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マイベストアワード2025最優秀賞に続き、オリコン顧客満足度®3年連続1位を獲得 [プレスリリース]

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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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セイシェル
青と緑のセイシェル×金色のアブダビ
エリア:
  • 中近東>アラブ首長国連邦>アブダビ
  • インド洋>セイシェル>マヘ島
テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 
投稿日:2016/01/05 15:39


「ほらセイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ
世界のどんな場所で見るよりも 美しい夕焼けよ」

1980年代を代表するアイドル松田聖子が歌った「セイシェルの夕陽」。この歌により、聖子ちゃん世代の方には少し知名度があるらしい。
が、私の友達に「セイシェルに行ってくる」と言っても皆声を揃えて「どこ?」という反応。やはりまだまだ日本人には馴染みのないセイシェル。
今回は、そんな美しい夕陽を見に(?)、セイシェルを訪れてきた。
「インド洋の真珠」とも呼ばれているセイシェル。一体どんな国なのだろうか。

飛行機でまず到着するのはセイシェルで1番大きな島、マヘ島。飛行機から降りると、滑走路の向こう側には真っ青な海が広がっており、ざざーという波の音がすぐそこに聞こえる。滑走路の隣がもう海、という状況とその熱気に、異国の島国セイシェルへの期待と興奮が高まってくる。
セイシェルの首都ビクトリアはこのマヘ島にあり、人口の90%がこの島に住んでいる。セイシェルで一番大きな島だ。
中心の島と言っても素朴そのもので、陸地面積に占める森林の割合は88.5%と言われている程そこには手つかずの自然がたくさん残っている。ビクトリアではココナッツの木より大きな建物は存在せず、とてもゆったりとした時間が流れている。そんな大自然の中には素敵なリゾートもたくさんあり、世界中のハネムナーに人気のディスティネーションとなっている。(あのウィリアム王子とキャサリン妃もハネムーン先に選んだとか・・。)

マヘ島の中でも最も有名なのがボー・バロン・ビーチ。
ボーバロンのエリアにはたくさんのホテルが建っている。
バジェットを抑えたい方におすすめなのが「コーラルストランド スマートチョイス」。
ビクトリア市内まで車で約10分、空港まで20分。ボーバロンの中心にあり、ショッピング、ビーチ共に楽しめる便利な立地にある。
スタンダードルーム


ホテルのビーチ


メインレストランからは松田聖子も歌っていた夕陽を綺麗に眺めることができる。
メインレストラン


このエリアで、ラグジュアリーなホテルに泊まられたい方におすすめなのが、コーラルストランドの隣にある「サヴォイ リゾート&スパ」。2014年5月にオープンしたばかりの新しい5つ星ホテル。


コーラルストランドに宿泊の方はサヴォイのレストラン等の施設を割引価格で利用でき、反対にサヴォイの宿泊者はコーラルストランドの施設を割引価格で利用が可能。
インドネシアのデザイナーが手掛けたお部屋は落ち着いた色使いで、また広さすぎず狭すぎず、私は個人的にいろいろ見たホテルの中でも一番好きだったかもしれない。
サヴォイルーム


バスルーム


広い敷地内には、セイシェルで一番大きなプールもある。


そして今回宿泊させていただいたのが、「ケンピンスキーセイシェル」。
エントランス


現在セイシェルで唯一、日本人の総支配人がいるホテル。そのためか、きめ細やかなところまで気が配られていて、非常に過ごしやすかった。ヨーロッパの方はダブルベッドのお部屋を好まれるので、80%以上の宿泊者がヨーロッパ人(特にドイツ、フランス、スイス)であるセイシェルではツイン(ベッド2台)のお部屋のないホテルもある中、ケンピンスキーでは日本人の要望に応えられるようどのカテゴリーにもそれぞれツインベッドかつバスタブ付きのお部屋が用意されている。(全部屋ではなく数部屋のみなので、確約ではない)
シーサイドルーム


バスルーム


シーサイドルーム


ミニバー内の飲み物は無料


バスタブ付きのお部屋もある


シーサイドルームの場合はお部屋からそのままベ・ラザールビーチにアクセス可能。
ベ・ラザールビーチ


このビーチを歩いてフロント、レストランにもアクセスできる。やわらかい白砂がとても気持ち良い。また、敷地内にはプール、スパ、テニスコート、ジム、ダイビングセンター等、リゾート内で滞在を完結できる十分な設備が整っている。夕方にはカクテルアワーもあり、飽きることなくリゾートを満喫することができる。キッズクラブもあるので、お子様連れにも安心。実際ファミリーのお客さんがとても多かった。
スパ


ダイビングセンター


カクテルアワー


ケンピンスキーの前には大きな岩山があり、そこからはケンピンスキーを一望することができる。宿泊した際には絶対に足を運んで頂きたい。スタッフが用意してくれたココナッツジュースを飲みながら、心地よい風を浴び、最高な景色を眺める。時間を忘れてずっといつまでも眺めていられる景色だった。ここからの夕陽も最高。




最後におすすめしたいリゾートが、世界の「フォーシーズンズリゾート」。
マヘ島の南西、静かな丘の上に位置するフォーシーズンズ。丘の斜面に独立型のヴィラが点在しており、場所・眺めによってそれぞれカテゴリーが分かれている。


眺め以外は基本的に全室同じ内装で、広いウッドデッキやインド洋を見下ろすプライベートプールが備わっており、お部屋は182平米と広くとても開放的。
プライベート感たっぷり




ヒルトップオーシャンビュー


丘の頂に築かれたスパは、リラクゼーションスペースから素晴らしいインド洋の眺望が楽しめる(サンセットタイムがおすすめ)。
ヨガ・パビリオンが併設されており、海を見下ろしながら、ヨガを体験することも。


毎朝ここでヨガプログラムがある


こんな素晴らしい景色を眺めながらヨガができる


心身ともにリラックスできるリゾート。キッズクラブも充実しておりファミリーでもハネムーンにもかなりおすすめ。
広いキッズクラブ


ゾウガメもいます!


マヘ島に滞在して驚いたこと。それはセイシェル=ビーチのイメージが強かったが、意外と山が多いこと、そしてビクトリアでの車の渋滞と、物価の高さ。
地図で見れば小さな島で、移動も簡単なように思えるが、空港からボーバロンベイエリアのホテルに行くには問題ないが、今回宿泊したケンピンスキーまでは山を越えるため、実はかなりグネグネとした山道を登ったり下りたりしながら行く。空港から離れたホテルに宿泊の場合、車酔いしやすい方は酔い止めがあった方が良いかもしれない。
また、マヘ島ではここ数年で急に車が増えているらしく、ビクトリアでは渋滞が問題となっている。因みに、セイシェルでは車は日本と同じ右ハンドルで、日本の免許書があれば簡単に車を借りることができる。バスはビクトリアを中心に、南と北に一律料金(5ルピー)で運行している。(南部から北部に行きたいときは必ずビクトリアで乗り換える)コストは抑えられるが、あまり頻繁に走っていないため、島での移動にはレンタカーかタクシー便利だ。タクシーは流しのタクシーは走っていないので、タクシー乗り場で拾う必要がある。
ホテルから空港へ行く際など、時間に遅れられない場合は渋滞していることを考慮し早めに出発することをおすすめする。
またセイシェルではココナッツとパイナップル以外はほとんどのものを輸入に頼っているので、極めて物価が高い。5つ星ホテルだとお水1本500〜800円程、ビール1本1500〜2000円程。町中ではあまり買い物ができるようなところはなく、特にビクトリアから離れたリゾートに宿泊する場合は現地では何も買えないと思った方が良い。特に歯ブラシは置いていないホテルがほとんどだったので、必要なものは必ず持って行くことをおすすめする。

☆☆アブダビ☆☆
日本からルセイシェルに行くにはエミレーツ航空もしくはエティハド航空でドバイかアブダビを経由して行く。今回私はエティハド航空でアブダビを経由し、帰りに1泊した。
セイシェルの素朴な感じからはうって変わり、次はオイルマネー大国へ。これまでドバイには行ったことがあったが、アブダビはドバイとはまた違う雰囲気があった。
ドバイでは高層ビルがまるでその形や高さを競うように立ち並んでいるのに対し、アブダビではドバイ程高層ビルは多くない。またアブダビでは緑を大切にしているため、道路を走っていると街路樹がずっと立ち並んでいる。車でアブダビからドバイまで走っていると、ドバイに入った途端街路樹がなくなるからすぐに分かるとか。 また、ビーチもありとってものんびり、ゆったりとした空気が流れている。
今回、ケンピンスキーさんのご協力の下アブダビで一番高級と言われている「エミレーツパレス」に1泊させていただいた。そう、あの「Sex and the City」で使われていたホテルだ。まさか、自分がここに泊まれるとは、、。
ホテルに入り、チェックインをしているとまずバラの花を一輪渡される。(女性のみ)そして、次に手渡されたのが金のルームキー。


金のルームキー


フロント


館内も室内も見渡す限り金だらけ!


金の自動販売機






金のエレベーター




コーラルルーム


ティッシュのケースまで金!


歯ブラシやごみ箱まで金ぴかでした。

お部屋にはiPadがあり、電気や空調などは全てこれで操作できるだけでなく、音楽や映画なども豊富に揃っている。


壮大な敷地の中には、なんとレストラン15軒、大きなプールに1.3kmにも及ぶプライベートビーチが。1泊では全然足りない。
エントランス


金のロールスロイス


まさに「豪華」とはこのこと。恐るべしオイルマネー。とにかく桁の違いに開いた口が塞がらないまま、1泊という短い滞在は幕を閉じた。

セイシェルとアブダビ。雰囲気も文化も食べ物も違い、最後の1泊のアブダビがこの旅の良いスパイスとなった。日本からアブダビまでは約 時間、そこからセイシェルまで 時間と長旅になるので、途中一息入れるにも、この2国組み合わせはおすすめだ。

ケンピンスキーセイシェル ★★★★★
松田聖子が歌った夕陽をぜひホテルの岩山から独り占めして下さい。

フォーシーズンズ ★★★★★
やっぱり世界のフォーシーズン。徹底されたプライベート空間で2人だけの時間を満喫できます。

エミレーツパレス ★★★★★
Sex and the Cityでも使われた超豪華ホテル。金のカプチーノが有名。館内を見て回るだけでも楽しい。

(2015年10月 池田郁依)

エジプト
おそらく日本人初!ナイル川1泊2日ファルーカ体験と 美男・美女・美食の国レバノンで家庭料理体験
エリア:
  • 中近東>レバノン>ベイルート
  • アフリカ>エジプト>アスワン
  • アフリカ>エジプト>ルクソール
テーマ:クルーズ 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/05 15:35


最近は落ち着き,観光客も戻りつつあるエジプト。
アラブ料理の中では一番おいしいと言われるレバノン
今回はエジプトでファルーカ体験をする研修ツアーへの参加とレバノンのご家庭で料理を頂くのが主な目的。
エジプトとレバノンに行くと伝えると多くの人が何故?危ない!と心配してくるがそれはイメージの問題であって実際は特に渡航には問題がない。2015年10月時点でエジプトは外務省からも十分注意してくださいのレベルであるため他の国と大して変わりはない。レバノンは1つ上の不要不急の渡航は止めて下さいのレベルであるが現地旅行社の情報等を基に出発は問題ないと判断。日本に伝えられる情報とのギャップがある現実をこの目で確かめるために出発。

最初はエジプト観光

成田からドーハ乗り換えのカタール航空でルクソールへ。到着翌日にルクソールとアスワンの中間に位置するナイル川西岸の町エドフにあるホルス神殿へ。ここはハヤブサの頭部を持つホルス神を祀っており、エジプト内でも最も保存状態がよい神殿。細かく刻まれているレリーフには数多くの神話が描かれている。


アスワンから少し北にある、ナイル川に突き出た丘の頂上に建つコムオンボ神殿はハヤブサの神のホルス神とワニの神であるソベク神を祀る珍しい二重構造の神殿。


とにかく人がいない、ウソだろって言うほどの静寂感、そして2か所とも私とガイドの貸切状態でゆっくり見ることができた。良いのか悪いのか写真に人が写らない。ちなみに次の日にアブシンベル神殿へも行った。ここで中国人のグループといっしょになったが彼らは日帰りなので宿泊ホテルは私とガイドだけという、これまた貸切状態。

ナイル川1泊2日ファルーカの旅

ナイル川クルーズと言えば大きなクルーズ船のツアーが有名で人気だがあえてファルーカ、いわゆる帆掛け舟を1泊体験した。少しだけファルーカに乗るツアーはあるが、宿泊を伴うものはないので今回はツアー作成のための下調べをした。アスワンの中心街にあるボート乗り場を午前発。しばらくトイレに行けないので乗り場近くのマクドナルドで済ませていざ乗船。


自然の風に揺られながらナイル川を遊覧する3食付の快適な旅がスタート。
日本語ガイドと地元ヌビア人の乗組員が優しくエスコートしてくれるので安心。ただしヌビア語は独特でエジプト人ガイドにもちょっと何を言っているのかわからないらしい。彼らとうまく会話ができないのが残念だが、心が通じるというか表情でこっちの気持ちをわかってくれるナイスガイ。


まずは食糧倉庫代わりの舟へ行って3食分の食材と飲み物を調達。
その際にビールの必要本数を伝える。冷えていないので途中のケンタッキーで氷を仕入れてクーラーボックスで冷やす。エジプトといえばステラビール。どこで飲んでもおいしいがファルーカの上でもかなり美味い。


ナイル川を南へ北へ風任せの旅

川幅は700メートル前後といったところか、おぼれても岸まで泳げそうな距離。
舟に揺られながら寝転がってクヌム神殿、アガハーン廟、エレファンティネ島、キッチナー島など、そしてアガサクリスティが滞在していたことで有名なオールドカタラクトホテルを見る


途中水遊びをしている子供たちが寄ってくる



可愛いなと思ってカメラを向けるとお金を要求されるので注意が必要。
そして昼食。新鮮な野菜と卵をガスコンロでスタッフが手際よく調理。


レストランで食べるものとは一味違い、自然の中で食べるとより美味しく感じる。


食後の昼寝。正確な人数制限を確認し忘れたがメインに6人サイドに2人寝られるらしい


気づいたら夕暮れ。


日が暮れたら近くの村に停泊する。


トイレがないので通常はこのように停泊するまで我慢しなければならない。そして村に上陸して誰もいない野原で済ませるのが決まり。これがトイレへ続くブリッジ


帳を降ろしてベッドルームメイキング


晩ご飯は昼と少し違うメニュー。途中で買ったお菓子を添えてあっけなく満腹。体を動かしておらず、しかもランチとの間隔が短いのであまりお腹は空いていない。疲れが溜まっていたせいか食後にもかかわらず即横になる。
用意された寝袋に包まれて遠くに聞こえるコーランの響きをBGMに就寝。
ほどよい揺れと心地良い風であっという間に夢の中へ、いつ寝たかほとんど記憶がない。


揺れは少ないが隣で寝ているガイドが寝返りを打つたびその音が響く、これが結構うるさい。虫はほとんどいなくて
快適だがビールを飲んでいるので予想通り夜中に激しい尿意で目が覚めた。
ところが頼みのブリッジがない!水が満ちているため全く役に立たないではないか!我慢しようかと悩むも小のみならず大の方までもよおしているのでここは勇気を出して上陸を敢行。ところが途中で目測を誤り足をすべらせ川に落ちる。
その衝撃で大の方が引っ込んだのは不幸中の幸いか。
夜空にきらめく星、そして対岸の灯りが川に映し出されていて綺麗だった(写真はなし)
真夜中の空気を少し喫って、着替えて再び眠りの奥へ。
翌朝は早起きしてサンライズ鑑賞。


デッキからの眺めも素晴らしい。


マストによじのぼる



清掃作業を体験して再船出。


ガイドからシャワーを浴びに行くと言われたのでてっきりどこかの家にお邪魔させてもらえるかと期待していたら、
ナイル川でのシャワータイムだった。ちょっと抵抗があったが綺麗なナイル川の沐浴は自然を体感できる絶好のチャン
ス!ここまで来て入らないわけにはいかない。朝とはいえ既に気温は30度近い暑さなので水は冷たく感じない、というかちょうどいい、気持ちいい温度。


もちろん舟内に着替えスペースがあるので心配要らない。


シャワーの後は朝食。禁断の朝ビールで1日のスイッチを入れる


そしてまもなく下船。あっと言う間に24時間のツアーが終了した。振り返ってこのツアー、ナイル川からのサンセットとサンライズは必見。
ナイル川で水泳という貴重な体験もできるので1泊2日は長くなく、短くなく、疲れなく、・・・
体験するにはちょうどよい尺であると思う。

お次はレバノン



レバノンと聞いて何をイメージするか?その前に何しに行くの?と間違いなく聞かれる。仕事!という以外、明確な答えは持ち合わせていない。そんなレバノンは内戦、空爆、テロ、危ない国・・・多くの人がそういうマイナスイメージを持っていると思うがここ数年は争いも無くなり平和を取り戻しつつある。しかも最近レバノンの料理が日本のメディアでも取り上げられるなど、実は密かに注目度が高まりつつある国である。
その実態を確かめるため、フラッグキャリアであるミドルイースト航空でベイルートへ向う。


北と東がシリア、南はイスラエルと接しているレバノンはアラブ諸国の中で唯一不毛の砂漠がない国。その細長い国土は岐阜県と同じくらいの広さで近隣諸国からの避暑地として、また東西の貿易の中継点として繁栄し、国土の豊かさと気候の温暖さから中東のスイスと呼ばれている。レバノンは宗教のモザイク国家と言われていて多くの宗教が存在する。 国民のほとんどはアラブ人だが大きく分けて約7割がイスラム教徒約3割のキリスト教徒、さらにそれぞれ宗派が細かく分かれている。その他にも少数のユダヤ教徒など多くの宗派が存在していて、宗教とその宗派が国会の議席数の配分に大いに影響しているのが特徴。また、その宗派によって生活するエリアが異なるのも特徴で
かつての内戦によって中心地である旧市街を境に西がイスラム教徒地区、東がキリスト教徒地区に大きく分かれている。

地中海に面した首都ベイルート

政治経済の中心地で中東のパリと言われている。スイスとパリどっちなんだよ!というのはどうでも良く、実際に海岸通り(コルニッシュ)を歩いて見るとその意味がなんとなく理解できるほど周辺はとても穏やかでヨーロッパっぽい
雰囲気が漂っている。


主なホテルは西部に集中していて1泊目はその西部の海岸通りにある
リビエラホテルにステイ。残念ながら部屋は海側ではなかったが設備は申し分のない良いホテル。


海岸通りはジョギング、散歩、釣りなどを楽しむ人たちが行き交う地元レバニーズの憩いの場所。車の騒音も少なく静かで上品なエリア


ちょうど1週間後にマラソン大会を控えているらしく参加すると思われる市民ランナーが練習している姿を見かける。


地中海に浮かぶ奇岩、鳩の岩もこの地の名所


夜遅くまで明るく人通りが多く賑やかなので夜歩きもお勧めできる。
海岸通りを南に下ると旧市街。地図で見ると近そうなのだが意外に距離があって歩くと良い運動になる。
途中、ホリデイインホテルの建物が目に入ってくる。銃弾の跡が消えないこのホテルはずっとクローズしたまま聳え建っている。


長い内戦の主戦場となったこの旧市街も今ではその面影も少なくなり、エトワール広場を中心に復興されている。中でもブランドショップが集まるベイルートスークは古くからあったものを少し遺して新しいものとミックスさせ4年がかりで再開発された流行最先端のショッピングスポットとして注目されていて地元レバニーズや多くの観光客で賑わっている。



地球の歩き方によると、世界の一流建築家・デザイナーを招き最も賑わっていた4つのスークを中心に再建が進められ、これにより敷地内にある紀元前2500年前の遺跡なども新たに保存されることになった。スークはいくつかのテーマごとに分けられ総店舗数は200、これに複数のレストラン、カフェが加わる、いわゆる複合商業施設である。


ベイルート・その他の観光ポイント

暗殺されたハリーリ前首相のお墓


キリスト教の聖ジョージ教会



その隣はイスラム教のムハンマドアミーンモスク


これらは旧市街に集中しているので1日あれば歩いて見て周れる。但しエトワール広場は時期が悪かったのかもしれないが入場規制が厳しい。デモ行進を排除するのが目的らしく一般人はシャットアウト。


せっかく来たのに広場に近づけない。ただ警官によっては優しい人もいてそっと入れてもらえた、がもちろん人影少なくゴーストタウン状態なのでただ単に端から端を歩いただけであった。
2泊目は西ベイルートの中心、ハムラ地区。そのメインストリート、ハムラ通りにあるプラザホテルにステイ。
中心地だけあって周辺は地元の人たちの溜り場で一晩中騒がしい。


ここも設備は申し分ないが騒音が気になる人にはお勧めできない。

レバノンの人たち

とにかく美男美女が多い。写真はダメ!という人も少なくないがおおむね明るくて愛想が良く、かつ親切な人が多い。
道を訊いても感じよく答えてくれる。ただ英語が通じないことも時にあってコミュニケーションが難しい。
駐車場でたむろっていたちょっと怖そうな3人組。声をかけると意外に優しいリアクション。喜んでポーズを取ってくれた。












レバノンの人たちには失礼だが、思っていた以上に街がきれい。街中にゴミ箱が多いのでゴミが少なく清潔。
目つきの悪い人や物乞いする人もほぼ見かけないのでこのような空気からも治安は比較的良いと感じる。

ベイルート郊外観光

ベイルート中心地からから北へ車までおよそ30分のところにあるドッグリバーへ。
ここはかつてエジプトとメソポタミアを結ぶ交通路。エジプトのラムセス2世が戦いの後にここを通りかかって碑文を刻んだのがはじまり。その後ナポレオン3世など歴史に名を遺す錚々たる英雄たちが記念碑を建てたというかなり重要なポイントなのだが、なぜここに?といった場所、高速道路の脇にあってわかりづらい




重要な場所であるにもかかわらず扱いが低くなっているような気がしてならない。
記念碑は道路脇に点在している感じで、いわゆる”入場”はない。当然駐車場もないので路肩に車を停めて後続車を注意しながらささっと観光、ところが突然足元をすくわれ転倒し顔面を強打!その衝撃と出血で病院行きを覚悟したが、なんとか軽傷で済んだ。ナポレオンが通った由緒あるポイントで一生忘れない思い出を創ってしまった。
ここでの傷は良い記念と前向きに考え痛みを堪えながら次の目的地ジェイタ洞窟へ。
ここは神秘的な空気に包まれた本格的鍾乳洞。まずはゴンドラに乗って入口へ。
内部は撮影禁止なのが残念だが保護のためそれは仕方ない。


大したことないだろうとそれほど期待していなかったがどっこいとんでもない!奥深くまで楽しめるお勧めスポットで前半はテーマパークのように整備された洞窟の中をゆっくり歩いての見学。高い天井から吊り下がった鍾乳石が見事に
ライトアップされていて感動的。後半は敷地内をトラムで下ってもう1か所の洞窟へ。ボートに乗って探検気分を味わいながら地底湖をおよそ10分のクルーズ。奥へ進むとさらに幻想的な光を楽しむことができる。
そして仕上げは出口のお土産屋、ここで美しい店員さんに出会い洞窟観光の満足度が倍増した。


次に洞窟の近くにあるハリッサへ。山の上にはレバノンの聖母と呼ばれる白亜のマリア像の聳え建ち、多くの人が巡礼に訪れる聖地がある。(B495)標高600メートルの山頂はまさに絶景ポイント。今回は車を使ったがロープウェイとケーブルカーを乗り継いで登る方法もある。


ここからは内戦中に疎開してきた人達によって発展したジュニエの街並と地中海を一望できる。
また、国旗にも描かれるこの国を象徴するレバノン杉も見事である。


最後はビブロス遺跡へ


国内に5つある世界遺産の1つで、バールバックと並ぶレバノンを代表する観光地
バイブルの名前の由来となっていることでも有名。新石器時代の住居跡など歴史が深く、とても静かな名所。





ローマ式とアラブ式が融合された聖ヨハネ教会


レバノン家庭料理体験

最近日本のテレビでも紹介されつつある話題性の高いレバノン料理。ネットで調べるとレバノン内戦を避けて多くの
レバノン人がヨーロッパや南北アメリカなどに移住して広まり、欧米の大都市ではベジタリアン向け料理やダイエット食としての需要が高いらしい、という事でそのクオリティの高さがとても楽しみである。既に初日の夜、昭和のBGMがガンガン流れるレトロなレストラン、そして2日目の昼にペペというさらに古いレストランで魚料理を味わってきたのである程度の予習は出来ている。肝心なお家はドライバーさんとガイドさんご夫婦のマンション。初日の空港でご主人がお迎えに、2日目の観光は奥様がガイドとして同行、わずか2日とは言え、とても気さくなお二人とは心が解け合った絶妙なタイミングでご自宅を訪問。やはり初日からいきなりというのは難しいので、お互い心の準備をしておいたのが良かった。家庭料理体験といっても今回は時間の関係で食べる方だけ。希望があれば作ることから体験が可能らしい。ご夫婦は敬虔なクリスチャンなのでご自宅はベイルートの東地区にある。日本人の訪問が珍しいようで、
何とこの日のために親戚まで連れてきてくださった。日産のサニーで到着後、見上げるとベランダからウェルカムポーズ、そして玄関で手厚いお出迎え。




今まで数か国の一般家庭をちら見してきたがこのベイルートのマンションは靴を脱がないこと以外は日本と変わらない、というか非常に似ている。許可を得てお部屋を撮らしていただく


料理の準備


そしてビールで乾杯。


レバノンのメインブランド”ALMAZA”

とにかく野菜が新鮮。ラディッシュがみずみずしくてドレッシングは要らない。
アラブ料理で一番おいしいと言われるレバノン料理は広大な山脈と地中海に面した肥沃な土地柄と温暖な気候から産まれた豊富な野菜を生かした料理。メッゼと呼ばれる前菜がたくさん並ぶのが特徴でオリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうをベースに、ゴマやガーリックなどのスパイスを程よく効かせているので、とてもさっぱりしていてクセがない。

代表的なお勧めメニュー

・パセリがたっぷり入ったサラダ”タブーリ”


・焼きなすのペースト“ババガヌーシュ”


・ひよこ豆のペースト“ハンモス”


これらをホブスという薄いパンにつけて食べるとてもヘルシーな料理。
1つ1つの味が良くさっぱりしているので飽きることがない。
もちろん肉や魚もあるが野菜とパンだけでほぼ満腹になるとてもヘルシーな料理。


一番おいしかったのがトマトと肉がつまったズッキーニ


1つ1つの料理に作る人の愛情が込められているからこそ美味しいのだとあらためて感動した。
食後のスイーツ、そしてお茶とシーシャ。ここレバノンではシーシャとは言わずナルギレという。
このフルコースに大満足


片付けのお手伝いも


限られた時間なのであっという間に別れの時が来てしまった。ありがたいことに空港まで家族全員で送って
下さったのだが、別れ際の奥様のハグがハンパなく力強く、つらい別れになった。


海外旅行で、こんな短時間でここまでの愛情を注いでもらったことがかつてあっただろうか。
言葉だけでなく味でも伝わる、料理を通じた素晴らしい出会いに感謝している。

最後まで読んで下さった方へ

エジプトの観光地はまったく平穏であるにもかかわらず観光客は非常に少ないです。
先日の飛行機事故で追い打ちをかけられ、またしばらくは足が遠ざかってしまうのではないかと心配ですが、
こんな時こそ情報を正しく伝えて一人でも多くの人にエジプトに行ってもらいたいと思います。
レバノンはある中東のアナリストのコメントによりますと
今のところ、政治的に膠着し、未回収ゴミの問題などの大規模なデモが相次ぐ
などの不安定要因はあるものの、脆弱な安定をなんとか維持している国です。
料理が美味しく人々も優しい愛溢れるレバノンをいつか是非一度、自分の眼で確かめて頂きたいと願います。

スタッフおすすめ度

★★★ファルーカ1泊2日・・・他で味わえないアドベンチャー。サンセットとサンライズが見どころ。
★★★★ベイルート旧市街・・・かつての内戦の主戦場。戦争の爪跡と平穏な現在を同時に見ることが出来る。
★★★★★ジェイタ洞窟・・・テーマパーク感覚で楽しめる神秘的なスポット。
★★★★★レバノンの聖母・・・丘のてっぺんから見下ろす地中海と街並みは必見。レバノン杉も綺麗。

(2015年10月 櫻本竜一)

カンボジア
歴史と自然を大満喫!カンボジア・ベトナム9日間の旅
エリア:
  • アジア>カンボジア>シェムリアップ
  • アジア>ベトナム>ホーチミン
  • アジア>ベトナム>フーコック島
テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/05 15:32
カンボジア・ベトナム出張の機会をいただき、シェムリアップ4泊、フーコック2泊、ホーチミン1泊の旅をしてきました。入社半年で訪れた国はもう4カ国。たくさん旅に行かせてもらい、行く度にどんどん好きになってゆく海外。一人思い出にふけながら書くこの旅行記では、カンボジア、ベトナムの魅力を少しでも伝えてゆけたらと思います。

今回の旅はベトナム航空利用。まずは成田からハノイ乗り継ぎでシェムリアップへ向かいます。下調べでハノイでの乗り継ぎは難しいなんて書いてあったので少々不安でしたが、無事乗り継ぎをクリアしシェムリアップに到着!
飛行機をおりると湿気たっぷりの熱風が押し寄せてきました。蒸し蒸しと暑いこの感じ。東南アジアに来たんだと実感させられます。

《シェムリアップ》
シェムリアップといえばアンコールワットを代表とする遺跡群。
今回は私が行った中で特によかったスポットを紹介していきたいと思います。

●カンボジアNO1観光スポット、アンコールワット
カンボジアと言えばアンコールワット。何て言われるほどカンボジアを代表する寺院。ちなみにカンボジア人はものすごくアンコールワットを誇りに思っていて、タイの女優が「アンコールワットはタイのもの」と発言しただけで大使館を焼き討ちにするほどの暴動が起きたそう。そんなカンボジアの誇りであるアンコールワットをまずは紹介してゆきたいと思います。
30年もの歳月をかけて造られたと言われるアンコールワット。とにかく敷地内は広く、また巨大な建造物は圧巻でした。


第一回廊


第一回廊内。ながーーーーーい廊下


チラッ


回廊の壁にはこのようなレリーフが一面に描かれています。とても精巧で美しく、見ているだけでも楽しいですが、このレリーフには物語があるのでアンコールワットに訪れる前に予習してからくるとレリーフの意味もわかりさらに楽しめます。


第三回廊


美しい彫刻


ため息がでるほど美しく、荘厳な寺院でした。
外観も素晴らしいのですが、回廊内も美しいレリーフや像がたくさんあり見所満載です。
ちなみアンコールワットが1番美しく見える時間は日の出の時間。いわゆるアンコールワットの朝焼けです。
日が昇るにつれ後ろから照らされるその姿はなんとも神秘的で、息が止まるほどの絶景なんだそう。ちなみに私も朝焼け鑑賞をしに朝5時に起きてアンコールワットに行ったのですが、あいにくの曇り空で見れず…1番楽しみにしていただけにがっかり、、、
雲が邪魔して見れないことも結構あるそうなのでこればかりは運次第。でも何度もトライしてでも見る価値あり!だそうなので朝焼けを見にまたアンコールワットに来ようと心に誓いました。

○密林の遺跡、ベンメリア
ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言われるベンメリア。
ここはもう本当にジブリの世界でした。
入り口からもうかなりの崩壊ぶり


ベンメリアは1990年代に発見されてから内戦の影響などでほとんど修復されておらずかなり崩壊しており、そこらじゅうにブロックが散乱し、苔や草が生い茂っています。
しかしベンメリアはその崩壊ぶりがものすごく良い味を出していて、神秘的で美しいのです。


ラピュタの巨大な木の前で


崩壊


異世界への入り口のよう


勇気があれば中にも入れます


入ってみたものの中は真っ暗


敷地内に自然のブランコなんかもあります


ブランコを探すのも面白い


ベンメリアは観光客が少なく静かなところでした。
自然のブランコに乗ってぼーっとしながら目をつぶるとラピュタの映像が浮かび、目を開けると実際にラピュタでみた景色が広がる。まるでジブリの世界にいるんじゃないかと錯覚するほど、幻想的で不思議な場所でした。
今回の旅の中で1番印象に残った場所です。
今後、観光客が増えてゆくと神秘的な雰囲気も存分に味わえなくなると思うので、ぜひ観光客が増える前に訪れていただきたいです。また、雨季に行くと苔や草木が生い茂り緑が映え、より一層美しい姿が見れるのでオススメです。

●大自然を満喫できるプノンクーレン
プノンクーレンはシェムリアップから車で1時間半ほどの場所にあります。ジャヤバルマン2世がアンコール王国独立を宣言した聖なる山で、アンコール発祥の地と言われる場所です。中心には金色に輝く巨大な涅槃像が有名なプレア・アントン寺院があります
プレアアントン寺院入り口・のどかな風景が広がっています


お釈迦様の足跡が!


涅槃像


微笑んでいるようにも見える


聖水を作る僧侶。ここに水を流し、僧侶がお経を唱えることで流れる水は聖水になるそう


水も量が多くよく見えないけれど、川底一面に彫刻が彫られています 、乾季になると水が引いてよく見えるそう


千本リンガの上で


散策してたらいきなり現れた遺跡。緑が美しい


聖なる滝の前で


プノンクレーンはとにかく自然がいっぱいなので、のんびり散策するのがオススメです。不意に遺跡が現れたりもするので、歩いているだけでも楽しいです。暑くなったら冷たい川に入ってひと休みもできます。また、バーベキューができる場所もあるのでカンボジアの聖なる大自然に囲まれながらのバーベキューなんてのもいいですね。

以上がカンボジア・シェムリアップで実際に見てきた中でのオススメの場所です。
映画「トゥームレイダー」の撮影地にもなった、ガジュマルの樹に侵食される遺跡タプロームも良かったのですが、観光客が多すぎて雰囲気をよく味わえなかったのでオススメにはあげませんでした。

●シェムリアップ町歩き(夜)
シェムリアップに来てから毎晩のように夜歩きをしていたので、その様子も少し紹介しようと思います。


日本人が経営するショップ「HARIHARA」


日本人が経営するショップ「SUIJO」


ナイトマーケットストリートの先にアンコールナイトマーケットがあるのですが、そこに日本人が経営するショップが3つありました。どのお店も可愛らしい雑貨を扱っていて女性にオススメです!日本人の店員もいるので日本が恋しくなったらお話ししに行ってみるのもいいですね。
また、シェムリアップの夜の街を観光客の多いパブストリートから薄暗い人通りの少ない路地裏なんかまで歩き回りましたが、危ない思いは一切しませんでした。カンボジア=危険のような固定観念があったけれど、全然そんなことないと実際に行ってみて思いました。ただ、スリなんかはやっぱりあるようなので、貴重品には注意しましょう。

次はベトナムフーコックへ向かいます。
シェムリアップからホーチミンで乗り継ぎ、ホーチミンから国内線に乗り1時間ほどでフーコックに到着です。

《フーコック島》
ベトナムの秘境とも呼ばれるフーコック島。フーコックは本当に海が綺麗なので、美しい海を思う存分満喫するのがオススメです。




ビーチで昼寝


美しいビーチを満喫したら、夜はナイトマーケットで新鮮な魚介類を!


南国フルーツがたくさん!


新鮮な魚介類が並ぶ


大きなうに


選んだ海鮮を目の前で焼いてくれる


これからいただくカニと


貝殻を加工した美しいアクセサリーショップ


ナイトマーケットでは毎夜とれたての新鮮な魚介類が並びます。それを目の前で焼いてもらい、焼きたての海鮮がデーブルに並べられます。種類も豊富でウニやカニ、エビなどはもちろん、蛇やカエルまでおいています。フーコックでは新鮮な焼きたての海鮮をお腹いっぱいに食べれる毎日が送れますので、海鮮好きにはおすすめです!

フーコックは良い意味で何もないところでした。何もないからこそ自然を楽しめ、日々の喧騒を忘れてリラックスできる場所です。
フーコックに来たら是非のんびりとした1日を過ごしてみてください。朝はゆっくり起きてビーチに向かい、ビーチでのんびり。フーコック島の砂は鳴き砂なので歩くたびにキュッキュッと鳴く砂の声にもまた癒されます。お腹が空いたら市場に行って新鮮な海鮮をいただき、またビーチに戻って美しいサンセットを見ながら晩酌。なんて1日、最高です。何も考えずただただ自然を感じる。そんな1日をフーコックでは過ごしてみてください!


《ホーチミン》
ラスト2日はホーチミンに滞在。ホーチミンではクチトンネルとミトのメコン川クルーズへ行ってきました。

○クチトンネル
ここはベトナム戦争の舞台となり、戦争中米軍を苦しめたゲリラの基地となった場所です。ベトナム兵士は地下に全長250キロのトンネルを掘り、そこで生活したり、武器を作ったりしていました。現在そのトンネルや、戦争で使われた武器、落とし穴などが展示され、また、実際にトンネル内に入ったりなんかもできます。
トンネルに入ってみた




トンネルの中は狭いし暑いし真っ暗


落とし穴。下には大量の鉄の槍が


蟻塚に似せた空気穴。空気穴が米兵に見つかるとその穴から水や毒ガスを入れられるので、カモフラージュのために蟻塚に似せて作ったんだそう


実際に使われた戦車


本物の爆弾


爆弾投下跡


射撃体験してみた


クチトンネルは実際にトンネルに入れたり、射撃体験ができたりと見るだけではなく実際に体験出来るのが良かったです。ただ、ここで多くの人が亡くなっているのか、なんて考えると複雑な気持ちになりました。
ここに来られる予定の方は歩きやすい靴と汚れても良い服でくることをオススメします!
また、クチトンネルは説明されないとわからない物が多いので、日本人ガイドをつけるか、事前に予習してまわると意味がわかりより楽しめます。

《ミトのメコン川クルーズ》
この旅最後のイベントはミトのメコン川クルーズ。まずはホーチミンから車で1時間ほどのミトの町に行き、そこから船でメコン川の中州の島に向かいます。
中州の島へ!


中州の島に到着するとそこはジャングルでした。南国フルーツの木が生い茂り、ゆったりとした時間が流れています。


中州島内の養蜂場にて 大量のミツバチと


養蜂場でハチミツのお茶とフルーツやナッツを揚げたお菓子をいただきました


休憩所で南国フルーツを


ジャングルクルーズ


メコン川クルーズはのんびりと進む船の中でぼーっと過ごしてしまいました。ものすごくリラックスできます。一緒に船を漕いだりしてもまた楽しめます。ホーチミンの喧騒につかれたらミトのメコン川クルーズが是非オススメです。
スタッフのオススメ度
・シェムリアップ ★★★★★ たくさんの遺跡がありますが、中でもベンメリアはかなりオススメ!
・フーコック ★★★★ 何もないのが良い!のんびりと過ごしてみて下さい!
・ホーチミン ★★★ ホーチミンの喧騒に疲れたらクルーズで癒しを!
(2015年11月 下根光貴 )

ウズベキスタン
消滅するアラル海...消えないウズベキスタンの魅力...安倍首相も来たよ。
エリア:
  • アジア>ウズベキスタン>サマルカンド
  • アジア>ウズベキスタン>タシュケント
  • アジア>ウズベキスタン>ウズベキスタンその他の都市
テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 自然・植物 
投稿日:2016/01/05 15:17










今回は初の中央アジア、初の「スタン」であるウズベキスタンへの視察の機会をいただいた。なかなか個人的な旅行では、今まで候補にもあがってこなかったシルクロードの中間地点である。出発前にしっかりVISAの取得をして、十月の下旬のこの時期はウズベキスタン航空の直行便がお休みしているので、韓国の仁川を経由しアシアナ航空でタシケントまで約10時間、乗り継ぎがタイトな上、アシアナ航空の毎度の遅延の為ヒヤヒヤしたが無事乗り継ぎ、タシケントに到着した。現地で耳にした話では、来年からウズベキスタン航空が週3便に増便するらしい。フライトキャンセルが増えないか心配ではある。
仁川発タシケント行きの機内での事、ウズベキスタンの人であろう人達が、飛行機が離陸寸前だというのに空いている席を求めてウロチョロ、ウロチョロ。多数見受けられるほど落ち着きがない・・・ウズベキスタンに到着する前からそんな一面を垣間見ることが出来た。機内でウズベキスタンならではの、税関申告書を2枚も記入して到着に備える。

何と全ての外貨の持参金額を記入しなければならないなど厳しい。
また出国の際にも、記入が必要となるので保管用の1枚は大事に保管しておこう。
タシケントに到着後列なき列を並び、入国審査をするのだがキッチリ審査をするようで、
かなり時間を要した。長い時は1時間以上時間がかかるらしい。なおウズベキスタンは隣国も多く治安維持のため入国や出国、県境での検問などかなり念入りにやっているのが見受けられた。その甲斐もあって国内全土で治安が良好である。
バゲージを受け取り、税関申告書を2枚提出すると1枚返してくれるので、出国時まで大切に保管しなければならない。
また宿泊したすべての都市およびホテルでレジストレーションカードが発行され、これもパスポートに挟んで出国時にチェックしているようだが、紛失した1枚、予定外の民宿泊の為厳密には2枚足りなかったが、きちんとはチェックしていないようである。
また国際、国内、鉄道駅を含め利用者以外は立ち入り禁止の為、
荷物を受け取るとネームボードを持った空港係員が外のガイドまで連れて行ってくれるので、迷うことなく会うことが出来た。場合によっては、入国審査の手伝い(横入り)もしてくれるらしい。
インフレ?US$50分のスムの札束。


<アラル海と言う名の湖>
今回の目的は「アラル海」地球の歩き方に情報が少ないので、予備知識はほぼ皆無である。
首都タシケントに到着翌日、国内線を利用し、ウズベキスタンの西部の自治共和国であるカラカルパクスタン共和国の首都「ヌクス」に移動しアクセスする。
空港で待っていたローカルドライバーガイドの車をみてビックリ・・
おんぼろな古いセダンの車で行くようだ。後部座席に座る。
現地ドライバーと日本語ガイドがなにやら話している・・・ウズベク語?!なのでわからないが、ガイドに聞くと手配の内容ではジープで行くことになっているらしい。何故ならこの後道なき道の悪路を延々とドライブするのである。おんぼろの車では命の保証がない。
壊れたら最後、電波も人も何もない大地に置き去りである。
そんなこんなで、ドライバーチェンジである。いつ準備されるかわからないジープをひたすらホテルで待つこと、5時間ようやく新しい車のランドクルーザー当日手配で準備完了。
予定ではアラル海の湖畔でテント泊の予定だが、この時期は寒く氷点下の為、難しいそうであるが、その前に出発が5時間遅れで到着しても夜中なので、早くも予定変更の予感である。
何はともあれ、ひたすら走る事3時間半ほどで日が沈む前のムイナクに到着した。









ムイナクはもともと漁業でなりたっている地域であったが、今ではアラル海が完全に干上がり多数の漁船が放置され朽ち果てた姿は皮肉なことに船の墓場として有名になってしまった。またウズベキスタン側のアラル海と言うと一般にムイナクの船の墓場をイメージされる方が多い。ムイナクの村のはずれの小高い丘のモニュメントとともに錆びた鉄屑の漁船が放置されている。近くには博物館もあるので、変わり果てる前のムイナクの歴史をみることが出来る。








思った通り予定外の民宿で一泊し夜明け前にムイナクの町を後にして、アラル海の湖を目指す。ジープ(トヨタのランドクルーザー)で悪路の中を、道なき地平線が続く沙漠を進む。それにしても不思議なほど、ローカルドライバーが凄い!カーナビも地図もなければ、道もない!経験を頼りに真っ暗な道を進むこと4時間程すると消滅の危機に瀕するアラル海の湖畔に朝陽が昇るころ到着した。
かつて世界第4位の大きさを誇る湖だったアラル海もソ連による綿花栽培の用水として用いられたために半世紀で約5分の1に縮小してしまった。そして今なお縮小し続けている
アラル海は本当に消滅してしまうかもしれない。そしてアラル海を元の姿に戻すまでには、用水としての利用をやめたとしても70年もの歳月を要すると言われている。








泊まる予定だったテント。


道中には遥か昔の住居跡


何もない地平線を進む


スドチ・レイク


ラクダの行進にも出会う。


ちなみ予定ではアラル海が見渡せる丘の上にテントを張り一夜を過ごす予定だったが、昼間でも寒かった事を考えると、予定外が良かったのかも知れない。
なおアラル海は、塩分濃度が非常に濃いため夏の暖かい時期は、死海と同じように浮かびながら新聞を読むことが出来るらしい!!1泊2日の道中を含めトイレ・シャワーはないのであしからず。遺跡とは異なる新たな体験は思い出に残ります。

<カラ周り>
ヌクスからヒワへの移動日の事、道中カラ周りでもしてみる?!よくよく聞くと古代ホレズム文化を生み出したアムダリヤ川の流れを変えるたびに城を作り替え、1940年代に数百キロに渡り都城跡(カラ)が発見されて今なお点在している。アヤズ・カラにはユルタキャンプもあるので機会があれば宿泊してみるのも面白いだろう。キジル・カラ、トプラク・カラ、アヤズ・カラと3か所を周ったが観光客一人も会うことが出来なかったが、あまり知られていないウズベキスタンを見ることが出来ると思う。






日干しレンガで修復中のキジル・カラ






住民の居住区もあるトプラク・カラ








ユルタキャンプもあるアヤズ・カラ


<青の都 サマルカンド>
サマルカンド出身のタジク人の現地ガイドがポツリ。ウズベキスタンの国名を知らない人が多いらしい・・・しかしサマルカンドと言うと沢山の人がピンと来るほど有名な「サマルカンド」!!紀元前4世紀アレキサンダー大王が、その美しさに驚いたという長い歴史があるオアシス都市です。
レギスタン広場の3つのメドレセ(神学校)を始め、中央アジア最大級の「ビビハニムモスク」、イスラム教徒の聖地「シャヒジンダ廟群」など「青の都」と呼ばれる所以の外壁を覆う青いタイルのその独特の青色は、「サマルカンド・ブルー」と称えられとても美しい。
またナンの王様と言われるサマルカンド・ナンだけでなく、行列の出来るサマルカンドのプロフは激ウマでした。














大行列のブロフ屋さん








<タシケント>
タシケント観光の二日前に中央アジアを歴訪中の安倍首相がタシケント訪問し日本人墓地を訪れたそうだ。ソ連に抑留された日本人たちが遠い中央アジアのウズベキスタンまで流れ、治安の良いウズベキスタンの各地で安らかに眠っている。記念碑に刻まれた「鎮魂」そして石碑に漢字で刻まれた氏名・出身地には心の奥に刺さるもの感じずにはいられない。
また日本人が強制労働で見事な建物を作り上げたナヴォイ劇場も訪れて欲しい。その建物はタシケントの大地震でも唯一崩れなかったからこそ、ウズベキスタンの地でもメイド・イン・ジャパンの信頼や親日として好意を抱いてもらうことが出来ているのだろう。
しかしながら現在のウズベキスタンは、街中や車、電化製品を見ても間違いなく韓国が大勢を占めている。ちょうど安部さんも訪れたが日本とウズベキスタンが韓国と同等位には近い関係になってくれると非常にうれしく思う。








最後にウズベキスタンを旅行して分かった事があるので、これから旅行する方がいればぜひ日本語ガイド付きをお勧めしたい。やはり言葉の壁は高くウズベク語もしくはロシア語を話せないとかなり苦労する印象だ。しかしながらウズベキスタンの人はとても親切で愛嬌があり治安もとても良いので観光には最適です。

アラル海 ★★★★★ 地平線、水平線の大地が広がる。
サマルカンド ★★★★★ 鮮やかな青色は美しい。
タシケント★★★★★ 日本人の足跡を感じる事が出来る。

(2015年10月 大道 隆宏)

イスラエル
「聖地さえ 斜に構えれば USJ  異教徒女子の 秋、一人旅」 (心の短歌 ヨルダン・イスラエル・パレスチナ編)
エリア:
  • 中近東>イスラエル>エルサレム
  • 中近東>ヨルダン>ワディ ラム
  • 中近東>パレスチナ自治区>パレスチナ自治区その他の都市
テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/05 15:13


今回の旅行先はヨルダンとイスラエル。イスラエルから旅の感想を記載する。
この旅行記のタイトルで聖地をまるでUSJのように思えてしまった、という件に関してはマサダとヤルデニットだけなのでそれを最初に述べておく。

キリストが洗礼を受けたヨルダン川にまつわるエトセトラ
ガリラヤ湖の南端、ヨルダン川に流れ出すヤルデニットと呼ばれる洗礼ポイントがあり、キリストがヨハネから洗礼を受けたとされる場所はさらに下流のジェリコ近郊にあるがこちらのほうがよく整備されていて巡礼者が多く訪れるのだ。洗礼を受けているところにビデオカメラを設け、その様子を出口で流し、希望者にはそのビデオを売る、というものだ。これってまるでウォータースライダーの写真を出口で見て記念に買うのと同じだ。もちろん信者たちは真剣で、一生記念として残るその様子を是非自国に持ち帰りたいというのが普通だと思う。出口にはヨルダン川の聖水や、洗礼を受けるときに着る衣装を売っていたり、またAHAVAの化粧品グッズが売っていたりと訪れる信者の気持ちと購買欲をくすぐる商品がいっぱい売っている。こうなると本当にUSJの「アトラクション」である。もちろん日本だって、神社のお参りだって同じじゃないかと言われてしまうかもしれない。確かにそうだ。でも日本のお寺や神社はもうちょっと厳かさがあって、少なくとも遊園地のアトラクションのようにはなっていない。またお参りする人の真剣さが全く違う。そこが私が違いを感じるところだった。
洗礼をうける信者達 それを見守る人々


洗礼の様子


聖水販売


ヤルデニットのお土産販売


みんなたくさん買っている


洗礼を受ける服の販売とその洗礼証明書


ヤルデニットの出口


巨大な要塞マサダ
マサダ国立公園は大きな標高400mの岩山の山頂に広がる遺跡で紀元前100年に造られた要塞だ。70年にローマ軍とユダヤ人が戦ったユダヤ戦争の最後の籠城戦でローマ軍への抵抗は2年以上も続いた。異教徒に辱めをうけることをよしとしなかった抵抗者は7人の女子供を除き、全員自決してしまう。ユダヤ人は全滅を再び繰り返さないという決意「ノー モア マサダ」というスローガンを語り継いできた。現在はここでイスラエル軍の入隊宣誓式が行われ、式の最後は「マサダは2度と陥落させない」という言葉で締めくくられるそうだ。
マサダの頂上へはロープウェイで行く


私が訪れたときにたまたまここでユダヤ人の成人式に幸運にも遭遇した。ユダヤ人の聖典トゥーラを持って練り歩く。家族や知人と楽団とともにマサダの要塞内を歌いながら練り歩く。歌詞の意味は分からないがたびたび「イスラエル」という言葉がでてくる。成人となる主役の男の子と目があったが何と幸せそうで誇らしげな顔だろうか。まっすぐにこちらを見つめる瞳とかわいい笑顔がとても印象的で今でも忘れられない。
13歳がユダヤ人男性の成人


家族知人で盛大に祝う


この要塞の頂上からみる景色は圧巻!
巨大な自然の要塞


遠くには死海が見える


住居跡なども残る


下の博物館やお土産屋さんの設備もすごく整っている。入ってから10分ほどのマサダについてのスライドショーがありその英語バージョンを見たのだが確か“WELCOME TO MASADA!”から始まってアメリカ英語でまさにUSJやディズニーランドのアトラクションばりの映像でそれを見たのちに先に進むようになっている。内容はユダヤ戦争でどのようにローマ兵士と戦ったかなど。お土産屋さんもアトラクションが終わったあとのグッズを売っている売り場とひけをとらない。「観光地」としての設備の充実具合、お金のかけ具合もパレスチナとはまるで違う。

イスラエルの入国事情
話は遡り、ヨルダンからイスラエルへ向かった日のこと。アレンビー橋での陸路で入国した。かの有名なイスラエルの入国で数時間かかるのは覚悟の上だ。ヨルダンにて出国税とバス代を払い、バスに乗って入国審査を行う。入国審査官は大きな体の男性で大きなボディピアスの穴が耳たぶにある。昔はやんちゃで悪さをしたけれど今となっては入国してくる人を厳しく取り締まる側になって、周りからは「あいつも変わったな、立派になったものだ」とか言われてるんだろうか、いや、ボディピアスはこちらではやんちゃなうちに入らないかも、でもユダヤ人の国家ならボディピアスはちょっとした不良がするに違いない、などとどうでもいいことを考えていたので、意外と緊張してなかったのだろう。あなたのピアスは超COOL!とか血迷ったことも言わないくらいの冷静さも残していた。私のパスポートは割と新しく、中東のスタンプもおされていないため、「ヨルダンの旅程は?イスラエルではどこに行くの?一人?エルサレムのホテルはどこ?英文の日程を見せて」などの質問くらいで割とすんなり入れた。残念ながらこれくらいの英会話ができない人はイスラエルには個人旅行ではなく添乗員がついている旅行をするしかない。もしかすると土曜のシャバット(安息日)のため彼らも早く帰りたかったかも?しれない。アンマンのホテルを出たのが08:00、エルサレムのホテルに到着したのが12:00だから割とスムーズにいったほうだとのこと。こんなとき丸顔でよかったと思う。丸顔は悪人には見られないのだ。

いよいよ憧れのエルサレム旧市街へ!!
今回エルサレムのホテルはオリーブツリー。4つ星ホテルで朝ごはんも充実していてネット環境も良い。すごく快適。ここの売店はAHAVAの製品が30%OFF で、AHAVAの死海の泥もしくは塩石鹸はここが一番安かったと思う。
欧米の団体客も多いオリーブツリー


到着した日は土曜日の正午くらいでちょうどシャバットだった。シャバットとは安息日で金曜の夕方から土曜の夕方まで。この間は全ての公共交通機関がストップする。車の通りもまばらだ。歩いて旧市街まで行ってみることにした。オリーブツリーの近くには有名なアメリカンコロニーホテルがあって、道路を挟むと正統派ユダヤ人のみがすむメア・シェアリーム地区。ダマスカス門まで歩いて10分から15分ほど。トラムが動いている時間だとダマスカス門駅まで二駅。ダマスカス門が近づくにつれ、アラブ色が強くなってくる。ムスリムが住むエリアはシャバット中も営業しているのだ。ダマスカス門に到着するとイスラエル軍の軍人が大きな機関銃をもって不審な人がいないかを見張っている。(476 シャバット中のダマスカス門の様子)怖い軍人に思えたが最後の方には慣れてきて聖墳墓教会(キリストのお墓があるところ)の道はこっち?など交番のお巡りさん扱いをしてしまう始末。でもびっくりしたのがヴィアドロロッサ(キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘へ歩いた道)を目の前にして、聖墳墓教会がどっちかその兵士はわからなかったのだ。たとえ所属1日目だとしても、ユダヤ人だからキリストのことをあまり知らないとしても、かの有名なヴィアドロロッサのどっちが聖墳墓教会に続くかはわかっているはずだろう。なんでだったんだろう。なぜこんなに多くの人が集まりこの道を往くのか考えないのだろうか。ダマスカス門から入った旧市街は他国のアラブの市場のよう。外国人用のお土産もあれば、地元の人用の生活用品、食品も売られていて懐かしいスパイスの香りが鼻孔をくすぐる。ああ、やっぱり私はこの雰囲気、香り、このアラブのマーケット、世界が大好きだ。そして太古から聖地であるこのエルサレムの地に立っていることを思うと感動で体が震えるのであった。ヴィアドロロッサをいくとムスリム地区の商店街も通るのだがそれがこの聖地の複雑な歴史をも思わせる。最終日の自由時間もこの旧市街とヴィアドロロッサを歩き何時間も歩いてへとへとに疲れていたがキリストが歩いたのは重い十字架を背負って、何度もひざまずいて歩いたことを思ってこんな疲れが何だ、負けるな、がんばれ、と自分を励ましながら歩くのだった。
お土産屋さんも多い旧市街のムスリム地区


旧市街は迷路のよう


アルメニア人地区は人気も少ない


アルメニア地区


キリストのお墓にはたくさんの人が列をなしている


嬉しい偶然!有名人(?)に遭遇!
マハネー・イェフダー市場はエルサレムの台所。色とりどりの野菜や果物、スパイス、お菓子など歩いてみるだけで楽しい。ここで顔見知り(?)に遭遇!
http://www.fivestar-club.jp/blog/traveler/archives/2014/12/post_638.html
FSCのスタッフ、山本がここに訪れた際のブログで後半にでてくるザクロをきるのがうまいおじちゃんを発見!!記念に一緒に撮影してもらった。


死海の浮遊体験
今回、ひょんなことで死海に浮くこととなった。ドライバーさんが一番おすすめなのがレオナルドクラブホテルの近くのビーチで、場所によっては死海の水は年々少なくなって水がビーチと水面が離れていて良くないとのことだ。以前ヨルダンに行ったときにも死海に訪れ、その時はデッドシースパに宿泊した。デッドシースパは下に泥がたまっていたけどここには泥はなかった。泥パックをする場合は買ってくる必要がある。死海に浮いたり、ビーチでのんびりしながらシーシャを吸ったりするのは楽しい。教会や遺跡めぐりだけではちょっと肩がこる、という人に是非おすすめ。(764 きれいなビーチ)(768 死海で浮いてみました)

イスラエルのコスメ事情
イスラエルのコスメで今日本でも人気なのがSABON だが、中でも一番人気の死海の塩を使ったボディスクラブは600グラムで日本では5500円だけど、エルサレムでは「SABON の会員登録をして二つ目が半額キャンペーン」みたいのをしていてそれを利用して半額くらいだ。海外に住んでいても問題ないそうで、金券クーポンみたいのをくれて「東京のSABONでもこの額面相当の金券として使えますよ」とのことだがそのクーポンはヘブライ語しか記載がないけど本当に日本のスタッフはわかってくれるかしら? いくつかコスメのお店を周ったけどみんな英語が上手で売り上手!しかもその売り子さんが美人で「私も使ってます」とか笑顔で言われたら買わないという選択肢はない。SABON 以外にも有名どころと言えばマドンナが愛用しているLARINEも旧市街近くのMAMILA MALLや繁華街のベン・イェフダー通りで手に入る。あと、ガミラシークレットというオリーブの石鹸も有名だそうなのだが残念ながらこちらは売っているところを見かけなかった。そもそもオリーブの石鹸が少なく、死海の泥石鹸、塩石鹸のほうが主流のようだ。ヨルダンの高速のサービスエリアでも死海グッズは売っているのだけどなんだろう、イスラエルのものは高級感が違う。どの国の女性もそうであるように化粧品は本当の効用よりもイメージが大事で「ここのブランドで、それなりのお金を払っているのだし効き目があるはず」と思いながら使うのが一番効果あるのだろう。見てくれもそれなりの高級感があって買う段階でわくわくさせてくれるようなのが売れる化粧品。それがヨルダンの死海コスメには足りないのだと伝えたい。余計なお世話かもしれないけど。

イスラエルの免税手続きについて
先述のマサダ国立公園やヨルダン川の洗礼のお土産屋さんの一角に有名なAHAVAの商品が置いてある。400シェケル(12000円くらい)以上の買い物が免税対象だ。以前日本に上陸したものの、いろんな団体の反対にあい撤退したようだ。この国での免税の方法は買ったお店でそれ用の書類を記入してもらう。それをチェックインする前の段階でVATの表示のあるカウンターにてその書類に判をおしてもらう。化粧品など液体の場合はこのあと預けるスーツケースの中に入れて、その書類だけ手元に残しておく。その後、航空会社のチェックイン、出国後に免税店エリアの一角にまたVATと書いたカウンターがあるのでそこに書類とパスポートを見せて、現金(USDかイスラエルシェケル)にて返してもらう。このような流れだった。

ヨルダン再訪の旅
ヨルダンの訪問は10年ぶり。前回はシリアとあわせて旅をしたがまたヨルダンに訪問することになるとは思わなかった。前回はぺトラと死海を旅行したので今回はワディラムで宿泊することとなった。

ワディラム宿泊のおすすめ!私だけのアラビアンナイト!
映画「アラビアのロレンス」の舞台となったワディラムの砂漠。4WDで砂漠を探検する。巨大な岩山と広大な砂漠の風景は進めば進むほど新しい表情を見せてくれ、かたときも目が離せない。
高台からワディラムを見下ろす


ロレンスの家


ロックブリッジ


絶壁


日帰りではなく宿泊してじっくりその魅力に迫り、夜は降るような星空を楽しめるプランがおすすめだ。本日の宿泊は通常のキャンプサイトより奥地にあり、4WDでしか行けない砂漠の真ん中にあるナイトラグジュアリーキャンプ。今回の宿泊はとてもユニークなお部屋に泊めさせてもらった。昔、デパートの屋上で、空気でふくらませたビニールの巨大なドームみたいな中で子供がぴょんぴょんとべる遊具があったが、それと同じ原理で部屋の上半分くらいが透明になっていて、ベッドから星空を眺められるお部屋に宿泊した。部屋の中にトイレもシャワーもあり、外から空気が送られてくるので少し乾燥するものの、こんなわくわくするお部屋に泊まることとなりドキドキだ。ベッドに寝転び部屋内の電気を消すと星空しか見えない。(ちょっと砂埃で汚れていたから外と全く同じ、というわけにはいかないけれど)なんて贅沢でロマンティックなお部屋なんだろう!しかし部屋自体が大きな風船のようになっていて、入り口は二重になっているので出入りするときは必ずどちらかを閉めていないと空気が漏れてしまい、部屋自体がペチャンコになってしまうのでご注意を。あと、荷物を置く場所は限られていてスーツケースひとつくらいしかあけるスペースがないので、二人で泊まる場合は一人分のスーツケースにまとめて置くのがよいと思う。このタイプのお部屋はまだ一部屋しかないが部屋を増やすことを計画しているそう。
外観はこんな感じ


ベッドの上には星空が広がる


普通の部屋はベドウィンのテントをイメージし、中はこだわり抜いた家具や寝具と落ち着いた雰囲気で、ここが砂漠の真ん中であることを忘れさせてくれ、至福のひとときを与えてくれる。
テントをイメージしたお部屋


美味しい料理とテントのレストラン


共同のトイレ・シャワー


ベドウィンのテントのような外観の部屋


目の前にはワディラムの岩山の風景が広がる


美しき街サルトで家庭訪問!
アンマンは都会なんだけど何となく味気なくてさほど見どころも少ない。今回はアンマン近郊にある小さな街サルトで他にはない面白い体験ができるとのことなので訪れることとなった。サルトはヨルダンで最も古い街の一つで黄色い石造りの家々が丘に沿ってたつ美しい街なのだが、ここでなんとヨルダン人の家庭訪問をさせてもらった。お母さんが料理をふるまってくれたのだが、印象に強く残っているのがマクルーベという炊き込みご飯で大きな鍋に炊きたてのご飯を大きなお盆の上を頭にのせ、頭の上で鍋をひっくり返すのだ!チキンも入っていて優しい味で日本人の口にもあう。今回の旅行で一番美味しい食事だった。それをヨルダン人の家でお母さんと一緒にいただくのだから喜びもひとしお。食事の後の伝統衣装をきての写真撮影をさせてもらった。大きな布を帯やピンでとめていく。日本の着物も大きな布をまとうのだけど、出来上がりはこんなに違います。おもしろいなぁ。
頭の上で大きな鍋をくるり


マクルーベ、おいしそう!



お母さんと一緒にいただきまーす


こんなに大きな布を・・・


お母さんに着せてもらいます


お母さんと記念撮影


また歴史ある美しいこの街での散策も楽しい。迷路のように入り組んだ路地と階段の先にはこの街の全景がわかる素晴らしい景色が私を待っていたのだった。
サルトは丘の上に家々が建つ


きれいなサルトの街並み


サルトは階段が多い


ムスリムとクリスチャンが住む街


戦争を繰り返す国へ
ヨルダンはシリアの隣にあって「治安は大丈夫?」と思う人もいるかもしれないが、ヨルダン自体は安全そのもの。現地の人は「ヨルダンは中東のスイス」と例えていた。
私は大好きな朝ドラの「あさが来た」の言葉をこの国に、また戦争をしている国に伝えたい。あさは折り合いのつかない炭鉱夫たちにピストルで脅す形で働かせることとなってしまったのだが、その日、夫の新次郎はあさに下記のように言うのだった。「相手を負かしたろと武器もつやろ、そしたら相手はそれに負けんようにもっと強い武器をもって、そしたらこっちはもっともっと強い武器を、ってこれは太古の昔からあほの男が考えるこっちゃ。あさはそんな力づくの男のやることではなくてもっとあんたなりのやり方(女性らしい“柔らかい“やり方)があるんとちゃいますか。」
暴力には暴力で対抗するのではなく、誰の命もおとすことなく、また、ラビンとアラファトが握手をしたようにお互いの手と手をとって、話し合って解決できる日が早く来てほしいと願うばかりである。

★★★★★ エルサレムの旧市街 フリータイムに自分で散策が面白い!!
★★★★ ベツレヘム、ジェリコ パレスチナとイスラエルの違いを自分の目で確かめよう
★★★★ 日帰りで死海浮遊体験(イスラエル) 教会めぐりとは違った楽しさ
★★★★ ワディラム 宿泊して自分だけのアラビアンナイトを!!

(2015年11月 辻理恵子)

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