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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

ニックネーム:
ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
性別:
女性
会社名:
ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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地震後のタメル

2015/06/23 15:42
エリア:
  • アジア > ネパール > カトマンズ
テーマ:
  • その他
外国人観光客が集まる街「タメル」で、今、生活がかかった問題が起きています。
新聞が取り上げています。

路上で伝統的な楽器「サランギ」や笛を売る人達が、
聞いてくれる人もなく、 楽器を買ってくれる人もなく、
それもその筈、外国人観光客の姿を見かけることがほとんどなく、
このままでは商売を止めるしかないと考えています。

サランギを売って30年になる人は、
「私の歌を聞いてくれる旅行者が誰もいない」と嘆く。
彼は、6人家族の中で唯一の稼ぎ手で、サランギを売って生活を支えてきた。
それが、4月25日に起こった地震によって全てが変わってしまった。
1日1000ルピー(1200円強)あった稼ぎが、ゼロになってしまった。
家賃や米、野菜の支払いができなくなった。

タメルで笛を売って30年以上になる人も同じような話をしています。
この1ヵ月に1文も儲けていない、田舎に帰ろうか・・・

彼らのような路上の商売人ばかりでなく、
タメルそのものも苦しんでいます。

骨董品を扱う店では、地震以来、商売が下がったままで、
今は、シッシッと蝿を追い払っているのみになった。
・・・店を閉めるしかないのかな

両替商の話。
地震の1週間後に店を開けたが、この1ヵ月で客はたったの6人。
店の賃料は月3万ルピー(37000円くらい)。
良い考えも浮かばず、このままでは商売ができなくなってしまう・・・

このほかの様々な店、パシュミナ(カシミア)販売店、タンカ(仏画)、ホテル、
3800以上あるといわれる各種の販売店が、
大地震のあと、ツーリストが去り、大きな打撃を受けています。

ネパールを訪れる外国人観光客の80%が、タメルを訪れていたといわれています。
ネパールは来ても安全だと、世界に向けて今こそ積極的にメッセージを発信する時
だとタメル観光開発委員会では話しています。

タメルだけの問題ではなく、ネパール全土で、外国人観光客の復活が待たれます。
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