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エリア:
- アジア > ネパール > ネパールその他の都市
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テーマ:
- お祭り・イベント
昨日に続く2連休2日目の今日は、「ガイ・ジャトラ(牛祭り)」。
昔、カトマンズの王子が、子供の時に亡くなりました。母親の王妃が非常に嘆き悲しみましたので、王様が身内の者を亡くした国民に呼びかけ、悲しいのは自分ひとりではないのだと、王妃に悟らせたのがガイ・ジャトラの始まりだそうです。
この1年間に亡くなった人の霊を慰め、
残された人たちが互いに「悲しいのはあなただ けじゃない。私たちも同じよ」
と悲しみを分かち合い、慰めあうネワール族の祭りです。
ガイ(雌牛)は、亡くなった人を天国に導き、幸せを与えてくれると信じられています。
カトマンズ盆地(カトマンズ、ラリトプル、バクタプル)で行われますが、
町を挙げて祭りが行われるのは、古都バクタプルです。
私は、そのバクタプルへ行って来ました。
バクタプルのガイ・ジャトラを見るのは、2度目。2011年以来です。
今年は地震があり、いつものジャトラとは違うのではないかと思いながらでかけました。
赤ちゃんからお年寄りまで、亡くなった人達の写真が掲げられていました。

自分の関係者の写真を見つけ、祈る人の姿がありました。
強い日差しの下、楽器を打ち鳴らし、手にした棒を互いに打ち合いながら、
行列が途絶えることなく、バクタプルの王宮広場を練り歩きます。
皆さんそれぞれに悲しく辛い思いをしたに違いありませんが、
それを吹き飛ばすかのような祭りを繰り広げていました。
前回の時は、こうしてもらえば亡くなった人も寂しくないな、と思ったのですが、
今回は、見ていて、ジーンとなりました。
祭りは、1日中続きます。

(次々にやってくる人たち。牛に見立てた御輿に牛の顔を書いた紙が貼ってあります。)

(太鼓など、楽器を打ち鳴らす人たち)

(横笛もあります)

(少女たちがアンティ(酒器)からロクシ(酒)を注ぐ真似をする踊り)

(民族衣装を身に着けたネワール族の少女たち)

(神様やガイに扮した少年少女)
昔、カトマンズの王子が、子供の時に亡くなりました。母親の王妃が非常に嘆き悲しみましたので、王様が身内の者を亡くした国民に呼びかけ、悲しいのは自分ひとりではないのだと、王妃に悟らせたのがガイ・ジャトラの始まりだそうです。
この1年間に亡くなった人の霊を慰め、
残された人たちが互いに「悲しいのはあなただ けじゃない。私たちも同じよ」
と悲しみを分かち合い、慰めあうネワール族の祭りです。
ガイ(雌牛)は、亡くなった人を天国に導き、幸せを与えてくれると信じられています。
カトマンズ盆地(カトマンズ、ラリトプル、バクタプル)で行われますが、
町を挙げて祭りが行われるのは、古都バクタプルです。
私は、そのバクタプルへ行って来ました。
バクタプルのガイ・ジャトラを見るのは、2度目。2011年以来です。
今年は地震があり、いつものジャトラとは違うのではないかと思いながらでかけました。
赤ちゃんからお年寄りまで、亡くなった人達の写真が掲げられていました。

自分の関係者の写真を見つけ、祈る人の姿がありました。
強い日差しの下、楽器を打ち鳴らし、手にした棒を互いに打ち合いながら、
行列が途絶えることなく、バクタプルの王宮広場を練り歩きます。
皆さんそれぞれに悲しく辛い思いをしたに違いありませんが、
それを吹き飛ばすかのような祭りを繰り広げていました。
前回の時は、こうしてもらえば亡くなった人も寂しくないな、と思ったのですが、
今回は、見ていて、ジーンとなりました。
祭りは、1日中続きます。

(次々にやってくる人たち。牛に見立てた御輿に牛の顔を書いた紙が貼ってあります。)

(太鼓など、楽器を打ち鳴らす人たち)

(横笛もあります)

(少女たちがアンティ(酒器)からロクシ(酒)を注ぐ真似をする踊り)

(民族衣装を身に着けたネワール族の少女たち)

(神様やガイに扮した少年少女)