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多くのタクシーが新しくなり、規則も厳しくなった・・・
はずのカトマンズですが、
タクシー運転手に緊張感があったのは、ほんのわずかな期間だったようです。
カトマンズを取り囲むリングロード内はメーターで走る、
その外へ出るときは、乗客と値段を取り決める、
自分で勝手に操作したメーターを使っていると、警察に捕まり、
違約金を払わなければならない、などと聞いていたのですが、
今はまったくといっていいほど守られていません。
今日もそうでした。
タメルから郵便局へ行こうとタクシーに声をかけたのですが、
「いくらくれる?」というので、「メーターで」と言いましたら、
「私の車はメーターでは走らない。別のを拾ってくれ」と言うのです。
2台目のタクシーも同じ反応でした。
「いくらほしいの?」とたずねれば、「200ルピー」の返事です。
「だめ、150」と私が言って、運転者がOKの首の振り方をしました。
メーターで走れば、たぶん100ルピーまではいかない距離なのです。
昨年の今頃は、インドからの燃料が入らず、
調理用プロパンガスもガソリンもほとんどない生活をしていました。
そのときには、タクシーは普段の2倍以上の料金を要求していたのです。
メーターで走ると、客がびっくりするほどの低料金を示します。
私は気のよさもあって、運転手を気の毒に思ったのですが、
とんでもない、運転手同士で話し合いでもしたかのように、
料金については強気になっています。
「メーターでは安いので、少しプラスしてください」
と頼む運転手に出会った事もありますが、
今では運転手が昨年と同じように主導権を握っているようです。
うまい具合に警官がいれば訴えたいと思いますが、なかなかチャンスがありません。
できるだけタクシーを使わない。
私の小さな抵抗はいつまで続くのでしょう・・・
はずのカトマンズですが、
タクシー運転手に緊張感があったのは、ほんのわずかな期間だったようです。
カトマンズを取り囲むリングロード内はメーターで走る、
その外へ出るときは、乗客と値段を取り決める、
自分で勝手に操作したメーターを使っていると、警察に捕まり、
違約金を払わなければならない、などと聞いていたのですが、
今はまったくといっていいほど守られていません。
今日もそうでした。
タメルから郵便局へ行こうとタクシーに声をかけたのですが、
「いくらくれる?」というので、「メーターで」と言いましたら、
「私の車はメーターでは走らない。別のを拾ってくれ」と言うのです。
2台目のタクシーも同じ反応でした。
「いくらほしいの?」とたずねれば、「200ルピー」の返事です。
「だめ、150」と私が言って、運転者がOKの首の振り方をしました。
メーターで走れば、たぶん100ルピーまではいかない距離なのです。
昨年の今頃は、インドからの燃料が入らず、
調理用プロパンガスもガソリンもほとんどない生活をしていました。
そのときには、タクシーは普段の2倍以上の料金を要求していたのです。
メーターで走ると、客がびっくりするほどの低料金を示します。
私は気のよさもあって、運転手を気の毒に思ったのですが、
とんでもない、運転手同士で話し合いでもしたかのように、
料金については強気になっています。
「メーターでは安いので、少しプラスしてください」
と頼む運転手に出会った事もありますが、
今では運転手が昨年と同じように主導権を握っているようです。
うまい具合に警官がいれば訴えたいと思いますが、なかなかチャンスがありません。
できるだけタクシーを使わない。
私の小さな抵抗はいつまで続くのでしょう・・・
カトマンズの一般的な交通機関はバスです。
大型バスからマイクロバス、ハイエースクラスのバス、
更に小さな、日本でいう軽自動車、三輪バスまで種類は様々です。
始発と終バスの時間はおおよその目安があるようですが、時刻表はありません。
バス停には一応看板がありますが、目安に過ぎません。
自分の希望する場所で、ほぼ乗り降りできます。
定期券、回数券などのサービスはありません。
学生は制服を着ているか、またはIDカードを提示すれば割り引いてもらえます。
バスにまつわるエピソードはいくつもあります。
これまでも取り上げてきましたが、
これからも気づいたときに紹介させていただきます。
ひとつ問題点。
私がバスの中での出来事にだいぶ慣れてきたせいで、
新鮮な目を失いつつあることです。
大型バスからマイクロバス、ハイエースクラスのバス、
更に小さな、日本でいう軽自動車、三輪バスまで種類は様々です。
始発と終バスの時間はおおよその目安があるようですが、時刻表はありません。
バス停には一応看板がありますが、目安に過ぎません。
自分の希望する場所で、ほぼ乗り降りできます。
定期券、回数券などのサービスはありません。
学生は制服を着ているか、またはIDカードを提示すれば割り引いてもらえます。
バスにまつわるエピソードはいくつもあります。
これまでも取り上げてきましたが、
これからも気づいたときに紹介させていただきます。
ひとつ問題点。
私がバスの中での出来事にだいぶ慣れてきたせいで、
新鮮な目を失いつつあることです。
最近、バスの座席に変化がありました。
ハイエースクラスのバスが、カトマンズの乗り合いバスの多くを占めていますが、
ネパールは、定員制限がなく、
車内はたくさんの人を詰め込むように、椅子が細工され、
日本では考えられないほどの人数で乗ります。
運転手と背中合わせに長い座席を作り、
そこに車の進行方向とは反対向きに、4人が座っていました。
ところが、先日乗ったバスには、その席がありませんでした。
すでに若い女性がむき出しのエンジンルームの上に腰を下ろしていましたので、
私も真似をして座りました。
町に入って警察官の姿が見えたら、
車掌が「そこに座っている人は立ってください」というのです。
私は、意味がわからないまま他の人と一緒に立ちました。
その後、乗るバスすべてにその席がありません。
疑問を抱きながら何日かが過ぎ、ようやくそのわけを知りました。
警察が、後ろ向きの席を禁止したというのです。
事故があった場合、後ろ向きの席は危ない、というのが、その理由だそうです。
これで、バスに乗る場合、席が4つ少なくなったことは、確かです。
乗るときに、以前よりはずっと注意深く席の空き具合を確認する必要がありそうです。
(ハイエースクラスの乗り合いバス)
ハイエースクラスのバスが、カトマンズの乗り合いバスの多くを占めていますが、
ネパールは、定員制限がなく、
車内はたくさんの人を詰め込むように、椅子が細工され、
日本では考えられないほどの人数で乗ります。
運転手と背中合わせに長い座席を作り、
そこに車の進行方向とは反対向きに、4人が座っていました。
ところが、先日乗ったバスには、その席がありませんでした。
すでに若い女性がむき出しのエンジンルームの上に腰を下ろしていましたので、
私も真似をして座りました。
町に入って警察官の姿が見えたら、
車掌が「そこに座っている人は立ってください」というのです。
私は、意味がわからないまま他の人と一緒に立ちました。
その後、乗るバスすべてにその席がありません。
疑問を抱きながら何日かが過ぎ、ようやくそのわけを知りました。
警察が、後ろ向きの席を禁止したというのです。
事故があった場合、後ろ向きの席は危ない、というのが、その理由だそうです。
これで、バスに乗る場合、席が4つ少なくなったことは、確かです。
乗るときに、以前よりはずっと注意深く席の空き具合を確認する必要がありそうです。
(ハイエースクラスの乗り合いバス)
- バスの止め方と乗り降り
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:鉄道・乗り物
- 投稿日:2016/06/07 18:14
- コメント(0)
バスやタクシーを止めるには、腕を水平に上げて、指を動かす・・・人が多いようです。
私は、自分のしていることをよく思い出してみると、
指を動かすことは、たぶん、していません。
それで、バスやタクシーは大抵の場合、止まってくれます。
止まらないときは、歩道側を走っていなかったり、
サインを見落としたりする場合のようです。
バスの場合、客の乗りたい場所から乗り、降りたい場所で降りる、
ことが可能ですが、リングロード内は交通巡査がうるさいので、
客が降りたい場所で降りられない、ということはあります。
最近、交通違反の罰則が強化され、罰金が高くなりましたので、
中心部ではこれまでより融通が利かなくなっています。
ここで降りたいのに・・・と愚痴る客を、今でもたまに見かけることがあります。
それでも、条件がよければ、降ろしてもらえます。
市民の足、バスは、なくてはならない交通機関です。
(タクシー。日本で言う軽自動車が主です。)
20110128 020.jpg
(台数がもっとも多い。ハイエースクラスです。座席には、22人が詰めあって腰掛けます。立ち客もいます。)
(テンプーという三輪乗り合いバス。電気またはプロパンガスで走ります。運転手以外に、11人が座れます。混み合うときは立ったまま乗る客もいます。)
(最近、台数が減っていますが、プロパンガスで走ります。運転手を含めて12,3人乗ります。)
私は、自分のしていることをよく思い出してみると、
指を動かすことは、たぶん、していません。
それで、バスやタクシーは大抵の場合、止まってくれます。
止まらないときは、歩道側を走っていなかったり、
サインを見落としたりする場合のようです。
バスの場合、客の乗りたい場所から乗り、降りたい場所で降りる、
ことが可能ですが、リングロード内は交通巡査がうるさいので、
客が降りたい場所で降りられない、ということはあります。
最近、交通違反の罰則が強化され、罰金が高くなりましたので、
中心部ではこれまでより融通が利かなくなっています。
ここで降りたいのに・・・と愚痴る客を、今でもたまに見かけることがあります。
それでも、条件がよければ、降ろしてもらえます。
市民の足、バスは、なくてはならない交通機関です。
(タクシー。日本で言う軽自動車が主です。)
20110128 020.jpg
(台数がもっとも多い。ハイエースクラスです。座席には、22人が詰めあって腰掛けます。立ち客もいます。)
(テンプーという三輪乗り合いバス。電気またはプロパンガスで走ります。運転手以外に、11人が座れます。混み合うときは立ったまま乗る客もいます。)
(最近、台数が減っていますが、プロパンガスで走ります。運転手を含めて12,3人乗ります。)
バスでの席譲り。
私が覚えている限りでは、
最近になってお年寄りなどに席を譲る光景を見ることが増えているように思います。
国境閉鎖で燃料不足になった去年の秋ごろから、
立ち乗りの客を詰めて走るバスが多くなっています。
立って乗るのはなるべく避けたい私ですが、
近くへいく場合は、立つことを承知で乗っています。
どんなに混み合っていても、停留所では客が乗ってきます。
中には、お年よりもいます。
席を譲るのを見るのですが、
譲ってもらった人が、お礼を言うのを聞いたことがありません。
当たり前、と思っているわけでもないようなのですが、
「サンキュー」がないのです。
譲ったほうも、お礼がないことに不満顔をするわけでもありません。
後部座席は、ネパールでは5人掛けが常識なのですが、
4人座っているところへ、少しずつ詰めてもらって腰を下ろした外国人は、
「サンキュー、サンキュー」を両隣に繰り返していました。
ネパールの人は、子供のころからこうした育ち方をしているわけですから、
たぶん、何の問題もないのでしょう。
そしてそれが国の特徴になっていくのだと思うのです。
ただし、これはよその国から来た人が感じることであって、
ネパールの人たちにとっては、ごく当たり前のことなのだ、
と最近になって分かってきました。
同じような例はほかにもありますが、別の機会に取り上げます。
(このバスの台数が多い)
私が覚えている限りでは、
最近になってお年寄りなどに席を譲る光景を見ることが増えているように思います。
国境閉鎖で燃料不足になった去年の秋ごろから、
立ち乗りの客を詰めて走るバスが多くなっています。
立って乗るのはなるべく避けたい私ですが、
近くへいく場合は、立つことを承知で乗っています。
どんなに混み合っていても、停留所では客が乗ってきます。
中には、お年よりもいます。
席を譲るのを見るのですが、
譲ってもらった人が、お礼を言うのを聞いたことがありません。
当たり前、と思っているわけでもないようなのですが、
「サンキュー」がないのです。
譲ったほうも、お礼がないことに不満顔をするわけでもありません。
後部座席は、ネパールでは5人掛けが常識なのですが、
4人座っているところへ、少しずつ詰めてもらって腰を下ろした外国人は、
「サンキュー、サンキュー」を両隣に繰り返していました。
ネパールの人は、子供のころからこうした育ち方をしているわけですから、
たぶん、何の問題もないのでしょう。
そしてそれが国の特徴になっていくのだと思うのです。
ただし、これはよその国から来た人が感じることであって、
ネパールの人たちにとっては、ごく当たり前のことなのだ、
と最近になって分かってきました。
同じような例はほかにもありますが、別の機会に取り上げます。
(このバスの台数が多い)
6 - 10件目まで(22件中)