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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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イスラエル
「聖地さえ 斜に構えれば USJ  異教徒女子の 秋、一人旅」 (心の短歌 ヨルダン・イスラエル・パレスチナ編)
エリア:
  • 中近東>イスラエル>エルサレム
  • 中近東>ヨルダン>ワディ ラム
  • 中近東>パレスチナ自治区>パレスチナ自治区その他の都市
テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/05 15:13


今回の旅行先はヨルダンとイスラエル。イスラエルから旅の感想を記載する。
この旅行記のタイトルで聖地をまるでUSJのように思えてしまった、という件に関してはマサダとヤルデニットだけなのでそれを最初に述べておく。

キリストが洗礼を受けたヨルダン川にまつわるエトセトラ
ガリラヤ湖の南端、ヨルダン川に流れ出すヤルデニットと呼ばれる洗礼ポイントがあり、キリストがヨハネから洗礼を受けたとされる場所はさらに下流のジェリコ近郊にあるがこちらのほうがよく整備されていて巡礼者が多く訪れるのだ。洗礼を受けているところにビデオカメラを設け、その様子を出口で流し、希望者にはそのビデオを売る、というものだ。これってまるでウォータースライダーの写真を出口で見て記念に買うのと同じだ。もちろん信者たちは真剣で、一生記念として残るその様子を是非自国に持ち帰りたいというのが普通だと思う。出口にはヨルダン川の聖水や、洗礼を受けるときに着る衣装を売っていたり、またAHAVAの化粧品グッズが売っていたりと訪れる信者の気持ちと購買欲をくすぐる商品がいっぱい売っている。こうなると本当にUSJの「アトラクション」である。もちろん日本だって、神社のお参りだって同じじゃないかと言われてしまうかもしれない。確かにそうだ。でも日本のお寺や神社はもうちょっと厳かさがあって、少なくとも遊園地のアトラクションのようにはなっていない。またお参りする人の真剣さが全く違う。そこが私が違いを感じるところだった。
洗礼をうける信者達 それを見守る人々


洗礼の様子


聖水販売


ヤルデニットのお土産販売


みんなたくさん買っている


洗礼を受ける服の販売とその洗礼証明書


ヤルデニットの出口


巨大な要塞マサダ
マサダ国立公園は大きな標高400mの岩山の山頂に広がる遺跡で紀元前100年に造られた要塞だ。70年にローマ軍とユダヤ人が戦ったユダヤ戦争の最後の籠城戦でローマ軍への抵抗は2年以上も続いた。異教徒に辱めをうけることをよしとしなかった抵抗者は7人の女子供を除き、全員自決してしまう。ユダヤ人は全滅を再び繰り返さないという決意「ノー モア マサダ」というスローガンを語り継いできた。現在はここでイスラエル軍の入隊宣誓式が行われ、式の最後は「マサダは2度と陥落させない」という言葉で締めくくられるそうだ。
マサダの頂上へはロープウェイで行く


私が訪れたときにたまたまここでユダヤ人の成人式に幸運にも遭遇した。ユダヤ人の聖典トゥーラを持って練り歩く。家族や知人と楽団とともにマサダの要塞内を歌いながら練り歩く。歌詞の意味は分からないがたびたび「イスラエル」という言葉がでてくる。成人となる主役の男の子と目があったが何と幸せそうで誇らしげな顔だろうか。まっすぐにこちらを見つめる瞳とかわいい笑顔がとても印象的で今でも忘れられない。
13歳がユダヤ人男性の成人


家族知人で盛大に祝う


この要塞の頂上からみる景色は圧巻!
巨大な自然の要塞


遠くには死海が見える


住居跡なども残る


下の博物館やお土産屋さんの設備もすごく整っている。入ってから10分ほどのマサダについてのスライドショーがありその英語バージョンを見たのだが確か“WELCOME TO MASADA!”から始まってアメリカ英語でまさにUSJやディズニーランドのアトラクションばりの映像でそれを見たのちに先に進むようになっている。内容はユダヤ戦争でどのようにローマ兵士と戦ったかなど。お土産屋さんもアトラクションが終わったあとのグッズを売っている売り場とひけをとらない。「観光地」としての設備の充実具合、お金のかけ具合もパレスチナとはまるで違う。

イスラエルの入国事情
話は遡り、ヨルダンからイスラエルへ向かった日のこと。アレンビー橋での陸路で入国した。かの有名なイスラエルの入国で数時間かかるのは覚悟の上だ。ヨルダンにて出国税とバス代を払い、バスに乗って入国審査を行う。入国審査官は大きな体の男性で大きなボディピアスの穴が耳たぶにある。昔はやんちゃで悪さをしたけれど今となっては入国してくる人を厳しく取り締まる側になって、周りからは「あいつも変わったな、立派になったものだ」とか言われてるんだろうか、いや、ボディピアスはこちらではやんちゃなうちに入らないかも、でもユダヤ人の国家ならボディピアスはちょっとした不良がするに違いない、などとどうでもいいことを考えていたので、意外と緊張してなかったのだろう。あなたのピアスは超COOL!とか血迷ったことも言わないくらいの冷静さも残していた。私のパスポートは割と新しく、中東のスタンプもおされていないため、「ヨルダンの旅程は?イスラエルではどこに行くの?一人?エルサレムのホテルはどこ?英文の日程を見せて」などの質問くらいで割とすんなり入れた。残念ながらこれくらいの英会話ができない人はイスラエルには個人旅行ではなく添乗員がついている旅行をするしかない。もしかすると土曜のシャバット(安息日)のため彼らも早く帰りたかったかも?しれない。アンマンのホテルを出たのが08:00、エルサレムのホテルに到着したのが12:00だから割とスムーズにいったほうだとのこと。こんなとき丸顔でよかったと思う。丸顔は悪人には見られないのだ。

いよいよ憧れのエルサレム旧市街へ!!
今回エルサレムのホテルはオリーブツリー。4つ星ホテルで朝ごはんも充実していてネット環境も良い。すごく快適。ここの売店はAHAVAの製品が30%OFF で、AHAVAの死海の泥もしくは塩石鹸はここが一番安かったと思う。
欧米の団体客も多いオリーブツリー


到着した日は土曜日の正午くらいでちょうどシャバットだった。シャバットとは安息日で金曜の夕方から土曜の夕方まで。この間は全ての公共交通機関がストップする。車の通りもまばらだ。歩いて旧市街まで行ってみることにした。オリーブツリーの近くには有名なアメリカンコロニーホテルがあって、道路を挟むと正統派ユダヤ人のみがすむメア・シェアリーム地区。ダマスカス門まで歩いて10分から15分ほど。トラムが動いている時間だとダマスカス門駅まで二駅。ダマスカス門が近づくにつれ、アラブ色が強くなってくる。ムスリムが住むエリアはシャバット中も営業しているのだ。ダマスカス門に到着するとイスラエル軍の軍人が大きな機関銃をもって不審な人がいないかを見張っている。(476 シャバット中のダマスカス門の様子)怖い軍人に思えたが最後の方には慣れてきて聖墳墓教会(キリストのお墓があるところ)の道はこっち?など交番のお巡りさん扱いをしてしまう始末。でもびっくりしたのがヴィアドロロッサ(キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘へ歩いた道)を目の前にして、聖墳墓教会がどっちかその兵士はわからなかったのだ。たとえ所属1日目だとしても、ユダヤ人だからキリストのことをあまり知らないとしても、かの有名なヴィアドロロッサのどっちが聖墳墓教会に続くかはわかっているはずだろう。なんでだったんだろう。なぜこんなに多くの人が集まりこの道を往くのか考えないのだろうか。ダマスカス門から入った旧市街は他国のアラブの市場のよう。外国人用のお土産もあれば、地元の人用の生活用品、食品も売られていて懐かしいスパイスの香りが鼻孔をくすぐる。ああ、やっぱり私はこの雰囲気、香り、このアラブのマーケット、世界が大好きだ。そして太古から聖地であるこのエルサレムの地に立っていることを思うと感動で体が震えるのであった。ヴィアドロロッサをいくとムスリム地区の商店街も通るのだがそれがこの聖地の複雑な歴史をも思わせる。最終日の自由時間もこの旧市街とヴィアドロロッサを歩き何時間も歩いてへとへとに疲れていたがキリストが歩いたのは重い十字架を背負って、何度もひざまずいて歩いたことを思ってこんな疲れが何だ、負けるな、がんばれ、と自分を励ましながら歩くのだった。
お土産屋さんも多い旧市街のムスリム地区


旧市街は迷路のよう


アルメニア人地区は人気も少ない


アルメニア地区


キリストのお墓にはたくさんの人が列をなしている


嬉しい偶然!有名人(?)に遭遇!
マハネー・イェフダー市場はエルサレムの台所。色とりどりの野菜や果物、スパイス、お菓子など歩いてみるだけで楽しい。ここで顔見知り(?)に遭遇!
http://www.fivestar-club.jp/blog/traveler/archives/2014/12/post_638.html
FSCのスタッフ、山本がここに訪れた際のブログで後半にでてくるザクロをきるのがうまいおじちゃんを発見!!記念に一緒に撮影してもらった。


死海の浮遊体験
今回、ひょんなことで死海に浮くこととなった。ドライバーさんが一番おすすめなのがレオナルドクラブホテルの近くのビーチで、場所によっては死海の水は年々少なくなって水がビーチと水面が離れていて良くないとのことだ。以前ヨルダンに行ったときにも死海に訪れ、その時はデッドシースパに宿泊した。デッドシースパは下に泥がたまっていたけどここには泥はなかった。泥パックをする場合は買ってくる必要がある。死海に浮いたり、ビーチでのんびりしながらシーシャを吸ったりするのは楽しい。教会や遺跡めぐりだけではちょっと肩がこる、という人に是非おすすめ。(764 きれいなビーチ)(768 死海で浮いてみました)

イスラエルのコスメ事情
イスラエルのコスメで今日本でも人気なのがSABON だが、中でも一番人気の死海の塩を使ったボディスクラブは600グラムで日本では5500円だけど、エルサレムでは「SABON の会員登録をして二つ目が半額キャンペーン」みたいのをしていてそれを利用して半額くらいだ。海外に住んでいても問題ないそうで、金券クーポンみたいのをくれて「東京のSABONでもこの額面相当の金券として使えますよ」とのことだがそのクーポンはヘブライ語しか記載がないけど本当に日本のスタッフはわかってくれるかしら? いくつかコスメのお店を周ったけどみんな英語が上手で売り上手!しかもその売り子さんが美人で「私も使ってます」とか笑顔で言われたら買わないという選択肢はない。SABON 以外にも有名どころと言えばマドンナが愛用しているLARINEも旧市街近くのMAMILA MALLや繁華街のベン・イェフダー通りで手に入る。あと、ガミラシークレットというオリーブの石鹸も有名だそうなのだが残念ながらこちらは売っているところを見かけなかった。そもそもオリーブの石鹸が少なく、死海の泥石鹸、塩石鹸のほうが主流のようだ。ヨルダンの高速のサービスエリアでも死海グッズは売っているのだけどなんだろう、イスラエルのものは高級感が違う。どの国の女性もそうであるように化粧品は本当の効用よりもイメージが大事で「ここのブランドで、それなりのお金を払っているのだし効き目があるはず」と思いながら使うのが一番効果あるのだろう。見てくれもそれなりの高級感があって買う段階でわくわくさせてくれるようなのが売れる化粧品。それがヨルダンの死海コスメには足りないのだと伝えたい。余計なお世話かもしれないけど。

イスラエルの免税手続きについて
先述のマサダ国立公園やヨルダン川の洗礼のお土産屋さんの一角に有名なAHAVAの商品が置いてある。400シェケル(12000円くらい)以上の買い物が免税対象だ。以前日本に上陸したものの、いろんな団体の反対にあい撤退したようだ。この国での免税の方法は買ったお店でそれ用の書類を記入してもらう。それをチェックインする前の段階でVATの表示のあるカウンターにてその書類に判をおしてもらう。化粧品など液体の場合はこのあと預けるスーツケースの中に入れて、その書類だけ手元に残しておく。その後、航空会社のチェックイン、出国後に免税店エリアの一角にまたVATと書いたカウンターがあるのでそこに書類とパスポートを見せて、現金(USDかイスラエルシェケル)にて返してもらう。このような流れだった。

ヨルダン再訪の旅
ヨルダンの訪問は10年ぶり。前回はシリアとあわせて旅をしたがまたヨルダンに訪問することになるとは思わなかった。前回はぺトラと死海を旅行したので今回はワディラムで宿泊することとなった。

ワディラム宿泊のおすすめ!私だけのアラビアンナイト!
映画「アラビアのロレンス」の舞台となったワディラムの砂漠。4WDで砂漠を探検する。巨大な岩山と広大な砂漠の風景は進めば進むほど新しい表情を見せてくれ、かたときも目が離せない。
高台からワディラムを見下ろす


ロレンスの家


ロックブリッジ


絶壁


日帰りではなく宿泊してじっくりその魅力に迫り、夜は降るような星空を楽しめるプランがおすすめだ。本日の宿泊は通常のキャンプサイトより奥地にあり、4WDでしか行けない砂漠の真ん中にあるナイトラグジュアリーキャンプ。今回の宿泊はとてもユニークなお部屋に泊めさせてもらった。昔、デパートの屋上で、空気でふくらませたビニールの巨大なドームみたいな中で子供がぴょんぴょんとべる遊具があったが、それと同じ原理で部屋の上半分くらいが透明になっていて、ベッドから星空を眺められるお部屋に宿泊した。部屋の中にトイレもシャワーもあり、外から空気が送られてくるので少し乾燥するものの、こんなわくわくするお部屋に泊まることとなりドキドキだ。ベッドに寝転び部屋内の電気を消すと星空しか見えない。(ちょっと砂埃で汚れていたから外と全く同じ、というわけにはいかないけれど)なんて贅沢でロマンティックなお部屋なんだろう!しかし部屋自体が大きな風船のようになっていて、入り口は二重になっているので出入りするときは必ずどちらかを閉めていないと空気が漏れてしまい、部屋自体がペチャンコになってしまうのでご注意を。あと、荷物を置く場所は限られていてスーツケースひとつくらいしかあけるスペースがないので、二人で泊まる場合は一人分のスーツケースにまとめて置くのがよいと思う。このタイプのお部屋はまだ一部屋しかないが部屋を増やすことを計画しているそう。
外観はこんな感じ


ベッドの上には星空が広がる


普通の部屋はベドウィンのテントをイメージし、中はこだわり抜いた家具や寝具と落ち着いた雰囲気で、ここが砂漠の真ん中であることを忘れさせてくれ、至福のひとときを与えてくれる。
テントをイメージしたお部屋


美味しい料理とテントのレストラン


共同のトイレ・シャワー


ベドウィンのテントのような外観の部屋


目の前にはワディラムの岩山の風景が広がる


美しき街サルトで家庭訪問!
アンマンは都会なんだけど何となく味気なくてさほど見どころも少ない。今回はアンマン近郊にある小さな街サルトで他にはない面白い体験ができるとのことなので訪れることとなった。サルトはヨルダンで最も古い街の一つで黄色い石造りの家々が丘に沿ってたつ美しい街なのだが、ここでなんとヨルダン人の家庭訪問をさせてもらった。お母さんが料理をふるまってくれたのだが、印象に強く残っているのがマクルーベという炊き込みご飯で大きな鍋に炊きたてのご飯を大きなお盆の上を頭にのせ、頭の上で鍋をひっくり返すのだ!チキンも入っていて優しい味で日本人の口にもあう。今回の旅行で一番美味しい食事だった。それをヨルダン人の家でお母さんと一緒にいただくのだから喜びもひとしお。食事の後の伝統衣装をきての写真撮影をさせてもらった。大きな布を帯やピンでとめていく。日本の着物も大きな布をまとうのだけど、出来上がりはこんなに違います。おもしろいなぁ。
頭の上で大きな鍋をくるり


マクルーベ、おいしそう!



お母さんと一緒にいただきまーす


こんなに大きな布を・・・


お母さんに着せてもらいます


お母さんと記念撮影


また歴史ある美しいこの街での散策も楽しい。迷路のように入り組んだ路地と階段の先にはこの街の全景がわかる素晴らしい景色が私を待っていたのだった。
サルトは丘の上に家々が建つ


きれいなサルトの街並み


サルトは階段が多い


ムスリムとクリスチャンが住む街


戦争を繰り返す国へ
ヨルダンはシリアの隣にあって「治安は大丈夫?」と思う人もいるかもしれないが、ヨルダン自体は安全そのもの。現地の人は「ヨルダンは中東のスイス」と例えていた。
私は大好きな朝ドラの「あさが来た」の言葉をこの国に、また戦争をしている国に伝えたい。あさは折り合いのつかない炭鉱夫たちにピストルで脅す形で働かせることとなってしまったのだが、その日、夫の新次郎はあさに下記のように言うのだった。「相手を負かしたろと武器もつやろ、そしたら相手はそれに負けんようにもっと強い武器をもって、そしたらこっちはもっともっと強い武器を、ってこれは太古の昔からあほの男が考えるこっちゃ。あさはそんな力づくの男のやることではなくてもっとあんたなりのやり方(女性らしい“柔らかい“やり方)があるんとちゃいますか。」
暴力には暴力で対抗するのではなく、誰の命もおとすことなく、また、ラビンとアラファトが握手をしたようにお互いの手と手をとって、話し合って解決できる日が早く来てほしいと願うばかりである。

★★★★★ エルサレムの旧市街 フリータイムに自分で散策が面白い!!
★★★★ ベツレヘム、ジェリコ パレスチナとイスラエルの違いを自分の目で確かめよう
★★★★ 日帰りで死海浮遊体験(イスラエル) 教会めぐりとは違った楽しさ
★★★★ ワディラム 宿泊して自分だけのアラビアンナイトを!!

(2015年11月 辻理恵子)

キューバ
ついに時が動き出す!?旧世紀のレプリカ キューバの肖像
エリア:
  • カリブ海>キューバ>ハバナ
  • カリブ海>キューバ>トリニダー
  • カリブ海>キューバ>サンチャゴ デ キューバ
テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/05 15:10


いつか行きたい国は突如、行かなければならない国となった。
パステルカラーのコロニアルな建物の前を、クラッシックカーが颯爽と走り去る。葉巻の煙とジャズが漂う街で、20世紀初頭という時代に飲み込まれる。

<ハバナ>


54年ぶりに米国との国交正常化を果たしたキューバ。首都ハバナの旧市街にあるのは洗練された美しさではなく、使い込まれた美しさ。生活感のある街の色はどこか懐かしい。
観光の中心オビスポ通りでは観光客と地元っ子が行き交い、お土産物屋にはイケメン革命家チェ・ゲバラTシャツやマラカス、木製の置物が並ぶ。一歩脇道へ入ると、活気溢れる生活エリア。大声で果物を売る屋台があったり、道端で車を修理する人がいたり…たくましい人々の生活風景は、映画のワンシーンのように美しい。バルコニーの洗濯物ですら、世界遺産の一部かと思うほどに存在感がある。






地味だがおすすめの場所は、アルマス広場の古本市。雨天以外の毎日開催されている。革命関連の書物はもちろん、財務大臣だったゲバラのサインの入った紙幣。大胆なグラフィックの政治プロパガンダ的ポスター。革命前からあるようなオールドクラシックな時計や、装飾品。ここに並ぶヴィンテージの品々は、この国のどんな歴史を見てきたのだろう。ひとつひとつの物語を想像すると、わくわくが止まらない!気づけばここへ毎日通っていた。
アルマス広場の古本市








<トリニダー>


キューバの心に最も近づけるのは、この町かもしれない。
照りつける太陽の下、カラフルな平屋の町並みをのんびり散策。疲れたらカフェでモヒートを一杯。一服したらまた、音楽に導かれるように歩き出す。気のむくままに、道端で人々とサルサを踊る。自分がイメージした通りのキューバは、ハバナよりもむしろトリニダーにあった。










バーから聴こえてくる生演奏に足取り弾ませていると、馬に乗ったお兄さんがあいさつをしてくれた。ジーンズにくたびれたネルシャツ、カーボーイハットをかぶり、いかにも客引きという出で立ち。戸惑いながらもあいさつを返すと、彼はそのまま街角のアグロ・メルカード(農産物市場)で豆を買い、どこかへ消えてしまった。客引きではなかったらしい。こんな場所が21世紀にまだあったなんて。

町は気取らない音楽にあふれ、旅人たちはただただ時の流れを楽しんでいる。アメリカとの国交正常化した現在、こんなに印象的な街並みのトリニダーでは、今すぐにでもハリウッドの撮影がはじまってもおかしくない。いにしえの時の流れは、いつか早まってしまうのだろうか。
せっかくキューバを訪れたのに、ハバナだけで過ごすのはもったいない!たとえ1泊でもトリニダーに滞在することができたら、キューバの印象がググッと変わってくるだろう。












<サンティアゴ・デ・クーバ>


「ハバナなんてキューバじゃない!本当のキューバはここサンティアゴだ!」
日曜日の昼下がり。迷い込んだ住宅地で、手持ち無沙汰なおじさんにつかまり熱烈な演説を聞くはめになった。(スペイン語だったので、ほとんど理解はできなかったが)

かつて首都として栄え、キューバ革命への第一歩が踏み出された地でもあるサンティアゴ・デ・クーバ。フィデル・カストロ前国家評議会議長が青年期を過ごした街であり、キューバ音楽のメッカだ。この街にあるのは植民地時代の面影を残す街並みと、空をなぞるような電線。蒸せ返るような暑さとひなびた坂道。どこかの家の一室から聞こえてくるバンドのリハーサル・・・確かに、ハバナよりもキューバっぽいかも!










街にはとにかくアジア人が少ない。いや、ほとんどいない。歩いているだけで前から後ろから、上から下から、いろんなところで声をかけられ、珍しがられる。これから公園でサルサを踊りに行かない?なんておじさんも。この街では現地の人と井戸端会議に花を咲かせ、思いっきり触れ合ってみるのがいいだろう。
素敵な笑顔の親子


お手製のキックボードで遊ぶ少年














おすすめのビュースポットは、ガイドブックにも記載のあるパドレ・ピコ(階段)。パステルカラーの町並みと雑然とした電線がなんともサンティアゴっぽい。雨上がりのパドレ・ピコは、アスファルトの湿り具合から人々の動線がわかる。階段に腰掛けて、いつまでもこの通りを眺めていたい思いだった。
パドレ・ピコ(階段)からの景色


<カサに泊まると、キューバをもっと好きになる!!>

碇を逆さまにしたようなカサのマーク


カサ(カサ・パティクラル)とは、キューバ人が個人宅を改装し、客室として提供している宿のスタイル。ホームステイと民宿の中間くらいの感覚の施設だ。政府からの許可を得ている家庭のみがカサを経営することができる。

はじめてのカサ体験はトリニダー。バスターミナルの入口にカサの客引きがずらりと並ぶ中、予約してあったカサのオーナーの息子さん(多分高校生くらい)は私の名前を書いた紙を持って待ってくれていた。合流し、ターミナルから徒歩10分のカサを目指す。彼は道すがら、町の中心部へ行き方やガイドブックには載っていない郊外のみどころを説明してくれた。
カサに着くとオーナーである彼のお父さん、お母さんが出迎えてくれた。このカサは3人家族。出かけるとき声をかけてくれたり、帰ると家族3人リビングでテレビを見ていたり、まるで実家に帰ったかのような、ほっこりした気持ちで宿泊することができた。
カサ お部屋のイメージ


カサのリビング


カサの中庭で朝食


カサのお父さんとお母さん


カサのルールは利用するカサによって、予約内容によってそれぞれ異なる。今回利用したカサはチェックイン後、家の鍵と部屋の鍵を渡してくれた。早朝散歩するのにも、夜遅くまでジャズバーで楽しむのにも、戸口の開け閉めのためにわざわざオーナーを呼びつけるわけにはいかない。まさか鍵を預けてくれるとは思わなかったのではじめは戸惑ったが、この鍵はすごく役立った。鍵は渡されず門限が決まっていたり、朝食の時間が決まっていたりするカサも他にはあるらしい。

朝食だけではなく、夕食もカサのお母さんの手料理を頂くのが絶対おすすめだ。一般的にキューバは外食の習慣がない。ほとんどのレストランが観光客向けで、美味しい店を見つけることは結構難しいと思う。それならカサのお母さんに夕食を作ってもらった方がいい。キューバの家庭料理を味わえるし、お母さんとも仲良くなれる。

カサで頂くキューバの家庭料理


トリニダーのカサは一軒につき客室一部屋のところが多いが、その他の都市では複数客室を持つカサもある。サンティアゴで利用したのは4部屋を持つ2階建ての大きなカサで、ちびまるこちゃんのような大家族がオーナー。赤ちゃんを抱いた奥さんがチェックインの対応をしてくれた。屋上へ上がるとブランコで遊ぶ小学生くらいの娘さんがいたり、その側でお兄さんがお隣さんと物々交換をしていたり。いろんな世代の生活を垣間見ることができたのはとても素敵だ。

未だに配給のある生活をしていて、皆配給手帳を持って配給所へ出かける。ここで低価格で購入できるのは油、塩、コーヒー、黒豆、卵、鶏肉、離乳食など・・・そういえば街で見かけた配給所はいつも人だかり。旅行客は近づけない雰囲気だった。街中は明らかに物資が不足している。野球大国としても知られているが、空港へ向かう途中に見たハバナのメインスタジアムはオンボロ。アメリカメジャーリーグでのプレーを夢見て亡命する野球選手もいると聞くが、あの設備をみると複雑な気持ちになる。
けれど、今の生活も不自由ばかりではない。学費は大学まで無料。医療費も無料だ。街では、世界がうらやむアメリカ製のクラシックカーが気取らない姿で行き交う。


素朴なこの国らしさは、経済封鎖の解除によって無くなってしまうかもしれない!なんて私たちの焦りは杞憂だったように思う。当のキューバ人たちは相変わらず、うらやましいほどに陽気でたくましく、したたか。そもそもあんな大国と対等の関係にあった国なのだから、みんな芯が強い。
世界が広がったことによって、これからキューバはどんな考え方と出会い、どう変化していくのだろうか。この国について考えることのひとつひとつが、気がつけば再訪の理由になっていた。
Welcome to my home, this is your home! と歓迎してくれたハバナのカサのお父さんと


【スタッフおすすめ度】
ハバナ旧市街★★★★・・・クラッシックカーが行き交う、時が止まったような世界遺産
トリニダー★★★★★・・・音楽にあわせて散策できる、美しい田舎町
サンティアゴ・デ・クーバ・・・ディープなキューバに会える!灼熱の革命の故郷

(2015年11月 仙波佐和子)

ニューカレドニア
ニューカレドニアで暮らそう 暮らしてわかる本当の豊かさ
エリア:
  • 南太平洋>ニューカレドニア>イルデパン島
  • 南太平洋>ニューカレドニア>ヌメア
テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 世界遺産 
投稿日:2016/01/05 14:07
今回の旅行先はニューカレドニア。ヌメア計3泊とイルデパン4泊という旅程。

イルデパンには有名な美しい3大ビーチがあり、そのうち一つはクトビーチでパウダーサンドのビーチとエメラルドグリーンの海が素晴らしい!クブニーはこのビーチの目の前にありいつでも行けるのが嬉しい。夕日もこのビーチに沈むのでビーチでビールやワインを持ってきて移りゆく海と空の色を楽しみながら乾杯するのもよし、ホテルのレストラン、バーはビーチにあるのでバーでゆっくり過ごすのも素敵な過ごし方だ。
「美しいクトビーチ」


「美しい自然の中にあるホテルクブニー」


「クブニーの土曜のビュッフェ」


また3大ビーチの一つで潮が引いたら小島への道が現れるカヌメラビーチへも徒歩5分なのが嬉しいところ。クトビーチは美しいけれど魚がいないのでスノーケリングはここで楽しもう。
「シークレットビーチのようなカヌメラビーチ」


このクブニーはホテル主催のツアーをたくさん催行していて、島内観光、もう一つの3大ビーチのピッシンヌ・ナチュレへ伝統的な船ピローグで訪れるツアーや、有名なノカンウイ島ツアーなどにも参加でき、毎日充実した時間を過ごせること間違いなし!ホテルには日本語スタッフもいるのも安心。

ノカンウイ島とモロ島でのBBQツアー
ノカンウイ島は数ある無人島でも一番有名で、海に溶け込む長いサンドバンクのビーチが美しい。
「不思議なサンドバンク」


「いつまでも眺めていたいほど美しい」


次に訪れたのは無人島のモロ島。ここでシュノーケリングとランチ、ハンモックでのお昼寝タイム。
「モロ島が見えてきた」


「モロ島に到着」


「ランチのロブスターのBBQ」


「ハンモックに慣れてない私」


ピローグ船とピッシンヌ・ナチュレのツアー
メラネシアンの伝統的な帆かけ船「ピローグ」に乗ってウピ湾に向かう。
「さあ、ピローグ船に乗り込もう」


「キノコみたいな変な岩」


1時間ほど船に乗り、上陸後、原生林の中を45分ほど歩く。その後、川の浅瀬を歩き、ようやくピッシンヌ・ナチュレに到着!気分はまるで探検隊!水着をきて、その上にショートパンツをはき、靴は山も水の中も歩くので底が厚めのマリンシューズがお勧め。

山歩きも楽しめる


満ちているときの水位はふとももあたりまで来るところを横断する!


イルデパンの3大ビーチの一つ、ピッシンヌ・ナチュレは美しい入り江の天然のプールで魚もたくさんいる絶好のシュノーケリングポイント。
「遠浅で美しいピッシンヌ・ナチュレ」


「ピッシンヌ・ナチュレでのシュノーケリング」


「ピッシンヌ・ナチュレ サンゴの近くには魚がたくさん」


次の日は体験ダイビングに挑戦!日本人インストラクターがいて安心。(いない時もあるそうです)普段はシュノーケラーの私もいつもと違う視点で魚が見れて大満足&大興奮!!




















その次の日はホテルクブニーから往復3時間ほどで行って帰れるンガ山ハイキング。スニーカー以上の靴で登ろう。ンガ山はイルデパン島で一番高いが、子供も行ける簡単なハイキングコースで、山の上からはクトビーチやカヌメラビーチが見下ろせて絶景!
「頂上への道」


「頂上にある十字架」


「標高200mちょっとの山だけど見晴らしは抜群」


4泊したイルデパンはアクティブに過ごす人にものんびりしたい人にも美しい海が満足させてくれるところ。道を歩いていて車とすれ違うとき、かなり高い可能性で手を挙げて挨拶してくれるのが嬉しかった。びっくりしたことは女の人でも立派なひげが生えていた人が数人いたこと。パプアニューギニアでもそういえばいた。日本では女性はひげが生えたら急いで剃るけどねぇ。後日、ガイドさんに聞いたことだけど、南太平洋にある、とある島では立派なひげのある女性からお嫁に早く行けるのだとか。美的感覚が全く違うのでしょうね。今や日本では男性でさえひげの脱毛にエステサロンに行ってるんだよ、と教えたらきっと彼らも驚くのだろうか。

まるで南国にある南仏のよう!ヌメアの楽しい過ごし方

ヌメアはフランスとメラネシアの文化が融合した南仏の風が漂うリゾート地で治安もよく、女性だけでも安心して過ごせる街。街はココティエ広場を中心に碁盤の目のようになっているのでここを目印にショッピングや観光を楽しめる。朝市やスーパーマーケットでお土産を探すのもおすすめ。年中爽やかな気候に恵まれ、青空の下ウィンドサーフィンなどを楽しむ人も多く、朝や夕方に海沿いのヤシの木が並ぶ南国らしいプロムナードにはランニングやウォーキングを楽しむたくさんの地元の人がいるので、一緒に体験してみるのも素敵。気候も爽やかなので朝夕のランニングは気持ちよかった!日帰りのオプショナルツアーやタクシーボートで近くの離島でのんびり過ごすのも人気です。
「朝市」


「水族館」


「夕暮れのビーチ」


「セントジョゼフ大聖堂」


暮らすように過ごそう!立地抜群のコンドミニアム カサ・デル・ソル

シトロン湾にあるカサ・デル・ソルはバス停、レストラン、ショッピングモール、水族館も近くにありヌメアの滞在に理想的な立地にある。部屋はリビング、ダイニングも広々で全室オーシャンビュー、またキッチン、冷蔵庫、洗濯機も部屋に完備しているのでまるでヌメアの住人になったかのように滞在することが可能。この国は治安もよく食事も美味しいですが物価が高く毎食外食をするととんでもない出費になってしまう。(レストランでの夕食は一人5000円〜)近くのお店や朝市で食材やワインを買ってキッチンで調理、海の見えるテラスで優雅に乾杯、というのもこのホテルならではの楽しいバカンスの過ごし方なのだ。また、フランス領の国なのでバケットもおいしい。朝ごはんにしてもよいし、サンドウィッチを作って地元の人に交じってランチを公園で食べてもよい。さあ、あなたもヌメアに気軽にすんでみませんか?夜中のフライトの方にはレイトチェックアウトもおすすめ。(空きがあれば有料で可能)

ヌメアで道を渡ろうと車が通るのを待っていたら、かなりの確率で私が道を渡るために車を止めてくれるドライバーが多く、そのうち何人かは「どうぞ」と笑顔で合図してくれた。ガイドさん曰く「彼らには急ぐ必要がないからです」とのこと。私は日本で一本でも早くの電車に乗るために駅まで走ったりするし、日本で車がわざわざ止まって道をゆずるなんてことがないから、彼らの心の余裕、大きさは見習わなきゃ、と反省したのだが、日本に戻るとすぐにそんなことは忘れてしまっていた。やっぱり忙しい都会の中で同じようにするのは実際難しいし、それは仕方がない。あんなにゆったりとした南国の生活から日本の生活に戻るとうんざりしてしまうことが多い。毎朝満員電車に乗ること、人々が無表情で知らない人同士が笑顔であいさつしあうことなんてないこと、多くの人が携帯ばかりを見ていることなどなど。でも、都会の生活は一日で私をそのうちの一人に戻してしまった。
ガイドさんに聞いた話だとメラネシアンの人々は「何もしない」のが理想の人生だそう。外国がどうなっているかも興味がないので海外旅行などはほとんど行かず、自分の生まれたところで死ぬことを理想とし、着るものや食べ物にも執着なく、外からの動きがあっても自分たちは変わらない。日本人とは完全に逆で本当に理解しがたいのだけど、それが彼らの考え。
都会の生活はたくさんのものがあり、人が多く刺激的で楽しい。けれども時間の流れが速すぎて疲れることもあるだろう。そんなときはニューカレドニアに来て暮らしてみてください。きれいな海と優しい人々の笑顔で心が自然と豊かになるから。

おまけ
カサデルソル滞在に持って行ってよかったものリスト
洗濯洗剤、柔軟剤(1回に1パックになっているもの)、洗濯ネット、塩、醤油、マヨネーズ(ニューカレドニアのマヨも割とおいしいけど)、カレーのルー、お米、即席みそ汁(だいたいのホテルには湯沸かし器がある)、cook doなどの材料さえあればすぐできるもの(全ての調味料を日本から持っていく訳にもいかないし、料理すると言っても時間を短縮したい)、お箸、コーヒー
持っていけばよかった・・・!ものリスト
油、洗濯バサミ(高層階のテラスは風が強い)、ハンガー、入浴剤(お風呂に入れてゆっくりつかりたかった)
「カサデルソルの広々としたリビングルーム」


「キッチンも広い」


「プールでのんびりもできる」


お部屋からの眺め


オススメ度

イルデパン ★★★★★・・・日帰りなんてもったいない!ゆっくり宿泊して美しい3大ビーチを制覇しよう!
ヌメア ★★★★・・・治安も良くて住むように旅するところとしてはぴったり

(2015年10月 辻理恵子)

ドバイ
常に進化するドバイの今を見る!
エリア:
  • 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
テーマ:買物・土産 観光地 ホテル・宿泊 
投稿日:2016/01/05 14:04




成田からエミレーツ航空の直行便で約9時間、ドバイに到着です。
ドバイで乗り継いで、ヨーロッパや中近東に向かう人も多いですが、世界中の人が集まるドバイを体験してきます。

ドバイは特にここ5年程で急速に発展してきたため、最近できたばかりだったり、建設中のいくつもの高層ビル、ホテルやショッピングモールがあります。


その一方で、それ以前の街並みは低い建物が並び、旧市街として残っていて、街の周りには砂漠が広がっています。

ドバイにはアラビア湾(ペルシャ湾)につながるクリークが流れていて、このクリークを渡って旧市街側へ。クリークを渡るにはアブラと呼ばれる渡し舟が便利です。地元の人に混じって乗ってみると風がとても気持ち良いです。


このあたりにはスカーフや布製品が売られるテキスタイルスークや、香辛料が並ぶスパイススーク、金銀が輝くゴールドスークがあります。世界一大きな指輪も。




UAEはアラブの国ですが、9割もの人は外国からやってきていて、世界各国の人々が暮らしています。そのせいか、アラブ諸国の中では、街のイスラム色は弱い気がしますが、それでも全身黒いアバヤという民族衣装を着た女性とすれ違ったりします。目や顔だけしか表に出していないですが、美人な女性ばかりです。
当然モスクもあるのですが、観光客向けにも作られていたりして、民族衣装を着て、モスクでイスラムについて説明をしてもらい、アラブならではのデーツ(ナツメヤシの実)とアラブコーヒーを頂きました。


このアルファルークモスクはイスタンブールのブルーモスクを真似て作られたそうです。実は先月、本物のブルーモスクを見てきたばかりでしたが、確かに綺麗に作られています。

おすすめは砂漠サファリ!モールやホテルがこんなに建ち並ぶ街から、車で少し離れるだけで、景色が一変して一面の砂漠に変わります。車を乗り換え、トラックの荷台に椅子をつけたような感じで、道のない砂漠の中を走って行きます。


4WDの本格的にスリル満点なドライブではなかったので、ジェットコースター以上のあの迫力というものではありませんでしたが、それでも360度砂漠が広がっていて、風がとても気持ち良いです。風と一緒に砂も飛んでくるので、スカーフで口元を覆ったり、サングラスがあると便利!でもあっても砂まみれにはなるけど。
砂漠では他にもラクダに乗って見たり、ヘナというタトゥーみたいな装飾を体験したり、色々なアクティビティがありました!




それさら今回、水上飛行機に乗りました!小さなプロペラ機で、水上から飛びたちます。ドバイの高層ビル群やバージュ・アル・アラブ、ザ・ワールドなどが上空から見られて、とても楽しい体験でした。

そしてドバイにはショッピングモールが多い!!今回訪れた一つがシェラトン・モール・オブ・エミレーツ。


シェラトンホテルに隣接していて、高級チョコレートショップのパッチをはじめ、様々なブランドが並びます。
その並びにスキー・ドバイというアミューズメント施設があります。夏の気温は50度にもなるというこの暑いドバイで、スキーができるという驚きの空間です。
靴や防寒具を貸出していて、スキーだけでなく、そりや氷の部屋体験、ペンギンとの触れ合い体験、アイス・バーなんかもあります。




ただ、こんなに本格的に寒いとは思っていなかったので、寒すぎてホットチョコレートが飲みたくなります。

ここよりさらに大きいのがドバイモール。こちらももちろんショップだけではなく、水族館やスケートリンク、キッザニアまであり、噴水のショーも人気です。




そしてドバイでは「世界一」のものが色々あります。
世界一高いタワー、バージュカリファ
世界一ねじれたタワー、カヤンタワー
世界一ハイレベルな7ツ星ホテル、バージュ・アル・アラブ
世界一高い住居、プリンセスタワー
世界一大きな人工島パーム・アイランド
などなど、まだまだたくさん。

ただ、これらの記録を更新するような、新たに建設中の施設もたくさんあるので、どんどん世界一が変わっていく予定のようです。特に世界一高い建物は世界各地で競い合っていますし。

毎年新しいモールやホテルができ、どんどん進化して行くドバイ。ドバイはリゾートやショッピングだけでなく、思っていた以上に観光もできて、アラブっぽい体験もできるようになっているので、様々な楽しみ方ができて、これからの進化も楽しみな国でした。

オススメ度
ドバイ ★★★★★・・・常に進化するエンターテイメントシティ

(2015年10月 増田里沙)

タイ
歴史と自然が共存する街チェンマイ
エリア:
  • アジア>タイ>チェンマイ
テーマ:買物・土産 ホテル・宿泊 グルメ 
投稿日:2016/01/05 13:55
海外旅行経験は大学生の時に行ったアメリカの一回のみ。そんな海外超初心者の私がキャセイパシフィック航空様、タイ政府観光局様に招待して頂きチェンマイ研修旅行へ行くこととなった。
タイといえばトムヤムクン。くらいの知識しかなかった私が、わずか4日で大好きになったタイ、チェンマイ。その魅力を少しでも伝えられたらと思います。

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●いざ、出発!
出発は羽田発のキャセイパシフィック航空。
香港乗り継ぎでチェンマイにむかいます。
なんと、羽田空港ではキャセイラウンジを使わせて頂きました。


とにかく食事が美味しいキャセイラウンジ!中でもペニンシュラ監修の担々麺は絶品です。



ゆったりとしたソファーでキンキンのビールと熱々の担々麺を味わっていたらあっという間に出発の時間に。
人生2度目の海外へ出発!

●チェンマイ到着
日本から香港乗り継ぎで6時間ほど。
9月のチェンマイは暑すぎず、涼しすぎずで快適な気候。
1日目。今日は時間も遅いので到着後すぐホテルで休息。

〈パンヴィマンチェンマイスパリゾート〉
利用させていただいたのはチェンマイきってのリゾートホテル、パンヴィマンチェンマイスパリゾート。
ここのホテルはとにかく広い!
敷地内には池があり滝があり洞窟があり…
テーマパークのようなホテルです。


泊まらせていただいたお部屋(ハイマウンテンデラックス)





プールヴィラ


滝の内側でヨガ体験も



大自然にかこまれた中でのマッサージも!至福のひと時を



総支配人の方と

●2日目。人生初ゾウに乗る

チェンマイ2日目。今日は朝からエレファントキャンプへ向かいます。

〈メーサエレファントキャンプ〉
チェンマイ市内から車で30分ほど。山の奥にエレファントキャンプはあります。
ここではびっくりするくらい間近でゾウと触れ合うことが!




ゾウがこんなに近くに!



記念撮影も

ゾウに乗って大自然の中を散策もできます。





ゾウは気まぐれで急にとまったり、走り出したり
まるでアトラクションに乗っているような感覚!
かなり揺れるので、カメラや携帯は鞄にしまうなどして落とさないよう注意しましょう
また、散策途中にカメラマンが記念撮影をしてくれ、買うことができるのですが、なんとゾウの糞で作られた額に入って売られます。糞というと汚いイメージですがゾウの糞はにおいもほとんどありません。200バーツほどで買えますので思い出にぜひ!

大自然散策がおわったらエレファントショー!
ゾウとゾウ使いによる様々なパフォーマンスが楽しめます。ゾウの頭の良さ、器用さにひたすら驚くばかりでしたが、なかでも一番驚かされたのが…

チェンマイ名物、絵を描くゾウ。


長い鼻を器用に使いながら描く様子が本当かわいい!





この絵、ゾウが描いたんです。
あまりのクオリティに本当に驚かされました。
チェンマイにきたら是非みてください!

きっとゾウが大好きになるはずです。



エレファントキャンプを満喫したあとはステキなレストランで夕食に。

〈グッドビューレストラン〉
2日目の夕食はチェンマイ市内にあるグッドビューレストラン。






生ライブも楽しめる!







オシャレな雰囲気のなかで絶品のタイ料理を頂きます

雰囲気がよく、カップル、夫婦で行かれる方にオススメなレストランです。

〈ナイトバザール〉
夕食を食べ終えホテルへ向かう途中にチェンマイ名物ナイトバザールに寄り道!
夕方6時になるとチャンクラン通りに露店がいっせいに並びます。
オシャレなタイ雑貨や、山間民族がつくる工芸品がならびます。また、一歩路地へ入ればタイ料理の屋台もたくさん軒を連ねています。









ナイトバザールにいた日本が大好きだというおじさん

アジアンテイストな雑貨や、山間民族が作る伝統的な織物などは女性必見です!
ちなみにナイトバザール売られている商品は観光客価格で高めですが、値下げ交渉可能です。
幾らになるかは自分次第!
ナイトバザールでは値下げ交渉も楽しみの一つです。

〈チェンマイプラザホテル〉
2日目のホテルはナイトバザールすぐそばにある、チェンマイプラザホテルに泊まらせていただきました。
チェンマイ伝統のランナースタイルの館内はまるで美術館に来たようなそんな美しいホテルです。



広いロビー



美しい応接室



デラックスルーム



チェンマイ市内が一望できます

とにかく立地がよく、ナイトバザールも徒歩すぐ。
チェンマイ市内を観光するには最適なホテルです。

●3日目。チェンマイ寺社巡り!
チェンマイといえばやっぱり寺社巡り。
世界的に有名な寺社をたくさん見れるのもチェンマイの魅力のひとつです。

〈ドイステープ寺院〉
1383年、クーナ王によって建立されたドイステープ寺院。
ここに来なければチェンマイに来たとは言えない!
何て言われるほどチェンマイを代表する観光スポットです。



到着するとまずながーーい階段がお待ちかね(ケーブルカーも有り)











寺院内はとにかく黄金色で満ち溢れ、なかでも中心にそびえる22mの仏塔は圧巻!



高さ22m。黄金の仏塔



張り替えに使われる大量の瓦



11バーツ以上寄付すると瓦にメッセージがかける

〈ドゥアンディー寺院〉





堂内

ドゥアンディーとは「運勢の良いお寺」という意味で、開運のお寺として有名です。
地元の方は新車を買った時に、事故に遭わないようお祓いをして貰いにくるんだそう。
確かに寺院内に車がたくさんありました。

〈ローイクロッ寺院〉



ローイクロッとは「悪を流す」と言う意味で、厄除けで有名なお寺です。



お祓いを受ける人



敷地内、可愛らしい像がたくさんあります。

ちなみにタイでは9という数字は「進む」と同じ発音をすることから縁起の良いものとされていて、9カ寺にお参りするのが最も良いとされています。
寺院巡りの際は有名な寺院だけでなく、自分の求めるご利益のお寺を9か所お参りするのがオススメです!

●最終日。買い物三昧の1日
最終日の4日目。今日は出発までの時間でショッピングを満喫します。

〈ワロロット市場〉
日本でいうアメ横のようなワロロット市場。
ここでは食料品から衣類から工芸品から…
本当になんでも売っています。







フルーツやスイーツのお店もたくさんあり、食べ歩きもオススメ!





〈チェンマイ市内雑貨屋巡り〉
チェンマイはあまり知られていませんが、世界中からクリエイターが集まるオシャレ雑貨の発祥地でもあります。
市内にはアジアンテイストの雑貨ショップやオシャレな喫茶店がたくさんあります。











ImgA0583.jpg
〈タイシルクショップ〉
シルクも有名なチェンマイ。
シルク工場を併設したショップもあり、作業風景を見学しながらショッピングが楽しめます。








とにかくチェンマイには女性大興奮間違いなしのお店がたくさん!買いすぎ注意です!
また、スパも町中至る所にあるので買い物に疲れたらスパでマッサージなんて事もできます。

たくさん買い物をした後はラリンジンダホテルのレストランで昼食を頂きました。







ピン川を眺めながらの食事も

ショッピングにスパに美味しいタイ料理。
意外にもチェンマイは女子旅にオススメの街でもありました。女性の皆さん、自分へのご褒美にチェンマイでの休暇はどうでしょう。

美味しい食事を堪能した後、とうとう日本へ戻らなくてはならない時間がやってきました。
幸せな時間ってなんでこんなあっという間なんだろう
歴史を感じさせるたくさんの寺院。山々が織りなす豊かな大自然。
北方のバラという名にふさわしい美しい街で、ホームシック0。わずか4日間の滞在でしたが本当に帰りたくないと思うような魅力溢れる街でした。
今回招待していただいたキャセイパシフィック航空様、タイ政府観光局様、最高の旅を本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。



【スタッフオススメ度】
〈チェンマイ寺院巡り〉★★★★★
とにかくド派手なチェンマイの寺院。見逃し厳禁です。
〈エレファントキャンプ〉★★★★★
人懐っこいゾウたちとの触れ合いに癒されること間違いなし
〈チェンマイ市内〉★★★★
オシャレな雑貨ショップが満載。女性にオススメです!

(2015年9月 下根光貴)

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