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白い雲より青い空が多かった朝でしたが、
時間とともに軽そうだった雲が大きな塊になって重く見えるようになり、
それにつれて青の部分が少なくなってきた・・・ような空です。
午前の強い陽射しに喜んでいたのですが、
またまた心配が広がっていく空の様子です。
カトマンズの家々の屋上にあるもの、
水のタンクとソーラーの湯沸かしセットです。
以前は、手作りのものが圧倒的に多かったですが、
今はそれよりもっとスマートな物が増えています。
太陽が出て暑い日は湯がよく湧きますが、
今どきの雨が降ったり曇ったりの日にはなかなか思うような湯にはなりません。
ソーラーの湯は、昼間温まるのだから、夕方のシャワーが最適なのですが、
ネパールの、ヒンドゥ教徒が体を清めるのは翌朝なのです。
夏の暑い日は、湯が使えますが、
冬は電気で沸かす家もあるようです。
家の人達がシャワーをするのが朝だからです。
前日の夕方でしたら湯になっていてシャワーができるのに、
冷めてからのシャワーに、
宗教上のこととは言え、なんだかもったいないな、
とネパールに来て以来、ずっと思っています。
時間とともに軽そうだった雲が大きな塊になって重く見えるようになり、
それにつれて青の部分が少なくなってきた・・・ような空です。
午前の強い陽射しに喜んでいたのですが、
またまた心配が広がっていく空の様子です。
カトマンズの家々の屋上にあるもの、
水のタンクとソーラーの湯沸かしセットです。
以前は、手作りのものが圧倒的に多かったですが、
今はそれよりもっとスマートな物が増えています。
太陽が出て暑い日は湯がよく湧きますが、
今どきの雨が降ったり曇ったりの日にはなかなか思うような湯にはなりません。
ソーラーの湯は、昼間温まるのだから、夕方のシャワーが最適なのですが、
ネパールの、ヒンドゥ教徒が体を清めるのは翌朝なのです。
夏の暑い日は、湯が使えますが、
冬は電気で沸かす家もあるようです。
家の人達がシャワーをするのが朝だからです。
前日の夕方でしたら湯になっていてシャワーができるのに、
冷めてからのシャワーに、
宗教上のこととは言え、なんだかもったいないな、
とネパールに来て以来、ずっと思っています。
今日は、ヒンドゥ教の神様の一人「クリシュナ」の誕生日です。
ハンサムな神として、女性に人気の神様とのこと。
横笛を持ち、足を交差させるポーズなので、
一度見たら忘れない神様。
私の村には、クリシュナを祀ったお寺があり、
以前に一度誕生日の日に行ったことがありますが、
参詣の人たちで大賑わいだったと覚えています。
今日も大勢がお参りに訪れるのでしょう。
大雨で大規模な土砂崩れがあったこと、
コロナが国内くまなく広がったことなど、
嬉しくないニュースが載っている今朝の新聞です。
ハンサムな神として、女性に人気の神様とのこと。
横笛を持ち、足を交差させるポーズなので、
一度見たら忘れない神様。
私の村には、クリシュナを祀ったお寺があり、
以前に一度誕生日の日に行ったことがありますが、
参詣の人たちで大賑わいだったと覚えています。
今日も大勢がお参りに訪れるのでしょう。
大雨で大規模な土砂崩れがあったこと、
コロナが国内くまなく広がったことなど、
嬉しくないニュースが載っている今朝の新聞です。
- ガイ・ジャトラ(牛祭り)
-
エリア:
- アジア>ネパール>ネパールその他の都市
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2021/08/23 14:54
- コメント(0)
ガイは、雌牛です。
亡くなった人を天国に導き、幸せを与えてくれると信じられています。
この1年間に亡くなった大切な人の保護と平和を願う祭りです。
昔、王子を幼くして亡くして嘆き悲しむ王妃を見た王様が、
身内の者を亡くした国民に呼びかけて、
悲しいのは自分ひとりではないのだ、
と王妃に悟らせたのが、このガイ・ジャトラの始まりだそうです。
カトマンズ盆地の3つの古都で行われます。
カトマンズでも、パタンでもこの一年に亡くなった人を慰めるこの祭りは行いますが、
関係者がそれぞれの時刻に行うのですが、
街をあげて大掛かりに行われるのがバクタプルのガイ・ジャトラです。
少女をガイに見立てて化粧をしたり、子供に神様の扮装をさせたり、
(神様やガイに扮した少年少女)
牛に見立てた飾り物を作ったり、
中には本物の牛を連れて歩くグループもいます。
亡くなった人の写真を飾るのはもちろんのこと、
横笛や太鼓の賑やかな楽隊、
人々が手にする匂いの強い線香、
青年男女が手に持ったスティックをリズムに合わせて互いに打ち合う
カーンカーンという乾いた響き。
(ネワール族の少女たち)
見物人で埋まる広場へ次々にやってくる参加者の列。
賑やかな音を伴う行列に、思わず引き込まれます。
掛け声、飛び散る汗、響く鳴物の音が、
見る者をもいつの間にか興奮の渦に巻き込みます。
どんなことでも楽しみに変えてしまうネパール人のエネルギーがあふれる祭りです。
今年は朝からの雨でした。
多分、バクタプルも、と想像しました。
私が知る限りでは、ガイ・ジャトラの日の雨は初めてです。
ガイ・ジャトラといえば、
真夏の太陽がギラギラ照りつける中で行われる祭りといわれています。
参加者も見物人も、暑い太陽の下で汗を流しながら、
水分補給をしながらの祭りだからです。
多分、雨が降ったり止んだりの一日になるでしょうが、
今日の日にはふさわしくない、残念な日になってしまいました。
亡くなった人を天国に導き、幸せを与えてくれると信じられています。
この1年間に亡くなった大切な人の保護と平和を願う祭りです。
昔、王子を幼くして亡くして嘆き悲しむ王妃を見た王様が、
身内の者を亡くした国民に呼びかけて、
悲しいのは自分ひとりではないのだ、
と王妃に悟らせたのが、このガイ・ジャトラの始まりだそうです。
カトマンズ盆地の3つの古都で行われます。
カトマンズでも、パタンでもこの一年に亡くなった人を慰めるこの祭りは行いますが、
関係者がそれぞれの時刻に行うのですが、
街をあげて大掛かりに行われるのがバクタプルのガイ・ジャトラです。
少女をガイに見立てて化粧をしたり、子供に神様の扮装をさせたり、
(神様やガイに扮した少年少女)
牛に見立てた飾り物を作ったり、
中には本物の牛を連れて歩くグループもいます。
亡くなった人の写真を飾るのはもちろんのこと、
横笛や太鼓の賑やかな楽隊、
人々が手にする匂いの強い線香、
青年男女が手に持ったスティックをリズムに合わせて互いに打ち合う
カーンカーンという乾いた響き。
(ネワール族の少女たち)
見物人で埋まる広場へ次々にやってくる参加者の列。
賑やかな音を伴う行列に、思わず引き込まれます。
掛け声、飛び散る汗、響く鳴物の音が、
見る者をもいつの間にか興奮の渦に巻き込みます。
どんなことでも楽しみに変えてしまうネパール人のエネルギーがあふれる祭りです。
今年は朝からの雨でした。
多分、バクタプルも、と想像しました。
私が知る限りでは、ガイ・ジャトラの日の雨は初めてです。
ガイ・ジャトラといえば、
真夏の太陽がギラギラ照りつける中で行われる祭りといわれています。
参加者も見物人も、暑い太陽の下で汗を流しながら、
水分補給をしながらの祭りだからです。
多分、雨が降ったり止んだりの一日になるでしょうが、
今日の日にはふさわしくない、残念な日になってしまいました。
「ジャナイ・プルニマ」と「ラクシャ・バンダン」
今日は、2つの行事がある日です。
まず、「ジャナイ・プルニマ」
ヒンドゥ教徒の男子が左肩から右脇に掛けている聖なる紐を1年に1回取りかえる日です。
ヒンドゥ教徒の中でもこれをするのは、バウン族とチェトリ族だけです。
「ラクシャ・バンダン」
護身のために右手首に紐を巻いてもらいます。
お寺でお坊さんに巻いてもらったり、
家族で巻きあったりします。
巻いた紐はテュハールまでそのまま巻いているとのこと。
今朝方雨が降りましたが、バドウ月の今は降る量がやや少なめになりました。
風がありますが、
空に広がる雲を吹き飛ばすまではいかないようです。
今日は、2つの行事がある日です。
まず、「ジャナイ・プルニマ」
ヒンドゥ教徒の男子が左肩から右脇に掛けている聖なる紐を1年に1回取りかえる日です。
ヒンドゥ教徒の中でもこれをするのは、バウン族とチェトリ族だけです。
「ラクシャ・バンダン」
護身のために右手首に紐を巻いてもらいます。
お寺でお坊さんに巻いてもらったり、
家族で巻きあったりします。
巻いた紐はテュハールまでそのまま巻いているとのこと。
今朝方雨が降りましたが、バドウ月の今は降る量がやや少なめになりました。
風がありますが、
空に広がる雲を吹き飛ばすまではいかないようです。
カトマンズで新しく家を建てるとき、水に関して行う仕事があります。庭に井戸を掘る、貯水タンクを作る、公共水道を引く手続き、屋上に水のタンクを備える、などです。私が暮らす村を例にすれば、上水道として送られてくる水は、山の水です。これを貯水タンクに溜めて、モーターで屋上のタンクに送り、蛇口を捻って水道水として使います。しかし、上水道として送られてくる水は自然水なので、供給が一定ではありません。特に乾季になると毎日送られなくなり、ひどい場所では、1週間に1回、などということもあるようです。これに備えて井戸が掘られます。井戸からやはりモーターで屋上のタンクに水を送って使います。
この水のタンク、屋上から落として、「ほら、どこも壊れてないよ」といった趣旨のテレビコマーシャルを見たことがありますが、人々にとって欠かすことができないものになっています。以前は、黒一色のタンクでしたが、最近では色付のものやステンレス製のものが作られるようで、屋上の色合いも変わってきています。
部屋を借りて暮らす人たちの水事情は、もっと厳しく、部屋に水道が引いてある場合はほとんどないといえるようです。村には共同の水場が設けられています。そこの上水道も、家庭に送られる水と同様に、朝夕の決まった時間のみに送られてくるのですが、その水を水瓶などに入れて家に持ち帰っています。一日にどのくらいの水を使うのか、私にはわかりませんが、慣れているとはいえ、水に関しては大変なのではないか、と思ってみています。
カトマンズ盆地では、乾季の2月3月ころに見られる水に関する光景がありました。共同の水場にできる、順番を待つ水瓶などの長い列。街の中心部では、共同の井戸の底にわずかに溜まっている水を組み上げる作業が目につきました。私も井戸を覗いたことがありますが、かなり深い井戸の底に水が見え、そこに紐をつけたポリタンクなどを下ろしてすくい上げるのです。大人も子供も実に上手に汲み上げていました。
こうしたカトマンズ盆地の水事情が変わるようです。というのは、カトマンズの外から水を引く工事が完成したのです。観光客の街といわれるタメルでも、あちこちの道路を掘って水道管を埋める工事が行われていましたが、今は上水道が流れているはずです。ネパールの事情から、ずいぶん長い年月がかかりましたが、今は水の問題が解決されているのでは。新聞に、これで水の問題がなくなった・・・と書かれているのを見ましたから。
日課だった水場の長い列も、井戸の底から水を汲み上げる光景も、いつの日か昔話になっていくのでしょう。人々の生活に直接関わり、支え、欠かすことができない生活の基本に関する発展は、好ましく、嬉しいことです。
この水のタンク、屋上から落として、「ほら、どこも壊れてないよ」といった趣旨のテレビコマーシャルを見たことがありますが、人々にとって欠かすことができないものになっています。以前は、黒一色のタンクでしたが、最近では色付のものやステンレス製のものが作られるようで、屋上の色合いも変わってきています。
部屋を借りて暮らす人たちの水事情は、もっと厳しく、部屋に水道が引いてある場合はほとんどないといえるようです。村には共同の水場が設けられています。そこの上水道も、家庭に送られる水と同様に、朝夕の決まった時間のみに送られてくるのですが、その水を水瓶などに入れて家に持ち帰っています。一日にどのくらいの水を使うのか、私にはわかりませんが、慣れているとはいえ、水に関しては大変なのではないか、と思ってみています。
カトマンズ盆地では、乾季の2月3月ころに見られる水に関する光景がありました。共同の水場にできる、順番を待つ水瓶などの長い列。街の中心部では、共同の井戸の底にわずかに溜まっている水を組み上げる作業が目につきました。私も井戸を覗いたことがありますが、かなり深い井戸の底に水が見え、そこに紐をつけたポリタンクなどを下ろしてすくい上げるのです。大人も子供も実に上手に汲み上げていました。
こうしたカトマンズ盆地の水事情が変わるようです。というのは、カトマンズの外から水を引く工事が完成したのです。観光客の街といわれるタメルでも、あちこちの道路を掘って水道管を埋める工事が行われていましたが、今は上水道が流れているはずです。ネパールの事情から、ずいぶん長い年月がかかりましたが、今は水の問題が解決されているのでは。新聞に、これで水の問題がなくなった・・・と書かれているのを見ましたから。
日課だった水場の長い列も、井戸の底から水を汲み上げる光景も、いつの日か昔話になっていくのでしょう。人々の生活に直接関わり、支え、欠かすことができない生活の基本に関する発展は、好ましく、嬉しいことです。
1 - 5件目まで(10件中)