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エリア:
- アジア > ネパール
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テーマ:
- その他
写真は、ネパールの500ルピー紙幣です。
世界一のエヴェレストがデザインされています。
よーく見てください。
あのエヴェレストに「穴」があいていますね。
一体、何の穴でしょう・・・
答えは、ホッチキスをとめた穴なのです。
では、どのようにして・・・?
ネパールの銀行は、
紙幣をまとめた束を作るときに、
なんと、ホッチキスでパチン!ととめるのです。
(写真:輪ゴムで止め、さらにホッチキスでとめているのが分かりますね。)
で、これをほどすときに、
札束を両手で持って、
左右に力いっぱい引っ張ってホッチキスを外す人が多いようなのです。
・・・したがって、写真のような穴があく、というわけです。
新札もしかり。
従って、ネパールではほとんどの紙幣にホッチキスの穴がある、といえるほどです。
【内緒話】
自分の国の紙幣は穴だらけにしても何の問題もありませんが、
これが外国紙幣となると、厳しいのです。
たとえば日本円を両替するとき、ちょっとでも傷があると、受け付けませ ん。
「ネパールの紙幣は破れていても構わないけれど、日本円はきれいなのを持ってきて。」
と、すまして言います。
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