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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

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ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
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女性
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ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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再開したカトマンズのダルバール広場

2015/07/03 15:25
地震後のカトマンズダルバール広場8
エリア:
  • アジア > ネパール > カトマンズ
テーマ:
  • 世界遺産
4月25日の大地震の後、
一時閉鎖されていたカトマンズのダルバール広場が再開されています。

この広場の歴史ある建物やお寺が、地震によって大きな被害を受け、
全壊、半壊などの姿になってしまいました。

私は、これまでにここを訪ねたのは3,4回。
一番最近の訪問は、昨年12月、お客様を案内してでした。

入り口を入ると、右手のかなり壊れた白い建物が目に入ります。
左手は、バサンタプル広場で、普段は露天商が店を出していますが、
今は被災者のテントが並んでいます。
地震後のカトマンズダルバール広場1

この広場に続いて、クマリの館があります。
真ん中のドアから中に入れます。
地震後のカトマンズダルバール広場2

ダルバール広場で見られる3つの看板。
まず、グリーンのSAFE ZONE。
シヴァ神の化身のひとつである恐怖の神、カーラ・バイラヴの大きな石像。
ここは、安全、です。
地震後のカトマンズダルバール広場4

赤い看板は、DANGER ZONE
この広場で、特に目立つ建物だったシヴァ寺院。
残った基壇の上に3重の塔がそびえていました。
広場で催し物があると、この基壇に鈴なりの人々が腰を下ろし、楽しんでいたのです。
地震後のカトマンズダルバール広場5

青文字の看板はTOUR LANEと書かれていて、観光客に道順を示しています。
地震後のカトマンズダルバール広場3

跡形もなくなったカスタマンダプ寺院の跡。
カトマンズの名前はここに由来します。
1本の大木から造られた、といわれています。
祀られているのは、シヴァ神です。
地震後のカトマンズダルバール広場6

建物の前に、集められた材木が高く積み上げられていますが、
このお寺は、シヴァ・パルヴァティ寺院です。
地震後のカトマンズダルバール広場7
アップした写真で分かるように、
地震後のカトマンズダルバール広場8
上層の窓からは、よく名前が出てくるヒンドゥ教の神、
シヴァと妃のパルヴァティが並んで町を見下ろしています。
今回の地震でこの建物も壊れたのでは・・・と心配していましたが、
こうして、以前と変わらない姿を見ることができて、
本当に嬉しかったです。
復興するダルバール広場をずっと見守ってくださいね。

大きな釣鐘「タレジュ・ベル」は、無事でした。
地震後のカトマンズダルバール広場9

基壇しか残っていませんが、ここには8角形の建物がありました。
このダルバール広場の中で、
私に最も強い印象を与えてくれたのがこの小さな建物です。
地震後のカトマンズダルバール広場10

ハヌマン・ドカ。
「ハヌマン」は、ヒンドゥ教の猿の神、「ドカ」は門を意味します。
門の脇にハヌマン像があるので、こう呼ばれています。
ハヌマン・ドカは旧王宮です。
地震で、被害が出ています。
手前の赤いテープから中に入ることはできません。
地震後のカトマンズダルバール広場11
厳重な補強がされていますが、赤く見えているのがハヌマン像。
右隣が、王宮に入る門(ドカ)です。
地震後のカトマンズダルバール広場12
これは、ハヌマン・ドカを支える工事をしているところです。
地震後のカトマンズダルバール広場13

・・・このように、ダルバール広場は、傷ついています。
立ち入れない建物もたくさんあります。
過去にここを訪れた私は、ここにあったお寺、歴史ある建物を思い出します。
あるのが当たり前で、なくなることなんて考えもしなかった建物の多くが、
見事なまでに姿を消してしまいました。
「今は思い出のみ」になってしまった建物・・・
空き地に立って、その姿を思い描いてみる・・・
そんな旅がこれからも続くのでしょう。
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