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ネパールで使われている「箒」2種類。
持ち手が赤い紐で作られているものAと、
黒いトタンで作られているものBの写真です。
Aは、この箒用の草から作られていて、
これについている小さな実のような粒を、
使いはじめによく落とす必要があります。
Bですが、材料は竹でもなく、木でもないのですが、
私の周りのネパール人に聞いても詳しいことは知らないようでした。
まとめとしては、Aは柔らかく、Bは硬い、といったところでしょうか。
Aは、階段や庭などの一般的な掃き掃除に使います。
Bは、石に張り付いているものを落としたり、
水溜りの水を払ったりするときに便利です。
この箒にも出来の良し悪しがあり、買い手は房のそろい具合やら、
持ち手の作り方など、各々の判断基準で買い求めるようです。
これらの箒は、60〜80センチくらい。
ですから、これで掃くには、腰を屈めなければならないため、
私は長い時間掃いていられず、
座り込んでなんとも怠け風な格好でやることになります。
家庭に欠かせないこれらの箒ですが、
十数年前は、18ルピーで買えたものが、今では100ルピーになり、
世の中の変化や物価変動を物語っています。
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