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エリア:
- アジア > ネパール > ネパールその他の都市
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テーマ:
- お祭り・イベント
- / 歴史・文化・芸術
「ガイ・ジャトラ(牛祭り)」は、死者を追悼し、
遺族同士が「悲しいのは、あなただけじゃない。私たちも同じよ」と
互いに慰めあう祭りです。
カトマンズやパタンでも行われますが、
町をあげて大きく行われるのが古都バクタプルです。
3年越しの願いがかなって、昨日のガイ・ジャトラに行ってきました。
今日は、その報告です。
昔、カトマンズの王子が子供の時亡くなりました。
母親の王妃が非常に嘆き悲しみましたので、
王様が身内のものを亡くした国民に呼びかけ、
王妃に悲しいのは自分一人ではないのだと悟らせたのが始まりだそうです。
現在では、過去一年以内に亡くなった人を想い、
悲しみを分かち合います。
ガイ(雌牛)は、亡くなった人を天国に導き、幸せを与えてくれる、と信じられています。
昔は、本物の牛だったそうですが、

(本物の牛を引くグループもありました)
今は数が少なくなったので、牛にみたてた飾り物を作ったり、

(耳は藁、牛の顔を書いた紙を貼り、亡くなった人の写真を飾ります)
少女をガイにみたてたりします。

(ガイになった少女)
大小の太鼓やシンバルが激しく打ち鳴らされ、
手に手に持った棒を打ち合いながら行列がやってきます。

掛け声、飛び散る汗、響く鳴物の音が、見る者をいつの間にか興奮の渦に巻き込みます。
私も知らず知らずのうちに興奮していました。


これなら亡くなった人も寂しくないだろうな…
同じ新盆の行事でも、日本と違い、なんとオープンで明るいのか!
鳴物に誘われて思わず体を揺らしながら、そう思いました。

ネパール独特の甘酸っぱい線香の強い匂いが鼻をつき、

鼻の周りに臭いが今朝まで残りましたが、
強く心に残ったガイ・ジャトラでした。
『見物人、その他ジャトラの一場面』
・家の窓々には人々がいっぱい

・いつも人気の「カフェ・ニャタボラ」からの見物客
特等席のようですが、カメラアングルが全部同じになってるんじゃありませんか…?

・踊る子供たちに水分補給
遺族同士が「悲しいのは、あなただけじゃない。私たちも同じよ」と
互いに慰めあう祭りです。
カトマンズやパタンでも行われますが、
町をあげて大きく行われるのが古都バクタプルです。
3年越しの願いがかなって、昨日のガイ・ジャトラに行ってきました。
今日は、その報告です。
昔、カトマンズの王子が子供の時亡くなりました。
母親の王妃が非常に嘆き悲しみましたので、
王様が身内のものを亡くした国民に呼びかけ、
王妃に悲しいのは自分一人ではないのだと悟らせたのが始まりだそうです。
現在では、過去一年以内に亡くなった人を想い、
悲しみを分かち合います。
ガイ(雌牛)は、亡くなった人を天国に導き、幸せを与えてくれる、と信じられています。
昔は、本物の牛だったそうですが、

(本物の牛を引くグループもありました)
今は数が少なくなったので、牛にみたてた飾り物を作ったり、

(耳は藁、牛の顔を書いた紙を貼り、亡くなった人の写真を飾ります)
少女をガイにみたてたりします。

(ガイになった少女)
大小の太鼓やシンバルが激しく打ち鳴らされ、
手に手に持った棒を打ち合いながら行列がやってきます。

掛け声、飛び散る汗、響く鳴物の音が、見る者をいつの間にか興奮の渦に巻き込みます。
私も知らず知らずのうちに興奮していました。


これなら亡くなった人も寂しくないだろうな…
同じ新盆の行事でも、日本と違い、なんとオープンで明るいのか!
鳴物に誘われて思わず体を揺らしながら、そう思いました。

ネパール独特の甘酸っぱい線香の強い匂いが鼻をつき、

鼻の周りに臭いが今朝まで残りましたが、
強く心に残ったガイ・ジャトラでした。
『見物人、その他ジャトラの一場面』
・家の窓々には人々がいっぱい

・いつも人気の「カフェ・ニャタボラ」からの見物客
特等席のようですが、カメラアングルが全部同じになってるんじゃありませんか…?

・踊る子供たちに水分補給

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