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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

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ネパールのわたし
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アジア>ネパール>カトマンズ
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女性
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ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
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アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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ネパール海外出稼ぎ労働者の問題

2012/01/13 20:43
エリア:
  • アジア > ネパール
テーマ:
  • その他
最近の新聞が海外出稼ぎ労働者について、つぎのような記事を載せています。

・ネパールの海外出稼ぎ労働者のうち、過去3年半の間に1300人以上の人が亡くなっている

・原因は、交通事故、職場での事故、自殺、殺人、心臓発作、呼吸器疾患、自然死等による

・(男女別は書いてないが)20〜50歳の人達

・ネパールの海外出稼ぎ労働者は、はっきりはしないが、270万人を超えているとみられ、
マレーシアを始め、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦、クウェ ート、韓国などと、死亡地も様々である

・対策としては、今後は出発前のオリエンテーションをしっかして、
基本的な知識(例えば、道路の横断方法さえ知らないネパール人が多い) (現地の気候など)を身に付けさせ、
簡単に自殺などで命を絶たないようにする必要がある


私は、同じような記事を3年くらい前に読んだ記憶があったのですが、
原因などの内容はその時とあまり変わっていないように思います。

オリエンテーションについては、
十分な事前の準備をせずに送り出すネパールもそうですが、
受入れ側の在り方にも驚きます。

先日の新聞で、女子出稼ぎ労働者に対して、教育を行う用意があるという記事がありました。
ベビーシッターや家事、老人の世話をするために海外へいく女子が増えています。
習慣や言葉の問題はどうしているのかと不思議なのですが、
ネパールの人に聞いても納得する答えは返りません。

私は、空港でまさに海外に出稼ぎに行こうとしている男女を何度か見ています。
地方出身者と分かる人たちが多く、
ガラス窓に額をくっつけるようにして、
おそらく初めて見るであろう、
そして、自分が乗ることになるであろう飛行機をじっと見ている男子、
不安そうにかたまっている女子・・・

やがて、搭乗口へ向かう彼らに、いい日々であるように、と願わずにはいられません。

先日は、残された家族(特に妻)の問題が取り上げられていましたが、
海外出稼ぎは、どちらにも大きな問題を引き起こすようで、
ネパールではやむを得ないこととは思っても、私まで辛くなります。
タグ:
海外出稼ぎ労働者
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