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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

ニックネーム:
ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
性別:
女性
会社名:
ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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Great Himalaya Trail

2010/11/21 22:55
GHT4
エリア:
  • アジア > ネパール
テーマ:
  • ハイキング・登山
GHT4

「Great Himalaya Trail」
「世界最大の道」は、ネパール北部を東西に走る
世界で最も困難なトレッキングルートです。
標高最高6,000メートルを越え、、
平均で5000メートル、東から西までの距離が約3,000キロメートル。
4,000、5,000メートルの地点から一気に谷まで降り、
再び同じ高さまで登ることの繰り返し。
それ故、「Great Himalaya Trail」と名づけられた世界一困難な道を、
歩ききった人の話です。

その人は、Stinis Luc(スティニス・ルック)さん、58歳のベルギー人です。
2010年10月26日が、その記念日です。

彼は、1990年に東部のカンチェンジュンガ方面を訪れたのを皮切りに、
20年間に10回の試みで、成し遂げました。

踏破後、カトマンズで記者会見を開き、自身の足跡を語りました。
GHT5
(記者会見で説明するLucさん)
*(ネパールには、各民族にそれぞれの言語があるため、
国はネパール語を公用語とし、教育をしているが)、
未だにネパール語を話せない民族がいること
*ネパール東部のケーマタンガ地方のトレッキング許可証を手にした最初の外国人だったこと
*初めて見た白人に驚き、膚を触りに来た子どもたちがいたこと
*ある年のトレッキングは、90%以上がジャングルの中を歩いたこと
*世界一高地の湖 ティリチョレイク を訪れたこと
*時には、自分は転落の恐れのある大変危険な道を歩いたが、
少し遠回りをすれば、安全な道があると分かったこと
(これからの人に、これを伝えてほしいということ)
*王政打倒のもと当時破壊活動を行っていたマオイスト(毛沢東主義者)の本拠地がある西部では、
マオイストによる橋や病院の爆破があり、
自分は医者ではないが、手持ちの薬を人々に与えたこと
などのエピソードが披露されました。

GHT 6
(記者会見のようす)

最後の4回(4年間)は、私ども「ヒマラヤトレック社」が、エージェントでした。
そんな関係で、私も、記者会見に出席し、写真を撮る機会に恵まれました。

Lucさんは、自分が「Great Himalaya Trail」全行程を歩ききった初めての人と信じ、
記者会見も開き、前もってTシャツも作ってきました。
GHT 3
(Tシャツと、左からネパール、ベルギー、ユーロの各国旗)

実は、この「Great Himalaya Trail」を歩ききった人についての資料がありません。
ネパール政府観光省に問い合わせると、
「そんな記録はないよ。なんてったって、登山じゃないからね。」と、つれない返事。
以前に、歩ききった人がいる、という話もあったりするのですが、
なんといっても、はっきりしたことが分かってないのです。
しかし、Lucさんが全行程を歩いたのは確かですので、
そこで、今回、このチャンスをきっかけに「一番乗り!」ののろしを上げることにしました。
もし、別の情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご連絡ください。

ネパールでは、お祝いに「カダ」と呼ばれるスカーフを贈る習慣があります。
Lucさんに、花の首輪とカダをかけて踏破を祝い、記者会見を終えました。
GHT 2

当日、この記者会見のようすはテレビのニュースで流れたのですが、
私はLucさんを空港まで見送っていたので、見ることはできませんでした。
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