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ダサイン5日目。
私の村から一番近い商店街へ行きました。
バスを利用しました。
普段ですと、11時過ぎのバスは空いていて、
私が乗るときには席も十分あるのですが、
今日はちょっと違っていました。
あれっ?席ないのかな?と思いながら乗りました。
一緒に行った女性が、同じ場所から乗る人たちよりも早く乗り込んで、
席を確保してくれたおかげで、前の方に座れました。
人出が多くなっている上に、たぶん、バスの数もいつもより少なくなっているのでしょう。
どの停留所でも乗る人がいつもより多く、たちまちバスは立つ客で埋まりました。
乗り降りする前部が混み合うのは、乗客の心理としては当然でしょう。
後部はさほど混み合っていないのですが、前部はびっちりの状態でした。
このバス、ネパール人の買い物広場といわれているアサンへ行くので、
ダサインの買い物をしようとする人たちで混むのです。
私たちは、そこまで行きませんので、
さあ、降りるのが一苦労、と思っていましたら、
「降りますよ」との声が聞こえたので、
予定の場所より手前でしたが、そこから歩くことにして、私たちも降りることにしました。
「ごめんなさい」と声を掛けると、
くっついて立っていた人たちがよけて通り道を作ってくれるので、
人たちの足を踏まないように気を付けながら、
運転手や車掌には「降りますよ」と声をかけて止まっていてもらって、無事、降りました。
やれやれ・・・
バスがこうなんだから、アサンやスーパーは押すな押すなの人出だろう。
ダサインに毎年繰り返される、人達がぶつかり合いながら行き来する光景が、
今年もきっと広がっているのだろう・・・
私は、そうした混み合う街へはパス・・・します。
お昼を食べに行ったレストランですが、
ダサイン前は今日が最後で、明日から8日間は営業をしないとのこと。
明日行けば、ダサインの休業に入っているところでした。
こちらもセーフ。ついていました。
なんだかんだ言っても、人達を高揚させるダサインです。
私の村から一番近い商店街へ行きました。
バスを利用しました。
普段ですと、11時過ぎのバスは空いていて、
私が乗るときには席も十分あるのですが、
今日はちょっと違っていました。
あれっ?席ないのかな?と思いながら乗りました。
一緒に行った女性が、同じ場所から乗る人たちよりも早く乗り込んで、
席を確保してくれたおかげで、前の方に座れました。
人出が多くなっている上に、たぶん、バスの数もいつもより少なくなっているのでしょう。
どの停留所でも乗る人がいつもより多く、たちまちバスは立つ客で埋まりました。
乗り降りする前部が混み合うのは、乗客の心理としては当然でしょう。
後部はさほど混み合っていないのですが、前部はびっちりの状態でした。
このバス、ネパール人の買い物広場といわれているアサンへ行くので、
ダサインの買い物をしようとする人たちで混むのです。
私たちは、そこまで行きませんので、
さあ、降りるのが一苦労、と思っていましたら、
「降りますよ」との声が聞こえたので、
予定の場所より手前でしたが、そこから歩くことにして、私たちも降りることにしました。
「ごめんなさい」と声を掛けると、
くっついて立っていた人たちがよけて通り道を作ってくれるので、
人たちの足を踏まないように気を付けながら、
運転手や車掌には「降りますよ」と声をかけて止まっていてもらって、無事、降りました。
やれやれ・・・
バスがこうなんだから、アサンやスーパーは押すな押すなの人出だろう。
ダサインに毎年繰り返される、人達がぶつかり合いながら行き来する光景が、
今年もきっと広がっているのだろう・・・
私は、そうした混み合う街へはパス・・・します。
お昼を食べに行ったレストランですが、
ダサイン前は今日が最後で、明日から8日間は営業をしないとのこと。
明日行けば、ダサインの休業に入っているところでした。
こちらもセーフ。ついていました。
なんだかんだ言っても、人達を高揚させるダサインです。
ダサイン4日目。
今日は雲の量は少ないですが、
私の好きな「ダサインの青空」はありません。
日本大使館からは、昨日紹介したダサイン期間中の注意事項のほかに、
デング熱に関するメールもきています。
最も新しいメールは次のものです。
「本年9月25日までに、ネパール全土で過去最多の25,543例のデング熱の感染例と29例の死亡例が報告されており、その多くがカトマンズやラリトプル(パタン)を含むカトマンズ盆地内で発生しています。
●過去の例から見ますと、モンスーン中だけでなく、モンスーン後の9月や10月にもデング熱感染者が増加すると考えられ、当局は流行が11月まで続くと予想していますので、十分注意するようにしてください。
1 デング熱発生の勢いは衰えておらず、皆様(私の注ですが、これは在ネパールの日本人を指しています)のご家族やご同僚、知人友人の皆様におかれましても感染されたという方々がおられることと思います。全国77地域中76地域において感染者の発生が確認されており、高地であっても感染のリスクが無いとは言い切れませんので、防蚊対策は十分に行って下さい。
2 特に8月中旬以降は急激に感染者数が増加しており、解熱鎮痛剤パラセタモールが不足して薬局で入手困難となっていたり、一部の病院では入院ベッドや検査キット、輸血が不足したりしているようです。
3 また、ダサインやティハールの休暇で地方への訪問者の増加、地方の医療機関での患者増加が予想されています。カトマンズ以外の地方都市の医療機関では、十分な医療サービスを受けられない可能性がありますのでご注意下さい。」
以上ですが、私の知人にもデング熱に感染した人がいます。
デング熱に関するニュースは、毎年見て知っていましたが、
カトマンズは関係ない、と簡単に考えていました。
ところが、今年はカトマンズがこれまでにない患者数になっていると知人から聞いていました。
大使館からデング熱に関するメールは、今年になって何回もありましたが、
こうしてあらためて大使館からのメールを見ると、気を付けなければの気持ちが強くなります。
今日は雲の量は少ないですが、
私の好きな「ダサインの青空」はありません。
日本大使館からは、昨日紹介したダサイン期間中の注意事項のほかに、
デング熱に関するメールもきています。
最も新しいメールは次のものです。
「本年9月25日までに、ネパール全土で過去最多の25,543例のデング熱の感染例と29例の死亡例が報告されており、その多くがカトマンズやラリトプル(パタン)を含むカトマンズ盆地内で発生しています。
●過去の例から見ますと、モンスーン中だけでなく、モンスーン後の9月や10月にもデング熱感染者が増加すると考えられ、当局は流行が11月まで続くと予想していますので、十分注意するようにしてください。
1 デング熱発生の勢いは衰えておらず、皆様(私の注ですが、これは在ネパールの日本人を指しています)のご家族やご同僚、知人友人の皆様におかれましても感染されたという方々がおられることと思います。全国77地域中76地域において感染者の発生が確認されており、高地であっても感染のリスクが無いとは言い切れませんので、防蚊対策は十分に行って下さい。
2 特に8月中旬以降は急激に感染者数が増加しており、解熱鎮痛剤パラセタモールが不足して薬局で入手困難となっていたり、一部の病院では入院ベッドや検査キット、輸血が不足したりしているようです。
3 また、ダサインやティハールの休暇で地方への訪問者の増加、地方の医療機関での患者増加が予想されています。カトマンズ以外の地方都市の医療機関では、十分な医療サービスを受けられない可能性がありますのでご注意下さい。」
以上ですが、私の知人にもデング熱に感染した人がいます。
デング熱に関するニュースは、毎年見て知っていましたが、
カトマンズは関係ない、と簡単に考えていました。
ところが、今年はカトマンズがこれまでにない患者数になっていると知人から聞いていました。
大使館からデング熱に関するメールは、今年になって何回もありましたが、
こうしてあらためて大使館からのメールを見ると、気を付けなければの気持ちが強くなります。
ダサイン2日目。
暦は赤い字で書かれておらず、普通に過ごす日です。
昨夜も今朝も雨はないのですが、空は相変わらずぼーっとしています。
ネパールの車のウインカーのこと。
前の車が右側のウインカーを点滅させるのは、
「この車を抜いて先に行ってください。今前から車は来ていませんよ」の合図です。
合図だけではなく、
こんな場合、運転手は右手を窓から出して、「行ってください」の合図までしてくれます。
これを見た後続車は前の車を追い抜いて先に行くわけです。
カトマンズを出て、ポカラなどへ行く途中で、何度も経験していました。
もう、何年も前のことになり、
ネパールのこのやり方をすっかり忘れていました。
つい先日、カトマンズの街を走っていたときのことです。
道端でスクールバスが止まって、園児や子供を降ろしていました。
その時のバスが右側のウインカーを点滅させていたのです。
私の記憶にある経験から、すぐ発車する、と思っていましたが、その様子はありません。
子供たちは次々と迎えの家族の手にわたっています。
その時には、ウインカーが何を意味するのか、私の記憶は戻りませんでした。
しばらくして、ようやく以前に見たウインカーの意味を思い出したのです。
右側が点滅している、ということは・・・
「先に行ってください」の合図だったということを。
ああ、そうだったと、以前の経験がはっきりよみがえりました。
ネパールのウインカーは、こうだった、と。
・・・そうだったのです。
カトマンズを離れることなく過ごしていた時間が、長くなっていました。
国内線の小さな飛行機は怖くて乗れない私の長距離の移動手段は、いつも車でしたが、
それさえも長らくご無沙汰していたのだと、
右側を点滅させるスクールバスを見て、納得したわけです。
暦は赤い字で書かれておらず、普通に過ごす日です。
昨夜も今朝も雨はないのですが、空は相変わらずぼーっとしています。
ネパールの車のウインカーのこと。
前の車が右側のウインカーを点滅させるのは、
「この車を抜いて先に行ってください。今前から車は来ていませんよ」の合図です。
合図だけではなく、
こんな場合、運転手は右手を窓から出して、「行ってください」の合図までしてくれます。
これを見た後続車は前の車を追い抜いて先に行くわけです。
カトマンズを出て、ポカラなどへ行く途中で、何度も経験していました。
もう、何年も前のことになり、
ネパールのこのやり方をすっかり忘れていました。
つい先日、カトマンズの街を走っていたときのことです。
道端でスクールバスが止まって、園児や子供を降ろしていました。
その時のバスが右側のウインカーを点滅させていたのです。
私の記憶にある経験から、すぐ発車する、と思っていましたが、その様子はありません。
子供たちは次々と迎えの家族の手にわたっています。
その時には、ウインカーが何を意味するのか、私の記憶は戻りませんでした。
しばらくして、ようやく以前に見たウインカーの意味を思い出したのです。
右側が点滅している、ということは・・・
「先に行ってください」の合図だったということを。
ああ、そうだったと、以前の経験がはっきりよみがえりました。
ネパールのウインカーは、こうだった、と。
・・・そうだったのです。
カトマンズを離れることなく過ごしていた時間が、長くなっていました。
国内線の小さな飛行機は怖くて乗れない私の長距離の移動手段は、いつも車でしたが、
それさえも長らくご無沙汰していたのだと、
右側を点滅させるスクールバスを見て、納得したわけです。
今日からダサインが始まりました。
15日間の祭りの初日です。
天気は曇り。パッとしません。
今日は祝日。
かつてはダサインの期間中は、暦がほとんど赤で書かれていましたが、
今はかなり少なくなって、8日だけになりました。
それでも十分な連休ですよね。
今日は、家々で、暗所にトウモロコシや小麦の種を蒔きます。
明日からは毎日プジャ(祈り)を行い、
10日目のティカの日に、伸びた若々しい新芽を使います。
ダサイン期間中のカトマンズの道路はガラガラになり、
いつもの騒音も人影もなくなるのですが、今年はどうなのでしょう。
全国でどのくらいの人の移動があったのか。
引っ越しの準備をしている私ですが、
今日はこれから衣服1,2枚と2,3の食器類を引っ越し先に運びます。
今日は日がいいので、こうして少しだけ運んでおくのだそうです。
本格的な引っ越しは、ダサイン中ということもあり、もう少し先になります。
今年のダサイン、変わった変わったといわれながら、
どんなダサインになっていくのでしょう。
15日間の祭りの初日です。
天気は曇り。パッとしません。
今日は祝日。
かつてはダサインの期間中は、暦がほとんど赤で書かれていましたが、
今はかなり少なくなって、8日だけになりました。
それでも十分な連休ですよね。
今日は、家々で、暗所にトウモロコシや小麦の種を蒔きます。
明日からは毎日プジャ(祈り)を行い、
10日目のティカの日に、伸びた若々しい新芽を使います。
ダサイン期間中のカトマンズの道路はガラガラになり、
いつもの騒音も人影もなくなるのですが、今年はどうなのでしょう。
全国でどのくらいの人の移動があったのか。
引っ越しの準備をしている私ですが、
今日はこれから衣服1,2枚と2,3の食器類を引っ越し先に運びます。
今日は日がいいので、こうして少しだけ運んでおくのだそうです。
本格的な引っ越しは、ダサイン中ということもあり、もう少し先になります。
今年のダサイン、変わった変わったといわれながら、
どんなダサインになっていくのでしょう。
「ダサイン・アヨ(ダサインだよ)」
と、ダサインが近づくと誰からも掛け声がかかるのですが、
今年は今日になるまで一度も耳にすることなく来ました。
珍しい・・・と感じていました。
こんな年は初めてです。
で、ネパール人に聞いてみました。
彼女も私と同じに感じていたようです。
変わりつつあるダサイン、と言われて久しくなりましたが、
私の周りでも変化が起き始めているようです。
以前は、ダサインが誰にとっても大きな大きな祭りで、
誰もが待ち焦がれ楽しみにしていたが、
最近は、様々な状況の変化が人々の心を変わらせている、と考えてもいいようです。
新しいものが人々の心をつかんでしまう、のでしょうか。
そうすると、それまであんなに大事だったものの影が薄くなる・・・のは仕方ないのでしょうか。
声がかからないと、人達の関心がダサインから離れてしまった・・・かのよう。
人たちの心の中のダサインが小さくなっていくかのよう。
よそ者から見ると、寂しい現状、になっています。
そのダサイン、明日が初日です。
と、ダサインが近づくと誰からも掛け声がかかるのですが、
今年は今日になるまで一度も耳にすることなく来ました。
珍しい・・・と感じていました。
こんな年は初めてです。
で、ネパール人に聞いてみました。
彼女も私と同じに感じていたようです。
変わりつつあるダサイン、と言われて久しくなりましたが、
私の周りでも変化が起き始めているようです。
以前は、ダサインが誰にとっても大きな大きな祭りで、
誰もが待ち焦がれ楽しみにしていたが、
最近は、様々な状況の変化が人々の心を変わらせている、と考えてもいいようです。
新しいものが人々の心をつかんでしまう、のでしょうか。
そうすると、それまであんなに大事だったものの影が薄くなる・・・のは仕方ないのでしょうか。
声がかからないと、人達の関心がダサインから離れてしまった・・・かのよう。
人たちの心の中のダサインが小さくなっていくかのよう。
よそ者から見ると、寂しい現状、になっています。
そのダサイン、明日が初日です。
1 - 5件目まで(15件中)