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- ニューカレドニアで暮らそう 暮らしてわかる本当の豊かさ
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エリア:
- 南太平洋>ニューカレドニア>イルデパン島
- 南太平洋>ニューカレドニア>ヌメア
- テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 世界遺産
- 投稿日:2016/01/05 14:07
今回の旅行先はニューカレドニア。ヌメア計3泊とイルデパン4泊という旅程。
イルデパンには有名な美しい3大ビーチがあり、そのうち一つはクトビーチでパウダーサンドのビーチとエメラルドグリーンの海が素晴らしい!クブニーはこのビーチの目の前にありいつでも行けるのが嬉しい。夕日もこのビーチに沈むのでビーチでビールやワインを持ってきて移りゆく海と空の色を楽しみながら乾杯するのもよし、ホテルのレストラン、バーはビーチにあるのでバーでゆっくり過ごすのも素敵な過ごし方だ。
また3大ビーチの一つで潮が引いたら小島への道が現れるカヌメラビーチへも徒歩5分なのが嬉しいところ。クトビーチは美しいけれど魚がいないのでスノーケリングはここで楽しもう。
このクブニーはホテル主催のツアーをたくさん催行していて、島内観光、もう一つの3大ビーチのピッシンヌ・ナチュレへ伝統的な船ピローグで訪れるツアーや、有名なノカンウイ島ツアーなどにも参加でき、毎日充実した時間を過ごせること間違いなし!ホテルには日本語スタッフもいるのも安心。
ノカンウイ島とモロ島でのBBQツアー
ノカンウイ島は数ある無人島でも一番有名で、海に溶け込む長いサンドバンクのビーチが美しい。
次に訪れたのは無人島のモロ島。ここでシュノーケリングとランチ、ハンモックでのお昼寝タイム。
ピローグ船とピッシンヌ・ナチュレのツアー
メラネシアンの伝統的な帆かけ船「ピローグ」に乗ってウピ湾に向かう。
1時間ほど船に乗り、上陸後、原生林の中を45分ほど歩く。その後、川の浅瀬を歩き、ようやくピッシンヌ・ナチュレに到着!気分はまるで探検隊!水着をきて、その上にショートパンツをはき、靴は山も水の中も歩くので底が厚めのマリンシューズがお勧め。
イルデパンの3大ビーチの一つ、ピッシンヌ・ナチュレは美しい入り江の天然のプールで魚もたくさんいる絶好のシュノーケリングポイント。
次の日は体験ダイビングに挑戦!日本人インストラクターがいて安心。(いない時もあるそうです)普段はシュノーケラーの私もいつもと違う視点で魚が見れて大満足&大興奮!!
その次の日はホテルクブニーから往復3時間ほどで行って帰れるンガ山ハイキング。スニーカー以上の靴で登ろう。ンガ山はイルデパン島で一番高いが、子供も行ける簡単なハイキングコースで、山の上からはクトビーチやカヌメラビーチが見下ろせて絶景!
4泊したイルデパンはアクティブに過ごす人にものんびりしたい人にも美しい海が満足させてくれるところ。道を歩いていて車とすれ違うとき、かなり高い可能性で手を挙げて挨拶してくれるのが嬉しかった。びっくりしたことは女の人でも立派なひげが生えていた人が数人いたこと。パプアニューギニアでもそういえばいた。日本では女性はひげが生えたら急いで剃るけどねぇ。後日、ガイドさんに聞いたことだけど、南太平洋にある、とある島では立派なひげのある女性からお嫁に早く行けるのだとか。美的感覚が全く違うのでしょうね。今や日本では男性でさえひげの脱毛にエステサロンに行ってるんだよ、と教えたらきっと彼らも驚くのだろうか。
まるで南国にある南仏のよう!ヌメアの楽しい過ごし方
ヌメアはフランスとメラネシアの文化が融合した南仏の風が漂うリゾート地で治安もよく、女性だけでも安心して過ごせる街。街はココティエ広場を中心に碁盤の目のようになっているのでここを目印にショッピングや観光を楽しめる。朝市やスーパーマーケットでお土産を探すのもおすすめ。年中爽やかな気候に恵まれ、青空の下ウィンドサーフィンなどを楽しむ人も多く、朝や夕方に海沿いのヤシの木が並ぶ南国らしいプロムナードにはランニングやウォーキングを楽しむたくさんの地元の人がいるので、一緒に体験してみるのも素敵。気候も爽やかなので朝夕のランニングは気持ちよかった!日帰りのオプショナルツアーやタクシーボートで近くの離島でのんびり過ごすのも人気です。
暮らすように過ごそう!立地抜群のコンドミニアム カサ・デル・ソル
シトロン湾にあるカサ・デル・ソルはバス停、レストラン、ショッピングモール、水族館も近くにありヌメアの滞在に理想的な立地にある。部屋はリビング、ダイニングも広々で全室オーシャンビュー、またキッチン、冷蔵庫、洗濯機も部屋に完備しているのでまるでヌメアの住人になったかのように滞在することが可能。この国は治安もよく食事も美味しいですが物価が高く毎食外食をするととんでもない出費になってしまう。(レストランでの夕食は一人5000円〜)近くのお店や朝市で食材やワインを買ってキッチンで調理、海の見えるテラスで優雅に乾杯、というのもこのホテルならではの楽しいバカンスの過ごし方なのだ。また、フランス領の国なのでバケットもおいしい。朝ごはんにしてもよいし、サンドウィッチを作って地元の人に交じってランチを公園で食べてもよい。さあ、あなたもヌメアに気軽にすんでみませんか?夜中のフライトの方にはレイトチェックアウトもおすすめ。(空きがあれば有料で可能)
ヌメアで道を渡ろうと車が通るのを待っていたら、かなりの確率で私が道を渡るために車を止めてくれるドライバーが多く、そのうち何人かは「どうぞ」と笑顔で合図してくれた。ガイドさん曰く「彼らには急ぐ必要がないからです」とのこと。私は日本で一本でも早くの電車に乗るために駅まで走ったりするし、日本で車がわざわざ止まって道をゆずるなんてことがないから、彼らの心の余裕、大きさは見習わなきゃ、と反省したのだが、日本に戻るとすぐにそんなことは忘れてしまっていた。やっぱり忙しい都会の中で同じようにするのは実際難しいし、それは仕方がない。あんなにゆったりとした南国の生活から日本の生活に戻るとうんざりしてしまうことが多い。毎朝満員電車に乗ること、人々が無表情で知らない人同士が笑顔であいさつしあうことなんてないこと、多くの人が携帯ばかりを見ていることなどなど。でも、都会の生活は一日で私をそのうちの一人に戻してしまった。
ガイドさんに聞いた話だとメラネシアンの人々は「何もしない」のが理想の人生だそう。外国がどうなっているかも興味がないので海外旅行などはほとんど行かず、自分の生まれたところで死ぬことを理想とし、着るものや食べ物にも執着なく、外からの動きがあっても自分たちは変わらない。日本人とは完全に逆で本当に理解しがたいのだけど、それが彼らの考え。
都会の生活はたくさんのものがあり、人が多く刺激的で楽しい。けれども時間の流れが速すぎて疲れることもあるだろう。そんなときはニューカレドニアに来て暮らしてみてください。きれいな海と優しい人々の笑顔で心が自然と豊かになるから。
おまけ
カサデルソル滞在に持って行ってよかったものリスト
洗濯洗剤、柔軟剤(1回に1パックになっているもの)、洗濯ネット、塩、醤油、マヨネーズ(ニューカレドニアのマヨも割とおいしいけど)、カレーのルー、お米、即席みそ汁(だいたいのホテルには湯沸かし器がある)、cook doなどの材料さえあればすぐできるもの(全ての調味料を日本から持っていく訳にもいかないし、料理すると言っても時間を短縮したい)、お箸、コーヒー
持っていけばよかった・・・!ものリスト
油、洗濯バサミ(高層階のテラスは風が強い)、ハンガー、入浴剤(お風呂に入れてゆっくりつかりたかった)
オススメ度
イルデパン ★★★★★・・・日帰りなんてもったいない!ゆっくり宿泊して美しい3大ビーチを制覇しよう!
ヌメア ★★★★・・・治安も良くて住むように旅するところとしてはぴったり
(2015年10月 辻理恵子)
イルデパンには有名な美しい3大ビーチがあり、そのうち一つはクトビーチでパウダーサンドのビーチとエメラルドグリーンの海が素晴らしい!クブニーはこのビーチの目の前にありいつでも行けるのが嬉しい。夕日もこのビーチに沈むのでビーチでビールやワインを持ってきて移りゆく海と空の色を楽しみながら乾杯するのもよし、ホテルのレストラン、バーはビーチにあるのでバーでゆっくり過ごすのも素敵な過ごし方だ。
「美しいクトビーチ」
「美しい自然の中にあるホテルクブニー」
「クブニーの土曜のビュッフェ」
また3大ビーチの一つで潮が引いたら小島への道が現れるカヌメラビーチへも徒歩5分なのが嬉しいところ。クトビーチは美しいけれど魚がいないのでスノーケリングはここで楽しもう。
「シークレットビーチのようなカヌメラビーチ」
このクブニーはホテル主催のツアーをたくさん催行していて、島内観光、もう一つの3大ビーチのピッシンヌ・ナチュレへ伝統的な船ピローグで訪れるツアーや、有名なノカンウイ島ツアーなどにも参加でき、毎日充実した時間を過ごせること間違いなし!ホテルには日本語スタッフもいるのも安心。
ノカンウイ島とモロ島でのBBQツアー
ノカンウイ島は数ある無人島でも一番有名で、海に溶け込む長いサンドバンクのビーチが美しい。
「不思議なサンドバンク」
「いつまでも眺めていたいほど美しい」
次に訪れたのは無人島のモロ島。ここでシュノーケリングとランチ、ハンモックでのお昼寝タイム。
「モロ島が見えてきた」
「モロ島に到着」
「ランチのロブスターのBBQ」
「ハンモックに慣れてない私」
ピローグ船とピッシンヌ・ナチュレのツアー
メラネシアンの伝統的な帆かけ船「ピローグ」に乗ってウピ湾に向かう。
「さあ、ピローグ船に乗り込もう」
「キノコみたいな変な岩」
1時間ほど船に乗り、上陸後、原生林の中を45分ほど歩く。その後、川の浅瀬を歩き、ようやくピッシンヌ・ナチュレに到着!気分はまるで探検隊!水着をきて、その上にショートパンツをはき、靴は山も水の中も歩くので底が厚めのマリンシューズがお勧め。
山歩きも楽しめる
満ちているときの水位はふとももあたりまで来るところを横断する!
イルデパンの3大ビーチの一つ、ピッシンヌ・ナチュレは美しい入り江の天然のプールで魚もたくさんいる絶好のシュノーケリングポイント。
「遠浅で美しいピッシンヌ・ナチュレ」
「ピッシンヌ・ナチュレでのシュノーケリング」
「ピッシンヌ・ナチュレ サンゴの近くには魚がたくさん」
次の日は体験ダイビングに挑戦!日本人インストラクターがいて安心。(いない時もあるそうです)普段はシュノーケラーの私もいつもと違う視点で魚が見れて大満足&大興奮!!
その次の日はホテルクブニーから往復3時間ほどで行って帰れるンガ山ハイキング。スニーカー以上の靴で登ろう。ンガ山はイルデパン島で一番高いが、子供も行ける簡単なハイキングコースで、山の上からはクトビーチやカヌメラビーチが見下ろせて絶景!
「頂上への道」
「頂上にある十字架」
「標高200mちょっとの山だけど見晴らしは抜群」
4泊したイルデパンはアクティブに過ごす人にものんびりしたい人にも美しい海が満足させてくれるところ。道を歩いていて車とすれ違うとき、かなり高い可能性で手を挙げて挨拶してくれるのが嬉しかった。びっくりしたことは女の人でも立派なひげが生えていた人が数人いたこと。パプアニューギニアでもそういえばいた。日本では女性はひげが生えたら急いで剃るけどねぇ。後日、ガイドさんに聞いたことだけど、南太平洋にある、とある島では立派なひげのある女性からお嫁に早く行けるのだとか。美的感覚が全く違うのでしょうね。今や日本では男性でさえひげの脱毛にエステサロンに行ってるんだよ、と教えたらきっと彼らも驚くのだろうか。
まるで南国にある南仏のよう!ヌメアの楽しい過ごし方
ヌメアはフランスとメラネシアの文化が融合した南仏の風が漂うリゾート地で治安もよく、女性だけでも安心して過ごせる街。街はココティエ広場を中心に碁盤の目のようになっているのでここを目印にショッピングや観光を楽しめる。朝市やスーパーマーケットでお土産を探すのもおすすめ。年中爽やかな気候に恵まれ、青空の下ウィンドサーフィンなどを楽しむ人も多く、朝や夕方に海沿いのヤシの木が並ぶ南国らしいプロムナードにはランニングやウォーキングを楽しむたくさんの地元の人がいるので、一緒に体験してみるのも素敵。気候も爽やかなので朝夕のランニングは気持ちよかった!日帰りのオプショナルツアーやタクシーボートで近くの離島でのんびり過ごすのも人気です。
「朝市」
「水族館」
「夕暮れのビーチ」
「セントジョゼフ大聖堂」
暮らすように過ごそう!立地抜群のコンドミニアム カサ・デル・ソル
シトロン湾にあるカサ・デル・ソルはバス停、レストラン、ショッピングモール、水族館も近くにありヌメアの滞在に理想的な立地にある。部屋はリビング、ダイニングも広々で全室オーシャンビュー、またキッチン、冷蔵庫、洗濯機も部屋に完備しているのでまるでヌメアの住人になったかのように滞在することが可能。この国は治安もよく食事も美味しいですが物価が高く毎食外食をするととんでもない出費になってしまう。(レストランでの夕食は一人5000円〜)近くのお店や朝市で食材やワインを買ってキッチンで調理、海の見えるテラスで優雅に乾杯、というのもこのホテルならではの楽しいバカンスの過ごし方なのだ。また、フランス領の国なのでバケットもおいしい。朝ごはんにしてもよいし、サンドウィッチを作って地元の人に交じってランチを公園で食べてもよい。さあ、あなたもヌメアに気軽にすんでみませんか?夜中のフライトの方にはレイトチェックアウトもおすすめ。(空きがあれば有料で可能)
ヌメアで道を渡ろうと車が通るのを待っていたら、かなりの確率で私が道を渡るために車を止めてくれるドライバーが多く、そのうち何人かは「どうぞ」と笑顔で合図してくれた。ガイドさん曰く「彼らには急ぐ必要がないからです」とのこと。私は日本で一本でも早くの電車に乗るために駅まで走ったりするし、日本で車がわざわざ止まって道をゆずるなんてことがないから、彼らの心の余裕、大きさは見習わなきゃ、と反省したのだが、日本に戻るとすぐにそんなことは忘れてしまっていた。やっぱり忙しい都会の中で同じようにするのは実際難しいし、それは仕方がない。あんなにゆったりとした南国の生活から日本の生活に戻るとうんざりしてしまうことが多い。毎朝満員電車に乗ること、人々が無表情で知らない人同士が笑顔であいさつしあうことなんてないこと、多くの人が携帯ばかりを見ていることなどなど。でも、都会の生活は一日で私をそのうちの一人に戻してしまった。
ガイドさんに聞いた話だとメラネシアンの人々は「何もしない」のが理想の人生だそう。外国がどうなっているかも興味がないので海外旅行などはほとんど行かず、自分の生まれたところで死ぬことを理想とし、着るものや食べ物にも執着なく、外からの動きがあっても自分たちは変わらない。日本人とは完全に逆で本当に理解しがたいのだけど、それが彼らの考え。
都会の生活はたくさんのものがあり、人が多く刺激的で楽しい。けれども時間の流れが速すぎて疲れることもあるだろう。そんなときはニューカレドニアに来て暮らしてみてください。きれいな海と優しい人々の笑顔で心が自然と豊かになるから。
おまけ
カサデルソル滞在に持って行ってよかったものリスト
洗濯洗剤、柔軟剤(1回に1パックになっているもの)、洗濯ネット、塩、醤油、マヨネーズ(ニューカレドニアのマヨも割とおいしいけど)、カレーのルー、お米、即席みそ汁(だいたいのホテルには湯沸かし器がある)、cook doなどの材料さえあればすぐできるもの(全ての調味料を日本から持っていく訳にもいかないし、料理すると言っても時間を短縮したい)、お箸、コーヒー
持っていけばよかった・・・!ものリスト
油、洗濯バサミ(高層階のテラスは風が強い)、ハンガー、入浴剤(お風呂に入れてゆっくりつかりたかった)
「カサデルソルの広々としたリビングルーム」
「キッチンも広い」
「プールでのんびりもできる」
お部屋からの眺め
オススメ度
イルデパン ★★★★★・・・日帰りなんてもったいない!ゆっくり宿泊して美しい3大ビーチを制覇しよう!
ヌメア ★★★★・・・治安も良くて住むように旅するところとしてはぴったり
(2015年10月 辻理恵子)
- 2015夏ギリシャ観光産業の「底ヂカラ」を見た! 最っ高にきれいな景色と素っ敵なホテルとすっごくおいしい酒と料理
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エリア:
- ヨーロッパ>ギリシャ
- テーマ:ビーチ・島 クルーズ グルメ
- 投稿日:2016/01/05 14:01
<ザキントス島のシップレックビーチ>
ギリシャ経済破たんの危機が取り沙汰された今年の夏。これで、しばらくはギリシャを旅することはできなくなるのだろうかと嘆いておりました。が、しかし、アテネの現地旅行社に聞いてみると予想していた答えとは全く逆のものでした。「サントリーニ島のホテルは、相変わらず空きがなく困っている」と。そんな中、私のギリシャ視察が決まり、アテネ⇔サントリーニ島間のフライトの混み具合を調べたところ、かろうじて早朝か夜遅いフライトに空席があるだけという状況が9月末までずっと続いていました。一時的に銀行は閉まり、ATMから引き出せる金額が制限されていたというのに・・・。
しばらく、日本からのギリシャツアーの予約は減りました。しかしながら、ギリシャへの海外からの渡航者数は過去最高を記録する勢いだというニュースが現地で流れたそうです。恐るべしギリシャ観光産業の底力。
さて、今回の視察の最も大きなミッションは、ザキントス島のシップレックビーチの写真撮影にありました。
ザキントス島。ザ・キントス島ではありません。一気にザキントス島です。
ガイドブックでその景色を初めて見たとき、「うわっ」と思わず叫んだのですが、目に飛び込んでくるパーツすべてが美しい。
でもどうやって撮影したんだろう。
ガイドブックを閉じても、その景色は目の奥に張り付いたままでした。
実際、本物の景色を見たときの感想は、「来てよかったぁ〜」
写真をご覧ください。何の説明もいりません。たっぷりとご覧ください。
<展望台から撮影>
<断崖絶壁から撮影>
ところで、この光景を見て、「あ〜あれねっ」とか、「へ〜ここかぁ」と思った方もいらっしゃるでしょう。そう、スタジオジブリの映画「紅の豚」のポルコの隠れ家のモデルになった場所のひとつと言われています。
私がこの場所に辿りついて初めてこの景色を見たとき、海の底に飛行機の黒い影が映っているように見えました。ポルコの真っ赤な飛行艇の影。でしょ?
<ポルコの赤い飛行艇の影?>
このビーチには、ボートに乗って海からアクセスする方法しかありません。ザキントス島のいろんなビーチからシップレックビーチへのボートツアーが出ています。また、ザキントス島のいたる場所に、波の浸食によってできた洞窟があり、光と碧い海の幻想的な世界「ブルーホール=青の洞窟」も楽しむことができます。
ところで、ビーチの真ん中に船が横たわっています。これは30年ほど前に難破して打ち上げられた密輸船です。それ以来、シップレックビーチと呼ばれるようになりました。難破船は、長い年月で朽ち果て瓦解寸前です。地元の人たちは、このビーチをナヴァギオビーチと呼んでいました。
<シップレックビーチの難破船>
一方、岸壁の上のビューポイントには小さな展望台があります。しかし、そこからでは身を乗り出してもビーチの全貌を眺めることができません。ビーチのほぼ対面まで岸壁が伸びているので、そこまで移動すると、全貌を見ることができます。でも、柵が何もないので、際まで行き過ぎると転落の危険が・・・。要注意です。私は、高所恐怖症なので先端の方までは行けず、途中で妥協し、震える手でレンズを望遠や広角に変えながら写真を撮り続けました。岸壁から完全に離れるまで心臓はドキドキ、めまいが止むことはありませんでした。他の観光客は、岸壁の縁まで行って景色を眺めたり写真撮ったり・・・。それを見ただけで、私はさらに心臓バクバク。お股が「ひゅん」となりました。
<怖いもの知らずの人たちです>
不思議なことに、こんな絶景が見れる、このビューポイントには、大型のツアーバスは入れません。禁止されているのです。十分なスペースがあるにもかかわらずです。小型専用車かタクシーをチャーターすることになります。私は、近くのヴォリメス村に住むタクシードライバーのおじさんに連れてきてもらいました。途中、「あれが俺の家だ」と指さした家は、白い壁と青い窓枠の大きな家でした。村を行きかう人全員に、運転しながら挨拶する、陽気で愉快なおじさんでした。
<タクシーのおじさん>
私「なぜ大型バスが入れないのですか?」
おじさん「わからない」
ホテルに戻ってフロントで聞いてみると「道路が狭いからですよ」
アテネに戻って現地旅行社のスタッフに聞いてみると「イギリス政府の要請って聞いています」
ちゃんと、事情を知っている人を見つけることはできませんでした。
私がこの場所を訪れたのは午後4時頃です。そのため、太陽の光が向こう側の岸壁に遮られ影ができています。もし、午前中に来ていたら、手前の岸壁で遮られ影ができます。だから、12時頃にくると影のないビーチの景色を撮影することができるでしょう。また、西側を向いているので、夕日とビーチの撮影も可能です。車をチャーターする時間を選んで撮影を楽しむことができます。広角や、望遠レンズもあった方がよいと思います。
次の日、シップレックビーチへのボートツアーに参加しました。今度は、ビーチから岸壁を見上げる景色を見ます。参加したツアーは海賊船をモチーフにしたヨットでシップレックビーチと青の洞窟(ブルーケーブ)を訪れます。
<乗客を出迎える海賊>
<海賊船には大砲が>
途中のビーチで休憩がてらスイミングタイムがあります。10月中は泳げるそうですが、元々、水温は低いので覚悟は必要です。泳ぐつもりはなかったので水着を持っていきませんでしたが、シップレックビーチには桟橋はないので、碧く透明な海に入ってから歩いて上陸します。だから、少なからず服は濡れます。またあの美しい景色をゆっくり見られるので楽しみにしていました。しかし、残念ながら風が強く波が荒かったので、青の洞窟に近づけず、また、シップレックビーチに上陸することはできませんでした。残念。でも、快晴の中、クルーズすることができたので、良しとしましょう。船内には売店があり、ビール、ワインはじめ飲み物、サンドイッチなどいろんなものが売られていました。
<ブルーケーブやシップレックビーチに到着したが波が荒い>
<スイミングタイム>
ブルーケーブには行けませんでしたが、別の日、ザキントス島の西側にある、ポルト・ヴロミの青の洞窟を見学することができました。ツアーでは、小さなボートで洞窟の中に入ります。また別に、小さな手漕ぎボートのレンタルもあって自由に洞窟に入ることができ、洞窟の中で泳ぐことができます。
<ポルト・ヴロミの青の洞窟ツアー>
おまけで、ザキントス島から高速フェリーを使ったケファロニア島バスツアーにも参加しました。ザキントス島から2時間くらいで到着するイオニア海最大の島です。ザキントス島をさらに田舎にした雰囲気で、のんびり過ごせます。ケファロニア島の見どころのひとつに「メリッサニ洞窟」があります。ここは、海の青の洞窟とは違い、淡水と海水が混じり合った地底湖です。ここも太陽の光が差し込みどこまでも澄みきったターコイズブルーの水面が幻想的な空間を造りだすケファロニア島一番人気の場所です。
<ケファロニア島ツアーの高速フェリー>
<メリッサニ洞窟ツアー>
ザキントス島もケファロニア島も、自然豊かなグルメの島です。オリーブやピスタチオ栽培はもちろんのこと、漁業、畜産、農業、そしてワイン醸造も盛んで、新鮮な食材を使った、おいしいお料理とワインを楽しめます。ギリシャの料理は酒の肴になる料理が多いよう思いました。思わずビールやワインがすすみます。新鮮な魚は、店頭の冷蔵庫の中から選べる店もあり、調理方法もグリルかフライか、シンプルな塩味か、トマトソースの煮込みかなど、メニューにこだわらず、いろんな注文を聞いてくれます。初めてランチを食べる時、「グリークサンドウィッチ」の文字に目が留まり注文し、日本では不足がちの野菜も食べなきゃということで、思わずグリークサラダを注文しました。ギリシャ名物のヤギ乳で作ったチーズがボンッとサラダの上に乗っているやつです。胃にやさしくヘルシーでおいしくいただきましたが、グリークサラダをパンに挟んだものがグリークサンドウィッチなので、最後はちょっと飽きてしまいました。日本で言うと、きつねうどんといなり寿司をセットで注文したようなものですね。
ロブスターなどの豪華な食材じゃなくても、心の底から満足できる充実したひとときを過ごせます。
<グリークサラダとグリークサンドウィッチ>
<マッスルのグリル>
<玉ねぎとコリアンダーのサラダ>
<わかさぎに似た揚げアセリーナ>
<夏の定番トマト料理のゲミスタ>
<おなじみオイルサーディンのビネガー漬け>
<新鮮いわしのグリル>
<新鮮たこのから揚げ>
ザキントス島や、ケファロニア島は、イギリスを中心にヨーロッパからの観光客が多く、人気の観光地となっています。特にザキントス島には、オンシーズンの期間限定で、ロンドンなど主要ヨーロッパ都市から直行便が飛んでいます。びっくりです。美しいビーチもいたることころにありますが、豪華ホテルと言えるほどのホテルはありません。サントリーニ島やミコノス島の魅力のひとつである、どこまでも贅をつくした豪華なホテルに泊まるのとは対照的で、のどかでゆったりとした素朴な雰囲気が味わえることが観光客から支持される理由なのではないかと思います。
<ザキントスタウンの夜明け>
<ロンドンに帰るチェックイン待ちの大行列>
もうひとつ楽しみにしていたのが、エーゲ海1DAYクルーズでした。エーゲ 海のクルーズと言えば、一般的には短くても3泊4日。長くなると1週間前後です。そんなクルーズを手軽に1DAYで体験するのでエーゲ海ミニクルーズ(現在の名称はエーゲ海1DAYクルーズ)と呼ばれていました。
<クルーズの船内>
<ダンス教室>
<ビュッフェランチ>
でも、ミニとは言っても所要時間約14時間の長時間のツアーです。朝、7時30分に決められた集合場所に集合し、戻ってくるのは夜9時頃です。クルーズは、アテネから車で30分くらい離れたピレウス港を08:30に出発し、イドラ島、ポロス島、エギナ島の3つの島々を巡ります。ピレウス港からイドラ島まで約3時間、ポロス島まで約2時間。この間に船内で品数豊富なビュッフェスタイルのランチ。(飲み物は別料金)エギナ島まで約2時間。あとは各島での滞在時間です。最初に訪れるイドラ島での滞在時間が一番長くなります。3つの島の中で最も華やかで一番人気の島です。
<イドラ島に到着>
<再乗船の時間をはっきり知らせてくれる>
<絵になる町並み>
<アクセサリーショップを営むカロリーナさんは関西弁を話します>
最後に訪れるエギナ島では、希望者に季節ごとに2つのオプショナルツアーが用意されています。私が参加したのは歴史散歩コースで、アフェア神殿と聖ネクタリオス修道院をみました。なかなか見応えがありました。お申し込みは船内でどうぞ。移動中の船内では、ギリシャ伝統舞踊のスィルタキダンス講習会や歌と踊りのショーが催され、乗客を飽きさせないよう工夫されています。船は客席階、食堂・ラウンジ階、デッキ階の3層の造りになっています。一応外洋なので、風が強い日は多少揺れます。乗り物酔いが心配な方は、酔い止め薬を持っておきましょう。
この日もクルーズ日和の快晴でした。爽やかな海風にあたり景色を見ながらビールを飲んだり(最高ですよ!)、ギリシャ伝統楽器、ブズーキの演奏を聴いたり、客室でうたた寝をしたり、のんびり気ままに過ごせました。
<エギナ島のアフェア神殿>
<聖ネクタリオス修道院>
<ブズーキの演奏>
ギリシャは晴天率が高い国だと言われています。私のギリシャ滞在の7日間で雨が降ったのは、たった1日だけ。他の日は、快晴または、晴れ時々くもり。確かに晴天率は高かったです。雨の日はパルテノン神殿や古代アゴラを観光していました。アテネの街の中心
地の中の中心にありますので、地下鉄を使っても、徒歩のみでも簡単に観光が可能です。
9月末だったので夏のピークは過ぎてはいましたが、どこへ行っても観光客でいっぱい。サントリーニ島でもメインストリートは多くの観光客が行き交い、活気に溢れていました。いくつかのホテルに見学希望を伝えていたものの、ほぼすべての部屋が予約済みで、部屋の中を見られたのはごくわずかでした。
<ゴージャス感が溢れ出るサントリーニの豪華ホテル>
<イア(サントリーニ島)のメインストリート>
<大規模修復中のパルテノン神殿>
<古代アゴラのテセウス神殿>
ギリシャの観光産業は、経済危機の国にありながらも大盛況でした。
<韓国人経営の韓国料理店>
最後に・・・。ギリシャ料理はおいしかったものの、アジアの味がどうしても恋しくなります。そんな時は、アテネのプラカ地区に行きましょう。そこにはいろんな国のレストランがあります。私は、韓国料理レストランに行って、シーフードプルコギ、キムチチゲを
いただきました。落ち着きました。
おススメスポット
・シップレックビーチ ★★★★★
息をのむ美しさです!
・ギリシャ料理 ★★★★★
肉料理も充実していますし、特にシーフードが日本人の口に合います。
・ギリシャのお酒 ★★★★★
ワインの産地なので種類もたくさん。ビールも旨い!
・各種洞窟ツアー ★★★★★
透き通ったブルーの海が綺麗
・エーゲ海1デイクルーズ ★★★★★
朝から晩まで1日たっぷり楽しめる
- トルコの歴史ある景色を巡る旅
-
エリア:
- 中近東>トルコ>カッパドキア
- 中近東>トルコ>パムッカレ
- 中近東>トルコ>ボドルム
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 温泉・露天風呂
- 投稿日:2016/01/05 13:52
イスタンブールで国内線に乗り継ぎカイセリ空港へ。ここから1時間ほどで深夜にカッパドキアへ到着です。翌朝、外に出てみると朝日に照らされた変な形の岩が周りにたくさん!奇岩だらけのギョレメの町中の洞窟ホテルなので、お部屋の中も外も岩だらけで、早くもカッパドキアを満喫。
町の周りには更に奇岩がたくさんです。
ガイドさんはキノコ岩と呼んでいましたが、小さな家のようにも見える気がします。
上と下の黒いところは固い玄武岩で、真ん中の白いところは火山灰なので、火山灰の部分だけ強い風で侵食されて、こんな不思議な形になったそうです。
ラクダ岩、これは持って帰りたいくらいかわいい。
カッパドキアの地下には幾つもの地下都市が眠っているといわれていて、その中で最も大きいカイマクル地下都市に入ってみます。地下5階まであって、ワイナリーや石の扉も残っているし、頭をぶつけないように細い道を降りていくのは、探検気分でとても楽しいです。
ランチはトルコ料理店で。壺焼きケバブは壺を開けるのをテーブルで見せてくれるので見た目も面白いです。
一言でケバブと言っても、他に串刺しのシシケバブや、あのぐるぐる回っているドネルケバブ、さらにはお肉も牛、鶏、羊と様々。
夕方にはローズバレーの夕陽をみるのが鉄板。カッパドキア産のワインを飲みながら、夕陽で奇岩の色が変わっていくのを眺めるのはとても贅沢。です。
翌日はまずコンヤへ向かいます。その途中でキャラバンサライに立ち寄り、4時間くらいでコンヤ到着。
白いスカートをひらひらさせながら、くるくる回る踊りで、神との一体化を目指すメフレヴィー教団。その創始者メブラーナの霊廟やモスクなどが、博物館になっています。
色鮮やかな壁の装飾や様々なコーランが楽しく、見ごたえがあります。預言者ムハンマドのあごひげが入った箱もあるんです。
箱の中身は断食明けのお祭りの3日間だけ公開されるそうで、箱は閉まったまま。見られないと言われると、どんなひげが入っているのか気になってしまいます。
コンヤは「ピデ」と呼ばれるピザが美味しい街。薄い生地にジューシーなお肉がたっぷり。トルコ人はヨーグルトが大好きで、塩気のあるヨーグルトドリンク、アイランもよく見かけます。
ここからさらに車で6時間、何度かチャイ休憩を挟み、パムッカレに到着です。
パムッカレと言えば石灰棚。石灰を含む温泉が流れる途中で、結晶化して台地が白くなったものです。雪山のように白い台地を横目にホテルへ。今夜のホテルにも温泉があります。ここパムホテルはニコラスケイジも撮影で宿泊したのだとか。
翌朝、いざ石灰棚へ。このエリアにはヒエラポリスの遺跡があちこちに残されていて、遺跡や木々の間から白い景色が見えてきます。わくわく。近付くと真っ白の地面が段々畑の形に広がっています。小学校の校庭に引く白いラインと同じで、本当に真っ白。
石灰棚に入れる場所もちゃんとあります。そっと裸足で入ると、お湯はあたたかくて、地面は結構ゴツゴツしています。白いところは滑りやすいので、一歩ずつ確かめながら進みます。以前はもっとあちこちで、青いお湯がたっぷりと溜まっていたそうですが、近くに温泉ホテルができて、お湯がかなり少なくなってしまったそうです。が、甘くみていました。予想以上に深かったのです。
お湯が入っているのはこの区画だけだったのですが、この棚にはパステルブルーのお湯が1番溜まっていて、膝くらいまで。スカートが少し濡れてしまったけれど、たぷたぷのお湯に余計にはしゃいでしまいました。
石灰棚を辿って進むと、パムッカレ温泉が見えてきます。ローマ時代の遺跡がごろごろ転がっている温泉で、柱の上に座ったり、歩いたりしながら青い温泉を楽しめる贅沢な観光スポット。意外と水深が深い場所もあって、歩く時は要注意です。見るだけでも楽しいですが、せっかくなので入ってみるのがおすすめです。水着とタオルをお忘れなく。
麓の湖にはカモがいてかわいい。
パムッカレを存分に楽しんだら、エフィソス遺跡へ。車で3時間くらいです。
広大な土地に古代ギリシャの都市が残るエフェソス遺跡。2万人も収容できる大劇場や神殿、図書館、公衆浴場やトイレまで残っていて、あちこちで古代の人々の暮らしを垣間見ることができます。保存状態も良く、フレスコ画やモザイクも綺麗に残っています。
特に面白いのが売春宿。当時の利用客がこっそり利用できるよう、図書館からの地下通路が作られたそうです。
また、地面にこんな足の形が彫られていて、これは広告なのだとか。
靴屋さんか足つぼマッサージかと思いきや、売春宿の広告だそうです。それぞれ、左足は"左側にある"、左上のハートが"あなたの欲しいもの"、右側の小さな足が"可愛い女の子"、その下の四角が"お金が必要"という意味だそうです。わざと分かりにくくしていたのか、勿論歴史や文化の違いもありますが、古代人の読解力恐るべし。
ここから約3時間でエーゲ海&地中海リゾート、ボドルムへ。この辺りの沿岸部には幾つものリゾート地があり、港町ボドルムもその一つ。斜面に並ぶ真っ白の町並みが眩しく、ハーバーは一体何隻あるのかと思うほど、たくさんのクルーザーで埋め尽くされています。ここから近くのカラ島や、ギリシャのコス島、ロードス島へ渡ることもできます。ボドルム城からの眺めも抜群。
ボドルムは港町でビーチはそこまで綺麗ではないので、ビーチで泳ぐなら隣のギュンベットの町へ。ドルムシュと呼ばれるミニバスも出ています。ビーチにずらっとパラソルが並び、蒼い海が目の前!
所々でシリアからの難民を見かけることがありました。とても小さな子が困り果てて道端にしゃがみこんでいたり、助けを求めるボードを持っていたり。トルコから更にヨーロッパを目指しているのでしょうか。彼らの安全を祈るばかりです。
翌日は早起きして飛行機でイスタンブールへ。
カッパドキアやボドルムよりも、色々な人がたくさん!しかもこの日は日曜日なので、トルコ人の観光客も多く、クルーズやバザールは大勢の人でごった返している様子。そこで予定変更して旧市街を観光することに!
☆ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミー)
ミナレットが6本もあり、たくさんの輝くステンドグラスとブルーのイズニックタイルがとても綺麗。
☆ヒッポドローム
ブルーモスクの横の広場はヒッポドローム、かつての競技場です。ここにはコンスタンティヌス7世のオベリスク、蛇の柱、テオドシウス1世のオベリスクと、3本の柱が建っているのです。3つ目のテオドシウス1世のオベリスクは、エジプトのカルナック神殿から持ってきてしまったのです。トトメス3世のオベリスクなのに。
ヒエログリフもくっきり残っていて、カルナック神殿に返してくれても良いと思うのですが。でもトルコに来てカルナック神殿の一部が見られたのは良かったです。
☆トプカプ宮殿。
謁見の間や幾つものお庭など広大な敷地で、ボスポラス海峡を見渡せる丘の上に建てられているのでとても見晴らしが良いのです。ハレムや宝物館は常に長蛇の列。世界最大のエメラルドや86カラットのダイヤなど、見応え抜群です。
☆アヤソフィア
「ビザンチン建築の最高傑作」と言われるアヤソフィア。ビザンチン帝国時代に教会として建てられ、その後ローマ・カトリック教会として使われましたが、オスマン帝国の時代にはモスクとして改修され、現在は博物館という歴史を積み重ねてきた建物です。イスラムでは偶像崇拝が禁止されているため、キリスト教時代のモザイク画は上から塗り固められ、ミナレットを建てて、アッラーやカリフ達の名前を装飾したカリグラフィーが飾られました。元が教会なのでメッカの方角を示すミフラープは建物の正面から少しずれてしまっています。
現在ではモザイク画が修復され、キリスト教とイスラム教の混在したアヤソフィアならではの光景がみられるようになっています。
翌日こそはバザールでお買い物です。グランドバザールはものすごい広さで、あれこれ見ていたら迷ってしまいそう。日本語で話しかけてくる店員さんもたくさんいます。ここで下見して、価格帯が安いエジプシャンバザールで本格的にお土産探し。魔除けのナザールや陶器、色とりどりのランプや香辛料、あまーいお菓子も揃っています。
お砂糖入りのお菓子は賞味期限が短かくお土産には向きませんが、ハチミツ入りのお菓子なら短くても1ヶ月くらいはもつし、量り売りで好きな量をビニールでピッタリ個装してくれるので、日本でもバクラワやカダイフといったトルコスイーツが食べられます。
ボスポラス海峡のクルーズで眺めを楽しんだら、ガラタ橋をくぐってアジア側に渡り、カドキョイの街へ。
八百屋さん、お魚屋さんもあり、地元の人々の生活する街。
最近注目が高まっていて、レストラン街には人気のお店も多く、アンティークショップが並ぶ通りもあり、可愛らしいトラムバイが走っています。
ヨーロッパ側からはフェリーで30分くらい、ボスポラス海峡の景色を楽しみながら行くこともできるし、地下鉄と海底トンネルなら10分くらいで便利に渡ることもできます。
最近はイスラーム国の報道を見て、トルコは危険だと思っている人も多いようですが、もちろんそっちの国境近くに行く訳でもないので、実際のところ今回の旅でそういった危険を感じるところはありませんでした。変わった事といえば、シリア難民を見かけたことくらいです。
トルコは広く行っていない街もまだまだあるし、現地で出会えたたくさんの優しい人達にまた会いに来たいなと思います。
オススメ度
カッパドキア ★★★★★・・・様々な奇岩や地下都市など、独特の景色は外せない見所!
パムッカレ ★★★★★・・・真っ白の石灰棚は一見の価値あり
ボドルム ★★★★・・・エーゲ海リゾートでトルコのヨーロッパ風な楽しみ方
イスタンブール ★★★★★・・・数日では見きれないほど、言わずと知れた見所満載の街。
(2015年9月 増田里紗)
- 「インドネシア女子旅☆ 〜5割ジャングル・4割遺跡・1割ビーチとバリ舞踊〜」
-
エリア:
- アジア>インドネシア>ジョグジャカルタ
- アジア>インドネシア>バリ島
- アジア>インドネシア>タンジュンプティン国立公園[カリマンタン島]
- テーマ:ビーチ・島 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2016/01/04 16:46
インドネシアといえば、なにが思い浮かぶでしょう。
ボロブドゥール遺跡、バリ島、ビーチ、白い砂浜、透明な海・・・
知識の乏しい私は、インドネシアの出張が決まってからそんなイメージしか思い浮かべられていませんでした。
しかし、いざ日程表を見ると、「ジャングル」の文字が・・・しかも、ボート泊!
ジャングルなんて行った事もなく、しいて行ったことがあるとすれば、夢の国のジャングルクルーズくらいだった私。
一体どんなものを持って行ったらいいのか分からず、一瞬頭の中をよぎった、世界ふしぎ発見の草野くん人形を想像しながら空港へと向かいました。
ジャカルタ1泊→カリマンタン島2泊→ジョグジャカルタ3泊→バリ1泊という9日間の行程でインドネシアを探検してきました。
●カリマンタン島●
日本からジャカルタまでは直行便でおよそ7時間。
この日は翌日のカリマンタン島へ向けジャカルタで1泊。
アマリスホテルは空港⇔ホテル間の送迎サービスがあり、空港からもラッシュ時を除けば10分足らずで着いてしまうので非常に便利です。
<2日目>
ジャカルタから国内線カルスターエアにてカリマンタン島へ移動し、そこからタクシーに乗って20分ほどでクマイ港に到着。
そこからボートに乗り換えて、いざ2泊3日のジャングルクルーズのはじまりはじまり。
今回宿泊するボートは2階建てで、2階にはテーブルとイス、ベッド、船の先端にはデッキチェアがあり、1階にはキッチン、バス&トイレ、洗面台、エアコン付きの寝室が備えられています。
意外にも設備がしっかりしていてびっくりしましたが、なにより驚いたのはこの船の乗客が私だけということ。
私以外に一緒に乗り込んだのは、私専用のガイドさん、コックさん、2人の操縦士さんのみです。
朝食は7時、ランチは12時、ディナーは19時。一応決まってはいますが、時間を変更してもらうことも可能ですし、またシャワーも好きなときに浴びられます。
また、乗客の人数に合わせてドリンクを積み込んでいるので、飲み物の心配もありません。
クマイ港を出発しておよそ1時間、船はスコニャール川に入ります。ここがタンジュン・プティン国立公園の入り口です。
この国立公園では、カリマンタン島とスマトラ島にしか生息していない野生のオランウータンをはじめ、カリマンタン島固有種のテングザル、クロコダイルをはじめとする希少動物の数々、その他多くの野生動物を観察することができます。
日が暮れるとあたりは真っ暗で唯一の光はボートの進行方向を照らすライトのみ。
川の両サイドには木々が生い茂っており、夜になるとホタルがたくさん集まる、クリスマスツリーのようなキラキラした木があちこちで見られます。
そのホタルの木のそばに船を停め、ディナータイム。
エンジンを止めると聞こえるのは、川のかすかな水の音と、野生動物たちの声。
電気をつけると虫が寄ってきてしまうので、キャンドルの灯りの中でご飯を食べます。
そしてディナーのあとは、デッキチェアに寝転がって星空鑑賞です。
プラネタリウムにでも来たかのような満天の星空で、視界に収まりきらない星達にうっとりするのでした。
<3日目>
6:00 エンジンのかかる音とともに起床。
朝食を食べながらキャンプ・リーキーに向けて2時間ほど船を走らせていると、
突然船が減速。ガイドさんが森の方を指差して「サル!サル!」と教えてくれました。
ピノキオみたいに鼻が長いおサルさんを見つけました。テングザルさんです。
セクシーな座り方。
ジャングルではこうした突然の遭遇が頻繁に起きるので、そのたんびにわくわくしっぱなしです。
ひとつめの村、タンジュンハラパンへ到着して歩いて15分ほどすると、オランウータンの餌付け場に着きます。
ベンチにて待機していると、待望の彼らがのこのこやってきてくれました。
バナナとミルクを勢いよくほおばり、ミルクが鼻に入っちゃった姿がなんとも愛おしい。
人慣れしているのもいれば、警戒して後ろを向いて食べているものもいたり。
オランウータンに触ることは禁止されているので、少し距離をあけての見学になりますが、それでも迫力は存分に伝わってきます。
見学後はぐるっと1周してボートへ戻り、ランチを食べながら次の村へ。
13:00 キャンプリーキーへ到着。
また20分ほど森の中を歩き、オランウータンの餌付け場へ行きます。
ガイドさんが大声で鳴き真似をすると、森のあちこちからオランウータンがやってきます。
親子連れも、ボスも、サルもいました。
ボートへ戻り、クマイ港に向かいつつ、本日の停泊所を探します。
●ジョグジャカルタ●
船は無事にクマイ港へ戻り、空港へ。
ジャカルタを経由してジョグジャカルタへ向かいます。
空港から車で約1時間30分、マノハラホテルに到着です。
ジョグジャカルタといえば、世界遺産のボロブドゥール遺跡。その遺跡内にある唯一のホテルがマノハラホテルです。
遺跡内を何度も行ったり来たりできるフリーパスもついているので、遺跡観光をどっぷり満喫したい人にとっては非常に便利です。
大人気のボロブドゥール・サンライズツアーの基点にもなっていて、ここからなら徒歩5分ほどで着いてしまうので、楽ちんです。
<5日目>
ボロブドゥールの日の出鑑賞のため、4時起床、5時出発。
まだ暗いので懐中電灯を持って遺跡内を歩きます。
5:30頃 若干霧がかっていながらも、美しいご来光を見ることができました。
朝日を迎えたあとは、いったんホテルに戻って朝食を取って、また遺跡観光へ繰り出します。
ボロブドゥールは無の世界の象徴と呼ばれ、回廊のレリーフはきめ細やかで繊細です。
修学旅行中の生徒たちとたわむれるの巻。
午前中みっちり観光したあとのお昼は、アマンジヲにてランチです。
世界中のセレブが泊まる超高級リゾート。遺跡のように森と一体化した造りになっており、ボロブドゥール寺院を模したデザインの建物が特徴です。一見近づきがたいですが、ランチのみ利用する人も多く、旅行者の間では話題のスポットになっているようです。
日本語のランチメニューの用意もあるので、なにを頼んだらいいか分からない〜なんてことにならず、安心です。
天気が良い日は遠くにボロブドゥール遺跡が見られるので、眺めも最高。
●ソロ●
今日はジャワ島中心部、日本でいう奈良のような街並みのソロへ向かいます。
ボロブドゥールからソロまでは車で2時間半ほどです。
1757年にソロ王国の、初代マンクヌゴロ王がオランダ植民地政府の力を借りて建設した、開放的なジャワ建築様式のマンクヌガラン王宮。
現在は博物館になっていて、王族が身に着けていた貴金属や装飾品など、幅広いコレクションが展示されています。
マンクヌガラン王宮のすぐそばにあるトリウィンドウ市場。
骨董品を扱う店舗がずらりと並んでいます。インドネシア伝統の木彫りの人形やアンティークがそろっていて、レトロなものがいっぱい。掘り出し物が見つかるかもしれません。
ジョグジャカルタラウ山(3,265m)の中腹にあるスクー寺院。
「性の結合」を象徴とするものが多数残っており、またの名をエロティック寺院ともいうそうです。
真ん中の細い階段は、産道を表してるんだとか。
●ジョグジャカルタ●
プランバナン遺跡は、かつてこの地を治めていた、ヒンドゥー教国マタラム朝と仏教王国シャイレンドラ王朝のふたつの文化が融合して建てられた世界文化遺産です。
中心寺院であるロロ・ジョングラン寺院には、破壊の神であるシヴァ、戦いと勝利の女神であるドゥルーガ、富の神様であるガネーシャの像がそれぞれ祀られています。
●バリ島●
旅の締めくくりはバリ島へ!
まずはクタから車でおよそ1時間。
タジュンベノアビーチでマリンスポーツ体験です。
更衣室、ロッカールームの設備はもちろん、ランチも食べられるとあって、
たくさんの旅行者で賑わっていました。また日本語スタッフや日本語を話せるスタッフがいるので、日本人にも人気のスポットになっています。
今回はジェットスキーとパラセーリングを体験しました。
そこから1時間30分ほどかけてウブドへ。
ウブドといえばライステラス。天気が良かったので、遠くまで見渡せましたが、
今の時期は稲を植えていないので、見ごろではないとのこと。
ウブドのビーチ沿いはお店がたくさんありますが、クタのレギャン通りは日本の原宿並みに栄えています。
ライステラスを眺めながらナシゴレンと、ミーゴレンを堪能したあとは、バリ舞踊のレッスンを受けます。
まずは伝統衣装に着替えます。
好きなデザインのものを自分で選んで、着付けしてもらったあとは、ヘアメイクをしてもらいます。
レッスン場はライステラスを見渡せる場所にあって、清清しさ満点です。
今回教わったのは、ペンネダンスというウェルカムダンスで、バリ舞踊の中で一番初心者向けの踊りです。
身体だけでなく目も動かしたり、あごを突き出したり、初歩的なダンスといっても難しかった・・・
ジャングル、遺跡、ビーチ、バリ舞踊。
インドネシアの魅力を120%堪能した旅でした☆
<キャンプリーキー>★★★★★
本物のジャングルクルーズを楽しみたい方には絶対絶対おすすめ!
<ボロブドゥール>★★★★
朝日を浴びるストゥーパは感動的。
<バリ舞踊レッスン>★★★★★
衣装もメイクもプロ仕様!女子におすすめです。
(2015年5月 酒井優紀)
ボロブドゥール遺跡、バリ島、ビーチ、白い砂浜、透明な海・・・
知識の乏しい私は、インドネシアの出張が決まってからそんなイメージしか思い浮かべられていませんでした。
しかし、いざ日程表を見ると、「ジャングル」の文字が・・・しかも、ボート泊!
ジャングルなんて行った事もなく、しいて行ったことがあるとすれば、夢の国のジャングルクルーズくらいだった私。
一体どんなものを持って行ったらいいのか分からず、一瞬頭の中をよぎった、世界ふしぎ発見の草野くん人形を想像しながら空港へと向かいました。
ジャカルタ1泊→カリマンタン島2泊→ジョグジャカルタ3泊→バリ1泊という9日間の行程でインドネシアを探検してきました。
●カリマンタン島●
日本からジャカルタまでは直行便でおよそ7時間。
この日は翌日のカリマンタン島へ向けジャカルタで1泊。
アマリスホテルは空港⇔ホテル間の送迎サービスがあり、空港からもラッシュ時を除けば10分足らずで着いてしまうので非常に便利です。
<2日目>
ジャカルタから国内線カルスターエアにてカリマンタン島へ移動し、そこからタクシーに乗って20分ほどでクマイ港に到着。
そこからボートに乗り換えて、いざ2泊3日のジャングルクルーズのはじまりはじまり。
今回宿泊するボートは2階建てで、2階にはテーブルとイス、ベッド、船の先端にはデッキチェアがあり、1階にはキッチン、バス&トイレ、洗面台、エアコン付きの寝室が備えられています。
意外にも設備がしっかりしていてびっくりしましたが、なにより驚いたのはこの船の乗客が私だけということ。
私以外に一緒に乗り込んだのは、私専用のガイドさん、コックさん、2人の操縦士さんのみです。
朝食は7時、ランチは12時、ディナーは19時。一応決まってはいますが、時間を変更してもらうことも可能ですし、またシャワーも好きなときに浴びられます。
また、乗客の人数に合わせてドリンクを積み込んでいるので、飲み物の心配もありません。
クマイ港を出発しておよそ1時間、船はスコニャール川に入ります。ここがタンジュン・プティン国立公園の入り口です。
この国立公園では、カリマンタン島とスマトラ島にしか生息していない野生のオランウータンをはじめ、カリマンタン島固有種のテングザル、クロコダイルをはじめとする希少動物の数々、その他多くの野生動物を観察することができます。
日が暮れるとあたりは真っ暗で唯一の光はボートの進行方向を照らすライトのみ。
川の両サイドには木々が生い茂っており、夜になるとホタルがたくさん集まる、クリスマスツリーのようなキラキラした木があちこちで見られます。
そのホタルの木のそばに船を停め、ディナータイム。
エンジンを止めると聞こえるのは、川のかすかな水の音と、野生動物たちの声。
電気をつけると虫が寄ってきてしまうので、キャンドルの灯りの中でご飯を食べます。
そしてディナーのあとは、デッキチェアに寝転がって星空鑑賞です。
プラネタリウムにでも来たかのような満天の星空で、視界に収まりきらない星達にうっとりするのでした。
<3日目>
6:00 エンジンのかかる音とともに起床。
朝食を食べながらキャンプ・リーキーに向けて2時間ほど船を走らせていると、
突然船が減速。ガイドさんが森の方を指差して「サル!サル!」と教えてくれました。
ピノキオみたいに鼻が長いおサルさんを見つけました。テングザルさんです。
セクシーな座り方。
ジャングルではこうした突然の遭遇が頻繁に起きるので、そのたんびにわくわくしっぱなしです。
ひとつめの村、タンジュンハラパンへ到着して歩いて15分ほどすると、オランウータンの餌付け場に着きます。
ベンチにて待機していると、待望の彼らがのこのこやってきてくれました。
バナナとミルクを勢いよくほおばり、ミルクが鼻に入っちゃった姿がなんとも愛おしい。
人慣れしているのもいれば、警戒して後ろを向いて食べているものもいたり。
オランウータンに触ることは禁止されているので、少し距離をあけての見学になりますが、それでも迫力は存分に伝わってきます。
見学後はぐるっと1周してボートへ戻り、ランチを食べながら次の村へ。
13:00 キャンプリーキーへ到着。
また20分ほど森の中を歩き、オランウータンの餌付け場へ行きます。
ガイドさんが大声で鳴き真似をすると、森のあちこちからオランウータンがやってきます。
親子連れも、ボスも、サルもいました。
ボートへ戻り、クマイ港に向かいつつ、本日の停泊所を探します。
●ジョグジャカルタ●
船は無事にクマイ港へ戻り、空港へ。
ジャカルタを経由してジョグジャカルタへ向かいます。
空港から車で約1時間30分、マノハラホテルに到着です。
ジョグジャカルタといえば、世界遺産のボロブドゥール遺跡。その遺跡内にある唯一のホテルがマノハラホテルです。
遺跡内を何度も行ったり来たりできるフリーパスもついているので、遺跡観光をどっぷり満喫したい人にとっては非常に便利です。
大人気のボロブドゥール・サンライズツアーの基点にもなっていて、ここからなら徒歩5分ほどで着いてしまうので、楽ちんです。
<5日目>
ボロブドゥールの日の出鑑賞のため、4時起床、5時出発。
まだ暗いので懐中電灯を持って遺跡内を歩きます。
5:30頃 若干霧がかっていながらも、美しいご来光を見ることができました。
朝日を迎えたあとは、いったんホテルに戻って朝食を取って、また遺跡観光へ繰り出します。
ボロブドゥールは無の世界の象徴と呼ばれ、回廊のレリーフはきめ細やかで繊細です。
修学旅行中の生徒たちとたわむれるの巻。
午前中みっちり観光したあとのお昼は、アマンジヲにてランチです。
世界中のセレブが泊まる超高級リゾート。遺跡のように森と一体化した造りになっており、ボロブドゥール寺院を模したデザインの建物が特徴です。一見近づきがたいですが、ランチのみ利用する人も多く、旅行者の間では話題のスポットになっているようです。
日本語のランチメニューの用意もあるので、なにを頼んだらいいか分からない〜なんてことにならず、安心です。
天気が良い日は遠くにボロブドゥール遺跡が見られるので、眺めも最高。
●ソロ●
今日はジャワ島中心部、日本でいう奈良のような街並みのソロへ向かいます。
ボロブドゥールからソロまでは車で2時間半ほどです。
1757年にソロ王国の、初代マンクヌゴロ王がオランダ植民地政府の力を借りて建設した、開放的なジャワ建築様式のマンクヌガラン王宮。
現在は博物館になっていて、王族が身に着けていた貴金属や装飾品など、幅広いコレクションが展示されています。
マンクヌガラン王宮のすぐそばにあるトリウィンドウ市場。
骨董品を扱う店舗がずらりと並んでいます。インドネシア伝統の木彫りの人形やアンティークがそろっていて、レトロなものがいっぱい。掘り出し物が見つかるかもしれません。
ジョグジャカルタラウ山(3,265m)の中腹にあるスクー寺院。
「性の結合」を象徴とするものが多数残っており、またの名をエロティック寺院ともいうそうです。
真ん中の細い階段は、産道を表してるんだとか。
●ジョグジャカルタ●
プランバナン遺跡は、かつてこの地を治めていた、ヒンドゥー教国マタラム朝と仏教王国シャイレンドラ王朝のふたつの文化が融合して建てられた世界文化遺産です。
中心寺院であるロロ・ジョングラン寺院には、破壊の神であるシヴァ、戦いと勝利の女神であるドゥルーガ、富の神様であるガネーシャの像がそれぞれ祀られています。
●バリ島●
旅の締めくくりはバリ島へ!
まずはクタから車でおよそ1時間。
タジュンベノアビーチでマリンスポーツ体験です。
更衣室、ロッカールームの設備はもちろん、ランチも食べられるとあって、
たくさんの旅行者で賑わっていました。また日本語スタッフや日本語を話せるスタッフがいるので、日本人にも人気のスポットになっています。
今回はジェットスキーとパラセーリングを体験しました。
そこから1時間30分ほどかけてウブドへ。
ウブドといえばライステラス。天気が良かったので、遠くまで見渡せましたが、
今の時期は稲を植えていないので、見ごろではないとのこと。
ウブドのビーチ沿いはお店がたくさんありますが、クタのレギャン通りは日本の原宿並みに栄えています。
ライステラスを眺めながらナシゴレンと、ミーゴレンを堪能したあとは、バリ舞踊のレッスンを受けます。
まずは伝統衣装に着替えます。
好きなデザインのものを自分で選んで、着付けしてもらったあとは、ヘアメイクをしてもらいます。
レッスン場はライステラスを見渡せる場所にあって、清清しさ満点です。
今回教わったのは、ペンネダンスというウェルカムダンスで、バリ舞踊の中で一番初心者向けの踊りです。
身体だけでなく目も動かしたり、あごを突き出したり、初歩的なダンスといっても難しかった・・・
ジャングル、遺跡、ビーチ、バリ舞踊。
インドネシアの魅力を120%堪能した旅でした☆
<キャンプリーキー>★★★★★
本物のジャングルクルーズを楽しみたい方には絶対絶対おすすめ!
<ボロブドゥール>★★★★
朝日を浴びるストゥーパは感動的。
<バリ舞踊レッスン>★★★★★
衣装もメイクもプロ仕様!女子におすすめです。
(2015年5月 酒井優紀)
- 最新!モルディブ極上リゾート情報★
-
エリア:
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2016/01/04 16:25
今回現地オペレーターさんよりご招待いただき、モルディブにできた新しいリゾートをいくつか視察に行って参りました。
今回視察したのはアミラフシ、ロアマリゾート、サマーアイランドリゾート、マーリフシバイコモの4件。モルディブでのリゾートを楽しむうえで、やはりリゾート選びは大切。素敵なリゾートばかりでしたので、これからモルディブのご旅行をお考えの方に少しでもご参考になればと思います。
◆◆アミラフシ◆◆
2014年12月にオープンしたばかりの今注目のリゾート「アミラフシ」。
マーレからは水上飛行機で30分、もしくは国内線で15分+スピードボートで10分のところにあります。
今回私たちはスリランカ航空でマーレ空港に到着。マーレ空港には国内線用のラウンジがあるので、国内線の時間までラウンジで休憩。軽食やドリンクがあるだけでなく、Wifiも無料で使え、さらにスパやキッズルームまでもあり時間を持て余すことなく過ごすことができます。(リゾートによっては専用ラウンジのあるところもあります。)
23時の国内線に乗り、空港到着後そこからさらにスピードボートで移動。スピードボート内は座り心地の良いソファ席でクッションまでもあり、なんと海の上でWifiも使えてしまうという、私が抱いていたスピードボートの概念が覆りました。気持ち良い夜風に吹かれながら空を見ると満点の星空で、ここから一気にリゾートの夢の世界へと吸い込まれました。
アミラフシではリゾートタイムが適用されており、マーレよりも1時間の時差があります。到着は現地深夜1時頃。長時間移動に疲れていましたが、お部屋に入ってその疲れが吹っ飛びました。
今回宿泊させていただいたお部屋は「オーシャンリーフハウス」。
「アミラフシ」とは現地の言葉で「Your Island Home」を意味し、まさに自分の家にいるかのような心地よい滞在をコンセプトとされています。そのため、お部屋のカテゴリーも他のリゾートのように「ヴィラ」や「バンガロー」などという言葉をあえて使わず、全て「ハウス」と呼んでいます。私が泊まったオーシャンリーフハウスは250平米の広さがあり、お部屋の真ん中には大きなダブルベッド、ベッドとソファそれぞれの前に大きなテレビ(計2台)、オープンのバスタブにダブルの洗面台、エスプレッソマシンやティーマシンも完備。一人にはとても贅沢すぎるお部屋でした。
ベッドには「おかえり」とのメッセージが
翌日目を覚ますと、とっても素敵な光景が目の前広がっています。これが現実なのかまだ夢の中なのかほっぺをつねりながらうっとりとこの光景を眺めていました。
お部屋を出ると、バギーが迎えに来てくれ朝食のレストランへ向かいます。滞在中はバトラーサービスが付いているので困ったことがあっても安心です。
朝食は「BAZAAR」で海を眺めながら。BAZAARは5つのレストランから成るコンプレックスレストランで、好きなレストランのメニューを好きな場所で注文し、好きな場所で食べることができます。お部屋にもiPadが置いてあり、お部屋からの注文も可能です。
BAZAAR内「FRRSH」
海を眺めながらの朝食
BAZAAR内「TAPAS」
BAZAAR内」「BAR」
アミラフシでの宿泊の特典としてスパが1日1回無料で付いています。50分のメニューの中から好きなメニューを選ぶことができます。この日は「ジェットラグ」という旅の疲れをとってもらえるマッサージを受けました。気持ち良すぎて、最後の方の記憶がありません。。。
スパの後は海でウォータースポーツ!なんと、ダイビング以外のウォータースポーツ(ジェットスキー、シーボブ、ファンチューブ、ウィンドサーフィン、カタマラン、カヌー、スタンドアップパドルボード)も無料で楽しめるのです。この日私たちはジェットスキーをして楽しみました。
その後サンセットバーで夕日を眺めながら特製カクテルを作ってもらいリラックス。モルディブの夕日は本当に綺麗でこのサンセットバーはハネムナーにもとてもおすすめ!静かでとてもロマンチックです。
日が沈んだ後は夕食の時間。オーストラリアのカリスマシェフ、ルークマンガン氏が手がけるレストラン「LONU BY LUKE MANGAN」はアミラフシ一押しのレストランです。
和牛ステーキ
味はどの料理もほっぺがとろけ落ちそうな程美味。日本にも東京に一店舗、丸ノ内にマンガン氏のお店があるらしいので、帰国後絶対に行こう!と決めました。
翌日の朝、チェックアウトまでの時間に「海に入りたい!」ということでアミラフシの近くにあるブルーホールへ行くことに。ボートで2,3分程行き、そこからシュノーケルでブルーホールを目指します。
シュノーケルでブルーホールへ!!
途中で大きなウミガメを発見!!!
あまり上手く写真が撮れず残念。。ウミガメはブルーホールの中にいることが多いそうで、こんなに近くでウミガメが泳いでいるのを初めて見ることができとてもラッキーでした。この辺りには綺麗な魚もたくさんいます。
ずーっとこの夢のような世界にいたかったけど、あっという間にタイムアウト。
ホテルに戻りチェックアウトをし、後ろ髪をひかれながらアミラフシを後にしました。
アミラフシのスタッフの方々
◆◆ロアマリゾート◆◆
続いて視察に訪れたのがロアマリゾート。
2015年1月15日にオープンしたてのほやほや最新リゾートです。モルディブでも随一の海のきれいさを誇るラー環礁で2つめのリゾート。まだ手つかずの海が保たれており圧倒的に綺麗な青い海と、100ヘクタールにも広がるハウスリーフ(サンゴ礁)がとにかくおすすめ。マーレから水上飛行機で45分、またはイフル国内空港からスピードボートで10分のところにあります。
ラア環礁はモルディブ最古の歴史が息づく場所で、かつては人が住んでいた形跡もあるそう。そんな場所にあるロアマリゾートのコンセプトは「ヘリテイジ」。伝統を継承するという意味があり、建築やアートにはモルディビアンデザインを取り入れた新しいスタイルとなっています。リゾート内にはモルディブ人アーティストが手がけた作品が並ぶ水上アート・ギャラリー兼博物館がリゾート内にあったり、室内にも彼らによる絵画が飾られていたりと、他のリゾートとは一線を画したユニークなリゾートです。
ロビーには展示物も
お部屋はビーチと水上合わせて全部で105室。きめ細やかな白砂が目の前に広がるビーチビラと、真っ青な海の上に並ぶ水上ビラ。どちらも捨てがたくとっても素敵です。またどのお部屋にもモルディブの伝統が取り入れられているのも魅力です。
ビーチビラ
ビーチビラの前に広がる白砂ビーチ
ビーチスイートはベッドルームとリビングルームが分かれており、広いプールとその前には真っ白な砂浜が広がっています。
リビングルーム
プール
ベッドルーム
バスルーム
水上のお部屋の内装は全て同じで、サンセット側か、サンライズ側か、の違いがあります。
海の上のハンモックもあります
そして、スパもおすすめ!
ベッドの下はガラスになっているので、海の中のお魚を眺めながらスパを受けることができます。
スパ
レストランは3つあり、その内の1つは寿司カウンターを擁する日本食レストラン。
今回この日本食レストランでランチをいただきました。なんと出てきたのはお刺身とお寿司、そしてお好み焼き!シェフは10年ほど日本に住んでいたことがあるらしく、関西人の私としてもお好み焼きの味は文句の付け所がないほど美味しかったです。こんな離島でこのソースの味が楽しめるとは。。。
リゾート内には手付かずの自然が残り、生い茂る緑と透き通る海の青さのコントラストがとても印象的でした。文化と自然、「モルディブらしさ」が詰まった極上のリゾートはいかがでしょうか?
◆◆サマーアイランドリゾート◆◆
この日の宿泊はサマーアイランドリゾート。気張らず気軽に宿泊できるカジュアルなリゾートです。北マーレ環礁に位置し、マーレからはスピードボートで50分、もしくは水上飛行機で10分です。1994年からあるリゾートですが、今年に入ってリノベーションをされたため、お部屋はとても新しく綺麗です。
スーペリアのお部屋には、ビスタとビーチ、バンガローがあります。
スーペリアビスタのお部屋は2階にあるため、バルコニーから最高の眺めを望むことができます。
1階がスーペリアビーチ、2階がスーペリアビスタ
スーペリアビスタ
スーペリアビスタからの眺め
スーペリアビーチは、お部屋からそのままビーチへアクセスできます。
スーペリアビーチ
お部屋には野外シャワーも
こちらはスーペリアバンガロー。ファミリーなどで宿泊する場合は2部屋を繋げることも可能です。
水上ビラのお部屋には、海を覗けるガラスがあったり、ジャグジーも付いています。
今回私が訪れた際はまだ出来上がっていませんでしたが、水上レストランもすぐオープン予定です。開放的で、夕陽を眺めながらのディナーも楽しめます。
もちろんダイビングセンターやスパもあります。
ゴージャスさはありませんが、カジュアルに気張らず、気軽にモルディブのリゾートを楽しみたい方にはお勧めのリゾートです。
◆◆マーリフシバイコモ◆◆
最後に宿泊したのはマーリフシバイコモ。マーレ空港から水上飛行機もしくは国内線で約1時間のところにあります。
お部屋はビーチと水上、それぞれ「スイート」と「ヴィラ」に分かれています。内装はどのお部屋もほぼ同じですが、スイートはベッドルームとリビングルームの間に壁がないためその分少し狭く、ヴィラはお部屋内に壁がありその分全体的には広くなっています。(水上スイートは約107㎡、水上ヴィラは約120㎡)
ウォータービラ
ウォータービラ
ウォータースイート
さすがはコモグループ、お部屋はとてもシンプル且つところどころにコモのセンスが光っており、また木のぬくもりが感じられるお部屋はとても落ち着きます。
ファミリービーチスイート
おすすめはこの大きなバスタブ!
水上のお部屋ではバスタブから海を臨むことができ、とても解放感があります。
また、アメニティはすべてコモシャンバラのものなのが嬉しいです。この大きなバスタブでゆっくりとその日の疲れを癒すことができます。
コモシャンバラのバスソルトとボディソープ
水上のお部屋には広いサンデッキにプールとくつろげる東屋、そして直接海へアクセスできる階段があります。
夜は日本食レストラン「タイ」にて。
ここには日本人のシェフがいるので、本格的な日本食が楽しめます。モルディブに来てまさかの日本食続きでしたが、ここで食べた日本食が一番でした。普段日本で食べる日本食よりも美味しいかも!?
このタイレストランにはバーもあり、夕陽の時間にはここでお酒を飲みながらゆっくりと過ごすこともできます。
翌朝、朝食はメインレストランにて。
メニューは通常メニューとコモ独自のメニューがあります。リゾート内には大きな畑があり、シェフがその畑で採れた食材を使って調理をしているため、料理はとてもフレッシュでヘルシー。
野菜とフルーツのスムージーがあったり、料理にもたくさんの野菜が使われているので、滞在していると身体の中から綺麗になれそう。
テーブルにはその日の日本のニュースまでありました。
そして、マーリフシで一番のおすすめは何といってもコモシャンバラのスパ。
セラピストは定期的にトレーニングを受けているので、熟練された腕が揃っています。
施術を受ける前に身体の状態などを診断用紙に記入。
お部屋はすべてビラタイプで、セラピストと一緒に自分のお部屋まで行きます。
コモシャンバラの香りに包まれ、全身とろけるようでした。コモシャンバラのスパは本当におすすめです!
そして、マーリフシでおすすめのエクスカーションはサンセットドルフィンクルーズ。
リゾートの周りにはたくさんのイルカが生息しており、90%以上の確率でイルカを見ることができます。ボートの下に手で触れそうなほど近くまでたくさんのイルカが来てくれます。今まで見たことない程たくさんのイルカを見ることができ、ひたすら興奮状態でした。笑
ボートでは軽食やドリンクもサービスしてくれます。ボートの上はソファになっているので、イルカを見た後はここでゆっくりとサンセットを楽しみます。
普段旅行では歩き回るのが好きな私はこういうリゾートでどうやって過ごせば・・と思っていましたが、お部屋の外でシュノーケルをしたり、プールで泳いだり、夕陽を眺めたり、エクスカーションに参加したり、ウォータースポーツを楽しんだり、お部屋でのんびりしたり、おいしいご飯を食べたりと、存分にリゾートを楽しんでしまいました。
ハネムーンに人気のモルディブですが、ダイバーはもちろんファミリー、女子同士にもおすすめできます。
日常生活に少し疲れたな、リラックスしたいな、という方は是非モルディブへ!日常を忘れさせてくれる楽園が待っています!
2015年5月 池田郁依
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