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- 〜ドナウ川の美しいブダペストとスイス大絶景ベルナーオーバーラントの山岳ロッジに泊まる旅〜
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>グリンデルワルト
- ヨーロッパ>スイス>ミューレン
- ヨーロッパ>ハンガリー>センテンドレ
- テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 温泉・露天風呂
- 投稿日:2016/01/05 13:47
メンリッヒンからのアイガー
誰もが一度は行ってみたいと思うスイス、東欧人気3都市の1つブダペスト、まだ訪れたことのないこの2ヶ国へ周遊する事となりました。この2ヵ国、隣国同士ではないし、『ゴシックの世界&大自然』と全く目的の違うこの組み合わせ、ちょっと珍しいかも。
ブダペストの夕暮れ
今回利用したのはKLMオランダ航空。久しぶりに乗りましたが、機内食のパッケージにミッフィーが使われていたのにちょっと癒され、映画も本数も多く10時間半も快適に過ごせました。
ブダペスト空港から中心の街までは約20分、街に近づくと目に飛び込んでくるのがドナウ川に架かる美しい橋達です。ライトアップされたその美しさは初めて見る者を圧巻させます。
今回のホテルは王宮の丘、マーチャーシュ教会の目の前にあるブルグホテル。教会のライトアップも見事で、東欧に来た…と。
マーチャーシュ教会
翌朝のブダペストは天気も良く、教会の背後から朝日が昇る様子が窓からもよく見えました。
今日はハンガリーの海と呼ばれるバラトン湖へ向かいます。海のないハンガリーの人達にとっては夏のバカンス地。周辺に温泉もあるので保養地としても人気です。その湖のすぐそばにある温泉療養地ヘーヴィーズ。そこで有名な温泉湖を体験してきました。蓮の浮いている湖に浮き輪をつけて泳いでいる人多数!しかもご年配多し!おしゃべりしながらプカプカしている人、デッキチェアに寝そべってのんびりしている人、まさに保養地!外気はひんやりしているものの、湖の水が温泉で温かいので、快適です。私も600Ftで借りた浮き輪を付けてプカプカ体験。すぐそばに蓮が浮いているし、小さい魚はいるし、でも温泉だし、何だか不思議な体験でした。
ヘーヴィーズ温泉湖
泳ぐ
温泉湖でさっぱりした後はバラトン湖湖畔にあるワイン産地バタチョニへ。規模は小さいですが、作られているワインの種類は豊富。白はマスカットやリースニングもありますが、テラミン、スルケバラートと言った珍しい品種も。赤はピノ・ノワールもあり、葡萄の香りが濃い美味しいワインばかりでした。
ただし、ワイナリーと言っても見学コースはないので、ワインの飲み比べをして楽しむ感じです。
ワインテイスティング
市内から約2時間で行けるバラトン湖で温泉&ワインの日帰り観光、おすすめです!
バラトン湖
さて、翌日は約20キロ近郊にあるセンテンドレへ。ドナウベントの玄関口として、ドナウ川沿いにある小さな町です。素朴ながらも威厳のある教会が点在し、町はゆっくりとした時間が流れています。
丘の上のカトリック教会から眺めるセンテンドレの赤い屋根とドナウ川、遥か昔から同じ速さで時間を過ごしてきたようです。
可愛い街並み
路地
丘の上から町を眺める
さて、ブダペストに戻って市内観光を楽しむ番です。センテンドレからの列車の止まるバッチャーニ駅からスタート。まずは対岸にある国会議事堂へ。やはりそばで見るとそのスケールに驚きます。
国会議事堂
そこからトラムでヴィガドー広場へ。ぶらぶらヴルシュマルティ広場を通り過ぎデアーク広場からアンドラーシ通りに入って有名なオペラ劇場へ。100年以上の歴史をもつこの劇場は一見する価値ありです。
ちょうどこのオペラ劇場の下を通るM1は1896年開通のヨーロッパでは2番目に古い地下鉄です。駅もシンプルで、道路から1階降りたらすぐホーム、何て解りやすい。
オペラ駅
楽々ヴルシュマルティ広場まで戻ってヴァーツィ通りを散策です。ヴァーツィ通りはブダペストきっての繁華街です。レストランやカフェ、ショップが並び、観光客で賑わいます。
賑わうヴァーツィ通り
この通りの最南端に中央市場が待ち構えるように建っています。
1890年に建てられた中央市場は野菜から果物、肉、香辛料等様々な物が売られています。天井が高く、とても開放的で明るい雰囲気。ついつい長居してしまう市場です。
この市場のそばでドナウ川に架かる橋は自由橋。1896年に造られた美しい橋です。ドナウ川の上をゆっくり歩いて渡ってみました。
自由橋を渡りきったところにあるのがゲッレールトの丘。この丘の頂上からの眺めが素晴らしいと言うことで上り始めるが、どこかで道を間違えたらしく、とんだ遠回りをしてしまいましたが、やっとの事で到着、疲れた後の景色は最高でした。(雨の為靄がかってはいますが)
下りはすんなり最短距離でおりてきました。急ですが、エルジェーベト橋側から上る方が解りやすいです。
エルジェーベト像
夕暮れが近づいてきたので、トラムでくさり橋まで向かいます。そこから王宮までのケーブルカーに乗って王宮前へ。
ホテル近くまで戻ってきました。
ケーブルカー
ドナウ川を挟んでブダ側、ペスト側とほどよく満喫した自由観光でした。
くさり橋
さてブダペストに別れを告げてスイスエアラインにてチューリッヒへ。約1時間半の快適なフライトの後、スイス鉄道でグリンデルワルドへ。空港駅にてスイスパスのバリデェーションを済ませ電車に乗り込みます。この時、乗る車両を間違えないように!今回急いで乗り込んだために、間違えて1等車両に乗ってしまい、スーツケースを引きながら車内を移動する羽目になりました。車両の外側に大きく数字が書いてありますのでご注意下さい。2等車両はとても混んでいるので、早めに車両に乗り込み、スーツケース置き場を確保するといいでしょう。
1等車両
空港駅からベルンまで行き、そこからインターラーケンオストまで。そこからグリンデルワルドへ。約3時間で到着します。
グリンデルワルド行き
グリンデルワルド駅
グリンデルワルドには人も多く賑わいをみせますが、それでも目の前には山々。その雄大さに圧倒されます。こんなに凄い山々を目の前にして町があるとは。素晴らしく眺めのいいカフェで一息つくとやっと来た〜と実感。
町並み
翌日はまずミューレンへ。スイスの鉄道網は素晴らしく見事に繋がっていて、どこに行くにも列車かロープウェイで行く事が出来ます。
グリンデルワルド〜ツヴァイリュッチネン〜ラウターブルンネン〜グリュッチアルプ〜ミューレン、と全て乗り継いで到着です。ハイヒールでも行けます!笑
登山列車
ミューレンからはユングフラウ、メンヒ、アイガーがの連なりがバッチリ見え、素晴らしい景色です。ここにはホテルもあるので滞在も可能です。グリンデルワルドより落ち着いて静かなので、ゆっくりしたい人にはおすすめ。
ここではお花畑ハイキングが出来ます(シーズン6〜7月)。牧草地には牛が放牧され、カランコロンと可愛い音色が。この音ひたすら癒されます。
ミューレンでチーズたっぷりのランチ後、一度ラウターブルンネンに戻りヴェンゲンへ。ここからロープウェイでメンリッヘンへ上ります。本当にスイスの交通網は凄い!無駄なく行きたいところまで上れるのです。
チーズたっぷり料理
ヴェルゲン町並み
メンリッヘンの山岳ロッジのテラスには沢山のテーブルが並び、気持ち良いスペースとなっています。木を生かした温かみのある可愛らしいホテルで、レストランは窓も大きく絶景が見渡せます。ロッジからのちょっとしたトレイルでは、絶景と共に楽しんでいる家族やカップルやご夫婦も。素晴らしい風景は皆をハッピーにしているようです。
メンリッヒン
展望台
アイガーとロープウェイ
レストランの食事は美味しく、とても山岳ロッジだとは思えぬ内容でした。
翌日は朝から曇りで、昨日見えた絶景もどんより雲に覆われていました。
雲に覆われるアイガー
今朝は少し早めに出発してクライネ・シャイデックへハイキングです。このコースは、アイガー北壁を眺めながら歩く約1時間半の初心者向けのトレイルです。
曇ってはいましたが、空気が澄んで気持ちのいい中、牛の鈴の音色が優しく聞こえてのんびり歩ける道のりでした。
クライネ・シャイデックはグリンデルワルドからと、ヴェンゲンから列車で上れるユングフラウ・ヨッホへの起点となる駅です。
雨もパラついて来ましたが、ヨーロッパ最高地点の駅であり、創業100年という歴史を持つユングフラウ鉄道、乗るだけでも価値があります。
クライネ・シャイデック駅
2060mのクライネ・シャイデックから3450mのユングフラウ・ヨッホへは約50分の時間をかけて高所にも体が順応出来るようゆっくり上ります。途中2ヶ所、外が見えるところで停車しますが、今回は雪景色。
ユングフラウ鉄道
ユングフラウ・ヨッホは立派!どこかのアミューズメントパークかと思うほど施設は充実しています。絶景の展望台はもちろんのこと、氷で出来たアイスパレス、ショップ、レストランなど、ゆっくり楽しめます。
アイスパレス
日本宛ポスト
今回はあいにく物凄い吹雪で絶景は楽しめませんでしたが、山の天候の脅威を体験出来ました。
クライネ・シャイデックでスイス名物レシュティランチ後、列車でグリンデルワルドへ。そのうちに危惧していた天気も回復しだし、フィルストに着く頃にはかなりの晴天に。山の天気は本当に変わりやすい。
レシュティ
フィルストロープウェイ
フィルストへはグリンデルワルドからロープウェイで上ります。フィルストからは「アルプスの真珠」と呼ばれるバッハアルプゼーまでハイキングです。このハイキングコースからはアイガーだけでなく、オーベラー氷河、シュレックホルンまで良く見渡せ、片道約1時間半のコースは素晴らしい景色で時間が経つのも忘れます。
少し風が出てしまい湖も波をうっていましたが、シュレックホルンをうっすらと映していました。
展望台
絶景
1日で大吹雪と大晴天、どちらも体験出来て有意義な1日となりました。
旅の最後はチューリッヒ。金融の街という事で殺伐とした街かと思っていましたが、実はトラムが走り、石畳の旧市街に教会、川に湖ととても美しい街でした。
チューリッヒ湖
チューリッヒ街並み
スイスパスを持っていればトラムも湖の遊覧船も乗り放題です。白鳥も寛ぐ美しい湖を走る遊覧船は1時間半のショートコースから楽しめるので、時間がある人にはオススメです。
旧市街の路地には沢山のテーブルが出ていて、賑やか。秋が訪れ始めたチューリッヒで残る暖かい日差しを満喫しているようです。
今回のチューリッヒは半日の立ち寄りでしかありませんでしたが、またゆっくり訪れたい街です。
丘の上からの眺め
水の街 噴水
「ハンガリー&スイス」という珍しい2ヶ国周遊でしたが、言い換えると「文化&大自然」と、全く目的が違うが故に倍の楽しみが満喫出来てしてしまう、かなり贅沢な旅となりました。
ハンガリーもスイスもまたゆっくり時間をかけて再訪したいです。
特にスイスは今回ユングフラウ周辺のみだけでしたので、他のエリアも行ってみたくなりました。
旅には切りがありません…。
◎ブダペスト…★★★★★
ドナウ川の流れる美しい街はやはり一度訪れて欲しい。
◎バーヴィー温泉湖…★★★★
ブダペスト市内にも温泉がありますが、湖自体が温泉という珍しい体験をしたい方にはオススメです。
◎グリンデルワルド…★★★★★L
列車で町に到着すると目の前にアイガーが現れ感動。
◎ミューレン…★★★★★
グリンデルワルドより静かに過ごしたい方にはオススメの絶景の見られる町。
◎メンリッヘン…★★★★★L
山岳ロッジに泊まって山々を目の前に過ごしたい方に!
◎ユングフラウ・ヨッホ…★★★★★
観光客は多いですが、こんな所に駅が!とその造ってしまった事に驚愕できます。
◎チューリッヒ…★★★★
通り過ぎてしまう街ですが、散策して街がわかると意外に楽しめます。
(2015年9月 能祖文子)
- 神々の島で贅沢なバカンスを〜バリ島紀行 グランドハイアットバリ滞在〜
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エリア:
- アジア>インドネシア>バリ島
- テーマ:観光地 ホテル・宿泊
- 投稿日:2016/01/04 17:53
最近開通した、デンパサール空港から延びる海上バイパス。人気のヌサドゥア地区がぐっと近くに!
インドネシアが誇る国産ビール、ビンタン
香港空港のキャセイパシフィック航空ラウンジにて特製坦々麺を・・・。
旅行は大好きだけど、今までリゾート地への旅とは全く縁がない人生を送ってきた私。でっかいプールで心ゆくまで泳いだり、ビーチのそばでのんびり日光浴したり、なんてことももちろん未経験。
このたびキャセイパシフィック航空様とグランドハイアット様の招待で研修旅行に行くことになった。
行先は、インドネシア内ではもちろんアジアでも一二を争う人気リゾート、バリ島!
リゾート音痴な私がバリ島の魅力をうまく伝えることができるのか、高級ホテルで何をすればいいかわからず時間をもてあましたりしないだろうか、正直行く前は不安でしかなかった。リゾートって現実逃避して日々の疲れを癒す場所のはずなのに、これじゃ本末転倒だなあ・・・
<グランドハイアットバリ>
バリ島南部、高級リゾート地区にあるグランドハイアットバリ。ここの特徴は、ホテルというよりもはやひとつの村やテーマパークのような広大さ。常に地図を持っておかないと迷うこと間違いなし。
ホテルというより見事な庭園のような敷地内
ときどきリスが出現。緑が多いのもグランドハイアットバリの特徴なのです
8つのレストラン&バー、大小6つのプール(なんとウォータースライダーもあり!)、スパ、お土産屋、銀行、さらには寺院まで・・・。とにかく何でもある、至れり尽くせりのこの空間。一日どころか、二日三日いてもずっと遊べてしまう。まったく飽きることがないだろう。
オーシャンビューのレストランで優雅な朝食を
インドネシア料理レストラン「パサール・センゴール」では、毎日日替わりで民族舞踊のショーが行われる。おいしいインドネシア料理に舌鼓を打ちながら間近で舞踊鑑賞という、なんとも贅沢なことができる。
インドネシア風焼鳥「サテー」を焼くスマイリーなおじさん
この日の舞踊はレゴンダンス。王国時代の宮廷舞踊として発展した優雅なダンスで、バリ伝統舞踊の代表として真っ先に出てくるほど。
バリに来たなら必ず見たいと思っていたけど、着いてすぐ見れるとは!うーん、感激。
終わった後は記念撮影もどうぞ!
そしてやっぱりバリと言えば海!グランドハイアットバリは広いビーチに面しているので、好きな時にビーチへ行って遊べるのがうれしい。マリンスポーツのアクティビティもある。
このビーチは東側に面しているので、美しい朝日を独り占めなんてこともできる。一日だけでも早起きして行ってみては?
日ごろの行いが悪かったのか、私が行ったときはすっきり晴れてはいなかったけど
客室は4つのブロックに分かれ、全648室。ベーシックな部屋カテゴリーのグランドルームでも49平米という広さで、あたたかみのあるアジアテイストな雰囲気のお部屋にどこかほっとするはず。
バルコニーからの景色もよく、気が付くと何時間も居座ってしまいそう。
クラブデラックスのお部屋
グランドルームのお部屋
広々としたグランドスイートのお部屋
グランドエグゼクティブスイートのバルコニー
このほか、ウェルカムドリンクにおしぼり、無料WIFIや日本語デスクなどのサービスがあるのも嬉しい。
今回はたった2泊の宿泊だったが、時間が過ぎるのが本当にあっという間だったグランドハイアットバリの滞在。泊まれば泊まる分だけ楽しい思い出が増えていく、そんなホテルです。
<ヌサドゥア地区>
ヌサドゥア地区は「2つの島」という意味。もともと静かな漁村だったこの地区は、1970年代にインドネシア政府が観光開発を進め始めてからどんどんその姿を変えていき、今では人気の高級リゾート地区に。
クタなどの繁華街と対照的に、エリア内にはほぼ旅行者のための施設しかないヌサドゥア地区。その施設も世界的ホテルチェーンやショッピングモールなどなど。日常から離れ、優雅なバカンスを過ごすにはまさに最高のロケーションでしょう。
ヌサドゥア地区の中心となるショッピングモール、バリコレクションはグランドハイアットバリから歩いてたった5分。ブティックやギフトショップが点在し、雰囲気のいいレストランやカフェも多い。
買い物をするつもりがなくてもつい何時間もふらふらしてしまうこと間違いなし。
・・・でもやっぱり、バリに来たからには昔から変わらないローカルな場所も見てみたい!でもこの高級ホテルが乱立するヌサドゥアにそんなの求めていいのか、、、なんて思いながらホテル周辺を散歩していると、ありましたありました。求めていた景色が。
まず目に付くのがいたるところにある石灯篭のようなもの。これはサンガといい、ヒンドゥー教とともに生きるバリニーズ(バリ人)にとってはなくてはならないもの。日本でいえばたぶん祠とかお地蔵さんのようなポジション。
目につくたびに写真に撮ったり観察したりしていると、不審に思われたのか近くのバリニーズが「おれんちにもあるから撮ってけYO」と言ってくれた。
なんとバリ人の家には必ずサンガを作らなくてはならない決まりがあるのだそうな。
突然の訪問者(というか不審者)にびっくり
リゾート地のイメージから想像しにくいけど、バリ人のヒンドゥーの信仰心は本当に厚い。朝には必ず路上やサンガに花が供えられる。これは神々への感謝の意味を込めたお供え物で、グランドハイアット内にある寺院にも毎朝スタッフが花を供えているとのこと。
旅行者が集まる高級リゾート地区と、バリの伝統が残るローカルな村。決して交わらないような二つのエリアが隣接し、人々が共存するという不思議な光景が見られるのも、バリの魅力。
バリ島が「神々の島」と呼ばれ、アジア随一のリゾート地として世界中の旅行者の人気を集めているのも、これと関係があるのかも。
私自身、すっかりバリ島の虜になって帰国の途に。今回はバリ島のほんのわずかな一面しか見ることができなかったけど、行くたびに新たな発見と感動が待っている、間違いなくそんな気がします。私のようなリゾート初心者も、何度も行っているバリ島ラバーなリピーターさんも、今度の休暇はバリへいかがでしょう?
【スタッフおススメ度】
●グランドバリハイアット ★★★★★
何十分かかっても敷地内をまわりきれないほどの広さで、時間の許す限り滞在したいホテル。レストラン「パサール・センゴール」の民族舞踊ショーは必見!
●ヌサドゥア地区 ★★★★
治安を気にすることなくゆっくり滞在できる、高級リゾート地区。空港から海上バイパスが開通したことでますます便利に。
(2015年7月 伊藤卓巳)
- 最新!モルディブ極上リゾート情報★
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エリア:
- インド洋>モルディブ>モルディブ(アイランドリゾート)
- テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2016/01/04 16:25
今回現地オペレーターさんよりご招待いただき、モルディブにできた新しいリゾートをいくつか視察に行って参りました。
今回視察したのはアミラフシ、ロアマリゾート、サマーアイランドリゾート、マーリフシバイコモの4件。モルディブでのリゾートを楽しむうえで、やはりリゾート選びは大切。素敵なリゾートばかりでしたので、これからモルディブのご旅行をお考えの方に少しでもご参考になればと思います。
◆◆アミラフシ◆◆
2014年12月にオープンしたばかりの今注目のリゾート「アミラフシ」。
マーレからは水上飛行機で30分、もしくは国内線で15分+スピードボートで10分のところにあります。
今回私たちはスリランカ航空でマーレ空港に到着。マーレ空港には国内線用のラウンジがあるので、国内線の時間までラウンジで休憩。軽食やドリンクがあるだけでなく、Wifiも無料で使え、さらにスパやキッズルームまでもあり時間を持て余すことなく過ごすことができます。(リゾートによっては専用ラウンジのあるところもあります。)
23時の国内線に乗り、空港到着後そこからさらにスピードボートで移動。スピードボート内は座り心地の良いソファ席でクッションまでもあり、なんと海の上でWifiも使えてしまうという、私が抱いていたスピードボートの概念が覆りました。気持ち良い夜風に吹かれながら空を見ると満点の星空で、ここから一気にリゾートの夢の世界へと吸い込まれました。
アミラフシではリゾートタイムが適用されており、マーレよりも1時間の時差があります。到着は現地深夜1時頃。長時間移動に疲れていましたが、お部屋に入ってその疲れが吹っ飛びました。
今回宿泊させていただいたお部屋は「オーシャンリーフハウス」。
「アミラフシ」とは現地の言葉で「Your Island Home」を意味し、まさに自分の家にいるかのような心地よい滞在をコンセプトとされています。そのため、お部屋のカテゴリーも他のリゾートのように「ヴィラ」や「バンガロー」などという言葉をあえて使わず、全て「ハウス」と呼んでいます。私が泊まったオーシャンリーフハウスは250平米の広さがあり、お部屋の真ん中には大きなダブルベッド、ベッドとソファそれぞれの前に大きなテレビ(計2台)、オープンのバスタブにダブルの洗面台、エスプレッソマシンやティーマシンも完備。一人にはとても贅沢すぎるお部屋でした。
ベッドには「おかえり」とのメッセージが
翌日目を覚ますと、とっても素敵な光景が目の前広がっています。これが現実なのかまだ夢の中なのかほっぺをつねりながらうっとりとこの光景を眺めていました。
お部屋を出ると、バギーが迎えに来てくれ朝食のレストランへ向かいます。滞在中はバトラーサービスが付いているので困ったことがあっても安心です。
朝食は「BAZAAR」で海を眺めながら。BAZAARは5つのレストランから成るコンプレックスレストランで、好きなレストランのメニューを好きな場所で注文し、好きな場所で食べることができます。お部屋にもiPadが置いてあり、お部屋からの注文も可能です。
BAZAAR内「FRRSH」
海を眺めながらの朝食
BAZAAR内「TAPAS」
BAZAAR内」「BAR」
アミラフシでの宿泊の特典としてスパが1日1回無料で付いています。50分のメニューの中から好きなメニューを選ぶことができます。この日は「ジェットラグ」という旅の疲れをとってもらえるマッサージを受けました。気持ち良すぎて、最後の方の記憶がありません。。。
スパの後は海でウォータースポーツ!なんと、ダイビング以外のウォータースポーツ(ジェットスキー、シーボブ、ファンチューブ、ウィンドサーフィン、カタマラン、カヌー、スタンドアップパドルボード)も無料で楽しめるのです。この日私たちはジェットスキーをして楽しみました。
その後サンセットバーで夕日を眺めながら特製カクテルを作ってもらいリラックス。モルディブの夕日は本当に綺麗でこのサンセットバーはハネムナーにもとてもおすすめ!静かでとてもロマンチックです。
日が沈んだ後は夕食の時間。オーストラリアのカリスマシェフ、ルークマンガン氏が手がけるレストラン「LONU BY LUKE MANGAN」はアミラフシ一押しのレストランです。
和牛ステーキ
味はどの料理もほっぺがとろけ落ちそうな程美味。日本にも東京に一店舗、丸ノ内にマンガン氏のお店があるらしいので、帰国後絶対に行こう!と決めました。
翌日の朝、チェックアウトまでの時間に「海に入りたい!」ということでアミラフシの近くにあるブルーホールへ行くことに。ボートで2,3分程行き、そこからシュノーケルでブルーホールを目指します。
シュノーケルでブルーホールへ!!
途中で大きなウミガメを発見!!!
あまり上手く写真が撮れず残念。。ウミガメはブルーホールの中にいることが多いそうで、こんなに近くでウミガメが泳いでいるのを初めて見ることができとてもラッキーでした。この辺りには綺麗な魚もたくさんいます。
ずーっとこの夢のような世界にいたかったけど、あっという間にタイムアウト。
ホテルに戻りチェックアウトをし、後ろ髪をひかれながらアミラフシを後にしました。
アミラフシのスタッフの方々
◆◆ロアマリゾート◆◆
続いて視察に訪れたのがロアマリゾート。
2015年1月15日にオープンしたてのほやほや最新リゾートです。モルディブでも随一の海のきれいさを誇るラー環礁で2つめのリゾート。まだ手つかずの海が保たれており圧倒的に綺麗な青い海と、100ヘクタールにも広がるハウスリーフ(サンゴ礁)がとにかくおすすめ。マーレから水上飛行機で45分、またはイフル国内空港からスピードボートで10分のところにあります。
ラア環礁はモルディブ最古の歴史が息づく場所で、かつては人が住んでいた形跡もあるそう。そんな場所にあるロアマリゾートのコンセプトは「ヘリテイジ」。伝統を継承するという意味があり、建築やアートにはモルディビアンデザインを取り入れた新しいスタイルとなっています。リゾート内にはモルディブ人アーティストが手がけた作品が並ぶ水上アート・ギャラリー兼博物館がリゾート内にあったり、室内にも彼らによる絵画が飾られていたりと、他のリゾートとは一線を画したユニークなリゾートです。
ロビーには展示物も
お部屋はビーチと水上合わせて全部で105室。きめ細やかな白砂が目の前に広がるビーチビラと、真っ青な海の上に並ぶ水上ビラ。どちらも捨てがたくとっても素敵です。またどのお部屋にもモルディブの伝統が取り入れられているのも魅力です。
ビーチビラ
ビーチビラの前に広がる白砂ビーチ
ビーチスイートはベッドルームとリビングルームが分かれており、広いプールとその前には真っ白な砂浜が広がっています。
リビングルーム
プール
ベッドルーム
バスルーム
水上のお部屋の内装は全て同じで、サンセット側か、サンライズ側か、の違いがあります。
海の上のハンモックもあります
そして、スパもおすすめ!
ベッドの下はガラスになっているので、海の中のお魚を眺めながらスパを受けることができます。
スパ
レストランは3つあり、その内の1つは寿司カウンターを擁する日本食レストラン。
今回この日本食レストランでランチをいただきました。なんと出てきたのはお刺身とお寿司、そしてお好み焼き!シェフは10年ほど日本に住んでいたことがあるらしく、関西人の私としてもお好み焼きの味は文句の付け所がないほど美味しかったです。こんな離島でこのソースの味が楽しめるとは。。。
リゾート内には手付かずの自然が残り、生い茂る緑と透き通る海の青さのコントラストがとても印象的でした。文化と自然、「モルディブらしさ」が詰まった極上のリゾートはいかがでしょうか?
◆◆サマーアイランドリゾート◆◆
この日の宿泊はサマーアイランドリゾート。気張らず気軽に宿泊できるカジュアルなリゾートです。北マーレ環礁に位置し、マーレからはスピードボートで50分、もしくは水上飛行機で10分です。1994年からあるリゾートですが、今年に入ってリノベーションをされたため、お部屋はとても新しく綺麗です。
スーペリアのお部屋には、ビスタとビーチ、バンガローがあります。
スーペリアビスタのお部屋は2階にあるため、バルコニーから最高の眺めを望むことができます。
1階がスーペリアビーチ、2階がスーペリアビスタ
スーペリアビスタ
スーペリアビスタからの眺め
スーペリアビーチは、お部屋からそのままビーチへアクセスできます。
スーペリアビーチ
お部屋には野外シャワーも
こちらはスーペリアバンガロー。ファミリーなどで宿泊する場合は2部屋を繋げることも可能です。
水上ビラのお部屋には、海を覗けるガラスがあったり、ジャグジーも付いています。
今回私が訪れた際はまだ出来上がっていませんでしたが、水上レストランもすぐオープン予定です。開放的で、夕陽を眺めながらのディナーも楽しめます。
もちろんダイビングセンターやスパもあります。
ゴージャスさはありませんが、カジュアルに気張らず、気軽にモルディブのリゾートを楽しみたい方にはお勧めのリゾートです。
◆◆マーリフシバイコモ◆◆
最後に宿泊したのはマーリフシバイコモ。マーレ空港から水上飛行機もしくは国内線で約1時間のところにあります。
お部屋はビーチと水上、それぞれ「スイート」と「ヴィラ」に分かれています。内装はどのお部屋もほぼ同じですが、スイートはベッドルームとリビングルームの間に壁がないためその分少し狭く、ヴィラはお部屋内に壁がありその分全体的には広くなっています。(水上スイートは約107㎡、水上ヴィラは約120㎡)
ウォータービラ
ウォータービラ
ウォータースイート
さすがはコモグループ、お部屋はとてもシンプル且つところどころにコモのセンスが光っており、また木のぬくもりが感じられるお部屋はとても落ち着きます。
ファミリービーチスイート
おすすめはこの大きなバスタブ!
水上のお部屋ではバスタブから海を臨むことができ、とても解放感があります。
また、アメニティはすべてコモシャンバラのものなのが嬉しいです。この大きなバスタブでゆっくりとその日の疲れを癒すことができます。
コモシャンバラのバスソルトとボディソープ
水上のお部屋には広いサンデッキにプールとくつろげる東屋、そして直接海へアクセスできる階段があります。
夜は日本食レストラン「タイ」にて。
ここには日本人のシェフがいるので、本格的な日本食が楽しめます。モルディブに来てまさかの日本食続きでしたが、ここで食べた日本食が一番でした。普段日本で食べる日本食よりも美味しいかも!?
このタイレストランにはバーもあり、夕陽の時間にはここでお酒を飲みながらゆっくりと過ごすこともできます。
翌朝、朝食はメインレストランにて。
メニューは通常メニューとコモ独自のメニューがあります。リゾート内には大きな畑があり、シェフがその畑で採れた食材を使って調理をしているため、料理はとてもフレッシュでヘルシー。
野菜とフルーツのスムージーがあったり、料理にもたくさんの野菜が使われているので、滞在していると身体の中から綺麗になれそう。
テーブルにはその日の日本のニュースまでありました。
そして、マーリフシで一番のおすすめは何といってもコモシャンバラのスパ。
セラピストは定期的にトレーニングを受けているので、熟練された腕が揃っています。
施術を受ける前に身体の状態などを診断用紙に記入。
お部屋はすべてビラタイプで、セラピストと一緒に自分のお部屋まで行きます。
コモシャンバラの香りに包まれ、全身とろけるようでした。コモシャンバラのスパは本当におすすめです!
そして、マーリフシでおすすめのエクスカーションはサンセットドルフィンクルーズ。
リゾートの周りにはたくさんのイルカが生息しており、90%以上の確率でイルカを見ることができます。ボートの下に手で触れそうなほど近くまでたくさんのイルカが来てくれます。今まで見たことない程たくさんのイルカを見ることができ、ひたすら興奮状態でした。笑
ボートでは軽食やドリンクもサービスしてくれます。ボートの上はソファになっているので、イルカを見た後はここでゆっくりとサンセットを楽しみます。
普段旅行では歩き回るのが好きな私はこういうリゾートでどうやって過ごせば・・と思っていましたが、お部屋の外でシュノーケルをしたり、プールで泳いだり、夕陽を眺めたり、エクスカーションに参加したり、ウォータースポーツを楽しんだり、お部屋でのんびりしたり、おいしいご飯を食べたりと、存分にリゾートを楽しんでしまいました。
ハネムーンに人気のモルディブですが、ダイバーはもちろんファミリー、女子同士にもおすすめできます。
日常生活に少し疲れたな、リラックスしたいな、という方は是非モルディブへ!日常を忘れさせてくれる楽園が待っています!
2015年5月 池田郁依
- 一生に一度は行きたい国 今こそエジプト!
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エリア:
- アフリカ>エジプト>カイロ
- アフリカ>エジプト>ルクソール
- アフリカ>エジプト>ギザ
- テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/01/29 18:18
ルクソール神殿のライトアップ
ずっと行く機会が来るのを待ち望んでいたエジプト。今回、カタール航空主催のファムツアーに参加させていただける機会があり、外務省のエジプト危険度引き下げにともなう視察をかねたツアーに行ってきました。
ピラミッドや神殿、ナイル川・・・行かずとも私の中でエジプトのイメージは出来上がっていましたが、しかし行ってみないとわからないエジプトの雰囲気、人々の温かさ、ピラミッドや神殿の迫力を多いに感じられる旅でした。
今回のツアーのスケジュールを見たとき、まさに弾丸ツアーという言葉がぴったりの観光や視察がみっちり詰まった行程で、最後まで体力が持つのか少し不安がありましたが、そんな盛りだくさんで充実した7日間の旅を一部ご紹介します。
【観光編】
まずはザ・定番ではありますが、ピラミッドとスフィンクスの観光です。カイロ中心部から車で約20分。ナイル川を挟んで西側にギザの3大ピラミッドと呼ばれる、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3つのピラミッドが並びます。ご存じのとおり、クフ王のピラミッドが一番大きく、入場するには1日あたりの人数制限もあり人気のピラミッドです。現在のピラミッドは石を積み上げられ、石がむき出しになって段になっていますが、作られた頃は、化粧石が全面に貼られていて平面だったそうです。
一段一段はこんな感じ
ピラミッドビューポイントから
ピラミッドの近くには物売りやラクダ引きもたくさんいるのですが、ガイドブックにも書かれているようにやはりトラブルは多発していますし、しつこい人が多いので注意が必要です。まだお客さんの数が少ないので、お客さんの取り合いでラクダ引き同士が喧嘩してしまうこともあります。
3大ピラミッドの近くにはスフィンクスもあります。日中スフィンクスの撮影スポットはたくさんのお客さんでにぎわっていました。
スフィンクス&ピラミッド!素晴らしい
スフィンクスのおしりも丸見えです(笑)
ギザ地区からカイロ市内中心部へ戻り、次に向かうのはカイロの最大の市場、ハン・ハリーリです。1日中買い物客でにぎわっています。お土産にも人気のある水パイプ(シーシャ)や香水瓶のお店もたくさん並んでいますし、他の土産物屋で買うよりも安く手に入るのでハン・ハリーリは外せない観光地となっています。商品には値札が付いておらず、値段は交渉して買い物をします。
ハン・ハリーリがあるイスラム地区の南側にはモハメド・アリ・モスクがあります。エジプトはイスラム国家ですので、街中にたくさんモスクがありますが、このモハメド・アリ・モスクはその中でも美しさで有名なモスクです。オスマン朝様式の外観は、トルコ・イスタンブールにあるブルーモスクのようです。外観も美しいですが、内部はシャンデリアやランプで明るく、豪華な印象を持ちました。
フランスから贈られた時計
内部も明るく綺麗な装飾となっている
エジプト旅行にはもう1都市、ルクソールも絶対に外せません。ルクソールまではカイロから飛行機、または寝台列車を利用するのが一般的です。今回は短い滞在時間で効率よく周るため、飛行機で移動しました。
到着後、さっそくルクソールの2大神殿、カルナック神殿とルクソール神殿の観光です。カルナック神殿はエジプトの中でも最大の神殿と言われ、巨像や壁画等時間をかけてじっくりと見学することをおすすめします。夏の期間は音と光のショーも開催され、一味違った神殿を見る事ができます。
神殿の迫力が伝わってくる
ラムセス2世とアメンホテプ3世によって建てられたルクソ-ル神殿は、彼らの名前がつ付いた中庭や、ツタンカーメン夫妻の像がありやはりこちらも観光には外せません。カルナック神殿とはスフィンクス参道でつながっていたそうで、今でも参道にはスフィンクスがずらりと並び観光客の視線を集めています。夜は神殿内はライトアップされ、光にともされた神殿はカルナック神殿とスフィンクス参道は幻想的で魅了されます。
遺跡や神殿を見るたび、昔の人々の技術力の高さに驚かされます。
ライトアップされた神殿
スフィンクス参道もライトアップ
最後は王家の谷です。古代エジプトの王たちの墓が集中しているエリアで、全部で60以上の墓があります。そのうち現在では10数か所しか公開されていませんが、公開されている墓はどれも保存状態が良く、美しいです。かの有名なツタンカーメンの墓もあり、公開されています。ツタンカーメンの墓は閉鎖される予定で、閉鎖されてしまった場合はレプリカの見学になるようです。そのため、できれば本物の墓が公開されているうちに見学してほしいと思います。どの墓も入り口から中心の墓がある部屋まで壁画がずっと続きます。色もそのまま残っているため、作られた当時はもっと美しい墓だったことが想像できます。残念なことに、この王家の谷は完全に写真撮影禁止のため、写真に残すことができませんでしたが是非直接訪れて見学してみてください。
【ホテル編】
エジプトへ来たからにはホテルライフも楽しみたい! そんなお客様も少なくないと思いますが、今回の旅で視察したカイロとルクソールのホテルをご紹介します。
エジプトは日本に比べてホテル代金は安く、お手頃な料金で1〜2ランク上のホテルの滞在が可能です。
まずはカイロのギザ地区にあるメナ・ハウスホテルですが、ピラミッドの目の前に位置するホテルで、もちろんピラミッドビューの部屋からは圧巻のピラミッドが何時でも見ることが出来ます。チャーチルが実際に泊まった、“チャーチルスイート”と呼ばれる部屋もあり、高級ホテルのひとつです。
ピラミッドが目の前です!!
ガーデンも広々としています
メナ・ハウスホテルはピラミッドの近くに位置するホテルですが、次にご紹介するマリオットホテルはカイロの中心部に位置するホテルで街の散策に便利です。
ナイル川沿いのホテルで、ナイルビューのお部屋もあります。夜は街のライトを背景にナイル川をお部屋から眺められますので、おすすめです。
バルコニーからの眺め
ルクソールのホテルは東岸に集まっていて、高級ホテルはナイル川沿いに並んでいる。ヒルトンルクソールももちろんナイル川沿いにあり、プールサイドからはナイル川を眺められる。
ソフィテルカルナックホテルはコテージタイプのホテルです。広い敷地は東南アジアの雰囲気があり、南国のようです。とても静かで、エジプトにいることを忘れてしまうくらい滞在を満喫できるリゾートホテルになっています。ジムやスパも完備しており、ホテルライフも楽しみたいお客様におすすめです。
現地エジプトのオペレーターさんやのおかげで、詰め詰めのスケジュールながらも主要なポイントは全て観光することができました。また終始、歓迎していただき感謝しています。滞在中はエジプト人の人の良さを何度も感じましたし、観光客の数をまた増加させようと努力している姿も見ました。カイロやルクソールの他にも、まだまだ訪れるべき観光地がたくさんあるエジプトです。現在はまだ多くの方から危険だと思われがちですが、全くそんなことはなく、観光警察も付いてくれるので安心・安全に観光できます。今最もおすすめの国です。さぁ今こそエジプトへ!
ギザの3大ピラミッド★★★★★ 想像を超えた大きさでまさに圧巻!外観はもちろんピラミッド内部も必見です。
ルクソール神殿 ★★★★★ ツタンカーメン夫妻の像を見る事ができる神殿。夕方頃からライトアップされる時間帯をまたいで観光するのがおすすめです。
カルナック神殿 ★★★★ エジプト最大の神殿。夜には音と光のショーも開催される。
王家の谷 ★★★★★ 現在は十数か所しか入場できないのですが、大人気の観光地。一つ一つ異なるお墓内部の壁画は必見です。
11月 栗山智美
- 青い空、青い海、ギリシャの旅
-
エリア:
- ヨーロッパ>ギリシャ>イラクリオン[クレタ島]
- ヨーロッパ>ギリシャ>ミコノス島
- ヨーロッパ>ギリシャ>メテオラ
- テーマ:ホテル・宿泊 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2014/12/26 19:08
ギリシャといえば青い海、エーゲ海。エーゲ海には2500以上の島が点在しています。今回はその中でも人気のサントリーニとクレタ、そして世界遺産のメテオラとアテネを旅してきました。観光はもちろんフレンドリーな人々、おいしい食事などなど、ギリシャは魅力満載でした。
まずはハネムーナーに大人気のサントリーニ島へ。断崖の上に建つ白い建物と青い屋根、青い海のコントラスト。その風景に「なるほど人気があるわけだ!!」と一瞬で魅了されました。
中心のフィラは断崖に沿った通りにお土産屋などが所せましと軒を連ねています。町歩きに疲れたら断崖沿いのカフェで一休み。夕暮れ時はさらにロマンチック。
もう一つの人気エリアのイアはフィラから車で20分ほどの北端の小さな町で夕日が特に有名です。フィラも素敵ですがイアの町並みはさらにメルヘンチック。イアは落ち着いた雰囲気で、アートショップやこだわりのショップも見られました。
サントリーニではホテルライフも楽しみの一つ。いくつかのホテルを見学しましたがやはりクリフサイド(断崖側)はすばらしい。次回は海を見ながらプールやジャグジーでゆっくり癒されたい気分でした。
クレタはエーゲ海最大の島です。ここでは3大都市イラクリオン、レシムノ、ハニアを早足で巡ってきました。まずは紀元前18世紀の遺跡があるイラクリオンへ。牛頭人身のミノタウロスやイカロスの神話が残るクノッソスは一辺が160m、部屋は1200以上の巨大な建物だったそうです。遺跡内にある壁画は色鮮やかで生き生きとし、現在の天窓のように地下まで光が届く構造、用水路など、文明の水準の高さを感じました。(遺跡にあるフレスコ画はレプリカで本物は考古学博物館にあります)。物語上だったこの宮殿は1900年に初めて発掘され、実在のものと判明したわけですが、考古学者の信念にも驚かされます。
イラクリオン、レシムノ、ハニアはこれまで様々な国に統治され現在は壁に囲まれた旧市街と新市街に分かれています。旧市街にはこれまで様々な国に統治されてきたそれぞれの時代の面影が残り、オールドポートで見るエーゲ海の青さにまた目を奪われました。特にハニアの古い町並みはまるで中世に迷い込んだようで、ギリシャのイメージとは一味違うクレタを堪能しました。
そして島を離れ、メテオラへ。「空中につりさげられた」という意味のメテオラには20〜400m級の奇岩群が立ち並んでいて、その頂上には修道院が建っています。この険しい岩の上にどうやって、なぜ・・・。
古の人々の技術には驚かされます。この奇岩群、夏にはロッククライマーがこぞって登りに来るので岩肌が人でいっぱいになることもあるのだとか。それも見てみたい気がします。
今回はあいにくの雨になりましたが、それでも迫力は満点。紀元後に書かれたギリシャの紀行文にはメテオラ地域の記述はあっても、奇岩群には一言もふれていないそうで、その時代にはまだなかったかも、となると地球的には比較的新しい地形なのかもしれません。そう考えるとまた想像の翼が広がります(笑)。
最後のアテネでのメインはやはりアクロポリス。「高い丘の都市」を意味するアクロポリスにはあのパルテノン神殿があります。実際目にすると、テレビなどの映像とは比べ物にならない迫力。柱や床はどこから見ても同じように見えるように設計がされているそうです。破壊と再建を繰り返し現在も修復中ですが、神聖な場所ということは感じることができました。
今回のギリシャの旅では食事でも大満足。どちらかというとおいしいイメージはなかったのですが(失礼)毎回おいしくいただけて胃袋も満たされ、ギリシャはリピートしたい国になりました。
おすすめ度
サントリーニ★★★★★
クレタ★★★★★
メテオラ★★★★★
アテネ★★★★★
2014年10月 平田真美
イアの風車
メルヘンの世界
ハニアの観光馬車
まずはハネムーナーに大人気のサントリーニ島へ。断崖の上に建つ白い建物と青い屋根、青い海のコントラスト。その風景に「なるほど人気があるわけだ!!」と一瞬で魅了されました。
中心のフィラは断崖に沿った通りにお土産屋などが所せましと軒を連ねています。町歩きに疲れたら断崖沿いのカフェで一休み。夕暮れ時はさらにロマンチック。
もう一つの人気エリアのイアはフィラから車で20分ほどの北端の小さな町で夕日が特に有名です。フィラも素敵ですがイアの町並みはさらにメルヘンチック。イアは落ち着いた雰囲気で、アートショップやこだわりのショップも見られました。
ミニチュア模型のよう
サントリーニではホテルライフも楽しみの一つ。いくつかのホテルを見学しましたがやはりクリフサイド(断崖側)はすばらしい。次回は海を見ながらプールやジャグジーでゆっくり癒されたい気分でした。
ポルトフィラスイーツ
ダナヴィラス ウェディング場
カティキエス プールからの眺め
ペルラヴィラ お部屋のジャグシー
クレタはエーゲ海最大の島です。ここでは3大都市イラクリオン、レシムノ、ハニアを早足で巡ってきました。まずは紀元前18世紀の遺跡があるイラクリオンへ。牛頭人身のミノタウロスやイカロスの神話が残るクノッソスは一辺が160m、部屋は1200以上の巨大な建物だったそうです。遺跡内にある壁画は色鮮やかで生き生きとし、現在の天窓のように地下まで光が届く構造、用水路など、文明の水準の高さを感じました。(遺跡にあるフレスコ画はレプリカで本物は考古学博物館にあります)。物語上だったこの宮殿は1900年に初めて発掘され、実在のものと判明したわけですが、考古学者の信念にも驚かされます。
クノッソス想像図
フレスコ画の数々
壺
イラクリオン、レシムノ、ハニアはこれまで様々な国に統治され現在は壁に囲まれた旧市街と新市街に分かれています。旧市街にはこれまで様々な国に統治されてきたそれぞれの時代の面影が残り、オールドポートで見るエーゲ海の青さにまた目を奪われました。特にハニアの古い町並みはまるで中世に迷い込んだようで、ギリシャのイメージとは一味違うクレタを堪能しました。
イラクリオン オールドポート
レシムノ かわいい町並み
ハニア オールドポート
ハニアはマーケットも楽しい
そして島を離れ、メテオラへ。「空中につりさげられた」という意味のメテオラには20〜400m級の奇岩群が立ち並んでいて、その頂上には修道院が建っています。この険しい岩の上にどうやって、なぜ・・・。
古の人々の技術には驚かされます。この奇岩群、夏にはロッククライマーがこぞって登りに来るので岩肌が人でいっぱいになることもあるのだとか。それも見てみたい気がします。
一瞬の晴れ間
今回はあいにくの雨になりましたが、それでも迫力は満点。紀元後に書かれたギリシャの紀行文にはメテオラ地域の記述はあっても、奇岩群には一言もふれていないそうで、その時代にはまだなかったかも、となると地球的には比較的新しい地形なのかもしれません。そう考えるとまた想像の翼が広がります(笑)。
アギオス・ニコラオス前で
最後のアテネでのメインはやはりアクロポリス。「高い丘の都市」を意味するアクロポリスにはあのパルテノン神殿があります。実際目にすると、テレビなどの映像とは比べ物にならない迫力。柱や床はどこから見ても同じように見えるように設計がされているそうです。破壊と再建を繰り返し現在も修復中ですが、神聖な場所ということは感じることができました。
アクロポリスから見るアテネ市内
今回のギリシャの旅では食事でも大満足。どちらかというとおいしいイメージはなかったのですが(失礼)毎回おいしくいただけて胃袋も満たされ、ギリシャはリピートしたい国になりました。
テンションが上がるシーフードスパゲティ
グリークピザ 大きい!
ムサカ
ギリシャのファストフード ギロピタ
おすすめ度
サントリーニ★★★★★
クレタ★★★★★
メテオラ★★★★★
アテネ★★★★★
2014年10月 平田真美
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