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エリア:
- アジア > ネパール
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テーマ:
- お祭り・イベント
女達の祭り「ティーズ」。
カレンダーには赤いサリーを着て、
肩から脇にかけて緑色のビーズを掛けた女達が、
ネパールダンスをしている絵が描かれている日です。
翌日の新聞にはネパールが赤く染まった写真が、
必ずといっていいほど載るヒンドゥ教徒の祭りです。
(写真はインターネットより)
今年は、昨日から始まった行動規制によって、
いつもとは違う1日になるのでは、と思い、知り合いに電話をしてみました。
ティーズの特徴は、1日食を断つことにあります。
一人目はネワール族の女性。
彼女は結婚していますが、ネワール族にはティーズに関して強い決まりはないようです。
簡単にいえば、やりたい人はやる、やりたくない人はやらない、
と、いささか乱暴ですが、そうも言えそうなティーズです。
彼女は、4時頃には終わりにして、まずはチヤ(ミルクティー)を飲み、
夕食は普通に食べると言っていました。
もうひとり、チェトリ族の女性。
彼女は今、大きなお腹をしているのですが、
今日は果物や牛乳などは食べるが、
基本的には、いわゆる食事はしないと言っていました。
それも今日一日中です。
ご飯を食べるのは明日から、というのです。
今のあなたもやらなければいけないの?と聞きましたら、
やらなければいけない、たとえ病気でもやらなければ、という答え。
びっくりしました。
ご主人が「ご飯は食べるな」と言っているわけではないでしょ?と聞いたら、
ご飯を食べろ、と言っているという返事。
ご飯を食べないでいたら、目が回ってひっくり返っちゃうよ、と私は言い、
辛くなったらご飯、食べてね、と言って電話を切りました。
どの民族も、どの女性たちも、
みんなが同じティーズの1日を送るものと思っていた私ですが、
それぞれの人がそれぞれのティーズを送っていたことを改めて知りました。
カレンダーには赤いサリーを着て、
肩から脇にかけて緑色のビーズを掛けた女達が、
ネパールダンスをしている絵が描かれている日です。
翌日の新聞にはネパールが赤く染まった写真が、
必ずといっていいほど載るヒンドゥ教徒の祭りです。
(写真はインターネットより)
今年は、昨日から始まった行動規制によって、
いつもとは違う1日になるのでは、と思い、知り合いに電話をしてみました。
ティーズの特徴は、1日食を断つことにあります。
一人目はネワール族の女性。
彼女は結婚していますが、ネワール族にはティーズに関して強い決まりはないようです。
簡単にいえば、やりたい人はやる、やりたくない人はやらない、
と、いささか乱暴ですが、そうも言えそうなティーズです。
彼女は、4時頃には終わりにして、まずはチヤ(ミルクティー)を飲み、
夕食は普通に食べると言っていました。
もうひとり、チェトリ族の女性。
彼女は今、大きなお腹をしているのですが、
今日は果物や牛乳などは食べるが、
基本的には、いわゆる食事はしないと言っていました。
それも今日一日中です。
ご飯を食べるのは明日から、というのです。
今のあなたもやらなければいけないの?と聞きましたら、
やらなければいけない、たとえ病気でもやらなければ、という答え。
びっくりしました。
ご主人が「ご飯は食べるな」と言っているわけではないでしょ?と聞いたら、
ご飯を食べろ、と言っているという返事。
ご飯を食べないでいたら、目が回ってひっくり返っちゃうよ、と私は言い、
辛くなったらご飯、食べてね、と言って電話を切りました。
どの民族も、どの女性たちも、
みんなが同じティーズの1日を送るものと思っていた私ですが、
それぞれの人がそれぞれのティーズを送っていたことを改めて知りました。