風の影響をまともに受けて羽田発が4時間近くディレイした。そのため最終目的地のルサカまでの同日接続がほぼ不可能だろうと早くもあきらめた状態で搭乗開始。その先をどうしようかなと考えを巡らせながらドバイまでの11時間を皮肉にも飽きることなく過ごした。そしてドバイ到着。案の定乗り継げず、手際よくエミレーツのスタッフが私を待っているが手には翌日の航空券とホテルバウチャーが・・・それは絶対NG。ここで躓くとすべてがダメになるほど予定が詰まっている。ここからが交渉の腕の見せどころ、なんとか頼み込んでナイロビ経由のルサカ行きの手配をしてもらってゲートまで全力ダッシュ。今回のエミレーツさんの対応にとても感謝している。予定より10時間遅れてようやく夜中0時過ぎにルサカ空港に辿りついた。ところがイミグレーションわかりづらく、かなりテキトーで1時間近くも並ばされた。ビザの取得そのものはいたって簡単でただお金を払うだけで入国カードの類は一切ない。今回はザンビア・ジンバブエ両方行くのでユニビザを取るのがベストということで$50を払った。これはとても便利なビザで30日の間に何度も行き来ができるので滝の観光には最適。ただし今回は行程中ボツワナに1泊したのでジンバブエに再入国する際にあらためてビザを取らなければならなくなり、さらに$30出費した。


カパニロッジとサファリ
ルサカで1泊した翌朝またまた飛行機。昨日1本多く乗ったのであらためて今回の搭乗回数を数えると9回もある。飛行機苦手の私にとって1度の旅で9回は多すぎる。
ルサカからは1時間のフライトでムフェへ、



そこから車でおよそ40分、カパニロッジに到着。
ここは野生動物保護のパイオニアと言われているノーマンカー氏が造った高級ロッジ。





氏は最初のウォーキングサファリ提唱者として有名。宿泊費にはと朝・夕2回のゲームドライブが含まれている。しかもオールインクルーシブなので冷蔵庫の飲み物も全て宿泊費に含まれている。但しなぜかWIFIだけは有料で電気がからむものは別格らしい。



部屋には電話がない。なのでモーニングコールの代わりにスタッフのモーニングノックで目が覚める。朝食後はゲームドライブ、戻って美味なランチ、軽く昼寝をして3時過ぎに太鼓の合図で目を覚ましてアフタヌーンティーへ、軽く1杯しばいた後は再びサファリドライブへ。そして暗がりの中でビールを思いっきり流し込み、美味しいごはん、夜は早く、そして思いっきり闇に包まれる。聞こえるのはヒポの鳴き声くらいか・・・こんなサイクルで1日が流れていく。



自然の中の自然、そして静寂。本当の夜ってこんな感じなんだろう、星がものすごく多く輝いている。街の灯りが当たり前で24時間お店が空いているのが常識国から来た者にとってここはリアルに別世界、都会で暮らす私にとって最高の“非日常空間”がここにあった。舌の肥えた、味にうるさいヨーロピアンのゲストが多いからだろうか、食べものは総じて美味しい。
今回の旅行の中でもっとも食事のレベルが高かった。





ちなみに夜は象やヒポ(=カバ)がうろつくらしく外出しないよう注意をされる。
でももし部屋から出るようなことがあっても見張りのスタッフがしっかりサポートしてくれるので安心。朝から晩まで24時間、このロッジはスタッフ全員のホスピタリティが高く、自然な心配りがとても気持ち良い。







このホテルを経営しているノーマンカーサファリという会社は他にもその広大な公園内に4つの宿泊施設を保有している。インスペクションをさせてもらったがそこにはさらに静かで隔絶されたいたって素朴な空間があった。1週間後のオープンを控え準備中ということもあってゲストはいない。
また一部手直し中のため写真はあまり撮っていない。

ルウィブッシュキャンプ


オープンスペースのシャワールーム


ンソロブッシュキャンプ




カクリブッシュキャンプ




ムチェンジャブッシュキャンプ


基本は5月半ばから10月いっぱいまでの季節営業だが
ムチェンジャのみ11月の2週目から1月の1週目がオフという以外は年間営業している。
手つかずという表現が適切なのだろうか、まさに自然と共生するロッジ。
道中、偶然に動物たちに出あうことも楽しい。

道をふさぐバファッロー


いきなり現れるキリン


サウスルアングア国立公園



マサイマラやクルーガーと比べて知名度は低いが、実は100年近い歴史を誇る、世界屈指のサファリパークでヒポ(=カバ)の生息数が世界一らしい。あまりピンとこなかったが一番というのは凄いことだ。またここは徒歩によるサファリ、いわゆるウォーキングサファリ発祥の地である。広さは9050平方キロメートル。この数字がどれくらい広いか調べてみると鹿児島県並みの広さらしい。
ここではザンビア国内で最も多くの野生動物がいてビッグ5と呼ばれるライオン、レパード、象、バッファロー、サイを確実に見ることが出来る。ちなみに今回のプログラムにウォーキングは含まれておらず、すべて車で楽しませて頂いた。

公園の門番をするバブーン


なんとか見られてラッキーなライオン


寝起きのレパード


あふりか象が好き!


世界一の割にちょっとしか見かけないヒポン


チョベマリナロッジ
空路でジンバブエへそして陸路でボツワナへ。入国にビザは要らない。
入国する際に、マットを踏んで靴の裏を軽く消毒させられる。
これが実に踏み応えがなく、とりあえずやってます的な感じでとても効果があるようには思えない。
拠点となる町はカサネ。まずは滞在するチョベマリナロッジへ





ウェルカム感に溢れる部屋はおっさん一人で泊まるにはちょっと恥ずかしい、可愛いベッド。
バスルームも広くバスタブもしっかりある。またベープマットも備えられていてマラリア対策も万全。WIFIは無料だがロビーでしか使えずしかも電波が弱い。といってもこの前のサウスルアングアもそうだが、自然とふれあい、動物を見る目的で来たのだからそもそもネットなんて必要ないくらいの気構えがないといけない。せっかくなのでいくつか部屋をみせてもらったが一番良い部屋はハネムーンスイート。

メゾネットタイプになっている。


しかしなぜか玄関がなくゲストは窓から入るのがユニーク。空き巣のようだと言ったらもの凄いリアクションで笑われた。



チョベ国立公園
アフリカ大陸の中で多くの動物が生息している地域の一つに数えられるだけあって世界各国から多くの観光客が訪れるボツワナで2番目に大きい国立公園。ホテルでのプログラムは2つで
まず初日は午後から夕方にかけてチョベ川をボートクルーズ。



インドから来たお金持ち(にしか見えない)ご家族、オーストラリアから来た、品のあるやや熟年のご夫婦らとともに会話を楽しみながらのクルーズ。お酒やおつまみも積んであるがそれはしっかり別料金で部屋にツケられる。川はおだやかなので揺れも少なく酒酔い、船酔いの心配はほとんどない。
さっきのランチで食べた(かもしれない)ワニ



ねばった甲斐むなしくこれ以上姿を見せないヒポ



水遊びをする象


チョベは象が多い。サウスルアングアはカバが世界一だがこっちは象の生息密度が世界一で7万頭近くいるらしい。これまたピンとこなって感じだけど一番という事は凄いことだ。1頭単位で見るよりこのような群れの方が美しく感じる。もし一気に7万群れていたらどんな感じなんだろう?想像することが恐ろしい。川の左手にはナミビアが見える。



象のファミリーと沈む夕陽が印象的だった。





翌朝は4時半起き。5時前にはホテルを出発してゲームドライブへ。



昼間は暑いが朝はかなり冷える。出発の時に毛布が配られた。
朝は思ったより動物が少ない、というかたまたまなのかほとんどいない。
出発時の興奮もだんだん冷め、あきらめかけてきたところでライオンが登場。





サファリの定番、やはりこれが一番かなと思う。今回は多く見られたのが収穫だった。
そして途中でお決まりのコーヒーブレイク



エレファントバックサファリ
エレファントバック、つまり象の背中に乗るために、チョベホテルから約40分かけてスタンレーアンドリビングストーンプライベートゲームリザーブというとても1度で覚えられない長い名前のところへ出かけた。



時々落ちる人がいるらしく、乗る前にガイドからいくつか注意事項を聞かされる。また他の動物が襲ってくるかもしれないという、もしもの場合に備えてガイドがライフルを持って先導・護衛する旨の説明と、何かあった場合は自己責任だよということをしっかり念押され、やや怯えながら書類にサインをしていざ出発。



インドで乗って以来、5年ぶり人生2度目の乗象。あらためて象はデカいと思った。



前にガイドが乗っていわゆる運転をするのだが、象はとてもおとなしくて従順な動物であることを知り、ついでに何年か前に読んだ秋元康氏の「象の背中」はとても印象的で忘れられない小説だったなと繋がっていく。今の自分と同じくらいの年齢の主人公が会社の健康診断で余命数日と宣告され、今まで関わっていた人たちと最後の時間を過ごす旅に出るような、そんなストーリーだったと記憶している。急にそれを思い出し、象に乗りながら少し人生を(というと大げさだが)最近会っていない友達や昔のことを振り返ってしまった。そのせいでガイドの話を全く聞いていない。時折何か叫びながら一生懸命話しかけてきたが思いっきり無視してしまい申し訳なかった。



サファリそのものはほとんど動物が見られず単なるお散歩で終わってしまった期待外れの内容だったが、高い位置から眺める360度の景色は見応えがあり、あっと言う間であったが貴重な体験となった。



このツアーには参加者の思い出のためにCDとDVDの販売用のカメラマンも同行していた。



買わなかったらかなりの無駄足になるんだろうな・・・なんて密かに同情している私を下から後ろから前から激しく撮っていた。遊園地や観光地にあるこの手の写真は絶対買わない主義ではあるが、今回ばかりは終了後のデモCDを見たら欲しくなってしまい、つい勢いで20ドルを払って買ってしまった。

大迫力のビクトリアフォールズ
そして今回のメインであるビクトリアフォールズへ。
まず先にザンビア側から。玄関となるリビングストーン空港からは車で10分ほど、いよいよビクトリアフォールズへ。滝がナマで見られると思うと徐々に興奮してくる。口数の少ないガイド同行でザンビアのモシオトゥニャ国立公園のゲートをくぐる。轟く音を聞きながら熱帯雨林のような緑に覆われた道を抜けるとついに滝が姿を現した。



まさにその瞬間が最も感動的。最初は肉眼と決めていたのでカメラにはおさめず、しっかりと脳裏に焼き付けた。このシーンは一生忘れないであろう。20代の頃ナイアガラを見た時もえらく感動したがそれよりはるかにいい。友人から聞いていたが、そもそもスケールが違う。まさに久しぶりの百聞は一見にしかず体験で、目だけでなく耳からもその凄さがガツンと伝わってくる。



ビクトリアフォールズは1年中観光を楽しめるが雨期と乾期では水量に大きな差がある。
雨期のピークでは水量が増え過ぎるため水煙で滝が見えなくなる場合もあり、逆に乾期では水量が激減し迫力に欠ける場合もある。そのため4月から6月の乾期が始まったばかりの頃が観光のベストシーズン、つまり一番いい時に行ったことになる。ただし残念ながら水量が多すぎるため悪魔のプールには入れなかった。



来る途中、車の中でガイドからカッパや傘、サンダルなどの持ち物チェックを受けたがナイアガラのイメージで臨んだため何の準備もせず、はっきりいってナメていた。飛沫がハンパじゃないため途中でカッパを借りることに。このカッパコーナーがとても都合のいい場所にある。カメラも覆える大き目のサイズを選んで再出発。前に進めば進むほど飛沫が激しくなり、ヤバイ・ヤバイと心の中でつぶやきながら、なんとか写真におさめようとトライする。
予想以上の水量に同じ場所に長く立ってはいられなかった。



中で最もスリリングなポイントはナイフエッジブリッジだろう。



橋の手前、左手に見える虹が綺麗だ。



先端にはリビングストーンが立ったというデンジャーポイントが見える。



この橋は狭い!すべる!揺れる!前が見えん!のマイナス要素に溢れるが逆に前向きに捉えると
轟音・飛沫・振動の3拍子揃ったとてもエキサイティングな体験ができる、これぞ天然のテーマパークではないだろうか。



すぐ目の前は切り立った崖。身を乗り出したらアウトか、という角度からもかなりスリリングな絶景を楽しめる。 水の少ない時期は迫力こそ劣るが全体が見通せるらしくザンビア側では崖の縁まで行くことができるそうだ。以上、中身の濃い30分だった。
そして中1日置いて今度はジンバブエ側からの観光。滝の見られるビクトリアフォールズ国立公園へは泊まっていたレインボーホテルからは車で5分、歩いても30分くらいのところにある。



こっちは大きく6つのパートに分かれていて順路に沿って効率よく見られるのがポイント。観光距離がザンビア側より長い。公園内は遊歩道が整備されているので歩きやすいジャングルの中といった感じか。園内に入ってもしばらくの間は木で隠れているので滝がすぐには見えないが、森の向こうから轟音がする雰囲気がたまらなく、歩くにつれて興奮してくる。

デンジャーポイント


イースタンキャタラクト


レインボーフォール


ホースシューフォール


メインフォールズ


デビルズキャタラクト


このようにポイントによって楽しめる。晴れたり曇ったり、タイミングで表情が変わるのでおそらく1日中いても飽きないだろう。ザンビアで心得たので一応、カッパを借りたがデンジャーポイント以外は飛沫も少なく、思ったより濡れない90分だった。このように両方を体験したがどっちがいいのか?
となると難しい。ザンビア側は公園入ってすぐ、意外と早くにその姿を現す。そして滝そのものが近く感じる。虹も綺麗に見えるし、なんといってもブリッジがスリリング。歩く距離は短くあっという間の30分そこそこで終わってしまうが中身は濃い。一方ジンバブエ側は6つのポイントがあって歩く距離が長く、やや滝が遠くに見える。こっちの方が写真を撮りやすい。まとめると最初のインパクトが強く相対的に滝が近くに見えて、迫ってくる感じに興奮するのがザンビア側、ゆっくり時間をかけて、探検気分でいろいろな角度から楽しめるのがジンバブエ側、しかしどちらも行く時期、見る時間、その時の天候によってかなり表情が変わるであろうからたった1回の体験で判定は不可能だ。残念ながら時間をうまく使えず、もっと見たかったという欲求と悔いが残る旅ではあったが無事帰ってきたので良しとしたい。そしていつかイグアスの滝を見て社内でも数少ない3大滝制覇をすることが目標に加わった旅であった。



ご計画中の方へ
滝を極めるのでしたらまずリビングストーンに入り、シマウマのいるザンベジサンホテルにステイし、自分のペースでザンビア側を午後、午前とじっくり楽しみ、次に国境を越えてジンバブエに入って最低2回、タイミングを見てじっくり楽しむことをお勧めします。
この3国はほぼUSドルでまかなえるため現地通貨は全くと言っていいほど触りませんでした。また今回の旅では珍しくドバイから先、日本人を一人も見ませんでした。いたるところに日本人がいる時代にそれほど辺鄙な場所でもなく、むしろ世界有数の観光地であるのに奇跡的な結果です。エボラやテロなどのマイナス情報の影響なのでしょうか、こんなに素敵で安全なアフリカをあえて避ける人が多くいるのはとても残念です。実際行って見て感じるのですが治安も衛生面も良く、まったく不安なく旅行できるのでもっともっと積極的に冒険をしていただきたいと思います。

【スタッフおススメ度】
<カパニロッジ>★★★★★
自然と生きる!サファリ三昧。一生に一度はこんな生活を!

<ビクトリアフォールズ>★★★★★
しぶきを浴びる!説明要らずの感動。一生に一度はこの迫力を!

<エレファントライド>★★★★
これぞリアルアフリカ!
サファリを極めるなら一度は乗ってみたい象の背中

(2015年5月 櫻本竜一)

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