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エリア:
- アジア > ネパール
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テーマ:
- その他
カトマンズで発行されている英字新聞「カトマンズ・ポスト」によりますと、
外国人観光客がネパールに滞在する日数が年々減少の傾向にあり、
昨年2013年は、過去4年間で最低になっています。
過去10年間で最長滞在日数を記録したのは、2004年の13.51日、
最短は2005年で、9.09日、
昨年は、12.57日となっています。
昨年は最シーズンの11月に行われ た国政選挙の影響や、
多くを占めるインドと中国からの観光客の滞在日数が
7日以内になっていることなどが短期化の原因とみられています。
たとえば、「ゴールデン・トライアングル・ツアー」といわれるパッケージ・ツアーは、
チトワン、ポカラ、ルンビニを7日間で回るもので、
昨年は大変人気がありました。
(参考:「チトワン」1962年ネパール最初の野生動物保護区、1973年初の国立公園、そして、1984年には世界遺産に登録されたチトワン国立公園は、インドと国境を接する。カトマンズからツーリストバスで約5時間。南部のタライ地方随一の観光地として多くの人が訪れる。野生動物や野鳥の楽園としても知られている。エレファント・サファリ、カヌー・ライドなどのアクティビティのほか、地元のタルー族のダンスや生活の様子などを見ることができる。)
(参考:「ポカラ」カトマンズから西へ約200km、飛行機で約30分、ツーリストバスでは約7時間、チトワンからはやはりツーリストバスで約5時間。ネパール随一の観光地。アンナプルナ連峰を仰ぎ見ながら、湖フェア湖畔散策、ボート乗り、国際山岳博物館などなど見所も多い。)
(参考:「ルンビニ」世界遺産のルンビニは、ブッダ生誕の地。カトマンズから飛行機でバイラワまで約35分、空港からタクシーで約20分。バスの便もある。仏教徒の巡礼地。1985年のルンビニ開発公団発足以来、聖園としての整地や各国寺院の建設が行われている。
このように、ネパールを訪れる外国人観光客は増加しているにも拘らず、
短期旅行のパックに集中するため、滞在日数平均は少なくなっています。
そして、今年は更に減少が予想されています。
というのは、
4月 に起きたエヴェレストの事故で、例年なら45日以上滞在する登山隊が、
今年は長くても20日以内の滞在のみで自国に帰っているからです。
新聞は、さらに次のように書いています。
今年は、エヴェレストを含むピーク登頂許可を302隊2229人に与えています。
このうち、エヴェレスト関係は、31隊674人(半数は外国人)です。
ネパールは、368百万ルピー(約396百万円)の登山料を得ています。
また、政府は滞在期間の延長や雇用、収入などの伸びを期待して、
104の処女峰を開放し、合わせて414峰が登山可能になりました。
開放峰には新しいトレッキングルートの計画を指導したいとしています。
外国人観光客がネパールに滞在する日数が年々減少の傾向にあり、
昨年2013年は、過去4年間で最低になっています。
過去10年間で最長滞在日数を記録したのは、2004年の13.51日、
最短は2005年で、9.09日、
昨年は、12.57日となっています。
昨年は最シーズンの11月に行われ た国政選挙の影響や、
多くを占めるインドと中国からの観光客の滞在日数が
7日以内になっていることなどが短期化の原因とみられています。
たとえば、「ゴールデン・トライアングル・ツアー」といわれるパッケージ・ツアーは、
チトワン、ポカラ、ルンビニを7日間で回るもので、
昨年は大変人気がありました。
(参考:「チトワン」1962年ネパール最初の野生動物保護区、1973年初の国立公園、そして、1984年には世界遺産に登録されたチトワン国立公園は、インドと国境を接する。カトマンズからツーリストバスで約5時間。南部のタライ地方随一の観光地として多くの人が訪れる。野生動物や野鳥の楽園としても知られている。エレファント・サファリ、カヌー・ライドなどのアクティビティのほか、地元のタルー族のダンスや生活の様子などを見ることができる。)
(参考:「ポカラ」カトマンズから西へ約200km、飛行機で約30分、ツーリストバスでは約7時間、チトワンからはやはりツーリストバスで約5時間。ネパール随一の観光地。アンナプルナ連峰を仰ぎ見ながら、湖フェア湖畔散策、ボート乗り、国際山岳博物館などなど見所も多い。)
(参考:「ルンビニ」世界遺産のルンビニは、ブッダ生誕の地。カトマンズから飛行機でバイラワまで約35分、空港からタクシーで約20分。バスの便もある。仏教徒の巡礼地。1985年のルンビニ開発公団発足以来、聖園としての整地や各国寺院の建設が行われている。
このように、ネパールを訪れる外国人観光客は増加しているにも拘らず、
短期旅行のパックに集中するため、滞在日数平均は少なくなっています。
そして、今年は更に減少が予想されています。
というのは、
4月 に起きたエヴェレストの事故で、例年なら45日以上滞在する登山隊が、
今年は長くても20日以内の滞在のみで自国に帰っているからです。
新聞は、さらに次のように書いています。
今年は、エヴェレストを含むピーク登頂許可を302隊2229人に与えています。
このうち、エヴェレスト関係は、31隊674人(半数は外国人)です。
ネパールは、368百万ルピー(約396百万円)の登山料を得ています。
また、政府は滞在期間の延長や雇用、収入などの伸びを期待して、
104の処女峰を開放し、合わせて414峰が登山可能になりました。
開放峰には新しいトレッキングルートの計画を指導したいとしています。


