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ここのところ、暖かくて静かな日が続いています。
こんな日は、雀の鳴き声まで穏やかです。
「ネパールにないもの」
*「青山」
つまり、男性用既製服(背広上下)を売る店。ネパールでは、すべてオーダー。私も何着か作りました。日本の既製服店へ行ったネパール人男性が、ネパールで作るほうが安い、と言いましたが、そのようです。
*「ダイソー」
日本の「メイソウminiso」はあります。中国や韓国の同様の店もあります。
*「ユニクロ」
かつては一時ありましたが、今はありません。私も行ってみましたが、品物の種類も数も少なくて、さみしかったです。それからは、店の前を通っても立ち寄ることはありませんでした。日本のユニクロを知るネパール人女性は、高い、と言っていました。
*レストランで注文するときの「パンにしますか。ライスにしますか」
あるレストランでは、「マッシュポテトにしますか。ポテトフライにしますか」と聞きますが、パンやライスについてたずねることはありません。選択したものが、3色の野菜とともについてきます。そこは外国人の客が多い店なのですが、誰もそのようにして食べています。
ついでに、ネパール料理店やインド料理店のメニューには、「プレーンライス」があります。
日本食レストランのセットメニューには、もちろんライスがついています。
*「バスの定期券、回数券」
カトマンズで公共の乗り物といえばバスだけですが、ネパールのバスは、会社経営でやっているのではなく、ほとんどが個人経営によるものです。ですから、定期券や回数券の発行ができないわけです。それに代わるものとして割引があります。対象は、学生と60歳以上の高齢者。学生は制服を着ているか、身分証明書を提示し、高齢者はやはり身分証明書を提示すると割り引いてもらえます。
なんでもコピーするのが得意なネパール人。偽物の証明書を提示して車掌に見破られ、文句も言えずに規定通りの料金を支払った人を見たこともあります。
こんな日は、雀の鳴き声まで穏やかです。
「ネパールにないもの」
*「青山」
つまり、男性用既製服(背広上下)を売る店。ネパールでは、すべてオーダー。私も何着か作りました。日本の既製服店へ行ったネパール人男性が、ネパールで作るほうが安い、と言いましたが、そのようです。
*「ダイソー」
日本の「メイソウminiso」はあります。中国や韓国の同様の店もあります。
*「ユニクロ」
かつては一時ありましたが、今はありません。私も行ってみましたが、品物の種類も数も少なくて、さみしかったです。それからは、店の前を通っても立ち寄ることはありませんでした。日本のユニクロを知るネパール人女性は、高い、と言っていました。
*レストランで注文するときの「パンにしますか。ライスにしますか」
あるレストランでは、「マッシュポテトにしますか。ポテトフライにしますか」と聞きますが、パンやライスについてたずねることはありません。選択したものが、3色の野菜とともについてきます。そこは外国人の客が多い店なのですが、誰もそのようにして食べています。
ついでに、ネパール料理店やインド料理店のメニューには、「プレーンライス」があります。
日本食レストランのセットメニューには、もちろんライスがついています。
*「バスの定期券、回数券」
カトマンズで公共の乗り物といえばバスだけですが、ネパールのバスは、会社経営でやっているのではなく、ほとんどが個人経営によるものです。ですから、定期券や回数券の発行ができないわけです。それに代わるものとして割引があります。対象は、学生と60歳以上の高齢者。学生は制服を着ているか、身分証明書を提示し、高齢者はやはり身分証明書を提示すると割り引いてもらえます。
なんでもコピーするのが得意なネパール人。偽物の証明書を提示して車掌に見破られ、文句も言えずに規定通りの料金を支払った人を見たこともあります。
今日からネパールは月が替わりました。
8番目の月マンシールです。
日本の11月17日から12月15日までの29日間。
土曜日の休日以外、休みの日はありません。
マンシール22日は、南部のジャナクプルでシタとラマの結婚式が執り行われます。
インドの国民的叙事詩によるものですが、
ラマ王子とシタ王女の結婚式の様子が、
ラム・ジャナキ結婚寺院に像となって飾られています。
当日は、ネパールはもとより、インドからもたくさんの参拝者が訪れ、
おとぎの国のようなジャナキ寺院の庭が人々であふれるそうです。
(結婚式の舞台となるジャナク寺院)
今月は、まだまだ日が短くなり、夜の時間が長い月です。
寒さも厳しくなるでしょうが、
雨が降ると、寒さがぐっと増す、と人々が言っています。
どんな1ヶ月になるのでしょう。
- 来年のカレンダー事情
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2021/11/16 15:37
- コメント(0)
先日、タメルへ行ってきました。
今年の元旦に行って以来でした。
韓国料理の店で焼き肉を食べたい、という友達の希望もありましたが、
私は、来年のカレンダーがほしかったのです。
ネパール人が使う暦は、新年前(4月中旬)になると、どこでも買えますが、
私のカレンダーを売っているのは、私はタメルしか知りません。
年が変われば、たちまち。翌年のカレンダーが売り出されるネパールですので、
11月ともなれば、店に並ぶのは当然、といっていいでしょう。
毎年、あまり代わり映えがしないのですが、
それでも、新しいものを買うのはなんとない期待感があります。
店で聞かされたのは、
今年は、1000部だけ作りました、ということでした。
それも、壁掛けカレンダー1種類、そして、卓上カレンダー1種類だけでした。
いつもですと、それぞれに何種類かがあって、
「ネパール」「エヴェレスト」「アンナプルナ」「世界8000m以上の高峰14座」「ネパールの子どもたち」「ネパールの様々な民族の顔」などが作られていました。
毎年、同じものが使われる写真でしたが、
それでも、新年のカレンダーと思えば、それなりに楽しみだったのです。
ところが今年は、事情が違いました。
上のテーマ別のカレンダーではなく、
それぞれからピックアップした写真が、12ヶ月並んでいました。
私は、毎年、2種類の壁掛けカレンダーを買っていましたが、
今回は、壁掛けと卓上、それぞれ1つずつ買いました。
選ぶことができない(壁掛けも卓上も、どちらも1種類のみ)のですから、
今回はこれが最上になりました。
店の人は触れませんでしたが、
今回のカレンダー事情は、コロナによるものではないか、と
私は想像しました。
それでも、来年のカレンダーが買えてホッとしています。
今年の元旦に行って以来でした。
韓国料理の店で焼き肉を食べたい、という友達の希望もありましたが、
私は、来年のカレンダーがほしかったのです。
ネパール人が使う暦は、新年前(4月中旬)になると、どこでも買えますが、
私のカレンダーを売っているのは、私はタメルしか知りません。
年が変われば、たちまち。翌年のカレンダーが売り出されるネパールですので、
11月ともなれば、店に並ぶのは当然、といっていいでしょう。
毎年、あまり代わり映えがしないのですが、
それでも、新しいものを買うのはなんとない期待感があります。
店で聞かされたのは、
今年は、1000部だけ作りました、ということでした。
それも、壁掛けカレンダー1種類、そして、卓上カレンダー1種類だけでした。
いつもですと、それぞれに何種類かがあって、
「ネパール」「エヴェレスト」「アンナプルナ」「世界8000m以上の高峰14座」「ネパールの子どもたち」「ネパールの様々な民族の顔」などが作られていました。
毎年、同じものが使われる写真でしたが、
それでも、新年のカレンダーと思えば、それなりに楽しみだったのです。
ところが今年は、事情が違いました。
上のテーマ別のカレンダーではなく、
それぞれからピックアップした写真が、12ヶ月並んでいました。
私は、毎年、2種類の壁掛けカレンダーを買っていましたが、
今回は、壁掛けと卓上、それぞれ1つずつ買いました。
選ぶことができない(壁掛けも卓上も、どちらも1種類のみ)のですから、
今回はこれが最上になりました。
店の人は触れませんでしたが、
今回のカレンダー事情は、コロナによるものではないか、と
私は想像しました。
それでも、来年のカレンダーが買えてホッとしています。
さっき、村の中心部へ行ってきました。
いつもの通りと違い、中心部へ、中心部へと向かう人の列。
リキシャの落花生売りが、何台も止まっている。
バスがいつものところより下から発車している。
タクシーが客待ちをしている場所がいつもと違う。
お寺の脇を通る道路が封鎖されている・・・
・・・で、やっと気づきました。
今日から村のお寺の祭りが始まったんだ、と。
私の村のお寺、ヒンドゥ教のお寺です。
水の中にビスヌ神が横たわるお寺です。
かなり格の高い寺で、
王様がいた頃、王様と同等の神様のこの寺に王様が詣ることはなかったと聞いています。
この寺、ジャトラと呼ばれている春祭りと、
メラと呼ばれる秋祭りが開かれます。
春は、カトマンズ中から参詣の人が訪れますが、
秋は、地元の人が詣ると聞きました。
寺への道には、リキシャの物売り、
歩道に敷物を広げて様々なものを売る人たちの店が列をなしています。
警官の姿もいつもより多く、やはり普段とは違う様子です。
この祭り、今日から7日間、満月の日まで続きます。
初日の今日の賑わい、そして、土曜日の人出は特別なようです。
地元の人達が心待ちにしているメラが、天気にも恵まれて始まりました。
いつもの通りと違い、中心部へ、中心部へと向かう人の列。
リキシャの落花生売りが、何台も止まっている。
バスがいつものところより下から発車している。
タクシーが客待ちをしている場所がいつもと違う。
お寺の脇を通る道路が封鎖されている・・・
・・・で、やっと気づきました。
今日から村のお寺の祭りが始まったんだ、と。
私の村のお寺、ヒンドゥ教のお寺です。
水の中にビスヌ神が横たわるお寺です。
かなり格の高い寺で、
王様がいた頃、王様と同等の神様のこの寺に王様が詣ることはなかったと聞いています。
この寺、ジャトラと呼ばれている春祭りと、
メラと呼ばれる秋祭りが開かれます。
春は、カトマンズ中から参詣の人が訪れますが、
秋は、地元の人が詣ると聞きました。
寺への道には、リキシャの物売り、
歩道に敷物を広げて様々なものを売る人たちの店が列をなしています。
警官の姿もいつもより多く、やはり普段とは違う様子です。
この祭り、今日から7日間、満月の日まで続きます。
初日の今日の賑わい、そして、土曜日の人出は特別なようです。
地元の人達が心待ちにしているメラが、天気にも恵まれて始まりました。
今日は、バイ・ティカの日。
弟を悪魔の手から救ったという話に基づき、
女の力を弟に与えるティカをする日です。
この日は、夫婦はそれぞれの関係者のもとに行き、
兄弟姉妹を中心にした祝になります。
いつもは赤い粉を額に塗るのですが、
今日のティカはだいぶ違います。
白と7色の粉を使って、額に塗ります。
男兄弟の中でも、ティカを与える女性の弟が優先されます。
バイ(弟)・ティカだからだそうです。
手順はありますが、
姉、妹が男兄弟にティカをし、プレゼントを贈り、
今度は男兄弟から姉や妹に、同じようにティカをお返しして儀式が終わります。
兄弟姉妹を感じさせる、いつ見てもいい儀式だと思います。
私の知人の家では、
生まれてはじめてのティカをもらう男子へのティカが行われました。
ティカを与える姉たちは、18歳と16歳。
自分の弟にティカをしたい、という長年の願いがかないました。
その場にいた人たちが、
「初めてのティカだからきれいにしてあげなさい」と言っていましたが、
1歳と1ヶ月の男の子は、首を振って泣くばかりで、
ティカも思うようには行きませんでしたが、
無事に初体験を済ませました。
その後食事になり、
私は珍しくおかわりをして、お腹いっぱい食べました。
冬の日差しは、午後2時になるともう弱くなりますが、
穏やかなティカの日でした。
弟を悪魔の手から救ったという話に基づき、
女の力を弟に与えるティカをする日です。
この日は、夫婦はそれぞれの関係者のもとに行き、
兄弟姉妹を中心にした祝になります。
いつもは赤い粉を額に塗るのですが、
今日のティカはだいぶ違います。
白と7色の粉を使って、額に塗ります。
男兄弟の中でも、ティカを与える女性の弟が優先されます。
バイ(弟)・ティカだからだそうです。
手順はありますが、
姉、妹が男兄弟にティカをし、プレゼントを贈り、
今度は男兄弟から姉や妹に、同じようにティカをお返しして儀式が終わります。
兄弟姉妹を感じさせる、いつ見てもいい儀式だと思います。
私の知人の家では、
生まれてはじめてのティカをもらう男子へのティカが行われました。
ティカを与える姉たちは、18歳と16歳。
自分の弟にティカをしたい、という長年の願いがかないました。
その場にいた人たちが、
「初めてのティカだからきれいにしてあげなさい」と言っていましたが、
1歳と1ヶ月の男の子は、首を振って泣くばかりで、
ティカも思うようには行きませんでしたが、
無事に初体験を済ませました。
その後食事になり、
私は珍しくおかわりをして、お腹いっぱい食べました。
冬の日差しは、午後2時になるともう弱くなりますが、
穏やかなティカの日でした。
1 - 5件目まで(10件中)