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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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チュニジア
日出づる国から日が沈む国へ マグリブ諸国、チュニジア・アルジェリア旅行記
エリア:
  • アフリカ>チュニジア>シディブサイド
  • アフリカ>アルジェリア>コンスタンチーヌ
  • アフリカ>アルジェリア>アルジェリアその他の都市
テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/03/23 14:30


チュニジア・ケロアンにて おそらくアラブの春のときの、センス抜群のグラフィティ



アルジェリアには至る所に2014年W杯で活躍したサッカー代表チームの広告が
ちなみにその時の監督は現日本代表のハリルホジッチ氏。アルジェリア人にどうだった?と聞くと口をそろえていい監督だったとのこと!


イスタンブール乗り継ぎの合間にちょっとだけ観光。時間の都合でブルーモスクとガラタ橋くらいしか行けなかったが。。(しかも早朝なので真っ暗)

この度、チュニジアとアルジェリアに行かせていただくことになった。
この2カ国と隣国モロッコの3カ国は、通称マグリブ諸国と呼ばれている。アラビア語で「日が沈むところ」という意味で、アラブの中心地イラクやエジプトなど(こちらは「日が昇るところ」マシュリク地域と呼ばれる)から見て西の果てにあるからついた地名とのこと。そういえば我が国日本も聖徳太子が遣隋使を送った頃から日出づる国と呼ばれているし、意味は正反対だけど似通った何かを感じる。
乗継ぎ地イスタンブールからチュニジアの首都チュニスまでのフライトでは隣の席がイスタンブールに嫁いだチュニス出身のベール美女で、興味があるのかずっと私に話しかけてくれた。人妻でしかもイスラム特有のベール着用とかなり保守的っぽいのに、見ず知らずの日本人にべらべら話しかけてくれるとは・・・。なんだかいいことが起こる気がするぞ、マグリブの旅。

<迷路のような魅惑の旧市街を歩く!チュニス、ケロアン、シディブサイド>

チュニジアは国土が小さいにも関わらずサハラ砂漠やローマ遺跡、スターウォーズの撮影で使われたマトマタの穴居住宅など魅力的な見所がいくつもあるけれど、今回は時間の関係で都市に重点をおいて観光することに。
チュニジアの都市で見逃せないのはなんといっても迷路のようなメディナ(旧市街)。特にチュニスは首都でありながら大規模で保存状態もいい中世のメディナが残っており、現在でもスーク(市場)や住居としてまだまだ現役。






マグリブ諸国の特徴、すっと伸びたミナレット(塔)を持つモスク


お菓子屋さんらしく甘い言葉で道行く女性に声をかける(たぶん)、店主のオヤジさん

ちなみにここで私が着ていたのは、チュニスにあるサッカーチーム、エスペランス・チュニスのユニフォーム。アフリカ王者として日本に試合しに来たこともある名門チームだ。軽い気持ちでユニフォームを買ったのだが、これを着て街を歩くと全く収拾がつかなくなることがあとで判明した。
というのもチュニスには巨人と阪神のように強烈なライバル関係があるチームがあり、片方のユニフォームを着ていると味方ファンからは「よく来たな日本人!」と歓迎され、敵ファンからは罵声を浴びせられる(というほどでもないのだが…)のだった。しかもチュニスっ子はほとんどどちらかのファンだから、とにかくあらゆるところで声をかけられることになる。


エスペランス・チュニスの旗を掲げて強力サポートする肉屋さん


ここの宝石屋では、なんと昔のチームの優勝写真を頂いてしまった。。

興味があったのとうまくスケジュールが合ったので実際にそのチームの試合を見に行ってみると、想像通りファンはかなり熱狂的。




やっぱり声をかけられまくったり写真を撮られまくったりしたので試合内容はほとんど覚えていないが…。

まるで中世のような街並みに、陽気で人なつっこいチュニスっ子。イスラム系旧市街フェチの私も大満足でありました。
では地方都市はどうだろう?ということで、チュニスからバスで2時間半のケロアンへ向かうことに。

ここはチュニジアのイスラム教の聖地で、イスラム世界でもメッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ4番目の聖地なのだとか。イスラム教が生まれたばかりの時代、アラビア半島から西へ攻めていったアラブ軍がここ拠点にイスラム教を広めていったのだ。当時住んでいたのは先住民のベルベル人がほとんどで宗教もキリスト教や多神教などだったので、ケロアンがなければ今のチュニジアやマグレブ諸国もなかったのかもしれない。






ここもやはり見事なメディナが残る。
そのメディナ内にあるのがチュニジア最古のモスクで世界遺産のグランドモスク。ここに最初にやってきたアラブ軍の将軍の名前をとってウクバモスクとも。






重々しい雰囲気の列柱はローマ遺跡から流用されたもの

ときどき観光客がやって来る以外は本当に静か。1000年以上も前にここに攻めこんできた、野心あふれるアラブ軍の姿を思い描いてみる。

最後に紹介するのが、チュニス近郊のシディブサイド。ここも旧市街が見所だが、チュニスやケロアンと違ったおしゃれな街並みが魅力。あのチュニス行きフライトで隣だったチュニジア美人も「チュニジアで一番美しい街なの!」と言っていた。


チュニスからは電車で行ける。30分乗って約50円!




白い壁と青の扉で統一された民家がどこまでも続く街並みは、やはり美しいとしか言いようがない。チュニジアというよりギリシャかイタリアかどこかの島に来たかのよう。


外国人はもちろん、国内観光客も多い。チュニスの都会の喧騒を離れて、この小さな街でほっと一息つきたい人が多いのかも。
最後にたどり着いたのがこの景色。美しい街の美しい夕日を眺めながら、カフェでチュニジア名物ミントティーを飲む。


日の沈む国で見る夕暮れ…。忘れられない景色になりそうだ。

<知られざるチュニジア食事情>

同じマグレブ諸国のモロッコ料理はタジンなど最近有名になっているが、チュニジア料理は日本ではまだまだマイナー。実際に食べてみると、まず出てくるのが「辛い」ということ。チュニジアはマグレブ諸国の中でも気候が涼しく、モロッコやアルジェリアより辛めの料理が多いそうだ。


モロッコなどでもおなじみのクスクス。やっぱり辛め

チュニジアならではの香辛料が、唐辛子のペーストにオリーブオイルなどを混ぜたハリッサ。これを入れることで辛さが決まる。


ファストフードの定番、サンドイッチ。やっぱりハリッサが入っていて辛い

とはいっても外国人観光客が多いチュニジアでは旅行者向けのレストランも多いので、辛い料理が苦手な方でも大丈夫かと思う。
地中海らしくオリーブが入った料理も多く、たいていの食堂やレストランではオリーブの漬け物を出してくれる。宗主国フランスの影響で、フランスパンも必ずと言っていいほど置いてある。


またチュニジア人はとにかくカフェが大好き。通りに面したオープンカフェでは、いつでもたくさんのおじさんやカップルがコーヒーを飲んでくつろいでいる。


一杯50円ほどと安いのが人気の理由かも

気になるアルコール事情について。
それほど宗教にうるさくない国と聞いていたのでどこに行っても飲めるのかと思っていたが、実はなかなか探すのが難しい。安食堂や多くのスーパーでは置いておらず、それなりのランクのレストランに行かなければ飲めないようだ。世俗派の政権が倒れたアラブの春以降状況が変わったのかも?
なんとか安く飲めるところを求めてチュニスの街中をふらふらしていると、オヤジさんたちが集まる酒場を発見。


ここの酒場は日本の居酒屋のようで大にぎわいだった。ただ外から見ると全然目立たず、やっぱり人目を避けて営業しないといけないのかも…。
そのうっぷんを飲みまくることで思いっきり晴らしているのか、お客さんも店員さんもとにかく陽気で外国人の私が入っても大いに歓迎してくれた。やっぱりお酒は国境を越える!

実は日本にもチュニジア料理店がいくつかあり、本格料理が楽しめる。チュニジア旅行を計画中の方は予習がてら行ってみては?きっとはまること間違いなし!

※チュニジアの治安状況については、2011年のアラブの春や2015年の襲撃事件などあまりいいイメージを持っていない方が多くいらっしゃるかもしれません。今回は完全フリープランの旅で移動手段も自分で手配しましたが、全く危険と感じることがなく、常識的なことに気をつけていれば治安のことは心配不要だと感じました(これはアルジェリアについても全く同じことが言えました)。現地人は親切な人が多く、見ず知らずの旅行者に優しく接してくれるところは私たちも見習うものがあるなあと思ったほど。ちなみに酒場で知り合ったチュニジア人曰く、アラブの春以降は経済状況が落ち込んでいるけどあとで良くなってくるはず。何より自由が得られたのが一番!とのこと。

<聖なる地、アルジェリア・ムザブの谷>

今回、絶対に行ってみたかったアルジェリアのムザブの谷。
ムザブの谷とは中心の町ガルダイアとその周辺のベニ・イスゲン、メリカ、ブー・ヌーラ、エル・アーテフの4つの村からなる地域で、町や村それぞれが他では見られないような独特のつくりをしている。丘にびっしりと家屋が立ち並び、てっぺんにはモスクのミナレット(塔)が天に突き刺すかのようににょきっと伸びている。フランスの有名建築家ル・コルビュジェもこの光景に感銘を受け、作品に影響を与えている。私もムザブの写真を最初に見たときの衝撃は忘れることができないほど強烈だった。


ベニ・イスゲンのパノラマ。世界のどこを探してもこの景色が見れるのはここだけ!

またムザブの谷はもうひとつユニークな点がある。それは中世から今まで、イスラムの戒律が厳しく守り続けられていること。
旅行者は、
・ガルダイアの市場を除き現地ガイド必須で、一人で町や村に入るのは禁止
・ガルダイアの市場以外での人物撮影禁止
・ガルダイア以外での宿泊、食事は禁止。飲酒も禁止
・既婚女性に話しかけることも接することも禁止
と禁止禁止のオンパレードで、「せっかくこんな遠い場所にまで来たのになあ。。」とボヤきたくなってしまうが、外界との接触を拒み、戒律が守られてきたからこそこの絶景や独自の生活様式が残っているわけだ。イスラム教の聖地とされる場所は世界に数あれど、ここもまた聖なる地と言えるのではと思う。
ちなみに世界的に主流のスンニ派でもシーア派でもないイバード派の信者が多く、この点もまた独特。他の宗派や民族と対立していたときの避難所として1000年以上も前から栄え、それゆえ今も厳格な戒律が守られ続けているのだ。
なお他にイバード派信者が多い地域はオマーン周辺ぐらい。


かわいい外観の、ムザブの玄関口ガルダイア空港

まずはエル・アーテフの村へ。ほかの村から離れたところにあるが、ムザブで最も古い村といわれる。






うーん、どこを撮っても絵になる景色。イスラム旧市街フェチにはたまらない!


ここはル・コルビュジェにインスピレーションを与えたとされる聖堂。


なぜか村の入口にいきなり動物園。このギャップもムザブの魅力のひとつ・・・なのか?

次にムザブで最も厳格な村、ベニ・イスゲンへ。高さ3mもの城壁が2.5kmにわたって村を囲んでいる。
エル・アーテフではある程度人物撮影が許され、何度か地元の人に話しかけられることもあったが、ここは厳格な村ゆえ話し相手はガイドさんしかいなかった。


村の入口






人々の生活の場であるはずなのに、しんと静まり返った村。まるで入ってはいけないところに入ってしまったかのような異世界感にずっと包まれていた。ここの既婚女性はすっぽりベールをかぶり片目だけ出していて、外国人から見れば異様な姿に見えるのでさらに異世界感をびしびし感じることになる。




このあたりは「千と千尋の神隠し」に出てきそうな世界。トンネルをくぐって誰もいない町に入るシーン、まさにあそこです

そしてムザブの谷の中心、ガルダイアへ。ほかの村からも住民が集まって来るだけあって、やはり町の中心の市場は活気にみちあふれていた。厳格で静かなムザブの谷にもこんな一面があったのだなとどこかほっとさせられる。




けれど市場を抜けると、他の村と同じく聖なる地にふさわしい静寂の世界が訪れる。




井戸




ガルダイア全景。この景色が見たかった!

・・・と、宗教に興味がある方やイスラム圏や旧市街が好きな方にはたまらないであろうムザブの谷。しかしムザブの楽しみ方はこれだけではない。
ガルダイアから車で1時間ほど南にセブセブの大砂丘があり、ラクダ乗りやバギーの運転が楽しめるのだ。実はアルジェリアはアフリカ最大の面積を誇る国でその国土の大部分がサハラ砂漠。やっぱりここに来たからにはサハラも楽しまないと!


今回は日本でなかなか体験できないバギーの運転をすることに。モロッコやエジプトに比べれば規模が劣るけど、はるばるサハラにやってきた!という実感を味わうには充分。






帰り際ガイドさんにまたいつかここで、と言うと「また来れるかどうかはインシャラー(神のみぞ知る)だ」とのことだった、さすが、聖なる地に住む民は言うこともひと味違う。
アッラーがまたここへ導いてくれることを願って、ムザブの谷をあとにした。

<国内第3の都市なのに街があるのは峡谷の中!橋の街コンスタンティーヌ>

コンスタンティーヌはアルジェリア東部にある、人口50万人ほどの国内第3の都市。しかし単なる地方都市ではなく、ムザブの谷同様世界でもここだけという景色が見られる街でもあるのだ。




上の写真の通り、街の中心があるのは深い深い峡谷の中。国内第3の都市でありながら街へはリュメル川の峡谷をまたぐ橋を渡らないとたどり着けないという、驚異の都市なのである。
こんな地形だからもちろん古代から天然の要塞都市として目をつけられ、街の基礎を築いたのはフェニキア人。その後ローマ帝国に支配され、皇帝コンスタンティヌス1世にちなんでこの名で呼ばれるようになったとのこと。

おもな橋は4つあるが、それぞれ絵になるような美しい橋。せっかくなので、4つの橋すべてを渡りきることをミッションとして街歩きをすることにする。
まずは一番南のシディ・ラシド橋から。・・・と、偶然橋の下で市が開かれているのを発見。






売り手もお客もなぜか全員オジサンで、しかも売っているのはガラクタばかり。釣り竿や洗剤、カー用品などはまだいいとして、汚れたぬいぐるみやリモコンまで・・・。こんなもの誰が買うのだろう?と、心の中で突っ込みを入れながら見学。

次に現れるのがペレゴ橋。4つの橋の中では唯一の歩道橋で、街の中心側は高低差があるためエレベーターと階段もついている。試しにエレベーターに乗ってみると10ディナール(=約10円)だった。






階段の途中で写真に入ってきたおにいさん。この橋のこと誇りに思っているのだろうなあ。。

ここからは旧市街エリアになる。国内第3の都市だけあって大通りや市場は大賑わい。この街は学術都市でもあるそうで、若者の数も多い気がする。






なかなかお目にかかれない羊の頭にチャレンジ!味はいいけど食べづらかった・・・。

そして3番目の橋、エル・カンタラ橋を通り、、、


橋めぐりのトリを飾るのは一番高いシディ・ムシド橋。


街を見下ろす最高のロケーションで橋自体も美しいので、現地の人も集まって写真を撮っている。凱旋門のような門がある展望台があり、絶好の休憩スポットになっていた。








夜になるとアルジェリア国旗カラーでライトアップも。


新しそうな路面電車にぴかぴかの巨大モスク。
産油国なので公共事業も活発のよう

というわけで、コンスタンティーヌの橋めぐりツアーは大満足。峡谷のむこうに見える街並みはどこから見ても絵画のように美しく、ジブリの舞台にもなりそうだった。ムザブのベニ・イスゲンの街並みといい、宮崎監督が実はアルジェリア大好き説、あると思います!

<ここはフランス?イタリア?アルジェリアの首都アルジェ>

コンスタンティーヌから列車で首都のアルジェへ。約8時間の鉄道の旅となったが、雪を抱くアトラス山脈の山並みや緑が広がるオリーブ畑が眺められて飽きることがなかった。




列車から街並みを見るだけでもうアルジェが大好きになっていた。青い海と丘の間に建物がびっしりと並び、海岸沿いにはヨーロッパ風の重厚建築が立ち並ぶさまは私が2年前まで住んでいた神戸の街のようだった。


アーケードが特徴的なアルジェ駅






フレンチスタイルの中央郵便局

しかしほんとにここアフリカ大陸なのか?中心部は白い重厚な建物ばかりで、フランスやイタリアあたりにいるとしか思えなかった。実際北アフリカのパリと呼ばれており、フランス領になってからアルジェが植民行政の根拠地となって都市の改造が行われたので当然ではあるのだが・・。


ヨーロッパの街並みにアラブの市場が同居する不思議な光景

けれど、有名なカスバ(チュニジアやモロッコのメディナにあたる、迷路のような旧市街)まで来るとやはり中東の雰囲気が強くなる。ただ、丘にあるがゆえあちこちに設置されてある古い階段や、建物の間からときどき見える地中海はアルジェのカスバでしか楽しめない景色でついつい足を止めてしまう。






1992年に世界遺産に登録されたアルジェのカスバだが、こんなに人々の生活に密着した世界遺産もなかなか珍しいと思う。ただ今は老朽化が進み倒壊の危険もあるとのこと。高低差のある土地に細い路地が入り組んでいる場所柄、なかなか補強工事やインフラ整備などが難しいだろうけど、アルジェのシンボルとしていつまでもこの姿が残っていてほしい。
なおカスバの一部はスラム化しており、旅行者だけで行くと危険な場所もあるとのこと。訪れる際は必ず現地ガイド等と一緒に!

海岸沿いまでやってくると、ちょうど夕暮れ時。白で統一されたコロニアル風の建物に夕日が映える。


やはりマグレブ諸国に一番似合うのは、その名のごとく日が沈んでいく景色なのだなあ、と思いながら帰国の途についた。

【スタッフおススメ度】
●チュニス ★★★★★
大規模なメディナ(旧市街)が残り、活気あふれる市場や歴史あるモスクが見所。首都だけあってショッピングやグルメも楽しめる。
●ケロアン ★★★★
「イスラム教4番目の聖地」、でも旅行者には寛容で陽気な人々が出迎えてくれる。チュニスとは違ってゆったりとした空気が流れる街。
●シディブサイド ★★★★★
国内観光客にも大人気の、チュニジアで一番美しい街。夕暮れ時に訪れるのがおすすめ!

●ムザブの谷 ★★★★★
イスラム教の戒律が今でも徹底して守られており、丘に沿って入り組んだ路地と土壁の家がひしめく。まるで異世界に迷い込んだかのよう。
●コンスタンティーヌ ★★★★★
国内屈指の規模を持つ都市だが街があるのは深い峡谷の中。橋めぐりが楽しい、どこから見ても絶景の街。
●アルジェ ★★★★
青い地中海と白い街並みのコントラストがすばらしい!人呼んで北アフリカのパリ、個人的主観では北アフリカの神戸。

(2016年3月 伊藤)

中国
中国で発見!キラキラ菜の花畑とノスタルジックな水墨画の世界〜雲南省・広西チワン族自治区の旅〜
エリア:
  • アジア>中国>桂林(ケイリン)
  • アジア>中国>羅平(ラヘイ)
  • アジア>中国>龍勝(リュウショウ)
テーマ:観光地 世界遺産 グルメ 
投稿日:2016/03/23 13:48






中国。日本の約25倍の面積がある広大な国。
毎回出張の場所は既に決まっている。今回もそうだ。
大変失礼ながら中国という場所へ私は今まで行きたいと思ったことがなかった。(!)
そんな私がまさかの中国へ!
今回の旅程は雲南省と広西チワン族自治区。
私は知識が乏しく全くイメージがわかないが、
旅程を確認するとどうやら菜の花畑や棚田を見れるらしい!
棚田と言えば、私は前回のベトナムのサパに行ったときは天気が悪くて棚田が見れなかったので是非ともリベンジしたかった。
それから、中国の西南エリアには少数民族も多数暮らしているので少数民族の方にも会えるという。
なんだかバラエティに富んだ旅になりそうなので、今回もわくわくして出発までがとても待ち遠しかった。

***雲南省***
今回は中国東方航空を利用。
途中、上海の浦東空港での乗り換えを経て昆明へ。
昆明国際航空は4年前に新しくできたばかりでとてもきれいで大きい。
中国で4番目のハブ空港であり、昆明からの国際線も充実しているので非常に便利。
昆明は標高約1900mの高原に位置し、晴れると少し日差しが強く感じるらしい。
年間を通して気候が安定して緑が多いことから「春の城」とも呼ばれという、、すてき!

さて、そんな昆明から始まったこの旅。
雨女の私はやっぱりやらかしていた。
出発日、東京の空はあんなに綺麗に晴れていたのに昆明は雨が降る極寒の地だった。
寒いのは分かっていたけど東京と同じくらいか、もう少し暖かいかなーなんてちょっとなめてかかったら完全にやられた。ほんとに寒い。
しかも、なぜか中国はどこへ行っても屋内までも寒い。ホテルのロビーもレストランもなんで暖房つけないの!と突っ込みたくなる。おかげでいつでも完全防寒の癖がついた。

昆明に到着した日、笑顔が素敵なガイドさんは言った。
「明日も明後日もその翌日の金曜も雨ですね〜、あ、土曜は晴れますよ!」
私が昆明を発つのは金曜日だった。
「では、もう一泊昆明に延泊しましょう!ははは!」
ああぁ、、なんて明るいんだ。思わず笑った。

翌朝7:00、朝食会場から見える外の景色はまだ暗い。
この時期の昆明は日の出がだいたい7時半頃なのだ。意外に遅い。
その後少しずつ明るくなる空、どんよりしているもののなんと雨は降らなかった。
おお!!これはもしかしたらもしかすると雨女撤回かもしれない!!!
行くしかない!!!わくわくしながら昆明から羅平への約3時間半を車で過ごす。
結局、雨は降らなかった。曇っていたものの、霧もなくまずまずな天候!
羅平市内へ入ると驚くことに、窓の外がほんとにほんとに黄色!黄色!たまに緑、そして黄色!!!!




もーーーーー素晴らしい!!少し段々になっている地形が大きな弧を描きながら美しく広がり、菜の花の黄色がきらきらと色づく、そこはまさに芸術作品!
なんなんだ!なんなんだここは!夢の中なのか!?と錯覚してしまような絶景が目の前に広がる。どこまでも続き菜の花にとにかく大興奮だった。
今年は寒かったせいで開花時期が少し遅れたようだが、例年は2月〜3月上旬をピークに菜の花が満開になる。驚いたことに日本人観光客も何組も来ていてアジア人だらけだった。
羅平に来たからには必ず見なければならないのがこの菜の花の風景なのだ。


もちろん近くで見てもきれい。


それから、金鶏峰という展望台からみる景色は幻想的である。同じ菜の花でも見方によってたくさんの楽しみが感じられる。展望台までは結構階段をのぼるので少しきついのが難点。


ガイドさん曰く、8月ごろにはマリーゴールドのオレンジ一面のお花畑も見れるという情報も!羅平、なかなか侮れない!

途中、九龍瀑布という中国六大瀑布のひとつへも訪れた。


竹林が美しい静かな参道を進むと10段にもわたる大きな滝があらわれる。
少数民族の売り子もたくさんいて、見る人を楽しませる。


カラフルに色をつけた五色米というのを少数民族おばちゃんが売っていた。
お土産などもみて楽しみつつ、九龍瀑布でマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュ!

雲南3日目。本来ならば再度、金鶏峰からの菜の花畑を拝むはずだったがあいにくの雨のため中止。さすが雨女。土砂降りになってしまったので前の日に菜の花を見ておいて本当によかった、、!
この日は午前中から石林へと向かう。羅平から1時間半ほどで到着した。




雨模様の中の石林は石の色が濃く、神秘的な世界観を存分に楽しませてくれた。
石林の中は迷路のようにたくさんの通路があるのでガイドさんなしでは間違いなく迷ってしまう。(現地のガイドさんでも迷っている人がいたので驚き。)
何億年前という大昔には海の中だったという石林。
カルスト地形と呼ばれるそこは、天へのびる大きな石がいくつも林のよう広がり総面積は約1100㎢ともいうのだから驚愕だ。ゲームの最終ボスが待っている砦のようでなんだかおもしろい。


時間によって少数民族(サニ族)の踊りも無料で見れる。


ねこちゃんみたいな岩を発見!

夜は昆明の名物の過橋米線という麺料理を食べた。


鶏などのだしがきいたスープに薄い生肉をくぐらせて日本のしゃぶしゃぶのようにして、
そこにたくさんの薬味と米麺を入れて食べる。
意外にあっさりしていて手が止まらなくなるおいしさだ。




昆明の駅周辺。とっても賑やか。

あっという間に雲南省での旅は過ぎ、桂林へと旅立つ。
雲南は美しい畑やたくさん山々の風景があり、昭和の日本を思い出させるようなどこか懐かしい土地であった。

***広西チワン族自治区***


桂林には夜到着した。昆明から飛行機で1時間半もかからなかった。
極寒の昆明から比べると、突然春がきたような少し暖かい空気に安堵する。
広西チワン族自治区。「省」ではなく「自治区」。
少数民族が主体となって管理する地域をこう呼ぶ。この広西チワン族自治区内に住む少数民族の中ではもちろんチワン族が大多数を占める。
今回の桂林はカルスト地形が特徴的で2014年には世界遺産にも登録されている。
空港はあまり大きくないものの、整った高速道路に加え、少しずつ高層マンションなども増えていて町の発展がうかがえる。その高層マンションのあいだからはカルスト地形独特の山々が突然現れたりするから不思議だ。市内中心に入るとは高い建物はほとんどないが、中国らしいいろんなにおいのする商店街と自転車だらけの道路でにぎわう。空港から市内中心まで40分程度だった。ホテルの窓からは特徴的な山とにぎやかな商店街が一緒に見えるので桂林ならではだなと思った。

翌日、朝一番の漓江下りの船へと乗り込む。
9時が始発だが既に多くの観光客でごった返していた。
観光シーズンの一番多い時期だと400隻ほどの船がでるというから驚きだ。
さて、桂林のハイライト、漓江下り。


馬が9頭隠れているらしい。ほんと?


ウーロン茶のCMで使われた場所


20元札の風景の場所

やっぱり天気に恵まれない私。笑
曇りがかってどんよりしている天気だったが、それが逆に墨絵そのものを見ているようで非常に美しい風景だ。(中国人は墨絵のような曇った風景の方が好きなんだよ、というガイドさんのフォローがあったのでそう思うことにした)
下っていく途中にたくさんの見どころも多く、ついついカメラのシャッターを押してします。だが日が出ていない冬の川下りはとても寒いのでくれぐれも防寒対策が必要。
春には程遠い、またまた極寒の川下りとなった。


漓江下りでもでっかいねこちゃん発見!

今回は終点の陽朔までは行かず、途中の興坪にて下車。
日本人が住む林さんのお家を訪問する予定だったが、改装中で断念。
展望台から再度漓江を見下ろす。
そして、興坪の昔ながらの味のある街並みをゆっくり楽しんだ。




興坪をあとにして、車で40分ほどで陽朔へ。
ここでは竹の筏で川を下りながらカルスト地形を楽しむことができる。
中国の国内旅行者は多く訪れるものの、外国人客はまだ多くないという、なんとも穴場!
え!!大丈夫!?と思うような割と簡易的な竹の筏は2人乗りで船頭さんが漕いでくれる。
最初は落ちるんじゃないかとひやひやしたものの、魚の泳ぐ澄んだ川の美しさ、目の前に広がるカルスト奇岩、川に反射する風景、静かに川の流れる音と時々聞こる鳥たちの声・・・すべてが最高だった。


こんな簡易的な筏!
こんなんで結構段差があるところも平気で進むという恐怖。




イメージ的にはディズニーランドのカリブの海賊のあのちょっと落ちるところをかるーくした感じ!こわい。笑


定番の漓江下りとはちがった素晴らしさを存分に楽しめるのでとてもおすすめだ。
※しかし本当に落ちることもあるらしいので挑戦する方は覚悟が必要!

その後、陽朔の見どころである大きなガジュマル、月亮山を観光。




天気がよかったのと、少し時間があったのでレンタルサイクルで西町へ!
まさか中国で自転車に乗れるとは!なかなか楽しかった。1日レンタルで約1000円程度。
無免許でスクーターも乗れると言われたがさすがに怖くて乗れなかった。




西町は多くの観光客が訪れ、たくさんのお土産屋さん、レストランやバーが並ぶのでとても楽しい。夜には雰囲気をガラっと変えてイケイケな音楽が大音量で流れてまるでクラブのようになる。昼も夜もにぎやかなので、お土産探しから食べ歩きやちょい飲みまで老若男女問わず楽しめるおすすめスポット!

陽朔でもう一つ欠かせないのが「印象・刘三姐」という広大なスケールで行われる少数民族の野外ショー。行く予定はなかったのだが、昆明のガイドさんにゴリ押しされて、これは見に行くしかないと決めたのだが、本当にすごい!




桂林のカルスト地形の山々を背景に演目は全て水上ステージで行われる。
大きな船が出てきたり本物の牛や鳥とともに炎や光、水などあらゆるものをパフォーマンスの一部として美しく表現していくので、一瞬たりとも目が離せなかった。
驚きなのはこのショーに出演する俳優はなんと600人!!!
こんなすごいのはここでしか見れない、とっても見る価値あり!!
その人気は毎日3000人の客席が満席になってしまうほどで、中国国内からも多くの人が訪れる。春節時は1公演では収まらず、2公演、3公演あるときもあるとか、、、恐るべし!!!!
満席になってしまうこともあるので、もし見たい時は早めにガイドさんに伝えて予約をするのが無難!
ちなみに、毎年1月頃はお休みになるのでその時期はショーが開催されるか確認が必要。

チワン3日目、この日は車で2時間半ほどの龍勝の棚田へ。
なんと!この日はついに朝から晴れました!!!念願の棚田が見れる!


竹筒料理が有名。竹の香りがふんわりして、おこわのようで美味しい〜〜


ここからは車が入れないので約1時間上ります。
ヤオ族のおばちゃんがポーターとして荷物を運んでくれることも可能。
足が悪い人だと籠に乗せて2人がかりで担いで登ってくれることも。どちらも有料。




ついにきたー!!段々になった棚田に水が張ってなんて美しいんだろう・・・・!
綺麗に整った水田の上の方は山から流れてきた水が溜まっていて、少しずつ流れて下の段へと水が満たされていく。ああ、きれい。
後ろの山々とのコントラストも本当に絶景だった。中国、すごいなー


ヤオ族のおばあちゃん。刺繍がとっても上手!


移動途中にヤオ族の村もちょっと訪れました。
ヤオ族は髪の毛がとっても長い民族!成人するまでは一度も髪を切らないというから驚き。綺麗にまとめられた髪はとても美しく、山で暮らす人々みんなパワフルでおばあちゃんでも白髪の人が少なく美髪なんだとか。


観光客が多い時だと民族ショーが行われてるみたいです。

チワン4日目、三江へ!
三江はトン族という少数民族暮らしていて、風雨橋の風景が有名だ。




トン族の建築技術はとても優れていて、日本の建築家も見に来るほどだと教えてもらった。
確かに、近くで見ると釘を一切使っていないが骨組みがしっかりしている。


三江の村の中にはたくさんの鼓楼と呼ばれるシンボル的建物がある。昔は太鼓を置いて何かあったときに太鼓を鳴らして村人を集めたそうだ。
現在は村の人々が集まる憩いの場だったり、伝統的な織物の道具を展示してあったりと、観光客向けな場所となっている。中で村人たちとの交流もできるが10元ほどのチップと署名が必要。


鼓楼の中に卓球台を置いているところがあったので村の方と勝負しましたが完敗でした、、、中国人強い。。




フランス人の観光客も来ていつのまにか国際試合!とても盛り上がった!

そんなこんなで桂林周辺を存分に観光しまくった中国の旅の後半。
最後におまけ程度で桂林の動物園でパンダのメイメイちゃんに会って旅を終えました。


この旅で今まであった中国に対するマイナスイメージを完全に覆すようなとびっきり楽しい旅となった。
途中、ホテルが停電してロウソク1本で一晩過ごしたり、胃腸炎で苦しんだり、、とびっくりぽんな出来事も乗り越えましたが今思えばいい思い出!(たぶん!)
情緒あふれる場がたくさんある中国、本当に素晴らしい。広大な国のまだほんの一部しか観光していないので、もっとたくさんの魅力が詰まった国であることには間違いない。日本から身近に行ける絶景の国として、是非一度行ってみてほしい。きっとイメージが変わります!

羅平の菜の花畑 ★★★★★ 一面の菜の花に大感動!一度見たら忘れられない絶景!
桂林の漓江下り ★★★★ 桂林といえばコレ!まさに水墨画の世界!
龍勝の棚田 ★★★★★展望台から見下ろす棚田は絶景そのもの、段々畑の水に反射する光が美しい。

(2016年2月 柳)

ミヤンマー
安心してください!落ちませんから。神秘のゴールデンロックとミャンマー周遊 (ヤンゴン、チャイティーヨ、バゴー、バガン、インレー、カックー)
エリア:
  • アジア>ミャンマー>バガン
  • アジア>ミャンマー>チャイティーヨ
  • アジア>ミャンマー>ミャンマーその他の都市
テーマ:観光地 グルメ 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/12 18:19
ゴールデンロックのライトアップ


今話題のミャンマーに行ってきました。最近アウンサン・スーチーさんが率いる民主派が勝利し、今年4月から本格的に軍事与党から民主派に変わるミャンマー。さぞかし色々変わっているのかと思いきや、優しい人々、素晴らしい仏塔の数々、アジア最後の桃源郷と言われるミャンマーはどうであったかお伝えします。
ヤンゴン シュエダゴン・パヤー


○春からは民主政権へ!
軍事政権というと、日本のすぐ近くにある金さんの国を思い浮かべる方も少なくないと思いますが、ミャンマーではそのような事はなく国民が不当に処罰される事はなかったそうです。ただ軍事政権がいいかというとそうではなく、国民にいい事をするのが30%、悪いことをするのは70%と言われているようです。私腹を肥やしたりとお決まりの政治腐敗ですが、ミャンマーの場合はそこまで腐っていないようです。ただ民衆も春からの民主政権には期待しているものの、表立って動くと軍事政権に余計な刺激を与えるため今の所、静かに民主政権の登場を待っているとの事です。アメリカの経済制裁緩和もそもそもミャンマーは食物自給率が高く、あまり一般の庶民には制裁中、制裁解除後の変わりはないようです。一番民衆にホットな変化はスマホの代金が大幅に下がり、多くの人が気軽にスマホを使えるようになった事だそうです。今や僧侶もタブレットを片手に写真を撮る時代になりました。

ゴールデンロックで祈るミャンマー人


○ミャンマー料理
国民的旅行ガイドブック・地球の歩き方のページを開くとミャンマーの主食はカレーと写真付きで掲載されています。間違えではないのですが、日本で想像するカレーとは大幅に違い全く辛くありません。ミャンマー料理は一般的にすべて辛くなく、別皿で食事についてくる唐辛子などで追加するのがほとんどとの事です。鶏肉や豚肉、魚、ミャンマーで取れる新鮮な野菜などの料理は油で炒めて食べる事が非常に多く、特別な香辛料なども使われていない為日本人でも全く問題なく食べられます。主食はお米ですので日本と同じくおかずにお米という感覚です。また東南アジアらしく麺料理も多数あり、チープな値段でおいしい麺料理も食べる事が出来ます。
ヤンゴンのローカルレストラン


一般的なミャンマー料理の定食


シャン地方の地方料理


ミャンマーの定番麺料理・モヒンガー


○落ちそうで落ちない神秘のゴールデンロックを巡礼!
ヤンゴンから片道約4時間の距離にあるチャイティーヨにはミャンマー人も憧れる巡礼地チャイティーヨパヤー(ゴールデンロック)があります。海底にあった丸石を不思議な力で持ち上げ、ブッタの頭髪をその上に祀ったと言われる不思議な岩で、見れば見るほど良く落ちないな、としげしげ思う大岩です。金色に光る大岩はサンセット、ライトアップ時はさらに神々しく輝きます。ゴールデンロック周辺は広場になっており、ミャンマー人は日帰りや1泊をその広場で過しゴールデンロックを参拝するのが定番のようで、夜になっても多くのミャンマー人が広場に集まっていました。
現在ふもとの村からはトラックを改造したバスで一気にゴールデンロックまで行けますが、15年前までは徒歩でしか行くことができずかなり時間がかかったようです。徒歩の時代は2泊3日も当たり前だったようで、憧れの巡礼地になるのも分かる気がします。
落ちそうで落ちない不思議な岩・ゴールデンロック


ゴールデンロックへのお供え物を売る店


ゴールデンロックのある広場。夜もミャンマー人でにぎわう


ゴールデンロックへの乗合トラック。途中強制ショッピングあり


○13〜15世紀のモン族の王都であった古都バゴー
ちょうどヤンゴンとチャイティーヨの間にあるバゴーは、13〜15世紀モン族の王都であった場所で、シュエモードパヤーや寝釈迦物などもありこちらもミャンマー人の巡礼地の一つだそうで、王宮の跡地は現在もまだ発掘作業が続いています。バゴーでは僧院の生活の一部も見る事ができ、多くの僧侶の食事風景を見学できます。
チャカッワイン僧院 僧侶の昼食時間


シュエターリャウン寝仏


チャイプーン・パヤー


○世界3大仏教遺跡も数えられるバガン
大小様々な数多くのパヤー(パゴダ)が存在し、すべてのパヤーがいくつあるか分からないほどのバガン。仏塔・寺院と言えどもそれぞれ建築の時代や建築方法が異なり、さまざまなパヤーを見る事が出来ます。古いものは9世紀から始まり多くの寺院は11〜12世紀に建てられたもの。寺院の中にはフレスコ画が残っている寺院もあり、当時の生活の状況が描かれ生活の風景を見ることもできます。
シュエズィーゴン・パヤー


団体さんが使っていた日本の越後交通の中古バス


グービャウッヂー・パヤー


スラマニ・パヤー


バガンに沈む夕日


○巨大な湖、水上生活集落もあるインレー湖
インレー湖は雨期には南北22km、東西12kmにもなる巨大な湖で、あしなどを集めて浮島を作り水上生活をしている村や巨大寺院などを見学する事が出来ます。モーター付の小舟でインレー湖を移動すると、途中インター族と言われる水上集落に住む民族の独特な漁師を見る事ができます。両手を開ける為、片足で船を操りながら器用に網で漁をします。またファウンドーウーパヤーと呼ばれる巨大な水上寺院には男性しか近寄ることのできない聖なる像が5体おかれ、多くの参拝客が訪れます。また水上集落の中には蓮で糸を作り、織物をおって生計を建てている村もあり、村見学も楽しめます。インレー湖のある地方はシャン地方と呼ばれ、この土地独特の料理もあり大変おいしいです。
シャン地方のマーケット 野菜が豊富にある


インレー湖 インター族の独特な漁


インレー湖 カモメが餌をねだりに来る


インレー湖 ガーペー僧院


インレー湖近くにできたミャンマー初のワイナリー


○2400あまりの仏塔が立ち並ぶ不思議な遺跡・カックー
インレー湖から約2時間、2000年までは外国人の立ち入りが制限されていた場所にあるカックー遺跡は、現在2478もの大小さまざまな仏塔が立ち並ぶ不思議な遺跡です。一番古い仏塔は紀元前のアショカ王時代に建築されたとも言われています。多くの仏塔は周辺にすむパオ族、シャン族の寄進によるもので12世紀前後の仏塔がほとんどです。寄進した人の裕福度合いによって仏塔の大きさが異なり、それぞれ作り方も違ったりするので一つ一つ見ていくととても1日では足りない位です。仏塔の上部には鈴がついており、シャンシャンと優しい鈴の音が響くとても不思議な空間でした。
カックー遺跡


カックー遺跡 お祈りの鐘をつく


カックー遺跡 さかさカックー


カックー遺跡 パオ族のガイドさん


○日本の中古車両が活躍中!鉄道ファンにはたまらないヤンゴン鉄道乗車体験
ヤンゴンでは非常に多くの日本製を見る事が出来ます。ヤンゴン市内を走る車はほとんどが日本製の中古車で、見た感じ程度もよくとても経済制裁を受けていた国とは思えないほどです。バス・トラックなども日本車が多く、日本で使われていた時の会社名やバス会社名もそのまま使われています。ヤンゴンには環状線と呼ばれる鉄道が走っているのですが、時間通りに走らない、駅が繁華街や家から遠い場所にある、スピードが遅いなど、さまざまな理由で非常に人気がありません。ただこの環状線には日本の中古車両が輸入されており、日本の三陸鉄道の中古車両なども走っています。環状線をすべて乗ると大変時間がかかりますが、数区間だけでも乗るとミャンマーの一般の生活風景を見る事が出来るためとても楽しめました。また鉄道ファンなら今では日本で見られない車両が走っている為、時間があればホームで色々な列車を待つのもお勧めです。但し修理などで走っていない場合もあります。
ヤンゴン環状線 モーティン駅


ヤンゴン環状線 日本の中古車両


ヤンゴン環状線 日本の中古車両


ヤンゴン環状線 環状線の車内


ヤンゴン市庁舎


この激動の時代にもミャンマーでは人々の温かさに触れられ、さまざまな仏塔や生活風景を見学でき、素朴なでもすごくおいしい食事にも恵まれ、非常に楽しむことができました。春からの民主政権に移行すればインフラなども今より良くなり、行きやすくなりそうなミャンマー。今回の研修で行けなかったけれども興味があるところはたくさんあるので、いつかまたミャンマーを訪れたいと思います。

チャイティーヨ:★★★★★
バゴー:★★★★
バガン:★★★★★
インレー湖:★★★★
カックー:★★★★
ヤンゴン:★★★★
鉄道体験:★★★★★(鉄道が好きな方)

(2015年12月 菅原幸介)

ミャンマー
ミャンマー周遊9日間。ミャンマーはやさしい国でした。
エリア:
  • アジア>ミャンマー>マンダレー
  • アジア>ミャンマー>バガン
  • アジア>ミャンマー>チャイティーヨ
テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/06 12:30








ミャンマーというと近頃は民主化に向けて発展していて外資もどんどん入っているとテレビではよく見ていたけれど「軍事政権」や「未知なる国」というとても堅いイメージをもって今回の旅行に臨んだところ・・・それは全くの思い違いでミャンマーは人もいいし、観光も魅力的、お気に入りの国になったのでした。

まず入国。ビザのチェックに時間がかかるという情報もあり身構えていたけれど、すんなり入国。税関も何事もなく、すんなりガイドさんと会うことができました。あれれ?これでいいの??何だ、全然堅苦しくない・・・。
そしてヤンゴン市内へ。規制緩和で関税が以前より安くなり車が手に入りやすくなったことから、車がどんどん増え、渋滞は日常茶飯事。でも道を走る車はバスやトラックも含めほとんどが日本の中古車で「あのバス見たことある」、「あのトラック日本語の会社名がそのまま残ってる」など初めての国なのにすぐに親しみをもってしまったのです。そしてミャンマーは右側車線なのに右ハンドルのまま。「ドライバーはみんな慣れているから大丈夫」とガイドさん。初日で私が勝手に持っていたお堅いイメージは崩れていきました。

2日目はヤンゴン郊外のチャイトーへ向かいました。目的はチャイティヨーパゴタ。パゴタとは仏陀の遺髪や遺骨、歯などが納められた仏塔です。この地の名前は聞いたことがなくてもゴールデンロックと言えばご存じのかたも多いはず。チャイトーへは車で約4時間。そして乗り合いトラックに揺られ約40分。このトラックが結構スピードを出して山へ登っていくのですがトラックの荷台というちょっと高い所に乗っているので気分はまるでジェットコースター。
帽子の売り子さん


中古車トラック


40人乗せて走る


ミャンマーでは娯楽がまだ少ないのでお出かけはもっぱら家族でパゴタや仏教施設へ行くことが多いそうです。パゴタの周りには観光客用の宿泊施設のほかにローカルの方用の宿泊施設、参道には参拝用の供物やおかずを売っている屋台などとても賑やかです。揚げ物がとてもおいしそうでかなり惹かれたのですが、一人では食べきれそうにないのであきらめました。
家族づれでひしめいている






ゴールデンロックはパゴタの門をくぐって一番奥に鎮座しています。今にも落ちそうなのに絶妙のバランスが保たれているのは上に乗っている仏塔があるためだとか。小さく見えますがこの仏塔も7mの高さがあります。よく見ると下の岩との間に隙間が見えて、まさに地球の神秘と人間の知恵の結晶。どこから見ても本当に不思議です。夕方から夜にかけては夕陽とライトアップがゴールデンロックを照らします。それがまた何とも言えない美しさ。その美しさにお坊様も記念写真。なんだか癒されました。




頭で支えてみる?






お坊さんも記念撮影






ライトアップ


3日目。チャイティヨーからまたトラックで麓へ降ります。朝早いのにトラックはどんどん人で埋まっていきます。道が広くないので通過待ちの列も。
何台もの列


ヤンゴンに戻る前にヤンゴンとチャイトーの中間あたりにある三大古都の一つバゴーに立ち寄りました。バゴーは13〜16世紀に都となった町で最大の見所はシュエモードー・パゴタ。
残念ながら修復中


何度かの地震を経ながら人々の寄進やお布施により再建を遂げてきました。現在の塔の高さは114mでヤンゴン最大といわれるシュエダゴンパゴタよりも高いのです。
暑いので影を歩く子


過去の地震で崩れた塔の先端部分


日本人から寄進された鎌倉大仏を模した仏像


籐で編んだ仏像


そして10世紀に建立され王朝の滅亡とともに忘れ去られたシュエターリャウン寝仏はイギリス植民地時代にジャングルの中から発見されました。全長55mととても大きく、何ともいえないおだやかなお顔をされています。






お土産屋


お土産屋


もうひとつの巨大仏像があるのはチャイブーン・パゴタ。15世紀の建立とされ高さ30mの太い柱4面(東西南北)それぞれに座仏が造られています。屋外ということもありその大きさには圧倒されました。じっくりお顔を見比べてみてください。






ミャンマーでは町中でもお坊さんや尼さんをみかけることがよくあります。バゴーには国内屈指の規模を持つ僧院、チャッカワイン僧院がり常時1,000人以上の僧侶が修行に励んでいます。お坊さんは1日朝と昼の2回の食事のみということでお昼時には食事をされているシーンも見ることができます。この日は特別な行事がある日で人々が寄進する姿も見ることができました。








4日目。この旅で一番楽しみにしていたバガンへ。バガンはヤンゴンから飛行機で約55分。最寄り空港はニャンウーという町にあります。早くバガンを見たい気持ちを抑えてまずはニャンウーのマーケットを訪れました。野菜から肉、魚、日用品に至るまであらゆるものが売られ、その活気にこちらもウキウキしてきます。












ミャンマーでは花屋も多く見かけました。学校に通う生徒たちにはお花当番があり自分の当番の日には教室に飾る花を持っていく習慣があるそうです。そういえば私も子供のころは家に咲いていた花を教室に持っていったことがあったなぁ。




バガンは漆が有名


ニャンウーにはバガンを代表する仏塔、シュエズィーゴンパゴタがあります。シュエというのは「金」を意味しまさしく巨大な黄金の仏塔です。




規模が大きかったため2世代にわたって建てられたのだそうです。敷地内には仏塔以外にもさまざまな彫刻やレリーフ、仏像などにより仏教の教えを説いています。












そしていよいよバガン遺跡へ。バガンが最も栄えたのは11〜13世紀のバガン王国の時代。モンゴルのフビライ・ハーンに侵攻されるまでの約250年余りの間に歴代の王様や、一般庶民が大小さまざまな仏塔、寺院を建立し世界的に貴重な仏教遺跡群となりました。その数は40㎢の中のエリアに約3,000と言われ、初代アノータヤー王が仏教の教えを元に国を治めようとしたことがはじまりとされています。
塔に登ると360度どこを見ても塔が見渡せ、その光景は本当に神秘的。当時の人も同じ景色を見ていたのかなと、鳥のさえずりを聞きながら当時に思いをはせました。木々は後年に植えられたもので現在は塔の間に畑もあり人々の暮らしと共存しています。






ガイドさんと


見所は多く、1日ではとてもまわりきれませんでしたが、いくつかご紹介します。
・パガン最大の見所、アーナンダ寺院






回廊の壁には多くの仏像がありました








修復前と修復後(右端)の色の違い


修復後は白すぎて地元の人にはやや不評(?)


・レリーフが美しいナンパヤ寺院







・マヌーハ寺院はバガンの王に攻められた国の王様が囚われたため怒りの仏像を造ったとされています。
しかも持ち出しができないように建物ぎりぎりに建てられています。










寝仏


・生き生きとしたフレスコ画が残るスラマニ寺院








・夕陽を見るにはシュエサンドーパゴタ、ですが今回は曇って夕陽を拝むことはできませんでした。






観光バスもたくさん


夜は伝統的な人形劇鑑賞。バガンの歴史をわかりやすく伝えます。








人形と記念撮影


レストランの前で古代衣装の女性と


5日目。ホテルを早朝に出るので辺りは真っ暗。でも冷たいものが当たる。え?まさか雨??でも朝だけだよね、と思いながらマンダレーへ向かったのですが・・・マンダレーでも雨。この日は1日中雨でした。後で聞くとヤンゴンでも天気が悪かったそうで、雨女の私はミャンマーにも雨を連れてきてしまったようです。マンダレー周辺には昔都となった町がいくつかあります。この日は郊外にあるインワ・ザガインを訪れましたが、そんな雨はインワ・ザガインの静かな雰囲気を一層醸し出してくれたのでした。

ザガインは14世紀に20年ほど都がおかれた町ですが現在は町はずれにあるザガインヒルと呼ばれる丘に僧院、尼僧院などが点在する修行の町としても知られています。
またミャンマー女性の化粧品、タナカの産地でもあります。
タナカの木


・45体の仏像が並ぶウーミントンゼーパゴタ






・ザガインヒルの頂上にあるサンウーポンニャーシンパゴタ






エーヤワディ川


インワの町はエーヤワディ川を渡ります。インワは14世紀から途中中断はあったものの約500年間都となった地ですが、「栄枯必衰」、「兵どもが夢のあと」という言葉のとおり、都があったとは思えないほどひっそりとしていました。


船で渡る


船着き場で待ち構える売り子さんたち




馬車でまわりました


・バガヤー僧院は総チークの贅沢な造りですが修復していなのでどんどん壊れてきています。


寺子屋


ヤシの木に囲まれている


彫刻と仏像


・ヤダナヘセメーパゴタは一般の人が建てたものですが、寂れ感(?)がいい感じで観光客にも人気です。






・旧王宮
王宮の中でも現存しているのは傾いた監視塔のみ。以前は上まで登れましたが現在は傾きが大きくなり危険なため上には登れません。別名インワの斜塔です。






・マハーアウンミェ寺院
昔の名残をとどめているインワで貴重な寺院。現在は使われていない。








エーヤワディ川に架かるインワ鉄橋


6日目。朝からマンダレーの観光予定でしたが、昨夜から胃の調子が悪く起きられなかったため、観光は午後からにしてもらいました。マンダレーはミャンマー第二の都市。ホテルはメイン通りに近いため昼近くになると夢うつつのなか車とバイク、そして近隣の音楽が大音量で聞こえてきてホテルにいてもミャンマーの活気を感じたのでした。
午後まずはマンダレーから10kmほどのアマラプラへ。ここも都がおかれた町です。エーヤワディ川とタウンタマン湖に挟まれたようになっている町にはウーベイン橋と呼ばれる全長約1.2kmの橋が架けられています。この橋には前日訪れたインワの使われなくなった旧王宮の木材で160年ほど前に架けれました。


タウンタマン湖


実際に歩いてみると足元は隙間があって、手すりはないし、少し怖い気もしましたが、修復を重ねて人々の貴重な足になっています。

マンダレーに戻り旧王宮へ。マンダレーも19世紀に都となりましたが、当時この地を占領したイギリスが王様を追放したため20年ほどで終わりを告げました。第二次世界大戦で王宮は消失してしまったので現在あるのは再現されたものです。
城壁


最後の王様、王妃様












・建物全体が芸術作品と言われるシュエナンドー僧院




金箔がはられていた






彫刻の数々


・世界遺産クドードゥーパゴタ。境内には729の小仏塔がありその中には経典を刻んだ石碑が1枚ずつ納められています。当時はもちろん手で刻んでいたので、失敗すると最初からやり直し。気が遠くなりそうです。


この石碑がそれぞれに納められている






模型図


マンダレーヒルは丘全体が寺院となるマンダレー最大の聖地。頂上まで徒歩であがりながら仏塔などを一つ一つ見ることもできますが、この日は体調が悪いのでエスカレーターで一気に丘の上へ。頂上にはスタウンビーパゴタがあり、テラスでは夕陽を見にたくさんの人が訪れます。天気も良くなりきれいな夕陽を見ることができました。






7日目。とうとう旅も終盤。ヤンゴンへ戻ります。そして訪れたのはミャンマー最大の聖地シュエダゴンパゴタ。最大と言われるだけあってその大きさはやはり圧巻です。敷地も広いので1日かけてまわってもいいくらい、とも思いました。
パゴタの歴史は2500年以上も遡り、以降何度も拡張工事を重ね大小あわせて60もの塔に囲まれた大仏塔となっています。仏塔の先端には貴重なダイアモンドや宝石が寄進されていて、その姿は敷地内の博物館で見ることができます。










ミャンマーでは占いも生活の一部。生まれた日ではなく生まれた曜日が重要で、八曜日という暦によって占われます。パゴタにはそれぞれの生まれ曜日の祠もあるので、このシュエタゴンパゴタでお参りしてみました。ちなみに私は金曜日生まれでそれを表す動物はモグラです。






夜はカンドーヂ湖に浮かぶ鳥をかたどったレストランで伝統舞踊見学。先日の人形劇と似たエピソードもありましたが、事前に解説もあり一つ一つは短いものなので楽しく見ることができました。レストランの中ではタナカ体験や、占い、屋台のようなものもあるのでちょっとしたテーマパークのようでした。




タナカ体験










8日目。とうとうミャンマー最終日です。まずはチャウッターヂーパゴタへ。ここには全長70mの寝仏が祀られています。とにかく眼力がすごい。そしてまつ毛もすごい。






もともとの寝仏も写真もあるのですが、まったく別物でした。


このパゴタでは占いも体験できます。伝統の暦八曜日と、手相を見て、独自の計算をしながら占ってくれます。これがよく当たっていてビックリ。じっくり占ってもらえましたが何とこの2、3カ月で変化が訪れるらしい。あまり期待しないで待ってみようと思うけれど、やっぱり期待してします。どうなるかはお楽しみ、ということで。
占いの先生と




そして最後のパゴタはボータタウンパゴタ。ヤンゴン川沿いにあるこのパゴタでは仏陀の遺髪が祀られた仏舎利を見ることができます。見るまでは行列に並ばないといけませんが、せっかくなのでならんでみました。




そして旅行では食事もお楽しみ。ミャンマーの主食はお米でお米に合うおかずがたくさんあります。少し油が多いのですが、まったく辛くないし(辛くもできる)、なじみのある野菜も多く食べやすいものばかりでした。ついつい食べ過ぎてしまいました。










ミャンマーではお粥も良く食べられます。マンダレーで体調を崩した時にはドライバーの奥さんがお粥を作ってくれました。それはやさしい家庭の味で本当においしかったです。

今回多くの寺院、パゴタを訪れましたが、ミャンマーの人々は信仰に篤く、おだやかで礼儀正しい人が多いという印象でした。治安もいいのでとても観光しやすい国です。リピーターが多いというのもうなずけます。私も是非リピートしたいと思いました。

おすすめ度
チャイティヨーパゴタ★★★★
パゴー ★★★★★
バガン ★★★★★
マンダレー ★★★★
ヤンゴン ★★★★

(2015年12月 平田真美)

ドイツ
「ロマンティックが止まらない!南ドイツのクリスマスマーケットとビアホールにどっぷり漬かる幸せ旅」
エリア:
  • ヨーロッパ>ドイツ>ニュルンベルク
  • ヨーロッパ>ドイツ>フュッセン
  • ヨーロッパ>ドイツ>ネルトリンゲン
テーマ:観光地 世界遺産 グルメ 
投稿日:2016/01/05 15:53
ふと、冬のヨーロッパに行きたいと思った。
今年の6月に東欧を旅した時には、ヨーロッパに行くならやっぱり夏だよね!!と思っていたけど。
ん〜どこに行こうかな。12月、寒くて日が短くても楽しめるヨーロッパってどこだろう?と考えたとき、真っ先に浮かんだのはドイツだった。
クリスマスマーケットと温かいグリューワイン、屋台のソーセージやかわいいクリスマスグッズを売るお店、イルミネーション…そして寒くても暑くてもオールシーズンビールがおいしいところ。
そうだ、ドイツ行こう!
フランクフルトのクリスマスマーケット


クリスマスマーケットは12/24までの4週間ドイツの各地で開かれる。
私がどうしても行きたかったのはニュルンベルク、ローテンブルク、そしてミュンヘン。あれやこれやと都市を考えていたら、7泊10日で全6都市を巡るという、よくばりプランになってしまった。

まず最初に訪れたのは、フランクフルト。大きな都市で、乗継だけで通り過ぎてしまう人も多いけれども、割と大きなクリスマスマーケットが開催されている。観光するところはあまり多くないので、早速到着してからレーマー広場のマーケットへ向かった。まず目についたのが、天井からぶら下がった大きな鉄板の上で大胆に焼かれるソーセージたち。


ソーセージの屋台


この鉄板の上で焼いたソーセージをパンにはさんで食べ歩きするのがドイツ流!早速私も例にならってみた。そして通りを抜け広場に出るとそこはメルヘンの世界!
いかにもドイツな木組みの家に大聖堂、巨大なクリスマスツリー、そしてクリスマスマーケットの定番メリーゴーラウンド。
木組みの家とメリーゴーラウンド


ゴミ箱までかわいい!


レーマー広場のクリスマスマーケット


巨大ツリー


あぁぁ〜〜おとぎの国ですか、ここは。
ドイツの冬は17時になるともう真っ暗。あっという間に夜の帳がおりてしまった…
でもそこからが本番!日が短くたって夜も楽しめる、というのがドイツを選んだ理由の一つなのだ。

翌日、フランクフルトから直通で約2時間のニュルンベルクへ。周囲を全長5kmの城壁に囲まれていて、オレンジ色のレンガ屋根や石畳の街並み、ゴシック様式の建築など、私の想像する中世ヨーロッパのイメージそのものだった。
そして、ニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツで最も有名と言っても過言ではなく、この時期、世界中からたくさんの観光客が訪れる。なんと1628年には開催されていたという記録が残っているのだそうだ。
聖ローレンツ教会


カイザーブルク


デューラーの家


ニュルンベルクは昔から、おもちゃの町として知られていて、クリスマスマーケットでも木製のオーナメントやクルミ人形、パペット、キャンドルハウスのようなおもちゃの屋台が多いことが特徴でもある。
かわいい人形を売る屋台


クリスマスの飾りレープクーヘン(クッキー)


キャンドルハウス




おもちゃ箱のようなクリスマスマーケット




中央広場のクリスマスマーケット


そして、今回の旅で一番楽しみにしていた街、ローテンブルク。ここは古城街道とロマンティック街道の交差するところ。さぞかしメルヘンチックなところだろう、と行く前からワクワクしていた。
1年中クリスマスのお店




市庁舎から見た街並み


プレーンライン




ライトアップされた街並み


クリスマスソングを歌う子供たち


城壁に囲まれた旧市街は、ロマンティック街道を代表する街と言われるにふさわしい、ロマンティックっぷりだ。ロマンティックが止まらない。
城壁内はどこを歩いても絵になるのだが、特にプレーンラインと呼ばれる一角は、木組みの家々とシュピタール門が綺麗に見える場所で、絶好の写真ポイントだ。もう一つの写真ポイントは市庁舎の高さ60mの塔なのだが、これが非常にハード。狭く急な階段をぐるぐる登って頂上にやっとの思いでたどり着いたが、人がすれ違う事が出来ないくらいに狭い!だからこの塔には人数制限があり、私も20〜30分ほど並んだ。それでもこの塔に登る価値は十分にあると思う。
クリスマスマーケットではどの街でもグリューワインというホットワインが売られている。温めた赤ワインにシナモンやフルーツシロップが入ったもので、これを飲みながらぶらぶらするのが定番!都市やお店によってマグカップが違い、お店に返却すると数ユーロ戻ってくる仕組みだ。かわいいマグカップであればお土産にもちょうどいい。
ローテンブルクのマグカップ


ニュルンベルクは長靴でかわいい


ローテンブルクから少し南下し、電車を3回も乗り継ぎ、ネルトリンゲンに向かった。この街は1500万年前に隕石の落下によってできたクレーター上にできた、直径1kmほどの円形の街だ。真ん丸の状態を写真に収めたいと思ったが、残念ながら飛行機にでも乗らない限り、真ん丸の全体像を見ることはできない。
ネルトリンゲンはこんな形をしている


ここはあの有名な進撃の巨人のモデルとなったという話を聞いたが、真偽のほどは定かではない。もちろん原作ほど壁は高くないが、たしかに似ているような気がする…。
街を囲む城壁


この街では至る所で豚の置物を見かける。
これは15世紀のとある夜、豚が逃げたことがきっかけで敵の奇襲を防ぐことができたことから、街のキャラクターになっているのだとか。
ブタさん


ダニエル塔から眺めた街並み


そしてここ、ネルトリンゲンでも小さなクリスマスマーケットが開かれていた。
こじんまりしているが、アットホームな雰囲気で温かみのあるマーケットだった。


ネルトリンゲンのクリスマスマーケット


そして翌日、ロマンティック街道の終着点である、フュッセンへ。
フュッセンに向かう電車の、車窓風景がとても絶景だった。ずーっと続く緑の草原と、雪をかぶったアルプスの山々、途中に湖まで見る事が出来る。頭の中に世界の車窓からのテーマソングが流れていた。
かわいいパステルの街並みと高地のすがすがしい空気を楽しみながら、まずロマンティック街道の終着点である場所を目指した。それはフランツィスカーナー修道院の奥にひっそり、なんともあっさり存在していた。
ロマンティック街道の終着点


普通に家庭用ごみ箱とか置いてあるし…(笑)この扉の奥が気になるなぁ。
レヒ川対岸から見たフュッセンの街並み


絶景のフュッセン


パステルカラーの街並み


フュッセンはノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城に行くのに起点となる街。この二つの城は近くにあり、簡単に観光ができる。まず、フュッセン駅からバスにのり、チケットセンターを目指す。そこでチケットを購入し、決められた時間の場内観光ツアーに参加するのだ。
ノイシュバンシュタイン城


ホーエンシュバンガウ城


夏場などはかなりチケットセンターは混み合うそうなので、ネット予約のシステムを利用するのがお勧め。

旅の最終地はミュンヘン。
オクトーバーフェストがあまりにも有名だが、私もおいしい料理とビールを楽しみにこの街へやってきた。ミュンヘンには有名な博物館、美術館が多々あるが、私はビアホールめぐりしかしていない。
たまたま土曜日だったためか、まだ午前中だというのにものすごい混みようだ。
店内に入っても席に案内などしてくれない。自分で店内をぐるぐる回り、空いてる席を見つけないといけないのだ。席はみんなで相席。店員を呼ぶにも一苦労だ。
でもこうやって知らない人と席を共有するのもビアホールならでは。周りの人と仲良くなれるのも醍醐味の一つ。


ヴァイセス・ブロイハウス


ミュンヘン名物 白ソーセージ


ミュンヘンで一番楽しかった思い出、それは、世界一有名なビアホールといわれる、ホフブロイハウス!
店内に一歩足を踏み入れると、そこはオクトーバーフェストの会場のような雰囲気。
生演奏の音楽が流れ、ビールの乾杯の音が鳴り響き、たくさんのビールを運びあわただしく店内を移動する店員さん。いろんな音が溢れかえっている!


ホフブロイハウス


民族衣装を着てオシャレをしながらビールを飲んでいる集団がちらほら。彼らはここホフブロイハウスの常連さんで、MYビアマグを店内に置くことを許された人たち。かっこい〜〜(笑)!
ホフブロイハウスの常連さん


常連さんと一緒に


さんざんビールを楽しんだ後は、クリスマスマーケットでホットワインを飲む。
さすが大都市のマーケットだけあって、ものすごい人出だ。スケート場まで設営されている。


ミュンヘンのクリスマスマーケット


そしてミュンヘンの空港へと向かうが、ガイドブックの見落としてしまいそうな欄外に気になる情報を発見。なんとビールの街、ミュンヘンは空港内になんと自家醸造しているビアホールがあるんだと!行くしかない!!
その名もエアーブロイ!かっこいい〜〜〜


エアーブロイ

最後の最後までおいしいビールにありつけるとは思ってもいなかった。
こうして私の、クリスマスマーケットとビール漬けの旅行は幕を閉じた。

スタッフおすすめ度
フランクフルト ☆☆☆ クリスマスマーケットの時期であればオススメ
ニュルンベルク ☆☆☆☆ 中世の雰囲気を感じられる。ドイツ三大クリスマスマーケットの一つ。
ローテンブルク ☆☆☆☆☆ ロマンティック街道を代表するかわいらしい街並みが素敵
ネルトリンゲン ☆☆☆ 城壁にぐるっと囲まれた、まぁるい街
フュッセン ☆☆☆☆☆ 素晴らしい自然と美しいお城にため息が出そう
ミュンヘン ☆☆☆☆☆ ビールと芸術の街。ビアホールは絶対にオススメ

(2015年12月 久保井奈々子)

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