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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

ニックネーム:
ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
性別:
女性
会社名:
ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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1 - 5件目まで(28件中)

ナガルコット1
ナガルコット
エリア:
  • アジア>ネパール>ナガルコット
テーマ:観光地 
投稿日:2017/06/26 19:10
コメント(0)
ナガルコット(Nagarkot)は、カトマンズから東へ約35km。
人気の高いヒマラヤビューポイント。

先日、久しぶりに行きました。
決していい天気ではなかったので、
ヒマラヤが見える幸運を頼りにしてでした。
ビュータワーに近づくに連れ、
頭の上の雲の色が白から灰色になり、
展望は望めないだろうと諦めつつタワーへ。
やはり、四方を見回してもどこも雲ばかり。
ナガルコットでヒマラヤが見られなかったのは、
初めての経験でした。
やっぱり・・・残念です。

ところで、ナガルコットに行くまでの道路の悪さといったら。
道の両側の舗装が壊れている、なんてものじゃなく、
真ん中をわずかに残して、両側が深くえぐれています。
通れる場所を探して走る車、
道路がよければ、ドライブを楽しめるのに、
時間ばかりかかってしまいます。
ツーリストが来るところなのに、これではね、
と言いながら進みました。
ただ、途中に、私が覚えている、私の好きな林があり、
ここで車を止めて写真を撮りました。
ナガルコット1
ナガルコット2

ナガルコットの春のシーズンは、もう終わっています。
それでもぼちぼちやって来るそうで、
ビュータワーの登り口にある休憩所は店を開いていました。

ここのラリグラス(シャクナゲの一種)は、3月から4月上旬が見ごろだとか。
国花の赤のほか、ピンクや白、水色のもあるそうです。
ただし、森の中にあるので、ひとりでは行かないでね、とのことでした。
道端に咲くラリグラスだけでも見たいものです。

クマリ2
クマリが住む館
エリア:
  • アジア>ネパール>カトマンズ
テーマ:観光地 
投稿日:2015/12/10 14:52
コメント(0)
カトマンズの中心部にあるダルバール広場。
ネパールの人たちは、バサンタプルと呼んでいます。
ここは、数多くの寺院がありますが、今回の地震で全壊した建物も多く、
基壇のみが残り、その場に立つと、かつての寺院の姿を思い浮かべますが、
何もない現実に立ち戻り、残念な思いを強く抱きます。
倒れなくても壁が大きく割れたり崩れたり、
または、ひとり立ちが危ない建物には支えが施してあります。

そんな建物のひとつに「クマリの館」があります。
ダルバール広場の南側、ニューロードからダルバール広場に入ると、
土産物屋が店を並べる広場に続いて、この館が建っています。
生き神様クマリが暮らします。
2頭の獅子が守る入り口を入り、
木枠に頭をぶつけないように気をつけながら、中庭に出ます。
庭そのものは広くはありませんが、
木彫りの窓やバルコニーを持つ3階建ての建物に囲まれています。
正面中央には3つの窓がありますが、
その真ん中の窓からクマリが顔を出すことがあると、聞いていました。

先日、お客様を案内して行ったときのことです。
庭には中国人観光客を中心に、いつもより多くの観光客がいて、
なんだかいつもと様子が違い、何かを待っているような雰囲気でした。
もしかしたら・・・と思い当たるものがありました。
さらに、窓辺に座っている館の男性が、「ノー・フォト、ノー・キャメラ」
を繰り返し口にします。
これで、確信を強くしました。
お客様に窓がよく見えるかどうかを確認して、待ちました。
すると、フワッ、と飛び跳ねるような感じで、窓に少女の顔が現れました。
写真にあるようなメーキャップはなく、
額にティカをつけただけの、ほとんど素顔の少女の顔でした。
少女が顔を見せていたのは、30秒くらいだったでしょうか。
今度も身軽な感じで姿が消えました。
ほかの観光客の皆さんに習って、寄付金箱に拝観料を入れました。
クマリの館へは何度も行っていますが、これは初体験でした。
ちょっと得をした感じでした。

こんな幸運に出合えるかもしれないクマリの館です。


クマリの館の中庭。最上階にある窓の真ん中から顔を見せます。
クマリ2

祭りのときのクマリ
クマリ1

Vajra Yogini Temple4
ヴァジラ・ヨギニ寺院Vajra Yogini Temple
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:観光地 
投稿日:2014/06/12 15:10
コメント(0)
ヴァジラ・ヨギニ寺院Vajra Yogini Templeは、
カトマンズ盆地で2番目に古い仏教寺院です。
現在の寺院は、1655年に造られたものです。

サクーSankhuの町から2キロほど北にあり、
サクーからは、車でも、歩いてでも行くことができます。
車ならお寺の上の駐車場まで行くことができますが、
徒歩の場合は、途中から整備された歩きやすい石段を上ります。

車で行くと、お寺の駐車場に着きます。
Vajra Yogini Temple1
車窓からは、山の上に無数のタルチョがはためいているのが見えますが、
そこが目的のお寺です。

これまでどこのお寺に行っても、建物を下から見上げているだけでしたが、
ここではお寺の屋根も、屋根の上の尖った部分(ガジュラ)も、
やや目の下に見ることになり、
初めての体験に新しい発見をしたような気持ちになりました。
Vajra Yogini Temple2

Vajra Yogini Temple3

Vajra Yogini Temple4

軒下の彫刻たちに、1655年に造られたというお寺の歴史を感じます。
Vajra Yogini Temple5

ここでは、ふたつの神様が心に残りました。
どちらも女性の神様で、やさしさやかわいさが何とも言えぬ表情でしたが、
写真撮影はどちらも許されていませんでしたので、
残念ながら皆さんにお見せできません。
私も室内に入ることが許されたり、
お坊さんからプジャ(お参り)の印を受けることができたのは、
ここが仏教寺院だからです。


Vajra Yogini Temple8
(ここも猿がたくさん。壁を伝って下りる猿たち。先の仲間が下りきったのを確かめてから、下り始める次の猿の行動に感心。気配りがひとより優れている!)

今回、私たちは、車で駐車場まで行きましたので、
せめて帰りだけは、と石段を歩いて下りました。
Vajra Yogini Temple7
整備された石段は、上りはきついことを想像させますが、
下りはさすがの私も軽い気持ちでトントンと足が動きました。
Vajra Yogini Temple6

このお寺は、カトマンズから東へ約20キロのところにある
ネワール族の町サクーSankhuが出発点です。
Vajra Yogini Temple9
(このゲートをくぐってお寺に向かいます)

Vajra Yogini Temple1
(古い家並みが残るサクーの町)
サクーまではカトマンズからバスで約1時間。
バス停から歩きますが、2キロといっても半分は上りですので、
かなりの時間を要するでしょう。

今回はタクシーを利用しましたので、直接お寺の駐車場まで行きましたが、
どこへ行ったのか、途中の道で何が見えたのか、楽しいことは何だったのかなど、
途中を味わうことなく楽に着いてしまい、
苦労しながら見るもの、触れるものがどれほど大事かということを
あらためて感じました。

それにしても、ネパールの楽しい所を探すと、
なぜかお寺に行きついてしまうのが、ネパールのお国柄といえるものなのでしょう・・・

まとめJanakpur3
【まとめ】ジャナクプル(Janakpur)
エリア:
  • アジア>ネパール>ネパールその他の都市
テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 
投稿日:2014/02/12 18:56
コメント(0)
ジャナクプル市は、
ネパール中央部にあるジャナクプル県ダヌシャ郡の郡庁所在地。
カトマンズから約400キロ。
バスで10時間かかる。
片道700ルピー(ほぼ同円)のバスは、
デラックス・バスという触れ込みだったが、乗ってみて・・・「ん?」
何年か前にはデラックスだった・・・面影が・・・。

ポカラへ行く道と途中までは同じだが、
別れてからは、適当な休憩所がなくて、結局昼ご飯は2時過ぎになった。
契約してあるドライブインでの昼飯は、
お腹が空いていたこともあっておいしく食べたが、
ここで出された食べつけない米が翌日私のお腹をいじめることになった。

夕方5時前ジャナクプル到着。
バス停からホテルまでリキシャで行くことにしたが、
客引きがしつこい上に、やたら高い料金をふっかける。
すったもんだの後、リキシャでホテルへ。
早速薄暗くなったヒンズー教の聖地ジャナキ寺院へ。
憧れの寺院を見て、感激。

まとめJanakpur3

翌日、一日しかない見学日なのに・・・
朝からどんよりとして、陽が出ない・・・中を、朝一番に再びジャナキ寺院へ。
立ち入りが許された院内を見て歩く。
靴を脱いでの見学は、足が冷たい。

寒さは相変わらずで薄暗いが、
リキシャを雇って次の見学場所「ミティラ・アートの村」へ。
「ジャナクプル女性開発センター」を訪れる。
期待していた村歩きは叶わなかった・・・

まとめJanakpur1

Mithila Art3

3つ目で最期の目的地「駅」へ。
ここジャナクプルには、ネパール唯一の鉄道がある。
現在は問題が解決せずに運休になっているが、
走っているところと、乗っているネパール人の様子を見たかった・・・

まとめJanakpur2

朝も夕方もまったく変わらず、陽が出ず寒いジャナクプルの一日だった。
さすがの私もシャワーをする気にならないほどの・・・寒さだった。

今回の同行者は、オフィスのスタッフのLaxmi(ラクスミ)。
ホテルでの第一声は「私がいるから心配しないでください」と、頼もしかったが、
その後すぐに「私たちの部屋の番号はいくつでしたっけ?」ときた。
・・・ほんとうに大丈夫なの?

私たちが泊まったホテルは
「Hotel Manaki」で「町一番のホテル」とガイドブックに書かれていたが、
2007年版のガイドブックを頼りにしていたので、
古いとされていた別のホテル「Hotel Welcome」が新しく建て替えられているのを見た。
リキシャのドライバーがさかんに
「ホテルは、ManakiかWelcomeか」と聞いていたのも頷ける。

真冬のこの時期なのに、寺院にもホテルにも「蚊」が元気に飛んでいた。
私は無傷だったが、Laxmiはいくつも喰われたらしい。
ホテルのフロントで、「冬こんなに蚊がいるのでは、夏はどうなの?」と聞くと、
「そりゃあ、もう・・・」という返事。
タライ地方は暑さと蚊がひどく、夏には行くな、というのは本当らしい・・・
私たちも2晩目は、ホテル備え付けの蚊除けのリキッドを使った。

ネパールのホテルは、「エアコンあり」と「エアコンなし」で料金が異なる所が多いが、
私たちは、エアコンなしの安いスタンダードを予約しておいた。
寒さ対策として、今回は「湯たんぽ」と「貼るカイロ」を持参した。
湯たんぽは、冬の間毎晩使っているものだが、
カイロは日本のメル友が送ってくれたもので、特に寒かった2晩目は心も体も温まった。

ネパールを旅して楽なことは、「おみやげの心配なし!!」だ。
日本では行く先々でみやげものに頭を痛めていた母を覚えているが、
ネパールでは、お寺に行けば、どのお寺でも首や手首に巻く紐や
お参りの供物など簡単なもので済ますことができるのがいい点だ。
それに・・・その土地の物を買いたいと思っても・・・
そうしたみやげ物が・・・なかなかないのが本当のところでもある。

カトマンズへ帰る日は、
暗い道を灯火も点けずに進むリキシャに揺られて6時発のバスに乗った。

途中でタイヤの故障があり、一時間ほどの足止め。
ジャングルの中で「花を摘んだ」り、
ドライブインでの昼食では「もっとおかずを頂戴」と要求したり。
ネパールのご飯「ダルバート」は、食べ放題。
ご飯もおかずも、ダール・スープも、いくらでも追加ができる。
料金のプラスはない。

行きに一日、帰りに一日かかり、中一日だけの見学だったが、
ジャナクプルのみの訪問には丁度よい。
朝から夕方まで陽が出ない寒い日の貴重な経験も一日だけだったが、
これが何日も、時には1ヶ月も続くことがあると聞いて、
この地方の人たちの大変さを思った2月の短い旅行だった。

Mithila Art9
ミティラ・アートの村
エリア:
  • アジア>ネパール>ネパールその他の都市
テーマ:観光地 
投稿日:2014/02/07 15:10
コメント(2)
ミティラ・アート(Mithila Art)は、ジャナクプル郊外の村の民俗芸術です。

3000年の昔から女性たちは家の壁に独特な絵を描いてきました。
Mithila Art10
(写真は、インターネットより)
これが世界に紹介されたのはおよそ80年前のことで、
スペインの画家ピカソによってその芸術性が高く評価されました。

今回の私のジャナクプル行きには、2つの目標がありました。
ひとつは昨日紹介した「ジャナキ寺院」で、
あとひとつがこの「ミティラ・アート」だったのです。
家に描かれる絵をこの目で見られる、と期待を抱いての旅でした。

まず、クワ村にある「ジャナクプル女性開発センター」
(Janakpur Women’s Development Center)に行きました。
Mithila Art1
ここに住む女性たちが技術を習得しながら、伝統美術を応用した作品を作っています。

絵は鉛筆で下絵が描かれます。
Mithila Art2
そして、彩色。
Mithila Art3
額に入れて飾る絵やバッグの模様が描かれています。
Mithila Art4
(背景の壁に描かれているのもミティラ・アートです)

別の部屋では、古新聞紙を溶かした紙で作る飾りもの。
Mithila Art5
このあと乾かして、やはり彩色されます。

私はここでカップ(湯呑みにしています)と、
Mithila Art6
唐辛子がデザインされたシーツを買いました。
Mithila Art7
これは、私が以前にカトマンズで買ったミティラの絵です。
Mithila Art9
ホテルの玄関に飾ってあった絵。
Mithila Art8

ここで働く女性たちはよく訓練されているとみえ、
「ナマステ」の挨拶を彼女たちの方から明るい声で掛けてくれるのが印象的でした。

家々に描かれた絵を見に行きたいのだが、とセンターの人に相談しました。
このセンターからリキシャで片道およそ1時間かかるが、
今の時期、絵が見られる可能性はすごく低いこと、
というのは、大きな祭りや結婚式などには家々に描かれるが、
今見るのは難しい・・・との返事。
家々の絵を見ながら村をゆっくり歩く私・・・を思い描いていたのに、
叶いませんでした。

それでも、帰り道のリキシャから目に入った家の絵を撮りました。
描きたてならよかったのに・・・と思いながら。
Mithila Art11

Mithila Art12

クワ村のジャナクプル女性開発センターで、色々な作品を見ることができます。
作品はカトマンズでも販売されていますし、輸出もされています。
もちろん、ここで買うこともできます。

リキシャの運転手も、「外国人が行きたがる場所」として認識していますし、
ミティラ・アートはたくさんの人に好まれているようです。

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