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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

ニックネーム:
ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
性別:
女性
会社名:
ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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「ごめんなさい」

2023/01/23 14:45
エリア:
  • アジア > ネパール
テーマ:
  • その他
ネパールは、「ごめんなさい」を言わない国です。
というか、私が知っている人で「ごめんなさい」を口にした人は、
ひとり・・・ふたり・・・かな。
それも遊び感覚で。
人たちの語彙、日常話す言葉の中に、「ごめんなさい」の存在がないようです。
4,50歳以上では、
自分たちの世代には「ごめんなさい」の言葉が頭の中にないとのことでしたし、
30歳代も、小さい時からの習慣というか、当たり前で慣れているので
「ごめんなさい」を言われなくても気にはならないと、言っていますし、
言ってもいい場面だな、と私が思っていても、
彼女の口から「ごめんなさい」が出たことはありません。
そんな私も、「ごめんなさい」を言う場面と私が思っても、
ネパールでは問題は起きないだろうと考えて「ごめんなさい」
を省略してしまったこともあります。
「ごめんなさい」なしでも、
関係にひびが入ることなくその後も付き合いが続くようです。

バスに、定員以上に乗せるネパールですから、人とぶつかることもあります。
そんな時に、
座っていた私の膝に両手をそっと置いて「ソーリー」の仕草をした女性がいました。
口には出せないけれど、そんな仕草で「ごめんなさい」を表した女性に出会い、
ああこれがネパール風の「ごめんなさい」なのか・・・と
別の感銘を受けた覚えがあります。

「ごめんなさい」と「ありがとう」を当たり前のように思い、
数えき入れないほど口にしてきた私ですが、
こういう国もあるのか・・・。
でも、心からの「ごめんなさい」でないのなら、
却って言わない方がいいのでは・・・とも思うようになった私なのです。
そんなですから、私が「ごめんなさい」を言う回数は減っていますが、
それでも、私の中から「ごめんなさい」が消えてしまうことのないよう、
また、心からの「ごめんなさい」はこれからもずっと大切にしていくつもりです。
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