記事一覧
16 - 20件目まで(203件中)
- 社員旅行B班 旅行記
-
エリア:
- アジア>シンガポール>シンガポール
- オセアニア>ニュージーランド>クイーンズタウン
- オセアニア>ニュージーランド>テカポ
- テーマ:観光地 グルメ 自然・植物
- 投稿日:2017/01/13 16:37
2016年度の社員旅行は多国籍国家シンガポールと大自然の国ニュージーランド!こちらは11/19-11/25に行きましたB班の旅行記です。
*1日目(11/19)*
先に行ったA班と合流のためシンガポールへ向かいます。
シンガポール航空でいざ出発!
空港に到着すると外は暖かい気候。
東南アジアマレー半島南端に位置するシンガポール。中華系、マレー系、インド系といった様々な民族で構成される複合民族国家のため、街や食も多国籍!また近年の経済発展に伴い公共施設や道路も整備され、比較的旅行に行きやすい国とあって人気があり、日本からも多くの人々が訪れる場所です。
夕方シンガポールに到着し、ホテルへ。A班との合流まで少し時間に余裕があるため、各々フリータイムでオーチャード通り沿いにあるホテルの周りを散策しました。ホテル近くにはマッサージ店もあり、飛行機で疲れた体を癒したりショッピングモールでお買い物をしてみたりと自由に過ごした後は、夕食会場へ移動です。
シンガポールで初めての食事は中華料理でした。
円卓を囲んでA班の旅行のお話などを聞きながら初日の夜は更けてゆきます。大きなカニとエビが美味でした!
*2日目(11/20)*
この日はまるまるシンガポール観光です。午前中はA班も一緒に、ガイドさんと主要観光地をめぐります!
多様な国籍の方が住むシンガポールには、それぞれの国同士が集まって生活する街があります。
まずはインド人街へ!蓮の花と孔雀があしらわれた飾りが柱を結んで並ぶ通りには、カラフルな家々が連なっています。すれ違う人々は、大人数で移動する私たちを物珍しそうにちらっとみては目が合うとにっこりしてくれました。
次に提灯で彩られたチャイナタウンを車窓から眺め、アラブ人街へ向かいます。
アラブ人街ではシンガポール最古のイスラム教モスクであるスルタン・モスクを中心にエスニックな街並みが広がります。
異国情緒あふれる街並みを散策した後は、かの有名なマーライオンとマリーナ・ベイサンズの展望台サンズスカイパークへ!
上半身がライオン、下半身が魚であるお馴染みのマーライオンは、シンガポールの土地を治める事をマレーシア王族に許したとされる民話中のライオンと、かつて近辺で栄えた町タマセク(ジャワ語で海の意味)に因んで造られました。"マー"はフランス語で"海"を意味します。
まさにシンガポールの象徴と言えるこのマーライオンの前で、集合写真をぱちり!
そしてTVなどでもすっかり有名となったランドマーク的なホテル、マリーナ・ベイサンズ。マーライオンの見つめる先にあります!
こちらの船部分の展望台サンズスカイパークには宿泊客でなくても上ることができます。
それからA班は帰路につき、私たちはお昼を食べにホーカーズへ!
ホーカーズは、もともと路上に立ち並んでいた屋台の衛生面等を危惧し、屋内複合施設として生まれ変わった集合屋台。チキンライスやピリ辛麺ラクサの他にもマレーシア、中国、インド等様々な国の料理が楽しめます。
この後各自で出発まで自由行動に。
午前中に車窓から眺めただけだったので、歩いて行けるということでチャイナタウンへ向かうことに。
赤と白の提灯が連なる商店街は、色とりどりな欧風の建物も混ざっていて不思議な魅力があり、多くの人が観光や買い物に来ていて賑わっています。
その夜、いよいよニュージーランドへ向かうため空港へ。
シンガポール航空にて、10時間の長旅を経て次の日に到着です。
*3日目(11/21)*
昼頃、ニュージーランドのクライストチャーチ空港に着きました。空港近くのホテルのレストランにてビュッフェランチを頂きます。
そして国内線ニュージーランド航空に乗り換え、最初の目的地クイーンズタウンへ!
このクライストチャーチからクイーンズタウンへの国内線は、山間部を通るため少し揺れますが、低空飛行で大自然の美しい山々を眺めることが出来ますので窓際は大変おすすめです。
クイーンズタウンの空港に到着すると、周りは広々とした空と山!山!山!
ニュージーランドは初夏の季節で、緑が生い茂る鮮やかな景色が目の前に広がりました。
ドライバーさんと合流し、ホテルまでの道のりも車窓から見える景色は豊かな緑と青い空、そして点在する湖。
クイーンズタウンの名前は、
周りの山々や自然が織りなす景観の美しさから”ヴィクトリア女王にふさわしい街”として名付けられました。その名の通り、街のどこを通っても緑に囲まれ、心安らぐ景色が広がります。
ホテルにチェックインを済ませ、クイーンズタウンの街と山々を一望できるスカイゴンドラに乗ってその展望を堪能しに行きます。
ゴンドラは4人乗り。傾斜は急で、どんどん登って行きます。窓の外には既に街並みが小さくなっていき、大きな湖と周りの山に囲まれたクイーンズタウンの全景が見えてきます。
頂上からの景色をひととき楽しみ、予定ではこの展望と食事を堪能できるレストランで夕食ですが時間に余裕があり皆でリュージュを体験しました!
リュージュとは坂道を自分の重さを軸に下るゴーカートのような乗り物です。童心にかえり、街の風景をみおろしながら風をきって下っていきます。
リュージュを楽しんだあとは予定のレストランで食事です。ガラス張りの大きな窓からは、もちろん湖と街の絶景が広がります。
夕食ブッフェは、肉に魚と種類も豊富でお寿司もありました!
食事後はゴンドラで市街に下り、クイーンズタウンの街を散策。街はワカティプ湖を中心に小ぢんまりとまとまっているのでお店の位置などすぐに覚えられます。人気の観光地だけあってお洒落なレストランやバーも立ち並び、湖のそばの芝生の上では人々がゆったりとした時間を過ごしています。
*4日目(11/22)*
この日は朝からワカティプ湖クルーズツアー!
空も晴れ、真っ青で透き通る湖の上をクルーズ船で進みます。船の中ではパンやスナックも売っており、ピアノの生演奏もしてくれます。
周囲の山々を横目に、風を切って1時間ほど乗っていると赤い屋根の可愛らしい建物が見えてきました。
ウォルターピーク牧場です。
この牧場では、羊の毛刈りショーとお肉の美味しいバーベキューブッフェが楽しめます。
ショー会場に向かうと、いかにもといった風貌の白髪の毛刈り職人がスタンバイ。奥には羊たちがバタバタと入ってきます。
そこから1匹つかまえ、前足を持って座らせるととても大人しくしていてその可愛らしさと少しまぬけな姿に会場ではほっこりと笑みが溢れます。
一気に毛を刈り上げると、早い早い。あっという間に裸の羊の登場です。
温かそうな毛皮を広げ、ショーが終わると今度は外で牧羊犬による羊追いを見学。合図をすると素早く走り、柵の外で食事をしていた羊たちを追いかけ見事に柵まで追い込み連れて来ました。
羊の数が人口を上回るニュージーランドならではの、心暖まるユニークなショーは必見です。
一通りショーを見終わりバーベキューブッフェへ。
飲み物が来るまで、席の近くで思い思いのポーズをとりプチ撮影大会★
ここでは焼きたての肉をその場で切り分けて並べられ、好きなだけとって食べられます。お肉にかけるソースの種類もマスタードやすりおろしりんごなど豊富で、野菜やパン、デザートもしっかり用意されています。
たらふく食べたあとは湖の周りを少し散策し、記念撮影!
なんとヒヨコが泳いでいました!
船で街に戻り、フリータイム。それぞれサイクリングや町歩き、そしてバンジージャンプに挑戦です!
クイーンズタウンはアクティビティに優れ、この他にもスカイダイビングや乗馬トレッキング、ラフティング等様々なものを楽しめます。
バンジージャンプはしっかり撮影と、動画まで撮ってもらえます!
ガイドさんに安全ベルトをつけてもらって
覚悟を決めて、皆からの声援を受け止めいざジャンプ!!!
澄んだ大自然の中へ吹き込む風とともに勢いよく飛び込み、達成感と清々しさでいっぱい!
飛び込むガイドもしっかりとしてくれ、安全装置もつけてくれるので安心してバンジージャンプに臨めます!
フリータイム後には選べる夕食。ニュージーランドおすすめの子羊肉のお料理が人気でした。
*5日目(11/23)*
この日はクイーンズタウンを後にし、ニュージーランドの最高峰マウント・クックで氷河湖ツアーに参加後、美しい星空観測のためテカポへ向かいます。
標高3724m、ニュージーランド最高峰の山「マウント・クック」からタスマン氷河湖のクルーズツアーに参加!氷河から溶け出した水で出来た青みのある乳白色の湖を、ボートで湖に浮かぶ青い氷山に立ち寄り約300年も前に積もった雪で出来た氷に触れたり割った氷を食べてみたり!
ボートは勢いよく飛ばし氷山に近付くとゆっくりと触れる位置で止まります。
そして、ガイドさんが氷河を割って食べてごらんと差し出してきます!
大自然が生み出した神秘的な氷河湖をあとにし、ふもとのホテルで昼食をすませテカポへと向かいます。
テカポに到着するとまず青く美しい湖テカポ湖が目の前に広がり、その湖畔には一面に色鮮やかなルピナスの花!紫やピンクの美しい花々に心を奪われ、ここで記念撮影をパチリ。
小さな教会もあり、映画の中のワンシーンのような写真が撮れます。
みとれてしまう程美しい景色の中で、記念撮影!
景色を楽しんだあとは橋を渡ってホテルに到着し、隣のレストランにておすすめのサーモン丼に舌鼓を打ち、夜の星空観測に備えます。
空も暗くなって来た頃、観測ツアーのバスに乗り込みます。
寒さが厳しいため、もこもこのダウンを貸してもらえました。専用の赤いライトも持って、星空観測へ出発です!
世界一の星空として世界遺産に登録されているテカポの星空。山の頂上に近づくと、バスのライトも消してゆっくりと登っていきます。
山頂では既にいくつか星が見え、観測ポイントへ進みます。寒空のした、どんどん星の明かりが増えてきたころ、ホットチョコレートの嬉しい差し入れが!とろとろの甘いチョコレートドリンクで暖まりながら、ガイドさんの星座の説明に聞き入ります。
展望室に入り、望遠鏡で明るい星や銀河の観測も堪能!室内から外に出ると、もう辺りは一面に瞬く星空の海です!
感動のあまり声も出ず暫くぼんやりと藍色の空を見上げていると、スーッと一筋の光が通りました。流れ星です!
流れ星はこのあといくつも流れ、歓声が聞こえます。天の川や銀河、なんと人工衛星までも肉眼で見えてしまうほどの場所です。
山での観測を終えテカポ湖畔へ戻っても、まだ星空はきらきらと光を放っています。ここでパチリ。
教会とともに写った星空は、小さな宇宙のような写真にできあがりました。
大自然の恵みをたっぷりと噛み締め、次の日はニュージーランドをあとにします。
*6日目(11/24)*
カフェにて朝食を済ませたあと、空港へ。昨日の感動がまだ忘れられないうちに、再びシンガポールの空を目指し飛び立ちます。
到着後、最後の晩餐を中華料理店で。
円卓を囲んで旅の思い出をわいわいお話します。
食事後はフリータイムに。
遅くまで営業しているナイトサファリに参加してみました!
イルミネーションで彩られた派手な門を潜ると、ひっそりとした夜の動物園が現れます。
暗闇の中、静かな動物達のショーを見た後はトラムにのって真夜中の冒険!
ハイエナやバクなど珍しい動物達からキリンやシマウマ等定番の動物までさまざま!夜でもみんな静かに起きているんです!
*最終日(11/25)*
朝出発の飛行機で日本へ。充実した時間はあっという間に過ぎてしまいました。
*まとめ*
一国に居ながら様々な国の生活や文化、そして食事を味わうことの出来るシンガポール。
大自然に恵まれ、美しい湖や色鮮やかな草花、のんびりとあちこちで見かける羊と息をのむほどの星空を持つニュージーランド。
一同で感動したものを今後どんどんお伝えしていけたらと思います!
(2016年11月 山口優)
「ランドマークマーライオン」
「ルピナスの美しいテカポ湖」
*1日目(11/19)*
先に行ったA班と合流のためシンガポールへ向かいます。
シンガポール航空でいざ出発!
「出発!」
空港に到着すると外は暖かい気候。
東南アジアマレー半島南端に位置するシンガポール。中華系、マレー系、インド系といった様々な民族で構成される複合民族国家のため、街や食も多国籍!また近年の経済発展に伴い公共施設や道路も整備され、比較的旅行に行きやすい国とあって人気があり、日本からも多くの人々が訪れる場所です。
「屋台の様子」
夕方シンガポールに到着し、ホテルへ。A班との合流まで少し時間に余裕があるため、各々フリータイムでオーチャード通り沿いにあるホテルの周りを散策しました。ホテル近くにはマッサージ店もあり、飛行機で疲れた体を癒したりショッピングモールでお買い物をしてみたりと自由に過ごした後は、夕食会場へ移動です。
「マッサージ中〜!」
「ショッピングモールのぬいぐるみ」
シンガポールで初めての食事は中華料理でした。
円卓を囲んでA班の旅行のお話などを聞きながら初日の夜は更けてゆきます。大きなカニとエビが美味でした!
「中華料理店 RED HOUSE」
「大きなカニ」
「揚げ物も美味しい」
「円卓を囲んで乾杯」
*2日目(11/20)*
この日はまるまるシンガポール観光です。午前中はA班も一緒に、ガイドさんと主要観光地をめぐります!
多様な国籍の方が住むシンガポールには、それぞれの国同士が集まって生活する街があります。
まずはインド人街へ!蓮の花と孔雀があしらわれた飾りが柱を結んで並ぶ通りには、カラフルな家々が連なっています。すれ違う人々は、大人数で移動する私たちを物珍しそうにちらっとみては目が合うとにっこりしてくれました。
「インド人街 カラフルな建物が並ぶ」
「クジャクと一緒に!」
次に提灯で彩られたチャイナタウンを車窓から眺め、アラブ人街へ向かいます。
アラブ人街ではシンガポール最古のイスラム教モスクであるスルタン・モスクを中心にエスニックな街並みが広がります。
「スルタン・モスク」
異国情緒あふれる街並みを散策した後は、かの有名なマーライオンとマリーナ・ベイサンズの展望台サンズスカイパークへ!
上半身がライオン、下半身が魚であるお馴染みのマーライオンは、シンガポールの土地を治める事をマレーシア王族に許したとされる民話中のライオンと、かつて近辺で栄えた町タマセク(ジャワ語で海の意味)に因んで造られました。"マー"はフランス語で"海"を意味します。
まさにシンガポールの象徴と言えるこのマーライオンの前で、集合写真をぱちり!
「マーライオンと一緒に!」
「飲めるかな?」
そしてTVなどでもすっかり有名となったランドマーク的なホテル、マリーナ・ベイサンズ。マーライオンの見つめる先にあります!
こちらの船部分の展望台サンズスカイパークには宿泊客でなくても上ることができます。
「マリーナ・ベイサンズ」
「展望台からの景色」
「長い船の先まで!」
それからA班は帰路につき、私たちはお昼を食べにホーカーズへ!
ホーカーズは、もともと路上に立ち並んでいた屋台の衛生面等を危惧し、屋内複合施設として生まれ変わった集合屋台。チキンライスやピリ辛麺ラクサの他にもマレーシア、中国、インド等様々な国の料理が楽しめます。
「ホーカーズ ラオパサ」
「カウンターで注文」
「乾杯!」
この後各自で出発まで自由行動に。
午前中に車窓から眺めただけだったので、歩いて行けるということでチャイナタウンへ向かうことに。
赤と白の提灯が連なる商店街は、色とりどりな欧風の建物も混ざっていて不思議な魅力があり、多くの人が観光や買い物に来ていて賑わっています。
「賑わうチャイナタウン」
「日本の中華街より少し洋風」
「ユニークな提灯」
その夜、いよいよニュージーランドへ向かうため空港へ。
シンガポール航空にて、10時間の長旅を経て次の日に到着です。
「空港にて」
*3日目(11/21)*
昼頃、ニュージーランドのクライストチャーチ空港に着きました。空港近くのホテルのレストランにてビュッフェランチを頂きます。
「バランスよくいただきます♪」
そして国内線ニュージーランド航空に乗り換え、最初の目的地クイーンズタウンへ!
このクライストチャーチからクイーンズタウンへの国内線は、山間部を通るため少し揺れますが、低空飛行で大自然の美しい山々を眺めることが出来ますので窓際は大変おすすめです。
「国内線に搭乗」
「青空が綺麗!」
クイーンズタウンの空港に到着すると、周りは広々とした空と山!山!山!
ニュージーランドは初夏の季節で、緑が生い茂る鮮やかな景色が目の前に広がりました。
ドライバーさんと合流し、ホテルまでの道のりも車窓から見える景色は豊かな緑と青い空、そして点在する湖。
「美しい自然」
「芝生の校庭が広がる学校」
クイーンズタウンの名前は、
周りの山々や自然が織りなす景観の美しさから”ヴィクトリア女王にふさわしい街”として名付けられました。その名の通り、街のどこを通っても緑に囲まれ、心安らぐ景色が広がります。
「湖のほとりの鳥」
ホテルにチェックインを済ませ、クイーンズタウンの街と山々を一望できるスカイゴンドラに乗ってその展望を堪能しに行きます。
ゴンドラは4人乗り。傾斜は急で、どんどん登って行きます。窓の外には既に街並みが小さくなっていき、大きな湖と周りの山に囲まれたクイーンズタウンの全景が見えてきます。
「行ってきま〜す」
「街の景色が見えてくる」
「頂上からはワカティプ湖が一望できる」
頂上からの景色をひととき楽しみ、予定ではこの展望と食事を堪能できるレストランで夕食ですが時間に余裕があり皆でリュージュを体験しました!
「リフトで上まで」
リュージュとは坂道を自分の重さを軸に下るゴーカートのような乗り物です。童心にかえり、街の風景をみおろしながら風をきって下っていきます。
「美しい景色を背にリュージュのスタート地点へ」
「ヘルメット装着で準備万端!」
「行くぞ〜!」
「操縦の仕方を教わって」
「乗り込んだらさあ出発」
「目の前に広がる景色を見ながらピューン!」
「童心にかえってはしゃぎます」
リュージュを楽しんだあとは予定のレストランで食事です。ガラス張りの大きな窓からは、もちろん湖と街の絶景が広がります。
夕食ブッフェは、肉に魚と種類も豊富でお寿司もありました!
「大きな窓からは美しい景観」
「たくさん盛って」
「かんぱ〜い」
食事後はゴンドラで市街に下り、クイーンズタウンの街を散策。街はワカティプ湖を中心に小ぢんまりとまとまっているのでお店の位置などすぐに覚えられます。人気の観光地だけあってお洒落なレストランやバーも立ち並び、湖のそばの芝生の上では人々がゆったりとした時間を過ごしています。
「街の様子」
「ワカティプ湖のほとり」
「広場にたつ大きな木」
*4日目(11/22)*
この日は朝からワカティプ湖クルーズツアー!
空も晴れ、真っ青で透き通る湖の上をクルーズ船で進みます。船の中ではパンやスナックも売っており、ピアノの生演奏もしてくれます。
「蒸気船に乗って」
「船の内部」
「風が強いタイタニックごっこ」
「座席の様子」
「美味しそうなサンドイッチ」
「透き通った水が揺れるワカティプ湖」
周囲の山々を横目に、風を切って1時間ほど乗っていると赤い屋根の可愛らしい建物が見えてきました。
ウォルターピーク牧場です。
この牧場では、羊の毛刈りショーとお肉の美味しいバーベキューブッフェが楽しめます。
ショー会場に向かうと、いかにもといった風貌の白髪の毛刈り職人がスタンバイ。奥には羊たちがバタバタと入ってきます。
「つかまえた」
そこから1匹つかまえ、前足を持って座らせるととても大人しくしていてその可愛らしさと少しまぬけな姿に会場ではほっこりと笑みが溢れます。
「大人しく座っている」
一気に毛を刈り上げると、早い早い。あっという間に裸の羊の登場です。
「刈られて刈られて・・・」
「ちょっと寒そう!」
温かそうな毛皮を広げ、ショーが終わると今度は外で牧羊犬による羊追いを見学。合図をすると素早く走り、柵の外で食事をしていた羊たちを追いかけ見事に柵まで追い込み連れて来ました。
「追われて集まってくる羊」
羊の数が人口を上回るニュージーランドならではの、心暖まるユニークなショーは必見です。
一通りショーを見終わりバーベキューブッフェへ。
飲み物が来るまで、席の近くで思い思いのポーズをとりプチ撮影大会★
「湖を背にハイ、ポーズ!」
「モデル気分〜♪」
「青空の下でにこにこ★」
「水平線と山のむこうまで独り占め!」
ここでは焼きたての肉をその場で切り分けて並べられ、好きなだけとって食べられます。お肉にかけるソースの種類もマスタードやすりおろしりんごなど豊富で、野菜やパン、デザートもしっかり用意されています。
「大きなかまどで焼いたお肉を切ってくれる」
「好きなだけとりほうだい!」
「お肉以外にも豊富なおかず」
たらふく食べたあとは湖の周りを少し散策し、記念撮影!
なんとヒヨコが泳いでいました!
「親鳥について泳ぐヒヨコ」
「鮮やかな草花」
「青空の下で集合★」
船で街に戻り、フリータイム。それぞれサイクリングや町歩き、そしてバンジージャンプに挑戦です!
「きらきらの湖まで」
「サイクリング!」
クイーンズタウンはアクティビティに優れ、この他にもスカイダイビングや乗馬トレッキング、ラフティング等様々なものを楽しめます。
バンジージャンプはしっかり撮影と、動画まで撮ってもらえます!
ガイドさんに安全ベルトをつけてもらって
「安全第一!」
「ロープをつけていよいよ」
「こんなところから飛び降りるの〜?!」
「下は湖」
覚悟を決めて、皆からの声援を受け止めいざジャンプ!!!
「よっ」
「ダーイブ!!!」
「ぶらりとぶらさがって」
「ボートへイン!」
澄んだ大自然の中へ吹き込む風とともに勢いよく飛び込み、達成感と清々しさでいっぱい!
「達成感!」
飛び込むガイドもしっかりとしてくれ、安全装置もつけてくれるので安心してバンジージャンプに臨めます!
フリータイム後には選べる夕食。ニュージーランドおすすめの子羊肉のお料理が人気でした。
「仔羊のロースト」
*5日目(11/23)*
この日はクイーンズタウンを後にし、ニュージーランドの最高峰マウント・クックで氷河湖ツアーに参加後、美しい星空観測のためテカポへ向かいます。
標高3724m、ニュージーランド最高峰の山「マウント・クック」からタスマン氷河湖のクルーズツアーに参加!氷河から溶け出した水で出来た青みのある乳白色の湖を、ボートで湖に浮かぶ青い氷山に立ち寄り約300年も前に積もった雪で出来た氷に触れたり割った氷を食べてみたり!
「山道を抜けると」
「乳白色の湖が!」
「救命具をつけて」
「ボートに乗り込む」
ボートは勢いよく飛ばし氷山に近付くとゆっくりと触れる位置で止まります。
「冷たい氷河に触れてみる」
「ガラスのように透き通る」
そして、ガイドさんが氷河を割って食べてごらんと差し出してきます!
「顔より大きい氷河の欠片をいただきま〜す!」
「巨大な氷河の前で」
「大きな大きな氷河と一緒に」
「赤と青の袋の中には、氷河の欠片が!」
大自然が生み出した神秘的な氷河湖をあとにし、ふもとのホテルで昼食をすませテカポへと向かいます。
テカポに到着するとまず青く美しい湖テカポ湖が目の前に広がり、その湖畔には一面に色鮮やかなルピナスの花!紫やピンクの美しい花々に心を奪われ、ここで記念撮影をパチリ。
「テカポ湖畔に広がるルピナス」
小さな教会もあり、映画の中のワンシーンのような写真が撮れます。
「教会と花畑」
「橋の眺めも美しい」
みとれてしまう程美しい景色の中で、記念撮影!
「花畑の中で」
「いい匂い?」
景色を楽しんだあとは橋を渡ってホテルに到着し、隣のレストランにておすすめのサーモン丼に舌鼓を打ち、夜の星空観測に備えます。
「ホテルの前にて」
「パカッとあけると・・・」
「自慢のサーモン丼」
「いただきます!」
空も暗くなって来た頃、観測ツアーのバスに乗り込みます。
寒さが厳しいため、もこもこのダウンを貸してもらえました。専用の赤いライトも持って、星空観測へ出発です!
世界一の星空として世界遺産に登録されているテカポの星空。山の頂上に近づくと、バスのライトも消してゆっくりと登っていきます。
「星が見えてきた」
山頂では既にいくつか星が見え、観測ポイントへ進みます。寒空のした、どんどん星の明かりが増えてきたころ、ホットチョコレートの嬉しい差し入れが!とろとろの甘いチョコレートドリンクで暖まりながら、ガイドさんの星座の説明に聞き入ります。
展望室に入り、望遠鏡で明るい星や銀河の観測も堪能!室内から外に出ると、もう辺りは一面に瞬く星空の海です!
「天の川もハッキリ見える」
感動のあまり声も出ず暫くぼんやりと藍色の空を見上げていると、スーッと一筋の光が通りました。流れ星です!
流れ星はこのあといくつも流れ、歓声が聞こえます。天の川や銀河、なんと人工衛星までも肉眼で見えてしまうほどの場所です。
山での観測を終えテカポ湖畔へ戻っても、まだ星空はきらきらと光を放っています。ここでパチリ。
教会とともに写った星空は、小さな宇宙のような写真にできあがりました。
「教会と満天の星」
大自然の恵みをたっぷりと噛み締め、次の日はニュージーランドをあとにします。
*6日目(11/24)*
カフェにて朝食を済ませたあと、空港へ。昨日の感動がまだ忘れられないうちに、再びシンガポールの空を目指し飛び立ちます。
「空港にて」
到着後、最後の晩餐を中華料理店で。
円卓を囲んで旅の思い出をわいわいお話します。
「もうすぐ旅も終わり・・・」
「エビにスープに、揚げ出し豆腐」
食事後はフリータイムに。
遅くまで営業しているナイトサファリに参加してみました!
「夜のサファリパークへ」
「インパクト大のお土産ショップ」
イルミネーションで彩られた派手な門を潜ると、ひっそりとした夜の動物園が現れます。
暗闇の中、静かな動物達のショーを見た後はトラムにのって真夜中の冒険!
「こんなに近くにフクロウ」
闇の向こうにはハイエナが・・・」
「トラムに乗ってレッツゴー!」
ハイエナやバクなど珍しい動物達からキリンやシマウマ等定番の動物までさまざま!夜でもみんな静かに起きているんです!
「キリンにシマウマ」
「ヒョウ柄トラムの前で♪」
*最終日(11/25)*
朝出発の飛行機で日本へ。充実した時間はあっという間に過ぎてしまいました。
*まとめ*
一国に居ながら様々な国の生活や文化、そして食事を味わうことの出来るシンガポール。
大自然に恵まれ、美しい湖や色鮮やかな草花、のんびりとあちこちで見かける羊と息をのむほどの星空を持つニュージーランド。
一同で感動したものを今後どんどんお伝えしていけたらと思います!
「ありがとうございました!」
(2016年11月 山口優)
- 歴史に触れる旅♪ 〜タイでは象に乗ってトラと戯れる!2か国盛りだくさんの9日間〜
-
エリア:
- アジア>タイ>スコタイ
- アジア>タイ>チェンマイ
- アジア>ベトナム>ホーチミン
- テーマ:観光地 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2017/01/13 16:31
12/2〜12/10!タイとベトナム9日間の旅!
ハノイ、バンコクを乗り継いで最初の目的地「チェンマイ」へ。
バンコクでの乗り継ぎ★
チェンマイはバンコクの北方約720キロに位置するタイ北部で最大の都市で、「北方のバラ」とも称される美しい古都。
ランナー王朝の首都として建設されて以来、さまざまな民族が交流し、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ランナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきました。
現在でもシルクなどの工芸が盛んな街として知られています。
大都市としての発展ぶりと、歴史溢れる建築仏や寺院と出会えるチェンマイを出発地点として、大好きなアジアの歴史に触れる旅、始まります♪
サンデーマーケットにて
2日目はメーサー・エレファントキャンプ、ラン公園、タイガーキングダムへ!!
メーサー・エレファントキャンプは象の楽園。
タイの北方で一番大きい象のキャンプ「メーサー・エレファントキャンプ」。
メーサー渓谷にあり、大自然に囲まれた環境の中に、何十頭もの象が暮らします。
象に適する自然の環境の中で、象を保護し、繁殖させることを目的としているらしい。
素晴らしいですね!
入口のゲートをくぐるとすぐ、川で水浴びをする象たち。
ショーの前には必ず水浴びをして体を綺麗にするそうです。
私たちがお風呂に入るようなもの♪
頭までもぐったり、鼻で水をかけあったり、とっても可愛い象が見られます。
その後はメインイベントのショーを見学!
ショーを良い席で見たいなら、ちょっと早めに水浴びの見学を終わりにして、席を取りに行くことがおススメです!
席は全て自由席です!
約1時間のショーは感動と笑いで溢れていました。
象と象使いの巧みなコンビネーションは圧巻。
象は目が悪いため、自分のパートナーを匂いで覚えているそうです。
インド象は、アフリカ象に比べて賢く、おとなしい性格ですが、担当の象使いが側にいないときに近寄ったりすると、機嫌が悪くなってしまうそうです。
象使いはずーーーーっと同じ象の面倒を見ます。
そのため、2人(正確には1人と1匹)の絆はより深まるんですね。
象使いを体に乗せたり、おろしたり、象使いのハットを鼻で取ってまた戻したり。
象使いの頭を鼻でポンポンする象もいました。
ハーモニカを吹いて、フラフープを回して!
私たちが拍手や笑いを起こすと、大きな鼻をグルグル回して喜びます。
千鳥足のように歩く象もいます。
とってもチャーミングな象にメロメロ!
ハーモニカを吹いている
フラフープを回す象
象のお絵描きタイムです。
先程も申したように、象は目が悪うえに見える色は白黒だそうです。
なので、色は全て象使いが選び、象の耳をひっぱってどこに色をつければいいか指示するそうです。
ここでも2人のコンビネーションに感動!
とっても丁寧な絵がたくさんできあがりました。
その他にも象のサッカーや象同士の競争、象と人間の対決などなど・・・
盛りだくさんのショーが見れました。
ショーが終わるとエサやチップをねだりに観客席へ近寄ってきます。
エサは自分の口へ、チップは上に乗る象使いへ渡していきます。
かわいく賢い象たちをたくさん見ることができました。
ショーの後は象乗りを体験!
象の上に乗せられた椅子に座って出発です!★
約20分のお散歩♪
坂を上ったり、下ったり。
象の上からの景色を堪能。
緑がたくさんの道を、ゆったりと、でも1歩はとっても大きく。あっという間の20分でした。
象使いの人に写真を撮ってもらいました。
散歩中にお食事
たっぷりと象に触れ合って、エレファントキャンプ場は終了!
お昼を食べに、ラン公園へ♪
エレファントキャンプからラン公園へは車で5分程度。
タイではランの養殖が盛んで有名です。
国花はランではなく、ゴールデンシャワーですが!笑
公園内にはバタフライ ファームと呼ばれる蝶々ばかりのコーナーもあります。
色とりどりのランが咲き、綺麗な写真が撮れました!!
ラン公園で美味しいビュッフェランチを食べて、今回のビッグイベント!タイガーキングダムへ!
ラン公園でのビュッフェランチ
タイガーキングダム
タイに行けることが決まる前から知っていたこのタイガーキングダムは、トラと触れ合える場所。
子供のトラはスモールサイズ
大人のトラはジャイアントサイズ
その中間はミディアムサイズ
3つの種類を楽しめます★
セットプランもあり、2種類を組み合わせたり、カメラマンに写真を撮ってもらってDVDをお持ち帰りしたりできます!
私はスモールサイズとジャイアントサイズの組み合わせをチョイス!
まずはスモールサイズから♪
大型犬くらい?いや、もっと大きいかも!
これでスモールサイズ!!
スタッフさんに聞くと、生後5か月だそうです!
この大きさで生まれてまだ半年も経っていないなんて!
やんちゃで、じゃれ合う姿はまさにネコ!
とっても可愛いです。
そうです、トラはネコ科であることを忘れてはいけません。
かといって、飼い猫のように扱ってもいけませんね!
トラと触れ合える時間は約20分。
ちょっと短いかも!と思うかもしれませんが、20分間トラを独り占めです!
広いスペースに、スタッフさんとトラと自分のみ!
納得いくまで写真を撮らせてくれます!
担当のスタッフさんがしっかりとアシストしてくれるので安心♪
ポージングもばっちりです!
可愛いトラと触れ合って、可愛さに癒されたら・・・
いざ!ジャイアントへ!!
ジャイアントサイズとの触れ合い場に行く途中、柵にいるトラの大きさがだんだんと大きくなるのが分かりました。
寝ているトラ
グルグル歩いているトラ
トラってこんなに大きかった??
なんて疑問を抱きながら触れ合い場へ。
ジャイアントサイズは本当にジャイアント!!!
係りの方がおもちゃでじらすと、檻が壊れそうになる勢いで飛びつくトラちゃん・・・
ネコみたい!!
・・・とは思えませんでした。笑
びっくりです。
唖然です。
注意事項を説明してもらって、トラが2匹いる大きな広場へ。
ジャイアントサイズの時は、スタッフさんが3人一緒についてくれます。
いざ近寄って見ると!やっぱり可愛い!!
大人でも毛並みは柔らかくて、スモールサイズでは感じられなかった迫力とかっこよさもあります。
この佇まいなんて最高です!!(私じゃなくて、トラの方ですよ!)
↓
ここでもたっぷりと触れ合って、写真もたくさん撮ることができました。
チェンマイはバンコクに比べても物価が安いため、タイガーキングダムでの料金は少しお高めに感じるかもれませんが、コストパフォーマンスは抜群です。
トラをペットにしたーい!と思いました。本当です!笑
象に乗り、トラと遊んだチェンマイ初日。
夜はサタデーマーケットでお買い物♪
チェンマイでのホテル「THE IMPERIAL HOTEL」からはナイトバザールも、サタデーマーケットも、サンデーマーケットも全て徒歩圏内!!
週末の金曜日からチェンマイに宿泊した私は、全部たっぷりと楽しむことができました!!
まずは、サタデーマーケット!
アジア系雑貨や、Tシャツ、象やタイダイ柄のズボン、ワンピース、アクセサリーもたくさん!
まだまだあります
シルクのスカーフや象柄の巾着や財布。物だけでなく食べ物もたくさん!
焼き鳥や串揚げのようなもの、マンゴージュース、たこやき(?)とにかくたくさんです!!
値段はないようなものなので、まとめ買いすれば値引きしてくれるのがアジアンマーケットの特徴★
私も頑張って交渉!
それも楽しみの1つですねっ
3日目はチェンマイ市内観光へ
標高1,080mにある「ドイ・ステープ寺院」
仏舎利を乗せた神聖なる象が自らこの地に赴き、時計回りに3回まわった後大きな声で鳴いて死んでしまった。
そこに仏舎利塔を築きあげたのが「ドイ・ステープ寺院」だそう。
ランナー王朝の6代目の王様によって建立されました。
仏舎利を運んだ象の像(ゾウのゾウ・・・笑)
車を降りてから寺院まで、300段以上の階段!
階段の両端には、いくつもの頭を持つ蛇を口から出す竜の姿。
ワニも描かれていました。
これからこの口から蛇を出す竜を何度も目にすることになる。
現地のガイドさんによると、蛇も竜も神聖な生き物のため、どちらかだけを描くことができなかったそう。
そこで考えられたのが竜の口から蛇を出すこと。
なんともユニークなアイディアだな!と思いました。
迫力があり、つい立ち止まって見てしまう自分がいました。
さて、300段を超える階段をガイドさんとともにのぼります。
ちなみに、ケーブルカーに乗って、階段を1段も踏むことなく上までのぼれますのでご安心ください。
階段は勾配もなかなか急なので無理はしないように。
とは言いながらも、ケーブルカーで上がったら、下りは階段で降りることをおススメします。
階段の途中で周りを見渡すと緑だらけの景色が広がり、“山奥にあるお寺“を実感できます。
観光客が多い時期には、山岳民族がここまでおりてきて、子供たちはかわいらしい民族衣装をまとい、お化粧をして私たちを出迎えます。
もちろん、一緒に写真を撮ったらチップが必要です★
景色を楽しみながら寺院へ到着!
敷地内には、シンボル、黄金の仏塔を始め、礼拝堂や本堂など見どころはたくさん!
仏塔には、仏教を広めるようスコタイからチェンマイに持ち帰ったと言われる仏舎利が納められています。
この日は参拝客もたくさんです。
象にちなんで、時計回りに歩いてからお参りをするそうです。
また、月曜日から日曜日まで曜日の仏像があり、自分の生まれた日の曜日の仏像を知っていることはチェンマイでの常識。
また、西暦ではなく仏歴が一般的だそうです。
宗教は仏教がメインでも、同じアジアの国でも、日本とは全く異なる文化や信仰の仕方がありました。
こういった発見や面白さが旅の醍醐味。
私は自分の生まれた曜日は知りませんでしたので、(日本人は知らないですよね?)ガイドさんに調べてもらったら金曜日でした!
金曜日は立像でしたよ!
↑写真、右から2番目の仏像です。
ちなみに金曜日生まれの女性は、美を創造する仕事や芸術活動に向いている、明るい、華や、愛嬌があるなどなど・・・
なんて、良いことしかないじゃないですか!
やったー!!
と思っていたら、ガイドさんに「これは当たってないからねー」って言われました!
2人で笑いました。
仏歴を使う日本人もなかなかいないはず。
仏歴は、西暦+543年です。
なので、きたる2017年は、仏歴2560年ということになりますね!
(プチ情報でした♪)
展望台に建つ建物
ドイ・ステープ寺院には展望台もありますが、この日は霧がかかっていて、何も見ることができませんでした。
晴れていたら、チェンマイ市内を一望できるそうです。
ドイ・ステープ寺院を1周して、帰りはケーブルカーに乗ってみました。
下まで約2分、混んでいなければラクラクです。
ケーブルカー乗り場
ドイ・ステープ寺院から、ワット・プラシンへ。
チェンマイ市内で最も大きい寺院であり、チェンマイ1美しいと言われる礼拝堂があります。
礼拝堂の壁には色とりどりの壁画が施されていて、私も堂内に座ってただただ美しい壁画に見とれてしまいました。
日曜日ということもあり、敷地内にはお店も出ていました。
チェンマイの伝統的な食べ物や、可愛らしい雑貨が売っています。
その後、ワット・チェディルアンへ。
先程のワット・プラシンはチェンマイ1美しい礼拝堂でしたが、ワット・チェディルアンには、チェンマイ1大きな仏塔(チェディ)があります。
創建当時で高さ約80メートル、四角いかたちをした基壇の一辺も約60メートルと巨大な仏塔でしたが、1545年の大地震で先が壊れ、後に文化庁が現在のかたちに修復したそうです。
今も修復中で、塔中間にいる何体もの象が途中で終わっている状態でした。
崩れていても、壮大な価値観を感じさせられるこの仏塔は、崩れているからこそ感じ取れる何かもあるのかもしれません。
本堂は、ランナー様式の仏像が数多く祀られています。
それだけでなく、境内には様々な建物がありました。
境内にあった寝仏
その中でも特に感銘を受けたのが、有名なお坊さんを蝋人形にしたもの。
まるで本当に人が座っているかのように繊細に作られています。
有名な人を蝋人形にする、というのも日本にはない発想です。
3つの寺院を巡り、お昼はチェンマイでの伝統料理、「カオ・・ソーイ」を頂きました。
開放的なレストラン
カレーラーメンのようなカオ・ソーイ
そして伝統工芸の街、「サンカーペン」へ。
チェンマイの東郊外にある通りの名前で、古くから伝わる伝統工芸品を活かしたショップや工場があります。
今回は銀工房、シルク、傘を見学。
ショップもありますが、制作過程を見たり、職人技を見ることができる。
もちろん買い物もできて、ここでしか買えないものや、他では売ることができない安い値段で買うことができます。
シルク工房で有名な「シナワット・タイ・シルク」では、初めて本物の蚕を見ました。
人生で1回見ることができたら、もういいですね!笑
写真も、遠目からしか撮れませんでした・・・
サンカーペンから少し離れた「ボー・サーン」というエリアには、竹と紙で作られたチェンマイ特有の傘を作成する「アンブレラ・メイキング・センター」があります。
全て手作業で作られる傘が出来上がる工程をみることができました。
観光を終え、夜はサンデーマーケットからのナイトバザールです!
サンデーマーケットでは、昨日のサタデーマーケット以上の人々が!!
みんなの流れに身を任せて、ひとつひとつのお店を見て回りました。
売られているのはサタデーマーケットとあまり変わらないですが、開かれる場所も違うせいか、雰囲気も異なる気がしました。
私はここでも買い物を満喫♪
極限まで値切ってもらいました。
マンゴージュースも飲みました★
土曜、日曜はサタデーマーケットやサンデーマーケットに人が集中するため、ナイトバザールは落ち着いていました。
お店も平日より少ないそうです。
4日目はチェンマイから南東へ車で約4時間、「スコタイ」へ。
<img0459>
スコタイ遺跡で最も需要なワット・マハータート
「幸福の夜明け」という意味を持つスコタイ王朝は、タイ人にとって心の故郷でもあり、タイ民族最初の王朝で、タイ文字を作り出し、スリランカから伝来したテーラワーダ仏教をタイ国内に普及させました。
まさにこのスコタイ王朝が今のタイの基礎を築いたと言えます。
スコタイ遺跡エリアに入ると、あちこちに遺跡が点在していて、車窓から眺める風景にひたすら「すごい」の繰り返しでした。
リポートとか向いてないな〜と、今になって思います。笑
城壁の内外を合わせると、193か所もの遺跡があり、今回は以下を見学しました。
城壁内
ラム・カム・ヘーン国立博物館
ラム・カム・ヘーン王の銅像
ワット・マハータート
ワット・シー・サワーイ
ワット・スラ・シー
城壁外
ワット・プラ・パーイ・ルアン
ワット・シー・チュム
以上の合計の7つを見学しました。
ラム・カム・ヘーン国立博物館
ラム・カム・ヘーン国立博物館
ラム・カム・ヘーン国立博物館
ワット・マハータート
スコタイ遺跡を心行くまで満喫したいなら、スコタイに1泊することをおススメします。
チェンマイからの日帰りだと、往復で8時間の時間を費やすことになるので、あまり遺跡を回ることができません。
また、遺跡は点在し、1つ1つに距離がある場合もあるのでレンタサイクルやツアーへの参加をおススメします。
歩いて回ると、暑いですし大変ですね!
紫外線対策もお願いします。
銅像にまでなっているラム・カム・ヘーン大王は、スコタイ最盛期を築き、タイ国民に敬愛されている王様です。
ラム・カム・ヘーン王の銅像
ラム・カム・ヘーン王の銅像のある広場
この像は経典を持ち、人民に教えを説いている姿をしていて、王様の生涯を表し、偉大な性格を物語っています。
ワット・マハータートはスコタイでメインでもある重要な王室寺院です。
スリランカ様式の塔やタイ様式やスコタイ様式の仏塔など、構造は複雑でした。
増築や修復を繰り返されているからだとガイドさんは言います。
修復が施されていない状態はどんな姿なんだろうと、ありのままの姿が見たい気持ちをぐっとこらえながら、ここまで精巧に修復できる技術にも驚き、感動しました。
遺跡の中に入ると、まさにタイムトリップしたかのよう。
平日のせいもあると思いますが、幸運にも観光客が多くなく、約200mの境内にたたずむと空気が変わっていくような、そんな錯覚を味わいました。
ワット・シー・サワーイはクメール式の仏塔がある寺院。
塔の中は全て空洞になっていて、中に入ることもできました。
どことなく重みがあるこの寺院は、先程のマハータート寺院とは異なる雰囲気を楽しめました。
ワット・スラ・シー
ワット・スラ・シー
ワット・スラ・シー
ワット・スラ・シー
ワット・スラ・シー
城壁を出て、まずはワット・プラ・パーイ・ルアン
わずかに残るウォーキングブッダ
この寺院はワット・マハータートの次に重要で、最も古い寺院です。
他の寺院に比べると、崩壊が大きく、原型をとどめていません。
3つの仏塔がありましたが、現在残っているのは北側の1つのみでした。
壁には細かい彫刻が施され、仏像もありましたが、頭がとれていました。
周りには芝生が広がり、歴史の薫る落ち着いた雰囲気のある場所です。
ワット・シー・チュムには、巨大な仏像が納められています。
屋根のない本堂内いっぱいに仏像が座っていて、堂の壁の間から大きな仏像がこちらを覗きます。
その手の爪は参拝者が貼った金箔で金色に輝いています。
この仏像は「アチャナ仏」と呼ばれ、“おそれないもの”、“かわらないもの”として、人々の信仰を集めているそうです。
スコタイ遺跡を代表する仏像と言えます。
チェンマイ、スコタイでランナー王朝時代やスコタイ王朝時代の寺院・建築・遺跡に出会い、タイが築かれた土台を知り、学び、感じることができました。
様々な宗教の混ざり合いや、文化の数々。
それらは今もなお、人々の習慣や信仰の様子で感じ取ることができます。
チェンマイ・スコタイを案内してくれたガイドさん。ドライバーさん
そして次の目的地は、大都会「バンコク」。
スコタイ空港から国内線で、1時間程度で着きます。
スコタイ空港は大自然の中に、国立公園の1部のような雰囲気の空港でした。
ゲートはとってもオープンなエリアで、周りを見渡していると・・・
なんとキリンを発見いたしました!
シマウマもいました!!
空港内で動物を見たのは初めてです。
思わず写真に収めました。
どこにいても発見がたくさん。
早朝にホテルを出発したので、眠気に襲われていましたが、驚きでテンションが上昇。
機内でも寝れませんでした!
スコタイ空港
バンコクには5日目〜6日目の、1泊のみの滞在でしたが、見どころが多い魅惑の大都市を満喫しました。
5日目は、ホテル周辺の市内散策と1000を超えるお店が建ち並ぶナイトスポット「アジアティーク」へ。
アジアティークには観覧車やゴーカートなど、遊園地要素もあり、フードコートもあるので、もてあます時間なく存分に楽しむことができます。
私はここでも買い物をして、(チェンマイほど値切れませんでしたが・・・笑)トムヤムクンに麺が入ったトムヤムラーメンをいただき!!
辛いもの好きな私にとっては絶品の味でした。
6日目はバンコク市内寺院めぐり。
混載ツアーに参加して、日本人の方々と楽しく寺院を巡りました。
王宮、ワット・プラケオ(エメラルド寺院)、ワット・アルン、ワット・ポーを巡り、「キング・パワー」という免税店で解散♪
4つの寺院は同じエリアに位置し、移動距離はとっても短いです。
王宮とワット・プラケオは同じ敷地内にあります。
この日は王様のお通夜が開かれていたため、たくさんの人々が。
宮殿は、ヨーロッパ様式とタイ様式が綺麗に融合した壮麗な建物。
人が多かったため、立ち止まって見ることはできませんでしたが、写真はばっちり撮ってもらいましたよ!!
ワット・プラケオは別名「エメラルド寺院」。
その名の通り、エメラルド色に輝く小さな仏像が奉られています。
本堂内は写真撮影禁止のため、入口で・・・!
チャオプラヤ川をボートで渡り、対岸にそびえるワット・アルンへ。
バンコクはとにかく渋滞がすごい!
平日や休日関係なく、いつも道路は車でいっぱいだそうです。
ワット・プラケオからワット・アルンまで、もちろん車でも行けますが、渋滞のため、ボートを使った方がラクラク。
川を横断するだけなので、3分くらい、しかも日本円で約6円です★
ワット・アルンは有名な三島由紀夫さんの作品の題材にもなっていて、日本人にも馴染みのある寺院です。
雄大にそびえたつ大仏塔には、気が遠くなるほどの細かい陶器が埋め込まれています。
今回は修復のため工事中だったので残念。
でもその代わり、職人さんたちの細かい技術力を拝見することができました。(遠目で!)
ワット・アルンの後は、皆さんご存知のワット・ポーへ。
黄金の巨大寝仏で有名です。
想像を遥に超える大きさで、写真に収めるのも一苦労でした。
足の裏には須弥山図、捧げもの、神々などのバラモン教の心理が描かれていて、足が偏平足になっているのも超人であることを示しているそうです。
・・・という知識だけ頭に入れておいたものの、くるぶしから下だけが修復中で、全く見ることができませんでした。
いつかリベンジしようと思います!
観光後、タイスキをいただいて、アソーク駅でスクチャイラウンジの見学。
ツアーの集合場所にもなっているようです。お土産も買えます!★
スクチャイラウンジ
そして、タイでの6日間が幕を閉じます。
バンコクから約1時間半飛行機に乗り、ベトナムのホーチミンへ。
ベトナムではホーチミンのみ、3泊です。
ホーチミンでは、プチパリを味わうべく、統一会堂や中央郵便局、サイゴン大教会を観光した後、おまちかねのショッピング!ベンタン市場へ。
ホテルをいくつか見させていただいた後、夜はサイゴンスカイデッキからホーチミンの夜景を心行くまで堪能しました。
サイゴン大教会
サイゴン大教会
サイゴン大教会
サイゴン大教会
サイゴン大教会内の様子
サイゴン大教会内の様子 ステンドガラスが綺麗♪
ホーチミンには19世紀後半のフランス領時代に、フランスの建築家によって建てられた建物が数多く残っています。
東洋と西洋の文化が交わるホーチミンは「プチパリ」と呼ばれているそうなんです!
ということで、駅のような見た目の中央郵便局や、ステンドガラスの窓がとってもきれいなサイゴン大教会など、午前中は私もプチパリを楽しみました。
中央郵便局
郵便局前で揚げパンを売るお兄さんと
すごく重たいのでびっくりしました!
遠足にきていた幼稚園児たち
統一会堂
夜はホーチミンで1番高いビル「サイゴンスカイデッキ」の49階より、ホーチミンの夜景を楽しみました。
いよいよ最終日。
この日はホーチミン市内より車で約1時間半、メコンデルタ入口の町「ミトー」へ。
ミトー市内からはモーター付きの木造船に乗って中州の島へ。
ココナッツジュースを飲みながら♪
風が気持ちい〜
ミトーの南側を流れるメコン川には4つの島があり、1番大きい島は「トイソン島」です。
トイソン島にはいくつもの果樹園があり、ココナッツ工場や蜂蜜農園もあります。
町の中を歩いていると、マンゴーやココナッツ、ジャックフルーツ、りゅうがんなど種類豊富なフルーツがたくさん。
そして町の人はとても親切で、陽気な人ばかりでした。
のどかな町をゆっくりと散策。
もちろん蜂蜜農園とココナッツ工場も見学させていただきました。
蜂蜜農園では、蜂の巣を持たせてくれたり、なぜか大きなニシキヘビを首に巻いたり・・・
これテレビで見るやつだーー!
と嬉しくなりました。
刺されないか、とか噛まれないか、とか思いましたけどね!
また、取れたての蜂蜜を試食したり、ロイヤルゼリーを少し頂けたりします。
女性には嬉しいですね!
そして最後はヤシの木が生い茂る水路を小舟でクルーズです。
鳥の鳴き声が聞こえてきて、まるでジャングルにいるかのような気持ちになります。
ゆっくり、のんびりと小舟に乗って、楽しいクルーズのひとときでした♪
お昼にはミトーの名物料理「エレファント・フィッシュ」と「フー・ティウ」をいただきました。
大学時代、卒業研究をメコン川に捧げた私にとって、“やっと来れたメコン川”。
蜂に蛇にクルーズに!
タイ・ベトナム9日間の旅は最高な形で終わりました。
ぐるぐる巻きのお線香で有名なティエンハウ寺
・・・・と思っていました。
でも、これで終わらないのが旅行というものです。
家に帰るまでが遠足ですよ、と良く言われたことを思い出します。
オペラハウス
ドンコイ通り
市内の広場
ミトーからホテルへ帰り、夕食までの時間、ドンコイ通りや広場などを散策しようと出かけました。
30分後!
まさかの大雨。
どしゃ降りです。
傘も何もないので、しょうがない!と思って、ずぶ濡れになってホテルへ帰りました。
フロントの綺麗なお姉さんは笑っていました!
笑いがとれたのでオッケー!
乾季なのに!!
雨も降るんですね。
良い経験になりました!
市内の街並み
レストランから帰る頃には小雨になっていました。
こうして私の9日間は終わりを告げます。
チェンマイからスコタイ、バンコク、ホーチミン。
9日間で多くの歴史に触れ、現在を知り、またアジアが好きになりました。
そしてたくさんの方々との出会い、多くの発見や感動、また旅が好きになりました。
チェンマイ ★★★★★
まさに「北方のバラ」!朝から晩まで楽しめます!
週末に滞在すれば、3種類のナイトマーケットを楽しめるのでおススメ!
スコタイ ★★★★★
タイの始まりを感じれる場所。遺跡の多さに驚きです。
たっぷりと遺跡を回るには1泊することがおススメ!
バンコク ★★★★
魅惑の大都会!上手にMRTを使えば、フリータイムも充実。
観光スポットを巡りたいならツアー参加がおススメ!
ホーチミン ★★★★★
プチパリやショッピングが楽しめる都市。
ミトーやベンチェーにも是非足を運びましょう!
(2016年12月 須能麻葵)
- ケニアで癒される、サファリ三昧の旅
-
エリア:
- アフリカ>ケニア>アンボセリ
- アフリカ>ケニア>マサイマラ
- アフリカ>ケニア>ケニア山
- テーマ:世界遺産 自然・植物 動物
- 投稿日:2017/01/13 16:28
とうとうケニアを訪れる機会がやってきました。これまでは北アフリカまでだったので、初めてのサハラ砂漠以南、ザ・アフリカです。ケニアは一生に一度は訪れたいと思っていた国。言わずと知れた動物王国で私たちが動物を見る意味で使っている「サファリ」はスワヒリ語の「旅」に由来しています。どんな「サファリ」になるのか、テンションがあがります。
今回はアンボセリ→ナイバシャ→マサイマラ→ナクル→ケニア山というルートで行ってまいりました。
エミレーツ航空でナイロビに到着後ドライバーガイドさんと合流し、一路アンボセリへ。空港からアンボセリは約4時間半ほどです。飛行機の到着が遅れたのでこの日は宿泊のみ、翌日の朝一番からサファリ開始です。
アンボセリ国立公園はアフリカ最高峰キリマンジャロ山の麓に広がっています。かつてアーネスト・へミングウェイはこの地でハンティングを楽しみ、「キリマンジャロの雪」を執筆しました。実は昨年の春に行ったキューバのヘミングウェイ博物館(元ヘミングウェイ自宅)でたくさんの動物の剥製を見て複雑な気になったのですが、ここだったのか〜、としみじみ。もちろん今はハンティング禁止です。でもライオンなど肉食動物によるハンティングは自然の営み。今回の旅をとおしてハンティング自体は見られませんでしたが、ハンティング後ライオンが獲物を咥えて去っていく姿を見ることができました。その堂々とした姿は百獣の王の名の通り。また乾期には干上がってしまう湖には今回は見られないと思っていたフラミンゴが彼方に見えました。
ガゼルとヒヒがお出迎え
キリマンジャロ山とシマウマ
ケンカ中
彼方にフラミンゴ
公園内には観光客が徒歩で歩けるオブザーベーションヒルという展望台もあります。丘の上からは公園が一望でき、かわいい野鳥が出迎えてくれました。
湖以外にもアンボセリには湿地帯がいくつかあり、まわりにはいろいろな動物が集まっていましたがここでタイムアップ。まだまだ見たりませんが、後ろ髪を引かれながら次の目的地へ。ナイバシャへは7時間ほどかかるのです。
ガゼルの親子
マサイの売り子さん
ナイバシャはバードウォッチングでも有名で、世界各地から愛好家が集まります。ここではボートで湖をサファリするのですが、それは翌朝にすることにして、夕方はロッジ周辺だけ案内してもらうことにしました。周辺にもシマウマやウォーターバック、アビシニアコロブスというテナガザルの一種が見られることも。
ナイバシャでの宿泊はナイバシャ・サウェラ・ロッジです。お部屋はコテージ風で内装もかわいい雰囲気。
次にきたときはロッジでゆっくり過ごしたいものです。
朝は苦手なのですがケニアでは目覚めると鳥たちのさえずりが心地よい毎日でした。この日は早朝ボートサファリに出発です。さまざまな野鳥を見ることができましたが、残念ながらカバは少し顔を出しただけ。
でもガイドさんはがんばっていろいろ教えてくれます。
希望すれば三日月島に上陸してウォーキングサファリもできます。車ではなく動物と同じ目線で歩いて動物に近づけるなんて貴重な体験。上陸するといきなりキリンに出会えました(キリンと同じ目線は無理ですが・・・)。
カモの親子
ボートサファリのあとはマサイマラへ移動です。約5時間ですが、マサイマラに近づくと舗装がなくなりオフロードに。車には私とドライバーガイドさんの二人で車体が軽いためかなり揺れました。そして対向車がくると砂ほこりが・・・マサイマラは国立公園ではなく保護区なので国ではなく地域が道路の舗装など管轄しているのですが、道がきれいになったらなったで、不審者の流入やマサイの家畜を盗む輩など問題もあるようで、難しいところなのです。
マサイマラでの宿泊はセントリーム・テンティッド・キャンプです。アンボセリでも同系列でしたので内装は少し変わりますが、配置はほぼ同じ。部屋の入口はアンボセリがジッパーでしたが、マサイマラはドアに鍵がかかるタイプでした。
休憩した後夕方のサファリに出発。マサイマラ国立保護区は大阪府とほぼ同じ面積という広大なエリア。心なしかマサイマラの動物は筋肉質のような気がしました。
もう夕方なのにライオンはまだ昼寝中でした。ライオンはかなり見たのですが、ほとんど昼寝中。それでもあまり近づくのは危険。ドライバーガイドさんは「危ないので早く撮って!」を繰り返していました。やはり野生なのだと改めて思わされる言葉でした。
足あげて寝てる
あ、起きた
また寝る
あくびをする別のライオン
雌ライオンに集まるサファリカー
座っちゃった
何も遮るものがない大地で見る夕焼けはまた格別。でも日があるうちにキャンプに戻ります。
この日は満月でした。
マサイマラ2日目は1日サファリに出発。動物を探しながらマラ川まででかけます。昨夜雨が少し降ったのですが朝には快晴になりました。
ヌーの群れを見ていた時、急に走り出しました。何かあったのかと思うと向こうからチーターがやってきたのです。でもチーターはすでに食事後でお腹いっぱいの様子。襲う気は全くないのですがヌーは注意深くみていました。まさに弱肉強食の世界です。
そしていろいろな親子連れにも出会えました。
キリンにかこまれたシマウマも。
水浴びするハイエナも。
眠いライオンシリーズ
この日の最後はマサイ村に訪問して歓迎の儀式を受け、暮らしぶりも垣間見ました。外に出て働く人もいる中暮らしを守っています。
この日は本当にクタクタで、キャンプに戻ったとたん寝に入ってしまったのでした。
旅はいよいよ終盤、ナクルへ向かいます。
かつてはフラミンゴの大群で有名だったナクル湖には現在その姿は見られません。水位上昇で捕食条件が悪化したため他の湖に移動してしまったのです。道は水没しかつての公園ゲートも水没の危機で今後が心配です。
ナクル湖国立公園にはケニアでも珍しいロスチャイルドキリン、サイが住んでいます。そしてサファリ最後のこの日ビッグ5のうち唯一見ていなかったヒョウも見ることができました。
ナクル湖での宿泊はフラミンゴ・ヒル・テンテッド・キャンプでした。これまでのテントキャンプより少しリゾートな気分です。
普段の食事はビュッフェなのですが、この日は私を含めて2組だったので食事はコースメニューでした。ランチは優雅に中庭で。これでまたリゾート気分が盛り上がりました。
そして最終地のケニア山国立公園に向かいます。ケニア山での宿泊はフェアモント・マウントケニア・サファリ・クラブです。ラグジュアリー感満載のこのホテルは赤道にあり、北半球と南半球の境の印もあります。すべてに行き届いたサービスで本当に落ち着きました。
敷地内にはアニマル・オーファネージュ(動物孤児院)があり動物とのふれあうこともできます。実は動物を触ることは苦手だったのですが(犬、猫でも)、思い切ってやってみるとできるもので(もちろん人に慣れている子たちに触らせてもらっています)、これから日本でもできるかもと新たな発見ができたのでした。
ゾウガメは150歳!!
出発前の野生の暮らしはテレビにも出てきそうな緊迫感のイメージだったのですが、印象に残ったのはのんびり草を食む動物たち。その姿を見てとても癒された気持ちでサファリ(旅)を終えました。
お勧め度
アンボセリ ★★★★ キリマンジャロを見るなら!
ナイバシャ ★★★★★ 野鳥好きにはお勧め!
マサイマラ ★★★★★ ここは外せない!
ナクル ★★★★ 貴重な動物が見られます!
ケニア山 ★★★★★ 動物との触れあいができる!
(2016年10月 平田真美)
- 2016年ニュージーランド・シンガポール社員旅行A班
-
エリア:
- アジア>シンガポール>シンガポール
- オセアニア>ニュージーランド>クイーンズタウン
- オセアニア>ニュージーランド>テカポ
- テーマ:観光地 グルメ 自然・植物
- 投稿日:2017/01/13 16:19
今年の社員旅行の舞台はニュージーランド&シンガポール!
★日程は以下の通り★
1日目 成田空港発 (シンガポール乗り継ぎ)
2日目 クライストチャーチ着、国内線乗り継ぎでクィーンズタウンへ
3日目 クィーンズタウンを満喫
4日目 マウントクック・テカポへ
5日目 クライストチャーチ発 シンガポールへ
6日目 シンガポール観光後、羽田空港へ
入社して初めての全体会議で、社員旅行の行先の投票に参加する。
いくつもの魅力的な選択肢の中から、今回ナンバー1に選ばれたのはニュージーランドであった。
先に出発したA班は、シンガポールでの乗り継ぎを経て、いざ、ニュージーランドへ!!
最初に降り立った地はクライストチャーチ。
(ランチのみの滞在)
天気は快晴。日本とは違って、春のポカポカな空気が私たちを出迎えた。
クィーンズタウン、ガイドさんと合流♪
国内線でクィーンズタウンへ。
クィーンズタウンはニュージーランド1の観光地。透き通った水を湛えたワカティプ湖のほとりには、いくつもの別荘が並び、圧巻の山々に囲まれたクィーンズタウンは、名前の通り女王様にふさわしい街。
クィーンズタウン宿泊のロッジ「REAVERS LODGE」
11月のクィーンズタウンは日本でいう春の季節だが、山に囲まれた地形のため、天気は非常に変わりやすい。
1日の中で晴れと曇りと雨を体験できる。
晴れている日には芝生で寝転んでいたくなる・・・
のんびりとした時間が過ぎていくような、穏やかな街であった。
クィーンズタウンには究極のアウトドア・アクティビティが豊富。バンジージャンプ、スカイダイビング、ジェットボート、乗馬トレッキング、ラフティングなど、通年楽しめるものがたくさん。
クィーンズタウンにて最初に、ゴンドラに乗って大定番の景色を堪能。
展望台にて集合写真撮影★
スカイラインレストランの大きな窓から、景色を堪能。
雨が上がり、虹もかかる。
虹を見ることができた!!
デザートの豊富さにびっくり!
そしてスカイラインにもたくさんのアトラクションが!
ちなみに商業用のバンジージャンプはニュージーランドが発祥の地である。
今回の社員旅行では、A班に1人、B班に1人がバンジージャンプに挑む予定であった・・・
・・・が、A班は3人の勇者が爽やかにジャンプを決めた。
写真が良くないことには理由がある。
私が撮ったからである。
大事な写真に残せなかったこと深く反省しながらも、必死に言い訳を考えた一晩となった。
クィーンズタウン2日目には「蒸気船TSSアーンスロー号」でウォルターピーク牧場へ。
歴史ある蒸気船
下に下がってエンジンをみることができる!
ウォルターピークでは羊の毛刈りや、牧羊犬のショーを楽しみ、ビュッフェ形式のBBQランチの後、クィーンズタウンへ帰着した。
集合写真★
BBQランチ♪
クィーンズタウンにて2連泊の後、マウントクックへ。
天気は良好。
途中フルーツの街「クロムウェル」にて休憩を取りながら、たくさんの牧場に囲まれる道路をひたすら走る。
マウントクックとは、ニュージーランド南島南アルプス山脈に位置するニュージーランド最高峰の山。標高3,724メートル。正式名称は「アオラキ/マウントクック」。
「アオラキ」とは、ニュージーランドの先住民族マオリ族の言葉であり、マオリ語で「雲の峰」という意味である。「クック」はニュージーランドを探索したイギリスの海軍士官ジェームズ・クックの名が由来となっている。
登山は非常に困難で、1度目の登山で足を失い、両足義足で再挑戦し登頂したMark Joseph InglisとPhilip Dooleのお話をドライバーガイドさんから伺った通り、世界最高峰の山と比べると標高は低いが、登頂難易度は非常に高い。
年間数百人の登山家がサミットを目指すが、その大半は途中で下山しているそうだ。
登頂難易度が非常に高いことに加えて、その全貌を目にすることも非常に確立は少ないらしい。
ガイドさんによると、マウントクックの頂上まで見ることのできる確率は30%。
なんと私たちA班は、その30%に入ることができた。
30%といっても、曇りでも見えるマウントクックも含めての値である。
となると、青空が背景のマウントクックはさらに低い確率であると考えることができる。
私たちは、30%以下の確率でしか見ることのできない景色を見た。
素晴らしい天候のもと、氷河湖めぐりツアーに参加。
氷河湖とは、地球温暖化の影響で氷河が溶け、末端部分にできる湖のこと。
タスマン氷河が作り出したタスマン湖をボートでめぐる。
氷河湖ツアーでのガイドさん
氷河湖ツアーの後、マウントクックからテカポへ。
テカポはミルキーブルーの湖と湖畔に佇む小さな「善き羊飼いの教会」が織りなす風景が有名な小さな街。
夜の星空も忘れてはいけない。
紫色のルピナスが咲き乱れ、湖と空の青色がさらに鮮やかに見える。
善き羊飼いの教会
「湖畔レストラン」にて、サーモン丼や天ぷらをいただき、夜の星空ツアーに向けて、少しの休憩・・・
名物、サーモン丼
心配された天気も悪化することなく、多少の雲はあるものの、マウントジョン天文台へ!
のはずが、強風の影響でマウントジョン天文台から、コーワンズヒル天文台へ変更。
コーワンズヒル天文台は、車で7分ほどの所にある小高い丘である。
南十字星や星団・星雲、最も明るい星であるシリウス、マゼラン雲など、時間が経つごとに表情を変える満点の星空は、いつまでも眺めていたいほどの輝きであった。
星空ツアー EARTH & SKY オフィス
社員旅行5日目の朝はカフェで朝食をとったあとクライストチャーチからシンガポールへ。
ニュージーランド3泊4日間の滞在は幕を閉じる。
カフェにて朝食♪
シンガポールではB班と合流。
6日目午前中にマーライオンやインド街、アラブ街、サンズスカイパーク展望台などを観光後、空路羽田へ。
アラブ人街にて
マーライオンのトリック写真★
ニュージーランドの大自然を満喫した2016年社員旅行。
6日間の社員旅行はあっという間に過ぎたが、中身はとても濃い時間であった。
クィーンズタウン ★★★★★ 大自然に囲まれた観光地!アクティビティが充実していて、ショッピングもできる。楽しみ方がたくさん!!
マウントクック ★★★★ 澄んだ空気と大自然を堪能。天気が良ければ様々なアトラクションが楽しめる。
テカポ ★★★★★ ミルキーブルーの湖と満点の星空は圧巻。いつまでも忘れられない風景となるでしょう。
(2016年 11月 須能麻葵)
★日程は以下の通り★
1日目 成田空港発 (シンガポール乗り継ぎ)
2日目 クライストチャーチ着、国内線乗り継ぎでクィーンズタウンへ
3日目 クィーンズタウンを満喫
4日目 マウントクック・テカポへ
5日目 クライストチャーチ発 シンガポールへ
6日目 シンガポール観光後、羽田空港へ
入社して初めての全体会議で、社員旅行の行先の投票に参加する。
いくつもの魅力的な選択肢の中から、今回ナンバー1に選ばれたのはニュージーランドであった。
先に出発したA班は、シンガポールでの乗り継ぎを経て、いざ、ニュージーランドへ!!
最初に降り立った地はクライストチャーチ。
(ランチのみの滞在)
天気は快晴。日本とは違って、春のポカポカな空気が私たちを出迎えた。
クィーンズタウン、ガイドさんと合流♪
国内線でクィーンズタウンへ。
クィーンズタウンはニュージーランド1の観光地。透き通った水を湛えたワカティプ湖のほとりには、いくつもの別荘が並び、圧巻の山々に囲まれたクィーンズタウンは、名前の通り女王様にふさわしい街。
クィーンズタウン宿泊のロッジ「REAVERS LODGE」
11月のクィーンズタウンは日本でいう春の季節だが、山に囲まれた地形のため、天気は非常に変わりやすい。
1日の中で晴れと曇りと雨を体験できる。
晴れている日には芝生で寝転んでいたくなる・・・
のんびりとした時間が過ぎていくような、穏やかな街であった。
クィーンズタウンには究極のアウトドア・アクティビティが豊富。バンジージャンプ、スカイダイビング、ジェットボート、乗馬トレッキング、ラフティングなど、通年楽しめるものがたくさん。
クィーンズタウンにて最初に、ゴンドラに乗って大定番の景色を堪能。
展望台にて集合写真撮影★
スカイラインレストランの大きな窓から、景色を堪能。
雨が上がり、虹もかかる。
虹を見ることができた!!
デザートの豊富さにびっくり!
そしてスカイラインにもたくさんのアトラクションが!
ちなみに商業用のバンジージャンプはニュージーランドが発祥の地である。
今回の社員旅行では、A班に1人、B班に1人がバンジージャンプに挑む予定であった・・・
・・・が、A班は3人の勇者が爽やかにジャンプを決めた。
写真が良くないことには理由がある。
私が撮ったからである。
大事な写真に残せなかったこと深く反省しながらも、必死に言い訳を考えた一晩となった。
クィーンズタウン2日目には「蒸気船TSSアーンスロー号」でウォルターピーク牧場へ。
歴史ある蒸気船
下に下がってエンジンをみることができる!
ウォルターピークでは羊の毛刈りや、牧羊犬のショーを楽しみ、ビュッフェ形式のBBQランチの後、クィーンズタウンへ帰着した。
集合写真★
BBQランチ♪
クィーンズタウンにて2連泊の後、マウントクックへ。
天気は良好。
途中フルーツの街「クロムウェル」にて休憩を取りながら、たくさんの牧場に囲まれる道路をひたすら走る。
マウントクックとは、ニュージーランド南島南アルプス山脈に位置するニュージーランド最高峰の山。標高3,724メートル。正式名称は「アオラキ/マウントクック」。
「アオラキ」とは、ニュージーランドの先住民族マオリ族の言葉であり、マオリ語で「雲の峰」という意味である。「クック」はニュージーランドを探索したイギリスの海軍士官ジェームズ・クックの名が由来となっている。
登山は非常に困難で、1度目の登山で足を失い、両足義足で再挑戦し登頂したMark Joseph InglisとPhilip Dooleのお話をドライバーガイドさんから伺った通り、世界最高峰の山と比べると標高は低いが、登頂難易度は非常に高い。
年間数百人の登山家がサミットを目指すが、その大半は途中で下山しているそうだ。
登頂難易度が非常に高いことに加えて、その全貌を目にすることも非常に確立は少ないらしい。
ガイドさんによると、マウントクックの頂上まで見ることのできる確率は30%。
なんと私たちA班は、その30%に入ることができた。
30%といっても、曇りでも見えるマウントクックも含めての値である。
となると、青空が背景のマウントクックはさらに低い確率であると考えることができる。
私たちは、30%以下の確率でしか見ることのできない景色を見た。
素晴らしい天候のもと、氷河湖めぐりツアーに参加。
氷河湖とは、地球温暖化の影響で氷河が溶け、末端部分にできる湖のこと。
タスマン氷河が作り出したタスマン湖をボートでめぐる。
氷河湖ツアーでのガイドさん
氷河湖ツアーの後、マウントクックからテカポへ。
テカポはミルキーブルーの湖と湖畔に佇む小さな「善き羊飼いの教会」が織りなす風景が有名な小さな街。
夜の星空も忘れてはいけない。
紫色のルピナスが咲き乱れ、湖と空の青色がさらに鮮やかに見える。
善き羊飼いの教会
「湖畔レストラン」にて、サーモン丼や天ぷらをいただき、夜の星空ツアーに向けて、少しの休憩・・・
名物、サーモン丼
心配された天気も悪化することなく、多少の雲はあるものの、マウントジョン天文台へ!
のはずが、強風の影響でマウントジョン天文台から、コーワンズヒル天文台へ変更。
コーワンズヒル天文台は、車で7分ほどの所にある小高い丘である。
南十字星や星団・星雲、最も明るい星であるシリウス、マゼラン雲など、時間が経つごとに表情を変える満点の星空は、いつまでも眺めていたいほどの輝きであった。
星空ツアー EARTH & SKY オフィス
社員旅行5日目の朝はカフェで朝食をとったあとクライストチャーチからシンガポールへ。
ニュージーランド3泊4日間の滞在は幕を閉じる。
カフェにて朝食♪
シンガポールではB班と合流。
6日目午前中にマーライオンやインド街、アラブ街、サンズスカイパーク展望台などを観光後、空路羽田へ。
アラブ人街にて
マーライオンのトリック写真★
ニュージーランドの大自然を満喫した2016年社員旅行。
6日間の社員旅行はあっという間に過ぎたが、中身はとても濃い時間であった。
クィーンズタウン ★★★★★ 大自然に囲まれた観光地!アクティビティが充実していて、ショッピングもできる。楽しみ方がたくさん!!
マウントクック ★★★★ 澄んだ空気と大自然を堪能。天気が良ければ様々なアトラクションが楽しめる。
テカポ ★★★★★ ミルキーブルーの湖と満点の星空は圧巻。いつまでも忘れられない風景となるでしょう。
(2016年 11月 須能麻葵)
- マッドマンに会いたい!忘れざる太平洋戦争と民族を巡る、パプアニューギニア!
-
エリア:
- オセアニア>パプアニューギニア>ポートモレスビー
- オセアニア>パプアニューギニア>ラバウル
- オセアニア>パプアニューギニア>ゴロカ
- テーマ:マリンスポーツ 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2017/01/13 16:15
パプアニューギニアと聞いてどんなイメージを持つだろうか。
第二次世界大戦、多種多様な民族、つい数十年前まで石器時代のような暮らしをしていた未開の土地・・・
そんなイメージを抱いていた。とにかく謎に満ちた国!いつかは行ってみたいと心の隅で思っていたものの、まさかその機会が訪れようとは!
ありがたい事に視察旅行で憧れのパプアニューギニアに行く機会を頂いた。
ついこないだまで石器時代の暮らしをしていたと聞くと、どれほどの秘境かと思うが実は日本からはとても近い。
成田から週に2便も直行便が飛んでいて、6時間ほどで首都、ポートモレスビーに到着した。時差はたったの1時間。あまりにあっさりと到着するので、秘境にやって来たという感じは全くしない。
早朝到着であるにもかかわらず、タラップに降りると南国らしいムァツとっした熱気に包まれた。
イミグレーションで、これまたあっさりとビザを取得。(ビザは2016年12月現在、無料)
パプアニューギニアに入国する際、気を付けなければならないのは食べ物の持ち込みだ。生モノ類以外は持ち込みが許可されているが、入国カードの“食べ物をもっていますか”の問いに“いいえ”として、万が一スーツケースからお菓子など見つかろうもんには、罰金を取られるかもしれない。私たちのグループも4名中3名はスーツケースをあけられていたので、高確率でスーツケースの中身チェックがあるだろう。
さて今回は・・・
初日 日本発
2日目 ポートモレスビー着後、朝食
空路にてラバウル、戦跡めぐり
3日目 AM:ドルフィンウォッチング
空路にてポートモレスビーへ
4日目 空路にてゴロカへ
マッドマン・ダンスショー観光
5日目 帰国
という、5日間の限られた日程だ。
2日目
国内線でラバウルへ。ラバウルはソロモン諸島を攻略するための一大基地として、9万にも及ぶ航空隊員が派兵された。ラバウルを占領した日本軍は、ガダルカナルなどの戦いに向け、至る所に地下要塞も作ったのだ。
海から約200mも離れたところに作られた大発格納庫には5隻の船が今も格納されたままだ。爆撃機は現在、緑と花とヤシの木に囲まれている。かつて人々の命を奪っていた恐ろしい殺戮マシーンであったことを忘れ、ようやく平和な眠りについたようだった。
大発格納庫
爆撃機
あの山本五十六が戦死する前日まで作戦会議をしていた海軍司令部地下壕、山本バンカーへ。地下に潜ると壁には、慰霊に来た人の名前や山本五十六が作戦会議をしていた際の地図などがそのままに残されていた。中は空気が通らないので蒸し暑く、ものの数分でじっとりと汗をかき始める。こんな環境で兵士たちは過ごしていたのか・・・
山本バンカー
小橋桟橋にむかうと、朽ち果てた日本戦からだいぶして遊ぶ子供たちに出会った。
小橋桟橋で遊ぶ子供たち
魚雷
戦車
ゼロ戦
緑に囲まれた爆撃機や、朽ちた戦艦で遊ぶ子供たち・・・あまりの今の平和さとのギャップに、戦争がいかに無意味だったのかと胸が締め付けられる思いになる。
3日目
ドルフィンウォッチングへ
ラバウルには戦跡以外にも見所は多い。
今日はガラッと気分を変えて、ドルフィンウォッチングへ出かけた。
天候は曇天…イルカが見れるのか、波は荒くないのか、不安がよぎるが、いざ出航!
ボートから海水に触れてみると、想像以上に水温が高い。31度くらいあるそうだ。
15分くらい走ればイルカの集まるポイントに着くという事だが、目当ての場所に着くもイルカは見当たらない。別のポイントにボートを走らせるが、途中、限界に達した雨雲から大粒の雨が。スコールを抜けさらに30分ほど走ったところで、ようやくイルカの群れに出会う事が出来た!
イルカの群れ
ボートの先頭の左右に鉄の棒を装着。そこに大きなネットをつけ、ネット上にドボン!
ネットに捕まりながら、船がゆっくりとイルカの群れを探して進んでくれる。イルカは船と並走して遊ぶのだそうだ。すごい近くにイルカが!すごい、私、一緒に泳いでる〜(実際にはネットに捕まっているだけで泳いでないが)
イルカの群れ
インストラクターさんの言葉を借りると、目の前はまるでナショナルジオグラフィックの世界。海の中でイルカの鳴き声が聞こえたことに超感動!
そして次なる目的地、ポートモレスビーへ。
また国内線に乗らなければならない・・・のだが、どうやらオーバーブッキングをしているようで、私たちが飛行機に搭乗できたのはなんと出発時刻の10分前。
このフライトに乗れないと、楽しみにしていたゴロカに行けなくなってしまうのでほっと胸をなでおろした。
首都ポートモレスビーは想像以上に都会だった。
ちょうどU-20のFIFA女子ワールドカップが開催されていて、日本はくしくも準決勝でフランスに敗れたところだった。
そんな中、ポートモレスビーを車窓観光していると、作りかけの立派なサッカー場が。現地スタッフ曰く、今回のワールドカップに向けて新しいサッカー場をつくっていたのだが、途中で資金が足りなくなり、ゴール裏の観客席が1面作れなかったそう。FIFAに見せたら、こんなところで試合は出来ない(当たり前(笑))と言われ、4面のうち、1面が足りないまま放置されているのだそうだ。
だってこれじゃ、チケット買わなくても外からよく見えるもんね。チケット買う意味ないよね。なんで途中でお金なくなっちゃうんだろ、パプアニューギニア人て面白いな。
ここで現地スタッフの方から聞いた面白い小話をもう一つ。
パプアニューギニアに来て驚かされるのは、人々の人懐こさ。カメラを向けると誰でも微笑んでくれて、気軽に話しかけてくれる。本当に邪気を感じないのだ。みんなとても優しい。でも彼らは喜怒哀楽の感情が非常に激しいのだそう。ケンカになると弓や槍を持ち出す人が未だにいて(狩りかよ!)、夫婦げんかで家を燃やすとか、逃げてきた近隣の嫁さんを匿ったら、夫が押しかけてきて包丁沙汰になったりすることもあったらしい。後日その夫婦は豚をもって謝罪に来たという。彼らにとっての豚とは、時に結納金、時に部族間の闘争を収めるための保証の品である。またもしも仮に交通事故を起こして、相手が瀕死の重傷に陥った場合、ドライバーの起す行動は、まず逃げること。逃げて安全を確保するのだ。なぜかというと、悪いことをしたドライバーが、周りの人たちからリンチに合うため。結局ドライバーに暴行した人たちは法の下に裁かれるのだが、世間の目は違う。あぁ、あれはドライバーが悪いよ、周りの人に殴り殺されても仕方ない、と判断するらしい。
今のこの時代でも本当に精霊や黒魔術を信じているし、いろいろな意味でピュアで混じりけが無いのだ。
カメラを向けると屈託のない笑顔を返してくれる人々
4日目
最後の目的地にして、最大の目的地、ゴロカへ。
ゴロカもまた国内線を使うのだが、ここでもまたトラブル。2時間前に空港に着くが、待てど暮らせどチェックインが出来ない。あっという間に搭乗時間30分前で、それでもまだチェックインできそうな見込みがない。というか列はこの1時間、全く進んでいない。
現地スタッフの方が航空会社の偉い人に電話をかけてくれ、列に並ぶ人を無視して、別ルートからチェックインをさせてもらい、事なきを得た。
オーバーブッキングで人が溢れているのかと思いきや、出発10分前に機材に乗り込むと、半分以上空いているではないか!なんだったんだ!?とイラッとした気持ちにさせられるが、ここパプアでそんなことに腹を立ててもしょうがない。無事に乗れたことに感謝し、心にくすぶる疑問マークは消し去った。
ゴロカ空港のバゲージクレームはかなり質素
ゴロカの標高は約1500mなので、これまでとうって変ってとても涼しい!とはいえ日中の日差しはすさまじく、油断しているとかなり日に焼けてしまう。
本日ゴロカではマッドマンによるショーを見に行く。
マッドマンとはアサロ渓谷に住む人々が泥を塗って戦いに挑んだとき、相手部族が亡霊と思い込み逃げて行ったことに由来している。マッドマンはあまり強い部族ではなかったが、その独特な風貌で、戦わずして土地の奪還に成功したのだ。
マッドマンの部族が暮らす村
まずはスパイが偵察に来る・・・
マッドマンは音も立てずにやって来る
マッドマン
子供のマッドマンもいる!
泥のマスクは意外と重い
音もなくマッドマンが現れ、観客に向かってサービスをしてくれる。
前にばかり気を取られていると、背後の竹やぶからもマッドマンが現れてびっくり!
時々手に持った葉っぱを目の前にかざす仕草をしている。何か意味があるのかと思ったら、ただ単に蚊をよけているだけ(笑)。
マッドマン達は心優しく、日本人の私たちに向け、日本流のお辞儀で来てくれたことへの感謝の意を表してくれた。
お辞儀するマッドマン
ショーを楽しんだ後は、伝統料理のムームーランチ。土の上にバナナの皮をひき、そこに葉っぱやイモ、チキン(チキンは彼らにとってはめったに食べられない御馳走)を蒸し焼きにしたものだ。
ムームーランチの準備をしてくれるマッドマン達・・・優しい
ムームーランチ
キャベツ、カボチャの葉、シダなどたくさんの葉っぱが入っている。シダ((;゜Д゜)!と思って恐る恐る食べてみたけど、無味無臭。それよりもタピオカイモが、もさもさしていて、とても食べるのが辛かった。ゴロカ名産のさつまいもは甘くて美味。
アサロ渓谷から戻り、ローカルマーケット見学。
とても活気があって、人がごった返している。ムームーランチでおなじみのシダもたくさん売っていた。
活気あふれるゴロカマーケット
こうしてあっという間の5日間が過ぎた。
今回初めてのパプアニューギニアだったが、早くも次に行きたい場所、見たい民族、体験したいお祭りなどが頭の中を巡っている。
そう遠くない将来、この笑顔あふれる島で、国内線のチェックインの遅さにイライラしつつも、それを楽しんでいる自分がいる気がしてならない。
マッドマンの村にて
オススメ度
ラバウル ★★★★★ 日本人が忘れてはいけない過去。海のアクティビティーも楽しい。
ポートモレスビー ★★ 観光する場所はあまり多くない、治安もあまりよくない
ゴロカ ★★★★★ マッドマンは必見!その他、多様な民族が多く暮らしている。
(2016年11月 久保井奈々子)
16 - 20件目まで(203件中)